JP2001101536A - 防犯用スプレー装置 - Google Patents

防犯用スプレー装置

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JP2001101536A
JP2001101536A JP31141799A JP31141799A JP2001101536A JP 2001101536 A JP2001101536 A JP 2001101536A JP 31141799 A JP31141799 A JP 31141799A JP 31141799 A JP31141799 A JP 31141799A JP 2001101536 A JP2001101536 A JP 2001101536A
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spray
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Takeshi Ichinose
武 一ノ瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逃走途中の犯人等に溶液を噴射して確実に付
着させることができるようにし、これにより命中率を確
実にして逃走困難にすることができる防犯技術を提供す
ること。 【解決手段】 逃走経路付近に設備され、逃走が見込ま
れる犯罪者等の噴射対象に対して特殊な溶液を噴射して
付着させることで、噴射対象を識別又は特定可能にする
ための防犯用スプレー装置であって、噴射用の溶液及び
噴射ガスを収容し、ノズルから溶液を噴射可能な噴射装
置と、その噴射装置の作動を制御する制御装置とを含む
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防犯用スプレー装
置に関し、特に、犯罪者等の噴射対象に溶液を噴射し
て、その噴射対象を容易に識別あるいは特定することを
可能にするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行、郵便局等の金融機関施設における
強盗事件では、その事件現場で犯人に遭遇する人々の殆
どが一般人であることが多いため、犯人にそのまま逃走
されてしまう恐れが多分にある。
【0003】従来、こうした逃走しようとする犯人や逃
走中の犯人、あるいは逃走中の暴走族等に対する対策と
して、蛍光塗料の入ったカラーボールを投げつけること
で、夜間でも犯人または犯人使用の車両等を識別可能に
する防犯方法が開発されている。
【0004】また、従来から、金融機関施設等には、逃
走防止や防犯、救助要求等の目的で警察や警備機関等へ
無言通報できる非常通報用スイッチも設備されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
カラーボールを使用する方法は、精度が悪いという弱点
がある。その理由は、カラーボールを犯人に投げつけて
命中させるためのコントロールを必要とするため、投球
コントロールのない人や不慣れな人には命中率が悪いこ
とである。特に、逃走中の犯人に命中させるのは至難の
技で、むしろ特技を必要とする位である。
【0006】また、蛍光塗料を入れたカラーボールは、
犯人識別能力が低いという弱点もある。その理由は、蛍
光塗料は夜間には効果があるが、昼間の効果については
疑問があり、しかも、衣服に付着しても落ちやすいこと
である。
【0007】後者の非常通報用スイッチを設備する方法
は、確かに有効な点も多いが、数十秒から数分程度の計
画的な短時間犯行の場合には、警察官到着までの間に逃
走されてしまい、その効果に疑問が残る。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、噴射対象の逃走経路付近に溶液の噴射装置を配備す
る考え方を採用することで、逃走途中の犯人等に溶液を
噴射して確実に付着させることができるようにし、これ
により命中率を確実にして逃走困難にすることができる
防犯技術を提供することを課題とする。また、本発明
は、溶液中に含ませる物質に配慮することで、犯人等の
識別や特定をより確実にすることができる防犯技術を提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、逃走経路付近
に設備され、逃走が見込まれる犯罪者等の噴射対象に対
して特殊な溶液を噴射して付着させることで、噴射対象
を識別又は特定可能にするための防犯用スプレー装置で
あって、噴射用の溶液及び噴射ガスを収容し、ノズルか
ら溶液を噴射可能な噴射装置と、その噴射装置の作動を
制御する制御装置とを含む構成とした。
【0010】例えば金融機関施設等の建物に侵入して犯
した犯罪者等の噴射対象が逃走する場合、犯行後は早期
逃走する必要性からその逃走経路は建物の出入り口を通
って逃走することが多い。したがって、この出入り口を
通る際に、噴射装置から溶液を噴射して犯人に付着させ
ることは容易でしかも高精度にこれを実現することがで
きる。
【0011】前記溶液としては、着色剤、接着剤、蛍光
剤及び香料のうちの少なくとも1つを含む構成とするこ
とができる。この構成により、溶液を噴射された噴射対
象を容易に識別あるいは特定することができる。特に接
着剤を含む構成とした場合には殆ど落ちないのでその効
果は格別である。勿論、接着剤の他に、着色剤、蛍光剤
及び香料のうちの1種類以上、合計2種類以上とするの
もより好ましく、4種類の全てを含ませた構成とするこ
ともさらに好ましい。
【0012】前記噴射装置は、建物等の出入り口や通路
もしくはゲートや歩道等の噴射対象の逃走経路付近に設
備することが好ましい。このような逃走経路に噴射装置
を設備することで、噴射対象に対して溶液を付着させる
精度を格段に高めることが可能になる。
【0013】噴射装置としては、出入り口付近の壁や天
井等に複数配置することもできる。複数配置した場合に
は、移動する噴射対象に溶液を付着させるのがより確実
でしかもより多く付着させることができる。
【0014】また、制御装置としては、噴射対象を検出
するセンサーを含み、そのセンサーの出力に基づいて噴
射装置を作動させる機能を有する構成とするのが好適で
ある。これにより、噴射対象に溶液をさらに確実に付着
させることができる。
【0015】また、制御装置は、建物等の出入り口に設
けられる自動ドアの開閉信号に基づいて噴射装置を作動
させる機能を有する構成とすることもできる。このよう
にすれば、噴射対象を検出するセンサーを不要にした
り、あるいは少なく配置することができる。
【0016】また、噴射装置は、噴射用の溶液及び噴射
ガスを収容する容器本体に設けられ、押圧操作により押
し下げることで溶液を噴射させるノズル付きの押し釦を
有するスプレー缶と、押し釦を押し下げる方向に力を加
えて溶液を噴射させる電動装置とを備える構成とするこ
ともできる。その場合、制御装置は電動装置の駆動制御
機能を有する構成とすることが好ましい。こうすること
で、溶液の噴射を自動的に行えるようにすることができ
る他、噴射装置をスプレー缶を用いることでカセット式
に交換可能で簡易に構成することができる。
【0017】また、制御装置は、噴射装置を必要時にの
み作動させるためのスイッチ操作部を有する構成とする
ことが好ましい。これにより、この防犯用スプレー装置
を非常時にの作動するようにする設計することができ
る。このスイッチ操作部は、非常通報用スッチの近くに
配置することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図に示す実施の形態は、
本発明に係る防犯用スプレー装置を金融機関等の建物の
出入り口付近に設備した例を示すもので、図1は建物全
体を示す概略平面図であり、図2はその要部の拡大平面
図、図3は部分拡大平面図である。
【0019】これらの図において、1は建物であり、そ
の内部には種々の手続きのためのカウンター2が配置さ
れている。建物1の正面右には、建物1内への出入り口
3がある。この出入り口3には引き戸式の通常の自動ド
ア4が設備されている。
【0020】この出入り口3から建物1内に入った部分
には玄関スペース5があり、一般利用者はこの玄関スペ
ース5及び、自動ドア4で開閉される出入り口3を通っ
て出入りする。この出入り口3が逃走経路の一部となる
ことが多い。したがって、この実施の形態では、防犯用
スプレー装置Sを玄関スペース5の左側に配置してあ
る。
【0021】防犯スプレー装置SPは、図2に示すよう
に、複数の噴射装置20と、その制御装置30とを備え
ている。制御装置30は、犯罪者等の噴射対象Mの存在
を検出する複数のセンサー31を備えている。これらの
センサー31および噴射装置20は、図2に示すように
玄関スペース5の左側にある壁6に沿って配置してい
る。
【0022】壁6は、これと間隔をおいて平行に配置し
た目隠し壁7を有する二重壁となっていて、両者の間に
噴射装置20、制御装置30及びセンサー31等を配置
するための設備空間8を有している。9は、壁6に設け
た溶液噴射用の穴である。なお、図2では説明の便宜
上、制御装置30を設備空間8の外に掲載している。
【0023】噴射装置20は、人の出入り方向に間隔を
おいて3つ配置されている。それらの配置高さは、例え
ば噴射対象である犯人の腰付近に溶液を噴射できる高さ
が好ましく、例えば1m程度である。センサー31も同
程度の高さで、人の出入り方向に間隔をおいて3つ配置
されている。これらの配置数や配置高さ、あるいは配置
位置等については、建物や出入り口等の関係において適
宜決定される。
【0024】噴射装置20の具体的構成については、溶
液を噴射可能であれば特別限定されず種々の形態が考え
られるが、本実施の形態では、設備の簡易性、コスト、
メンテナンス等を考慮して次のような構成を採用してい
る。
【0025】即ち、噴射装置20は、図3に示すよう
に、スプレー缶Sと、そのスプレー缶Sの押し釦13を
押し下げて溶液を噴射させるための電動装置Dとで構成
している。電動装置Dは、例えばソレノイド等で構成さ
れ、励磁電流のオンオフにより上下に往復移動可能なロ
ッド1aと、ロッド1aの先端に設けた加圧部材1bを
有する。従って、励磁電流のオンにより、ロッド1aが
下方へ押し下がり、押し釦13が押される構成となって
いる。
【0026】スプレー缶Sは、図4に示すように、噴射
用の溶液を収容する容器本体10と、その容器本体10
内に溶液と共に収容された噴射ガスと、容器本体10の
頭部11側に設けられ、押圧操作により押し下げること
で溶液を噴射させる機能を持つノズル12付きの押し釦
13とを備えている。
【0027】制御装置30は、センサー31から噴射対
象Mを検出した信号が入力されると、各噴射装置20の
電動装置Dに噴射信号を出力し、溶液を噴射させる機能
を有する。なお、この制御装置30には、その制御動作
を有効にするためのスイッチ操作部32が設けられてい
て、このスイッチ操作部32を押し、電源回路をオン状
態にしたときにのみ、制御装置30の制御動作を有効に
して溶液を噴射させることが可能なように設計されてい
る。これにより、噴射装置20を必要時にのみ作動可能
にすることができる。
【0028】本実施の形態では、溶液はノズル12から
線状に噴射する粘性を有するように調整している。即
ち、一般的なスプレー缶から噴射する噴霧状ではなく、
ほぼ直線的に飛ぶ線状または棒状あるいは泡状となるよ
うに調整してある。つまり、霧状ではなく液状として噴
射可能に調整してある。そして、噴射ガスについても、
噴射された溶液がノズル12から3m以上、好ましくは
5m以上、さらに好ましくは10m程度離れた噴射対象
Mに対して到達可能なガス圧に設定している。因みに、
実施例では、5m程度としている。勿論、設置場所によ
っては、溶液を少なくとも1m以上噴射可能であれば充
分な場合もある。
【0029】さらに、溶液は、噴射対象10に対して付
着した状態で識別可能な物質を含むように配慮してい
る。識別可能な物資としては種々のものを挙げることが
できるが、着色剤、接着剤、蛍光剤及び香料などを特に
好適な物質として挙げることができる。
【0030】容器本体10内に収容する溶液に強い接着
性を持たせる場合、例えば、樹脂成分と、溶剤成分とを
含ませたものが好ましい。樹脂成分としては、合成ゴム
と、合成樹脂(粘着付与樹脂)と、オイルとを混ぜ合わ
せたものを用いることができる。溶剤成分としては、塩
化メチレン、アセトン・ペンタン、その他の溶剤成分を
単独にあるいは混合して用いることができる。また、噴
射ガスには、ジメチルエーテル等を用いることができ
る。
【0031】溶液の飛距離については、噴射ガスのガス
圧、溶液の粘性、ノズルの大きさや形状等にも左右され
るが、特に、溶液の粘性とガス圧との関係が重要であ
る。溶液の粘性は、溶液が線状又は棒状あるいは泡状に
噴射されるか否かを左右する重要な要素となるので、樹
脂成分と溶剤成分の選択及び両者の重量比によりこの粘
性を適宜に調整する必要がある。
【0032】また、ノズルの孔の大きさが小さすぎる
と、噴射される溶液が細くなりすぎ、噴射された溶液の
持つ慣性力が空気抵抗や重力等により急激に減少し、そ
の分、飛距離が短くなる。したがって、これらの点を考
慮し、適宜に調整することで、飛距離を1〜5mあるい
は10m前後にすることができる。
【0033】勿論、これらの条件は、大型のスプレー装
置とすれば容易にクリアできる条件であるが、小型にす
る視点から必要な条件である。この点、容器本体10に
ついては、溶液及び噴射ガスの内容物入りで容易に持ち
運びしたり交換できる大きさ及び重量としている。
【0034】容器本体10及び押し釦12の両方には、
その表面に、ノズル12から噴射する溶液の噴射方向を
示す目印14、15を設けている。この目印14、15
はここでは矢印であり、例えばシールや印刷などにより
形成される。目印14、15の色は例えば夜間でも分か
りやすいように赤色の蛍光色が好適である。
【0035】さらに、この容器本体10の外周面部分に
は、文字で表した目印16、17が表示されている。目
印16は溶液の噴射方向を表す「正面」の文字であり、
目印17はノズル12からの噴射方向を表す、正に「噴
射方向」の文字である。このように構成することで、ス
プレー缶Sを取り付けたり交換したりする際に、溶液の
噴射方向を目印14、15、16、17の何れでも容易
に確認できるため、初めから誤装着を無くすことができ
る。
【0036】このように、建物1の出入り口3付近に防
犯用スプレー装置SPを設備した場合、非常時にスイッ
チ操作部32を押してオン状態にすることで、例えば建
物1内で現金強盗のような犯罪を犯し逃走しようとする
噴射対象Mが、玄関スペース5を通って出入り口3から
外へ逃げようとする途中で、センサー31により検出さ
れてしまうため、溶液がノズル12から線状に噴射され
る。これにより噴射対象Mには付着溶液が残る。
【0037】したがって、逃走中あるいは逃走後におい
てもその噴射対象Mを容易に識別あるいは特定すること
ができる。噴射対象Mが犯人である場合には、衣服等に
付着し、その際、溶液が接着剤を含む場合、強く接着し
て落ちにくくなるばかりでなく、あちこちに接着して動
きにくくなり、逃走動作を鈍らせる効果も生じる。
【0038】溶液中に蛍光剤を含ませた場合は夜間に有
効であり、着色剤を含ませた場合は昼間に有効であり、
特殊な香料を含ませた場合は人だけでなく警察犬等を利
用した識別にも有効である。勿論、この付着溶液の使用
は車両等に対しても効果的である。
【0039】なお、上記実施の形態では、センサー31
により噴射対象Mを検出して溶液を噴射させる構成とし
たが、自動ドア4の開閉信号が制御装置30に入力され
る構成としても良い。このようにすれば、例えば噴射対
象Mが建物1内から玄関スペース5に到達したときに自
動ドア4の開信号が出力されるため、この開信号に基づ
いて噴射対象Mに溶液を噴射して付着させることもでき
る。
【0040】また、上記実施の形態では、溶液を線状に
噴射させるようにしているが、線状の太さについては任
意であり、例えば多少飛散する形態で飛ぶ場合も含む。
さらに、無数の魂状に噴射され、全体として線状又は棒
状に噴射するような場合も含む。何れにしても飛距離が
でるような形態で溶液を噴射させるのが好ましい。
【0041】また、噴射装置20として、スプレー缶を
利用する構成としたが、ノズルのみを逃走経路付近に配
置し、そのノズルへ配管やホース等を利用して溶液を供
給する構成とすることもできる。この場合には、使用後
の配管やホース等の目詰まり防止の観点から、溶液中に
接着剤等の硬化性物質は混入しないようにすることが好
ましい場合がある。
【0042】また、この防犯スプレー装置の設備場所に
ついては、建物等の出入り口付近に限らず、噴射対象の
逃走経路付近であればどこにでも設備することができ
る。例えば、建物内の通路付近、駐車場のゲート付近、
建物間の通路や歩道付近、遊技場の景品交換所付近、場
外馬券場のカウンター付近など、防犯設備の必要な種々
の場所に適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、噴射対
象の逃走経路に溶液の噴射装置を配備する考え方を採用
することで、逃走途中の犯人等に溶液を噴射して確実に
付着させることができるようにし、これにより命中率を
確実にして逃走困難にすることができる。また、本発明
は、溶液中に含ませる物質に配慮することで、犯人や車
両等の噴射対象の識別や特定をより確実にすることがで
きる防犯技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防犯用スプレー装置
を設備した建物の概略平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る防犯用スプレー装置
の要部の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る防犯用スプレー装置
の部分拡大図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るスプレー缶の斜視図
である。
【図5】本発明の実施の形態に係るスプレー缶の平面図
である。
【符号の説明】
1 建物 2 カウンター 3 出入り口 4 自動ドア 5 玄関スペース 6 壁 7 目隠し壁 8 設備空間 9 穴 10 容器本体 11 頭部 12 ノズル 13 押し釦 14、15、16、17 目印 20 噴射装置 30 制御装置 31 センサー 32 スイッチ操作部 M 噴射対象 D 電動装置 1a ロッド 1b 押圧板 S スプレー缶 SP 防犯用スプレー装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逃走経路付近に設備され、逃走が見込ま
    れる犯罪者等の噴射対象に対して特殊な溶液を噴射して
    付着させることで、噴射対象を識別又は特定可能にする
    ための防犯用スプレー装置であって、噴射用の溶液及び
    噴射ガスを収容し、ノズルから溶液を噴射可能な噴射装
    置と、その噴射装置の作動を制御する制御装置とを含
    む、防犯用スプレー装置。
  2. 【請求項2】 前記溶液は、着色剤、接着剤、蛍光剤及
    び香料のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
    請求項1記載の防犯スプレー装置。
  3. 【請求項3】 前記噴射装置は、建物等の出入り口や通
    路もしくはゲートや歩道等の噴射対象の逃走経路付近に
    設備されていることを特徴とする請求項1記載の防犯ス
    プレー装置。
  4. 【請求項4】 前記噴射装置は、前記出入り口付近の壁
    や天井等に複数配置されている、請求項3記載の防犯用
    スプレー装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記噴射対象を検出す
    るセンサーを含み、そのセンサーの出力に基づいて前記
    噴射装置を作動させる機能を有する、請求項1記載の防
    犯用スプレー装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記建物等の出入り口
    に設けられる自動ドアの開閉信号に基づいて噴射装置を
    作動させる機能を有する、請求項1〜5の何れかに記載
    の防犯用スプレー装置。
  7. 【請求項7】 前記噴射装置は、噴射用の溶液及び噴射
    ガスを収容する容器本体に設けられ、押圧操作により押
    し下げることで溶液を噴射させるノズル付きの押し釦を
    有するスプレー缶と、前記押し釦を押し下げる方向に力
    を加えて溶液を噴射させる電動装置とを備えている、請
    求項1〜6の何れかに記載の防犯用スプレー装置。
  8. 【請求項8】 前記制御装置は、前記電動装置の駆動制
    御機能を有する、請求項7記載の防犯用スプレー装置。
  9. 【請求項9】 前記制御装置は、前記噴射装置を必要時
    にのみ作動させるためのスイッチ操作部を有する、請求
    項1〜8の何れかに記載の防犯用スプレー装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037317A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 明秀 東畑 スプレーノズル

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