JP2001100618A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置

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JP2001100618A
JP2001100618A JP27863799A JP27863799A JP2001100618A JP 2001100618 A JP2001100618 A JP 2001100618A JP 27863799 A JP27863799 A JP 27863799A JP 27863799 A JP27863799 A JP 27863799A JP 2001100618 A JP2001100618 A JP 2001100618A
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electrophotographic
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electrophotographic photosensitive
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Satoshi Inami
聡 居波
Junichi Kato
淳一 加藤
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真感光体、またはプロセスカートリッ
ジの個体識別を確実に行うことのできる電子写真感光
体、前記電子写真感光体を有するプロセスカートリッ
ジ、及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な電子写
真画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 電子写真感光体1上に、電子写真感光体
1、もしくはプロセスカートリッジの個体識別のための
同じ個体識別情報16を複数記録する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体、
プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置に関
するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ばレーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及
び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも
1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、
少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このような電子写真画像形成装置では、例
えば、黒色用のプロセスカートリッジを画像形成装置本
体に装着した使用した後、赤色用のプロセスカートリッ
ジを前記画像形成装置本体に装着して使用し、更にその
後、再度、前記黒色用のプロセスカートリッジを前記画
像形成装置本体に装着して使用するというような使い方
が為されることがある。このように複数のプロセスカー
トリッジを同じ画像形成装置本体に入れ換えながら使用
する場合には、個々のプロセスカートリッジを正確に個
体識別する必要がある。この場合、プロセスカートリッ
ジに個体識別のための情報記憶手段を設けるのが一般的
である。
【0006】従来、特開昭62−83768号公報(出
願人:カシオ計算機(株)、カシオ電子工業(株))で
は、感光ドラムの回転軸と同軸上に磁気ディスクを取り
付け、磁気ディスクに情報を読み書きするようにして、
プリント枚数を記憶できるようにするといった提案がな
されている。
【0007】また、特開昭63−92959号公報(出
願人:日本電気(株))では、プロセスカートリッジに
使用情報を記録させる光記録媒体を取り付け、画像露光
のレーザービームにより情報を書き込むという提案がな
されている。
【0008】プロセスカートリッジに情報記憶手段があ
るものの他にも、特開昭62−102259号公報(出
願人:カシオ計算機(株)、カシオ電子工業(株))で
提案されているように、プロセスカートリッジには個々
に複数の作動片を取り付け、この作動片が画像形成装置
本体に備えられたマイクロスイッチを押すことで、プロ
セスカートリッジ個々の識別を行い、個々の識別コード
に応じて画像形成装置本体側でプリント枚数を記憶する
方式もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を更に発展させたものであって、その主要な目的は、電
子写真感光体、またはプロセスカートリッジの個体識別
を確実に行うことのできる電子写真感光体を提供するこ
とにある。
【0010】また、他の主要な目的は、電子写真感光
体、またはプロセスカートリッジの個体識別を確実に行
うことのできる電子写真感光体を有するプロセスカート
リッジを提供することにある。
【0011】また、他の主要な目的は、電子写真感光
体、またはプロセスカートリッジの個体識別を確実に行
うことのできる電子写真感光体を有するプロセスカート
リッジを着脱可能な電子写真画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電子写真感光体の代表的な構成は、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能であって、電子写真感
光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と
を有するプロセスカートリッジの電子写真感光体におい
て、前記電子写真感光体上に、前記電子写真感光体、も
しくは前記プロセスカートリッジの個体識別のための同
じ個体識別情報が複数記録されていることを特徴とする
電子写真感光体である。
【0013】上記目的を達成するための本発明に係るプ
ロセスカートリッジの代表的な構成は、電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリ ッジにおい
て、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する
プロセス手段と、を有し、前記電子写真感光体上に、前
記電子写真感光体、もしくは前記プロセスカートリッジ
の個体識別のための同じ個体識別情報が複数記録されて
いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【0014】上記目的を達成するための本発明に係る電
子写真画像形成装置の代表的な構成は、プロセスカート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
ための電子写真画像形成装置において、(a)電子写真
感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段
と、を有し、前記電子写真感光体上に、前記電子写真感
光体、もしくは前記プロセスカートリッジの個体識別の
ための同じ個体識別情報が複数記録されているプロセス
カートリッジを取り外し可能に装着するための装着手段
と、(b)前記電子写真感光体上に記録されている前記
複数の同じ個体識別情報に光を射出するための光源と、
(c)前記光源が光を射出したときに前記複数の同じ各
個体識別情報より得られる反射光を用いて前記各個体識
別情報を検出する検出手段と、(d)前記検出手段が検
出する前記各個体識別情報を照合し、前記各個体識別情
報のうちの同じ個体識別情報を前記電子写真感光体、も
しくは前記プロセスカートリッジの個体識別情報として
決定する制御手段と、を有することを特徴とする電子写
真画像形成装置である。
【0015】上記目的を達成するための本発明に係る電
子写真画像形成装置の代表的な構成は、プロセスカート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
ための電子写真画像形成装置において、(a)電子写真
感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を
現像剤により現像するための現像手段と、を有し、前記
電子写真感光体上に、前記電子写真感光体、もしくは前
記プロセスカートリッジの個体識別のための同じ個体識
別情報が前記現像剤の色とは異なる色で複数記録されて
いるプロセスカートリッジを取り外し可能に装着するた
めの装着手段と、(b)前記電子写真感光体上に記録さ
れている前記複数の同じ個体識別情報に光を射出するた
めの光源と、(c)前記光源が光を射出したときに前記
複数の同じ各個体識別情報より得られる反射光の反射光
量を少なくとも前記現像剤の色と前記現像剤の色とは異
なる色とに識別して検出する検出手段と、(d)前記検
出手段で前記現像剤の色を識別せず、前記現像剤の色と
は異なる色を識別した反射光量を得られる個体識別情報
を前記電子写真感光体、もしくは前記プロセスカートリ
ッジの個体識別情報として決定する制御手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0016】(作用)上記電子写真感光体においては、
電子写真感光体上に複数記録されている同じ個体識別情
報のうち、一つの個体識別情報による電子写真感光体、
もしくはプロセスカートリッジの個体識別を行うことが
できなくても、該一つの個体識別情報を除く他の複数の
個体識別情報を用いて電子写真感光体、もしくはプロセ
スカートリッジの個体識別を行うことができる。従っ
て、電子写真感光体、またはプロセスカートリッジの個
体識別を確実に行うことができる。
【0017】上記プロセスカートリッジにおいては、電
子写真感光体上に複数記録されている同じ個体識別情報
のうち、一つの個体識別情報による電子写真感光体、も
しくはプロセスカートリッジの個体識別を行うことがで
きなくても、該一つの個体識別情報を除く他の複数の個
体識別情報を用いて電子写真感光体、もしくはプロセス
カートリッジの個体識別を行うことができる。従って、
電子写真感光体、またはプロセスカートリッジの個体識
別を確実に行うことができる。
【0018】上記電子写真画像形成装置においては、電
子写真感光体上に複数記録されている同じ個体識別情報
に光源より光を射出する。前記光源より前記各個体識別
情報に光を射出したときの前記各個体識別情報からの反
射光を検出手段で検出する。そして、前記検出手段が検
出する前記各個体識別情報のうち、同じ個体識別情報を
電子写真感光体、もしくはプロセスカートリッジの個体
識別情報として制御手段が決定する。従って、電子写真
感光体、またはプロセスカートリッジの個体識別を確実
に行うことができる。
【0019】また、上記電子写真画像形成装置において
は、電子写真感光体上に複数記録されている同じ個体識
別情報に光源より光を射出する。前記光源より前記各個
体識別情報に光を射出したときの前記各個体識別情報か
らの反射光の反射光量を検出手段で少なくとも現像剤の
色と前記現像剤の色とは異なる色とに識別して検出す
る。そして、前記検出手段で前記現像剤の色を識別せ
ず、前記現像剤の色とは異なる色を識別した反射光量を
得られる個体識別情報を電子写真感光体、もしくはプロ
セスカートリッジの個体識別情報として制御手段が決定
する。従って、電子写真感光体、またはプロセスカート
リッジの個体識別を確実に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】〔第1の実施形態例〕プロセスカートリッ
ジ及びそれを着脱可能な電子写真画像形成装置につい
て、図1及び図2を参照して具体的に説明する。なお、
図1は電子写真画像形成装置の概要構成の断面図、図2
はプロセスカートリッジの概要構成の断面図である。
【0022】ここでは説明の順序として、プロセスカー
トリッジ及びこれを用いる電子写真画像形成装置の全体
構成を説明し、次にプロセスカートリッジの個体識別情
報の構成を説明する。
【0023】(全体構成)図1中、Aは電子写真画像形
成装置(レーザービームプリンタ)であり、14は電子
写真画像形成装置Aの電子写真画像形成装置本体(プリ
ンタ本体)であり、15はプロセスカートリッジであ
る。前記プロセスカートリッジ15は、電子写真感光体
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光
体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成された
静電潜像を現像剤(トナー)により現像する現像手段、
電子写真感光体表面に残留するトナーをクリーニングす
るクリーニング手段等がある。本実施形態例のプロセス
カートリッジ15は、図2に示すように、ドラム形状の
電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)1、帯電
手段2、現像手段4e及びクリーニング手段6cを一体
化したものである。詳しくは、プロセスカートリッジ1
5は、トナー4cの貯蔵、保管を行うトナー収納枠体で
あるホッパー4d内に現像スリーブ4a、現像ブレード
4b等の現像手段4eを保持させた現像枠体4と、感光
ドラム1、クリーニング手段6c及び帯電手段2を取り
付けたクリーニング枠体6とを結合して構成されてい
る。そしてこのプロセスカートリッジ15は電子写真画
像形成装置本体(以下「画像形成装置本体」という)1
4のカートリッジ装着部に設けられた図示しないカート
リッジ装着手段に操作者によって着脱可能に装着され
る。
【0024】前記電子写真感光体としての円筒状の感光
ドラム1は、その表面に感光層1e(図8参照)を有す
る。そして、画像形成装置本体14側の駆動手段(不図
示)によって矢印Rl方向に回転駆動される。
【0025】前記感光ドラム1の表面は、これに接触配
置されて帯電ニップ部Nlを構成するとともに、矢印R
2方向に回転する帯電手段としての帯電ローラ2に、画
像形成装置本体14に設けられた不図示の高圧電源か
ら、交流電圧に直流電圧を重畳した帯電バイアスを印加
することにより一様に帯電される。
【0026】一様に帯電された感光ドラム1は、画像形
成装置本体14の有する露光装置3によって静電潜像が
形成される。
【0027】現像手段4eは、トナー担持体である現像
スリーブ4aを備えており、感光ドラム1上に形成され
た静電潜像をトナーにより現像する。矢印R4方向に回
転する現像スリーブ4aの近傍にはトナー規制部材であ
る現像ブレード4bが設置されている。そして、画像形
成装置本体14に設けられた高圧回路(図示せず)によ
り、感光ドラム1と現像スリーブ4aとの間に、直流バ
イアスに交流バイアスを重畳した現像バイアスが与えら
れる。これによって、現像スリーブ4aから感光体ドラ
ム1にトナーを転移させる。これにより感光ドラム1上
の静電潜像はトナーが付着されてトナー像として現像さ
れる。
【0028】感光ドラム1上のトナー像は、矢印R5方
向に回転する転写装置(転写手段)5により記録紙、O
HPシート、布等の記録媒体としての転写材11に転写
される。転写材11はカセット13に保管されており、
給送ローラ12で給送され、レジストローラ(不図示)
により感光ドラム1上のトナー像と同期がとられて、感
光ドラム1と転写装置5との間の転写ニップ部N2に送
られる。
【0029】転写材11に転写されたトナー像は、転写
材11とともに定着装置7に搬送され、ここで加熱加圧
されて転写材11に定着されて記録画像となる。
【0030】一方、トナー像転写後に転写材11に転写
されないで感光ドラム1上に残ったトナー(以下「転写
残トナー」という)は、クリーニング枠体6内のクリー
ニング手段6cによって除去される。ここで、クリーニ
ング手段6cは感光ドラム1に当接するクリーニングブ
レード6aによって感光ドラム1の表面に残留した転写
残トナーを掻き落として除去トナー溜め6bへ集める。
表面の転写残トナーが除去された感光ドラム1は、帯電
ローラ2の帯電から始まる次の画像形成に供され、上述
の一連の電子写真画像形成プロセスを繰り返す。
【0031】(プロセスカートリッジの個体識別情報の
構成)次に感光ドラムに記録されるプロセスカートリッ
ジの個体識別情報の構成について、図3及び図4を用い
て説明する。なお、図3は個体識別情報を配した感光ド
ラムの端部の断面図、図4は個体識別情報を配した感光
ドラムの端部の斜視図である。
【0032】図3及び図4に示すように、感光ドラム1
の長手方向(軸線方向)端部には、その周方向にプロセ
スカートリッジ15の個体識別のための同じ個体識別情
報(以下「識別情報」という)16が複数記録してあ
る。本実施形態例では、同じ識別情報16をバーコード
状に表記した3枚のシール部材16Sを、感光ドラム1
の画像領域外となる長手方向端部周面の三箇所に所定の
間隔おいて貼り付けた。前記識別情報16は、画像形成
装置本体14に入れ換えしながら使用する複数のプロセ
スカートリッジ15個々に応じて固有になっている。つ
まり、プロセスカートリッジ15毎に異なっている。こ
こで感光ドラム1の画像領域外とは、感光ドラム1の長
手方向において該感光ドラム1に静電潜像が形成される
画像領域を除く領域(非画像領域)をいう。
【0033】(プロセスカートリッジの個体識別管理構
成)次にプロセスカートリッジの個体識別管理構成につ
いて図5を用いて説明する。なお、図5は画像形成装置
本体側の個体識別管理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0034】本実施形態例で示す個体識別管理装置は、
図5に示すように、LED等からなる光源としての検出
用光源8と、フォトダイオード20、弁別器21等から
なる検出手段としての検出器9と、プリント枚数を計数
するプリント枚数計数手段25と、CPU23、記憶手
段であるEEPROM24等からなる制御手段10と、
表示手段としての表示装置26とを有する。前記検出用
光源8は画像形成装置本体14に装着されたプロセスカ
ートリッジ15の識別情報16に光を射出する。そし
て、検出用光源8が識別情報16に光を射出したときの
反射光を検出器9により検出する。制御手段10は、検
出器9で検出した識別情報16に基づいて正式な識別情
報16を決定すると共に、その正式な識別情報16とプ
リント枚数計数手段25からのプリント枚数情報とか
ら、プロセスカートリッジ15個々についての寿命管理
をするようになっている。
【0035】更に詳述する。図5において、プロセスカ
ートリッジ15の感光ドラム1の回転駆動状態で、LE
D等からなる検出用光源8から出た検出光18は、感光
ドラム1に記録された一つの識別情報16に当てられ、
該識別情報16で反射される。この識別情報16で反射
された反射光19は検出器9中のフォトダイオード20
で受け取られ、フォトダイオード20の出力は弁別器2
1により二値化されたシリアル信号22となって出力さ
れる。この信号は制御手段10中のCPU23に取り込
まれる。他の二つの識別情報16についても同様にCP
U23に信号が取り込まれる。
【0036】ここで、CPU23は、感光ドラム1の周
方向の三箇所に配置された三つ識別情報16の信号を照
合し、該三つの識別情報が全て同じであれば、その信号
を正式な識別情報16として決定し採用する。
【0037】もし、トナー4c等の汚れにより一つの識
別情報16がエラーした場合、あるいは該一つの識別情
報16が誤認識され、他の二つの識別情報16と異なる
場合は、そのエラーした、あるいは誤認識した識別情報
16の信号は排除され、他の二つの識別情報16の信号
を正式な識別情報16として決定し採用する。詳しく
は、例えば図6(a)に示すスキャン方向で「1001
101001」の10桁の同じ識別情報16が記録され
た3枚のシール部材16Sの内の一つが、図6(b)の
ようにトナー4cによって汚れ、制御手段10中のCP
U23に取り込まれたデータが「111110110
1」であったとする。この場合、他の二つデータが「1
001101001」であるので、CPU23内におい
て「1111101101」のデータが異常であると判
断し、「1001101001」のデータがプロセスカ
ートリッジ15の正式な識別情報として採用される。
【0038】CPU23は各識別情報16のシリアル信
号22を照合して、正式な識別情報16であるシリアル
信号22を決定すると、該シリアル信号22の識別情報
16が個体識別情報として過去に認識したものかを、記
憶手段であるEEPROM24に予め格納された個体識
別データと照合することによって、装着したプロセスカ
ートリッジ15が再装着されたものか、交換によって新
規に装着されたものかを識別する。
【0039】CPU23は各々識別されたプロセスカー
トリッジ15ごとに、プリント枚数計数手段25から得
られるプリント枚数情報を加算し、EEPROM24に
格納してゆく。積算されたプリント枚数が所定の値を超
えた場合、表示装置26に寿命の警告を表示し、ユーザ
ーに知らせる。
【0040】本実施形態例では、感光ドラム1の画像領
域外で周方向に同じ識別情報16を複数記録した場合に
ついて述べたが、識別情報16を配置する領域は感光ド
ラム1の画像領域外であればどこでも良く、感光ドラム
1の画像領域外となる長手方向両端部に同じ識別情報1
6を複数記録しても良い。また、感光ドラム1の画像領
域外で周方向に同じ識別情報16を三箇所記録した場合
について述べたが、感光ドラム1に記録する識別情報1
6の数は三箇所以上であってもよい。この場合、識別情
報がエラーした、或いは誤認識された場合の該識別情報
の数と識別情報が正しく認識された場合の該識別情報の
数とが一致しない数の合計数とするのが好ましい。
【0041】以上説明したように、本実施形態例では、
感光ドラム1上にプロセスカートリッジ15の同じ識別
情報16を複数記録し、画像形成装置本体14に設けた
検出用光源8より該各識別情報16に光を当てて該個々
の識別情報16から反射する反射光を検出器9で検出す
る。そして、前記検出器9が検出した個々の情報(信
号)を制御手段10で照合し、エラーして読み込めなか
った場合、あるいは誤認識した場合の情報を削除して、
同じ情報のみを正確なプロセスカートリッジ15の個体
識別として決定し採用している。従って、いずれかの識
別情報16がトナーによって汚れても、その識別情報1
6を除く他の複数の識別情報16によってプロセスカー
トリッジ15の個体識別をすることができる。このた
め、プロセスカートリッジ15の識別情報16の誤認識
が起きない確実な個体識別が可能となる。
【0042】また、感光ドラム1上の周方向に複数記録
されている同じ識別情報16を検出用光源8及び検出器
9からなる一つの検出センサーで検出しているため、プ
ロセスカートリッジ15の確実な個体識別が大きなコス
トアップなしに可能となるという効果がある。
【0043】〔第2の実施形態例〕本実施形態例では、
プロセスカートリッジの感光ドラムに個体識別情報を記
録する色を、電子写真画像形成装置で使われるトナーの
色と異なるようにしたことに特徴がある。
【0044】本実施形態例での電子写真画像形成装置、
及びプロセスカートリッジの構成は前述した第1の実施
形態例と同じである。
【0045】(プロセスカートリッジの個体識別情報の
構成)本実施形態例におけるプロセスカートリッジの個
体識別情報の構成は、前述した第1の実施形態例におい
て感光ドラム1の画像領域外に複数(3ヶ所)記録され
る同じ個体識別情報の色を、画像形成装置で使われるト
ナーの色と異なる色としている。例えば、画像形成装置
Aのトナーの色が黒であるとき、識別情報16を記録す
る色はそれ以外の赤色、青色等を用いればよい。本実施
形態例では識別情報16を赤色で記録している。
【0046】(プロセスカートリッジの個体識別管理構
成)次に本実施形態例に係るプロセスカートリッジの個
体識別管理構成について説明する。本実施形態例におい
ても前述した第1の実施形態例の個体識別情報管理装置
(図5参照)を用いる。本実施形態例の個体識別管理装
置においては、感光ドラムの識別情報の検出から、プロ
セスカートリッジが個体識別されるまでの流れは、図5
と同じである。
【0047】図5において、プロセスカートリッジ15
の感光ドラム1の回転駆動状態で、LED等からなる検
出用光源8から出た検出光18は、感光ドラム1に記録
された一つの識別情報16に当てられ、該識別情報16
で反射される。この識別情報16で反射された反射光1
9は検出器9中のフォトダイオード20で受け取られ、
該識別情報16から得た反射光量が電圧に変換され、弁
別器21でデジタル変換され100段階(0h〜100
h)(図7参照)に識別される。他の二つの識別情報1
6についても同じである。そして、図7に示すように、
CPU23において、反射光量が80h以上であれば白
と判断され0と認識する。反射光量が30h〜80hで
あれば識別情報16の記録している赤色と判断し1と認
識する。反射光量が30h以下だと黒と判断し、トナー
等に汚れてエラーであると判断する。これにより、黒と
判断されたときの識別情報16の情報(信号)はCPU
23で認識されず、それ以外の読み込まれた識別情報1
6の信号(0と1からなる信号)がCPU23で正式な
個体認識情報として認識され決定される。
【0048】CPU23は各識別情報16の信号に基づ
いて正式な識別情報16を決定すると、該識別情報16
が個体識別情報として過去に認識したものかを、記憶手
段であるEEPROM24に予め格納された個体識別デ
ータと照合することによって、装着したプロセスカート
リッジ15が再装着されたものか、交換によって新規に
装着されたものかを識別する。
【0049】そして、CPU23は各々に識別されたプ
ロセスカートリッジ15ごとに、プリント枚数計数手段
25から得られるプリント枚数情報を加算し、EEPR
OM24に格納してゆく。積算されたプリント枚数が所
定の値を超えた場合、表示装置26に寿命の警告を表示
し、ユーザーに知らせる。
【0050】このように本実施形態例においては、識別
情報16の記録する色が、トナーの色と異なることによ
り、識別情報16がトナーによって汚れたとしても、検
出光18の反射率の違いから誤認識されず、その識別情
報16がエラーとされ、それ以外の識別情報16により
プロセスカートリッジ15の個体識別が可能となる。つ
まり、三つの識別情報16のうち、二つの識別情報16
がエラーになっても、もう一つの識別情報16さえ認識
されれば、確実に個体識別が可能となる。
【0051】本実施形態例では、感光ドラム1の画像領
域外で周方向に同じ識別情報16を三箇所記録した場合
について述べたが、感光ドラム1に記録する同じ識別情
報16を二箇所記録しても同様な効果を得ることができ
る。これは一つの識別情報16がエラーになっても、も
う一つの識別情報16さえ認識されれば、確実に個体識
別が可能となるからである。
【0052】以上説明したように、本実施形態例では、
感光ドラム1上にプロセスカートリッジ15の同じ識別
情報16をトナーとは異なる色で複数記録し、画像形成
装置本体14に設けた検出用光源8より各識別情報16
に光を当てて個々の識別情報16から反射する反射光の
反射光量を検出器9で少なくともトナーの色と該トナー
の色とは異なる色とに識別して検出する。そして、個々
の識別情報16について反射光の反射光量を検出器9で
前記色に識別した信号のうち、トナーの反射光量の範囲
を含まない信号(トナーの色を識別せず、トナーの色と
は異なる色を識別した反射光量を得られる信号)を制御
手段10で正式な個体認識情報として認識し決定してい
る。従って、いずれかの識別情報16がトナーによって
汚れても、その識別情報16を除く他の一つの識別情報
16によりプロセスカートリッジ15の個体識別をする
ことができる。即ち、トナー等により一部の識別情報1
6が汚れても誤認識せずエラーと判断し、他の織別情報
16により判断されるため、確実な個体識別をすること
ができる。このため、プロセスカートリッジ15の識別
情報16の誤認識が起きない確実な個体識別が可能とな
る。
【0053】また、感光ドラム1上の周方向に複数記録
されている同じ識別情報16を検出用光源8及び検出器
9からなる一つの検出センサーで検出しているため、プ
ロセスカートリッジ15の確実な個体識別が大きなコス
トアップなしに可能となるという効果がある。
【0054】〔第3の実施形態例〕本実施形態例では、
感光ドラム上に下引き層を設け、その下引き層の上に同
じ個体識別情報を複数記録している。このような構成に
することで、個体識別情報が感光ドラムから剥離するこ
となく、常時安定してプロセスカートリッジの個体識別
が可能となる。
【0055】(プロセスカートリッジの個体識別情報の
構成)本実施形態例の感光ドラムに記録されるプロセス
カートリッジの個体識別情報の構成について、図8を用
いて説明する。
【0056】感光ドラム1は図8に示すように基体1a
を有する。基体1aはアルミニウムやステンレス等の金
属が使われるが、本実施形態例では直径30mmのアル
ミニウムシリンダーを用いた。下引き層1bは基体1a
と感光層の接着不良、基体1a上の欠陥の被覆の目的の
ために設けられている。本実施形態例では下引き層1b
を酸化スズ(SnO2 )の粉体と酸化チタン(Ti
2 )の粉体とを分散した樹脂層とした。酸化スズの粉
体は抵抗が充分に低く、塗膜した場合の抵抗は10 8
1010Ωcm程度で、下引き層としては十分に低い値で
ある。この際、酸化スズは下引き層1b中の樹脂1重量
部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5
重量部で分散含有されていることが適している。
【0057】一方、酸化チタンはチタン白と呼ばれる白
色顔料で、塗膜した場合の抵抗が1011〜1013Ωcm
程度で、下引き層中の樹脂1重量部に対し0.1〜10
重量部、好ましくは0.5〜5重量部で分散含有されて
いることが適している。酸化チタンはその粒子が1μm
以下と非常に細かく、しかも隠蔽力が大きいので面を平
滑する力が大きい。そのため、酸化チタンと酸化スズを
混合して用いると、抵抗が下引き層1bとして必要な1
12Ωcm以下とすることができ、しかも平滑な表面を
得ることができる。酸化チタンと酸化スズの混合比(重
量比)は10:1〜1:1程度が好ましい。
【0058】下引き層1bに分散する白色顔料として
は、酸化チタンの他、亜鉛華、鉛白、硫酸バリウム、白
亜等が使用可能である。
【0059】酸化チタンと酸化スズの分散に用いる樹脂
は、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂等の熱可塑性樹
脂、またはアルキド樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂等
の熱硬化性樹脂のいずれでも良く、基体1aとの密着性
や顔料の分散性などを考慮して選択される。これらの中
でも、耐溶剤性の点から見て熱硬化性樹脂の方がより好
ましい。
【0060】本実施形態例では下引き層1bの上に感光
ドラム1の画像領域外で同じ識別情報16を周方向に複
数記録するようにした。即ち、図3に示すように感光ド
ラム1の画像領域外で端部周面に識別情報16をバーコ
ード状に記録する。
【0061】図9は本実施形態例による識別情報の部分
を含んだ感光ドラムの端部の断面図である。本実施形態
例では、図9に示すように、アルミニウムシリンダー基
体1aの端面近くまで下引き層1bを塗布し、その下引
き層1bの上に識別情報16を記録すると共に、該識別
情報16の記録部分を含まずに電荷発生層1cと電荷輸
送層1dよりなる感光層1e(図8参照)を塗布して設
けた。
【0062】識別情報16は、印刷用インク類を用いて
記録すれば良く、無機、有機の顔料、または染料と、合
成樹脂、ゴム、タンパク質などのバインダーを揮発性の
有機溶剤に溶解したものや、それに油脂を加えたもので
よい。または、熱溶融性インクや、熱昇華染料を転写し
ても良く、インクジェット用インクで印刷しても良い。
【0063】(プロセスカートリッジの個体識別管理構
成)このような構成の感光ドラム1を有するプロセスカ
ートリッジの個体識別は第1の実施形態例と同じ構成の
個体識別管理装置(図5参照)を用いて行われる。
【0064】即ち、プロセスカートリッジ15の感光ド
ラム1の回転駆動状態で、LED等からなる検出用光源
8から出た検出光18は、感光ドラム1に記録された一
つの識別情報16に当てられ、該識別情報16で反射さ
れる。この識別情報16で反射された反射光19は検出
器9中のフォトダイオード20で受け取られ、フォトダ
イオード20の出力は弁別器21により二値化されたシ
リアル信号22となって出力される。この信号は制御手
段10中のCPU23に取り込まれる。他の二つの識別
情報16についても同様にCPU23に信号が取り込ま
れる。
【0065】ここで、CPU23は、感光ドラム1の周
方向の3ヵ所に配置された三つ識別情報16の信号を照
合し、該三つの識別情報が全て同じであれば、その信号
を正式な識別情報16として決定し採用する。
【0066】もし、トナー4c等の汚れにより一つの識
別情報16がエラーした場合、あるいは該一つの識別情
報16が誤認識され、他の二つの識別情報16と異なる
場合は、そのエラーした、あるいは誤認識した識別情報
16の信号は排除され、他の二つの識別情報16の信号
を正式な識別情報16として決定し採用する。
【0067】CPU23は各識別情報16のシリアル信
号22を照合して、正式な識別情報16であるシリアル
信号22を決定すると、該シリアル信号22の識別情報
16が個体識別情報として過去に認識したものかを、記
憶手段であるEEPROM24に予め格納された個体識
別データと照合することによって、装着したプロセスカ
ートリッジ15が再装着されたものか、交換によって新
規に装着されたものかを識別する。
【0068】CPU23は各々識別されたプロセスカー
トリッジ15ごとに、プリント枚数計数手段25から得
られるプリント枚数情報を加算し、EEPROM24に
格納してゆく。積算されたプリント枚数が所定の値を超
えた場合、表示装置26に寿命の警告を表示し、ユーザ
ーに知らせる。
【0069】このように本実施形態例では、下引き層1
bに直接識別情報16を書き込んでいるため、前述した
第1の実施形態例で示したバーコードのシール部材16
Sの剥がれや、該シール部材16Sの貼り付け位置のズ
レが無くなる。これにより、検出用光源8及び検出器9
からなる検出手段によって安定して個体識別情報16の
検知を行うことができる。また、白色の下引き層1bを
用いているため、アルミニウムシリンダー基体1a上に
記録するより信号のコントラストが大きくとれる。この
ことより、確実な個体識別が可能である。
【0070】また、感光ドラム1上の周方向に複数記録
されている同じ識別情報16を検出用光源8及び検出器
9からなる一つの検出センサーで検出しているため、プ
ロセスカートリッジ15の確実な個体識別が大きなコス
トアップなしに可能となるという効果がある。
【0071】(プロセスカートリッジの個体識別情報の
他の構成例1)本実施形態例におけるプロセスカートリ
ッジの個体識別情報の他の構成例1は、図10に示すよ
うに、感光ドラム1の画像領域外で下引き層1bの上に
複数の同じ識別情報16を記録し、その識別情報16の
上に電荷輸送層1dを設けて、該識別情報16を光透過
性を有する電荷輸送層1dによって覆ったものである。
【0072】感光ドラム1の感光層1eをディッピング
方式で塗工する場合、塗り始め側は、特に電荷輸送層1
dは膜厚が薄く、画像形成部として使用するのに適さな
い。そこで、感光層1eが塗られていない部分に識別情
報16を記録しようとすると感光ドラム1を長くする必
要がある。しかしながら、本実施形態例のように、感光
ドラム1の下引き層1bの上に複数の同じ識別情報16
を記録し、その識別情報16の上に電荷輸送層1dを設
けるように感光ドラム1を構成すれば、識別情報16も
含んで感光層1eを塗工するため、感光ドラム1の長さ
が長くなることが無いという効果もある。
【0073】また、識別情報16の上に電荷輸送層1d
を設けるので、該電荷輸送層1dはトナー4cの汚れ等
による識別情報16を記録したインク等が剥がれたりす
るのを防ぐ保護層としての作用効果もある。
【0074】(プロセスカートリッジの個体識別情報の
他の構成例2)本実施形態例におけるプロセスカートリ
ッジの個体識別情報の他の構成例2は、図11に示すよ
うに、感光ドラム1の画像領域外で下引き層1bの上に
複数の同じ識別情報16を記録し、その識別情報16の
上に光透過性を有する電荷発生層1cを設け、更に該電
荷発生層1cの上に既に述べた電荷輸送層1dを設け
て、該識別情報16を電荷発生層1c及び電荷輸送層1
dによって覆ったものである。このように感光ドラム1
を構成しても上述の構成例1と同様の効果が得られる。
【0075】本実施形態例では、感光ドラム1の画像領
域外で周方向に同じ識別情報16を三箇所記録した場合
について述べたが、感光ドラム1に記録する識別情報1
6の数は三箇所以上であってもよい。この場合、識別情
報がエラーした、或いは誤認識された場合の該識別情報
の数と識別情報が正しく認識された場合の該識別情報の
数とが一致しない数の合計数とするのが好ましい。
【0076】以上説明したように、本実施形態例によれ
ば、プロセスカートリッジ15の個体識別のために、感
光ドラム1の基体1aと感光層1eの中間に酸化チタン
粉体を分散した下引き層1bを設け、その下引き層1b
の上にプロセスカートリッジ15の同じ識別情報16を
複数記録する。そして画像形成装置本体14に設けた検
出用光源8と、その光を識別情報16に当てて反射する
反射光を検出する検出器9とにより各識別情報16の信
号を検出するため、反射光の光検出時のコントラストが
高い。このため、誤認識の起きない確実な個体識別が大
きなコストアップなしに可能となるという効果がある。
【0077】(他の実施の形態)前述した実施の形態で
はプロセスカートリッジの個体識別のための個体識別情
報を感光ドラムに記録する場合を例示したが、前記プロ
セスカートリッジの個体識別のための個体識別情報に代
えて、感光ドラムの個体識別のための個体識別情報を感
光体ドラムに記録してもよい。
【0078】前述した実施の形態で示したプロセスカー
トリッジは単色画像を形成する場合を例示したが、本発
明に係るプロセスカートリッジは現像手段を複数設け、
複数色の画像(例えば2色画像、3色画像あるいはフル
カラー等)を形成するカートリッジにも好適に適用する
ことができる。
【0079】また、電子写真感光体としては、前記感光
体ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含ま
れる。先ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電
体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファス
セレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては例えばドラム状またはベルト状のものが用いられて
おり、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アルミ
合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工を行っ
たものである。
【0080】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0081】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングスワイヤーの三方周囲にア
ルミ等の金属シールドを施し、前記タングスワイヤーに
高電圧を印加することによって生じた正または負のイオ
ンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面を
一様に帯電する構成を用いても良いことは当然である。
【0082】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0083】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシなど用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0084】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外に
も、例えば、電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子
写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0085】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能と
するものをいう。そして、このプロセスカートリッジ
は、使用者自身が装置本体に着脱することができる。そ
こで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うこと
ができる。
【0086】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
写真感光体は、電子写真感光体、またはプロセスカート
リッジの個体識別を確実に行うことができる。
【0088】また、本発明に係るプロセスカートリッジ
は、電子写真感光体、またはプロセスカートリッジの個
体識別を確実に行うことができる。
【0089】また、本発明に係る電子写真画像形成装置
は、電子写真感光体、またはプロセスカートリッジの個
体識別を確実に行うことのできる電子写真感光体を有す
るプロセスカートリッジを着脱可能に装着することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の概要構成の断面図
【図2】プロセスカートリッジの概要構成の断面図
【図3】個体識別情報を配した感光ドラムの端部の断面
【図4】個体識別情報を配した感光ドラムの端部の斜視
【図5】個体識別管理装置のブロック図
【図6】(a)は個体識別情報の一例を示す図、(b)
は(a)に示す個体識別情報にトナーが付着した場合を
示す図
【図7】第2の実施形態例における反射光量からのデー
タの判断を示す図
【図8】第3の実施形態例における感光ドラムの層構成
を示す図
【図9】第3の実施形態例における感光ドラムの断面図
【図10】第3の実施形態例における感光ドラムの断面
【図11】第3の実施形態例における感光ドラムの断面
【符号の説明】
1‥‥電子写真感光体 1a‥‥基体 1b‥‥下引き層 1c‥‥電荷発生層 1d‥‥電荷輸送層 1e‥‥感光層 2‥‥帯電ローラ 4e‥‥現像手段 6c‥‥クリーニング手段 8‥‥検出用光源 9‥‥検出器 10‥‥制御手段 14‥‥電子写真画像形成装置本体 15‥‥プロセスカートリッジ 16‥‥個体識別情報 23‥‥CPU 24‥‥EEPROM
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA27 DD09 DE02 DE07 DE10 ED01 EF01 EJ08 HB05 HB14 HB15 2H035 CA07 CB02 CB03 CD05 CD14 CE05 2H068 AA34 AA43 AA44 AA51 CA29 CA37 FA27 FC01 FC08 FC15 2H071 BA04 BA13 BA16 BA33 BA37 DA06 DA08 DA13 DA15 DA32

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能で
    あって、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用
    するプロセス手段とを有するプロセスカートリッジの電
    子写真感光体において、 前記電子写真感光体上に、前記電子写真感光体、もしく
    は前記プロセスカートリッジの個体識別のための同じ個
    体識別情報が複数記録されていることを特徴とする電子
    写真感光体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子写真感光体におい
    て、前記電子写真感光体上に、前記同じ個体識別情報
    が、前記電子写真感光体の周方向に複数記録されている
    ことを特徴とする電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子写真感光体におい
    て、前記プロセス手段は、前記電子写真感光体に形成さ
    れた静電潜像を現像剤により現像するための現像手段で
    あり、前記電子写真感光体上に、前記同じ個体識別情報
    が、前記現像剤の色とは異なる色で複数記録されている
    ことを特徴とする電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電子写真感光体におい
    て、前記電子写真感光体は、基体と、前記基体上に設け
    られる下引き層と、前記下引き層の上に設けられる感光
    層とを有し、前記同じ個体識別情報が、前記感光層の領
    域外で前記下引き層の上に複数記録されていることを特
    徴とする電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電子写真感光体におい
    て、前記電子写真感光体は、基体と、前記基体上に設け
    られる下引き層と、前記下引き層の上に設けられる感光
    層とを有し、前記同じ個体識別情報が、前記感光層の領
    域内で前記感光層の有する電荷発生層によって覆われて
    いることを特徴とする電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の電子写真感光体におい
    て、前記電子写真感光体は、基体と、前記基体上に設け
    られる下引き層と、前記下引き層の上に設けられる感光
    層とを有し、前記同じ個体識別情報が、前記感光層の領
    域内で前記感光層の有する電荷輸送層によって覆われて
    いることを特徴とする電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6の何れかに記載の電子写
    真感光体において、前記下引き層は、白色顔料を分散し
    た樹脂層からなっていることを特徴とする電子写真感光
    体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6の何れかに記載の電子写
    真感光体において、前記同じ個体識別情報は、前記電子
    写真感光体の長手方向において前記電子写真感光体に前
    記静電潜像が形成される画像領域外の非画像領域に記録
    されていることを特徴とする電子写真感光体。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、4、5又は6に記載の電
    子写真感光体において、前記同じ個体識別情報が三箇所
    以上記録されていることを特徴とする電子写真感光体。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の電子写真感光体にお
    いて、前記同じ個体識別情報が二箇所以上記録されてい
    ることを特徴とする電子写真感光体。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載の電
    子写真感光体において、前記同じ個体識別情報がバーコ
    ード状に記録されていることを特徴とする電子写真感光
    体。
  12. 【請求項12】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 を有し、 前記電子写真感光体上に、前記電子写真感光体、もしく
    は前記プロセスカートリッジの個体識別のための同じ個
    体識別情報が複数記録されていることを特徴とするプロ
    セスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の電子写真感光体に
    おいて、前記電子写真感光体上に、前記同じ個体識別情
    報が、前記電子写真感光体の周方向に複数記録されてい
    ることを特徴とする電子写真感光体。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の電子写真感光体に
    おいて、前記プロセス手段は、前記電子写真感光体に形
    成された静電潜像を現像剤により現像するための現像手
    段であり、前記電子写真感光体上に、前記同じ個体識別
    情報が、前記現像剤の色とは異なる色で複数記録されて
    いることを特徴とする電子写真感光体。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の電子写真感光体に
    おいて、前記電子写真感光体は、基体と、前記基体上に
    設けられる下引き層と、前記下引き層の上に設けられる
    感光層とを有し、前記同じ個体識別情報が、前記感光層
    の領域外で前記下引き層の上に複数記録されていること
    を特徴とする電子写真感光体。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の電子写真感光体に
    おいて、前記電子写真感光体は、基体と、前記基体上に
    設けられる下引き層と、前記下引き層の上に設けられる
    感光層とを有し、前記同じ個体識別情報が、前記感光層
    の領域内で前記感光層の有する電荷発生層によって覆わ
    れていることを特徴とする電子写真感光体。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の電子写真感光体に
    おいて、前記電子写真感光体は、基体と、前記基体上に
    設けられる下引き層と、前記下引き層の上に設けられる
    感光層とを有し、前記同じ個体識別情報が、前記感光層
    の領域内で前記感光層の有する電荷輸送層によって覆わ
    れていることを特徴とする電子写真感光体。
  18. 【請求項18】 請求項15乃至17の何れかに記載の
    電子写真感光体において、前記下引き層は、白色顔料を
    分散した樹脂層からなっていることを特徴とする電子写
    真感光体。
  19. 【請求項19】 請求項12乃至17の何れかに記載の
    電子写真感光体において、前記同じ個体識別情報は、前
    記電子写真感光体の長手方向において前記電子写真感光
    体に前記静電潜像が形成される画像領域外の非画像領域
    に記録されていることを特徴とする電子写真感光体。
  20. 【請求項20】 請求項12、13、15、16又は1
    7に記載の電子写真感光体において、前記同じ個体識別
    情報が三箇所以上記録されていることを特徴とする電子
    写真感光体。
  21. 【請求項21】 請求項14に記載の電子写真感光体に
    おいて、前記同じ個体識別情報が二箇所以上記録されて
    いることを特徴とする電子写真感光体。
  22. 【請求項22】 請求項12乃至21の何れかに記載の
    電子写真感光体において、前記同じ個体識別情報がバー
    コード状に記録されていることを特徴とする電子写真感
    光体。
  23. 【請求項23】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    プロセス手段としての、前記電子写真感光体に帯電を行
    うための帯電手段、前記電子写真感光体に形成された静
    電潜像を現像剤により現像するための現像手段、前記電
    子写真感光体上に残留する現像剤を除去するためのクリ
    ーニング手段の少なくとも一つと前記電子写真感光体と
    を一体的にカートリッジ化して、前記電子写真画像形成
    装置本体に着脱可能とすることを特徴とする請求項12
    に記載のプロセスカートリッジ。
  24. 【請求項24】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形
    成装置において、(a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 を有し、 前記電子写真感光体上に、前記電子写真感光体、もしく
    は前記プロセスカートリッジの個体識別のための同じ個
    体識別情報が複数記録されているプロセスカートリッジ
    を取り外し可能に装着するための装着手段と、(b)前
    記電子写真感光体上に記録されている前記複数の同じ個
    体識別情報に光を射出するための光源と、(c)前記光
    源が光を射出したときに前記複数の同じ各個体識別情報
    より得られる反射光を用いて前記各個体識別情報を検出
    する検出手段と、(d)前記検出手段が検出する前記各
    個体識別情報を照合し、前記各個体識別情報のうちの同
    じ個体識別情報を前記電子写真感光体、もしくは前記プ
    ロセスカートリッジの個体識別情報として決定する制御
    手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  25. 【請求項25】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形
    成装置において、(a)電子写真感光体と、前記電子写
    真感光体に形成された静電潜像を現像剤により現像する
    ための現像手段と、 を有し、 前記電子写真感光体上に、前記電子写真感光体、もしく
    は前記プロセスカートリッジの個体識別のための同じ個
    体識別情報が前記現像剤の色とは異なる色で複数記録さ
    れているプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    るための装着手段と、(b)前記電子写真感光体上に記
    録されている前記複数の同じ個体識別情報に光を射出す
    るための光源と、(c)前記光源が光を射出したときに
    前記複数の同じ各個体識別情報より得られる反射光の反
    射光量を少なくとも前記現像剤の色と前記現像剤の色と
    は異なる色とに識別して検出する検出手段と、(d)前
    記検出手段で前記現像剤の色を識別せず、前記現像剤の
    色とは異なる色を識別した反射光量を得られる個体識別
    情報を前記電子写真感光体、もしくは前記プロセスカー
    トリッジの個体識別情報として決定する制御手段と、を
    有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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