JP2001100086A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2001100086A
JP2001100086A JP27491799A JP27491799A JP2001100086A JP 2001100086 A JP2001100086 A JP 2001100086A JP 27491799 A JP27491799 A JP 27491799A JP 27491799 A JP27491799 A JP 27491799A JP 2001100086 A JP2001100086 A JP 2001100086A
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distance measuring
light receiving
optical path
remote control
light
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JP27491799A
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English (en)
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Koichi Nakada
康一 中田
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型で簡単な構成でありながら、撮影画面上の
多くのエリアを精度良く測距することができる測距装置
を提供する。 【解決手段】ハーフミラー108aにより受光レンズ1
01bにかかる出入射光の光路をラインセンサ106b
側とセルフ用LED104側に分割し、一方、ハーフミ
ラー108bにより受光レンズ101dにかかる入射光
の光路をラインセンサ106d側とリモートコントロー
ルセンサ105側に分割することで、測距用の光路と測
距用以外の光学系の光路とを共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測距装置、詳しく
は、カメラに搭載される測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるコンパクトカメラに用い
られるオートフォーカス(AF)測距装置は種々の方式
が知られており、たとえば、撮影画面中央部において水
平方向に複数の測距エリアを有する測距装置が提案され
ている。
【0003】以下、図20、図21を参照して従来のコ
ンパクトカメラ用測距装置について簡単に説明する。図
20は、コンパクトカメラに用いられるAF測距装置の
一構成例を示した図であり、AFモジュールの断面を示
した図である。また、図21はこのAFモジュールにお
けるラインセンサを有するAFICの正面図である。
【0004】上記AFモジュールは、遮光ケース110
2の一端にラインセンサ1105a、1105bを有す
るAFIC1104が配設され、該遮光ケース1102
の他端には、被写体像を上記ラインセンサ1105a、
1105b上に結像させるための受光レンズ1101
a、1101bが配設されている。
【0005】上記遮光ケース1102は遮光用隔壁11
03で分離され、受光レンズ1101a、1101bに
より結像された被写体像がそれぞれラインセンサ110
5a、1105b上に導かれるようになっている。
【0006】上記受光レンズ1101a、1101bか
らの被写体像は、AFIC1104の制御下にラインセ
ンサ1105a、1105bにおいて光強度に応じて光
電変換され、積分される。
【0007】一方、一眼レフレックス方式のカメラ等に
採用される測距装置であって、一対の結像レンズと一対
のライトガイドを一組とするセットを複数組設けて撮影
画面の複数のエリアを測距する装置が知られている。
【0008】以下、図22を参照して、上記従来の一眼
レフレックス方式のカメラ用AFモジュールについて簡
単に説明する。図22は、一眼レフレックス方式のカメ
ラに用いる十字測距用光学系の構成を示した要部分解斜
視図である。
【0009】図に示すようにこの十字測距用光学系は、
撮影レンズ1201の後方に十字形の開口を有する視野
マスク1203を介してコンデンサレンズ1204が配
され、また、該コンデンサレンズ1204の後方には、
被写体像をラインセンサ1206a〜1206d上に結
像させる為の4つの再結像レンズ1205a〜1205
dが配される。さらにこれら再結像レンズ1205a〜
1205dの後方には、ラインセンサ1206a〜12
06dを有するAFIC1207が配されている。
【0010】また、図中、撮影レンズ1201上の12
02a〜1202dは、再結像レンズ1205a〜12
05dの前面に置かれた瞳マスク像をコンデンサレンズ
1204を介して撮影レンズ201上に投影した際の投
影像である。
【0011】この十字測距用光学系によると、撮影画面
の複数エリアの被写体像を再結像レンズ1205a〜1
205dで再結像し、結像された被写体像をラインセン
サ1206a〜1206dにおいて、光強度に応じて光
電変換して積分する。
【0012】一方、特公昭53−32699号公報に
は、一対の測距用光学系の一方の光路をハーフミラー等
で分割し、ファインダの光学系と共用できるようにした
技術が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
コンパクトカメラに用いられる図20に示すようなAF
モジュールでは、撮影画面中央部の水平方向のエリアし
か測距できず、多くの測距エリアを確保できないという
問題点がある。
【0014】また、図22に示すような一対の結像レン
ズと一対のライトガイドを一組とするセットを複数組設
けて撮影画面の複数のエリアを測距する十字測距用光学
系は有用な測距手法であるが、このような測距装置をコ
ンパクトカメラのような小型のカメラに用いた場合を想
定すると、大きなスペースを必要するためカメラが大型
化してしまうという問題点が生じる。加えて、部品点数
が増加しコストの増大をも招いてしまう。
【0015】さらに、特公昭53−32699号公報に
おいて開示されているような測距用光学系の一方の光路
を分割する方法では、一対のセンサ上に結像される被写
体像の光量等がアンバランスとなり、これにより測距誤
差が大きくなるという問題点が生じる。
【0016】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、小型で簡単な構成でありながら、撮影画面上
の多くのエリアを精度良く測距することができる測距装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の測距装置は、測距用光電センサを有
し、複数対の被写体像に基づいて被写体までの距離を測
定する測距装置であって、上記測距用光電センサ上に複
数対の被写体像を結像するための複数対の光学系と、上
記複数対の光学系のうち一以上の対の光学系の光路の一
部を測距用以外の光学系の光路と共用するための光路分
割手段と、を具備したことを特徴とする。
【0018】上記の目的を達成するために本発明の第2
の測距装置は、上記第1の測距装置において、上記光路
分割手段はハーフミラーまたはプリズムであることを特
徴とする。
【0019】上記の目的を達成するために本発明の第3
の測距装置は、測距用光電センサを有し、複数対の被写
体像に基づいて被写体までの距離を測定する測距装置で
あって、上記測距用光電センサ上に複数対の被写体像を
結像するための複数対の光学系と、上記複数対の光学系
のうち一以上の対の光学系の光路の一部を共有する測距
用以外の光電素子と、を具備したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】図1乃至図4は、本発明の第1の実施形態
である測距装置の構成を示した図であり、図1は当該測
距装置の正面図、図2は同測距装置の中央縦断面図、図
3は同測距装置の中央横断面図、図4は同測距装置にお
けるラインセンサを備えるAFICの正面図である。
【0022】図1乃至図4に示すように本第1の実施形
態の測距装置は、被写体像を後述するラインセンサ10
6a〜106d上に結像させるための受光レンズ101
a、101b、101c、101dと、これら受光レン
ズの後方に配設され該受光レンズ101a、101b、
101c、101dにそれぞれ対応した絞り開口部10
2a、102b、102c、102dを備える絞りマス
ク103と、AFIC107に十字形に配置され上記受
光レンズ101a〜101dにより結像された被写体像
をその光強度に応じて光電変換して積分する4つのライ
ンセンサ106a、106b、106c、106dと、
これらラインセンサ106a、106b、106c、1
06dを備えこれらラインセンサの積分制御を行うAF
IC107と、上記絞りマスク103の後方に配設され
上記受光レンズ101bを介して出入射光の光路を上記
ラインセンサ106b側とセルフ用LED104側に分
割するハーフミラー108aと、同じく上記絞りマスク
103の後方に配設され上記受光レンズ101dを介し
て入射光の光路を上記ラインセンサ106d側とリモー
トコントロールセンサ105側に分割するハーフミラー
108bと、を備えている。
【0023】なお、セルフ用LED104は、当該測距
装置の近傍であって上記ハーフミラー108aで分割さ
れる光路中に配設され、セルフモード及びリモートコン
トロールモード(リモコンモード)の際に点灯又は点滅
する。
【0024】また、リモートコントロールセンサ105
は、当該測距装置の近傍であって上記ハーフミラー10
8bで分割される光路中に配設された、外部のリモート
コントロール装置からの信号光を受信するためのリモー
トコントロール信号用センサ(リモコンセンサ)であ
る。
【0025】図4に示すように、4つのラインセンサ1
06a、106b、106c、106dは、AFIC1
07上において中央を原点として十字形に配置される。
なお、便宜上これら4つのラインセンサのうち、縦方向
に配置されるラインセンサを符号106b、106d
で、また、横方向に配置されるラインセンサを符号10
6a、106cで示す。
【0026】受光レンズ101a、101b、101
c、101dは、それぞれ上記ラインセンサ106a、
106b、106c、106dの前面に対向する位置に
配設される。したがって、図1に示すように、受光レン
ズ101a、101b、101c、101dも絞りマス
ク103の中央を原点として十字形に配置される。ま
た、受光レンズ101b、101dは縦方向に、受光レ
ンズ101a、101cは横方向にそれぞれ列設され
る。
【0027】絞り開口部102a、102b、102
c、102dは、絞りマスク103に形成された開口部
であって、それぞれ上記受光レンズ101a、101
b、101c、101dの後方に配設される。上記各受
光レンズ101a、101b、101c、101dで受
光した被写体像光は、該絞り開口部102a、102
b、102c、102dによって絞り調整がなされたの
ち、ラインセンサ106a、106b、106c、10
6dに結像されるようになっている。
【0028】ハーフミラー108aは、上記絞りマスク
103の後方であって、上記受光レンズ101bからの
入射光の光路上に配設される。このハーフミラー108
aは、受光レンズ101bからの入射光をラインセンサ
106bに対して透過させる役目を果たすと共に、図示
しないCPUの制御下に点灯、点滅するセルフ用LED
104からの投光を受光レンズ101bから照射するた
めのミラーとしての役目も果たす。
【0029】ハーフミラー108bは、上記絞りマスク
103の後方であって、上記受光レンズ101dからの
入射光の光路上に配設される。このハーフミラー108
bは、受光レンズ101dからの入射光をラインセンサ
106dに対して透過させる役目を果たすと共に、外部
のリモートコントロール装置からの信号光を受けた場合
該信号光をリモートコントロール信号用センサ(リモコ
ンセンサ)105に対して分割反射する役目を果たす。
【0030】このように、本第1の実施形態の測距装置
は、ラインセンサ106a、106b、106c、10
6dおよび受光レンズ101a、101b、101c、
101d等を十字形に配置し、これらラインセンサのう
ち縦方向の組(受光レンズ101b、101d、ライン
センサ106b、106d)の光学系光路と、セルフ用
LED104の投光用の光路あるいはリモートコントロ
ールセンサ105のリモートコントロール信号受信用の
光路とを共用することを特徴とする。
【0031】次に、本第1の実施形態の測距装置を搭載
するカメラの電気的な構成について説明する。
【0032】図5は、本第1の実施形態の測距装置を搭
載するカメラの主要部を示した電気回路ブロック図であ
る。
【0033】図に示すように、当該カメラは、カメラ全
体の制御を司るCPU210と、測距装置内の受光レン
ズ101a〜101dにより結像された被写体像をその
光強度に応じて光電変換して積分するラインセンサ群2
01(上記ラインセンサ106a、106b、106
c、106dに相当)と、セルフモード及びリモコンモ
ードの際に点灯又は点滅するセルフ用LED104と、
外部のリモートコントロール装置からの信号光を受信す
るリモートコントロールセンサ105と、上記ラインセ
ンサ群201による積分を制御する積分制御回路204
と、同ラインセンサ群201のセンサデータを読み出す
データ読出回路205と、上記セルフ用LED104を
点灯又は点滅駆動するセルフLED駆動回路206と、
上記リモートコントロールセンサ105で受信したリモ
ートコントロール信号の処理を行うリモートコントロー
ル回路(リモコン回路)207と、測距・測光等の撮影
に必要な被写体上方の測定・演算の実行を当該カメラ
(CPU210)に指示するファーストレリーズ(1
R)スイッチ208と、この1Rスイッチ208をオン
することにより測定・演算された被写体情報を基に、撮
影の実行を当該カメラ(CPU210)に指示するセカ
ンドレリーズ(2R)スイッチ209と、CPU210
の制御下に撮影画面内の輝度情報の測定を行う測光手段
211と、同CPU210の制御下に測距情報を基にピ
ント調節用レンズの駆動を行うレンズ駆動手段212
と、CPU210の制御下にフィルムへの露光を行うシ
ャッタ手段213と、CPU210の制御下にフィルム
の巻き上げ、巻き戻しを行うフィルム給送手段214
と、各種設定値、調整値等を記憶するEEPROM等の
不揮発性メモリ215と、を備えている。
【0034】次に、以上のように構成される当該カメラ
におけるレリーズシーケンスを図6に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0035】上記CPU210は、まず図示しない電源
スイッチがオンされると各種設定値、調整値等のデータ
をEEPROM215等の不揮発性メモリより読み出
し、当該CPU210に内蔵されるRAMに展開する
(ステップS101)。また、この電源スイッチがオフ
であれば(ステップS102)、レリーズシーケンスを
終了する。
【0036】上記ステップS102において電源スイッ
チが引き続きオンしていれば、CPU210は、図示し
ないセルフ/リモコンモードスイッチ(セルフSW)の
状態を検出する(ステップS103)。ここで該スイッ
チがONしている場合、CPU210はステップS10
4に進んで、次に、外部のリモートコントロール装置よ
りリモコン信号を受信したか否かを判断する。一方、上
記セルフ/リモコンモードスイッチがOFFであればス
テップS105に進む。
【0037】CPU210はステップS104において
リモコン信号の受信の有無を判定し、ここで受信したな
らばステップS106に進み、受信していないならばス
テップS105に進む。
【0038】ステップS105においてCPU210
は、上記1Rスイッチ208がONしているか否かを判
定し、オンしていればステップS106に進み、オフで
あればステップS102に戻る。
【0039】CPU210はステップS106において
測光を行い、露光データを演算する。その後、測距を行
って被写体距離データを演算し(ステップS107)、
求めた被写体距離データを基に不図示のピント調節用レ
ンズの繰り出し量を演算する(ステップS108)。
【0040】次にCPU210は、再度、リモコン信号
を受信したか否かを判断し(ステップS109)、ここ
で該信号を受信したならば、リモコンモード用のセルフ
用LED104の点滅回数を設定して(ステップS11
4)、ステップS115に移行する。
【0041】一方、上記ステップS109においてリモ
コン信号を受信していないとき、CPU210は、1R
スイッチ208の状態を判定する(ステップS11
0)。ここで、該1Rスイッチ208がOFFであれば
ステップS102に戻り、一方、ONしているならば、
次に、2Rスイッチ209の状態を判定する(ステップ
S111)。
【0042】上記ステップS111で、2Rスイッチ2
09がOFFであればステップS110に戻り、一方、
オンしているならば、再度、セルフ/リモコンモードス
イッチの状態を判定する(ステップS112)。そし
て、このステップS112において、該セルフ/リモコ
ンモードスイッチがONであればステップS113に進
み、OFFであればステップS116に進む。
【0043】このステップS113において、CPU2
10は、セルフモード用のセルフLED104の点滅回
数を設定して(ステップS113)、ステップS115
に移行する。
【0044】ステップS115において、CPU210
は、上記セルフLED駆動回路206を制御して上記ス
テップS113あるいはステップS114で設定した回
数分程、セルフLED104を点滅させる。
【0045】次に、CPU210は、レンズ駆動手段2
12を制御して上記ステップS108で求めたレンズ繰
り出し量に応じて、不図示のピント調節用レンズを繰り
出す。さらに、シャッタ手段213を制御して、上記ス
テップS106で求めた露光データに応じて、露光を行
う。
【0046】この後、CPU210はフィルム給送手段
214を制御してフィルムの1コマ巻き上げを行い(ス
テップS118)、ステップS102に戻る。
【0047】次に、当該カメラにおける測距シーケンス
を図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0048】まずCPU210は、上記ステップS10
6(図6参照)で求めた測光データ、あるいはプリ積分
データ等によりセンサ感度を設定する(ステップS20
1)。次に、このステップS201で設定したセンサ感
度で積分を行う(ステップS202)。なお、この際、
積分制御回路204により行われる、十字型のラインセ
ンサ106a、106b、106c、106dのうち、
縦、横それぞれの組の積分制御は共通で行っても良い
し、別々に行ってもよい。
【0049】CPU210は、次に、上記ステップS2
02で行った積分によるセンサデータをデータ読出回路
205により読み出し、内蔵するRAMに格納する(ス
テップS203)。なお、この際、センサデータのA/
D変換はデータ読出回路205で行っても良いし、当該
CPU210で行っても良い。
【0050】次にCPU210は、上記ステップS20
3で読み出したセンサデータにより相関演算、補間演
算、信頼性判定等の各種演算を行い、各測距エリアの測
距データを算出する(ステップS204)。そして、こ
の演算の結果に基づいて測距不能のエリアの有無を判定
し(ステップS205)、測距可能なエリアがある場合
にはステップS204で求めた各測距エリアの測距デー
タから最至近選択等の選択アルゴリズムにより、ピント
調節に用いる測距データを選択する(ステップS20
6)。
【0051】この後、CPU210は、ステップS20
6で選択した測距データに対して無限・至近判定を行う
(ステップS207)。すなわち、測距データが設定さ
れている無限距離よりも遠距離である場合は測距データ
を設定無限距離に丸め、撮影至近よりも近距離である場
合はレリーズロックや近距離警告等を行う。
【0052】一方、上記ステップS205において、全
ての測距エリアが測距不能である場合には、CPU21
0は、ステップS106(図6参照)で求めた測光デー
タ等に基づいて測距データを所定値とする。または、補
助光を発光させ被写体からの反射光量を測定して測距す
る光量AFを行なってもよい。
【0053】以上説明したように、本第1の実施形態の
測距装置によると、スペースや部品点数の増大を最小限
に押え、撮影画面の複数のエリアを精度良く測距するこ
とができる。
【0054】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図8乃至図12は、本発明の第2の実施形態で
ある測距装置の構成を示した図であり、図8は当該測距
装置の正面図、図9は同測距装置の一側部を縦に切り取
って示した縦断面図、図10は同測距装置の他側部を縦
に切り取って示した縦断面図、図11は同測距装置の中
央部を横に切り取って示した横断面図、図12は同測距
装置におけるラインセンサを備えるAFICの正面図、
をそれぞれ示している。
【0055】図8乃至図12に示すように本測距装置
は、被写体像を後述するラインセンサ302a〜302
f上に結像させるための受光レンズ307a、307
b、307c、307d、307e、307fと、これ
ら受光レンズの後方に配設され該受光レンズ307a、
307b、307c、307d、307e、307fに
それぞれ対応した絞り開口部308a、308b、30
8c、308d、308e、308fを備える絞りマス
ク306と、AFIC301にH字形に配置され上記受
光レンズ307a〜307fにより結像された被写体像
をその光強度に応じて光電変換して積分する6つのライ
ンセンサ302a、302b、302c、302d、3
02e、302fと、これらラインセンサを備え該ライ
ンセンサの積分制御を行うAFIC301と、上記絞り
マスク306の後方に配設され上記受光レンズ307a
を介して出入射光の光路を上記ラインセンサ302a側
とセルフ用LED304側に分割するハーフミラー30
3aと、同絞りマスク306の後方に配設され上記受光
レンズ307bを介して入射光の光路を上記ラインセン
サ302b側とリモートコントロールセンサ305側に
分割するハーフミラー303bと、同絞りマスク306
の後方に配設され上記受光レンズ307eを介して入射
光の光路を上記ラインセンサ302e側とファインダ光
学系311側に分割するハーフミラー309bと、同絞
りマスク306の後方に配設され上記受光レンズ307
fを介して入射光の光路を上記ラインセンサ302f側
と測光センサ310側に分割するハーフミラー309c
と、を備えているなお、セルフ用LED304は、図9
に示すように当該測距装置の近傍であって上記ハーフミ
ラー303aで分割される光路中に配設されたLEDで
あり、セルフモード及びリモートコントロールモード
(リモコンモード)の際に点灯又は点滅するようになっ
ている。
【0056】また、リモートコントロールセンサ305
は、図9に示すように当該測距装置の近傍であって上記
ハーフミラー303bで分割される光路中に配設され
た、外部のリモートコントロール装置からの信号光を受
信するためのリモートコントロール信号用センサ(リモ
コンセンサ)である。
【0057】さらに、ファインダ光学系311は、図1
0に示すように当該測距装置の近傍であって上記ハーフ
ミラー309bで分割され、さらに反射ミラー309a
で屈折される光路中に配設され、また、測光センサ31
0は、当該測距装置の近傍であって上記ハーフミラー3
09cで分割される光路中に配設される。
【0058】図12に示すように、6つのラインセンサ
302a、302b、302c、302d、302e、
302fは、AFIC301上においてH字形に配置さ
れる。なお、便宜上これら6つのラインセンサのうち、
AFIC301上の一側方で縦方向に配置されるライン
センサを符号302a、302bで、AFIC301上
の他側方で縦方向に配置されるラインセンサを符号30
2e、302fで、また、これらラインセンサ302
a、302bと302e、302fの間に横方向に配置
されるラインセンサを符号302c、302dで示す。
【0059】受光レンズ307a、307b、307
c、307d、307e、307fは、それぞれ上記ラ
インセンサ302a、302b、302c、302d、
302e、302fの前面に対向する位置に配設され
る。したがって、図8に示すように、受光レンズ307
a、307b、307c、307d、307e、307
fも絞りマスク306の中央を原点としてH字形に配置
される。また、受光レンズ受光レンズ307a、307
bは絞りマスク306の一側方において縦方向に、受光
レンズ307e、307fは絞りマスク306の他側方
において縦方向に、受光レンズ307c、307dは横
方向にそれぞれ列設される。
【0060】絞り開口部308a、308b、308
c、308d、308e、308fは、絞りマスク30
6に形成された開口部であって、それぞれ上記受光レン
ズ307a、307b、307c、307d、307
e、307fの後方に配設される。上記各受光レンズ3
07a、307b、307c、307d、307e、3
07fで受光した被写体像光は、該絞り開口部308
a、308b、308c、308d、308e、308
fによって絞り調整がなされたのち、ラインセンサ30
2a、302b、302c、302d、302e、30
2fに結像されるようになっている。
【0061】ハーフミラー303aは、上記絞りマスク
306の後方であって、上記受光レンズ307aからの
入射光の光路上に配設される。このハーフミラー303
aは、受光レンズ307aからの入射光をラインセンサ
302aに対して透過させる役目を果たすと共に、図示
しないCPUの制御下に点灯、点滅するセルフ用LED
304からの投光を受光レンズ307aから照射するた
めのミラーとしての役目も果たす。
【0062】ハーフミラー303bは、上記絞りマスク
306の後方であって、上記受光レンズ307bからの
入射光の光路上に配設される。このハーフミラー303
bは、受光レンズ307bからの入射光をラインセンサ
302bに対して透過させる役目を果たすと共に、外部
のリモートコントロール装置からの信号光を受けた場合
該信号光をリモートコントロール信号用センサ(リモコ
ンセンサ)305に対して分割反射する役目を果たす。
【0063】ハーフミラー309bは、上記絞りマスク
306の後方であって、上記受光レンズ307eからの
入射光の光路上に配設される。このハーフミラー309
bは、受光レンズ307eからの入射光をラインセンサ
302eに対して透過させる役目を果たすと共に、ファ
インダ光学系311に対して入射光を分割反射する役目
を果たす。
【0064】ハーフミラー309cは、上記絞りマスク
306の後方であって、上記受光レンズ307fからの
入射光の光路上に配設される。このハーフミラー309
cは、受光レンズ307fからの入射光をラインセンサ
302fに対して透過させる役目を果たすと共に、測光
センサ310に対して入射光を分割反射する役目を果た
す。
【0065】このように、本第2の実施形態の測距装置
は、ラインセンサ302a、302b、302c、30
2d、302e、302fおよび受光レンズ307a、
307b、307c、307d、307e、307f等
をH字形に配置し、これらラインセンサのうち縦方向の
2組(ラインセンサ302a、302b、302e、3
02f、受光レンズ307a、307b、307e、3
07f)の光学系光路と、セルフ用LED304の投光
用の光路、リモートコントロールセンサ305のリモー
トコントロール信号受信用の光路、ファインダ光学系へ
の光路、測光センサ310の受光用光路とを共用するこ
とを特徴とする。
【0066】なお、本第2の実施形態の測距装置を搭載
するカメラの電気的な構成は、図5に示す限り上記第1
の実施形態と同様であり、また、レリーズシーケンス、
測距シーケンスその他の作用についても第1の実施形態
と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0067】以上説明したように、本第2の実施形態の
測距装置によっても、上記第1の実施形態と同様に、ス
ペースや部品点数の増大を最小限に押え、撮影画面の複
数のエリアを精度良く測距することができる。
【0068】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。この第3の実施形態の測距装置は、上記第1の
実施形態における円形の受光レンズの代わりに、方形状
の受光レンズを採用したことを特徴とする。
【0069】図13、図14及び図15は、それぞれ本
第3の実施形態の測距装置の正面図、側面図及び底面図
である。図13に示すように、本実施形態における受光
レンズ501a、501b、501c、501dは正面
から見て方形状を呈し、また、図14、図15に示すよ
うに側面および底面から見ると半球形状を呈する。この
ような形状を呈する受光レンズをもってしても上記第1
の実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、
受光レンズ以外の構成、作用については上記第1の実施
形態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0070】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。この第4の実施形態の測距装置は、上記第1の
実施形態における円形の受光レンズの代わりに、クロー
バー形状の受光レンズを採用したことを特徴とする。
【0071】図16は本第4の実施形態の測距装置の正
面図である。図16に示すように、本実施形態における
受光レンズ601a、601b、601c、601d
は、正面から見て方形状を呈し、側面および底面は図示
はしないが半球形状を呈する。このような形状を呈する
受光レンズをしても上記第1の実施形態と同様の効果を
奏することができる。なお、受光レンズ以外の構成、作
用については上記第1の実施形態と同様であるので、こ
こでの詳しい説明は省略する。
【0072】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。この第5の実施形態の測距装置は、上記第2の
実施形態における円形の受光レンズの代わりに、略楕円
形状の受光レンズを採用したことを特徴とする。
【0073】図17は本第5の実施形態の測距装置の正
面図である。図17に示すように、本実施形態における
受光レンズ701a、701b、701c、701d、
701e、701fは、正面から見て略楕円形状を呈
し、側面および底面は図示はしないが半球形状を呈す
る。このような形状を呈する受光レンズをしても上記第
2の実施形態と同様の効果を奏することができる。な
お、受光レンズ以外の構成、作用については上記第2の
実施形態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略
する。
【0074】なお、上記第3、第4の実施形態にかかる
受光レンズの形態は第2の実施形態に適用しても同様の
効果を奏し、一方、上記第5の実施形態にかかる受光レ
ンズの形態を第1の実施形態に適用しても同様の効果を
奏することは云うまでもない。
【0075】次に、本発明の第6の実施形態について説
明する。上記第1の実施形態においては、光路を共用す
る他の光学素子であるセルフ用LED104、リモート
コントロールセンサ105は、当該測距装置の外部に配
置されるものとしたが、本第6の実施形態の測距装置
は、これらセルフ用LED104、リモートコントロー
ルセンサ105を測距装置内に組み込んだことを特徴と
する。
【0076】図18は、本第6の実施形態の測距装置の
中央縦断面を示した図である。図18に示すように、セ
ルフ用LED903(セルフ用LED104に相当)と
リモートコントロールセンサ904(リモートコントロ
ールセンサ105に相当)は、絞りマスク902から延
出した壁面にそれぞれ固定される。
【0077】なお、図18中、受光レンズ901a、9
01b、ラインセンサ906a、906bは、第1の実
施形態における受光レンズ101b、101d、ライン
センサ106b、106dに相当する。また、絞りマス
ク902、AFIC907は、上記絞りマスク103、
AFIC107に相当し、ハーフミラー905a、90
5bは、上記ハーフミラー108a、108bにそれぞ
れ相当し、それぞれ同様の役目を果たす。
【0078】このように、本第6の実施形態の測距装置
においても、ラインセンサのうち縦方向の組(受光レン
ズ901a、901b、ラインセンサ906a、906
b)の光学系光路と、セルフ用LED903の投光用の
光路あるいはリモートコントロールセンサ904のリモ
ートコントロール信号受信用の光路とを共用することを
特徴とする。
【0079】この第6の実施形態の測距装置によると、
光路を共用する他の光学素子を装置に一体的に組み込ん
だことにより、上記各実施形態と同様の効果に加え、よ
りカメラ本体の小型化に貢献する。
【0080】なお、本第6の実施形態においては、上述
したように、光路を共用する他の光学素子としてセルフ
用LED、リモートコントロールセンサを採用したが、
これに限らず、ファインダ光学系、測光用センサ等を採
用しても同様の効果を奏することは云うまでもない。
【0081】次に、本発明の第7の実施形態について説
明する。上記第1の実施形態においては、光路を分割す
る手段としてハーフミラーを用いたが、本第7の実施形
態の測距装置はプリズムを用いこれに代えたことを特徴
とする。
【0082】図19は、本第7の実施形態の測距装置の
断面図である。図19に示すように本第7の実施形態の
測距装置は、上記第1の実施形態における複数の受光レ
ンズ及びハーフミラーの代わりにこれらと同様の役目を
果たす複数のプリズムレンズを備える。なお、図19に
おいては、複数のプリズムレンズのうち、図2に示す受
光レンズ101b、101dに相当するプリズムレンズ
1001a、1001bのみを示す。
【0083】このプリズムレンズ1001a、1001
bは、ラインセンサ1005a、1005b(ラインセ
ンサ106b、106dに相当)の前方に配置され、前
面には受光レンズ部(受光レンズ101b、101dに
相当)が形成され、また、後面にはプリズム面1004
a、1004b(ハーフミラー108a、108bに相
当)が形成される。
【0084】また、上記プリズム面1004a、100
4bは、それぞれセルフ用LED1002(セルフ用L
ED104に相当)、リモートコントロールセンサ10
03(リモートコントロールセンサ105)にかかる光
路を分割し、ハーフミラー108a、108bと同様の
役目を果たす。なお、図19中、AFIC1006は、
上記AFIC107に相当する。
【0085】このように、本第7の実施形態の測距装置
においても、ラインセンサのうち縦方向の組の光学系光
路と、セルフ用LED1002の投光用の光路あるいは
リモートコントロールセンサ1003のリモートコント
ロール信号受信用の光路とを共用することを特徴とす
る。
【0086】この第7の実施形態の測距装置によると、
光路を分割する手段としてプリズムを用いているので、
上記各実施形態と同様の効果に加え、よりカメラ本体の
小型化に貢献する。
【0087】なお、本第7の実施形態においては、上述
したように、光路を共用する他の光学素子としてセルフ
用LED、リモートコントロールセンサを採用したが、
これに限らず、ファインダ光学系、測光用センサ等を採
用しても同様の効果を奏することは云うまでもない。
【0088】以上説明したように上記各実施形態によれ
ば、被写体距離を求めるための1組の光学系のそれぞれ
の光路を他の光学素子の光路と共用するようにしたの
で、スペースや部品点数の増大を最小限に押さえつつ、
被写体像の光量のアンバランス等による誤差が小さく、
精度の良い測距を撮影画面のふ釦数の領域について行え
るカメラの測距装置を提供することができる。
【0089】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1)複数対の被写体像を結像させる複数対の光学系
と、この複数対の被写体像を受け、それらの輝度分布を
電気信号として出力するラインセンサとを具備し、上記
複数対の光学系のうち一以上の対の光学系の光路の一部
を測距用以外の光学系の光路と共用するように構成され
ていることを特徴とする測距モジュール。
【0090】(2)複数対の被写体像を結像させる複数
対の光学系と、この複数対の被写体像を受け、それらの
輝度分布を電気信号として出力するラインセンサとを有
し、この測距モジュールは、上記複数対の光学系のうち
一以上の対の光学系と光路の一部を共有する測距以外の
光電素子を備えていることを特徴とする測距モジュー
ル。
【0091】(3)上記光路共有化手段としてハーフミ
ラーを具備して成ることを特徴とする(1)、または
(2)に記載の測距モジュール。
【0092】(4)上記光路共有化手段としてプリズム
を具備して成ることを特徴とする(1)、または(2)
に記載の測距モジュール。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型で簡単な構成でありながら、撮影画面上の多くのエリ
アを精度良く測距することができる測距装置を提供する
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の測距装置の正面図で
ある。
【図2】上記第1の実施形態の測距装置の中央縦断面図
である。
【図3】上記第1の実施形態の測距装置の中央横断面図
である。
【図4】上記第1の実施形態の測距装置におけるAFI
Cの正面図である。
【図5】上記第1の実施形態の測距装置を搭載するカメ
ラの主要部を示した電気回路ブロック図である。
【図6】上記第1の実施形態の測距装置を搭載するカメ
ラにおけるレリーズシーケンスを示したフローチャート
である。
【図7】上記第1の実施形態の測距装置を搭載するカメ
ラにおける測距シーケンスを示したフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第2の実施形態の測距装置の正面図で
ある。
【図9】上記第2の実施形態の測距装置の一側部を縦に
切り取って示した縦断面図である。
【図10】上記第2の実施形態の測距装置の他側部を縦
に切り取って示した縦断面図である。
【図11】上記第2の実施形態の測距装置の中央部を横
に切り取って示した横断面図である。
【図12】上記第2の実施形態の測距装置におけるAF
ICの正面図である。
【図13】本発明の第3の実施形態の測距装置の正面図
である。
【図14】上記第3の実施形態の測距装置の側面図であ
る。
【図15】上記第3の実施形態の測距装置の底面図であ
る。
【図16】本発明の第4の実施形態の測距装置の正面図
である。
【図17】本発明の第5の実施形態の測距装置の正面図
である。
【図18】本発明の第6の実施形態の測距装置の中央縦
断面である。
【図19】本発明の第7の実施形態の測距装置の中央縦
断面である。
【図20】従来のコンパクトカメラに用いられる一AF
モジュールの断面を示した図である。
【図21】図20に示すAFモジュールにおけるライン
センサを有するAFICの正面図である。
【図22】従来の一眼レフレックス方式のカメラに用い
る十字測距用光学系の一構成例を示した要部分解斜視図
である。
【符号の説明】 101a〜101d…受光レンズ 102a〜102d…絞り開口部 103…絞りマスク 104…セルフ用LED 105…リモートコントロールセンサ 106a〜106d…ラインセンサ 107…AFIC 108a、108b…ハーフミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F112 AA07 BA10 CA02 CA12 DA04 DA13 DA28 FA03 FA07 FA21 FA29 FA45 2H011 AA01 BA05 DA03 2H051 AA01 BB07 CB02 CB11 CB20 CB29 DA07 DA19 DA34 DC02 DC19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距用光電センサを有し、複数対の被写
    体像に基づいて被写体までの距離を測定する測距装置で
    あって、 上記測距用光電センサ上に複数対の被写体像を結像する
    ための複数対の光学系と、 上記複数対の光学系のうち一以上の対の光学系の光路の
    一部を測距用以外の光学系の光路と共用するための光路
    分割手段と、 を具備したことを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 上記光路分割手段はハーフミラーまたは
    プリズムであることを特徴とする請求項1に記載の測距
    装置。
  3. 【請求項3】 測距用光電センサを有し、複数対の被写
    体像に基づいて被写体までの距離を測定する測距装置で
    あって、 上記測距用光電センサ上に複数対の被写体像を結像する
    ための複数対の光学系と、 上記複数対の光学系のうち一以上の対の光学系の光路の
    一部を共有する測距用以外の光電素子と、 を具備したことを特徴とする測距装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170131342A (ko) * 2016-02-23 2017-11-29 보에 테크놀로지 그룹 컴퍼니 리미티드 거리 측정 모듈, 3차원(3d) 스캐닝 시스템 및 거리 측정 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170131342A (ko) * 2016-02-23 2017-11-29 보에 테크놀로지 그룹 컴퍼니 리미티드 거리 측정 모듈, 3차원(3d) 스캐닝 시스템 및 거리 측정 방법

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