JP2001104462A - 液体空気清香剤組成物 - Google Patents

液体空気清香剤組成物

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JP2001104462A JP32777299A JP32777299A JP2001104462A JP 2001104462 A JP2001104462 A JP 2001104462A JP 32777299 A JP32777299 A JP 32777299A JP 32777299 A JP32777299 A JP 32777299A JP 2001104462 A JP2001104462 A JP 2001104462A
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Han Churu Kan
ハン チュル カン
Jin Gu Kimu
ジン グ キム
Yan Jin Kimu
ヤン ジン キム
Su Kyun Chon
ス キュン チョン
Gyumu Suku Dou
ギュム スク ドウ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の空気清香剤組成物、すなわち、約40〜
約60℃の温度範囲で香料成分を含めた各組成物成分が、
均一にしかも一定速度で揮発できる液体の空気清香剤組
成物を提供する。 【解決手段】 溶剤と香料を含む液体の空気清香剤組成
物、特に、3−メチル−3−メトキシブタノール(MM
B)、プロピレングリコール(PG)、ジプロピレング
リコール(DPG)およびこれらの組み合わせからなる
グループから選択される溶剤を含む液体空気清香剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱装置を具備し
た電気式空気清香剤機器に適用される空気清香剤組成物
に関し、具体的には、該発熱装置から発生する熱によっ
て約40〜約60℃の温度にまで加熱されることで、該組成
物を収容した容器に装着された芯材(芯体)を通って、
香料成分を含めたその各構成成分が、最後まで、均一に
しかも一定速度で揮発可能な液体の空気清香剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の空気清香剤組成物とは、水またはアルコールを溶剤と
して香料を含み、常温で揮発するものであり、常温下に
て水またはアルコールが揮発すると共に、香料も揮発す
る構成となっている。 しかしながら、このような従来
の空気清香剤組成物によれば、揮発開始初期には香料の
揮発が良好に進行するが、水またはアルコールの量の経
時的減量が大きいため、香料の揮発を補助する溶剤が途
中で先に消失してしまい、未揮発の香料だけが残るとい
った、不経済で非効率な問題点があった。
【0003】一方で、空気清香剤組成物に熱を加えて香
料を揮発させるタイプの空気清香剤組成物も従来より提
案・実用化されている。 これは、主に、ゲル状の空気
清香剤組成物を、カートリッジ状のケースに収容して使
用するものであった。 つまり、このタイプの場合、ケ
ースの一側面に発熱体を接触させると共に、ケースの他
の側面を透過性フィルムで密封することで、発熱体から
伝導された熱によってゲル状組成物中の香料成分が揮発
され、そして、透過性フィルムを通って室内に香気が拡
散・発散する。 しかし、このようなゲル状組成物で
は、香料成分もゲル状組織に保持されているため、香料
成分が揮発するに従い、柔軟なゲル状組織が緻密で固い
組織に変質するため、香料成分も硬化したゲル組織内に
包含されてしまう。 よって、この態様によっても、未
揮発の香料が余分に残るという問題点があった。 ま
た、この態様によれば、時間の経過に伴い香りの強度も
落ち、空気清香機能も短時間の内に喪失してしまい、ま
た、空気清香剤組成物の揮発量の調節のみならず、香り
の強弱も調節できなかった。
【0004】また、前出の電気式空気清香剤機器に内蔵
された発熱装置での熱源である発熱体は、通常、約150
〜約250℃の温度にまで高められ、それによって、香料
成分を含む空気清香剤組成物は約70℃の温度にまで加熱
される。 一般に、約60℃の温度を超えると、香料の芳
香成分が破壊されやすくなるので、従来の空気清香剤組
成物では、高温でも安定な香料(高温安定性香料)を限
定的に使用しなくてはならないという制約が課されてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来技術
での上掲の問題点に鑑みて鋭意研究を行った。 そし
て、香料が安定して揮発できる温度にまで加熱する機能
を兼ね備えた空気清香剤機器に好適に適用でき、かつ約
40〜約60℃の温度範囲で香料成分を含めた各組成物成分
が、均一にしかも一定速度で揮発できる、液体の空気清
香剤組成物を実現するに至ったのである。
【0006】すなわち、本発明の要旨とするところは、
溶剤と香料を含む液体の空気清香剤組成物、特に、溶剤
を、3−メチル−3−メトキシブタノール(以下、単に
「MMB」と称する)および/またはプロピレングリコ
ール(以下、単に「PG」と称する)を含む溶剤とした
液体空気清香剤組成物である。 好ましくは、本願発明
の液体空気清香剤組成物での溶剤は、ジプロピレングリ
コール(以下、単に「DPG」と称する)をさらに含
む。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。
【0008】本発明者らは、これまでに、既存の薫蒸器
に具備された発熱装置での発熱体の発熱温度(約150〜
約250℃)よりも相対的に低い温度域(約60〜約130℃)
での芯体の加熱を可能ならしめ、具体的には、芯体の加
熱温度を約60℃以下にまで低減できる空気清香剤用機器
を開発し、「液体加熱揮発式電気発香器」の名称で特許
出願した(1999年9月28日に出願された韓国特許出願第
41557号)。
【0009】そして、この空気清香剤用機器への利用に
好適な空気清香剤組成物を実現すべく鋭意研究を行い、
異臭が極めて少なく(ほぼ無臭であり)、香料の溶解性
が高く、使用期間全般にわたって、香料成分を含む空気
清香剤組成物の各構成成分を、均一に、かつ一定速度で
揮発できる溶剤を探求した。 その結果、目的とする溶
剤として、MMB、PGおよびDPGの各溶剤が好適で
あることを知見するに至ったのである。 すなわち、本
発明者らは、MMB、PGおよび/またはDPGを適切
に混合して得られる溶剤と、香料とを含む液体の空気清
香剤組成物を提供するものである。 換言すれば、本発
明の空気清香剤組成物とは、香料と溶剤を含み、特に、
溶剤として、MMB、PGおよび/またはDPGを選択
するものである。
【0010】MMBは、ほぼ無臭の溶剤であり、PGお
よび香料に対する相溶性も良好であるため、MMBと香
料との物理的結合を利用して、香料の揮発量を調節する
上で有効である。
【0011】従来の常温用空気清香剤組成物では、MM
Bは、組成物重量の5重量%未満という少量で利用され
ているに過ぎず、専ら、アルコールなどの揮発速度の調
節剤として使用されていた。 これに対して、本発明に
あっては、MMBは、約40〜約60℃の揮発温度での、香
料の揮発速度の調節剤的役割を担っている。
【0012】本願発明の空気清香剤組成物にあっては、
空気清香剤組成物重量の約20〜約80重量%の量のMMB
を用いる。 これはすなわち、MMBが約20重量以下の
量であると、PGと併用する場合に両者の揮発速度に差
が生じ、MMBが先に消滅してしまい、逆に、MMBが
約80重量以上の量であると、香料の揮発速度を過剰に速
めてしまい組成物の寿命の短縮を招くことによる。
【0013】次に、PGは、従来の常温用空気清香剤組
成物では、基材(例えば、カラギーナン)の分散または
香料保持の目的で使用されていた。 これに対して、本
発明にあっては、PGは、約40〜約60℃での揮発温度に
て香料を溶解してその揮発速度の調節剤的役割を担って
いる。
【0014】本願発明の空気清香剤組成物にあっては、
空気清香剤組成物重量の約5〜約60重量%の量のPGを
用いる。 これはすなわち、PGが約5重量以下の量で
あると、香料との物理的結合が不十分であるため、得ら
れる空気清香剤組成物において所望の作用効果が期待で
きず、逆に、約60重量以上の量になると香料がPGにを
包含してしまい、その揮発を緩慢にすることによる。
【0015】また、本発明の空気清香剤組成物での溶剤
として、香料の揮発速度を調節する揮発速度調整剤とし
ても機能する、DPGをさらに添加することができる。
DPGは、香料自体の揮発性が非常に大きかったり、
空気清浄剤発熱機器での揮発温度が比較的高く(例え
ば、約55℃以上に)設定されているがために、MMBと
PGの寿命と空気清香剤組成物の寿命とのつりあわせが
難しい場合に、その少量を添加する。
【0016】DPGの量は、空気清香剤組成物重量の約
25重量%以下の量が好ましい。 プロピレングリコール
メチルエーテル(以下、単に「PM」と称する)、ジプ
ロピレングリコールメチルエーテル(以下、単に「DP
M」と称する)、またはトリプロピレングリコールメチ
ルエーテル(以下、単に「TPM」と称する)のような
グリコールエーテル類は、グリコール類と比較して非常
に揮発性が大きいが、臭いを出すという難点がある。
【0017】そして、本願発明の空気清香剤組成物にあ
っては、空気清香剤組成物重量の約10〜約80重量%の量
の香料を用いる。 これはすなわち、香料が約10重量%
以下の量であると、香料の量が溶剤の量よりも相対的に
少なくなるので、十分な香臭を得ることができず、逆
に、香料が約80重量以上の量であると、香臭は強くなる
が溶剤量が相対的に少なくなり未揮発の香料が残存する
恐れがあることによる。
【0018】本願発明の組成物を、比較的高温(例え
ば、約60℃以上)の温度で揮発させる場合には、熱によ
って容易に破壊されて香臭が変質するおそれのある香料
(例えば、シトラス系香料)はできるだけ避けて香料の
選択を行う。 香料としては、熱安定性を有し、熱を受
ける芯体を変色させない香料を用いることが好ましい。
【0019】本発明の空気清香剤組成物は、本発明者が
発明した「液体加熱揮発式電気発香器」用の特殊形状の
容器に入れると、芯体に浸透した本発明の空気清香剤組
成物が、毛細管現象によって芯体上方に吸い上げられ、
そして、発熱体により芯体に熱が加えられると、空気清
香剤組成物が容器から揮発して、香気が拡散する。
【0020】このように、家庭やオフィスなどの建物内
部に設けられたコンセントから電力を得て、電気式空気
清香剤機器に内蔵した発熱装置から発生する熱を利用す
れば、本願発明の空気清香剤組成物を、芯体を通して香
料成分を揮発させる方式の電気式清香剤機器に適用する
ことができる。
【0021】
【実施例】以下に、本願発明の実施例を具体的に説明す
るが、本願発明はこれら実施例の開示によって限定的に
解釈されるべきものではない。
【0022】実施例1 51.2重量%のフロリエンタル(Floriental)系香料(Ko
rfex 3002 FC; Givaudan-Roure社)、45重量%のMM
B、4.8重量%のPGとからなる空気清香剤組成物を、
芯体の加熱温度、すなわち、揮発温度が約30〜約40℃に
設定された電熱式空気清香剤機器で揮発させた。
【0023】実施例2 45重量%のフロリエンタル系香料(Korfex 3002 FC; Gi
vaudan-Roure社)と55重量%のMMBからなる空気清香
剤組成物を、芯体の加熱温度、すなわち、揮発温度が約
40〜約50℃に設定された電熱式空気清香剤機器で揮発さ
せた。
【0024】実施例3 40重量%のフロリエンタル系香料(Korfex 3002 FC; Gi
vaudan-Roure社)、25重量%のDPG、35重量%のMM
Bとからなる空気清香剤組成物を、芯体の加熱温度、す
なわち、揮発温度が約55〜約60℃に設定された電熱式空
気清香剤機器で揮発させた。
【0025】実施例4 30重量%のマリン系香料(Code 16138 Sunifluer (60%)
+ Scillia K#973304/02(40%); Dragoco, MANE)、34重量
%のPG、36重量%のMMBとからなる空気清香剤組成
物を、芯体の加熱温度、すなわち、揮発温度が約47〜約
49℃に設定された電熱式空気清香剤機器で揮発させた。
【0026】実施例5 26量%のフルティー系香料(2952-IBA;IFF)、57重量%
のPG、17重量%のDPGとからなる空気清香剤組成物
を、芯体の加熱温度、すなわち、揮発温度が約47〜約49
℃に設定された電熱式空気清香剤機器で揮発させた。
【0027】実施例6 42重量%のフロリエンタル系香料(Korfex 3002 FC Mo
d; Givaudan-Roure社)、18重量%のPG、40重量%の
MMBとからなる空気清香剤組成物を、芯体の加熱温
度、すなわち、揮発温度が約47〜約49℃に設定された電
熱式空気清香剤機器で揮発させた。
【0028】比較例1 60重量%のフロリエンタル系香料(Korfex 3002 FC; Gi
vaudan-Roure社)、20重量%のPM、20重量%のTPM
とからなる空気清香剤組成物を、芯体の加熱温度、すな
わち、揮発温度が約40〜約50℃に設定された電熱式空気
清香剤機器で揮発させた。
【0029】比較例2 55重量%のフロリエンタル系香料(Korfex 3002 FC; Gi
vaudan-Roure社)と45重量%のイソパラピンとからなる
空気清香剤組成物を、芯体の加熱温度、すなわち、揮発
温度が約40〜約50℃に設定された電熱式空気清香剤機器
で揮発させた。
【0030】試 験 1 実施例1〜6の空気清香剤組成物の各20gを、電熱式空
気清香剤機器にて揮発させながら、経日的に、各組成物
の重量(g)とその一日当たりの揮発量(g)とを、毎
日測定した。 その結果を、実施例1〜3の組成物に関
しては以下の表1〜2に、また、実施例4〜6の組成物
に関しては以下の表3〜4にまとめた。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】表1〜4に記載の測定結果から明らかなよ
うに、実施例1〜6の空気清香剤組成物は、毎日、約0.
3〜約0.5gの量で一定量ずつ揮発しており、40〜50日の
試験期間中に、20gの各組成物はそのほとんどが揮発し
ていた。
【0036】試 験 2 実施例1〜3の空気清香剤組成物を電熱式空気清香剤機
器にて揮発させながら、経日的に、各構成成分の組成を
測定し、その測定結果を以下の表5にまとめた。
【0037】下記の表5に記載の数値は、ガスクロマト
グラフィー分析法(GC分析法)によって測定して得た
数値であり、組成物重量に基づいて、各構成成分の重量
比率を百分率に換算したもの(単位:重量%)である。
【0038】
【表5】
【0039】実施例1〜3の空気清香剤組成物は、電熱
式空気清香剤機器で加熱した時、40〜50日の試験期間中
に、異臭も出さず、また内容液も残さずに、そのすべて
が揮発しており、また、すべての構成成分が均一に同時
に揮発していた。
【0040】これに対して、比較例1の空気清香剤組成
物は、電熱式空気清香剤機器で加熱した時、同様の揮発
傾向は認められたが、溶剤が異臭を放っていたため、香
料固有の所望の香臭が変質していた。
【0041】比較例2の空気清香剤組成物では、異臭の
問題は若干改善されていたが、香料と溶剤が互いに溶解
せずに二層に分離してしまい、揮発初期にはほぼ溶剤の
みが揮発してしまい、後になって香料が揮発するとの不
都合な現象が認められた。これは、イソパラピンが香料
に溶解しないために生じた現象であると考えられる。
【0042】
【発明の効果】このように本発明によると、ほぼ無臭
で、かつ香料の溶解性に優れたグリコール類とアルコー
ル類を併用することで、所期の目的であった、空気清香
剤組成物の使用期間中の香料の効果的な拡散と固有の香
臭の揮発が実現されたのである。
【0043】また、本発明の空気清香剤組成物は、液体
状態で、約40〜約60℃の温度にて、一定速度で、各構成
成分が均一に揮発でき、香料成分が最後まで継続して揮
発可能となるなどの優れた効果を奏するのである。
フロントページの続き (72)発明者 キム ヤン ジン 大韓民国仁川市南区龍▲けん▼洞627−40 琴湖タウン4−202 (72)発明者 チョン ス キュン 大韓民国京畿道富川市小沙区槐安洞104− 3 夫安大賢アパートメント507 (72)発明者 ドウ ギュム スク 大韓民国京畿道安山市聲捕洞 藝術人アパ ートメント5−701 Fターム(参考) 4C080 AA04 BB03 CC01 HH03 JJ09 KK04 LL04 MM11 NN15 QQ03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶剤と香料を含む液体の空気清香剤であ
    って、該溶剤が、3−メチル−3−メトキシブタノール
    および/またはプロピレングリコールを含む、ことを特
    徴とする液体空気清香剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記溶剤が、ジプロピレングリコールを
    さらに含む請求項1に記載の液体空気清香剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記香料の量が前記組成物の10〜80
    重量%の量であり、かつ前記3−メチル−3−メトキシ
    ブタノールの量が前記組成物の20〜80重量%の量で
    ある請求項1または2に記載の液体空気清香剤組成物。
  4. 【請求項4】 前記香料の量が前記組成物の10〜80
    重量%の量であり、かつ前記ジプロピレングリコールの
    量が前記組成物の5〜60重量%の量である請求項2ま
    たは3に記載の液体空気清香剤組成物。
  5. 【請求項5】 前記香料の量が前記組成物の10〜80
    重量%の量であり、前記3−メチル−3−メトキシブタ
    ノールの量が前記組成物の20〜80重量%の量であ
    り、かつ前記ジプロピレングリコールの量が前記組成物
    の5〜60重量%の量である請求項2乃至4のいずれか
    に記載の液体空気清香剤組成物。
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