JP2001102656A - 強磁性ホール素子 - Google Patents

強磁性ホール素子

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JP2001102656A
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magnetic
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Masahito Watanabe
雅人 渡辺
Tadayoshi Kisa
忠義 吉佐
Takeshi Masumoto
健 増本
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Research Institute of Electric and Magnetic Alloys
Research Institute for Electromagnetic Materials
Original Assignee
Research Institute of Electric and Magnetic Alloys
Research Institute for Electromagnetic Materials
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、最大で数百mV以上の出力電圧を示
し、磁場感度に優れた強磁性ホール素子を提供すること
にある。 【構成】強磁性ホール素子を超薄膜化したFe−Pt合
金で構成することにより、出力電圧と垂直磁化の磁場感
度を向上させることができる。非磁性元素の添加あるい
は絶縁物とのグラニュラー組織化によって、さらなるホ
ール出力電圧と磁場感度の向上を図ることができる。こ
の素子は耐食性に非常に優れているため、超薄膜状態で
も保護膜なしでの利用が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大きな異常ホール効果
を示す強磁性ホール素子に関するものであり、モータの
回転速度センサ、磁気記録再生用磁気ヘッドなどの各種
磁気センサ、および垂直磁化を利用して記憶する固体素
子メモリへの利用が可能である。
【0002】
【従来の技術】電流磁気効果のひとつであるホール効果
を利用した素子として、InSb,GaAsなどの移動
度の大きな半導体を用いたホール素子がモータ等の回転
センサ、磁界測定用センサに多く用いられている。この
ような半導体ホール素子は外部磁界の大きさに比例する
正常ホール効果を利用したものであるが、磁性体に特有
のホール効果として磁化の大きさに比例する異常ホール
効果が知られている。しかしながら、磁性体の異常ホー
ル効果は半導体の正常ホール効果に比べて一般に非常に
小さいために、素子としての応用は今まで顧みられなか
った。
【0003】その中でGd−Fe、Fe−Ptのよう
に、希土類あるいは白金など重元素を含む合金系におい
て、Fe、Co、Niなどの磁性元素よりも2桁程度大
きなホール抵抗率を示すことが知られており、ホール効
果の基礎的な物性が調べられている。これら重元素を含
む合金系が磁気センサあるいは固体素子メモリなどのホ
ール素子として応用できる可能性は指摘されているが、
まだ素子としての実用化はなされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように磁性
体の異常ホール効果は半導体の正常ホール効果に比べ一
般にその出力が小さいために、現在のところ実用化に向
けた研究はほとんどない。しかしながら、数mV以上の
出力電圧が得ることができれば半導体ホール素子とは異
なる特徴を持つ素子を実現できるものと考えられる。
【0005】例えば、磁気センサとしての応用を目的に
した場合には、半導体の正常ホール効果を利用した素子
が広く用いられているが、原理的に外部磁界の大きさに
比例した出力しか得られず、磁場感度に劣っている。ま
た一般に、半導体ホール素子の温度特性は良好ではな
く、ほとんどの場合その最高使用温度は100〜200
℃以下であり、特にInSbのような大きい移動度を持
つ半導体は、100℃以下と非常に低いものである。F
e−Pt合金などの磁性体を用いれば、磁場感度と最高
使用温度も高い素子の可能性が生じる。
【0006】また最近、固体素子メモリ(Magnet
ic random accessmemory)に使
う目的で、巨大磁気抵抗効果あるいはトンネル磁気抵抗
効果を示すスピンバルブタイプのサンドウィッチ膜の検
討がなされている。これらは、従来の合金系磁気抵抗素
子よりも大きな磁気抵抗変化を示すが、その特性は界面
状態に非常に大きく影響されるため、プロセス上の制御
が難しく歩留まりも悪いものである。もし、このメモリ
素子に異常ホール効果を用いることができれば、磁性体
の単層膜で機能を果たすため、サンドウィッチ膜におけ
る界面制御の問題を回避することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】ホール効果の出力電圧V
は、一般に以下の式で記述される。ここでρはホー
ル抵抗率、iは電流、dは膜厚である。 V=ρ・(i/d) 従って、出力電圧を上昇させるためには、材料固有の物
性値であるホール抵抗率が大きい材料が心要であること
以外に、膜厚に反比例した出力が得られるため膜厚の減
少によっても出力向上を図ることができることがわか
る。このような膜厚を減少させる超薄膜化は、出力電圧
向上とともに、表面異方性による垂直磁気異方性の誘起
をもたらす場合があるが、これはホール素子の磁場感度
向上を意味する。
【0008】実施例に示すように、磁性体の中でも大き
なホール効果を示すFe−Pt合金を超薄膜化すれば、
正の垂直磁気異方性が誘起されると同時に、数mVから
最大数百mVに達する出力電圧を得ることができる。ま
た、超薄膜は酸化に非常に弱い状態にあるため、材料自
身に高い化学的安定性が要求されるが、Fe−Pt合金
あるいはこれをベースとした材料は非常に耐食性に優れ
るため、保護膜の存在なしに素子としての応用化が可能
である。
【0009】ホール抵抗率自身の上昇を図る方法とし
て、酸化物など絶縁物との複合材料化(グラニュラー
化)による方法がある。絶縁物とのグラニュラー化によ
って抵抗率の上昇がもたらされるが、これが電子の非対
称散乱確率を増しホール抵抗率上昇につながると考えら
れる。絶縁物としてはAl、MgO、SiO
どの酸化物、AlNなどの窒化物、MgF、CaFなど
のフッ化物を用いることが可能である。
【0010】磁性体の異常ホール効果を用いた素子は、
正常ホール効果と異なり磁化に比例した出力を発生する
ため、磁性体の異方性制御により素子の磁場感度を向上
させることができる。磁性薄膜に垂直異方性を付与する
ためには、上述の超薄膜化による界面異方性の他に、エ
ピタキシャル成長による結晶磁気異方性の制御・柱状組
織による形状異方性などが考えられる。
【0011】また、Fe−Pt合金に非磁性元素を添加
し飽和磁化を下げてやれば、反磁場の影響が少なくなり
垂直磁場感度向上につなげることができる。Nbあるい
はSiなど添加元素の種類によっては、結晶粒が微細化
され最大20%程度のホール抵抗率上昇がもたらされ
る。添加元素としてNbおよびSiがホール抵抗率上昇
に対して最も効果が高いが、その他に非磁性元素として
B,C,Mg,Al,Ca,Ti,V,Cu,Zn,Z
r,Mo,Pd,Ag,In,Sn,Sb,Ba,H
f,Ta,W,Ir,Au,Pb,Biを用いることが
できる。
【0012】本発明の特徴とするところは次の通りであ
る。第1発明は、一般式Fe100−x−yPt
で表され、Mは非磁性元素Nb、Si、BiおよびHf
のうちから選択される1種または2種以上の元素で、か
つその原子組成比は30≦x≦75、0≦y≦10であ
り、膜厚が500Å以下で、1mV/mA以上の飽和ホ
ール電圧を有する合金からなることを特徴とする強磁性
ホール素子に関する。
【0013】第2発明は、一般式Fe100−x−y
で表され、Mは非磁性元素Nb、Si、Biお
よびHfのうちから選択される1種または2種以上の元
素で、かつその原子組成比は30≦x≦75、0≦y≦
10である合金と絶縁物とのナノグラニュラー構造から
なり、膜厚が500Å以下で、1mV/mA以上の飽和
ホール電圧を有することを特徴とする強磁性ホール素子
に関する。
【0014】第3発明は、単結晶基板上、あるいは最初
に下地層を積層させた多結晶基板上に成長させて結晶配
向を制御し、垂直磁化膜としたことを特徴とする請求項
1あるいは2に記載の強磁性ホール素子に関する。
【0015】第4発明は、請求項1ないし3のいずれか
1項に記載の強磁性ホール素子からなる磁気センサに関
する。
【0016】第5発明は、請求項1ないし3のいずれか
1項に記載の強磁性ホール素子からなる固体素子メモリ
に関する。
【0017】
【作用】以上述べたように異常ホール効果を利用した素
子としてFe−Pt合金薄膜を超薄膜化してやれば、最
大で数百mVの出力電圧と同時に表面異方性による垂直
磁気異方性の誘起が観測され磁場感度上昇が図れる。ま
た、Nb、Siなどの非磁性元素を添加することで飽和
磁化の値を減少させ、反磁場の影響を低減させることで
垂直磁場感度を向上させることができる。このような元
素添加によって同時に若干のホール抵抗率の増強も図る
ことができる。
【0018】さらにホール抵抗率の値を上昇させる方法
として、酸化物などの絶縁物との複合材料化(グラニュ
ラー化)があげられる。絶縁物とのグラニュラー化によ
って抵抗率の上昇とともに異常ホール効果の発生機構で
ある非対称散乱が増加するものと考えられ、ホール抵抗
率の増強がなされる。
【0019】Fe−Pt薄膜はMgOなどの単結晶基板
上に容易にエピタキシャル成長し、c軸配向した垂直磁
化膜が得られ、固体素子メモリなどの用途に適する。ま
た、ガラスなどの多結晶基板上においても、Cr(10
0)/MgO層など下地膜を挿入することでc軸が優先
配向した膜が得られる。
【0020】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。 〔実施例1〕 Fe−Pt超薄膜のホール特性 Fe−Pt薄膜はイオンビームスパッタ装置を用いてガ
ラス基板上に成膜を行った。最終到達真空度は3x10
−7Torr以下で、イオンビーム加速電圧は500V
である。Fe−Pt薄膜のホール抵抗率は60at%P
t付近で最大を示すため、この組成における超薄膜化の
ホール効果に及ぼす影響を示す。図1に電子線リソグラ
フィ法によって作製した代表的なFe−Ptホール素子
の走査電子顕微鏡像を示す。素子パターン幅が、サブミ
クロンオーダーのサイズまで作製可能である。零磁場で
の電圧オフセットを補償するため5端子としているが、
単純な十字型パターンでの利用も可能である。固体素子
メモリとしての利用のためには、さらにこの素子パター
ン上に磁化反転のための磁場を発生させるラインパター
ンが加わる。
【0021】図2にFe−Pt薄膜ホール素子のホール
電圧と飽和磁場の膜厚依存性を示す。膜厚の減少ととも
にホール電圧の増加が見られ、最大で100mV以上の
値が得られている。同時に磁場感度向上を意味する飽和
磁場の減少が観測されていることがわかる。図3にFe
−Pt薄膜ホール素子の出力電圧と印加電流の関係を示
す。最大で500mV近くのホール電圧が得られている
ことがわかる。
【0022】図4にFe−Ptエピタキシャル薄膜ホー
ル素子のX線回折パターンとホールループを示す。図に
見られるように、ほぼ完全にc軸配向しており、角型性
が良好なホールループが得られているため、垂直磁化を
利用して記録する固体素子メモリに適していることがわ
かる。非磁性元素を添加したFe−Pt薄膜のホール電
圧および飽和磁場の値をまとめて、表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】〔実施例2〕 グラニュラーFe−Pt薄
膜 Fe−Ptグラニュラー薄膜は、2元イオンビームスパ
ッタ装置を用いてガラス基板上に作製を行った。最終到
達真空度は3x10−7Torr以下で、イオンビーム
加速電圧は500Vである。ターゲットは、Fe−Pt
用複合ターゲットとAl,Mgなどのマトリックス用タ
ーゲットを使用した。マトリックスは酸化物、窒化物、
フッ化物であるため、真空チャンバ内に酸素、窒素、フ
ッ素を導入しながら、成膜を行った。複数のマトリック
スをベースとしたFe−Ptグラニュラー薄膜素子のホ
ール特性をまとめて表2に示す。ここで、Fe−Ptグ
ラニュールの全体に対する原子組成比は約50%であ
る。
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】本発明は、Fe−Pt合金薄膜およびF
e−Pt合金グラニュラー薄膜を用いた強磁性ホール素
子に関するものである。Fe−Pt合金は磁性金属合金
のなかでも最も大きなホール効果を示すが、さらに非磁
性元素を添加することにより、磁場感度向上とホール抵
抗率の増強も図ることができる。また、その超薄膜化に
より出力電圧向上と磁場感度向上も達成され、半導体ホ
ール素子と同等以上の出力電圧を発生させることができ
る。絶縁物とのグラニュラー組織化によっても、さらに
本質的なホール効果の大きさを増強させることができ、
出力を向上させることができる。エピタキシャル成長に
よって作製したc軸配向Fe−Pt薄膜は、固体素子メ
モリに適した垂直磁化ホール素子となる。以上のような
手法により、Fe−Pt薄膜ホール素子の出力電圧と磁
場感度向上を図ることにより、磁場感度に優れた磁気セ
ンサおよび固体素子メモリに適した強磁性ホール素子を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Fe35.7Pt56.8Si7.5薄膜ホー
ル素子の走査電子顕微鏡像。
【図2】Fe40Pt60薄膜ホール素子のホール電圧
および垂直磁化の飽和磁場Hの膜厚依存性を示す
特性図である。
【図3】Fe40Pt60薄膜ホール素子のホール電圧
と印加電流iの関係を示す特性図である。
【図4】Fe40Pt60エピタキシャル薄膜ホール素
子(膜厚200Å)のX線回折パターンとホールループ
を示す特性図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式Fe100−x−yPt
    表され、Mは非磁性元素Nb、Si、BiおよびHfの
    うちから選択される1種または2種以上の元素で、かつ
    その原子組成比は30≦x≦75、0≦y≦10であ
    り、膜厚が500Å以下で、1mV/mA以上の飽和ホ
    ール電圧を有する合金からなることを特徴とする強磁性
    ホール素子。
  2. 【請求項2】 一般式Fe100−x−yPt
    表され、Mは非磁性元素Nb、Si、BiおよびHfの
    うちから選択される1種または2種以上の元素で、かつ
    その原子組成比は30≦x≦75、0≦y≦10である
    合金と絶縁物とのナノグラニュラー構造からなり、膜厚
    が500Å以下で、1mV/mA以上の飽和ホール電圧
    を有することを特徴とする強磁性ホール素子。
  3. 【請求項3】 単結晶基板上、あるいは最初に下地層を
    積層させた多結晶基板上に成長させて結晶配向を制御
    し、垂直磁化膜としたことを特徴とする請求項1あるい
    は2に記載の強磁性ホール素子。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    強磁性ホール素子からなる磁気センサ。
  5. 【請求項5】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    強磁性ホール素子からなる固体素子メモリ。
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