JP2001099355A - 樹脂管の推進工法 - Google Patents

樹脂管の推進工法

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JP2001099355A JP28103699A JP28103699A JP2001099355A JP 2001099355 A JP2001099355 A JP 2001099355A JP 28103699 A JP28103699 A JP 28103699A JP 28103699 A JP28103699 A JP 28103699A JP 2001099355 A JP2001099355 A JP 2001099355A
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Taku Nasu
卓 那須
Eiji Matsuyama
英治 松山
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NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂管に加わる引き込み荷重を大幅に低減す
ることにより、樹脂管が降伏したり、過剰な変形を生じ
たり、破断したりすることのない樹脂管の推進工法を得
ること。 【解決手段】 樹脂管11に所定の間隔でストッパ部材
12を設け、ワイヤ21に設けた係止部材22をストッ
パ部材12に係止させてワイヤ21を牽引し、樹脂管1
1を先導孔2内に引き込んで敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に敷設されて
建造物などへガス、水道、電力ケーブル、通信用ケーブ
ル等を供給するための樹脂管の推進工法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近時、地中に敷設して建造物などへガ
ス、水道、電力ケーブル、通信用ケーブル等を供給する
配管に、可撓性を有する合成樹脂管(以下、樹脂管とい
う)が用いられている。図14は従来の樹脂管の推進工
法の一例を示すもので、1は地盤、2は地盤1に掘削さ
れた先導孔、3は樹脂管、4は樹脂管3に連結された先
導管である。
【0003】上記のような樹脂管の推進工法において
は、先導孔2の送り出し側(以下、図の右側を云い、こ
の送り出し側方向を後側という)において、樹脂管3の
先端部にスイベルジョイント5を介して先導管4の一端
を連結し、先導管4の他端に設けた削進機を送り出し側
から先導孔2内に送り出して前進させ、引き込み側(以
下、図の左側を云い、この引き込み側方向を前側とい
う)から引き出す。そして、先導管4を牽引してこれに
連結した樹脂管3を推進させ、先端部を引き込み側から
引き出して先導孔2内に敷設する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の樹
脂管の推進工法においては、先導管4による樹脂管3の
引き込みの全荷重が樹脂管3の先端部に加わるため、樹
脂管3が降伏したり、過剰な変形を生じたり、さらには
破断することがあり、樹脂管3への推進工法の適用の障
害になっていた。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、樹脂管に加わる引き込み荷重を大幅に低
減することにより、樹脂管が降伏したり、過剰な変形を
生じたり、破断したりすることのない樹脂管の推進工法
を得ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂管の推
進工法は、ガス、水道等を供給するための樹脂管を先導
孔内に引き込んで敷設する推進工法において、前記樹脂
管に所定の間隔でストッパ部材を設け、ワイヤに設けた
係止部材を前記ストッパ部材に係止させて前記ワイヤを
牽引し、前記樹脂管を前記先導孔内に引き込んで敷設す
るようにしたものである。
【0007】また、本発明に係る樹脂管の推進工法は、
コイル状に巻回した中空の螺旋状部材を前記先導孔内に
引き込むと共に、螺旋状部材の中空部に樹脂管を挿入
し、前記螺旋状部材を回転させて該螺旋状部材と共に前
記樹脂管を推進させ、該樹脂管を先導孔内に敷設するよ
うにしたものである。
【0008】また、上記の螺旋状部材の外周に所定の間
隔又は全長にわたって掘削刃を設け、あるいは、上記の
樹脂管の外周に所定の間隔で突起部を設けたものであ
る。
【0009】さらに、上記の樹脂管の掘進工法におい
て、樹脂管の先端部に連結した先導管による牽引を併用
したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1の説明図である。なお、図14で説明した
従来の技術と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明
を省略する。図において、11は樹脂管で、その長手方
向には、先端部よりやや後側に第1のストッパ部材12
a(以下、単に12と記すことがある)が取付けられ、
その後側には所定の間隔で複数のストッパ部材12b,
…が取付けられている。このストッパ部材12は、例え
ば鋼材、硬質合成樹脂等により円盤状に形成されてお
り、図2に示すように、中心部には樹脂管11が着脱自
在に挿通される挿通穴13が設けられ、上下には後述の
ワイヤが着脱自在に挿入される係止溝14が対向して設
けられている。
【0011】このように構成したストッパ部材12は、
図3(a)に示すように、挿通穴13に樹脂管11を挿
通して管継手17の後側に配設され、あるいは、図3
(b)に示すように、合成樹脂からなり樹脂管11の外
周面に溶着されたストッパ18の後側に配設される。ま
た、図3(c)に示すように、樹脂管11に挿入した硬
質樹脂製のストッパ部材12を直接樹脂管11に溶着す
るなどして取付けられる。なお、ストッパ部材12の樹
脂管11への取付手段は上記に限定するものではなく、
適宜の手段を用いることができる。
【0012】21は樹脂管11を牽引するワイヤやロー
プ等(以下、ワイヤという)で、このワイヤ21には係
止部材22が取付けられている。係止部材22は、図4
(a)に示すように、例えば鋼材、硬質合成樹脂等から
なり、先端部(前側)がストッパ部材12の係止溝14
の幅より大径で、後側が徐々に縮径されたほぼ截頭円錐
状に形成され、中心部にはワイヤ21の挿通穴23が設
けられている。
【0013】この係止部材22はその挿通穴23にワイ
ヤ21が挿通されて、第1の係止部材22aがワイヤ2
1の先端部から先導孔2の長さに対応した位置より後側
に固定されており、さらにその後側には、図4(b)に
示すように、樹脂管11に設けたストッパ部材12の間
隔に対応した間隔で複数の係止部材22b,22c,…
が固定されている。そして、ワイヤ21は、図5に示す
ように、樹脂管11に設けたストッパ部12の係止溝1
4に、係止部材22をその後側に位置させて挿入され、
ワイヤ21を前側に引張ると、ストッパ部材22が係止
部材12に係止するようになっている。
【0014】次に、図1、図6、図7により、本実施の
形態による樹脂管11の敷設について説明する。先ず、
先導孔2の送り出し側の地上において、樹脂管11の先
端部にスイベルジョイント5等により先導管4を連結す
ると共に、樹脂管11に設けた各ストッパ部材12の係
止溝14に、係止部材22を後側に位置させてワイヤ2
1を挿入する。そして、図6に示すように、先端部に削
進機6を備えた先導管4と共に、ワイヤ21を送り出し
側から先導孔2内に引き込んで送り出す。
【0015】先導管4及びワイヤ21が引き込み側に到
達したときは地上に引き出し、地上に設けたウインチな
どでそれぞれ牽引して、先導管4及びワイヤ21により
樹脂管11を先導孔2内に引き込み、先導孔2内を推進
させる。このとき、樹脂管11の先端部に連結した先導
管4は樹脂管11を引張り、係止部22がストッパ部材
12に係止したワイヤ21は樹脂管11を押し出すよう
に作用する。
【0016】先導孔2内を樹脂管11が推進してその先
端部が引き込み側から引き出され、さらに、ストッパ部
材12が引き込み側に現われたときは、図7に示すよう
に、順次ストッパ部材12の係止溝14からワイヤ21
を外し、所定の長さの樹脂管11が地上に引出されて先
導孔2内に樹脂管11が敷設されたときは、樹脂管11
から先導管4を取外すと共に、引き込み側からワイヤ2
1を引き上げる。
【0017】ところで、上記のような樹脂管の推進工法
においては、ワイヤ21をストッパ部材12の係止溝1
4に挿入して係止部材22を係止させているので、作業
中になんらかの理由でワイヤ21が浮き上って係止溝1
4から抜け出すおそれがある。
【0018】そこで、こような場合の対策として、図8
(a)に示すように、ストッパ部材12の係止溝14の
両側に係止溝14と直交する溝15を設け、この溝15
に楔16を挿入して係止部材22を固定し、係止溝14
からのワイヤ21の脱出を防止するようにした。すなわ
ち、図8(b)に示すように、ストッパ部材12の係止
溝14にワイヤ21を挿入して係止部材22をストッパ
部材12の後面に当接させ、係止部材22の上面に沿っ
て楔16を前進させて溝15に圧入し、係止部材22を
固定したものである。
【0019】このように構成することにより、作業中に
若しワイヤ21が浮き上がっても、ストッパ部材12の
係止溝14から抜け出すことがないので、係止部材22
がストッパ部材12から外れることはない。なお、樹脂
管11が先導孔2内を推進してストッパ部材12が引き
込み側に達したときは、楔16を除去してワイヤ21、
したがって係止部材22をストッパ部材12から取り外
す。
【0020】次に、本実施の形態に係る他の樹脂管の推
進工法について説明する。本推進工法は、図9(a)に
示すように、ワイヤ21の先端部から先導孔2の長さに
対応した位置より後側に1個の係止部材21を固定して
おき、この係止部材22を先ず樹脂管11の先端部側に
設けたストッパ部材12aに係止させる。そして、前述
の要領で先導管4とワイヤ21とにより樹脂管11を先
導孔2内に引き込み、推進させる。
【0021】樹脂管11が先導孔2内に推進して先端部
側のストッパ部材12aが引き込み側から地上に引き出
されたら牽引を中止し、図9(b)に示すように、係止
部材22をストッパ部材12から外して、送り出し側に
設けたウインチなどによりワイヤ21を巻き戻す。ワイ
ヤ21を所定の長さ(ストッパ部材12aと12bの間
隔より若干長い長さ)に巻き戻したときは、ワイヤ21
を再び引き込み側のウインチなどにより巻き取る。
【0022】ワイヤ21が巻き取られると、図9(c)
に示すように、係止部材22が次のストッパ部材12b
に係止するので、引続き先導管4及びワイヤ21を牽引
して樹脂管11を推進させる。このような作業を繰り返
すことにより、樹脂管11を逐次推進させて先導孔2内
に敷設する。なお、なんらかの理由でワイヤ21がスト
ッパ部材12の係止溝14から外れたときは、ワイヤ2
1を若干巻き戻して再び巻き取ることにより、ワイヤ2
1を係止溝14に嵌入して再びストッパ部材12に係止
部材22を係止させることができる。
【0023】上記の説明では、ストッパ部材12に2か
所の係止溝14を設けた場合を示したが、係止溝14は
等間隔で3か所又はそれ以上設けてもよい。また、施工
にあたり、1本のワイヤ21をストッパ部材12の係止
溝14に挿入して係止部材22を係止させた場合を示し
たが、樹脂管11に均等に荷重を負担させて先導孔2内
をスムーズに推進させるためには、それぞれ係止部材2
2を取付けたワイヤ21を2本又は3本以上用い、スト
ッパ部材12に設けた2か所又は3か所以上の係止溝1
4にそれぞれワイヤ21を挿入して、複数の係止部材2
2をストッパ部材12に係止させることが望ましい。
【0024】さらに、ストッパ部材12及び係止部材2
2の構造も図示のものに限定するものではなく、樹脂管
11の長手方向においてワイヤ21に設けた係止部材2
2を着脱可能に係止しうるものであれば、例えば樹脂管
11の管継手を利用するなど、適宜変更することができ
る。
【0025】また、樹脂管11を先導管4とワイヤ21
の両者で牽引して推進させる場合を示したが、先導管4
を省略し、係止部材22を備えたワイヤ21だけで樹脂
管11を牽引するようにしてもよい。ただし、この場合
はワイヤ21を2本以上用い、1本のワイヤ21を樹脂
管11の先端部に取付けた第1のストッパ部材12の係
止溝14に挿入して係止部材22を係止させ、他のワイ
ヤ21はこれより後方に設けた第2、第3…のストッパ
部材12の係止溝14に挿入して係止部材22を係止さ
せ、これら第1、第2…のストッパ部材12に係止した
ワイヤ21で牽引することが必要である。
【0026】上記の説明から明らかなように、本実施の
形態においても、先導孔2内に樹脂管11を推進させる
にあたり、先導管4とワイヤ21の両者により樹脂管1
1を牽引するようにしたので、樹脂管11に加わる引き
込み荷重をこれらで分担させることができる。このた
め、樹脂管11自身が負担する荷重が低減されるので、
樹脂管11の過剰な変形や破断等を防止することができ
る。
【0027】[実施の形態2]図10は本発明の実施の
形態2の説明図で、1は地盤、2は地盤1に掘削した先
導孔である。25は例えば棒鋼をコイル状に巻回した中
空の螺旋状部材で、その外径は先導孔2の内径とほぼ等
しく形成されている。28は先導孔2の発進側の地上に
設けられた回転駆動装置で、螺旋状部材25を正方向又
は逆方向に回転させる。
【0028】上記のように構成した本実施の形態におい
ては、螺旋状部材25の先端部を送り出し側から先導孔
2内に押し込むと共に、その中空部内に樹脂管11を挿
入する。そして、回転駆動装置28を正方向に回転させ
ると、螺旋状部材25はそのねじ作用により先導孔2内
を前進し、これに伴って樹脂管11は螺旋状部材25内
をすべって前進力が付与され、推進する。
【0029】そして、図11に示すように、樹脂管11
が引き込み側から所定長さ引き出されたときは、樹脂管
11を固定して回転駆動装置28を逆方向に回転させ、
螺旋状部材25を後退させて樹脂管11を先導孔2内に
残置した状態で送り出し側に戻し、外部に取出す。これ
により、樹脂管11を先導孔2内に敷設することができ
る。
【0030】なお、螺旋状部材25を回転駆動装置28
によりあらかじめ先導孔2の全長にわたって設置してお
き、送り出し側に樹脂管11の先端部に挿入して螺旋状
部材25をその位置に保持した状態で回転させれば、樹
脂管11は螺旋状部材25内をすべって前進し、引き込
み側に達したときは前述のように螺旋状部材25を後退
させて送り出し側から取出せば、樹脂管11は先導孔2
内に敷設される。
【0031】本実施の形態は、上述のように中空の螺旋
状部材25内に樹脂管11を挿入して螺旋状部材25を
回転させ、樹脂管11を推進させて先導孔2内に敷設す
るようにしたので、樹脂管11にはほとんど引き込み荷
重がかからない。このため、樹脂管11の過剰な変形や
破断を防止することができ、スムーズに推進させること
ができる。
【0032】図12は本実施の形態の他の例の説明図で
ある。本例は、螺旋状部材25に長手方向に所定の間隔
又は全長にわたって掘削刃26を設けたものである。本
例における樹脂管11の推進工法は上述の場合と同様で
あるが、螺旋状部材25の回転にあたって掘削刃26が
先導孔2の内壁に食い込むため、螺旋状部材25の前進
及び後退がより容易かつ確実になる。
【0033】図13は本実施の形態のさらに他の例の説
明図である。本例は、樹脂管11の長手方向に所定の間
隔で、例えば、螺旋状部材25の内径とほぼ等しい外径
で螺旋状部材25に摺接するリング状の突起部27を取
付けたものである。このように構成したことにより、螺
旋状部材25の回転によってこれに摺接する突起部27
を押し出すため、樹脂管11をよりスムーズに推進させ
ることができる。この突起部27は図示のものに限定す
るものではなく、例えば、樹脂管11の継手部の外径を
螺旋状部材25の内径とほぼ等しく形成し、この継手部
を利用して樹脂管11を押し出すなど、適宜変更するこ
とができる。なお、図12、図13の例は適宜組合わせ
て実施することができる。
【0034】上記の説明では、螺旋状部材25の中空部
内に樹脂管11を挿入し、螺旋状部材25を回転させ
て、樹脂管11を自動的に推進させる場合について説明
したが、実施の形態1で説明したように、樹脂管11の
先端部に先導管4を連結し、螺旋状部材25の回転と同
期して先導管4を牽引するようにすれば、よりスムー
ズ、かつ短時間に樹脂管11を推進させることができ
る。このように構成しても、先導管4によって樹脂管1
1に加わる引き込み荷重は、螺旋状部材25による樹脂
管11の推進によって低減されるので、樹脂管11に大
きな引き込み荷重が加わることはない。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る樹脂管の推進工法は、樹脂
管に所定の間隔でストッパ部材を設け、ワイヤに設けた
係止部材をストッパ部材に係止させてワイヤを牽引し、
樹脂管を先導孔内に引き込んで敷設するようにしたの
で、樹脂管自身が負担する荷重が低減され、樹脂管の過
剰な変形や破断等を防止することができる。
【0036】また、本発明に係る樹脂管の推進工法は、
コイル状に巻回した中空の螺旋状部材を先導孔内に引き
込むと共に、この螺旋状部材の中空部に樹脂管を挿入
し、螺旋状部材を回転させて螺旋状部材と共に樹脂管を
推進させ、樹脂管を先導孔内に敷設するようにし、樹脂
管自身にほとんど引き込み荷重がかからないようにした
ので、樹脂管をスムーズに推進させることができ、過剰
な変形や破断等を生ずることがない。
【0037】上記の螺旋状部材の外周に所定の間隔又は
全長にわたって掘削刃を設け、螺旋状部材の回転にあた
って掘削刃を先導管の内壁に食い込ませるようにしたの
で、螺旋状部材の前進及び後退がより容易かつ確実にな
る。
【0038】上記の樹脂管の外周に所定の間隔で螺旋状
部材に摺接する突起部を設け、螺旋状部材の回転によっ
て突起部を押し出すようにしたので、樹脂管をよりスム
ーズに推進させることができる。
【0039】上記の樹脂管の先端部に連結した先導管の
牽引を併用して樹脂管を推進させるようにしたので、樹
脂管に大きな引き込み荷重をかけることなく、スムーズ
に推進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の説明図である。
【図2】図1のストッパ部材の一例の斜視図である。
【図3】ストッパ部材の樹脂管への取付例を示す説明図
である。
【図4】図1の係止部材及びそのワイヤへの取付例を示
す説明図である。
【図5】係止部材のストッパ部材への係止状態を示す説
明図である。
【図6】実施の形態1の作用説明図である。
【図7】実施の形態1の作用説明図である。
【図8】実施の形態1の要部の他の例の説明図である。
【図9】実施の形態1のさらに他の例の作用説明図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態2の説明図である。
【図11】実施の形態2の作用説明図である。
【図12】実施の形態2の他の例の説明図である。
【図13】実施の形態2のさらに他の例の説明図であ
る。
【図14】従来の樹脂管の掘進工法の一例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 地盤 2 先導孔 4 先導管 11 樹脂管 12 ストッパ部材 21 ワイヤ 22 係止部材 25 螺旋状部材 26 掘削刃 27 突起部 28 回転駆動装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス、水道等を供給するための樹脂管を
    先導孔内に引き込んで敷設する推進工法において、 前記樹脂管に所定の間隔でストッパ部材を設け、ワイヤ
    に設けた係止部材を前記ストッパ部材に係止させて前記
    ワイヤを牽引し、前記樹脂管を前記先導孔内に引き込ん
    で敷設することを特徴とする樹脂管の推進工法。
  2. 【請求項2】 ガス、水道等を供給するための樹脂管を
    先導孔内に引き込んで敷設する推進工法において、 コイル状に巻回した中空の螺旋状部材を前記先導孔内に
    引き込むと共に、螺旋状部材の中空部に樹脂管を挿入
    し、前記螺旋状部材を回転させて該螺旋状部材と共に前
    記樹脂管を推進させ、該樹脂管を先導孔内に敷設するこ
    とを特徴とする樹脂管の推進工法。
  3. 【請求項3】 螺旋状部材に所定の間隔又は全長にわた
    って掘削刃を設けたことを特徴とする請求項2記載の樹
    脂管の推進工法。
  4. 【請求項4】 樹脂管の外周に所定の間隔で突起部を設
    けたことを特徴とする請求項2又は3記載の樹脂管の推
    進工法。
  5. 【請求項5】 樹脂管の先端部に連結した先導管による
    牽引を併用したことを特徴とする請求項1,2,3,4
    の何れかに記載の樹脂管の推進工法。
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