JP2002094710A - 情報処理システム、情報端末、配信サーバおよびそれらの制御方法 - Google Patents

情報処理システム、情報端末、配信サーバおよびそれらの制御方法

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JP2002094710A
JP2002094710A JP2000277201A JP2000277201A JP2002094710A JP 2002094710 A JP2002094710 A JP 2002094710A JP 2000277201 A JP2000277201 A JP 2000277201A JP 2000277201 A JP2000277201 A JP 2000277201A JP 2002094710 A JP2002094710 A JP 2002094710A
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Takashi Tsukamoto
剛史 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ受信したメッセージに対する返
信を容易にかつ正確に行うことができる情報処理システ
ムを提供する。 【解決手段】 外部回線からメッセージの受信を行うフ
ァクシミリ受信装置と、メッセージの宛先として識別可
能な端末とに接続された情報処理装置において、受信し
たファクシミリメッセージを確認した後に返信を行う場
合、メッセージファイルおよびメッセージファイルに連
動した通信管理データから自動的にあるいは端末を利用
して相手先の電話番号を特定することができるため、フ
ァクシミリメッセージの返信処理が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部回線からメッ
セージの受信を行うファクシミリ受信装置と、メッセー
ジの宛先として識別可能な情報端末と、ファクシミリ受
信装置が受信したメッセージアップロードし、端末に配
信する配信サーバと、を含む情報処理システムに関し、
例えば、情報処理システム、情報端末、配信サーバおよ
びそれらの制御方法に記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、ファクシ
ミリ受信したメッセージに対する返信を行う場合、返信
者が返信先の電話番号を直接入力するか、手動でアドレ
ス帳から検索し入力していた。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、返信者
が返信先の電話番号等を直接入力するか、手動でアドレ
ス帳から検索し、入力または指定するのは、手間を要す
るし、直接入力する際に間違いが発生する可能性もあ
る。
【0003】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は、ファクシミ
リ受信したメッセージに対する返信を容易にかつ正確に
行うことができる情報処理システム、情報端末、配信サ
ーバおよびそれらの制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報処理システムは、以下の構成を有す
る。すなわち、外部回線からメッセージの受信を行うフ
ァクシミリ受信装置と、前記メッセージの宛先として識
別可能な情報端末と、前記ファクシミリ受信装置が受信
したファクシミリメッセージを前記端末に配信する配信
サーバと、を有する情報処理システムであって、前記受
信したファクシミリメッセージに対して、返信を行うた
めに必要となる相手先情報を、管理しているデータバー
スから検索する検索手段と、前記検索手段による検索結
果を知らせる報知手段と、を有することを特徴とする。
【0004】また例えば、前記検索手段および前記報知
手段は、前記情報端末が有することを特徴とする。
【0005】また例えば、前記検索手段および前記報知
手段は、前記配信サーバが有することを特徴とする。
【0006】また例えば、前記検索手段は、前記ファク
シミリメッセージと同時に受信する相手先情報だけでは
返信に必要な情報が不足すると判断された場合に、前記
必要となる相手先情報を検索することを特徴とする。
【0007】また例えば、前記検索手段は、前記ファク
シミリメッセージと同時に受信する相手先情報を利用し
て、返信先を自動選択する選択手段をさらに有すること
を特徴とする。
【0008】また例えば、前記検索手段は、返信先から
送られてきた情報を基に、アドレス帳、通信管理レポー
トおよび過去の送信情報のうちの少なくとも1つを含む
データベースから必要な相手先情報を検索することを特
徴とする。
【0009】また例えば、前記必要な相手先情報とは、
返信先の電話番号であることを特徴とする。
【0010】また例えば、前記検索手段は、前記ファク
シミリメッセージと同時に受信するTSI、自社コマン
ドまたはサブコードのうちの少なくともいずれか1つを
含むT30規格の情報を利用して返信先の電話番号を判
別することを特徴とする。
【0011】また例えば、前記検索手段は、前記受信し
たファクシミリメッセージを格納しているメッセージフ
ァイル上の情報や通信管理ファイル上の情報を利用して
返信先の電話番号を判別することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、本発明の情報
処理システムに用いられる情報端末は、以下の構成を有
する。すなわち、外部回線からメッセージの受信を行う
ファクシミリ受信装置と、前記メッセージの宛先として
識別可能な情報端末と、前記ファクシミリ受信装置が受
信したファクシミリメッセージを前記情報端末に配信す
る配信サーバと、を有する情報処理システムに用いられ
る情報端末であって、前記受信したファクシミリメッセ
ージに対して、返信を行うために必要となる相手先情報
を、管理しているデータバースから検索する検索手段
と、前記検索手段による検索結果を知らせる報知手段
と、を有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の情報
処理システムに用いられる配信サーバは、以下の構成を
有する。すなわち、外部回線からメッセージの受信を行
うファクシミリ受信装置と、前記メッセージの宛先とし
て識別可能な情報端末と、前記ファクシミリ受信装置が
受信したファクシミリメッセージを前記情報端末に配信
する配信サーバと、を有する情報処理システムに用いら
れる配信サーバであって、前記受信したファクシミリメ
ッセージに対して、返信を行うために必要となる相手先
情報を、管理しているデータバースから検索する検索手
段と、前記検索手段による検索結果を知らせる報知手段
と、を有することを特徴とする。
【0014】また例えば、前記検索手段は、前記ファク
シミリメッセージと同時に受信する相手先情報だけでは
返信に必要な情報が不足すると判断された場合に、前記
必要となる相手先情報を検索することを特徴とする。
【0015】また例えば、前記検索手段は、前記ファク
シミリメッセージと同時に受信する相手先情報を利用し
て、返信先を自動選択する選択手段をさらに有すること
を特徴とする。
【0016】また例えば、前記検索手段は、返信先から
送られてきた情報を基に、アドレス帳、通信管理レポー
トおよび過去の送信情報のうちの少なくとも1つを含む
データベースから必要な相手先情報を検索することを特
徴とする。
【0017】また例えば、前記必要な相手先情報とは、
返信先の電話番号であることを特徴とする。
【0018】また例えば、前記検索手段は、前記ファク
シミリメッセージと同時に受信するTSI、自社コマン
ドまたはサブコードのうちの少なくともいずれか1つを
含むT30規格の情報を利用して返信先の電話番号を判
別することを特徴とする。
【0019】また例えば、前記検索手段は、前記受信し
たファクシミリメッセージを格納しているメッセージフ
ァイル上の情報や通信管理ファイル上の情報を利用して
返信先の電話番号を判別することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために、本発明の情報
処理システムに用いられる情報処理方法は、以下の工程
を有する。すなわち、外部回線からメッセージの受信を
行うファクシミリ受信装置と、前記メッセージの宛先と
して識別可能な情報端末と、前記ファクシミリ受信装置
が受信したファクシミリメッセージを前記情報端末に配
信する配信サーバと、を有する情報処理システムに用い
られる情報処理方法であって、前記受信したファクシミ
リメッセージに対して、返信を行うために必要となる相
手先情報を、管理しているデータバースから検索する検
索工程と、前記検索工程による検索結果を知らせる報知
工程と、を有することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、本発明の情報
処理システムに用いられる情報端末のに用いられる情報
処理方法は、以下の工程を有する。すなわち、外部回線
からメッセージの受信を行うファクシミリ受信装置と、
前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、前
記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッセ
ージを前記情報端末に配信する配信サーバと、を有する
情報処理システムに用いられる情報端末の情報処理方法
であって、前記受信したファクシミリメッセージに対し
て、返信を行うために必要となる相手先情報を、管理し
ているデータバースから検索する検索工程と、前記検索
工程による検索結果を知らせる報知工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために、本発明の情報
処理システムに用いられる配信サーバのに用いられる情
報処理方法は、以下の工程を有する。すなわち、外部回
線からメッセージの受信を行うファクシミリ受信装置
と、前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末
と、前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリ
メッセージを前記情報端末に配信する配信サーバと、を
有する情報処理システムに用いられる配信サーバの情報
処理方法であって、前記受信したファクシミリメッセー
ジに対して、返信を行うために必要となる相手先情報
を、管理しているデータバースから検索する検索工程
と、前記検索工程による検索結果を知らせる報知工程
と、を有することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、本発明の記憶
媒体は、以下の構成を有する。すなわち、外部回線から
メッセージの受信を行うファクシミリ受信装置と、前記
メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、前記フ
ァクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッセージ
を前記情報端末に配信する配信サーバと、を有する情報
処理システムの制御プログラムを格納した記憶媒体であ
って、該制御プログラムは、前記受信したファクシミリ
メッセージに対して、返信を行うために必要となる相手
先情報を、管理しているデータバースから検索する検索
工程のコードと、前記検索工程による検索結果を知らせ
る報知工程のコードと、を有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するために、本発明の記憶
媒体は、以下の構成を有する。すなわち、外部回線から
メッセージの受信を行うファクシミリ受信装置と、前記
メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、前記フ
ァクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッセージ
を前記情報端末に配信する配信サーバと、を有する情報
処理システムに用いられる情報端末の制御プログラムを
格納した記憶媒体であって、該制御プログラムは、前記
受信したファクシミリメッセージに対して、返信を行う
ために必要となる相手先情報を、管理しているデータバ
ースから検索する検索工程のコードと、前記検索工程に
よる検索結果を知らせる報知工程のコードと、を有す
る。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。
【0025】本発明に係る情報処理システムの一実施の
形態として、ファクシミリ文書配信システムについて説
明する。
【0026】[ファクシミリ文書配信システム]図1A
〜図1Eは、本ファクシミリ文書配信システムの構成例
を示す図である。
【0027】図1Aは、LAN上に、文書配信/管理サ
ーバ1001をおき、それと接続して各種サービスを実
行させるための一台のマルチファンクションデバイス
(以下、MFDと称す)1010と、各ユーザ用のサー
ビス環境として複数(ここでは例として2台)のクライ
アント端末(以下、単にクライアントと称す)102
0、1021とを同一LAN上に配置した例を示してい
る。また、MFD1010は、FAX通信のために公衆
網に接続されている。
【0028】図1Bは、LAN上に文書配信/管理サー
バ1101をおき、それと接続して各種サービスを実行
させるための複数(ここでは例として2台)のMFD1
010、1011と、各ユーザ用のサービス環境として
複数(ここでは例として4台)のクライアント1120
〜1123とを同一LAN上に配置した例を示してい
る。また、MFD1010、1011は、それぞれFA
X通信のために公衆網に接続されている。このように、
クライアントが増加する場合には、ユーザ先で運用され
るサービスの負荷に応じて、このような形態のシステム
を構築することも可能である。この例においては、文書
配信/管理サーバ1101サイドに複数のMFD101
0、1011の使い分け処理の機能を追加することによ
り対応することが可能である。
【0029】図1Cは、論理的に同一のネットワーク
(LAN)上に複数(ここでは例として2台)の文書配
信/管理サーバ1001、1101をおき、それと接続
して各種サービスを実行させるための複数(ここでは例
として2台)のMFD1010、1110と、各ユーザ
用のサービス環境として複数(ここでは例として4台)
のクライアント1020、1021、1120、112
1とを同一LAN上に配置した例を示している。具体的
には、1つの文書配信/管理サーバ1001に対して、
MFD1010と、クライアント1020、1021が
1つのグループとして運用でき、また他のグループとし
て、文書配信/管理サーバ1101を中心としたMFD
1110と、クライアント1120、1121でのグル
ープの運用ができるようになっている。この場合には、
必要に応じて文書配信/管理サーバ1001と1101
との間の通信をサポートすることにより、より柔軟な文
書配信/管理サービスをユーザに提供することが可能と
なる。
【0030】図1Dは、LAN上に文書配信/管理サー
バ1001をおき、それと接続して各種サービスを実行
させるための一台のMFD1010と、各ユーザ用のサ
ービス環境として複数(ここでは例として4台)のクラ
イアント1020〜1123とを同一LAN上に配置し
た例を示している。また、MFD1010は、FAX通
信のために公衆網に接続されている。ただし、この例で
は、文書配信/管理サーバ1001と、MFD1010
とで提供される文書配信/管理サービスは、同一ネット
ワーク(LAN)上の限定されたクライアント(ここで
は1020、1021)のみに提供され、同一ネットワ
ーク(LAN)上のクライアント1022、1023に
は提供されないのが特徴である。この例は、文書配信/
管理サーバ1001が、必要に応じてユーザ管理、例え
ば、本アプリケーションのライセンス管理、セキュリテ
ィ管理を柔軟に行うことが可能であることを示してい
る。
【0031】図1Eは、LAN上に文書配信/管理サー
バ1001をおき、それと接続して各種サービスを実行
させるための一台のMFD1010と、各ユーザ用のサ
ービス環境として複数(ここでは例として2台)のクラ
イアント1020〜1021とを同一LAN上に配置し
た例を示している。また、MFD1010は、FAX通
信のために公衆網に接続されている。また、この例で
は、文書配信/管理サーバ1001は、公衆網と接続さ
れており、公衆網にもFAX1450だけでなく、情報
処理端末(PC)1460も接続されており、公衆網経
由で、文書配信/管理サーバ1001にアクセスできる
ようになっている。なお、文書配信/管理サーバ100
1の公衆網との通信手段は、通常のダイアルアップ処理
で容易に対応可能である。
【0032】[MFDの内部構成]図2は、マルチファ
ンクションデバイス(MFD)の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【0033】リソース管理部2001は、デバイスとし
てサポートしている各種リソース全体を管理し、リクエ
ストされた各種ジョブのスケジューリング等を行ってい
る。操作部2010は、端末としての機能をユーザに提
供するためのユーザインターフェースである。
【0034】読取制御部2015は、スキャナ2016
の制御を行い、記録制御部2020は、プリンタ202
1の制御を行う。通信制御部2025は、回線制御部2
026を介して、FAX送受信を制御する。
【0035】メモリ管理部2030は、メモリ2031
を各制御部に割り当て、各種文書データ等の蓄積管理等
を行う。画像処理部2035は、紙サイズ変換、解像度
変換、スムージング処理等、特にFAX送信、受信記録
時に必要な画像処理を行う。
【0036】符号化処理部2040は、特にFAX送受
信用に標準的に使用されているMH、MR、MMRとい
った符号化、復号化処理を中心に行っている。
【0037】PDL制御部2045は、LANを介して
受け付けたPDLデータをPDL処理部2046を用い
てビデオデータに変換する。そのビデオデータは、記録
制御部2020に渡されてプリンタ2021で出力され
る。
【0038】外部I/F制御部2050は、LAN制御
部2051を介して、LAN上のサーバと所定のデータ
通信、ジョブ管理、制御を行う。例えば、サーバからの
送信ジョブ、プリントジョブを受けつけたり、サーバ側
に受信データ、スキャナ読取データを転送したりするな
どの処理をリソース管理部2001の管理下で行う。
【0039】また、外部I/F制御部2050には、ネ
ットワーク上の特定のユーザ(クライアント)用に、ス
キャナ読取データをサーバ側に転送するため操作部20
10上から前記クライアントを指定する手段も設けられ
ている。以下に、マルチファンクションデバイスの単体
での動作について補足する。
【0040】「コピー動作」操作部2010からの操作
により、スキャナ2016にセットされた原稿が読み取
られて、プリンタ2021に出力されるようにリソース
管理部2001の管理下で各関連制御部が制御される。
【0041】「FAX送信」操作部2010からの操作
により、スキャナ2016にセットした原稿が読み取り
されて、回線制御部2026からデータが転送されるよ
うに、リソース管理部2001の管理下で各関連制御部
が制御される。
【0042】「FAX受信」回線制御部2026で着信
した画像データを、一旦メモリ2031に蓄積し、この
画像データを受信文書出力として、プリンタ2021か
らプリント出力するように、または、LAN制御205
1を介してサーバへデータ転送するように、リソース管
理部2001の管理下で各関連制御部が制御される。
【0043】[各種ジョブ]図3は、マルチファンクシ
ョンデバイスが、特にLAN上のサーバと接続されてい
るサーバと連携して各種ジョブの処理を行う場合のフロ
ーチャートを示している。
【0044】まず、ステップS2101では、サーバと
の接続要求が有るかどうかを確認し、要求がなければ、
接続要求が有るまで待ち、要求があれば、ステップS2
102に進む。このサーバとの接続要求の指示は、操作
部2010からでもネットワーク上からでも受け付けら
れるようになっている。この時、接続すべきサーバを指
定することもできる。
【0045】次に、ステップS2102では、接続処理
を行う。すなわち、接続すべきサーバ名が指定されてい
る場合は、そのパラメータ値をLAN上に流すデータに
付加することで、サーバ側へ通知する。
【0046】次に、ステップS2110に進み、端末内
にサーバ側へ転送すべきジョブデータがあるか否かの確
認を行い、ジョブが無い場合には、何もせずにステップ
S2111に進み、受信文書転送ジョブ、スキャナ読み
取りジョブ等のジョブが有る場合には、ステップS21
111に進み、サーバ側にジョブデータ転送等の処理を
してからステップS2120に進む。
【0047】次に、ステップS2120では、サーバ側
に端末側へのジョブ要求があるか否かを確認し、要求ジ
ョブがあれば、ステップS2121に進み、要求ジョブ
が無ければ、何もせずにステップS2130に進む。
【0048】次に、ステップS2121では、端末内の
リソースの空き状況を確認し、その時点でジョブデータ
を受け付けられる状況かどうかを判断する。ステップS
2121において、ジョブデータを受け付けられる状況
でないと判断されれば、ステップS2122に進み、端
末側がビジー状態であることをサーバ側に通知してから
ステップS2130に進む。
【0049】一方、ステップS2121において、ジョ
ブデータを受け付けられる状況であると判断されれば、
ステップS2123に進み、ジョブデータを受け付け
て、ジョブ処理を行う。すなわち、一旦ジョブデータを
メモリに蓄積し、その後必要な処理、例えばFAX送信
処理、プリントアウト処理を行う。
【0050】次に、ステップS2130において、サー
バとの接続を開放する要求が出されているかどうかかを
確認し、要求がなければ、ステップS2110に戻っ
て、処理を継続し、サーバとの接続を開放する要求があ
れば、ステップS2131に進み、サーバとの切断処理
を行ってから、ステップS2101に戻り、サーバとの
接続要求を待つ。
【0051】[文書配信サーバの内部構成]図4は、本
システム内の文書配信サーバの内部構成の一例を示すブ
ロック図である。
【0052】3001は、LAN制御部であり、基本的
な機能はサーバアプリケーションがインストールされる
ネットワークOSにより提供される。
【0053】3002は、トランザクション管理部であ
り、サーバ管理下のデバイス、クライアントとの個別の
通信処理を、内部処理の結果を踏まえつつ、LAN制御
部3001を介して行う。
【0054】3003は、リクエストQueue管理部
であり、デバイス側、クライアント側からの非同期に転
送される各種要求メッセージを一旦内部的にQueue
管理し、逐次要求内容に応じた処理をする。また、サー
バ内でスケジューリングを必要とする要求が発生する場
合にも対応する。
【0055】3004は、ジョブ管理部であり、デバイ
ス側、クライアント側、場合によってはサーバ内からの
要求内容にそって、各種ジョブ処理部に処理を渡す。
【0056】3005は、ユーザデバイス管理部であ
り、ユーザ管理に関するジョブを処理するもので、接続
されるユーザ(クライアント)、デバイスの管理に関す
るジョブ処理を行う。例えば、各クライアント、デバイ
スからの接続(ログイン)要求処理の判断、各ユーザ用
に管理された文書情報、アドレス情報のハンドリング、
ならびにデバイス側のジョブ処理状況、リソース状態等
を管理、制御する。
【0057】3006は、サーバ管理部であり、サーバ
管理に関するジョブを処理するもので、サーバの管理者
向けにサーバの設定、データのバックアップ、サービス
用ログデータの取得等のサービス機能を提供する。
【0058】3007は、文書処理部であり、本サーバ
に関する処理を扱う。必要に応じてスケジューラ301
0に制御権を渡し、その管理下で各種ジョブ処理部30
20を実行するようになっている。なお、各種ジョブ処
理部3020の具体例については図5にて説明するの
で、ここでの説明は省略する。
【0059】3030は、メモリ管理部であり、サーバ
で扱う各種データは、原則としてその管理下でデータベ
ース3031に蓄積され、管理され、必要に応じて各デ
ータの参照、読み出しが行われる。なお、データベース
3031の具体例については、図6にて説明するので、
ここでの説明は省略する。
【0060】[各ジョブ]図5は、本システム内の文書
配信サーバの各ジョブ群を示す図である。大分類とし
て、3110に示すサーバとデバイス間でのジョブデー
タの転送処理を伴う対デバイスジョブと、3120に示
すサーバ内で処理されるサーバ内部ジョブ、もしくはサ
ーバ−クライアント間でのデータ処理に限定されるジョ
ブに分けてスケジュール管理されている。次に、対デバ
イスジョブ3110とサーバ内部ジョブ3120につい
て、説明する。
【0061】[対デバイスジョブ]3111は、Fax
送信ジョブであり、各クライアントからの送信要求ジョ
ブデータを受け取ると、MFDに対してFax送信を要
求する。
【0062】3112は、Fax受信ジョブであり、M
FDからFax受信データを受けて、サーバ内に原稿を
蓄積管理する。なお、MFDからクライアントの配信先
データが付加されている場合は、そのユーザ固有のデー
タとして管理することで配信処理を行う。また、配信先
が不明の場合は、後述する自動ルーティングジョブ31
26に処理を移すことにより、イメージデータから配信
先を抽出処理することにより配信処理ができるようにな
っている。
【0063】3113は、プリントジョブであり、ここ
では、クライアント側からの特にサーバ内に蓄積管理さ
れたイメージ文書の印刷要求ジョブに関して処理を制御
する。
【0064】3114は、スキャンジョブであり、デバ
イスからの原稿を読み取ったデータを受け取り、所定の
ユーザの読取専用フォルダにファイルとして管理して当
該ユーザからアクセスできるようになっている。
【0065】[サーバ内ジョブ]3121は、OCR解
析ジョブであり、イメージデータとして蓄積管理される
受信文書、スキャナ読取文書等に対してOCR処理をす
る。ここでは、直接指定された文書全体をOCR処理す
る場合と、他の文書要約ジョブ3122、ルーティング
ジョブ3126から目的に応じて起動されることも可能
になっている。例えば、受信文書から宛先データを抽出
処理したり、イメージデータ全体をOCR処理して、全
文を電子データ化したりすることが可能になっている。
【0066】3122は、文書要約ジョブであり、サー
バ内に蓄積された文字コード化された文書に対する内容
の要約処理を行うためのものである。
【0067】3123は、文書検索ジョブであり、サー
バ内に蓄積された文書に対して検索の手段を提供するも
のである。
【0068】3124は、暗号処理部であり、必要に応
じてサーバに蓄積された文書に対して暗号化処理を施
し、文書に対するセキュリティを保証するものである。
【0069】3125は、文書データ転送ジョブであ
り、クライアント側にイメージデータを転送処理する。
この時、表示サイズの縮小要求があれば、縮小処理した
表示データを転送する。
【0070】3126は、自動ルーティングジョブであ
り、特には、受信文書に対してする配信処理を、宛先を
OCR解析ジョブ3121により抽出し、抽出された宛
先に対応するユーザ別の管理エリアに当該文書を移動さ
せることで配信処理を行う。
【0071】3127は、手動ルーティングジョブであ
り、特に一時的に蓄積された受信文書に対して、特別に
許可されたクライアント側のユーザに対して各文書を視
覚的に内容を見せて、所定の宛先を確認させる手段と、
ネットワーク上の各ユーザのフォルダに当該文書をサー
バ内で手動的に移動させる手段とを提供するものになっ
ている。
【0072】3128は、文書登録ジョブであり、クラ
イアント側の要求に応じてサーバ内に文書の登録を行う
ことが可能になっている。
【0073】[データベース構成]図6は、本システム
内の文書配信サーバのデータベース構成を示す図であ
る。まず、共有データとして以下のデータを管理する。
【0074】(1)ユーザ管理情報 ユーザ名、ユーザパスワード、ユーザ別設定、デバイス
設定情報等 (2)サーバ管理情報 ユーザライセンス数、時刻、サーバアプリケーションバ
ージョン等 (3)共有アドレスデータ:共有するアドレスデータ ネットワーク上の各ユーザのLAN上のアドレスについ
ては、自動的に登録する。 (4)共有文書データ:共有する文書データ (5)共有文書アノテーションデータ 共有する文書に対するアノテーション情報 (6)通信ログデータ 特に、FAX送受信に関連する通信ログ(履歴)データ (7)一時保存データ 特に、宛先が明示されずに転送されたFAX受信文書。
【0075】また、各ユーザ単位のデータとして以下の
データを管理する。 (1)Inboxデータ:主としてデバイス側から転送
される受信文書データ (2)Outboxデータ:デバイス側に転送される送
信要求中の文書データ (3)Scanデータ:スキャン読取後、転送された文
書データ (4)SentFaxデータ:送信処理済みの文書デー
タ (5)Trashデータ:不要と指示され一時保存され
た文書データ (6)ユーザ専用フォルダデータ ユーザが個別に設定したフォルダに、ユーザが移動、複
写させた文書が管理される。 (7)ユーザ専用アドレスデータ ユーザが独自に設定したアドレス情報。
【0076】[データフロー]図7は、本システム内の
文書配信サーバを介したシステムにおけるデータフロー
を示す図である。
【0077】マルチファンクションデバイス(MFD)
1010とは、サーバにおけるデータバッファ3310
を介してデータ転送処理が行われ、データバッファ33
10においては、 (1)FAX送信要求用データバッファ (2)FAX受信用データバッファ (3)プリントデータ用データバッファ (4)スキャナデータ用データバッファ がそれぞれ用意されてている。これらのデータは、デー
タパケット単位に混在させてMFD1010に転送する
ことが可能である。
【0078】サーバ内では、MFD1010側のデータ
バッファ3310と、データベース3311側で内部的
に必要に応じたデータ転送が行われる。各クライアント
1020〜1022は、サーバにおけるデータベースに
対してデータ転送(アクセス)を行うことにより、各種
サービスの提供を受けることが基本になっている。
【0079】例えば、クライアント1020のユーザ1
は、サーバにおける共通データエリアのデータ領域と、
ユーザ1用として個別に管理されたユーザ1データ領域
をアクセスすることで、各種サービスの提供を受けるこ
とができるようになっている。
【0080】[基本処理]図8は、文書配信サーバにお
ける基本処理を示すフローチャートである。
【0081】まず、ステップS3401において、電源
立ち上げ時に行うデータベースのチェックを行う。
【0082】次に、ステップS3410に進み、各種ク
ライアントならびにデバイスからの、サーバへのLog
in要求の確認を行い、Login要求が無ければ何も
しないでステップS3415に進み、Login要求が
あれば、ステップS3411に進み、パスワードチェッ
ク等を含めたLogin処理を図4のユーザ管理300
5で行ってから、ステップS3415に進む。
【0083】次に、ステップS3415において、クラ
イアントからのユーザ情報要求の確認を行い、ユーザ情
報要求が無ければ何もしないでステップS3420に進
み、ユーザ情報要求があれば、ステップS3416に進
み、要求内容に応じて各ユーザ個別のデータ、および共
有データを図4のユーザデバイス管理部3005でクラ
イアント側に転送してから、ステップS3420へ進
む。
【0084】次に、ステップS3420において、クラ
イアントからのサーバ情報要求の確認を行い、サーバ情
報要求が無ければ何もしないでステップS3425に進
み、サーバ情報要求があれば、ステップS3421に進
み、要求内容に応じてサーバ固有のデータを図4のサー
バ管理部3006でクライアント側に転送してから、ス
テップS3425に進む。
【0085】次に、ステップS3425において、クラ
イアントからの文書データ要求の確認を行い、文書デー
タ要求が無ければ何もしないでステップS3430に進
み、文書データ要求があれば、ステップS3426に進
み、指定された文書のデータ転送処理を図4の文書処理
部3007でクライアント側に転送してから、ステップ
S3430に進む。
【0086】次に、ステップS3430において、クラ
イアント、デバイスからの各種ジョブ要求の確認を行
い、ジョブ要求が無ければ何もしないでステップS34
35に進み、ジョブ要求があれば、ステップS3431
に進み、指定されたジョブの種類に応じたジョブデータ
処理を図4の文書処理部3007でクライアント側に転
送してから、ステップS3435に進む。
【0087】次に、ステップS3435において、アド
レスブック処理に関する処理要求の確認を行い、処理要
求が無ければ何もしないでステップS3440に進み、
処理要求があれば、ステップS3436に進み、アドレ
ス情報の収集、登録、変更に関する処理を行ってから、
ステップS3440に進む。
【0088】次に、ステップS3440において、Lo
gout要求の確認を行い、Logout要求が無けれ
ば何もしないでステップS3445に進み、Logou
t処理要求があれば、ステップS3441に進み、Lo
gout処理を行ってから、ステップS3445に進
む。
【0089】次に、ステップS3445において、サー
バシャットダウン要求の確認を行い、サーバシャットダ
ウン要求が無ければ何もしないでステップS3410に
戻り、サーバシャットダウン処理要求があれば、ステッ
プS3446に進み、サーバシャットダウン処理を行っ
てから一連の作業を終了する。
【0090】[クライアント側の内部構成]図9は、ク
ライアント側の内部構成を示すブロック図である。
【0091】4001は、一般の文書作成アプリケーシ
ョンであり、4002は、OSが提供するグラフィック
デバイスインターフェース部であり、4003は、プリ
ンタドライバであり、4004は、一般的にはOSが提
供するプリントマネージャーであり、アプリケーション
4001から要求された印刷系のジョブは、これらのモ
ジュール(4002から4004)を通り、4030の
LAN制御部を介してネットワークOSが提供する印刷
システム上で処理される。
【0092】4005は、FAXドライバであり、アプ
リケーションから送信要求する場合はこちらのドライバ
が選択されて後述するジョブ管理部4020を介して送
信要求ジョブとして処理される。
【0093】4010は、本システムにおいて提供され
る文書配信/管理アプリケーションであり、文書配信/
管理サーバへアクセスするGUIを提供している。具体
的には、各種データ(FAX送受信文書、スキャナ文
書、通信履歴情報等)の表示、文書編集機能、各種設定
機能(個人文書を共有文書にするモード設定、アドレス
帳設定含む)、各種ジョブ指定操作(FAX送信、文書
印刷、等)などを提供している。
【0094】なお、本実施の形態においては、一般ユー
ザ用アプリケーションとは別に、いくつか管理者用アプ
リケーションも用意してある。その一つには、受信文書
の手動配信アプリケーションがある。これは、宛先が不
明(解析不能含む)でサーバ内に一持保存された受信文
書の内容をビューアで表示し、目視で宛先を確認できる
ようにして、当該文書を所定のユーザ用の文書として設
定できるものである。また、サーバ管理者用のアプリケ
ーションとして、本サーバを使用するクライアント(ユ
ーザ)設定、デバイスのリモート設定等が可能な管理者
用アプリケーションも用意されている。
【0095】4011は、同様に提供される文書配信/
管理ドライバであり、アプリケーションから要求される
各種ジョブデータのハンドリングをジョブ管理部402
0を介して行っている。
【0096】4020は、ジョブ管理部であり、アプリ
ケーション4010から要求されたジョブの管理を行
う。
【0097】4021は、ジョブ制御部であり、各種ジ
ョブに対して、サーバとのデータ転送処理を行うもので
ある。
【0098】4030は、LAN制御部であり、一般的
には、OSメーカが提供するLAN上の通信を制御す
る。
【0099】[クライアント側の処理]図10は、クラ
イアント側における処理フローチャートである。
【0100】まず、ステップS4101において、サー
バへの接続(Login)処理を行い本実施の形態にお
けるシステムのユーザとしてのユーザ認証(例えば、ユ
ーザID,パスワードを使用する)を行う。
【0101】次に、ステップS4102では、サーバか
らのデータアップロード、表示処理を行い、Login
した結果、当該ユーザ用のデータとしてサーバ側ですで
に管理されているデータを吸い上げ、GUI上に所定の
データを表示させる。
【0102】次に、ステップS4110は、ユーザから
のジョブ要求の有無を検索し、何らかのジョブ要求が無
ければ何もしないでステップS4120に進み、何らか
のジョブ要求が有ればステップS4111に進み、その
ジョブ要求を処理してから、ステップS4120に進
む。
【0103】次に、ステップS4120では、アプリケ
ーションの終了要求を調べ、アプリケーションの終了要
求がなければ、ステップS4102に戻り再度サーバ側
のデータをアップロードし、配信された文書の有無等の
ステータスの確認を行う。
【0104】一方、ステップS4120でアプリケーシ
ョンの終了要求が有る場合には、ステップS4121に
進み、サーバとの切断(Logout)処理を行ってか
ら一連の作業を終了する。
【0105】[返信者による返信先の情報取得]次に、
返信者(ファクシミリメッセージを受け取り、受け取っ
たファクシミリに対してメッセージを送信しようとする
者)が返信先の詳細な情報を取得するまでの処理につい
て、返信者が情報端末(クライアント)を使用して行う
場合の処理を例に取り説明する。なお、以下に説明する
処理は、下記のように情報端末(クライアント)を用い
て返信者が行わずに、自動的にサーバ(文書配信/管理
サーバ)上で行っても良い。
【0106】図11は、返信者が返信先の詳細な情報を
取得するまでの処理を示したフローチャートである。
【0107】返信先の情報の取得時において、受け取っ
たファクシミリメッセージに付随するTSI(CCIT
T−T30勧告における送信元電話番号)や、SUB
(CCITT−T30勧告における送信元からのSUB
コード)や、NSS(CCITT−T30勧告における
送信元からの自社独自モードによる情報)等の送信元か
らの情報が検索対象のデータとなる。
【0108】上記送信元からの情報は、情報端末(クラ
イアント)上やサーバ(文書配信/管理サーバ)上のフ
ァクシミリメッセージファイル内に存在していても、情
報端末(クライアント)上やサーバ(文書配信/管理サ
ーバ)上のファクシミリメッセージの通信管理部また
は、情報端末(クライアント)上やサーバ(文書配信/
管理サーバ)上の通信管理ファイル上に管理されていて
も構わない。
【0109】まず、ステップS4201において、受け
取ったメッセージを図13のようなメッセージビューア
で確認後、返信をする使用者は、返信を選択する。これ
は、図13のビューアの「返信102」キーを押下する
のと同じである。なお、返信プロセスの起動は、上記手
順に限ったものでなくとも構わない。この操作により、
返信プロセスが起動される。
【0110】以下に、図13のビューアについて、詳し
く説明する。図13は、情報端末において、ファクシミ
リメッセージを受け取った者がファクシミリメッセージ
を確認するヴューアを示した図である。例として、相手
先(044−444−5555)からの送られてきたフ
ァクシミリメッセージファイル(test1207.f
ax)を確認しているヴューアを示す。
【0111】上段100には、「送信101」「返信1
02」「転送103」「配信104」「登録105」キ
ーがある。「送信101」キーは、メッセージを送信す
る場合に押下し、「返信102」キーは、メッセージを
返信する場合に押下し、「転送103」キーは、メッセ
ージを転送する場合に押下し、「配信104」キーは、
メッセージを配信する場合に押下し、「登録105」キ
ーは、受け取ったメッセージの送信者情報をアドレス帳
等のデータベースに登録する場合に押下する。
【0112】中段110には、確認中のメッセージファ
イル名106と、相手先情報107を表示する。相手先
情報107は、TSI(CCITT−T30勧告におけ
る送信元電話番号)やSUB(CCITT−T30勧告
における送信元からのSUBコード)やNSS(CCI
TT−T30勧告における送信元からの自社独自モード
による情報)等の送信先の情報ならなんでも構わない。
下段120には、ファクシミリメッセージ121がイメ
ージとして展開され表示される。
【0113】したがって、ステップS4201におい
て、図13に示すファクシミリメッセージ121を確認
した後、確認したファクシミリメッセージ121に対し
て返信を行う場合には、返信者は、ヴューア上の「返信
102」キーを押下する。
【0114】次に、ステップS4202において、返信
プロセスでは、返信の元となったファイル(例えば、図
13において「返信102」キー押下時に表示されるフ
ァイル)に相手先の情報が含まれているかどうかを判断
する。
【0115】例えば、相手先情報は、ファイルが図17
の構成をしていた場合、相手先電話番号:044−44
44−5555であり、この場合には、相手先の情報が
含まれている。ファイル構造は、図17と同じでなくて
も構わないし、相手先情報は、電話番号だけとは限らな
い。
【0116】なお、図17は、ファクシミリイメージフ
ァイルに画像データ以外のファクシミリ交信データが添
付されている場合のファイルの形式を示した例である。
このファイルの例は、1998年12月08日15:3
0に、044−4444−5555から送信されECM
モード、解像度:ファイン、5ページのメッセージが正
常受信されたことを示している。
【0117】図14は、図13のヴューアにおいて、
「返信102」キーが押下され、返信先を表示する画面
の例を示した図である。表示の上段200では、返信先
の情報(例えば、名前、相手先電話番号、SUBコー
ド)が表示される。ここでは、返信先からの情報が、T
SI(044−4444−5555)のみの場合を示す
ため、返信先の名前やSUBコードは表示されない。表
示の下段210では、「OK211」「CANSEL2
12」「検索213」キーが表示される。
【0118】ステップS4202において、図14に示
す返信先を表示する画面において、ファイル内のデータ
に相手先の情報が含まれていない場合には、何もしない
でステップS4204に進み、ファイル内のデータに図
14に示すように相手先の情報が含まれている場合に
は、ステップS4203に進む。
【0119】ステップS4203では、図14の上段2
00に表示されている情報のみで返信が可能な場合に
は、すなわち、相手先電話番号などを特定できる場合に
は、「OK211」キーを押下し、次に、メッセージに
必要な事項の加筆を行い、返信手順に移行する。また、
返信を中止する場合には、「CANSEL212」キー
を押下することにより、返信を中止することができる。
【0120】また、上段200の情報に表示されている
情報のみでは返信が不十分な場合には、「検索213」
キーを押下して、他の詳細な情報を取得するために検索
を実行し、相手先の情報を特定してからステップS42
04に進む。なお、検索の元となるデータは、複数有っ
ても構わないし、データを修正しても構わない。
【0121】以下に、「検索213」キーを押下して、
検索を実行し、相手先の情報として、例えば、電話番号
を特定までについて説明する。
【0122】図15は、図14の「検索213」キーが
押下されたことによる検索結果を示す情報端末(クライ
アント)の画面を示した図である。検索するデータとし
ては、返信元の電話番号(044−4444−555
5)を使用した例を示している。
【0123】検索先のデータベースとしては、例えば、
図18のようなフォーマットを持った通信管理を行って
いる管理部や通信管理レポートのデータベースや、図1
9のようなフォーマットを持ったアドレス帳のデータベ
ースなどを使用することができる。
【0124】図18は、通信管理データのフォーマット
の一例を示した図である。このデータは、サーバ上に有
っても、各情報端末が管理していても構わないし、内容
は、システム全体の通信管理情報でも、個人の通信管理
情報でも構わない。また、情報の内容の一例としては、
交信時間、交信モード、交信結果、相手先情報、ページ
数、メッセージの格納ファイル名、SUBコードなどが
ある。
【0125】図19は、アドレス帳のフォーマットの一
例を示した例である。このデータは、サーバ上に有って
も、各情報端末が管理していても構わないし、内容は、
システム全体のアドレス帳でも、個人のアドレス帳でも
構わない。情報の内容は、名称、電話番号、SUBコー
ドなどがある。
【0126】上記の図18や図19に示すデータベース
から、検索する電話番号(044−4444−555
5)と合致する情報を検出する。
【0127】上記例の検索結果としては、図18の通信
管理部のデータベースを使用した場合には、NO2「木
村」が、また、図19のアドレス帳のデータベースを使
用した場合には、NO01「木村」、NO02「仲居」
が合致する返信先候補として、検出される。
【0128】図15に示す検出結果の表示例では、図1
8の通信管理部のデータベース上のNO2「木村」と図
19のアドレス帳のデータベース上のNO01「木村」
が同じであると判断したため、図15に示す「木村」と
「仲居」が返信先候補として上げられる。つまり、電話
番号044−4444−5555には、「木村」「仲
居」の2人があり、それぞれがSUBコード「1234
5」「2222」を持っている。
【0129】図18の通信管理部のデータベース上のN
O2「木村」と図19のアドレス帳のデータベース上の
NO01「木村」が同じであると判断する要因は、返信
に必要な情報(名称、電話番号、SUBコード)がすべ
て同一であったためである。なお、返信に必要な情報
は、上記の3つだけとは限らないし、少なくても構わな
い。
【0130】図16は、図15の検索結果から、返信相
手先として「木村」を選択した場合の情報端末上の画面
を示したものである。図15の検索結果から、「木村」
を選択したことにより、「名前:木村」「相手先電話番
号:044−4444−5555」「SUBコード:1
2345」という返信先情報で返信が行われる。
【0131】画面上段300には、選択した返信先情報
として、「名称:木村」「電話番号:044−4444
−5555」「SUBコード:12345」という返信
先情報が表示される。しかし、返信先情報は、必要によ
り上記3つよりも少なくても、多くても構わない。
【0132】下段310には、「OK311」「CAN
SEL312」「検索313」キーが有る。返信作業を
続ける場合は、「OK311」キーを押下し、返信作業
を中止する場合は、「CANSEL312」キーを押下
し、上段300の情報が間違っている場合は、情報を書
き換えて、「検索313」キーを押下して、再検索をし
ても構わない。
【0133】次に、ステップS4204において、指定
したファイルに対応した通信管理レポートデータやログ
データを検索するかどうかを判断し、検索しない場合、
例えば、通信管理レポートデータや、ログデータが検索
許可されていない場合には何もしないでステップS42
07に進み、検索する場合には、ステップS4205に
進む。
【0134】ステップS4205において、返信を希望
した受信イメージファイルと関連するデータを通信管理
レポートデータや通信ログを管理するデータベースから
検索する。例えば、通信管理レポートのデータベース
が、図18のような構造を持っていた場合には、ファイ
ル名がTst1207.tifならば、図18のNO0
1が検索結果となる。なお、検索の元となるデータは、
検索されるデータベース上に存在するデータならば、フ
ァイル名やファイルID番号とは限らない。
【0135】次に、ステップS4206に進み、ステッ
プS4205の検索結果が、例えば、図15に示すよう
に、複数存在した場合には、検索結果から返信先を選択
し特定する。
【0136】なお、検索されるデータベースは、データ
ベースの種類が個人/システム全体に対応したものでも
構わないし、データベースに格納されている場所は、サ
ーバでも各情報端末、通信端末でも構わない。4206
において、4205の検索結果が複数件存在した場合、
返信先を選択し特定する。
【0137】次に、ステップS4207において、ステ
ップS4203および/あるいはステップS4206に
おいて検索された返信先情報を表示する。例えば、図1
4のように図18のNO01から相手先電話番号を表示
する。また、検索が行われなず、相手先情報がない場合
には、その旨を表示する。
【0138】次に、ステップS4209に進み、さらに
詳細な返信先の情報を指定したい場合には、上記の検索
結果を利用して検索を行う。例えば、返信先の名称やS
UBコードを指定する必要がある場合が考えられる。
【0139】次に、ステップS4210において、最終
的に入手した返信先の情報に問題が無いかどうかを確認
し、必要な場合には修正を行う。例えば、図16のよう
に詳細な返信先データが検索されるわけである。確認
後、返信メッセージを加筆し、返信メッセージを相手先
に返信することにより、一連の作業を終了する。
【0140】なお、図12は、ステップS4203ある
いはステップS4206における詳細な返信先データの
検索処理を示したフローチャートである。
【0141】まず、ステップS4301において、返信
先の情報を得るために交信データベースを検索するかど
うかを判断する。交信データベースとしては、図19に
示すアドレス帳、図18に示す通信管理データなど相手
先の情報が格納されているデータベースならばなんでも
構わない。また、データベースの種類は、個人/システ
ム全体に対応したものでも構わないし、データベースの
格納されている場所もサーバでも各情報端末、通信端末
でも構わない。
【0142】ステップS4301において、データベー
スへのアクセスを許可されていない等の理由で検索を行
えない場合には、処理を終了するが、アクセス可能であ
る場合には、ステップS4302に進む。
【0143】次に、ステップS4302において、選択
された情報を元により詳細な情報を交信データベースか
ら検索し、返信先候補の情報を入手する。例えば、電話
番号として、044−4444−5555を検索の元と
なる相手先情報の場合、図19のようなアドレス帳から
検索した場合、No1「木村」、No2「仲居」という
返信先候補が検索される。検索の元となる相手先情報が
無い場合、データベース上の全ての登録者を返信先の候
補とする。
【0144】次に、ステップS4303において、検索
結果を表示する。例えば、図15のように返信先の候補
の詳細な情報を表示する。また複数の返信先候補が、図
15に示すように存在する場合には、候補から返信先を
選択して、一連の作業を終了する。なお、希望する詳細
な情報を検索され無かった場合には、再度検索条件を変
更して、検索し直しても構わないし、手動で詳細なデー
タを修正、入力しても構わない。
【0145】以上説明したように、ファクシミリに接続
されたデータベース機能を有する情報端末において、フ
ァクシミリ受信したファクシミリメッセージを確認し受
信したメッセージ対して返信を行う場合、メッセージフ
ァイルやメッセージファイルと連動した通信管理データ
から返信先の電話番号を情報端末(クライアント)を利
用して検索し、入力することや、サーバ(文書配信/管
理サーバ)を利用して自動的に検索し、入力することが
できる。
【0146】この場合、受信したメッセージファイルに
付加されている情報や通信管理を行っているファイルの
情報を利用して、特定する。特定したデータで更に詳細
な返信先情報を指定する場合、アドレス帳や過去の送信
管理を行っているデータベースを検索し、詳細な返信先
情報を手に入れることができる。
【0147】また、詳細な返信先の情報(SUBコード
など)を指定して、返信する場合、返信先からの情報を
元にアドレス帳や過去の送信結果等のデータベースを検
索を行う詳細な情報を入手し、返信を確実なものにする
ことができるため、事務処理の簡素化と正確さを上げる
ことができる。
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0148】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0149】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0150】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(例えば図11および図
13に示す)フローチャートに対応するプログラムコー
ドが格納されることになる。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ受信したメッセージに対する返信を容易に
かつ正確に行うことができる情報処理システム、情報端
末、配信サーバおよびそれらの制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】文書配信システムの構成図(1)である。
【図1B】文書配信システムの構成図(2)である。
【図1C】文書配信システムの構成図(3)である。
【図1D】文書配信システムの構成図(4)である。
【図1E】文書配信システムの構成図(5)である。
【図2】マルチファンクションデバイスのブロック構成
図である。
【図3】マルチファンクションデバイスにおける処理フ
ローである。
【図4】文書配信サーバのブロック構成図である。
【図5】文書配信サーバの文書処理ジョブ群の例を示す
図である。
【図6】文書配信サーバのデータベース構成図である。
【図7】文書配信サーバを介したデータフローである。
【図8】文書配信サーバにおける基本処理フローであ
る。
【図9】クライアント側のブロック構成図である。
【図10】クライアント側の処理フローである。
【図11】返信先の選択を示すフローである。
【図12】詳細な情報を検索するフローである。
【図13】受信メッセージのヴューアの画面表示図であ
る。
【図14】返信先データの画面表示図である。
【図15】検索結果の画面表示図である。
【図16】詳細な情報の検索結果の画面表示図である。
【図17】交信結果を持ったメッセージファイルのデー
タ構成図である。
【図18】通信管理情報のデータ構成図である。
【図19】アドレス帳のデータ構成図である。
【符号の説明】
1001 文書配信/管理サーバ 1101 文書配信/管理サーバ 1010 MFD(マルチファンクションディバイス) 1011 MFD(マルチファンクションディバイス) 1020 クライアント 1021 クライアント 1022 クライアント 1023 クライアント 1120 クライアント 1121 クライアント

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部回線からメッセージの受信を行うファ
    クシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記端末に配信する配信サーバと、 を有する情報処理システムであって、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索手段と、 前記検索手段による検索結果を知らせる報知手段と、を
    有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】前記検索手段および前記報知手段は、前記
    情報端末が有することを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理システム。
  3. 【請求項3】前記検索手段および前記報知手段は、前記
    配信サーバが有することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理システム。
  4. 【請求項4】前記検索手段は、前記ファクシミリメッセ
    ージと同時に受信する相手先情報だけでは返信に必要な
    情報が不足すると判断された場合に、前記必要となる相
    手先情報を検索することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】前記検索手段は、前記ファクシミリメッセ
    ージと同時に受信する相手先情報を利用して、返信先を
    自動選択する選択手段をさらに有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報処理
    システム。
  6. 【請求項6】 前記検索手段は、返信先から送られてき
    た情報を基に、アドレス帳、通信管理レポートおよび過
    去の送信情報のうちの少なくとも1つを含むデータベー
    スから必要な相手先情報を検索することを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の情報処理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】前記必要な相手先情報とは、返信先の電話
    番号であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】前記検索手段は、前記ファクシミリメッセ
    ージと同時に受信するTSI、自社コマンドまたはサブ
    コードのうちの少なくともいずれか1つを含むT30規
    格の情報を利用して返信先の電話番号を判別することを
    特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載
    の情報処理システム。
  9. 【請求項9】前記検索手段は、前記受信したファクシミ
    リメッセージを格納しているメッセージファイル上の情
    報や通信管理ファイル上の情報を利用して返信先の電話
    番号を判別することを特徴とする請求項1乃至請求項8
    のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、 を有する情報処理システムに用いられる情報端末であっ
    て、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索手段と、 前記検索手段による検索結果を知らせる報知手段と、を
    有することを特徴とする情報端末。
  11. 【請求項11】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、 を有する情報処理システムに用いられる配信サーバであ
    って、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索手段と、 前記検索手段による検索結果を知らせる報知手段と、を
    有することを特徴とする配信サーバ。
  12. 【請求項12】前記検索手段は、前記ファクシミリメッ
    セージと同時に受信する相手先情報だけでは返信に必要
    な情報が不足すると判断された場合に、前記必要となる
    相手先情報を検索することを特徴とする請求項11に記
    載の配信サーバ。
  13. 【請求項13】前記検索手段は、前記ファクシミリメッ
    セージと同時に受信する相手先情報を利用して、返信先
    を自動選択する選択手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項11または請求項12に記載の配信サーバ。
  14. 【請求項14】前記検索手段は、返信先から送られてき
    た情報を基に、アドレス帳、通信管理レポートおよび過
    去の送信情報のうちの少なくとも1つを含むデータベー
    スから必要な相手先情報を検索することを特徴とする請
    求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載の配信サ
    ーバ。
  15. 【請求項15】前記必要な相手先情報とは、返信先の電
    話番号であることを特徴とする請求項11乃至請求項1
    4のいずれか1項に記載の配信サーバ。
  16. 【請求項16】前記検索手段は、前記ファクシミリメッ
    セージと同時に受信するTSI、自社コマンドまたはサ
    ブコードのうちの少なくともいずれか1つを含むT30
    規格の情報を利用して返信先の電話番号を判別すること
    を特徴とする請求項11乃至請求項15のいずれか1項
    に記載の配信サーバ。
  17. 【請求項17】前記検索手段は、前記受信したファクシ
    ミリメッセージを格納しているメッセージファイル上の
    情報や通信管理ファイル上の情報を利用して返信先の電
    話番号を判別することを特徴とする請求項11乃至請求
    項16のいずれか1項に記載の配信サーバ。
  18. 【請求項18】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、 を有する情報処理システムに用いられる情報処理方法で
    あって、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索工程と、 前記検索工程による検索結果を知らせる報知工程と、を
    有することを特徴とする情報処理方法。
  19. 【請求項19】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、 を有する情報処理システムに用いられる情報端末の情報
    処理方法であって、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索工程と、 前記検索工程による検索結果を知らせる報知工程と、を
    有することを特徴とする情報端末の情報処理方法。
  20. 【請求項20】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、を有す
    る情報処理システムに用いられる配信サーバの情報処理
    方法であって、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索工程と、 前記検索工程による検索結果を知らせる報知工程と、を
    有することを特徴とする配信サーバの情報処理方法。
  21. 【請求項21】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、を有す
    る情報処理システムの制御プログラムを格納した記憶媒
    体であって、 該制御プログラムは、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索工程のコードと、 前記検索工程による検索結果を知らせる報知工程のコー
    ドと、を有することを特徴とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、 を有する情報処理システムに用いられる情報端末の制御
    プログラムを格納した記憶媒体であって、 該制御プログラムは、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索手段のコードと、 前記検索手段による検索結果を知らせる報知手段のコー
    ドと、を有することを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】外部回線からメッセージの受信を行うフ
    ァクシミリ受信装置と、 前記メッセージの宛先として識別可能な情報端末と、 前記ファクシミリ受信装置が受信したファクシミリメッ
    セージを前記情報端末に配信する配信サーバと、 を有する情報処理システムに用いられる配信サーバの制
    御プログラムを格納した記憶媒体であって、 該制御プログラムは、 前記受信したファクシミリメッセージに対して、返信を
    行うために必要となる相手先情報を、管理しているデー
    タバースから検索する検索手段のコードと、 前記検索手段による検索結果を知らせる報知手段のコー
    ドと、を有することを特徴とする記憶媒体。
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