JP2001099714A - 赤外線カメラ - Google Patents

赤外線カメラ

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JP2001099714A
JP2001099714A JP2000225262A JP2000225262A JP2001099714A JP 2001099714 A JP2001099714 A JP 2001099714A JP 2000225262 A JP2000225262 A JP 2000225262A JP 2000225262 A JP2000225262 A JP 2000225262A JP 2001099714 A JP2001099714 A JP 2001099714A
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infrared camera
infrared
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camera
casing
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Toyohiko Yoneda
豊彦 米田
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Yone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線カメラの画像表示部が表示している被
写体の位置を使用者以外の者でもわかるようにするこ
と。 【解決手段】 本発明では、赤外線を検出することによ
って被写体(5)を撮影するための赤外線撮像部(6)と、同
赤外線撮像部(6)によって撮影した被写体(5)の画像を表
示するための画像表示部(20)とを具備してなる赤外線カ
メラにおいて、被写体(5)に向けてレーザー光(31)を照
射するためのレーザーポインター部(32)を具備すること
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線カメラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の赤外線カメラは、本体ケーシング
の内部に、赤外線を検出することによって被写体を撮影
するための赤外線撮像部と、同赤外線撮像部によって撮
影した被写体を表示するための画像表示部とをそれぞれ
配設したものがある。
【0003】かかる赤外線カメラは、赤外線を検出する
ことによって被写体を検出し、その被写体の映像を映し
出すように構成しているため、肉眼では認識することが
できない暗闇の中等においても被写体を映し出すことが
できる。そのため、赤外線カメラは、消防隊員が火災現
場で逃げ遅れた人を捜索するのに使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
赤外線カメラを使用した場合には、画像表示部に映し出
された画像を見なければ、現在画像表示部が表示してい
る被写体が何であるかを使用者以外の者が外部から知る
ことはできなかった。
【0005】そのため、消防隊員が火災現場で逃げ遅れ
た人を捜索する際に従来の赤外線カメラを使用した場
合、赤外線カメラを使用している消防隊員が被災者を発
見しても、それを他の消防隊員に伝えることが困難であ
り、しかも、被災者がどこにいるのかを伝えることがで
きず、火災時に被災者の救出活動が円滑に行えないおそ
れがあった。
【0006】また、赤外線カメラの画像表示部に映し出
された映像からだけでは、被写体の表面の温度がわから
ず、消防隊員の身体が誤って高温部に接触して、火傷を
負うおそれがあり、また、火災鎮圧後において消し残し
た部分を発見することができないおそれもあり、火災時
の救出活動が円滑に行えないおそれがあった。
【0007】そこで、本発明では、火災時の救出活動を円
滑に行うための道具としての赤外線カメラを提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る赤外線カメ
ラは、赤外線を検出することによって被写体を撮影する
ための赤外線撮像部と、同赤外線撮像部によって撮影し
た被写体の画像を表示するための画像表示部と、被写体
に向けてレーザー光を照射するためのレーザーポインタ
ー部とを具備することとしている。
【0009】また、赤外線撮像部は、カメラ本体に設け
られ、一方、画像表示部及びレーザーポインター部は、
カバーケーシングに設けられ、しかも、カバーケーシン
グは、前記カメラ本体を収納するための本体収納部を具
備することとしている。
【0010】また、カバーケーシングは、同カバーケー
シングの底面よりも下方に向けて伸延させたグリップを
具備することとしている。
【0011】また、赤外線撮像部、画像表示部、及びレ
ーザーポインター部は、本体ケーシングに一体的に設け
られ、しかも、本体ケーシングは、同本体ケーシングの
底面よりも下方に向けて伸延させたグリップを具備する
こととしている。
【0012】また、画像表示部は、カバーケーシング又
は本体ケーシングの後端部にディスプレーを前高後低の
傾斜状に設けることとしている。
【0013】また、レーザーポインター部に代えて、被
写体の表面の温度を測定するための温度センサー部を具
備するとともに、同温度センサー部によって測定した温
度を表示するための温度表示部を具備することとしてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る赤外線カメラは、赤
外線を検出することによって被写体を撮影するための赤
外線撮像部と、同赤外線撮像部によって撮影した被写体
の画像を表示するための画像表示部とを具備したもので
ある。
【0015】しかも、赤外線カメラは、被写体に向けて
レーザー光を照射するためのレーザーポインター部を具
備したものである。
【0016】そのため、赤外線カメラを使用している者
以外の第三者は、画像表示部に映し出された画像を見な
くても、レーザーポインター部から照射されるレーザー
光によって、画像表示部が表示している被写体の位置を
外部から知ることができ、これにより、消防隊員が火災
現場で逃げ遅れた人を捜索する際に、他の消防隊員に被
災者がどこにいるのかを伝えることができ、被災者の救
出活動を円滑に行うことができるものである。
【0017】また、本発明に係る赤外線カメラは、カメ
ラ本体と、同カメラ本体を収納するためのカバーケーシ
ングとから分離可能に構成することにより、新たにカメ
ラ本体を用意することなく以前から使用していたものを
使用することができ、設備投資を最小限に押さえること
ができるものである。
【0018】また、本発明に係る赤外線カメラは、カバ
ーケーシングに、同カバーケーシングの底面よりも下方
に向けて伸延させたグリップを形成することにより、使
用者はグリップを片手で握るだけで赤外線カメラを把持
することができるので、赤外線カメラの使い勝手を向上
させることができるものである。
【0019】しかも、グリップは、カバーケーシングの
底面よりも下方に向けて伸延されているため、使用者は
グリップの底面を床面に当接させることによって、赤外
線カメラを安定に保持することができるものである。
【0020】これらの効果は、グリップを本体ケーシン
グに設けた場合も同様に得られるものである。
【0021】また、本発明に係る赤外線カメラは、カバ
ーケーシング又は本体ケーシングの後端部にディスプレ
ーを前高後低の傾斜状に設けることにより、使用者の直
前方よりも下側にディスプレーが位置することになり、
使用者の肉眼による視野を赤外線カメラによって遮られ
ることがなくなり、使用者の目視と赤外線カメラによる
検出とを併用することができるので、これによっても被
害者の救出活動を円滑に行うことができるものである。
【0022】また、本発明にかかる赤外線カメラは、被
写体の表面の温度を測定するための温度センサー部を具
備するとともに、同温度センサー部によって測定した温
度を表示するための温度表示部を具備することにより、
赤外線カメラの画像表示部に映し出された映像からだけ
ではわからない被写体の表面の温度を測定することがで
き、使用者が高温部分の位置を認識することができ、誤
って高温部分に身体が接触するのを防止することができ
るので、これによっても、被害者の救出活動を円滑に行
うことができるものである。
【0023】しかも、高温部分の有無を確認できるの
で、火災鎮圧後において消し残した部分を容易に発見す
ることができ、消火活動を確実なものとすることができ
るものである。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0025】図1は、本発明に係る赤外線カメラ1を示
した図であり、同赤外線カメラ1は、カメラ本体2とカ
バーケーシング3とに分離可能に構成しており、カバー
ケーシング3は、カメラ本体2を収納するための本体収
納部4を形成している。
【0026】カメラ本体2は、図1〜図5に示すよう
に、赤外線を検出することによって被写体5を撮影する
ための赤外線撮像部6を有している。図中、39はレン
ズ、40はファインダーである。
【0027】かかる赤外線撮像部6は、矩形箱型状のカ
メラ本体2の前側部に円筒状のレンズ群7を配設し、同
レンズ群7の直後方位置に赤外線を検出できる撮像素子
8を配設し、同撮像素子8に入力画像用画像処理装置9
を接続している。図中、10はレンズ群7のピント調節や
ズーム操作をするための操作スイッチ、11は電源として
の電池、12は画像信号を出力するためのプラグ、13は電
源電圧を入出力するためのプラグである。
【0028】そして、赤外線撮像部6は、被写体5の表
面で反射される赤外線や被写体5の表面から放出される
赤外線をレンズ群7を介して撮像素子8で検出し、その
画像を入力画像用画像処理装置9によって画像処理し、
プラグ12から画像信号を出力する。
【0029】カバーケーシング3は、後端部に開口14を
有する中空箱型状のカバー本体15の後端開口部にカバー
蓋体16を着脱自在に取付けるとともに、カバー本体15の
底面略中央部にグリップ17を上下方向に伸延させた状態
で取付けている。尚、カバーケーシング3は、カバー本
体15にカバー蓋体16を装着した状態では外部から水が侵
入しないように防水構造となっている。
【0030】カバー本体15は、中空部に、カメラ本体2
を収納するための本体収納部4を形成するとともに、右
側上部に操作スイッチ19を配設しており、同操作スイッ
チ19は、カメラ本体2に設けた操作スイッチ10に連動連
結されている。そして、使用者は、カバーケーシング3
の操作スイッチ19を操作することによって、カメラ本体
2の操作スイッチ10を操作することができ、カメラ本体
2のピント調節やズーム操作を行うことができる。
【0031】カバー蓋体16は、中空箱型状に形成され、
内部に、赤外線撮像部6によって撮影した被写体5の画
像を表示するための画像表示部20を配設している。図
中、21は接続具、22はフードである。
【0032】画像表示部20は、カバー蓋体16の後端部に
矩形状の開口23を形成し、同開口23にディスプレー24と
しての液晶を前高後低の傾斜状に配設し、同ディスプレ
ー24の裏面にバックライト25を取付け、同バックライト
25の前方位置に出力画像用画像処理装置26を配設し、同
出力画像用画像処理装置26とディスプレー24とを接続し
ている。図中、27は電源スイッチ、28は画像信号を入力
するためのジャック、29は電源入力用のジャック、30は
画像信号を出力するための画像出力端子、38は電源を外
部から入力するためのジャックである。尚、赤外線カメ
ラ1は、画像出力端子30に外部モニターを接続すること
によって、外部から映像を見ることができるようになっ
ている。又、赤外線カメラ1は、ジャック38から電源を
供給することによって、外部からカメラ本体2の電池11
を充電することができるようになっている。
【0033】そして、画像表示部20は、ジャック28にプ
ラグ12を接続して、赤外線撮像部6の入力画像用画像処
理装置9によって画像処理された画像信号を出力画像用
画像処理装置26で処理して、ディスプレー24に表示する
ようにしている。
【0034】グリップ17は、縦長箱状に形成するととも
に、前側部をくびれ状に形成して、片手で強固に把持で
きるようにしている。
【0035】また、グリップ17は、前側上部に、被写体
5に向けてレーザー光31を照射するためのレーザーポイ
ンター部32を取付けている。
【0036】レーザーポインター部32は、グリップ17の
前側上部に、円筒状のレーザー照射装置33をレンズ群7
の光軸と略平行になるように前後方向に伸延させた状態
で取付ける一方、グリップ17の前側上部にレーザー照射
スイッチ34を配設している。
【0037】そして、レーザーポインター部32は、レー
ザー照射スイッチ34を押圧操作すると、レーザー照射装
置33の前端部からレンズ群7の光軸と略平行状にレーザ
ー光31を被写体5に向けて照射するようにしている。
【0038】このように、本実施例では、赤外線カメラ
1を、カメラ本体2と、同カメラ本体2を収納するため
のカバーケーシング3とに分離可能に構成しているた
め、新たにカメラ本体2を用意することなく以前から使
用していたものを使用することができ、設備投資を最小
限に押さえることができる。
【0039】図6は、第2実施例としての赤外線カメラ
1'を示した図であり、本実施例においては、赤外線カメ
ラ1をカメラ本体2とカバーケーシング3とに分割して
構成せずに、本体ケーシング35として一体的に形成して
いる。尚、前記実施例と同様の構成となっている部分は
前記実施例と同一の符号を付している。
【0040】そして、赤外線カメラ1は、本体ケーシン
グ35の内部に、赤外線撮像部6、画像表示部20、及びレ
ーザーポインター部32をそれぞれ配設している。
【0041】しかも、赤外線カメラ1は、本体ケーシン
グ35の底面に下方に向けて伸延するグリップ17を取付け
ている。
【0042】赤外線カメラ1(1')は、以上のように構成
しており、以下に説明するようにして使用される。
【0043】すなわち、赤外線カメラ1は、赤外光を検
出することによって被写体5の映像を映し出すことがで
きるため、図7に示すように、火災現場等の煙36が立ち
こめて肉眼では現場の状況を認識することができない場
所において、消防隊員37が被災者を捜索する際に使用さ
れる。
【0044】消防隊員37は、火災現場で被災者を捜索す
る場合に、煙36の影響を受けないように、床面に沿って
移動するが、その際に、片手に赤外線カメラ1を把持
し、その赤外線カメラ1のディスプレー24に映し出され
る映像を見ることによって、前方の状況を認識すること
ができる。
【0045】しかも、消防隊員37がレーザー照射スイッ
チ34を押圧操作すると、レーザー光31がレーザー照射装
置33の前端部から被写体5に向けて照射され、そのレー
ザー光31は、煙36の内部では煙36の粒子に反射して一本
の線として認識され、煙36の外部では被写体5の表面で
反射して円形状の点として認識される。これによって、
赤外線カメラを使用している者以外の第三者は、ディス
プレー24に映し出された画像を見なくても、レーザーポ
インター部32から照射されるレーザー光31によって、デ
ィスプレー24が表示している被写体5の位置を知ること
ができる。
【0046】そのため、消防隊員37が火災現場で逃げ遅
れた人を捜索する際に、他の消防隊員37に被災者がどこ
にいるのかを伝えることができ、被災者の救出活動を円
滑に行うことができる。
【0047】また、赤外線カメラ1は、カバーケーシン
グ3に、同カバーケーシング3の底面よりも下方に向け
て伸延させたグリップ17を形成しているため、使用者は
グリップ17を片手で握るだけで赤外線カメラ1を把持す
ることができるので、赤外線カメラ1の使い勝手を向上
させることができる。
【0048】しかも、グリップ17は、カバーケーシング
3の底面よりも下方に向けて伸延されているため、使用
者はグリップ17の底面を床面に当接させることによっ
て、赤外線カメラ1を安定に保持することができる。こ
れによっても、赤外線カメラ1の使い勝手を向上させる
ことができる。
【0049】これらの効果は、グリップ17を本体ケーシ
ング35に設けた場合も同様に得られる。
【0050】また、赤外線カメラ1は、カバーケーシン
グ3又は本体ケーシング35の後端部にディスプレー24を
前高後低の傾斜状に設けているため、使用者の直前方よ
りも下側にディスプレー24が位置することになり、使用
者の肉眼による視野を赤外線カメラ1によって遮られる
ことがなくなり、使用者の目視と赤外線カメラ1による
検出とを併用することができるので、これによっても被
害者の救出活動を円滑に行うことができる。
【0051】図8及び図9は、第3実施例としての赤外
線カメラ41を示した図であり、本実施例では、前実施例
で示した赤外線カメラ1のレーザーポインター部32に代
えて、被写体5の表面の温度を測定するための温度セン
サー部42を設けるとともに、同温度センサー部42によっ
て測定した温度を表示するための温度表示部43を画像表
示部20の下方に設けている。尚、前記実施例と同様の構
成となっている部分は前記実施例と同一の符号を付して
いる。
【0052】すなわち、温度センサー部42は、グリップ
17の前側上部に、円筒状の温度検出装置44をレンズ群7
の光軸と略平行になるように前後方向に伸延させた状態
で取付け、同温度検出装置44の下方に測定スイッチ45を
配設している。
【0053】一方、温度表示部43は、カバー蓋体16の後
端に配設したディスプレー24の下方に温度表示部43とし
ての液晶ディスプレー46を配設している。
【0054】そして、測定スイッチ45を押圧操作する
と、温度検出装置44から被写体5に向けて赤外線を照射
し、被写体5の表面にて反射した赤外線(熱線)を温度
検出装置5で受光し、それによって被写体5の表面の温
度を測定し、その温度を温度表示部43の液晶ディスプレ
ー46に表示するようにしている。
【0055】そのため、本実施例では、赤外線カメラ41
の画像表示部20に映し出された映像からだけではわから
ない被写体5の表面の温度を測定することができ、使用
者が高温部分の位置を認識することができ、誤って高温
部分に身体が接触するのを防止することができるので、
これによっても、被害者の救出活動を円滑に行うことが
できる。
【0056】しかも、高温部分の有無を確認できるの
で、火災鎮圧後において消し残した部分を容易に発見す
ることができ、消火活動を確実なものとすることができ
る。
【0057】尚、本実施例では、赤外線カメラ41をカメ
ラ本体2とカバーケーシング3とに分割して構成してい
るが、実施例2において示したように、これらを本体ケ
ーシング35として一体的に形成することもできる。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0059】(1)本発明に係る赤外線カメラは、被写
体に向けてレーザー光を照射するためのレーザーポイン
ター部を具備しているため、赤外線カメラを使用してい
る者以外の第三者は、画像表示部に映し出された画像を
見なくても、レーザーポインター部から照射されるレー
ザー光によって、画像表示部が表示している被写体の位
置を外部から知ることができる。
【0060】そのため、消防隊員が火災現場で逃げ遅れ
た人を捜索する際に、他の消防隊員に被災者がどこにい
るのかを伝えることができ、被災者の救出活動を円滑に
行うことができる。
【0061】(2)本発明に係る赤外線カメラは、カメ
ラ本体と、同カメラ本体を収納するためのカバーケーシ
ングとから分離可能に構成しているため、新たにカメラ
本体を用意することなく以前から使用していたものを使
用することができ、設備投資を最小限に押さえることが
できる。
【0062】(3)本発明に係る赤外線カメラは、カバ
ーケーシングに、同カバーケーシングの底面よりも下方
に向けて伸延させたグリップを形成しているため、使用
者はグリップを片手で握るだけで赤外線カメラを把持す
ることができるので、赤外線カメラの使い勝手を向上さ
せることができる。
【0063】しかも、グリップは、カバーケーシングの
底面よりも下方に向けて伸延されているため、使用者は
グリップの底面を床面に当接させることによって、赤外
線カメラを安定に保持することができる。
【0064】これらの効果は、グリップを本体ケーシン
グに設けた場合も同様に得られる。
【0065】(4)本発明に係る赤外線カメラは、カバ
ーケーシング又は本体ケーシングの後端部にディスプレ
ーを前高後低の傾斜状に設けているため、使用者の直前
方よりも下側にディスプレーが位置することになり、使
用者の肉眼による視野を赤外線カメラによって遮られる
ことがなくなり、使用者の目視と赤外線カメラによる検
出とを併用することができるので、これによっても被害
者の救出活動を円滑に行うことができる。
【0066】(5)本発明にかかる赤外線カメラは、被
写体の表面の温度を測定するための温度センサー部を具
備するとともに、同温度センサー部によって測定した温
度を表示するための温度表示部を具備しているため、赤
外線カメラの画像表示部に映し出された映像からだけで
はわからない被写体の表面の温度を測定することがで
き、使用者が高温部分の位置を認識することができ、誤
って高温部分に身体が接触するのを防止することができ
るので、これによっても、被害者の救出活動を円滑に行
うことができる。
【0067】しかも、高温部分の有無を確認できるの
で、火災鎮圧後において消し残した部分を容易に発見す
ることができ、消火活動を確実なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線カメラを示す斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】同背面図。
【図4】カバー蓋体の内部を示す断面図。
【図5】赤外線カメラの内部回路を模式的に示したブロ
ック図。
【図6】第2実施例としての赤外線カメラを示す斜視
図。
【図7】赤外線カメラの使用状態を示す説明図。
【図8】第3実施例としての赤外線カメラを示す側面
図。
【図9】同背面図。
【符号の説明】
1,1',41 赤外線カメラ 2 カメラ本体 3 カバーケーシング 4 本体収納部 5 被写体 6 赤外線撮像部 15 カバー本体 16 カバー蓋体 17 グリップ 20 画像表示部 24 ディスプレー 31 レーザー光 32 レーザーポインター部 35 本体ケーシング 42 温度センサー部 43 温度表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線を検出することによって被写体(5)
    を撮影するための赤外線撮像部(6)と、同赤外線撮像部
    (6)によって撮影した被写体(5)の画像を表示するための
    画像表示部(20)とを具備してなる赤外線カメラにおい
    て、 被写体(5)に向けてレーザー光(31)を照射するためのレ
    ーザーポインター部(32)を具備することを特徴とする赤
    外線カメラ。
  2. 【請求項2】赤外線撮像部(6)は、カメラ本体(2)に設け
    られ、 画像表示部(20)及びレーザーポインター部(32)は、カバ
    ーケーシング(3)に設けられ、 しかも、カバーケーシング(3)は、前記カメラ本体(2)を
    収納するための本体収納部(4)を具備することを特徴と
    する請求項1記載の赤外線カメラ。
  3. 【請求項3】カバーケーシング(3)は、同カバーケーシ
    ング(3)の底面よりも下方に向けて伸延させたグリップ
    (17)を具備することを特徴とする請求項2記載の赤外線
    カメラ。
  4. 【請求項4】赤外線撮像部(6)、画像表示部(20)、及び
    レーザーポインター部(32)は、本体ケーシング(35)に一
    体的に設けられ、 しかも、本体ケーシング(35)は、同本体ケーシング(35)
    の底面よりも下方に向けて伸延させたグリップ(17)を具
    備することを特徴とする請求項1記載の赤外線カメラ。
  5. 【請求項5】画像表示部(20)は、カバーケーシング(3)
    又は本体ケーシング(35)の後端部にディスプレー(24)を
    前高後低の傾斜状に設けたことを特徴とする請求項2〜
    請求項4のいずれかに記載の赤外線カメラ。
  6. 【請求項6】レーザーポインター部(32)に代えて、被写
    体(5)の表面の温度を測定するための温度センサー部(4
    2)を具備するとともに、同温度センサー部(42)によって
    測定した温度を表示するための温度表示部(43)を具備す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の赤外線カメラ。
JP2000225262A 1999-07-27 2000-07-26 赤外線カメラ Pending JP2001099714A (ja)

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