JP2001103229A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法

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JP2001103229A
JP2001103229A JP27736799A JP27736799A JP2001103229A JP 2001103229 A JP2001103229 A JP 2001103229A JP 27736799 A JP27736799 A JP 27736799A JP 27736799 A JP27736799 A JP 27736799A JP 2001103229 A JP2001103229 A JP 2001103229A
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Takashi Tsukamoto
剛史 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メッセージの受領者がそのメッセージの通信結
果情報を容易に且つ確実に入手することができ、メッセ
ージの信頼性を確認可能なシステムを提供すること。 【解決手段】 外部回線からメッセージの受信を行なう
FAX受信装置と、前記メッセージの宛先として識別可
能な端末と、に接続された情報処理装置において、FA
X受信装置が受信したメッセージファイルの1頁目に、
該メッセージの通信結果情報を添付して配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部回線からメッ
セージの受信を行なうFAX受信装置と、メッセージの
宛先として識別可能な端末と、に接続された情報処理装
置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ配信システムにおい
て、配信されたFAXメッセージに関する通信結果情報
は、FAXメッセージとは別の専用フォーマットで受領
者に転送されるため、専用のアプリケーションを用意し
て、送られてきた通信結果情報を確認する必要があっ
た。
【0003】他の電子メール等のシステムでFAXメッ
セージを配信する場合、FAXメッセージはイメージフ
ァイル等に変換され汎用性の高いファイルとして受領者
に転送されるが、通信結果情報は転送されない。
【0004】特に、FAXメッセージのカバーページ上
の発信人情報の記載ミスや、受取ったFAXメッセージ
の部分的な欠落等が起こった場合、通信結果を確認する
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のファク
シミリ通信システムにおいては、以下の問題点があっ
た。 (1)電子メール等の他のシステムを介して受取ったF
AXメッセージに関する通信管理情報を受領者が確認で
きない。すなわち受領者は、配信者にFAXメッセージ
を特定する情報(FileID)を指定して、通信結果情報の伝
送を要求しなければならない。 (2)受領者が要求する通信結果情報がシステム上に保
管されているとは限らない。
【0006】物理的制限によりシステム上で通信結果情
報を長期間に保管することはできず、古い通信結果情報
は、順次消去される。 (3)受領者から通信結果情報を要求された配信者は、
要求されたFAXメッセージの通信結果を検索する手間
を要する。 (4)配信者から通信結果情報が送られてきても、その
通信結果情報は専用フォーマットで構成されている為、
受領者は専用のソフトを用意する必要がある。
【0007】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、メッセ
ージの受領者が、そのメッセージの通信結果情報を容易
に且つ確実に入手することができ、メッセージの信頼性
を確認可能なシステムを構成する情報処理装置及びその
制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る情報処理装置は、外部回線からメッセージ
の受信を行なうFAX受信装置と、前記メッセージの宛
先として識別可能な端末と、に接続された情報処理装置
であって、前記FAX受信装置が受信したメッセージと
共に、該メッセージの通信結果情報を前記端末に配信す
る配信手段を有することを特徴とする。
【0009】前記配信手段は、前記通信結果情報とし
て、メッセージの識別情報及びメッセージが正常に受信
されたものであるかどうかの情報を、メッセージと共に
配信することを特徴とする。
【0010】前記配信手段は、前記通信結果情報を表す
テキストデータを生成する生成手段を含むことを特徴と
する。
【0011】前記配信手段は、前記メッセージ及び前記
通信結果情報を電子メールの添付データに変換する変換
手段を含むことを特徴とする。
【0012】前記配信手段は、前記通信結果情報を本文
とし、前記メッセージを添付データとする電子メールを
生成する電子メール生成手段を含むことを特徴とする。
【0013】前記配信手段は、前記通信結果情報を表す
イメージファイルを生成するイメージファイル生成手段
を含むことを特徴とする。
【0014】前記配信手段は、前記FAX受信装置から
のメッセージのアップロード先に対する前記端末のアク
セス権限に基づいて配信方法を決定することを特徴とす
る。
【0015】前記配信手段は、前記通信結果情報を、デ
ータベースに登録することを特徴とする。
【0016】本発明に係る方法は、外部回線からメッセ
ージの受信を行なうFAX受信装置と、前記メッセージ
の宛先として識別可能な端末と、に接続された情報処理
装置の制御方法であって、前記FAX受信装置が受信し
たメッセージと共に、該メッセージの通信結果情報を前
記端末に配信する配信工程を有することを特徴とする。
【0017】本発明に係るコンピュータ可読メモリは、
外部回線からメッセージの受信を行なうFAX受信装置
と、前記メッセージの宛先として識別可能な端末と、に
接続された情報処理装置の制御プログラムを格納したコ
ンピュータ可読メモリであって、前記制御プログラム
は、前記FAX受信装置が受信したメッセージと共に、
該メッセージの通信結果情報を前記端末に配信する配信
工程のプログラムコードを有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、この発
明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0019】(一実施の形態)本発明に係る情報処理シ
ステムの一実施の形態としてFAX配信システムについ
て説明する。
【0020】図1A〜図1Dは、本システムの構成例を
示す図である。
【0021】図1Aは、LAN上に、文書配信/管理サ
ーバ1001をおき、それと接続して各種サービスを実
行させるための一台のマルチファンクションデバイス
(MFD、以下単にデバイスとも称す)1010と、各
ユーザ用のサービス環境としての複数(ここでは例とし
て2台)のクライアント端末(以下、単にクライアント
と称す)1020、1021とを配置した例を示してい
る。即ち、文書配信/管理サーバ1001と、MFD1
010、そしてクライアント1020、1021で1つ
の閉じられたネットワークが形成される。
【0022】また、MFD1010は、FAX通信のた
めに公衆網に接続されている。
【0023】また、同一LAN上にメールサーバ101
1も接続されており、メールサーバのクライアントとし
て、クライアント1021、1022が接続されてい
る。即ち、メールサーバ1011とクライアント102
1、1022で1つの閉じられたネットワークが形成さ
れる。
【0024】従って、クライアント1021は、文書配
信/管理サーバ1001とメールサーバ1011の両方
にアクセスできるクライアントである。
【0025】文書配信/管理サーバ1001が受信した
FAXメッセージを、文書配信/管理サーバ1001に
アクセス権の無いクライアント1022に配信する場
合、一旦、クライアント1021が配信/管理サーバ1
001上の受信メッセージを受取り、メールサーバ10
11へ送り、電子メールとしてクライアント1022に
配信する。
【0026】ただFAX受信メッセージを電子メールで
配信しただけでは、クライアント1022は、文書配信
/管理サーバ1001に直接アクセスできない為、FA
X受信メッセージの受信結果情報を入手できない。
【0027】クライアント1022が、メッセージ内の
情報だけに頼るのではなく、受信結果情報を利用するこ
とが可能であれば、FAXメッセージの信頼性を文書配
信/管理サーバ1001のクライアント1020、10
21と同様までのレベルに上げることができる。
【0028】そこで、本実施の形態では、FAX配信シ
ステム(ネットワーク)以外のネットワーク(例えば、
電子メールをやり取りするネットワークやデータベース
を中心としたデータ供給ネットワーク)における、FA
X配信システムへのアクセス権の無いクライアントにF
AX受信メッセージを配信する場合に、通信結果情報を
添付して送ることで、そのネットワーク上でのFAX受
信メッセージの信頼性の向上を実現している。
【0029】図1Bのように、文書配信/管理サーバ1
001とメールサーバ1011の両方を搭載した総合サ
ーバ1201がLAN上に接続されたシステムにも適用
可能であり、更に、図1C、図1Dのように、メールサ
ーバの代わりにデータベースサーバをLANに接続した
システムにも適用できる。
【0030】図2は、マルチファンクションデバイス
(MFD)の内部構成を示すブロック図である。
【0031】2001はリソース管理部であり、デバイ
スとしてサポートしている各種リソース全体を管理し
て、リクエストされた各種ジョブのスケジューリング等
を行なっている。
【0032】2010は操作部であり、端末としての機
能をユーザに提供するためのユーザインターフェースと
なっている。
【0033】2015は読取制御部であり、スキャナ2
016の制御を行なう。
【0034】2020は記録制御部であり、プリンタ2
021の制御を行なう。
【0035】2025は通信制御部であり、回線制御部
2026を介して通常のFAX送受信を制御する。
【0036】2030はメモリ管理部であり、メモリ2
031資源を各制御部に割り当て、各種文書データ等の
蓄積管理等を行なう。
【0037】2035は画像処理部であり、紙サイズ変
換、解像度変換、スムージング処理等、特にFAX送
信、受信記録時に必要な画像処理を行なう。
【0038】2040は符号化処理部であり、特にFA
X送受信用に標準的に使用されているMH、MR、MM
Rといった符号化、復号化処理を中心に行なっている。
【0039】2045はPDL制御部であり、本実施の
形態においてはLANを介して受け付けたPDLデータ
をPDL処理部2046を用いてビデオデータに変換す
る。
【0040】そのデータは、一般的には記録制御部20
20に渡されてプリンタ2021で出力される。
【0041】2050は、外部I/F制御部であり、こ
の例ではLAN制御部2051を介して、LAN上のサ
ーバと所定のデータ通信、ジョブ管理、制御を行なう。
【0042】例えば、サーバからの送信ジョブ、プリン
トジョブを受けたり、サーバ側に受信データ、スキャナ
ー読取データを転送したりの処理をリソース管理部20
01の管理下で行なう。
【0043】また、ネットワーク上の特定のユーザ(ク
ライアント)用にスキャナー読取データをサーバ側に転
送するために、操作部2010上から、前記クライアン
トを指定する手段も設けられている。
【0044】以下に、この端末の単体での動作について
補足する。
【0045】「コピー動作」 ・操作部2010からの操作により、スキャナ2016
にセットした原稿が読み取りされて、プリンタ2016
に出力されるようにリソース管理部2001の管理下で
各関連制御部が制御される。
【0046】「FAX送信」 ・操作部2010からの操作により、スキャナ2016
にセットした原稿が読み取りされて、回線制御部202
6からデータが転送されるように、リソース管理部20
01の管理下で各関連制御部が制御される。
【0047】「FAX受信」 ・回線制御部2060から着信されたデータを、一旦メ
モリ2031に蓄積し、一般的には、この画像データを
受信文書出力として、プリンタ2021からプリント出
力されるように、または、LAN制御2051を介して
サーバへデータ転送されるように、リソース管理部20
01の管理下で各関連制御部が制御される。
【0048】図3は、マルチファンクションデバイスに
おける、特にLAN上のサーバと接続されて、サーバと
連携して各種ジョブを処理する場合のフローチャートを
示している。
【0049】S2101では、まずサーバとの接続要求
がされているかを確認し、要求がなければ要求されるま
で待つ。
【0050】このサーバとの接続要求指示は、操作部か
らでも、ネットワーク上からでも受け付けられるように
なっている。この時、接続すべきサーバを指定すること
もできるようになっている。
【0051】S2102は、S2101でサーバとの接
続要求がなされている場合の接続処理であり、接続すべ
きサーバ名が指定されている場合は、そのパラメータ値
をLAN上に流すデータに付加することで、サーバ側へ
通知する。
【0052】S2110では、端末内にサーバ側へ転送
すべきジョブデータがあるか否かの確認をし、例えば受
信文書転送ジョブ、スキャナ読み取りジョブ等があった
場合には、S2111でサーバ側にジョブデータ転送等
の処理を行なう。
【0053】S2120では、サーバ側に端末側へのジ
ョブ要求があるか否かを確認し、要求ジョブがあれば、
まずS2121で端末内のリソースの空き状況を確認
し、その時点でジョブデータを受け付けられる状況でな
いと判断されればS2122で端末側がビジー状態であ
ることをサーバ側に通知し、そうでなければS2123
でジョブデータを受け付けて、ジョブ処理を行なう。
【0054】一般的には、一旦ジョブデータをメモリに
蓄積し、その後必要な処理、例えばFAX送信処理、プ
リントアウト処理を行なうことになる。
【0055】S2130では、サーバとの接続を開放す
る要求が出されていないかを確認し、特に指示なければ
再度S2110の処理に移行し、処理を継続する。
【0056】もし、サーバとの接続を開放する要求があ
れば、S2131でサーバとの切断処理を行い、S21
01でサーバとの接続要求を待つようになっている。
【0057】図4は、本システム内の配信サーバの内部
構成を示すブロック図である。
【0058】3001はLAN制御部であり、基本的な
機能はサーバアプリケションがインストールされるネッ
トワークOSにより提供される。
【0059】3002はトランザクション管理部であ
り、サーバ管理下のデバイス、クライアントとの個別の
通信処理を、内部処理の結果を踏まえつつ、LAN制御
部3001を介して行なう。
【0060】3003は、リクエストQueue管理部であ
り、基本的にはデバイス側、クライアント側からの非同
期に転送される各種要求メッセージを一旦内部的にQueu
e管理し、逐次要求内容に応じた処理をしている。
【0061】ただし、サーバ内でスケジューリングを必
要とする要求が発生する場合も想定されている。
【0062】3004は、ジョブ管理部であり、デバイ
ス側、クライアント側、場合によってはサーバ内からの
要求内容に添って、各種ジョブ処理部に処理を渡す。
【0063】3005はユーザ管理に関するジョブを処
理するもので、基本的には接続されるユーザ(クライア
ント)、デバイスの管理に関するジョブを処理を行な
う。
【0064】例えば、各クライアント、デバイスからの
接続(ログイン)要求処理の判断、各ユーザ用に管理さ
れた文書情報、アドレス情報のハンドリング、ならびに
デバイス側のジョブ処理状況、リソース状態等を管理、
制御する。
【0065】3006はサーバ管理に関するジョブを処
理するもので、基本的にはサーバの管理者向けに、サー
バの設定、データのバックアップ、サービス用ログデー
タの取得等のサービス機能を提供する。
【0066】3007では本サーバでの文書処理全般に
関する処理を扱う。
【0067】必要に応じてスケジューラ3010に制御
権を渡し、その管理下で各種ジョブ3020を実行する
ようになっている。
【0068】なお、各種ジョブ群3020の具体例につ
いては図5に示す。
【0069】3030はメモリ管理部となっており、サ
ーバで扱う各種データは、原則としてその管理下でデー
タベース3031に蓄積、管埋され、必要に応じて参
照、読み出しが行なわれる。
【0070】なお、データベース3031の具体例につ
いては図6に示す。
【0071】図5は、本実施の形態の文書配信サーバの
各種文書処理ジョブ群を示す図である。大分類として、
3110のサーバとデバイス間でのジョブデータの転送
処理を伴うジョブと、3120のサーバ内で処理される
ジョブ、もしくはサーバークライアント間でのデータ処
理に限定されるジョブに分けてスケジュール管理されて
いる。 <対デバイスジョブ>3111は、Fax送信ジョブで
あり、各クライアントからの送信要求ジョブデータを受
け取り、デバイスに対してFax送信を要求する。
【0072】3112は、Fax受信ジョブであり、デ
バイス側からFax受信データを受けて、サーバ内に原
稿を蓄積管理する。
【0073】なお、デバイス側からクライアントの配信
先データが付加されている場合は、そのユーザ固有のデ
ータとして管理することで配信処理を行なう。
【0074】配信先が不明の場合は、後述する自動ルー
ティングジョブ3126に処理を移すことにより、イメ
ージデータから配信先を抽出処理することにより配信処
理ができるようになっている。
【0075】3113は、プリントジョブであり、ここ
では、クライアント側からの、特にサーバ内に蓄積管理
されたイメージ文書の印刷要求にジョブに関して処理を
制御する。
【0076】3114は、スキャンジョブであり、デバ
イスからの原稿を読み取ったデータを受け取り、所定の
ユーザの読取専用フォルダにファイルとして管理して当
該ユーザからアクセスできるようになっている。 <サーバ内ジョブ>3121は、OCR解析ジョブであ
り、イメージデータとして蓄積管理される受信文書、ス
キャナ読取文書等に対してOCR処理をする。
【0077】ここでは、直接指定された文書全体をOC
R処理する場合と、他の文書要約ジョブ3122、ルー
ティングジョブ3126から目的に応じて起動されるこ
とも可能になっている。
【0078】例えば、受信文書から宛先データを抽出処
理したり、イメージデータ全体をOCR処理して、全文
を電子データ化したりすることが可能になっている。
【0079】3122は、文書要約ジョブであり、サー
バ内に蓄積された文字コード化された文書に対する、内
容の要約処理を行なうためのものである。
【0080】3123は、文書検索ジョブであり、サー
バ内に蓄積された文書に対して検索の手段を提供するも
のである。
【0081】3124は、暗号処理部であり、必要に応
じてサーバに蓄積された文書に対して暗号化処理を施
し、文書に対するセキュリティを保証するものである。
【0082】3125は、文書データ転送ジョブであ
り、クライアント側にイメージデータを転送処理する。
この時、表示サイズの縮小要求があれば、縮小処理した
表示データを転送する。3126は、自動ルーティング
ジョブであり、特には、受信文書に対してする配信処理
を、宛先をOCR解析ジョブ3121により抽出し、抽
出された宛先に対応するユーザ別の管理エリアに当該文
書を移動させることで配信処理を行なう。
【0083】3127は、手動ルーティングジョブであ
り、特に一時的に蓄積された受信文書に対して、特別に
許可されたクライアント側のユーザに対して各文書を視
覚的に内容を見せて、所定の宛先を確認させる手段と、
ネットワーク上の各ユーザのフォルダに当該文書をサー
バ内で手動的に移動させる手段とを提供するものになっ
ている。
【0084】サーバを介して手動配信された配信結果情
報は、サーバによって管理され、必要によりデバイスに
転送される。
【0085】3128は、文書登録ジョブであり、クラ
イアント側の要求に応じてサーバ内に文書の登録を行な
うことが可能になっている。
【0086】図6は、本実施の形態の文書配信サーバの
データベース構成を示す図である。
【0087】まず、共有データとして以下のデータを管
理する。 (1)ユーザ管理情報 ・ユーザ名、ユーザパスワード、ユーザ別設定、デバイ
ス設定情報等。 (2)サーバ管理情報 ・ユーザライセンス数、時刻、サーバアプリケーション
バージョン等。 (3)共有アドレスデータ:共有するアドレスデータ。
【0088】・ネットワーク上の各ユーザのLAN上の
アドレスについては、自動的に登録する。 (4)共有文書データ:共有する文書データ (5)共有文書アノテーションデータ ・共有する文書に対するアノテーション情報。 (6)通信ログデータ ・特に、FAX送受信に関連する通信ログ(履歴)デー
タ。 (7)一時保存データ ・特に、宛先が明示されずに転送されたFAX受信文
書。
【0089】また、各ユーザ単位のデータとして以下の
データを管理する。 (1)Inboxデータ:主としてデバイス側から転送され
る受信文書データ。 (2)OutBoxデータ:デバイス側に転送される送信要求
中の文書データ。 (3)Scanデータ:スキャン読取後、転送された文書デ
ータ。 (4)SentFaxデータ:送信処理済みの文書データ。 (5)Trashデータ:不要指示され一時保存された文書
データ。 (6)ユーザ専用フォルダデータ ・ユーザが個別に設定したフォルダに、ユーザが移動、
複写させた文書が管理される。 (7)ユーザ専用アドレスデータ ・ユーザが独自に設定したアドレス情報。
【0090】図7は、本システムにおける文書配信サー
バ、その他のサーバを介したデータフローを示す図であ
る。
【0091】MFD1010とサーバ1001のデータ
バッファ3310との間でデータ転送処理が行なわれ、
データバッファ3310においては (1)FAX送信要求用データバッファ (2)FAX受信用データバッファ (3)プリントデータ用データバッファ (4)スキャナデータ用データバッファ がそれぞれ用意されている。MFD1010との間で
は、これらのデータをパケット単位に転送する。
【0092】サーバ内では、データバッファ3310
と、データベース3311との間で内部的に、必要に応
じたデータ転送が行なわれる。
【0093】各クライアント1020〜1021は、サ
ーバにおけるデータベースに対してデータ転送(アクセ
ス)を行なうことにより、各種サービスの提供を受ける
ことが基本になっている。
【0094】例えば、クライアント1020のユーザ1
は、サーバにおける共通データエリアのデータ領域と、
ユーザ1用として個別に管理されたユーザ1データ領域
にアクセスすることで、各種サービスの提供を受けるこ
とができるようになっている。
【0095】クライアント1021のユーザ2がクライ
アント1022のユーザ3に、受取ったFAX受信メッ
セージを転送する場合、ユーザ3と共通のサーバである
メールサーバ1011がFAX受信メッセージと受信結
果情報を電子メールの形に変えて転送する。
【0096】「電子メールの形に変える」とは、FAX
受信メッセージと受信結果情報を電子メールのフォーマ
ットで転送することであり、具体的には、受信メッセー
ジファイルをメールに添付し、受信結果情報をメールの
本文として転送する方法、受信メッセージファイル内に
受信結果情報を盛り込む方法、又は、受信メッセージフ
ァイルと別の受信結果ファイルを添付する方法がある。
【0097】一方、FAX配信システムと、データベー
スサーバを中心とするシステム(点線)とを含むネット
ワークにおいて、クライアント1021のユーザ2が、
配信サーバ1001のクライアントでは無いデータベー
スサーバ1311のクライアント1322に、受取った
FAX受信メッセージを転送したい場合がある。この場
合には、データベースサーバ1311にFAX受信メッ
セージと受信結果情報を登録することでクライアント1
322のユーザ4が参照できるようにする。
【0098】「登録する」具体的な方法としては、受信
メッセージファイル内に受信結果情報を盛り込む方法
や、受信メッセージファイルと関連づけて受信結果ファ
イルを登録する方法等がある。
【0099】また、図7は、未配信データ(自動配信で
配信先を指定するような情報(T30勧告のTSI,S
UB)が付随していないためサーバが配信できないデー
タ)の配信処理を行う為のFAXクラーク3312を設
けたネットワークを示している。
【0100】FAXクラーク3312は、配信サーバ自
身が自動配信できないFAX受信メッセージ(自動配信
で配信先を指定するような情報(T30勧告のTSI,
SUB)が付随していないで送信されてきたFAX受信
メッセージ)について、FAXメッセージの画像や通信
結果情報から配信先を確認することによって配信する。
【0101】FAXクラーク3312も、配信サーバの
クライアント以外にFAXメッセージを転送、公開する
為、メールサーバ1011やデータベースサーバ131
1に対しクライアント1021と同様なアクセス権を持
つ。
【0102】図8は、配信サーバ1001における基本
処理を示すフローチャートである。
【0103】S3401は、電源立ち上げ時に行なうデ
ータベースのチェックである。
【0104】S3410は、各種クライアント、ならび
にデバイスからの、サーバへのLogin要求の確認であ
る。
【0105】Login要求があれば、S3411におい
て、パスワードチェック等を含めたLogin処理を行な
う。
【0106】S3415は、クライアントからのユーザ
情報要求の確認である。
【0107】ユーザ情報要求があれば、S3416で、
要求内容に応じて各ユーザ個別のデータ、および共有デ
ータをクライアント側に転送処理する。
【0108】この処理は、ユーザ/デバイス管理部30
05で処理される。
【0109】S3420は、クライアントからのサーバ
情報要求の確認である。
【0110】システム情報要求があれば、S3421
で、要求内容に応じてサーバ固有のデータ、ならびに接
続されたデバイスの情報等をクライアント側に転送す
る。
【0111】この処理は、サーバ管理部3006で処理
される。
【0112】S3425は、クライアントからの文書デ
ータ要求の確認である。
【0113】文書データ要求があれば、S3426で、
指定された文書のデータ転送処理を行なう。
【0114】S3430は、クライアント、デバイスか
らの各種ジョブ要求の確認である。
【0115】ジョブ要求があれば、S3431で、指定
されたジョブの種類に応じたジョブデータの処理を行な
う。
【0116】各種ジョブの処理は、ジョブ管理部300
7で処理される。
【0117】S3435は、アドレスブック処理に関す
る処理要求の確認である。
【0118】処理要求があれば、S3436でアドレス
情報の収集、登録、変更に関する処理を行なう。
【0119】S3440は、デバイスからの情報通知要
求の確認である。
【0120】ここでは、デバイスからの能力通知、ステ
ータス通知を取得し管理する。
【0121】S3445は、Logout要求の確認である。
【0122】Logout要求があれば、S3446でLogout
処理を行なう。
【0123】S3490は、サーバシャットダウン要求
の確認である。
【0124】要求があれば、S3491でシャットダウ
ン処理を行なう。
【0125】図9は、クライアントの内部構成を示すブ
ロック図である。
【0126】4001は、一般の文書作成アプリケーシ
ョン、4002は、OSが提供するグラフィックデバイ
スインターフェース、4003は、プリンタドライバで
あり、4004は、一般的にはOSが提供するプリント
マネージャーであり、アプリケーション4001から要
求された印刷系のジョブは、これらのモジュール(40
02から4004)を通り、4030のLAN制御部を
介してネットワークOSが提供する印刷システム上で処
理される。
【0127】4005は、FAXドライバであり、アプ
リケーションから送信要求する場合はこちらのドライバ
が選択されて後述するジョブ管理部4020を介して送
信要求ジョブとして処理される。
【0128】4010は、文書配信/管理アプリケーシ
ョンであり、文書配信/管理サーバへアクセスするGU
Iを提供している。
【0129】具体的には、各種データ(FAX送受信文
書、スキャナ文書、通信履歴情報等)の表示、文書編集
機能、各種設定機能(個人文書を共有文書にするモード
設定、アドレス帳設定含む)、各種ジョブ指定操作(F
AX送信、文書印刷、等)などを提供している。
【0130】なお、本実施の形態においては、一般ユー
ザ用アプリケーションとは別に、いくつか管理者用アプ
リケーションも用意してある。
【0131】その一つには、受信文書の手動配信アプリ
ケーションがある。これは、宛先が不明(解析不能含
む)でサーバ内に一時保存された受信文書の内容をビュ
アで表示し、目視で宛先を確認できるようにして、当該
文書を所定のユーザ用の文書として設定するものであ
る。
【0132】また、サーバ管理者用のアプリケーション
として、本サーバを使用するクライアント(ユーザ)設
定、デバイスのリモート設定等が可能な管理者用アプリ
ケーションも用意されている。
【0133】FAX受信メッセージを文書配信/管理サ
ーバのクライアントでない相手に転送、公開する処理に
おいて、受信メッセージと一緒に通信結果情報を送る場
合、サーバに対して受信メッセージと通信管理情報を一
つのファイルとして加工処理して再度転送するように依
頼したり、通信結果情報をテキストやイメージのファイ
ルに加工して転送を依頼したりする。
【0134】受信FAXメッセージを本配信サーバ以外
のシステムであるメールサーバやデータベースサーバに
転送、登録する場合、4040において、イメージファ
イルやテキストファイル、テキストメッセージを必要に
より作成加工し、メール、データベースのアプリケーシ
ョン4041に転送、登録処理を依頼する。
【0135】4011は、同様に提供される文書配信/
管理ドライバであり、アプリケーションから要求される
各種ジョブデータのハンドリングをジョブ管理部402
0を介して行なっている。
【0136】4020は、ジョブ管理部であり、アプリ
ケーション4010から要求されたジョブの管理を行な
う。
【0137】4021は、ジョブ制御部であり、各種ジ
ョブに対して、サーバとのデータ転送処理を行なうもの
である。
【0138】4030は、LAN制御部であり、一般的
には、OSメーカが提供するLAN上の通信を制御す
る。
【0139】4040は、本配信サーバ以外のシステム
であるメールサーバやデータベースサーバに転送、登録
するイメージファイルやテキストファイル、テキストメ
ッセージを必要により作成加工する。
【0140】4041は、4040で作成したファイル
やメッセージを本配信サーバ以外のシステムであるメー
ルサーバやデータベースサーバに転送、登録するための
メールやデータベースのアプリケーションである。
【0141】4030のLAN制御部を通じて、各サー
バにファイル、メッセージ、データを転送、登録する。
【0142】図10は、クライアント側の処理を示すフ
ローチャートである。
【0143】S5108で、サーバへの接続(Login)処
理を行なう。
【0144】ここで、まず、本実施の形態におけるシス
テムのユーザとしてのユーザ認証(例えば、ユーザI
D,パスワードと使用する)を行なう。
【0145】S5109は、サーバからのデータアップ
ロード、表示処理であり、Loginした結果、当該ユーザ
用のデータとしてサーバ側ですでに管理されているデー
タを吸い上げ、GUI上に所定のデータを表示させる。
【0146】S5110は、ユーザからのジョブ要求の
有無を検索するもので、S5111は、何らかのジョブ
要求があれば、その処理を行なう。
【0147】S5120では、アプリケーションの終了
要求を見ており、終了要求がなければS5109にもど
り再度サーバ側のデータをアップロードし、配信された
文書の有無等のステータスの確認を行う。
【0148】S5121は、S5120でアプリケーシ
ョンの終了要求があった場合の処理でサーバとの切断(L
ogout)処理を行い、処理を終了させる。
【0149】図11は、FAXクラークやクライアント
がFAXメッセージを本配信サーバ以外のメールサーバ
を介して転送、登録する処理を示したフローチャートで
ある。
【0150】S4201において、メール配信の選択か
どうかを判断する。
【0151】電子メールによる配信の場合は、S420
2へ、そうでない場合は、終了する。
【0152】S4202において、図13に示すダイヤ
ログに基づきFAX受信メッセージと添付したメールを
送付する先を選択する。
【0153】S4203において、同様に受信結果情報
の添付方法を選択する。
【0154】S4204において、サーバから添付する
ファイルが全てクライアント側に渡っているかどうかを
判断する。
【0155】不足している場合、S4205においてサ
ーバにファイルの転送を依頼し、ファイルを取得する。
【0156】また、サーバ上で新たにファイルを作成す
る場合(FAX受信メッセージファイルの一部として受
信結果情報の追加や受信結果情報をテキストファイル作
成処理をサーバに依頼する場合)は、S4205でサー
バに処理を依頼し、サーバから新規に作成されたファイ
ルを受取る。
【0157】S4206において、クライアント上で必
要によりテキスト/イメージファイルやテキストメッセ
ージを作成する。(FAX受信メッセージファイルの一
部として受信結果情報の追加や受信結果情報テキストフ
ァイル作成、メール本文に付けるテキストメッセージの
作成処理をクライアント上で行う場合)その後、S42
07において、メールアプリケーションを起動し、FA
X受信メッセージファイルが添付されたメール(受信結
果情報も添付されている)を相手先を指定してメールサ
ーバに転送する。
【0158】データベースサーバにFAXメッセージを
登録する場合も、S4201の処理が、データベース登
録の選択を行なうかどうかの判断処理となり、S420
2の処理が登録場所の選択処理となり、S4207の処
理がデータベースアプリケーションへの登録依頼処理と
なるだけであり、他の処理はほぼメール配信と同様であ
る。
【0159】図12は、情報端末において、ファクシミ
リメッセージを受け取った者がファクシミリメッセージ
を確認するビューアーを示した図である。
【0160】例として、相手先(044−444−55
55)からの送られてきたファクシミリメッセージファ
イル(test1207.fax)を確認しているビューアーを示す。
【0161】上部には、「送信」「返信」「転送」「配
信」「登録」キーがある。
【0162】「送信」キーは、本配信サーバを介してメ
ッセージを送信する場合に押下する。
【0163】「返信」キーは、本配信サーバを介してメ
ッセージを返信する場合に押下する。
【0164】「配信」キーは、本配信サーバを介してメ
ッセージを配信する場合に押下する。
【0165】「登録」キーは、受け取ったメッセージの
送信者情報をアドレス帳等のデータベースに登録する場
合に押下する。
【0166】中段には、確認中のメッセージファイル名
と、相手先情報を表示する。
【0167】相手先情報は、ここでは、電話番号として
いるが、TSI(CCITT−T30勧告における送信
元電話番号)やSUB(CCITT−T30勧告におけ
る送信元からのSUBコード)やNSS(CCITT−
T30勧告における送信元からの自社独自モードによる
情報)等の送信先の情報であればこれに限らない。
【0168】下段には、ファクシミリメッセージがイメ
ージとして展開され表示される。
【0169】最下部の「メール」、「DB」は、クライ
アシト端末上のメールアプリケーション、データベース
アプリケーションを使用し、各メールサーバ、データベ
ースサーバにFAXメッセージを転送、登録する場合に
押下されるキーである。
【0170】したがって、ファクシミリメッセージを確
認した後、確認したファクシミリメッセージに対してメ
ールやデータベースのサーバに対して転送や登録を行う
クライアントは、ビューアー上の「メール」、「DB」
キーのいずれかをを押下するわけである。
【0171】また、クライアントは、事前に各メールサ
ーバやデータベースサーバへのアクセス権を取得してお
く必要があり、必要なアプリケーションを端末にインス
トールし、本配信サーバのクライアントアプリケーショ
ン上に登録しておく必要がある。
【0172】図13は、図12のビューアーにおいて、
「メール」キーが押下され、転送先の選択、通信結果惰
報の添付方法の選択を行う画面を示した図である。
【0173】表示の上段では、転送するファイル名(tes
t1207.tif)が表示されている。
【0174】表示の中段には、「メール登録リスト」
「メール送信リスト」がある。
【0175】「メール登録リスト」は、図17の本配信
システムの相手先情報リストでメールアドレスが登録さ
れている者のリストである。ただし、このリストは、配
信に利用するメールアプリケーション上のメールアドレ
ス帳のデータが反映されても構わない。「メール送信先
リスト」は、メールアプリケーションに依頼する送信先
のリストである。「メール登録リスト」上で送信先を選
択し、「ADD」キーで「メール送信先リスト」に追加
されて行く。「メール登録リスト」上から送信先を削除
したい場合は、送信先を選択し、「DELETE」キー
を押下し、リストから削除する。「メール登録リスト」
以外の相手先のメールしたい場合、「NEW」キーw押
下し、新たに送信先の名称やメールアドレス等の情報を
入力する。「メール登録リスト」では無く、メールアプ
リケーション上のメールアドレス帳を使用した場合、
「Nobody」を選択(ここの場では相手先を指定し
ない)し、メールアプリケーションの起動後にメールア
プリケーション上で相手先を選択する。表示の次の段
は、「通信結果情報の添付」についての選択を行うダイ
ヤログである。
【0176】「通信結果情報の添付」の設定は、アプリ
ケーションの設定の中で行っても構わない。最初は「通
信結果情報を添付する・しない」の選択であり、「す
る」を選択することで以降の選択が有効になる。「メー
ルの本文に添付」、「テキストファイルを添付」、「イ
メージファイルを添付」、「メッセージファイル内に添
付」の内のいずれかから、通信結果情報の添付方法を選
択する。「メールの本文に添付」を選択した場合、図1
4の様にメールの本文内に通信結果情報がテキストメッ
セージとして添付される。「テキストファイルを添付」
を選択した場合、添付するファイル名を選択し、通信結
果情報がテキストファイルとして、FAXメッセージフ
ァイルと一緒にメールで転送される。「イメージファイ
ルを添付」を選択した場合、添付するファイル名を選択
し、通信結果情報がイメージファイルとして、FAXメ
ッセージファイルと一緒にメールで転送される。「メッ
セージファイル内に添付」では、受信FAXイメージフ
ァイル内に受信結果情報が図16の様にイメージファイ
ルの1ページとして作成される。
【0177】作成されたファイルは、元のファイルと区
別する為に別のファイル名(test1207+Result.tif)が付
けられる。
【0178】受信結果情報のページは、次の選択して追
加位置が「最初」「最後」の選択できる。
【0179】なお、作成、変更されるファイルやテキス
トメッセージは、クライアントが作成しても構わない
し、サーバに作成を依頼しても構わない。
【0180】元となる受信結果情報は、図15のような
通信結果リスト上のデータから作成される。
【0181】最下段では、「OK」「CANSEL」
「Help」キーがある。転送をする場合は、「OK」
キーを押下し、事前にインストールされているメールア
プリケーションが起動し、メールが転送手順に移行す
る。返信を中止する場合は、「CANSEL」キーを押
下し、中止する。
【0182】また、図12のビューアーにおいて、「D
B」キーが押下された場合、図13と同様にメッセージ
ファイルのDB内の登録先と受信結果情報の添付方法を
選択して、前にインストールされているデータベースア
プリケーションが起動し、データベースへの転送手順に
移行する。
【0183】図14は、図13においてメールアプリケ
ーションの起動をかけた後のメールアプリケーションの
代表的な送信メール表示例を示した図である。
【0184】図14の「ファイルのメール送信」で仲居
さんに対し、通信結果をメール本文に添付し、test120
7.tifを送信すると設定した場合、このようになる。
【0185】上段は、相手先アドレス、自分のアドレ
ス、注釈、添付ファイルを示している。
【0186】下段は、メール本文であり通信結果情報か
ら作成されたテキストメッセージである。
【0187】図15は、通信管理データのフォーマット
を示した図である。
【0188】このデータは、サーバ上に有っても、各情
報端末が管理していても構わないし、内容は、システム
全体の通信管理情報でも、個人の通信管理情報でも構わ
ない。
【0189】情報の内容は、交信時間、交信モード、通
信結果、相手先情報、ページ数、メッセージの格納ファ
イル名、SUBコードなどがある。
【0190】図16は、FAX受信メッセージファイル
の最初の1ページ目として通信結果情報を添付した場合
のデータ構成を示した図である。ここでは、TIFフォ
ーマットのファイルを元にする。最初にTIFヘッダー
が有り、ファイルのページ構成を示している。次に1ペ
ージのイメージ情報として、受信結果情報が格納され
る。以降、FAX受信メッセージのページ情報がTIF
フォーマットで続くわけである。
【0191】受信結果情報を最終ページに添付する設定
をした場合は、図16に1ページ目として示されている
通信結果情報のTIFデータが最後のページのイメージ
として貼付けられる。
【0192】図17は、アドレス帳のフォーマットを示
した図である。
【0193】このデータは、サーバ上に有っても、各情
報端末が管理していても構わないし、内容は、システム
全体のアドレス帳でも、個人のアドレス帳でも構わな
い。情報の内容は、名称、電話番号、SUBコード、メ
ールアドレスなどがある。
【0194】本実施の形態によれば、FAX受信装置を
含むFAX配信システムと、電子メールサーバを中心と
するメールシステム或いは、データベースサーバを中心
とするデータ供給システムとがネットワーク上に接続さ
れている場合に、FAXメッセージの配信の際に、FA
Xメッセージと共に通信結果情報を配信することによ
り、直接FAX受信装置から通信結果情報を入手できな
いクライアントであってもその受取ったメッセージの信
頼性を確認することができる。
【0195】(他の実施形態)なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0196】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0197】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0198】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メッセージの受領者が、そのメッセージの通信結果情報
を容易に且つ確実に入手することができ、メッセージの
信頼性を確認可能なシステムを構成する情報処理装置及
びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の一実施の形態としてのFAX配信シ
ステムの構成例を示す図である。
【図1B】本発明の一実施の形態としてのFAX配信シ
ステムの他の例を示す図である。
【図1C】本発明の一実施の形態としてのFAX配信シ
ステムの他の例を示す図である。
【図1D】本発明の一実施の形態としてのFAX配信シ
ステムの他の例を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るマルチファンクシ
ョンデバイスの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るマルチファンクシ
ョンデバイスにおける処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施の形態に係る文書配信サーバの
内部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る文書配信サーバの
文書処理ジョブ群の例を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る文書配信サーバの
データベース構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る文書配信サーバと
デバイスとの間のデータフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態に係る文書配信サーバに
おける基本処理フローチャートである。
【図9】本発明の一実施の形態に係るクライアントの内
部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係るクライアント内
の処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施の形態に係るメールサーバを
使用した配信を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施の形態に係る受信メッセージ
のビューアーの表示画面例を示す図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係るメール送付先の
選択と受信結果添付方法の選択を行なう表示画面例を示
す図である。
【図14】本発明の一実施の形態に係るメールアプリケ
ーション上の表示画面例を示す図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る通信管理情報の
データ構成を示す図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る通信結果を持っ
たメッセージファイルのデータ構成を示す図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係るアドレス帳のデ
ータ構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 Fターム(参考) 5B017 AA01 BA05 BB02 BB07 CA16 5B089 GA15 GB01 JA05 JB01 KA12 5C062 AA02 AA13 AA35 AB23 AB42 AC23 AC29 AC43 AF02 AF12 AF13 BA00 BD09 5C075 AB90 CA14 CA90 CD07 CD18 CF09 EE02 FF03 FF90 5K030 GA18 HA06 HA07 HB04 HC02 HD06 HD09 JT05 KA05 LD13 LD14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部回線からメッセージの受信を行なうF
    AX受信装置と、前記メッセージの宛先として識別可能
    な端末と、に接続された情報処理装置であって、 前記FAX受信装置が受信したメッセージと共に、該メ
    ッセージの通信結果情報を前記端末に配信する配信手段
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記配信手段は、前記通信結果情報とし
    て、メッセージの識別情報及びメッセージが正常に受信
    されたものであるかどうかの情報を、メッセージと共に
    配信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記配信手段は、前記通信結果情報を表す
    テキストデータを生成する生成手段を含むことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記配信手段は、前記メッセージ及び前記
    通信結果情報を電子メールの添付データに変換する変換
    手段を含むことを特徴とする請求項1、2又は3に記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記配信手段は、前記通信結果情報を本文
    とし、前記メッセージを添付データとする電子メールを
    生成する電子メール生成手段を含むことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記配信手段は、前記通信結果情報を表す
    イメージファイルを生成するイメージファイル生成手段
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】前記配信手段は、前記FAX受信装置から
    のメッセージのアップロード先に対する前記端末のアク
    セス権限に基づいて配信方法を決定することを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか1つに記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】前記配信手段は、前記通信結果情報を、デ
    ータベースに登録することを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】外部回線からメッセージの受信を行なうF
    AX受信装置と、前記メッセージの宛先として識別可能
    な端末と、に接続された情報処理装置の制御方法であっ
    て、 前記FAX受信装置が受信したメッセージと共に、該メ
    ッセージの通信結果情報を前記端末に配信する配信工程
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】外部回線からメッセージの受信を行なう
    FAX受信装置と、前記メッセージの宛先として識別可
    能な端末と、に接続された情報処理装置の制御プログラ
    ムを格納したコンピュータ可読メモリであって、 前記制御プログラムは、前記FAX受信装置が受信した
    メッセージと共に、該メッセージの通信結果情報を前記
    端末に配信する配信工程のプログラムコードを有するこ
    とを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP27736799A 1999-09-29 1999-09-29 情報処理装置及びその制御方法 Withdrawn JP2001103229A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011048812A (ja) * 2009-07-31 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 画像処理システム、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体

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