JP2001100989A - データ通信装置、データ通信システム、及び記憶媒体 - Google Patents

データ通信装置、データ通信システム、及び記憶媒体

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JP2001100989A
JP2001100989A JP28061599A JP28061599A JP2001100989A JP 2001100989 A JP2001100989 A JP 2001100989A JP 28061599 A JP28061599 A JP 28061599A JP 28061599 A JP28061599 A JP 28061599A JP 2001100989 A JP2001100989 A JP 2001100989A
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application program
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receiving
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JP28061599A
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Tomohiro Sudo
智浩 須藤
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、親機のアプリケーションプ
ログラムを複数の子機が共有することにより、アプリケ
ーションを効率的に利用することを可能としたデータ通
信装置、データ通信システム、及び記憶媒体を提供する
ことである。 【解決手段】 CPU11は、後述する親機1からのア
プリケーションダウンロード処理において、子機2の入
力装置22から表示画面上のアイコンクリック、メニュ
ー選択等のアプリケーションの実行入力があると、親機
1へ当該アプリケーションの実行を指示する信号を出力
し、当該アプリケーションの使用数がライセンス数の範
囲内であるか否かを判定し、ライセンス数の範囲内であ
る場合には、当該アプリケーションの実行に必要なデー
タを子機2へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを利用して複数の端末装置を通信接続したデー
タ通信装置、データ通信システム、及び記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータネットワークを
利用して複数のコンピュータを通信接続した教育管理シ
ステム等のデータ通信システムが利用されている。これ
らのデータ通信システムでは、通信接続されたコンピュ
ータ中のメインコンピュータである親機が他の複数のサ
ブコンピュータである子機の管理、操作等を行う構成に
なっている。そして、システム管理者や先生が親機を使
用し、各ユーザや生徒が複数の子機を使用することによ
って当該データ通信システムが運用されている。
【0003】例えば、教育管理システムでは、親機が複
数の子機に対して一斉に質疑応答を行うことにより授業
を進める形式をとっている。この形式の教育管理システ
ムでは、先生が親機上で問題を作成し、作成された問題
を生徒一人一人が親機から各自の子機にダウンロードし
て問題を解く。また、生徒が先生の親機に対して各自の
子機を介して質疑応答の要求を出し、先生が親機を介し
て当該要求を受信することにより双方のユーザ間で質疑
応答を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た教育管理システム等のデータ通信システムでは、以下
のような問題点があった。例えば、先生が作成した問題
を生徒に解答させようとする度に、先生は所望の問題を
出題するアプリケーションプログラムを親機から各自の
子機に対してダウンロードさせる必要があった。また、
生徒の問題解答後も上記アプリケーションプログラムが
子機の記憶装置に残ってしまうため、記憶領域に制限の
ある子機の記憶装置に不必要なデータが残ってしまうこ
とがあった。
【0005】さらに、親機に子機の使用するアプリケー
ションプログラムの管理機能や削除機能がないため、子
機のユーザが使用ライセンス端末数や使用ライセンス時
間を超えてアプリケーションを使用してしまうこともあ
った。また、子機のユーザは、親機に記憶されているア
プリケーションの使用中に当該アプリケーションの使用
者や使用時間帯等を知ることができないため、所望のア
プリケーションを正当なライセンス下で使用可能な時間
帯を知ることやそれらの情報を他の子機のユーザに知ら
せることができないといったセキュリティ上の問題もあ
った。
【0006】そこで、本発明の課題は、親機のアプリケ
ーションプログラムを複数の子機が共有することによ
り、アプリケーションを効率的に利用することを可能と
したデータ通信装置、データ通信システム、及び記憶媒
体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の受信装置(例えば、図1(a)の子機2,3,
4)に通信接続されたデータ通信装置(例えば、図1
(a)の親機1)であって、前記複数の受信装置で実行
可能な複数のアプリケーションプログラムを記憶する記
憶手段(例えば、図2の記憶装置15)と、前記複数の
受信装置より送信され、前記複数のアプリケーションプ
ログラムの中から所望のアプリケーションプログラムの
実行を指示する入力信号に基づいて、前記アプリケーシ
ョンプログラムの前記複数の受信装置における使用数が
所定の使用ライセンス数の範囲内であるか否かを判定す
る判定手段(例えば、図2のCPU11;図4のS10
3)と、前記判定手段により前記アプリケーションプロ
グラムの使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内であ
ると判定された場合には、前記記憶手段に記憶された所
望のアプリケーションプログラムを所定の受信装置に送
信する送信手段(例えば、図2の通信制御装置17;図
4のS104;図1(a))と、前記受信装置より送信
され、所望のアプリケーションプログラムの終了を指示
する入力信号に基づいて前記アプリケーションプログラ
ムを前記受信装置から消去する消去手段(例えば、図2
のCPU11;図4のS110;図1(b))と、を備
えることを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明のデータ通信装置
によれば、複数の受信装置に通信接続されたデータ通信
装置は、記憶手段により前記複数の受信装置で実行可能
な複数のアプリケーションプログラムを記憶し、判定手
段により前記複数の受信装置より送信され、前記複数の
アプリケーションプログラムの中から所望のアプリケー
ションプログラムの実行を指示する入力信号に基づい
て、前記アプリケーションプログラムの前記複数の受信
装置における使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内
であるか否かを判定し、送信手段により前記判定手段に
より前記アプリケーションプログラムの使用数が所定の
使用ライセンス数の範囲内であると判定された場合に
は、前記記憶手段に記憶された所望のアプリケーション
プログラムを所定の受信装置に送信し、消去手段により
前記受信装置より送信され、所望のアプリケーションプ
ログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前記アプ
リケーションプログラムを前記受信装置から消去する。
【0009】請求項8記載の発明は、データ通信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)と複数の受信
装置(例えば、図1(a)の親機1)とを通信接続した
データ通信システムにおいて、前記データ通信装置は、
前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
ンプログラムを記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶
装置15)と、前記複数の受信装置より送信され、前記
複数のアプリケーションプログラムの中から所望のアプ
リケーションプログラムの実行を指示する入力信号に基
づいて、前記アプリケーションプログラムの前記複数の
受信装置における使用数が所定の使用ライセンス数の範
囲内であるか否かを判定する判定手段(例えば、図2の
CPU11;図4のS103)と、前記判定手段により
前記アプリケーションプログラムの使用数が所定の使用
ライセンス数の範囲内であると判定された場合には、前
記記憶手段に記憶された所望のアプリケーションプログ
ラムを所定の受信装置に送信する送信手段(例えば、図
2の通信制御装置17;図4のS104;図1(a))
と、前記受信装置より送信され、所望のアプリケーショ
ンプログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前記
アプリケーションプログラムを前記受信装置から消去す
る消去手段(例えば、図2の通信制御装置17;図4の
S110;図1(b))と、を備え、前記受信装置は、
前記所望のアプリケーションプログラムの実行または終
了を指示する入力信号を前記データ通信装置に送信する
送信手段(例えば、図3の通信制御装置27;図4のS
101〜S102,S108;図1(a),(b))
と、前記データ通信装置の送信手段により送信された前
記所望のアプリケーションプログラムを受信する受信手
段(例えば、図3の通信制御装置27;図4のS105
〜S106,S108;図1(a))と、前記受信手段
により受信された前記所望のアプリケーションプログラ
ムを実行及び消去する制御手段(例えば、図3のCPU
21;図4のS107,S111)と、を備えることを
特徴としている。
【0010】この請求項8記載の発明のデータ通信シス
テムによれば、データ通信装置と複数の受信装置とを通
信接続したデータ通信システムにおいて、前記データ通
信装置は、記憶手段により前記複数の受信装置で実行可
能な複数のアプリケーションプログラムを記憶し、判定
手段により前記複数の受信装置より送信され、前記複数
のアプリケーションプログラムの中から所望のアプリケ
ーションプログラムの実行を指示する入力信号に基づい
て、前記アプリケーションプログラムの前記複数の受信
装置における使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内
であるか否かを判定し、送信手段により前記判定手段に
より前記アプリケーションプログラムの使用数が所定の
使用ライセンス数の範囲内であると判定された場合に
は、前記記憶手段に記憶された所望のアプリケーション
プログラムを所定の受信装置に送信し、消去手段により
前記受信装置より送信され、所望のアプリケーションプ
ログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前記アプ
リケーションプログラムを前記受信装置から消去し、前
記受信装置は、送信手段により前記所望のアプリケーシ
ョンプログラムの実行または終了を指示する入力信号を
前記データ通信装置に送信し、受信手段により前記デー
タ通信装置の送信手段により送信された前記所望のアプ
リケーションプログラムを受信し、制御手段により前記
受信手段により受信された前記所望のアプリケーション
プログラムを実行及び消去する。
【0011】したがって、この請求項1記載の発明のデ
ータ通信装置、及び請求項8記載の発明のデータ通信シ
ステムによって、受信装置は記憶手段に所望のアプリケ
ーションプログラムが記憶されていない場合であって
も、当該アプリケーションプログラムの実行をデータ通
信装置に対して指示するだけで、受信装置で所望のアプ
リケーションプログラムを実行できる。その結果、1つ
のアプリケーションを複数のユーザが共有して使うこと
が可能となり、ユーザは受信装置の記憶手段にない所望
のアプリケーションを必要な時間だけ使用できる。さら
に、当該アプリケーションを使用終了後に受信装置の記
憶手段から消去することにより、不必要なデータが当該
記憶手段に長時間残ることがなく、通常時の受信装置の
データ記憶領域を効率的に使用できる。また、使用ライ
センス数を守った正しいアプリケーションの使用が可能
となる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明のデータ通信装置において、前記アプリケーションプ
ログラムの使用ライセンス数に基づいて当該アプリケー
ションプログラムの使用可能時間を算出する使用時間算
出手段(例えば、図2のCPU11;図5のS201〜
S202)と、前記アプリケーションプログラムの使用
時間が前記使用時間算出手段により算出された使用可能
時間を経過した場合には、当該アプリケーションプログ
ラムを強制的に終了させる終了手段(例えば、図2のC
PU11;図6のS214〜S216)と、を更に備え
ることを特徴としている。
【0013】この請求項2記載の発明のデータ通信装置
によれば、複数の受信装置に通信接続されたデータ通信
装置は、使用時間算出手段により前記アプリケーション
プログラムの使用ライセンス数に基づいて当該アプリケ
ーションプログラムの使用可能時間を算出し、終了手段
により前記アプリケーションプログラムの使用時間が前
記使用時間算出手段により算出された使用可能時間を経
過した場合には、当該アプリケーションプログラムを強
制的に終了させる。
【0014】したがって、この請求項2記載の発明のデ
ータ通信装置によって、受信装置のユーザが使用ライセ
ンス数に制限のあるアプリケーションを使用する場合で
あっても、当該使用ライセンス数に基づいて算出される
使用可能時間を越えて使用することを未然に防止できる
ため、使用ライセンスを守った正しいアプリケーション
の使用が可能となり、データ通信装置の信頼性を向上さ
せることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、複数の受信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)に通信接続さ
れたデータ通信装置(例えば、図1(a)の親機1)で
あって、前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリ
ケーションプログラムを記憶する記憶手段(例えば、図
2の記憶装置15)と、前記複数の受信装置から送信さ
れる所望のアプリケーションプログラムの予約情報に基
づいて、前記複数のアプリケーションプログラムの使用
を各アプリケーションプログラム単位で割り当てられた
使用ライセンス数毎に管理する管理手段(例えば、図2
のCPU11;図8のS302〜S303;図9
(a))と、前記管理手段により管理される前記複数の
アプリケーションプログラムの予約情報に基づいて、前
記記憶手段に記憶された前記複数のアプリケーションプ
ログラムの中から所定のアプリケーションプログラムを
所定の受信装置に送信する送信手段(例えば、図2の通
信制御装置17;図8のS306)と、前記管理手段に
より管理される前記複数のアプリケーションプログラム
の予約情報に基づいて前記所定のアプリケーションプロ
グラムを終了させるとともに、当該アプリケーションプ
ログラムを前記受信装置から消去する消去手段(例え
ば、図2のCPU11;図8のS310)と、を備える
ことを特徴としている。
【0016】この請求項3記載の発明のデータ通信装置
によれば、複数の受信装置に通信接続されたデータ通信
装置は、記憶手段により前記複数の受信装置で実行可能
な複数のアプリケーションプログラムを記憶し、管理手
段により前記複数の受信装置から送信される所望のアプ
リケーションプログラムの予約情報に基づいて、前記複
数のアプリケーションプログラムの使用を各アプリケー
ションプログラム単位で割り当てられた使用ライセンス
数毎に管理し、送信手段により前記管理手段により管理
される前記複数のアプリケーションプログラムの予約情
報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記複数のア
プリケーションプログラムの中から所定のアプリケーシ
ョンプログラムを所定の受信装置に送信し、消去手段に
より前記管理手段により管理される前記複数のアプリケ
ーションプログラムの予約情報に基づいて前記所定のア
プリケーションプログラムを終了させるとともに、当該
アプリケーションプログラムを前記受信装置から消去す
る。
【0017】請求項9記載の発明は、データ通信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)と複数の受信
装置(例えば、図1(a)の親機1)とを通信接続した
データ通信システムにおいて、前記データ通信装置は、
前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
ンプログラムを記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶
装置15)と、前記複数の受信装置から送信される所望
のアプリケーションプログラムの予約情報に基づいて、
前記複数のアプリケーションプログラムの使用を各アプ
リケーションプログラム単位で割り当てられた使用ライ
センス数毎に管理する管理手段(例えば、図2のCPU
11;図8のS302〜S303;図9(a))と、前
記管理手段により管理される前記複数のアプリケーショ
ンプログラムの予約情報に基づいて、前記記憶手段に記
憶された前記複数のアプリケーションプログラムの中か
ら所定のアプリケーションプログラムを所定の受信装置
に送信する送信手段(例えば、図2の通信制御装置1
7;図8のS306)と、前記管理手段により管理され
る前記複数のアプリケーションプログラムの予約情報に
基づいて前記所定のアプリケーションプログラムの終了
を指示する入力信号に従って、当該アプリケーションプ
ログラムを終了させるとともに前記受信装置から消去す
る消去手段(例えば、図2のCPU11;図8のS31
0)と、を備え、前記受信装置は、前記所定のアプリケ
ーションプログラムの使用時間帯の予約情報を前記デー
タ通信装置に送信する送信手段(例えば、図3の通信制
御装置27;図8のS10303;図9(b))と、前
記データ通信装置の送信手段により前記予約情報に基づ
いて送信された前記所定のアプリケーションプログラム
を受信する受信手段(例えば、図3の通信制御装置2
7;図8のS306)と、前記受信手段により受信され
た前記所定のアプリケーションプログラムを実行及び消
去する制御手段(例えば、図3のCPU21;図8のS
307,S310)と、を備えることを特徴としてい
る。
【0018】この請求項9記載の発明のデータ通信シス
テムによれば、データ通信装置と複数の受信装置とを通
信接続したデータ通信システムにおいて、前記データ通
信装置は、記憶手段により前記複数の受信装置で実行可
能な複数のアプリケーションプログラムを記憶し、管理
手段により前記複数の受信装置から送信される所望のア
プリケーションプログラムを使用する時間帯の予約情報
に基づいて、前記複数のアプリケーションプログラムの
使用時間帯を各アプリケーションプログラム単位で割り
当てられた使用ライセンス数毎に管理し、送信手段によ
り前記管理手段により管理される前記複数のアプリケー
ションプログラムの使用時間帯の予約情報に基づいて、
前記記憶手段に記憶された前記複数のアプリケーション
プログラムの中から所定のアプリケーションプログラム
を所定の受信装置に送信し、消去手段により前記管理手
段により管理される前記複数のアプリケーションプログ
ラムの使用時間帯の予約情報に基づいて前記所定のアプ
リケーションプログラムの終了を指示する入力信号に従
って、当該アプリケーションプログラムを前記受信装置
から消去し、前記受信装置は、送信手段により前記所定
のアプリケーションプログラムの使用時間帯の予約情報
を前記データ通信装置に送信し、受信手段により前記デ
ータ通信装置の送信手段により前記予約情報に基づいて
送信された前記所定のアプリケーションプログラムを受
信し、制御手段により前記受信手段により受信された前
記所定のアプリケーションプログラムを実行及び消去す
る。
【0019】したがって、この請求項3記載の発明のデ
ータ通信装置、及び請求項9記載の発明のデータ通信シ
ステムによって、各受信装置のユーザは、データ通信装
置にアクセスするだけでデータ通信装置に記憶された所
望のアプリケーションの予約状況を一目で把握でき、当
該予約状況に応じた所望のアプリケーションの使用ライ
センスを容易に取得できる。また、各受信装置のユーザ
は、アプリケーションの使用開始時間と終了時間を予め
決定し、他の受信装置へ表示させることができるため、
アプリケーションを計画的に利用することができる。
【0020】請求項4記載の発明は、複数の受信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)に通信接続さ
れたデータ通信装置(例えば、図1(a)の親機1)で
あって、複数のアプリケーションプログラムをその種類
毎に使用される優先順位と対応付けて記憶する記憶手段
(例えば、図2の記憶装置15)と、前記複数の受信装
置から送信され、前記アプリケーションプログラムの種
類を指定する入力情報に基づいて指定された所定のアプ
リケーションプログラムの種類の中で最も優先順位の高
いアプリケーションプログラムを選択する選択手段(例
えば、図2のCPU11;図10のS401〜405;
図11(a),(b))と、前記選択手段により選択さ
れたアプリケーションプログラムの使用ライセンス数を
確認し、使用ライセンスが有る場合には当該アプリケー
ションプログラムを所定の受信装置に送信する送信手段
(例えば、図2の通信制御装置17;図10のS40
7;図11(b))と、前記所定の受信装置より送信さ
れ、所望のアプリケーションプログラムの終了を指示す
る入力信号に基づいて前記アプリケーションプログラム
を前記受信装置から消去する消去手段(例えば、図2の
CPU11;図10のS409)と、を備えることを特
徴としている。
【0021】この請求項4記載の発明のデータ通信装置
によれば、複数の受信装置に通信接続されたデータ通信
装置は、記憶手段により複数のアプリケーションプログ
ラムをその種類毎に使用される優先順位と対応付けて記
憶し、選択手段により前記複数の受信装置から送信さ
れ、前記アプリケーションプログラムの種類を指定する
入力情報に基づいて指定された所定のアプリケーション
プログラムの種類の中で最も優先順位の高いアプリケー
ションプログラムを選択し、送信手段により前記選択手
段により選択されたアプリケーションプログラムの使用
ライセンス数を確認し、使用ライセンスが有る場合には
当該アプリケーションプログラムを所定の受信装置に送
信し、消去手段により前記所定の受信装置より送信さ
れ、所望のアプリケーションプログラムの終了を指示す
る入力信号に基づいて前記アプリケーションプログラム
を前記受信装置から消去する。
【0022】請求項10記載の発明は、データ通信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)と複数の受信
装置(例えば、図1(a)の親機1)とを通信接続した
データ通信システムにおいて、前記データ通信装置は、
複数のアプリケーションプログラムをその種類毎に使用
される優先順位と対応付けて記憶する記憶手段(例え
ば、図2の記憶装置15)と、前記複数の受信装置から
送信され、前記アプリケーションプログラムの種類を指
定する入力情報に基づいて指定された所定のアプリケー
ションプログラムの種類の中で最も優先順位の高いアプ
リケーションプログラムを選択する選択手段(例えば、
図2のCPU11;図10のS401〜405;図11
(a),(b))と、前記選択手段により選択されたア
プリケーションプログラムの使用ライセンス数を確認
し、使用ライセンスが有る場合には当該アプリケーショ
ンプログラムを所定の受信装置に送信する送信手段(例
えば、図2の通信制御装置17;図10のS407;図
11(b))と、前記所定の受信装置より送信され、所
望のアプリケーションプログラムの終了を指示する入力
信号に基づいて前記アプリケーションプログラムを前記
受信装置から消去する消去手段(例えば、図2のCPU
11;図10のS409)と、前記受信装置は、前記所
望のアプリケーションプログラムの実行または終了を指
示する入力信号を前記データ通信装置に送信する送信手
段(例えば、図3の通信制御装置27;図10のS40
1〜402,408;図11(a))と、前記データ通
信装置の送信手段により送信された前記所望のアプリケ
ーションプログラムを受信する受信手段(例えば、図3
の通信制御装置27;図10のS407,図11
(b))と、前記受信手段により受信された前記所望の
アプリケーションプログラムを実行及び消去する制御手
段(例えば、図3のCPU21;図10のS409,図
11(b))と、を備えることを特徴としている。
【0023】この請求項10記載の発明のデータ通信シ
ステムによれば、データ通信装置と複数の受信装置とを
通信接続したデータ通信システムにおいて、前記データ
通信装置は、記憶手段により複数のアプリケーションプ
ログラムをその種類毎に使用される優先順位と対応付け
て記憶し、選択手段により前記複数の受信装置から送信
され、前記アプリケーションプログラムの種類を指定す
る入力情報に基づいて指定された所定のアプリケーショ
ンプログラムの種類の中で最も優先順位の高いアプリケ
ーションプログラムを選択し、送信手段により前記選択
手段により選択されたアプリケーションプログラムの使
用ライセンス数を確認し、使用ライセンスが有る場合に
は当該アプリケーションプログラムを所定の受信装置に
送信し、消去手段により前記所定の受信装置より送信さ
れ、所望のアプリケーションプログラムの終了を指示す
る入力信号に基づいて前記アプリケーションプログラム
を前記受信装置から消去し、前記受信装置は、送信手段
により前記所望のアプリケーションプログラムの実行ま
たは終了を指示する入力信号を前記データ通信装置に送
信し、受信手段により前記データ通信装置の送信手段に
より送信された前記所望のアプリケーションプログラム
を受信し、制御手段により前記受信手段により受信され
た前記所望のアプリケーションプログラムを実行及び消
去する。
【0024】したがって、この請求項4記載の発明のデ
ータ通信装置、及び請求項10記載の発明のデータ通信
システムによって、各受信装置のユーザは、所望のアプ
リケーションプログラムの使用ライセンス状況を自ら調
べる必要なく、表示画面上のアプリケーションプログラ
ムの種類を選択するだけで、最も優先順位が高く、且つ
使用ライセンス範囲内のアプリケーションプログラムを
使用することができる。
【0025】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明のデータ通信装置において、前記選択手段(例えば、
図2のCPU11;図10のS401〜405;図11
(a),(b))は、前記複数の受信装置から送信され
る前記アプリケーションプログラムの種類を指定する入
力情報に基づいて、前記複数の受信装置の有する記憶手
段に記憶された前記アプリケーションプログラムの種類
の中で最も優先順位の高いアプリケーションプログラム
を選択することを特徴としている。
【0026】この請求項5記載の発明のデータ通信装置
によれば、前記選択手段により前記複数の受信装置から
送信される前記アプリケーションプログラムの種類を指
定する入力情報に基づいて、前記複数の受信装置の有す
る記憶手段に記憶された前記アプリケーションプログラ
ムの種類の中で最も優先順位の高いアプリケーションプ
ログラムを選択する。
【0027】したがって、この請求項5記載の発明のデ
ータ通信装置によって、各受信装置のユーザは、通信接
続された複数の受信装置上の多種類のアプリケーション
プログラムの中から優先順位や使用ライセンス状況に基
づく最適なアプリケーションプログラムを容易に選択す
ることが可能となり、使用可能なアプリケーションの範
囲内で常に最適なアプリケーションを使用することがで
きる。
【0028】請求項6記載の発明は、複数の受信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)に通信接続さ
れたデータ通信装置(例えば、図1(a)の親機1)で
あって、前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリ
ケーションプログラムを記憶する記憶手段(例えば、図
2の記憶装置15)と、前記複数の受信装置から送信さ
れる前記複数のアプリケーションプログラムの使用情報
(例えば、使用者、使用時間帯等)に基づいて、当該使
用情報を各アプリケーションプログラムに割り当てられ
た使用ライセンス毎に一覧表示する表示手段(例えば、
図2の表示装置13;図12のS503;図13)と、
を備えることを特徴としている。
【0029】この請求項6記載の発明のデータ通信装置
によれば、複数の受信装置に通信接続されたデータ通信
装置は、記憶手段により前記複数の受信装置で実行可能
な複数のアプリケーションプログラムを記憶し、表示制
御手段により前記複数の受信装置から送信される前記複
数のアプリケーションプログラムの使用情報に基づい
て、当該使用情報を各アプリケーションプログラムに割
り当てられた使用ライセンス毎に一覧表示する。
【0030】請求項11記載の発明は、データ通信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)と複数の受信
装置(例えば、図1(a)の親機1)とを通信接続した
データ通信システムにおいて、前記データ通信装置は、
前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
ンプログラムを記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶
装置15)と、前記複数の受信装置から送信される前記
複数のアプリケーションプログラムの使用情報(例え
ば、使用者、使用時間帯等)に基づいて、当該使用情報
を各アプリケーションプログラムに割り当てられた使用
ライセンス毎に一覧表示する表示手段(例えば、図2の
表示装置13;図12のS503;図13)と、を備
え、前記受信装置は、前記データ通信装置の表示制御手
段により表示制御された前記複数のアプリケーションプ
ログラムの使用情報に基づいて、当該使用情報を各アプ
リケーションプログラムに割り当てられた使用ライセン
ス毎に表示する表示手段(例えば、図3の表示装置2
3;図12のS503;図13)と、を備えることを特
徴としている。
【0031】この請求項11記載の発明のデータ通信シ
ステムによれば、データ通信装置と複数の受信装置とを
通信接続したデータ通信システムにおいて、前記データ
通信装置は、記憶手段により前記複数の受信装置で実行
可能な複数のアプリケーションプログラムを記憶し、表
示制御手段により前記複数の受信装置から送信される前
記複数のアプリケーションプログラムの使用情報に基づ
いて、当該使用情報を各アプリケーションプログラムに
割り当てられた使用ライセンス毎に所定の受信装置に表
示させ、前記受信装置は、前記データ通信装置の表示制
御手段により表示制御された前記複数のアプリケーショ
ンプログラムの使用情報に基づいて、当該使用情報を各
アプリケーションプログラムに割り当てられた使用ライ
センス毎に一覧表示する。
【0032】したがって、この請求項6記載の発明のデ
ータ通信装置、及び請求項11記載の発明のデータ通信
システムによって、各受信装置のユーザは、表示画面を
見るだけで各アプリケーションプログラムの使用ライセ
ンス毎の使用者、使用時間帯等の使用情報を精確且つ容
易に把握することができる。その結果、各ユーザが所望
のアプリケーションを使用できる時刻を正確に知ること
が可能となり、作業の効率化を図ることができる。
【0033】請求項7記載の発明は、複数の受信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)に通信接続さ
れたデータ通信装置(例えば、図1(a)の親機1)で
あって、前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリ
ケーションプログラムを記憶する記憶手段(例えば、図
2の記憶装置15)と、受信装置のアプリケーションプ
ログラム処理能力と前記データ通信装置のアプリケーシ
ョンプログラム処理能力を比較し、当該比較結果に基づ
いて処理能力の高い装置を前記アプリケーションプログ
ラムを実行する装置として選択する選択手段(例えば、
図2のCPU11;図14のS605)と、前記選択手
段により前記データ通信装置が選択された場合には、前
記受信装置から送信される入力情報に基づいて前記デー
タ通信装置上で前記アプリケーションプログラムを実行
し、当該アプリケーションプログラムの実行に際して対
応する画像情報のみを前記受信装置へ送信し、前記受信
装置が選択された場合には、前記アプリケーションプロ
グラムを前記受信装置へ送信することにより当該受信装
置上で前記アプリケーションプログラムを実行するアプ
リケーション実行手段(例えば、図2のCPU11また
は図3のCPU21;図14のS606〜S609,S
613;図15)と、を備えることを特徴としている。
【0034】この請求項7記載の発明のデータ通信装置
によれば、複数の受信装置に通信接続されたデータ通信
装置は、選択手段により受信装置のアプリケーションプ
ログラム処理能力と前記データ通信装置のアプリケーシ
ョンプログラム処理能力を比較し、当該比較結果に基づ
いて処理能力の高い装置を前記アプリケーションプログ
ラムを実行する装置として選択し、アプリケーション実
行手段により前記選択手段により前記データ通信装置が
選択された場合には、前記受信装置から送信される入力
情報に基づいて前記データ通信装置上で前記アプリケー
ションプログラムを実行し、当該アプリケーションプロ
グラムの実行に際して対応する画像情報のみを前記受信
装置へ送信し、前記受信装置が選択された場合には、前
記アプリケーションプログラムを前記受信装置へ送信す
ることにより当該受信装置上で前記アプリケーションプ
ログラムを実行する。
【0035】請求項12記載の発明は、データ通信装置
(例えば、図1(a)の子機2,3,4)と複数の受信
装置(例えば、図1(a)の親機1)とを通信接続した
データ通信システムにおいて、前記データ通信装置は、
前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
ンプログラムを記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶
装置15)と、受信装置のアプリケーションプログラム
処理能力と前記データ通信装置のアプリケーションプロ
グラム処理能力を比較し、当該比較結果に基づいて処理
能力の高い装置を前記アプリケーションプログラムを実
行する装置として選択する選択手段(例えば、図2のC
PU11;図14のS605)と、前記選択手段により
前記データ通信装置が選択された場合には、前記受信装
置から送信される入力情報に基づいて前記データ通信装
置上で前記アプリケーションプログラムを実行し、当該
アプリケーションプログラムの実行に際して対応する画
像情報のみを前記受信装置へ送信し、前記受信装置が選
択された場合には、前記アプリケーションプログラムを
前記受信装置へ送信することにより当該受信装置上で前
記アプリケーションプログラムを実行するアプリケーシ
ョン実行手段(例えば、図2のCPU11または図3の
CPU21;図14のS606〜S609,S613;
図15)と、を備え、前記受信装置は、前記アプリケー
ションプログラムの実行または終了を指示する入力信号
を前記データ通信装置に送信する送信手段(例えば、図
3の通信制御装置27;図14のS602,610)
と、前記データ通信装置の選択手段により前記データ通
信装置が選択された場合には前記画像情報のみを受信
し、前記受信装置が選択された場合には前記アプリケー
ションプログラムを受信する受信手段(例えば、図3の
通信制御装置27;図14のS609,613)と、前
記受信手段により受信した前記画像情報を表示する表示
手段(例えば、図3の表示装置23;図14のS60
9;図15(a))と、を備えることを特徴としてい
る。
【0036】この請求項12記載の発明のデータ通信シ
ステムによれば、データ通信装置と複数の受信装置とを
通信接続したデータ通信システムにおいて、前記データ
通信装置は、記憶手段により前記複数の受信装置で実行
可能な複数のアプリケーションプログラムを記憶し、選
択手段により受信装置のアプリケーションプログラム処
理能力と前記データ通信装置のアプリケーションプログ
ラム処理能力を比較し、当該比較結果に基づいて処理能
力の高い装置を前記アプリケーションプログラムを実行
する装置として選択し、アプリケーション実行手段によ
り前記選択手段により前記データ通信装置が選択された
場合には、前記受信装置から送信される入力情報に基づ
いて前記データ通信装置上で前記アプリケーションプロ
グラムを実行し、当該アプリケーションプログラムの実
行に際して対応する画像情報のみを前記受信装置へ送信
し、前記受信装置が選択された場合には、前記アプリケ
ーションプログラムを前記受信装置へ送信することによ
り当該受信装置上で前記アプリケーションプログラムを
実行し、前記受信装置は、送信手段により前記アプリケ
ーションプログラムの実行または終了を指示する入力信
号を前記データ通信装置に送信し、受信手段により前記
データ通信装置の選択手段により前記データ通信装置が
選択された場合には前記画像情報のみを受信し、前記受
信装置が選択された場合には前記アプリケーションプロ
グラムを受信し、表示手段により前記受信手段により受
信した前記画像情報を表示する。
【0037】したがって、この請求項7記載の発明のデ
ータ通信装置、及び請求項12記載の発明のデータ通信
システムによって、各受信装置のユーザは、使用する装
置のデータ処理能力がデータ通信装置に比べて低い場合
であっても、所望のアプリケーションプログラムをより
データ処理能力の高い環境下で使用することが可能とな
り、上記アプリケーションプログラムを用いたドキュメ
ント作成等の作業をより効率的に行うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図2〜図15を参照して本
発明を適用した実施の形態における親機1、及び親機1
に複数の子機2,3,4を通信接続したデータ通信シス
テム100について詳細に説明する。
【0039】詳細については後述するが、本発明の実施
の形態におけるデータ通信システム100は、親機1及
び複数の子機2,3,4によって構成されている(図
1、図7参照)。また、データ通信システム100は、
インターネット、LAN(有線または無線)、光通信及
びその他のコンピュータネットワークによって通信接続
されている。そして、親機1はメインコンピュータとし
て機能し、授業等のデータ通信時には主にシステム管理
者や先生によって操作される。
【0040】また、本発明の実施の形態における親機1
のCPU11は、上記データ通信システム100におい
て、親機1からのアプリケーションダウンロード処理
(第1の実施の形態、図4及び図1参照)、使用時間に
よるアプリケーションライセンス制御処理(第2の実施
の形態、図5〜図7参照)、アプリケーション予約処理
(第3の実施の形態、図8及び図9参照)、親機アプリ
ケーション起動処理(第4の実施の形態、図10及び図
11参照)、アプリケーション参照テーブル表示処理
(第5の実施の形態、図12及び図13参照)、フリー
CPU処理(第6の実施の形態、図14及び図15参
照)を実行する。
【0041】[第1の実施の形態]図2〜図1を参照し
て、本発明を適用した第1の実施の形態における親機
1、及び親機1をコンピュータネットワークを利用して
通信接続したデータ通信システム100について説明す
る。
【0042】まず親機1の構成を説明する。図2は、親
機1の内部構成を示すブロック図である。この図2にお
いて、親機1は、CPU11、入力装置12、表示装置
13、RAM14、記憶装置15、記憶媒体16、及び
通信制御装置17によって構成されており、記憶媒体1
6を除く各部はバス18によって接続されている。
【0043】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶装置15内の記憶媒体16に記憶されている親
機1に対応する各種アプリケーションプログラムの中か
ら指定されたアプリケーションプログラム、入力装置1
2から入力される各種指示に応じた各種データをRAM
14内のワークメモリエリア(図示略)に格納し、この
入力指示及び入力データに応じてRAM14内に格納し
たアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行
し、その処理結果をRAM14内のワークメモリエリア
に格納するとともに、表示装置13に表示させる。ま
た、ワークメモリエリアに格納した処理結果を入力装置
12から入力指示される記憶装置15内の記憶媒体16
に保存する。
【0044】また、CPU11は、後述する親機1から
のアプリケーションダウンロード処理において、子機2
の入力装置22から表示画面上のアイコンクリック、メ
ニュー選択等のアプリケーションの実行入力があると、
親機1へ当該アプリケーションの実行を指示する信号を
出力し、当該アプリケーションの使用数がライセンス数
の範囲内であるか否かを判定し、ライセンス数の範囲内
である場合には、当該アプリケーションの実行に必要な
データを子機2へ送信する。
【0045】入力装置12は、カーソルキー、数字入力
キー、及びファンクションキー、終了キー等の複数の各
種機能キーを備えたキーボード及びマウスを含み、押下
されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU11
に出力する。
【0046】表示装置13は、液晶表示装置等により構
成され、CPU11を介して入力されるキー入力データ
や表示用に展開された画像データ等を表示する。
【0047】RAM(Random Access Memory)14は、
指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入
力データ及び処理結果等を格納するワークメモリエリア
等を有する。また、アプリケーションの使用ライセンス
数情報を記憶しており、この使用ライセンス数の範囲内
でアプリケーションの使用を許可する。
【0048】記憶装置15は、アプリケーションプログ
ラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体16を有
しており、この記憶媒体16は磁気的、光学的記憶媒
体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶
媒体16は、記憶装置15に固定的に設けられたもの、
若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体
16には前述した親機1に対応する各種アプリーション
プログラム等を記憶する。
【0049】なお、この記憶媒体16に記憶する各種ア
プリケーションプログラム、データ等は、その一部若し
くは全部をコンピュータネットワーク等の通信回線を介
して接続された他の機器から受信して記憶する構成にし
てもよい。更に、通信回線等を介して接続された他の機
器側に上記記憶媒体16を備えた記憶装置を設け、この
記憶媒体16に記憶されている各種アプリケーションプ
ログラム、データ等を通信回線を介して使用する構成に
してもよい。
【0050】通信制御装置17は、データ通信システム
100において、親機1及び複数の子機間の通信接続が
有線接続の場合、モデム(MODEM:MOdulator/DEMo
dulator )、ターミナルアダプタ(TA:Terminal Ada
pter)、あるいはルーター等によって構成され、電話回
線、ISDN回線、あるいは専用線等の図示しない通信
回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行
う。モデムは、電話回線を介して外部機器との通信を行
うために、CPU11によって処理されたデジタルデー
タを電話回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調
し、また、電話回線を介して入力されたアナログ信号を
デジタル信号に復調する装置であり、ターミナルアダプ
タは、ISDN回線を介して外部機器との通信を行うた
めに、既存のインタフェースをISDNに対応したIイ
ンタフェースに変換する装置であり、ルーターは、本デ
ータ通信システム100がLAN(Local Area Netwo
rk)を構成している場合に、他のLAN間を接続する装
置である。
【0051】また、当該データ通信システム100にお
いて、親機1及び複数の子機2,3,4間を無線通信と
してもよい。この場合、通信制御装置17は、無線通信
アダプタを接続することにより有線ケーブルを使用せ
ず、電磁波(電波)や光(赤外線)等を利用して、各装
置間やLAN間を接続し通信する。また、携帯電話用や
テレターミナル用のモデムで構成することにより、県
内、国内等の広範囲でデータ通信が可能になる。さら
に、微弱電波や特定小電力電波、または赤外線等の限ら
れた範囲にだけ届く無線装置で構成することにより、教
室内等でのデータ通信に応用することも可能である。
【0052】次に、図3を参照して子機2の内部構成を
詳細に説明する。子機2は、通常のパーソナルコンピュ
ータとして機能するのに必要な内部構成を備えていれば
よい。図3は、子機2の内部構成を示すブロック図であ
る。この図3において、子機2は、CPU21、入力装
置22、表示装置23、RAM24、記憶装置25、記
憶媒体26、及び通信制御装置27により構成され、記
憶媒体26を除く各部はバス28により接続されてい
る。
【0053】CPU21は、記憶装置25に記憶されて
いる上記子機2に対応する各種アプリケーションプログ
ラムの中から指定されたアプリケーションプログラム、
入力装置22から入力される各種指示或いはデータをR
AM24内のワークメモリエリア(図示略)に格納し、
この入力指示及び入力データに応じてRAM24内に格
納したアプリケーションプログラムに従って各種処理を
実行し、その処理結果をRAM24内のワークメモリエ
リアに格納するとともに、表示装置23に表示させる。
そして、ワークメモリエリアに格納した処理結果を入力
装置22から入力指示される記憶装置25内の記憶媒体
26の保存先に保存する。
【0054】CPU21は、親機1より送信され、通信
制御装置27を介して受信される受信データをRAM2
4に格納し、記憶装置25に当該受信データが必要であ
るか否かを判定し、当該受信データが必要であれば、記
憶装置25の空き領域に上記データをインストールし、
上記アプリケーションプログラムを実行し、実行終了
後、入力装置22からアプリケーションプログラムの終
了入力があると、作成されたドキュメントを記憶装置2
5に保存させる。
【0055】CPU21は、当該ドキュメントの保存完
了後、記憶装置25から上記アプリケーションプログラ
ムをアンインスールし、アプリケーションデータをRA
M24から消去する。また、上記アプリケーションプロ
グラムの使用数が使用ライセンス数の範囲を越えている
場合、「該当アプリケーションの使用数が使用ライセン
ス数を越えています。」等のエラーメッセージを表示装
置23に表示させる。
【0056】入力装置22は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポイン
ティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボード
で押下されたキーの押下信号をCPU21に出力すると
ともに、マウスによる操作信号をCPU21に出力す
る。
【0057】表示装置23は、CRT(Cathode Ray Tu
be)、液晶表示装置等により構成され、CPU21から
入力される各種表示データを表示し、例えば、CPU2
1からの入力信号に基づいて、アプリケーションプログ
ラムの使用数が使用ライセンス数の範囲を越えている旨
を警告するメッセージ等を表示する。
【0058】RAM24は、CPU21により実行され
る上記各種処理に必要なファイル及びパラメータを格納
するメモリエリアを形成している。また、RAM24
は、親機1から送信され、通信制御装置27を介して受
信されるアプリケーションプログラムを所定のメモリエ
リアに格納する。
【0059】記憶装置25は、アプリケーションプログ
ラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体26を有
しており、この記憶媒体26は磁気的、光学的記録媒
体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶
媒体26は記憶装置25に固定的に設けたもの若しくは
着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体26には
子機2に対応する各種アプリケーションプログラム、及
び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶す
る。
【0060】また、この記憶媒体26に記憶するアプリ
ケーションプログラム、データ等は、通信回線等を介し
て接続された他の機器から受信して記憶する構成にして
もよく、更に通信回線等を介して接続された他の機器側
に上記記憶媒体26を備えた記憶装置を設け、この記憶
媒体26に記憶されているアプリケーションプログラ
ム、データ等を通信回線を介して使用する構成にしても
よい。
【0061】通信制御装置27は、モデム、ターミナル
アダプタ、またはルーター等によって構成され、電話回
線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介し
て外部機器との通信を行うための制御を行う。また、例
えば上記アプリケーションプログラムの実行または終了
を指示する入力信号を親機1へ送信し、親機1から送信
されるアプリケーションプログラムを受信する。
【0062】以上が親機1、子機2の内部構成について
の説明である。なお、子機3,4の全体構造について
は、上述した子機2の構成と同一であるため、その構成
の図示及び説明は省略する。また、本第1の実施の形態
に係る親機1は、データ通信システム100において、
親機1と通信接続中の全ての子機が上記アプリケーショ
ンプログラムを共有化するように、全ての子機に対して
アプリケーションプログラムを送信することが可能であ
る。
【0063】次に、本第1の実施の形態におけるアプリ
ケーションプログラムダウンロード処理に関する動作に
ついて詳細に説明する。図4は、データ通信システム1
00における親機1からのアプリケーションプログラム
ダウンロード処理に関する動作を説明するフローチャー
トである。この図4において、子機2の入力装置22か
ら表示画面上のアイコンクリック、メニュー選択等のア
プリケーションの実行入力があると(ステップS10
1)、CPU21は、通信制御装置27を介して親機1
へ当該アプリケーションプログラムの実行を指示する入
力信号を出力する(ステップS102)。
【0064】次に、親機1はこの出力信号を通信制御装
置17を介して受信し、CPU11は上記アプリケーシ
ョンプログラムの使用数がRAM14に記憶されている
使用ライセンス数の範囲内であるか否かを判定する(ス
テップS103)。ここで、上記アプリケーションプロ
グラムの使用数が使用ライセンス数の範囲内である場合
(ステップS103;Yes)、CPU11は当該アプ
リケーションプログラムの実行に必要なデータを子機2
へ送信し、CPU21は当該受信データをRAM24に
格納する(ステップS104)。
【0065】次に、CPU21は上記データの受信に伴
って、上記アプリケーションプログラムの実行に際して
記憶装置25内に当該受信データが必要であるか否かを
判定する(ステップS105)。ここで、当該受信デー
タが必要であれば(ステップS105;Yes)、CP
U21は記憶装置25の空き領域に受信データをインス
トールし(ステップS106)、上記アプリケーション
プログラムを実行する(ステップS107)。実行終了
後、CPU21は入力装置22からのアプリケーション
プログラム終了入力の待機状態に入り、当該終了入力が
あると(ステップS108)、CPU21は作成された
ドキュメントを記憶装置25に保存し(ステップS10
9)、上記アプリケーションプログラムを終了する。
【0066】当該アプリケーションプログラムによって
作成されたドキュメントの保存完了後、CPU21は記
憶装置25内の上記アプリケーションプログラムをアン
インスールし(ステップS110)、アプリケーション
データをRAM24から消去する(ステップS11
1)。なお、ステップS103において、上記アプリケ
ーションプログラムの使用数が使用ライセンス数の範囲
内を越えている場合(ステップS103;No)、CP
U21は表示装置23へ「該当アプリケーションの使用
数が使用ライセンス数を越えています。」等のエラーメ
ッセージを表示させ(ステップS112)、CPU21
は本実施の形態におけるアプリケーションプログラムダ
ウンロード処理を終了する。
【0067】図1(a)は上記アプリケーションプログ
ラムダウンロード処理を実行した際のアプリデータリク
エストとアプリデータ送信処理を示す模式図である。図
1(a)において、子機2からのアプリケーション実行
入力に基づいて親機1へのアプリリクエストがあると、
親機1からアプリケーションデータが送信される。ま
た、図1(b)は上記アプリケーションプログラムダウ
ンロード処理を実行した際のアプリ終了指示とアプリデ
ータ削除処理を示す模式図である。図1(b)におい
て、子機2から送信されるアプリケーションプログラム
の終了を指示する入力信号に基づいて親機1へのアプリ
終了指示があると、親機1からアプリデータの削除命令
信号が送信される。
【0068】上述のように、本実施の形態におけるデー
タ通信システム100における親機1のアプリケーショ
ンプログラムダウンロード処理に関する動作によれば、
親機1のCPU11は、生徒等の子機2のユーザからア
プリケーション実行の命令を受信すると、親機1が通信
接続されている複数の子機へアプリデータを送信し、必
要に応じて子機の記憶装置25に所望のデータをインス
トールし、アプリケーション終了の命令信号を受信する
と、必要に応じて子機2の記憶装置25から所望のデー
タをアンインストールし、アプリケーションデータをR
AM24から消去することができる。
【0069】したがって、上記データ通信システム10
0において、子機2は記憶装置25に所望のアプリケー
ションがインストールされていない場合であっても、当
該アプリケーションの実行を親機1に対して指示するだ
けで、所望のアプリケーションを子機2上で実行でき
る。その結果、1つのアプリケーションを複数のユーザ
で共有化することが可能となり、子機2のユーザは、所
望のアプリケーションを必要な時間だけ使用できる。さ
らに、アプリケーションの使用終了後に子機2の記憶装
置25からアンインストールすることにより、子機2の
通常使用時のデータ記憶領域を節約できる。また、アプ
リケーションの使用ライセンス数を守った正しいアプリ
ケーションの使用が可能となる。
【0070】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の形
態について説明する。上述の第1の実施の形態では、ラ
イセンス数を設定しておき、そのライセンス数に応じて
使用できるアプリケーションの数を決定したが、例え
ば、同一の時間帯に大人数で同一のアプリケーションを
使用したい場合がある。このような場合は、アプリケー
ションの使用時間を制限して大人数にアプリケーション
の使用を許可することが好ましい。そこで、第2の実施
の形態として、使用時間によりアプリケーションの使用
を制御する処理について説明する。
【0071】図5〜図7は、本発明を適用した第2の実
施の形態におけるデータ通信システム100を説明する
図である。本実施の形態における親機1、及び子機2,
3,4の全体構造は、上記第1の実施の形態において図
2〜図1に示した親機1、及び子機2,3,4と同一で
あるため、同一の符合を付し、その構成の図示及び説明
は省略する。
【0072】次に、第2の実施の形態における親機1の
動作について説明する。図5は、第2の実施の形態にお
ける使用時間によるアプリケーションライセンス制御処
理を示すフローチャートである。
【0073】この図5において、まずCPU21は、ア
プリケーションプログラムの制御可能な使用ライセンス
数を“n”に設定し、RAM14に一時的に格納する
(ステップS201)。次に、CPU21は、ライセン
ス時間を“n*24時間”に設定し、RAM14に一時
的に格納する(ステップS202)。次に、子機2の入
力装置22から表示画面上のアイコンクリック、メニュ
ー選択等のアプリケーションプログラムの実行入力があ
ると(ステップS203)、CPU21は、通信制御装
置27を介して親機1へ当該アプリケーションプログラ
ムの実行を指示する入力信号を出力する(ステップS2
04)。
【0074】次に、親機1はこの出力信号を通信制御装
置17を介して受信し、CPU11は上記アプリケーシ
ョンプログラムの使用数が使用ライセンス数の範囲内で
あるか否かを判定する(ステップS205)。ここで、
上記アプリケーションプログラムの使用数が使用ライセ
ンス数の範囲内である場合(ステップS205;Ye
s)、CPU11は、当該アプリケーションプログラム
の実行に必要なデータを子機2へ送信し、CPU21は
当該受信データをRAM24に格納させる(ステップS
207)。
【0075】また、ステップS205において、上記ア
プリケーションプログラムの使用数が使用ライセンス数
の範囲を越えている場合(ステップS205;No)、
CPU11は、上記アプリケーションプログラムの現在
の総使用時間が上記使用ライセンス時間の範囲内である
か否かを判定する(ステップS206)。ここで、当該
使用ライセンス時間の範囲内である場合(ステップS2
06;Yes)、ステップS207に移行する。なお、
当該使用ライセンス時間を越えている場合には(ステッ
プS206;No)、CPU21は、「該当アプリケー
ションの使用数が使用ライセンス数を越えています。」
等のエラーメッセージを表示装置23へ表示させ(ステ
ップS220)、CPU21は、当該アプリケーション
ライセンス制御処理を終了する。
【0076】次に、CPU21は上記データの受信に伴
って、上記アプリケーションプログラムの実行に際して
記憶装置25内に上記データが必要であるか否かを判定
する(ステップS208)。ここで、上記データが必要
であれば(ステップS208;Yes)、CPU21は
記憶装置25の空き領域に上記データをインストールし
(ステップS209)、上記アプリケーションプログラ
ムを実行する(ステップS210)。次に、図6におい
て、当該アプリケーションプログラムの実行終了後、当
該アプリケーションプログラムの使用開始からの経過時
間を算出し(ステップS211)、この経過時間が上記
使用ライセンス時間の終了間近であるか否かを判定する
(ステップS212)。
【0077】ここで、上記経過時間が終了間近である場
合(ステップS212;Yes)、CPU21は「まも
なく使用ライセンス時間が終了します。」等の警告メッ
セージを表示装置23に表示させ(ステップS21
3)、ステップS214以降の処理に移行する。なお、
ステップS212において、終了間近でない場合(ステ
ップS212;No)、CPU21は、ステップS21
3の処理を省略してステップS214以降の処理に移行
する。
【0078】次に、上記経過時間に基づいて使用ライセ
ンス時間が終了したか否かを判定する(ステップS21
4)。ここで、使用ライセンス時間が終了した場合(ス
テップS214;Yes)、CPU21は「まもなくア
プリケーションを強制終了します。」等の警告メッセー
ジを表示装置23へ表示させ(ステップS216)、ス
テップS217以降の処理に移行する。なお、ステップ
S214において、使用ライセンス時間が終了していな
い場合(ステップS214;No)、入力装置22から
アプリケーションプログラムの終了を指示する入力があ
ると(ステップS215)、CPU21は当該アプリケ
ーションプログラムによって作成されたドキュメントを
記憶装置25に保存させ(ステップS217)、当該ア
プリケーションプログラムを終了する。
【0079】当該ドキュメントの保存完了後、CPU2
1は当該アプリケーションプログラムを記憶装置25内
からアンインスールし(ステップS218)、アプリケ
ーションデータをRAM24から消去し(ステップS2
19)、本実施の形態における使用時間によるアプリケ
ーションライセンス制御処理を終了する。
【0080】図7(a)は、上記アプリケーションライ
センス制御処理を実行した際のアプリデータリクエスト
とアプリデータ送信処理を示す模式図である。図7
(a)において、子機2からのアプリ実行入力に基づい
て親機1へのアプリリクエストがあると、親機1からア
プリケーションデータが送信される。また、図7(b)
は、上記アプリケーションライセンス制御処理を実行し
た際のアプリ終了指示とアプリデータ削除処理を示す模
式図である。図7(b)において、アプリケーションプ
ログラムの使用ライセンス時間の経過に伴って子機2か
らアプリケーションの終了を指示する入力があると、親
機1からアプリケーションデータの削除を命令する入力
信号が送信される。
【0081】上述のように、本実施の形態におけるデー
タ通信システム100における親機1の使用時間による
アプリケーションライセンス制御処理によれば、親機1
のCPU11は、子機2が実行するアプリケーションプ
ログラムの使用ライセンス数に応じて当該アプリケーシ
ョンプログラムの使用可能時間を算出し、使用時間の経
過に伴って警告メッセージを表示させ、使用ライセンス
時間を越えて使用されているアプリケーションプログラ
ムを強制終了させることができる。
【0082】したがって、子機2のユーザが使用ライセ
ンス数に制限のあるアプリケーションプログラムを使用
する場合に、大人数でのアプリケーションの共有化を可
能とするとともに、ライセンス時間を越えて使用するこ
とを未然に防止できるため、使用ライセンスを守った正
しいアプリケーションの使用が可能となり、データ通信
システム100のデータの信頼性を向上させることがで
きる。
【0083】[第3の実施の形態]次に、第3の実施の形
態について説明する。図8〜図9は、本発明を適用した
第3の実施の形態におけるデータ通信システム100を
説明する図である。本実施の形態における親機、及び子
機の全体構造は、上記第1の実施の形態において図2〜
図1に示した親機1、及び子機2,3,4と同一である
ため、その構成の図示及び説明は省略する。
【0084】次に、第3の実施の形態におけるデータ通
信システム100の動作について説明する。図8は、本
実施の形態におけるアプリケーション予約処理を示すフ
ローチャートである。
【0085】この図8において、子機2のCPU21
は、通信制御装置27を介して親機1にアクセスし(ス
テップS301)、記憶装置15からアプリケーション
予約テーブル14a(図3、図9(a)参照)を読み出
し、RAM14に展開する(ステップS302)。次に
入力装置22からアプリケーションプログラムの予約情
報(例えば、使用者、日時、時間帯を含む。)を入力す
る。CPU21は、入力された予約情報を親機1へ送信
する(ステップS303)。その後、図示しない計時手
段によって予約時間を計時すると(ステップS30
4)、CPU11は受信した予約情報に基づいて「アプ
リケーションプログラムのダウンロードを開始しますか
?」等の確認メッセージを子機2の表示装置23に表示
させ(ステップS305)、入力装置22からその旨の
確認があると、子機2のRAM24に当該アプリケーシ
ョンプログラムをダウンロードする(ステップS30
6)。
【0086】子機2のユーザが上記アプリケーションプ
ログラムを使用中(ステップS307)に、予約時間の
終了(ステップS308)に伴って、CPU21は当該
アプリケーションプログラムによって作成されたドキュ
メントを記憶装置25に自動的に保存し(ステップS3
09)、当該アプリケーションプログラムを終了させ
る。その後、CPU21は記憶装置25から上記アプリ
ケーションプログラムをアンインスールし、アプリケー
ションデータをRAM24から消去し(ステップS31
0)、本実施の形態における使用時間によるアプリケー
ション予約処理を終了する。
【0087】次に、図9は上記アプリケーション予約処
理に基づいて作成されたアプリケーション予約テーブル
14aの一例を示す図である。図9(a)は、子機2の
表示装置23に表示されるアプリケーション予約テーブ
ル14aのアプリケーション予約状況を示す図である。
なお、横軸は時間軸であり、この場合、親機1の記憶装
置15にはアプリケーションAとアプリケーションBが
記憶されている。また、アプリケーションAには2ライ
センスが割り当てられており、アプリケーションBには
3ライセンスが割り当てられている。また、図9(b)
は、図9(a)の状態において、子機2からアプリケー
ションBのライセンス2を所定の時間帯で使用する予約
入力があった場合のアプリケーション予約テーブル14
aのアプリケーション予約状況を示す図である。この図
9(b)に示すように、予約された使用時間帯に従って
各子機のユーザ単位で所定の位置に両方向の矢印“y
1”が引かれる。
【0088】上述のように、本実施の形態におけるデー
タ通信システム100におけるアプリケーション予約処
理によれば、親機1の記憶装置15に記憶されたアプリ
ケーション予約テーブル14aに格納された予約情報を
子機2から更新することができる。また、更新された予
約情報に基づいて親機1から子機2へ所望のアプリケー
ションプログラムをダウンロードし、一定時間の経過後
に子機2から当該アプリケーションプログラムを消去す
ることが可能となる。
【0089】したがって、各子機のユーザは、親機1に
アクセスするだけで親機1に記憶された所望のアプリケ
ーションプログラムの予約状況を一目で把握でき、当該
予約状況に応じてアプリケーションプログラムの使用ラ
イセンスを容易に取得できる。また、当該アプリケーシ
ョンプログラムの使用開始時間と終了時間を予め設定
し、他の子機へ表示させることが可能となり、各子機の
ユーザは表示情報に従って所望のアプリケーションを計
画的に利用することができる。
【0090】[第4の実施の形態]次に、第4の実施の形
態について説明する。図10〜図11は、本発明を適用
した第4の実施の形態におけるデータ通信システム10
0を説明する図である。本実施の形態における親機、及
び子機の全体構造は、上記第1の実施の形態において図
2〜図1に示した親機1、及び子機2,3,4と同一で
あるため、その構成の図示及び説明は省略する。
【0091】親機1の記憶装置15は、「メール」、
「表計算」、「ワープロ」、「インターネット」、「ゲ
ーム」といった各機能別のアプリケーションが複数記憶
されている。また、これらの機能別アプリケーション
は、その中で使用頻度の高低やバージョン、レベル等に
応じて使用される優先順位が予め定められている。
【0092】次に、第4の実施の形態におけるデータ通
信システム100の動作について説明する。図10は、
本実施の形態における親機アプリケーション起動処理を
示すフローチャートである。この図10において、表示
装置23に表示されたアプリ起動エリア23a(図11
参照)の中のアプリケーションの種類が入力装置22に
より指定され(ステップS401)、指定されたアプリ
ケーションプログラムの起動を指示する入力があると
(ステップS402)、CPU21は、起動対象となる
アプリケーションの種類の優先順位を確認し(ステップ
S403)、親機1にアクセスする(ステップS40
4)。ここで、優先順位とは、親機1上でアプリケーシ
ョンの種類毎に予め設定されたアプリケーションを起動
する順位であり、CPU11は選択されたアプリケーシ
ョンの種類の中で当該優先順位の高いアプリケーション
から順に起動させていく。
【0093】次に、CPU11は、上記起動対象となる
アプリケーションの優先順位を“n”として“n=1”
を設定する(ステップS405)。次に、CPU11
は、優先順位n番目のアプリケーションの使用ライセン
スに空きがあるか否かを判定する(ステップS40
6)。ここで、優先順位n番目のアプリケーションの使
用ライセンスに空きがあれば(ステップS406;Ye
s)、CPU11は、通信制御装置17を介して子機2
に当該アプリケーションをダウンロードする(ステップ
S407)。
【0094】アプリケーションプログラムの実行終了
後、入力装置22からアプリケーション終了を指示する
入力があると(ステップS408)、CPU21は記憶
装置25から当該アプリケーションプログラムをアンイ
ンスールし(ステップS409)、当該親機アプリ起動
処理を終了する。また、ステップS406において、優
先順位n番目のアプリケーションの使用ライセンスに空
きが無ければ(ステップS406;No)、指定された
アプリケーションの種類に該当する他のアプリケーショ
ンの有無を判定する(ステップS410)。
【0095】ここで、記憶装置15に同一種類の他のア
プリケーションが有れば(ステップS410;Ye
s)、優先順位“n”に“1”を追加し(ステップS4
11)、再度ステップS406に戻り、それ以降の処理
を繰り返し実行する。また、ステップS410におい
て、記憶装置15に他のアプリケーションが無ければ
(ステップS410;No)、CPU21は、「該当す
る種類のアプリケーションはありません。」等のエラー
メッセージを表示装置23に表示させ、本実施の形態に
おける親機アプリ起動処理を終了する。
【0096】図11は、上記親機アプリ起動処理に基づ
く具体的処理例を示す図である。図11(a)は、子機
2の表示装置23に表示される親機アプリ起動エリア2
3a内に親機1から起動可能なアプリケーションプログ
ラムの一覧を表示した状態を表す画面表示図である。こ
こで、親機1に格納されている複数の表計算アプリケー
ションにおいて、例えば優先順位が1番目の表計算アプ
リケーションを表計算アプリA、優先順位が2番目の表
計算アプリケーションを表計算アプリBとする。
【0097】この図11(a)において、子機2のユー
ザが“メール”、“表計算”、“ワープロ”、“インタ
ーネット”、“ゲーム”の中から“表計算”を選択する
と、まず親機1は優先順位1番目の表計算アプリAの使
用ライセンスの空き状況を確認する。この時、表計算ア
プリAに使用ライセンスが有れば、図11(b)の右側
の表示画面23aに示すように表計算アプリAが起動さ
れ、子機2の表示装置23の表示画面上に表計算アプリ
Aが表示される。これに対して、表計算アプリAに使用
ライセンスが無ければ、図11(b)の左側の表示画面
23aに示すように、表計算アプリAの次の優先順位で
ある表計算アプリBが起動され、表示装置23の画面上
には表計算アプリBが表示される。
【0098】上述のように、本実施の形態におけるデー
タ通信システム100における親機アプリケーション起
動処理によれば、子機2から所望のアプリケーションの
種類が選択されると、親機1は選択されたアプリケーシ
ョンの種類の中から、最も優先順位が高く、且つ使用ラ
イセンス数を越えないアプリケーションを通信制御装置
17を介して自動的に子機2にダウンロードし、当該ア
プリケーションの使用終了後に消去することができる。
【0099】したがって、子機2のユーザは、表示画面
上の所望のアプリケーションの種類を選択するだけで、
当該アプリケーションの使用ライセンス状況を調べる必
要なく、使用可能な最も優先順位の高いアプリケーショ
ンを常に使用することができる。また、画面上の表示メ
ッセージにより所望の種類のアプリケーションが親機1
上に有るか否かを一目で把握することができる。
【0100】なお、本第4の実施の形態の詳細部分につ
いては、上記実施の形態の内容に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。例えば、本実施の形態におけるデータ通信システム
100においては、親機1の記憶するアプリケーション
の種類を子機2,3,4の各親機アプリ起動エリア23
c内に表示させる構成としたが、ネットワーク上に接続
された全てのコンピュータの記憶するアプリケーション
の種類を画面上に一覧表示させることにより、所望のア
プリケーションを選択し、使用ライセンスの空き状況に
応じて使用できる構成としてもよい。
【0101】したがって、各子機のユーザは、複数の端
末装置が有する多種類のアプリケーションの中から優先
順位や使用ライセンス状況に基づく最適なアプリケーシ
ョンプログラムを容易に選択することが可能となり、常
に使用可能なアプリケーションの範囲内で最適なアプリ
ケーションを使用することができる。
【0102】[第5の実施の形態]次に、第5の実施の形
態について説明する。図12〜図13は、本発明を適用
した第5の実施の形態におけるデータ通信システム10
0を示す図である。本実施の形態における親機、及び子
機の全体構造は、上記第1の実施の形態において図2〜
図1に示した親機1、及び子機2,3,4と同一である
ため、その構成の図示及び説明は省略する。
【0103】次に、第5の実施の形態におけるデータ通
信システム100の動作について説明する。図12は、
本実施の形態におけるアプリケーション参照テーブル表
示処理を示すフローチャートである。
【0104】この図5において、まずCPU11は、親
機1の表示装置13及び子機2の表示装置23に後述す
るアプリケーション使用状況テーブル23b(図13参
照)を表示させる(ステップS501)。次に、CPU
21は、このアプリケーション使用状況テーブル23b
の使用・未使用項目に入力装置22から所望のアプリケ
ーションの使用者及び使用時間を入力し、テーブル用デ
ータを作成する(ステップS502)。次に、CPU2
1は、作成したテーブル用データを表示装置13及び表
示装置23に表示させ(ステップS503)、本実施の
形態におけるアプリケーション参照テーブル表示処理を
終了する。
【0105】次に、図13は、アプリケーション参照テ
ーブル表示処理を実行した際のアプリケーション使用状
況テーブル23bの一例を示す図である。図13に示す
ように、アプリケーション使用状況テーブル23bに
は、各アプリケーションに割り当てられた使用ライセン
ス毎に使用中・使用予定の種別、使用者名、使用時間帯
が表示される。
【0106】上述のように、本実施の形態におけるデー
タ通信システム100におけるアプリケーション参照テ
ーブル表示処理によれば、アプリケーション使用状況テ
ーブル23bの使用・未使用項目に所望のアプリケーシ
ョンの使用者及び使用時間帯を入力することにより、ア
プリケーション使用状況テーブル23bを更新、表示さ
せることができる。
【0107】したがって、各子機のユーザは、画面上に
表示されたアプリケーション使用状況テーブル23bを
見るだけで各アプリケーション、及び使用ライセンス毎
の使用者名、使用時間帯等の使用状況を精確且つ容易に
把握することができる。その結果、各ユーザが所望のア
プリケーションを使用できる時刻を正確に知ることが可
能となり、作業の効率化を図ることができる。
【0108】[第6の実施の形態]次に、第6の実施の形
態について説明する。図14〜図15は、本発明を適用
した第6の実施の形態におけるデータ通信システム10
0を説明する図である。本実施の形態における親機、及
び子機の全体構造は、上記第1の実施の形態において図
2〜図1に示した親機1、及び子機2,3,4と同一で
あるため、その構成の図示及び説明は省略する。
【0109】次に、第6の実施の形態におけるデータ通
信システム100の動作について説明する。図14は、
本実施の形態におけるフリーCPU処理を示すフローチ
ャートである。この図14において、表示装置23に表
示された親機アプリ起動エリア23a(図11参照)の
中から所望のアプリケーションの種類が入力装置22に
より指定され(ステップS601)、指定されたアプリ
ケーションプログラムの起動を指示する入力があると
(ステップS602)、CPU21は起動対象となるア
プリケーションの種類の優先順位を確認し(ステップS
603)、通信制御装置27を介して親機1にアクセス
する(ステップS604)。
【0110】次に、CPU11は、親機1のデータ処理
能力と子機2のデータ処理能力を比較する(ステップS
605)。ここで、親機1のデータ処理能力が子機2の
データ処理能力より高ければ(ステップS605;Ye
s)、CPU11は親機1で上記アプリケーションプロ
グラムを起動させる(ステップS606)。次に、CP
U21が入力装置22から入力されるキー入力信号を親
機1に送信すると(ステップS607)、CPU11は
当該キー入力信号を処理し(ステップS608)、親機
1で実行されるアプリケーションプログラムに対応する
画像情報を通信制御装置17を介して子機2に送信する
(ステップS609)。
【0111】次に、CPU11は子機2からのアプリケ
ーションの終了を指示するキー入力信号の送信の有無を
確認し(ステップS610)、当該入力信号の送信が有
れば(ステップS610;Yes)、CPU11により
上記アプリケーションを用いて作成されたドキュメント
を通信制御装置17を介して子機2へ送信し(ステップ
S611)、親機1から送信された上記画像情報をRA
M24から消去し(ステップS612)、当該フリーC
PU処理を終了する。
【0112】なお、上記入力信号の送信が無い場合(ス
テップS610;No)、再度ステップS607に戻
り、ステップS607〜ステップS609の処理を繰り
返し実行する。また、ステップS605において、親機
1のデータ処理能力が子機2のデータ処理能力より低け
れば(ステップS605;No)、CPU11は該当す
るアプリケーションプログラムを子機2へダウンロード
し(ステップS613)、CPU21により当該アプリ
ケーションプログラムを実行し、本実施の形態における
フリーCPU処理を終了する。
【0113】次に、図15(a)は、親機1のデータ処
理能力が子機2のデータ処理能力より高い場合のフリー
CPU処理の模式図である。この図15(a)におい
て、アプリケーションプログラムは入力装置22から通
信制御装置17を介して受信される入力信号に基づい
て、CPU11により実行され、CPU21は当該アプ
リケーションプログラムの実行処理に対応する画像情報
を表示装置23に表示させる。これに対して、図15
(b)は、親機1のデータ処理能力が子機2のデータ処
理能力より低い場合のフリーCPU処理の模式図であ
る。この図15(b)において、上記アプリケーション
プログラムは一旦親機1の記憶装置15から子機2の記
憶装置25へダウンロードされ、子機2からの入力情報
に基づいてCPU21により実行される。
【0114】上述のように、本実施の形態におけるデー
タ通信システム100におけるフリーCPU処理によれ
ば、親機1の記憶装置15に記憶されたアプリケーショ
ンプログラムの起動に伴って、データ処理能力の高いC
PUを有するコンピュータを選択し、親機1が選択され
た場合には、子機2からの入力情報に基づいて上記アプ
リケーションプログラムを親機1上でCPU11により
実行し、子機2は当該アプリケーションプログラムの実
行に対応して画像情報を表示装置23に表示させる。一
方、子機2が選択された場合には、親機1は上記アプリ
ケーションプログラムを一旦子機2の記憶装置25へダ
ウンロードし、子機2上でCPU21により実行するこ
とができる。
【0115】したがって、各子機のユーザは、使用する
コンピュータのデータ処理能力が親機2に比べて低い場
合であっても、所望のアプリケーションをよりデータ処
理能力の高い環境下で使用することが可能となり、上記
アプリケーションを用いたドキュメント作成等の作業を
より効率的に行うことができる。
【0116】
【発明の効果】請求項1、8及び13記載の発明によれ
ば、受信装置は記憶手段に所望のアプリケーションプロ
グラムが記憶されていない場合であっても、当該アプリ
ケーションプログラムの実行をデータ通信装置に対して
指示するだけで、受信装置で所望のアプリケーションプ
ログラムを実行できる。その結果、1つのアプリケーシ
ョンを複数のユーザが共有して使うことが可能となり、
ユーザは受信装置の記憶手段にない所望のアプリケーシ
ョンを必要な時間だけ使用できる。さらに、当該アプリ
ケーションを使用終了後に受信装置の記憶手段から消去
することにより、不必要なデータが当該記憶手段に長時
間残ることがなく、通常時の受信装置のデータ記憶領域
を効率的に使用できる。また、使用ライセンス数を守っ
た正しいアプリケーションの使用が可能となる。
【0117】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、受信装置のユーザが使用ライ
センス数に制限のあるアプリケーションを使用する場合
であっても、当該使用ライセンス数に基づいて算出され
る使用可能時間を越えて使用することを未然に防止でき
るため、使用ライセンスを守った正しいアプリケーショ
ンの使用が可能となり、データ通信装置の信頼性を向上
させることができる。
【0118】請求項3、9及び14記載の発明によれ
ば、各受信装置のユーザは、データ通信装置にアクセス
するだけでデータ通信装置に記憶された所望のアプリケ
ーションの予約状況を一目で把握でき、当該予約状況に
応じた所望のアプリケーションの使用ライセンスを容易
に取得できる。また、各受信装置のユーザは、アプリケ
ーションの使用開始時間と終了時間を予め決定し、他の
受信装置へ表示させることができるため、アプリケーシ
ョンを計画的に利用することができる。
【0119】請求項4、10及び15記載の発明によれ
ば、各受信装置のユーザは、所望のアプリケーションプ
ログラムの使用ライセンス状況を自ら調べる必要なく、
表示画面上のアプリケーションプログラムの種類を選択
するだけで、最も優先順位が高く、且つ使用ライセンス
範囲内のアプリケーションプログラムを使用することが
できる。
【0120】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の効果に加えて、各受信装置のユーザは、通信
接続された複数の受信装置上の多種類のアプリケーショ
ンプログラムの中から優先順位や使用ライセンス状況に
基づく最適なアプリケーションプログラムを容易に選択
することが可能となり、使用可能なアプリケーションの
範囲内で常に最適なアプリケーションを使用することが
できる。
【0121】請求項6、11及び16記載の発明によれ
ば、各受信装置のユーザは、表示画面を見るだけで各ア
プリケーションプログラムの使用ライセンス毎の使用
者、使用時間帯等の使用情報を精確且つ容易に把握する
ことができる。その結果、各ユーザが所望のアプリケー
ションを使用できる時刻を正確に知ることが可能とな
り、作業の効率化を図ることができる。
【0122】請求項7、12及び17記載の発明によれ
ば、各受信装置のユーザは、使用する装置のデータ処理
能力がデータ通信装置に比べて低い場合であっても、所
望のアプリケーションプログラムをよりデータ処理能力
の高い環境下で使用することが可能となり、上記アプリ
ケーションプログラムを用いたドキュメント作成等の作
業をより効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、図のアプリケーションダウンロ
ード処理を実行した際のアプリデータリクエストとアプ
リデータ送信処理を示す模式図であり、図1(b)は、
アプリ終了指示とアプリデータ削除処理を示す模式図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態における親機1の内部構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における子機1の内部構成
を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態における親機1からのアプリ
ケーションダウンロード処理に関する動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】第2の実施の形態における使用時間によるアプ
リケーションライセンス制御処理を示すフローチャート
である。
【図6】第2の実施の形態における使用時間によるアプ
リケーションライセンス制御処理を示すフローチャート
である。
【図7】次に、図7(a)は、上記アプリケーションラ
イセンス制御処理を実行した際のアプリデータリクエス
トとアプリデータ送信処理を示す模式図であり、図7
(b)は、アプリ終了指示とアプリデータ削除処理を示
す模式図である。
【図8】第3の実施の形態におけるアプリケーション予
約処理を示すフローチャートである。
【図9】図8のアプリケーション予約処理に基づいて作
成されたアプリケーション予約テーブルの一例を示す図
である。
【図10】第4の実施の形態における親機アプリケーシ
ョン起動処理を示すフローチャートである。
【図11】図10の親機アプリケーション起動処理に基
づく具体的処理例を示す図である。
【図12】第5の実施の形態におけるアプリケーション
参照テーブル表示処理を示すフローチャートである。
【図13】アプリケーション参照テーブル表示処理を実
行した際のアプリケーション使用状況テーブルの一例を
示す図である。
【図14】第6の実施の形態におけるフリーCPU処理
を示すフローチャートである。
【図15】図15(a)は、親機1の処理能力が子機2
の処理能力より高い場合のフリーCPU処理を示す模式
図であり、図15(b)は、親機1の処理能力が子機2
の処理能力より低い場合のフリーCPU処理を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 親機 11 CPU 12 入力装置 13 表示装置 14 RAM 14a アプリケーション予約テーブル 15 記憶装置 16 記憶媒体 16a アプリケーションプログラム 16b 使用ライセンス情報 17 通信装置 18 バス 2 子機 21 CPU 22 入力装置 22a マウス 22b 選択キー 23 表示装置 23a 表示画面 23b アプリケーション使用状況テーブル 24 RAM 25 記憶装置 26 記憶媒体 27 通信装置 28 バス 3,4 子機 100 データ通信システム y1 矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 7/00 G06F 15/20 102

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受信装置に通信接続されたデータ通
    信装置であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置より送信され、前記複数のアプリケ
    ーションプログラムの中から所望のアプリケーションプ
    ログラムの実行を指示する入力信号に基づいて、前記ア
    プリケーションプログラムの前記複数の受信装置におけ
    る使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内であるか否
    かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記アプリケーションプログラムの
    使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内であると判定
    された場合には、前記記憶手段に記憶された所望のアプ
    リケーションプログラムを所定の受信装置に送信する送
    信手段と、 前記受信装置より送信され、所望のアプリケーションプ
    ログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前記アプ
    リケーションプログラムを前記受信装置から消去する消
    去手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】前記アプリケーションプログラムの使用ラ
    イセンス数に基づいて当該アプリケーションプログラム
    の使用可能時間を算出する使用時間算出手段と、 前記アプリケーションプログラムの使用時間が前記使用
    時間算出手段により算出された使用可能時間を経過した
    場合には、当該アプリケーションプログラムを強制的に
    終了させる終了手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載のデータ通
    信装置。
  3. 【請求項3】複数の受信装置に通信接続されたデータ通
    信装置であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置から送信される所望のアプリケーシ
    ョンプログラムの予約情報に基づいて、前記複数のアプ
    リケーションプログラムの使用を各アプリケーションプ
    ログラム単位で割り当てられた使用ライセンス数毎に管
    理する管理手段と、 前記管理手段により管理される前記複数のアプリケーシ
    ョンプログラムの予約情報に基づいて、前記記憶手段に
    記憶された前記複数のアプリケーションプログラムの中
    から所定のアプリケーションプログラムを所定の受信装
    置に送信する送信手段と、 前記管理手段により管理される前記複数のアプリケーシ
    ョンプログラムの予約情報に基づいて前記所定のアプリ
    ケーションプログラムを終了させるとともに、当該アプ
    リケーションプログラムを前記受信装置から消去する消
    去手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】複数の受信装置に通信接続されたデータ通
    信装置であって、 複数のアプリケーションプログラムをその種類毎に使用
    される優先順位と対応付けて記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置から送信され、前記アプリケーショ
    ンプログラムの種類を指定する入力情報に基づいて指定
    されたアプリケーションプログラムの種類の中で最も優
    先順位の高いアプリケーションプログラムを選択する選
    択手段と、 前記選択手段により選択されたアプリケーションプログ
    ラムの使用ライセンス数を確認し、使用ライセンスが有
    る場合には当該アプリケーションプログラムを所定の受
    信装置に送信する送信手段と、 前記所定の受信装置より送信され、所望のアプリケーシ
    ョンプログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前
    記アプリケーションプログラムを前記受信装置から消去
    する消去手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】前記選択手段は、前記複数の受信装置から
    送信される前記アプリケーションプログラムの種類を指
    定する入力情報に基づいて、前記複数の受信装置の有す
    る記憶手段に記憶された前記アプリケーションプログラ
    ムの種類の中で最も優先順位の高いアプリケーションプ
    ログラムを選択することを特徴とする請求項4記載のデ
    ータ通信装置。
  6. 【請求項6】複数の受信装置に通信接続されたデータ通
    信装置であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置から送信される前記複数のアプリケ
    ーションプログラムの使用情報に基づいて、当該使用情
    報を各アプリケーションプログラムに割り当てられた使
    用ライセンス毎に一覧表示する一覧表示手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。
  7. 【請求項7】複数の受信装置に通信接続されたデータ通
    信装置であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 受信装置のアプリケーションプログラム処理能力と前記
    データ通信装置のアプリケーションプログラム処理能力
    を比較し、当該比較結果に基づいて処理能力の高い装置
    を前記アプリケーションプログラムを実行する装置とし
    て選択する選択手段と、 前記選択手段により前記データ通信装置が選択された場
    合には、前記受信装置から送信される入力情報に基づい
    て前記データ通信装置上で前記アプリケーションプログ
    ラムを実行し、当該アプリケーションプログラムの実行
    に際して対応する画像情報のみを前記受信装置へ送信
    し、前記受信装置が選択された場合には、前記アプリケ
    ーションプログラムを前記受信装置へ送信することによ
    り当該受信装置上で前記アプリケーションプログラムを
    実行するアプリケーション実行手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。
  8. 【請求項8】データ通信装置と複数の受信装置とを通信
    接続したデータ通信システムにおいて、 前記データ通信装置は、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置より送信され、前記複数のアプリケ
    ーションプログラムの中から所望のアプリケーションプ
    ログラムの実行を指示する入力信号に基づいて、前記ア
    プリケーションプログラムの前記複数の受信装置におけ
    る使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内であるか否
    かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記アプリケーションプログラムの
    使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内であると判定
    された場合には、前記記憶手段に記憶された所望のアプ
    リケーションプログラムを所定の受信装置に送信する送
    信手段と、 前記受信装置より送信され、所望のアプリケーションプ
    ログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前記アプ
    リケーションプログラムを前記受信装置から消去する消
    去手段と、 を備え、 前記受信装置は、 前記所望のアプリケーションプログラムの実行または終
    了を指示する入力信号を前記データ通信装置に送信する
    送信手段と、 前記データ通信装置の送信手段により送信された前記所
    望のアプリケーションプログラムを受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信された前記所望のアプリケーシ
    ョンプログラムを実行及び消去する制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信システム。
  9. 【請求項9】データ通信装置と複数の受信装置とを通信
    接続したデータ通信システムにおいて、 前記データ通信装置は、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置から送信される所望のアプリケーシ
    ョンプログラムの予約情報に基づいて、前記複数のアプ
    リケーションプログラムの使用を各アプリケーションプ
    ログラム単位で割り当てられた使用ライセンス数毎に管
    理する管理手段と、 前記管理手段により管理される前記複数のアプリケーシ
    ョンプログラムの予約情報に基づいて、前記記憶手段に
    記憶された前記複数のアプリケーションプログラムの中
    から所定のアプリケーションプログラムを所定の受信装
    置に送信する送信手段と、 前記管理手段により管理される前記複数のアプリケーシ
    ョンプログラムの予約情報に基づいて前記所定のアプリ
    ケーションプログラムを終了させるとともに、当該アプ
    リケーションプログラムを前記受信装置から消去する消
    去手段と、 を備え、 前記受信装置は、 前記所定のアプリケーションプログラムの使用時間帯の
    予約情報を前記データ通信装置に送信する送信手段と、 前記データ通信装置の送信手段により前記予約情報に基
    づいて送信された前記所定のアプリケーションプログラ
    ムを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記所定のアプリケーシ
    ョンプログラムを実行及び消去する制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信システム。
  10. 【請求項10】データ通信装置と複数の受信装置とを通
    信接続したデータ通信システムにおいて、 前記データ通信装置は、 複数のアプリケーションプログラムをその種類毎に使用
    される優先順位と対応付けて記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置から送信され、前記アプリケーショ
    ンプログラムの種類を指定する入力情報に基づいて指定
    されたアプリケーションプログラムの種類の中で最も優
    先順位の高いアプリケーションプログラムを選択する選
    択手段と、 前記選択手段により選択されたアプリケーションプログ
    ラムの使用ライセンス数を確認し、使用ライセンスが有
    る場合には当該アプリケーションプログラムを所定の受
    信装置に送信する送信手段と、 前記所定の受信装置より送信され、所望のアプリケーシ
    ョンプログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前
    記アプリケーションプログラムを前記受信装置から消去
    する消去手段と、 を備え、 前記受信装置は、 前記所望のアプリケーションプログラムの実行または終
    了を指示する入力信号を前記データ通信装置に送信する
    送信手段と、 前記データ通信装置の送信手段により送信された前記所
    望のアプリケーションプログラムを受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信された前記所望のアプリケーシ
    ョンプログラムを実行及び消去する制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信システム。
  11. 【請求項11】データ通信装置と複数の受信装置とを通
    信接続したデータ通信システムにおいて、 前記データ通信装置は、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 前記複数の受信装置から送信される前記複数のアプリケ
    ーションプログラムの使用情報に基づいて、当該使用情
    報を各アプリケーションプログラムに割り当てられた使
    用ライセンス毎に一覧表示する一覧表示手段と、 を備え、 前記受信装置は、 前記データ通信装置の表示制御手段により表示制御され
    た前記複数のアプリケーションプログラムの使用情報に
    基づいて、当該使用情報を各アプリケーションプログラ
    ムに割り当てられた使用ライセンス毎に表示する表示手
    段と、 を備えることを特徴とするデータ通信システム。
  12. 【請求項12】データ通信装置と複数の受信装置とを通
    信接続したデータ通信システムにおいて、 前記データ通信装置は、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶する記憶手段と、 受信装置のアプリケーションプログラム処理能力と前記
    データ通信装置のアプリケーションプログラム処理能力
    を比較し、当該比較結果に基づいて処理能力の高い装置
    を前記アプリケーションプログラムを実行する装置とし
    て選択する選択手段と、 前記選択手段により前記データ通信装置が選択された場
    合には、前記受信装置から送信される入力情報に基づい
    て前記データ通信装置上で前記アプリケーションプログ
    ラムを実行し、当該アプリケーションプログラムの実行
    に際して対応する画像情報のみを前記受信装置へ送信
    し、前記受信装置が選択された場合には、前記アプリケ
    ーションプログラムを前記受信装置へ送信することによ
    り当該受信装置上で前記アプリケーションプログラムを
    実行するアプリケーション実行手段と、 を備え、 前記受信装置は、 前記アプリケーションプログラムの実行または終了を指
    示する入力信号を前記データ通信装置に送信する送信手
    段と、 前記データ通信装置の選択手段により前記データ通信装
    置が選択された場合には前記画像情報のみを受信し、前
    記受信装置が選択された場合には前記アプリケーション
    プログラムを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記画像情報を表示する表
    示手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信システム。
  13. 【請求項13】複数の受信装置に通信接続されたデータ
    通信装置とを制御するために使われるコンピュータが実
    行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶するためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 前記複数の受信装置より送信され、前記複数のアプリケ
    ーションプログラムの中から所望のアプリケーションプ
    ログラムの実行を指示する入力信号に基づいて、前記ア
    プリケーションプログラムの前記複数の受信装置におけ
    る使用数が所定の使用ライセンス数の範囲内であるか否
    かを判定するためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムコードと、 前記アプリケーションプログラムの使用数が所定の使用
    ライセンス数の範囲内であると判定された場合には、記
    憶された所望のアプリケーションプログラムを所定の受
    信装置に送信するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 前記受信装置より送信され、所望のアプリケーションプ
    ログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前記アプ
    リケーションプログラムを前記受信装置から消去するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】複数の受信装置に通信接続されたデータ
    通信装置とを制御するために使われるコンピュータが実
    行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶するためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 前記複数の受信装置から送信される所望のアプリケーシ
    ョンプログラムの予約情報に基づいて、前記複数のアプ
    リケーションプログラムの使用を各アプリケーションプ
    ログラム単位で割り当てられた使用ライセンス数毎に管
    理するためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
    ドと、 管理される前記複数のアプリケーションプログラムの予
    約情報に基づいて、記憶された前記複数のアプリケーシ
    ョンプログラムの中から所定のアプリケーションプログ
    ラムを所定の受信装置に送信するためのコンピュータが
    実行可能なプログラムコードと、 管理される前記複数のアプリケーションプログラムの予
    約情報に基づいて前記所定のアプリケーションプログラ
    ムを終了させるとともに、当該アプリケーションプログ
    ラムを前記受信装置から消去するためのコンピュータが
    実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】複数の受信装置に通信接続されたデータ
    通信装置とを制御するために使われるコンピュータが実
    行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 複数のアプリケーションプログラムをその種類毎に使用
    される優先順位と対応付けて記憶するためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 前記複数の受信装置から送信され、前記アプリケーショ
    ンプログラムの種類を指定する入力情報に基づいて指定
    されたアプリケーションプログラムの種類の中で最も優
    先順位の高いアプリケーションプログラムを選択するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 選択されたアプリケーションプログラムの使用ライセン
    ス数を確認し、使用ライセンスが有る場合には当該アプ
    リケーションプログラムを所定の受信装置に送信するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記所定の受信装置より送信され、所望のアプリケーシ
    ョンプログラムの終了を指示する入力信号に基づいて前
    記アプリケーションプログラムを前記受信装置から消去
    するためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】複数の受信装置に通信接続されたデータ
    通信装置とを制御するために使われるコンピュータが実
    行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶するするためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 前記複数の受信装置から送信される前記複数のアプリケ
    ーションプログラムの使用情報に基づいて、当該使用情
    報を各アプリケーションプログラムに割り当てられた使
    用ライセンス毎に一覧表示するためのコンピュータが実
    行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】複数の受信装置に通信接続されたデータ
    通信装置とを制御するために使われるコンピュータが実
    行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記複数の受信装置で実行可能な複数のアプリケーショ
    ンプログラムを記憶するためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 受信装置のアプリケーションプログラム処理能力と前記
    データ通信装置のアプリケーションプログラム処理能力
    を比較し、当該比較結果に基づいて処理能力の高い装置
    を前記アプリケーションプログラムを実行する装置とし
    て選択するためのコンピュータが実行可能なプログラム
    コードと、 前記データ通信装置が選択された場合には、前記受信装
    置から送信される入力情報に基づいて前記データ通信装
    置上で前記アプリケーションプログラムを実行し、当該
    アプリケーションプログラムの実行に際して対応する画
    像情報のみを前記受信装置へ送信し、前記受信装置が選
    択された場合には、前記アプリケーションプログラムを
    前記受信装置へ送信することにより当該受信装置上で前
    記アプリケーションプログラムを実行するためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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