JP2001101202A

JP2001101202A - 電子ブック

Info

Publication number: JP2001101202A
Application number: JP27646699A
Authority: JP
Inventors: Takashi Kondo; 尊司近藤; Sadafusa Tsuji; 完房辻; Hideo Yasutomi; 英雄保富; Katsuyuki Nanba; 克行難波; Isao Hayamizu; 功速水
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1999-09-29
Filing date: 1999-09-29
Publication date: 2001-04-13

Abstract

(57)【要約】【課題】スイッチの簡単で少ない操作によってしおり
ページ又はインデックスページを表示させることのでき
る電子ブックを得る。【解決手段】液晶表示画面１１，１２を備え、記録媒
体５に記録されているコンテンツを画面１１，１２に表
示する電子ブック。使用者は任意のページにしおりを設
定することができ、設定されたしおり一覧は第１画面１
１上に表示される。また、しおりに対応するしおりペー
ジは第２画面１２上に表示され、このしおりページはス
イッチ１７の操作によって順次更新されていく。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子ブック、詳し
くは、ＣＤ、ＭＤ、ＭＯ等の記録媒体から情報（コンテ
ンツ）を読み出し、液晶等からなる表示画面上に再生す
る電子ブックに関する。

【０００２】

【従来の技術と課題】近年、書籍の文字・画像・音声等
の情報（コンテンツ）が記録されたＣＤ−ＲＯＭ、ＭＤ
等の記録媒体を着脱自在とし、記録されているコンテン
ツを液晶等からなる表示画面上に再生する情報表示装置
（いわゆる電子ブック）が種々提案されている。

【０００３】この種の電子ブックではコンテンツの特定
の内容に即座にアクセスできるように、使用者が任意に
しおりをページ番号に対応させる（しおりを付けられた
ページをしおりページと称する）等のしおり機能が求め
られている。従来、しおりページを複数設定してそのペ
ージを画面上に表示することを指定する機能として、特
開平６−２３１１８６号公報や特開平７−７３２０３号
公報では、しおりページのタブをポインティングデバイ
スで指定するように構成したものが知られている。

【０００４】しかし、電子ブックは携帯性を高めるため
に小型化が強く要求されており、ポインティングデバイ
スを採用することは小型化に逆行することになる。さら
に、しおりページの指定を行う際に、前記公報記載の装
置では、表示画面にタブを合成して表示するため、画像
合成の処理が必要となる。

【０００５】一方、記録媒体には本文データに加えて章
番号に対応したインデックスが含まれており、このよう
なインデックスもポインティングデバイスを使用するこ
となく、しかも画像合成の必要もなく、簡単な操作で指
定／表示可能であることが望ましい。

【０００６】そこで、本発明の目的は、スイッチの簡単
で少ない操作によってしおりページ又はインデックスペ
ージを表示させることのできる電子ブックを提供するこ
とにある。

【０００７】本発明の他の目的は、画像合成の必要なく
しおり一覧又はインデックス一覧を表示できる電子ブッ
クを提供することにある。

【０００８】

【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る電子ブックは、入力されたデータを表
示するための画面と、ページ送り操作に応答して画面上
への表示内容を更新する手段と、しおり設定操作に応答
して、該操作時に画面上に表示されているページをしお
りページとして対応付ける手段と、しおり送り操作に応
答してしおりページを順次表示する手段とを備えてい
る。

【０００９】以上の構成からなる電子ブックにあって
は、使用者が設定したしおりに該当するページが、例え
ば電子ブックに設けられたスイッチを操作することで画
面上に順次表示される。従って、従来の如く、しおりペ
ージのタブを表示してポインティングデバイスで指定す
るといった、電子ブックの携帯性や小型化を損う構成は
不要であり、スイッチ操作という簡単で少ない操作でし
おりページを表示することができる。

【００１０】また、インデックスに関しても、インデッ
クス送り操作（スイッチ操作）に対応してインデックス
ページを順次表示するようにすれば、電子ブックの携帯
性や小型化を損うことなく、簡単で少ない操作でインデ
ックスページを表示することができる。

【００１１】さらに、本発明に係る電子ブックは、入力
されたデータを表示するための二つの画面と、ページ送
り操作に応答して少なくとも一つの画面上への表示内容
を更新する手段と、しおり設定操作に応答して、該操作
時にいずれかの画面上に表示されているページをしおり
ページとして対応付ける手段と、設定されたしおり一覧
を一方の画面に表示し、他方の画面に選択されたしおり
ページを表示する手段とを備えている。

【００１２】以上の構成からなる電子ブックにあって
は、二つの画面を有効に使用し、即ち、一方の画面にし
おり一覧を表示し、他方の画面にしおり一覧から選択さ
れたしおりページを表示する。従って、しおり一覧は他
の画像と合成されることなく、独立して一つの画面上に
表示され、使用者にとっては極めて見やすい表示態様と
なる。

【００１３】また、インデックスに関しても、一方の画
面にインデックス一覧を表示し、他方の画面にインデッ
クス一覧から選択されたインデックスページを表示すれ
ば、二つの画面を有効に使用して画像の合成処理が不要
で、見やすい表示を実現できる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子ブックの
実施形態について、添付図面を参照して説明する。

【００１５】（電子ブックの外観及び構成）図１は、本
発明の一実施形態である電子ブック１の外観を示す。こ
の電子ブック１は中央の支軸１８を支点として左右に見
開き状態に開閉可能に連結された第１画面１１及び第２
画面１２を備え、画面１１，１２に通常の書籍、雑誌等
と同様に種々の情報を表示する。画面１１，１２はそれ
ぞれ液晶を用いてマトリクス方式で駆動される周知の液
晶表示素子にて構成されている。この液晶表示素子は、
省エネルギー等の観点から室温でコレステリック相を示
すメモリ性液晶を使用することが好ましい。

【００１６】表示するための電子ブックコンテンツはＣ
Ｄ−ＲＯＭ、ＭＤ、ＭＯ等の記録媒体５に記録されてお
り、電子ブック１の本体部右側面には記録媒体５を挿入
するためのスロット（図示せず）が設けられている。電
子ブックコンテンツは、複数ページの文字、画像等の視
覚情報ないし音声情報が記録された電子データである。

【００１７】各画面１１，１２の下方には、ページ送り
スイッチ１３，１４、モード設定スイッチ１５、しおり
設定・解除スイッチ１６、しおり・インデックス送りス
イッチ１７が設けられ、さらに図示しない電源スイッチ
が設けられている。

【００１８】ページ送りスイッチ１３を押すと図１中右
方向へのページ送りが行われ、ページ送りスイッチ１４
を押すと図１中左方向へのページ送りが行われる。コン
テンツが横書きであればページは左から右へ進むので、
スイッチ１４を押すと１ページ進み、スイッチ１３を押
すと１ページ戻ることになる。コンテンツが縦書きであ
ればページは右から左へ進むので、スイッチ１３を押す
と１ページ進み、スイッチ１４を押すと１ページ戻るこ
とになる。

【００１９】モード設定スイッチ１５は、通常モード、
しおりモード、インデックスモードを１回操作するごと
に順次切り換える。通常モードとは画面１１，１２にコ
ンテンツを表示するモードである。しおりモードとは一
方の画面（例えば画面１１）にしおり一覧を表示し、他
方の画面（例えば画面１２）に選択されたしおりページ
の画像を表示するモードである。インデックスモードと
は一方の画面（例えば画面１１）にインデックス一覧を
表示し、他方の画面（例えば画面１２）に選択されたイ
ンデックスページの画像を表示するモードである。

【００２０】本電子ブック１においては、二つの画面１
１，１２を有しているため、画面１１，１２の表示をそ
れぞれ独立して切り替えることができ、しおり一覧及び
インデックス一覧を一方の画面１１に表示するようにし
た。それ故、しおり一覧及びインデックス一覧を他の画
像と合成することなく、見やすく表示することができ
る。

【００２１】ここで、“しおり”とは、コンテンツの内
容を示す項目をページに対応させた情報を意味し（図９
（Ｂ）参照）、以下に説明するように使用者が任意に設
定する。また、“インデックス”とは章ないし目次の情
報を意味し（図１０（Ａ）参照）、予め記録媒体５にテ
ーブルとして格納されている。

【００２２】即ち、しおりもインデックスも本質的には
類似した概念であり、コンテンツの章タイトルないし目
次に予め対応付けて記憶したものがインデックスであ
り、使用者が任意に対応付け可能なものがしおりであ
る。

【００２３】また、しおり設定とはしおりをしおりペー
ジとして対応付けることであり、対応付けるページを特
定する情報をメモリすること、例えば、ページ番号をメ
モリしたり、そのページに含まれるインデックス情報
（ページの属性情報）をしおり属性としてメモリするこ
とである。記憶するのは、コンテンツ表示画面が１画面
の状態では、その画面のページであり、コンテンツ表示
画面が２画面の状態では、それらのうちページ番号が若
い方のページである。

【００２４】しおり設定・解除スイッチ１６は、これを
操作すると、現在表示されているページがしおり設定さ
れていない場合にはしおり設定を行い、しおり設定がさ
れている場合にはしおり設定を解除する。

【００２５】しおり・インデックス送りスイッチ１７
は、操作のたびにしおりページ又はインデックスページ
を順次表示する。

【００２６】（制御回路・駆動回路）図２に電子ブック
１の全体的な制御回路を示す。この制御回路は、概略、
制御部（ＣＰＵ）２１を中心として構成され、記録媒体
５からのデータの入力部２２、電源スイッチや前記スイ
ッチ１３〜１７を含む操作部２３、動作プログラムが格
納されたＲＯＭ２４、主に入力部２２から入力されたデ
ータを記憶するＲＡＭ２５、データ制御部２６を備えて
いる。データ制御部２６は前記画面１１，１２を構成す
る液晶表示素子２７，２８へ画像データを転送して可視
像の表示を制御する。

【００２７】図３は各液晶表示素子２７，２８の駆動回
路を示す。この駆動回路は、フレームメモリ３１、駆動
制御部３２、走査駆動ＩＣ３３、信号駆動ＩＣ３４、バ
ックライト３５にて構成されている。液晶表示素子２
７，２８は図３中横方向に多数本延在する走査電極と縦
方向に多数本延在する信号電極とが交差する部分を１画
素としてマトリクス駆動される。

【００２８】フレームメモリ３１は前記データ制御部２
６から転送された各画素に対応する画像データを対応す
るアドレスに記憶する。駆動制御部３２はシフトレジス
タ等で構成され、フレームメモリ３１から転送された画
像データを走査信号と画像信号データに振り分けて同期
を取って駆動ＩＣ３３，３４に転送する。液晶表示素子
２７，２８は駆動ＩＣ３３，３４にて駆動される電極か
ら印加される電圧によって１走査ラインごとに駆動さ
れ、画像を表示する。

【００２９】バックライト３５は各液晶表示素子２７，
２８を背面から照明するもので、液晶表示素子２７，２
８として反射型液晶を採用した場合には前面から素子２
７，２８を照明するように構成する。

【００３０】（制御手順）次に、制御部２１による電子
ブック１の制御手順について図４〜図８のフローチャー
ト及び図９、図１０の表示例を参照して説明する。

【００３１】図４は制御のメインルーチンを示す。電源
が投入されると、まず、ステップＳ１０１で電子ブック
１の各構成部分やモードをリセットする初期化処理を行
う。次に、ステップＳ１０２で入力部２２からコンテン
ツ情報を読み込む。コンテンツ情報には、本文に加えて
データが縦書きか横書きか、又はページの進行方向が右
から左か、左から右かを示す情報が含まれている。

【００３２】次に、ステップＳ１０３で第１ページと第
２ページの画像を読み込み、ステップＳ１０４でそれら
を画面１１，１２に表示する。コンテンツが横書きの場
合は第１ページを左画面１１に表示し、第２ページを右
画面１２に表示する。縦書きの場合は第１ページを右画
面１２に表示し、第２ページを左画面１１に表示する。

【００３３】続いて、ステップＳ１０５でページ送りス
イッチ１３，１４の操作が確認されると、ステップＳ１
０６でページ送りを処理する。ステップＳ１０７でしお
り設定・解除スイッチ１６の操作が確認されると、ステ
ップＳ１０８でしおり設定・解除を処理する。ステップ
Ｓ１０９でモード設定スイッチ１５の操作が確認される
と、ステップＳ１１０でモード変更を処理する。また、
ステップＳ１１１でしおり・インデックス送りスイッチ
１７の操作が確認されると、ステップＳ１１２でしおり
・インデックス送りを処理する。なお、ステップＳ１０
６，Ｓ１０８，Ｓ１１０，Ｓ１１２での処理は以下に詳
述する。

【００３４】そして、ステップＳ１１３で電源オフが指
令されたか否かを判定し、オフ指令がなければステップ
Ｓ１０５へ戻り、オフ指令があれば電源をオフする。

【００３５】図５は前記ステップＳ１０６で実行される
ページ送りのサブルーチンを示す。まず、モード設定ス
イッチ１５の操作によって設定されているモードをステ
ップＳ２０１で判定する。通常モードであれば（ステッ
プＳ２０１でＮＯ）、コンテンツを画面１１，１２に２
ページ同時に表示するため、ステップＳ２０２で画面１
１，１２を更新する。ステップＳ２０２での画面表示の
一例を図９（Ａ）に示す。

【００３６】しおりモード又はインデックスモードであ
れば（ステップＳ２０１でＹＥＳ）、コンテンツは第２
画面１２にのみ１ページ分だけ表示するため、ステップ
Ｓ２０３で第２画面１２を更新し、ステップＳ２０４で
しおり画面又はインデックス画面、即ち、第１画面１１
を更新する。

【００３７】このステップＳ２０４において表示される
しおりモードでの基本画面は図９（Ｂ）に示すとおりで
ある。ここでは、予めコンテンツの第１８ページの「セ
キュリティ」がしおり設定されており、そのしおりペー
ジが選択されて第２画面１２に表示されている状態を示
している。第１画面１１に表示されているしおり一覧に
おいて、選択されているしおりにはアンダーラインを付
して識別している。

【００３８】この状態からスイッチ１４を操作してペー
ジ送りが行われると、図１０（Ｂ）に示すように、しお
りのアンダーラインが破線に変更されると共に、第２画
面１２はしおり設定された第１８ページから第１９ペー
ジに更新される。アンダーラインを破線に変更する処理
によって、しおりページからページ送りが行われたこと
が容易に認識できる。従って、本来的に、このステップ
Ｓ２０４はしおりに付されたアンダーラインを破線に変
更する処理を実行するものである。

【００３９】また、インデックスモードが設定されてい
る場合も、このステップＳ２０４でインデックス画面が
表示される。その表示例を図１０（Ａ）に示す。ここで
も、ページ送りが行われると、現在選択されているイン
デックスに付されたアンダーラインを破線に変更する。

【００４０】なお、しおりモードやインデックスモード
でページ送りが行われた場合の識別は、アンダーライン
に限らず、様々な表示態様、例えば、反転表示、網掛け
表示、矢印マークの付与等種々の方法を採用できる。

【００４１】図６は前記ステップＳ１０８で実行される
しおり設定・解除のサブルーチンを示す。ここでは、し
おり設定・解除スイッチ１６が操作されると、ステップ
Ｓ３０１でそのとき表示されているページがしおり設定
済みか否かを判定する。しおり設定されていないのであ
れば、ステップＳ３０２でしおり設定を行う。既にしお
り設定されていれば、ステップＳ３０３でしおりを解除
する。

【００４２】図７は前記ステップＳ１１０で実行される
モード変更のサブルーチンを示す。ここでは、モード設
定スイッチ１５が操作されると、ステップＳ４０１で現
在設定されているモードを判定する。現在通常モードで
あれば、ステップＳ４０２でしおりモードに変更し、し
おりモードであればステップＳ４０５でインデックスモ
ードに変更し、インデックスモードであればステップＳ
４０７で通常モードに変更する。

【００４３】しおりモードに変更されたときは、ステッ
プＳ４０３で既に設定されているしおりページ情報を読
み出し、ステップＳ４０４でそれらの一覧を第１画面１
１に表示する。

【００４４】インデックスモードに変更されたときは、
ステップＳ４０６でインデックスの一覧を第１画面１１
に表示する。インデックスは予めテーブルとして用意さ
れているため、しおり一覧を表示するときのように集計
する（ステップＳ４０３参照）必要はない。

【００４５】通常モードに変更されたときは、ステップ
Ｓ４０８でそれまでインデックス一覧を表示していた第
１画面１１にコンテンツを表示する。ここでは、第２画
面１２に既に表示されているページの番号をもとに第１
画面１１に表示するページを決定する。つまり、コンテ
ンツが縦書きであれば次ページ、横書きであれば前ペー
ジを第１画面１１に表示する。

【００４６】本実施形態において、しおり一覧の表示
は、しおりページにインデックスが含まれているのであ
れば、ページ番号に併せてインデックスも表示するよう
にしている。図９（Ｂ）に示す１８ページや３７ページ
のしおり表示がその例である。しかし、しおり設定され
たページにインデックスがない場合、図９（Ｂ）に示す
３０ページがその例であるが、ページ番号のみを表示す
る。

【００４７】なお、しおり一覧はページ番号順に表示し
てもよいし、設定した順に表示してもよい。また、しお
り一覧とインデックス一覧とを合成して表示してもよ
い。即ち、インデックス一覧の中にしおりが表示される
ことになり、文書全体のどの位置にしおりが設定されて
いるかが理解しやすくなる。

【００４８】図８は前記ステップＳ１１２で実行される
しおり・インデックス送りのサブルーチンを示す。ま
ず、しおり・インデックス送りスイッチ１７が操作され
ると、ステップＳ５０１で現在設定されているモードを
判定する。通常モードに設定されていれば、ステップＳ
５０２で次のしおりページを検索し、検索されたしおり
ページと次のページをステップＳ５０３で画面１１，１
２に表示する。このように、通常モードであっても、ス
イッチ１７を操作することで直ちにしおりページを表示
することができる。但し、しおり一覧は表示されない。

【００４９】しおりモードに設定されていれば、ステッ
プＳ５０４で次のしおりページを検索し、検索されたし
おりページをステップＳ５０５で第２画面１２に表示
し、ステップＳ５０６でしおり一覧の現在ページをマー
クする。即ち、図９（Ｂ）に示されているように、該当
するしおりにアンダーラインを付ける。

【００５０】インデックスモードに設定されていれば、
ステップＳ５０７で次のインデックスページを検索し、
検索されたインデックスページをステップＳ５０８で第
２画面１２に表示し、ステップＳ５０９でインデックス
一覧の現在ページをマークする。即ち、図１０（Ａ）に
示されているように、該当するインデックスにアンダー
ラインを付ける。

【００５１】なお、前記ステップＳ５０４，Ｓ５０７で
次のしおりページ又はインデックスページがないとき
は、先頭のしおりページ又はインデックスページに戻
る、例えば、図９（Ｂ）に示すように、１８，３０，３
７ページにしおり設定されている場合は、最終の３７ペ
ージの次は先頭の１８ページに切り換わる。

【００５２】このように、本実施形態にあっては、しお
り・インデックス送りスイッチ１７を押すだけの簡単な
操作で所望のしおりページ及びインデックスページを表
示でき、小型の携帯用電子ブックに最適な表示方法であ
る。

【００５３】（他の実施形態）なお、本発明に係る電子
ブックは前記実施形態に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変更することができる。

【００５４】例えば、電子ブックとしての外観的構成、
画面構成、操作スイッチの配置等は任意である。また、
液晶表示素子としては前述したメモリ性を有するコレス
テリック相を示す液晶以外に種々の液晶を使用すること
ができる。

【００５５】さらに、前記実施形態では、しおり一覧及
びインデックス一覧を左側の画面１１に表示するように
したが、右側の画面１２に表示するようにしてもよい。
また、しおり一覧及びインデックス一覧を横書きのコン
テンツにあっては左側の画面１１に表示し、縦書きのコ
ンテンツにあっては右側の画面１２に表示するようにし
てもよい。さらに、縦書きのコンテンツにあってはしお
り一覧及びインデックス一覧も縦書きにすると見やす
い。

【００５６】さらに、前記実施形態では、電子ブックコ
ンテンツは記録媒体から入力するよう構成したが、イン
ターネットなどのネットワークを介して入力してもよ
い。また、無線通信により入力するように構成してもよ
い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態である電子ブックの外観を
示す斜視図。

【図２】前記電子ブックの制御回路を示すブロック図。

【図３】前記電子ブックに設けられている液晶表示素子
の駆動回路を示すブロック図。

【図４】前記電子ブックの制御手順（メインルーチン）
を示すフローチャート図。

【図５】ページ送りのサブルーチンを示すフローチャー
ト図。

【図６】しおり設定・解除のサブルーチンを示すフロー
チャート図。

【図７】モード変更のサブルーチンを示すフローチャー
ト図。

【図８】しおり・インデックス送りのサブルーチンを示
すフローチャート図。

【図９】前記電子ブックの各画面上への表示例を示す説
明図、（Ａ）は通常モードでの表示例、（Ｂ）はしおり
モードでの表示例である。

【図１０】前記電子ブックの各画面上への表示例を示す
説明図、（Ａ）はインデックスモードでの表示例、
（Ｂ）はしおりモードでページ送りを行った場合の表示
例である。

【符号の説明】

１…電子ブック５…記録媒体１１，１２…液晶表示画面１３，１４…ページ送りスイッチ１５…モード設定スイッチ１６…しおり設定・解除スイッチ１７…しおり・インデックス送りスイッチ２１…制御部（ＣＰＵ）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者保富英雄大阪府大阪市中央区安土町二丁目３番13号大阪国際ビルミノルタ株式会社内 (72)発明者難波克行大阪府大阪市中央区安土町二丁目３番13号大阪国際ビルミノルタ株式会社内 (72)発明者速水功大阪府大阪市中央区安土町二丁目３番13号大阪国際ビルミノルタ株式会社内Ｆターム(参考） 5B075 MM01 MM04 PQ02 PQ42 PQ54 PR01 UU11 5C082 AA00 AA37 BA02 BD02 CB01 CB06 DA87 MM09 5E501 AA12 AC33 BA05 CA04 CB03 DA11 DA12 FA13 FA14 FA23 FB34

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】入力されたデータを表示するための画面
と、ページ送り操作に応答して画面上への表示内容を更新す
る手段と、しおり設定操作に応答して、該操作時に画面上に表示さ
れているページをしおりページとして対応付ける手段
と、しおり送り操作に応答してしおりページを順次表示する
手段と、を備えたことを特徴とする電子ブック。
【請求項２】入力されたデータを表示するための二つ
の画面と、ページ送り操作に応答して少なくとも一つの画面上への
表示内容を更新する手段と、しおり設定操作に応答して、該操作時にいずれかの画面
上に表示されているページをしおりページとして対応付
ける手段と、設定されたしおり一覧を一方の画面に表示し、他方の画
面に選択されたしおりページを表示する手段と、を備えたことを特徴とする電子ブック。
【請求項３】前記対応付け手段はページ番号を特定す
るデータを記憶する手段であることを特徴とする請求項
１又は請求項２記載の電子ブック。
【請求項４】前記対応付け手段はページの属性情報を
しおり属性に変更する手段であることを特徴とする請求
項１又は請求項２記載の電子ブック。
【請求項５】入力されたデータを表示するための画面
と、ページ送り操作に応答して画面上への表示内容を更新す
る手段と、インデックス送り操作に対応してインデックスページを
順次表示する手段と、を備えたことを特徴とする電子ブック。
【請求項６】入力されたデータを表示するための二つ
の画面と、ページ送り操作に応答して少なくとも一つの画面上への
表示内容を更新する手段と、インデックス一覧を一方の画面に表示し、他方の画面に
選択されたインデックスページを表示する手段と、を備えたことを特徴とする電子ブック。