JPH068496U - 推進ユニット - Google Patents
推進ユニットInfo
- Publication number
- JPH068496U JPH068496U JP4801892U JP4801892U JPH068496U JP H068496 U JPH068496 U JP H068496U JP 4801892 U JP4801892 U JP 4801892U JP 4801892 U JP4801892 U JP 4801892U JP H068496 U JPH068496 U JP H068496U
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- JP
- Japan
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- pipe
- excavation
- propulsion
- stabilizer
- head
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 掘削管本体3Aの先端側に掘削ヘッド22を
回転自在に設けるとともに、掘削管本体3Aの外周部
に、掘削ヘッド22の回転に伴う掘削管本体3Aのロー
リングを阻止するためのスタビライザー23を設けてな
る掘削管3と、掘削管3に後続する推進管本体4Aを設
けるとともに、推進管本体4Aの外周部に滑材噴出口2
4を設けてなる推進管4とから構成してある。そして、
前記スタビライザー23には、滑材噴出口24に連結す
る配管Pを着脱自在に取付ける配管取付け部22を設け
てある。 【効果】 掘削ヘッド周りや、拡大リーマ周りに滑材を
充分供給することができて掘削抵抗を小さくでき、しか
も、そのように掘削抵抗を小さくできるように構成する
に際し、作業の手間や部品管理の手間がかからない。
回転自在に設けるとともに、掘削管本体3Aの外周部
に、掘削ヘッド22の回転に伴う掘削管本体3Aのロー
リングを阻止するためのスタビライザー23を設けてな
る掘削管3と、掘削管3に後続する推進管本体4Aを設
けるとともに、推進管本体4Aの外周部に滑材噴出口2
4を設けてなる推進管4とから構成してある。そして、
前記スタビライザー23には、滑材噴出口24に連結す
る配管Pを着脱自在に取付ける配管取付け部22を設け
てある。 【効果】 掘削ヘッド周りや、拡大リーマ周りに滑材を
充分供給することができて掘削抵抗を小さくでき、しか
も、そのように掘削抵抗を小さくできるように構成する
に際し、作業の手間や部品管理の手間がかからない。
Description
【0001】
本考案は、掘削管本体の先端側に掘削ヘッドを回転自在に設けるとともに、前 記掘削管本体の外周部に、前記掘削ヘッドの回転に伴う前記掘削管本体のローリ ングを阻止するためのスタビライザーを設けてなる掘削管と、前記掘削管に後続 する推進管本体を設けるとともに、前記推進管本体の外周部に滑材噴出口を設け てなる推進管とから構成してある推進ユニットに関し、つまり、掘削管本体内に は掘削ヘッドを回転駆動するための機構を形成してあるために、滑材流路を形成 するスペースがなく、そのために、推進管本体の滑材噴出口までしか滑材流路が 形成されていないものである。
【0002】
従来、上記の推進ユニットにおいては、滑材噴出用ノズルを前記滑材噴出口に 直接取り付けてあった。
【0003】
しかしながら、上記従来の技術によれば、ノズルを前記滑材噴出口に直接取り 付けてあったために、ノズルから掘削ヘッドまでの距離が長くなり、掘削ヘッド 周りや、その掘削ヘッドを取り外して装着した拡大リーマ周りに供給される滑材 の量が不充分になって、掘削抵抗を小さくすることが困難であるという欠点があ った。 この欠点を解消するために、配管を掘削管に沿って取付けて、その一端部を滑 材噴出口に連結するとともに、他端部を掘削ヘッドの近傍に位置させ、その他端 部にノズルを設けることも考えられるが、この場合、配管を取付ける際に前記ス タビライザーが邪魔になるために、そのスタビライザーをいちいち取り外してか ら前記配管をスタビライザー取付部に取り付けるか、又は、スタビライザーとは 別の箇所に取付部を形成して取付けなければならなくなって作業性が悪く、しか も、配管を掘削管に取付けるための専用の取付け金具が必要で部品管理にも手間 がかかるという欠点がある。尚、スタビライザーを取り外して配管と取り換える 場合は、推進ユニットに地中を推進させて地中穴を形成しようとする場合には、 推進ヘッドがローリングして推進精度が悪くなるという欠点がある。 本考案は、上記の欠点を解消し、掘削ヘッドに地中を推進させて地中穴を形成 するときと、その地中穴を拡大リーマで拡径するときとの両方の場合ともに、ノ ズルを掘削ヘッドや拡大リーマの近傍に位置させることができ、しかもそのよう に位置させるに際し、作業や部品管理に手間がかからない推進ユニットを提供す ることを目的とする。
【0004】
上記の目的を達成するために、本考案にかかる推進ユニットは、滑材噴出口に 連結する配管を着脱自在に取付ける配管取付け部を前記スタビライザーに設けて あることを特徴とし、その作用効果は次の通りである。
【0005】
つまり、滑材噴出口に連結する配管を着脱自在に取付ける配管取付け部を前記 スタビライザーに設けてあるから、この配管取付け部に配管を取付けることで、 掘削ヘッドに地中を推進させて地中穴を形成するときと、その地中穴を拡大リー マで拡径するときとの両方の場合ともに、配管の一端部を掘削ヘッドや拡大リー マの近傍に位置させてそこにノズルを取付けることができ、掘削ヘッド周りや、 その掘削ヘッドを取り外して装着した拡大リーマ周りに滑材を充分供給できて、 掘削抵抗の増大を防止できる。 この場合、配管取付け時にいちいちスタビライザーを取り外さなくてもよいか ら取付作業に手間がかからず、しかも、前記配管取付け部を、例えば、スタビラ イザーに配管挿通用の貫通孔を形成して構成すれば専用の取付け金具も不要でそ の部品管理に手間がかかることもない。
【0006】
従って、掘削ヘッドに地中を推進させて地中穴を形成するときと、その地中穴 を拡大リーマで拡径するときとの両方の場合ともに、掘削ヘッド周りや、拡大リ ーマ周りに滑材を充分供給することができて掘削抵抗の増大を防止でき、しかも 、そのように掘削抵抗の増大を防止できるように構成するに際し、作業の手間や 部品管理の手間がかからないから、全体として作業性に非常に優れた推進ユニッ トを提供することができた。
【0007】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に、推進工法用の推進装置2によって、第1施工ピットAと第2施工ピッ トBとの間に地中穴を形成している状態を示してある。
【0008】 前記推進装置2は、土中を推進して地中穴を形成する推進ユニット5と、第1 施工ピットAの地上部外方に設置した推進ユニット巻装用ドラム6と、前記推進 ユニット5を押圧しながら地中に送り込み、或いは、地中から引き戻すための押 圧機構7とからなる。
【0009】 前記推進ユニット5は、先端に掘削ヘッド22を備えた掘削管3と、この掘削 管3に後続する複数の推進管4とを、継手部を介して屈曲自在に予め連結して構 成してある。
【0010】 前記押圧機構7は第1施工ピットAの底部に設置してあり、クランパ7aと押 圧シリンダ7bとの組合せからなる。この押圧機構7へは、推進ユニット巻装用 ドラム6から推進ユニット5をガイドローラー8経由で供給するようにしてある 。そして、推進ユニット5をクランプ装置7aにてクランプしつつ押圧シリンダ 7bを前進作動させることで、推進ユニット5を前進作動させ、また、クランプ 装置7aを解除したまま押圧シリンダ7bを後進作動させることで、推進ユニッ ト5の新たな部分のクランプの準備を行わせ、この繰り返しによって、前記推進 ユニット5の推進のための後方からの押圧を行うようになっている。図中9は、 施工ピットAの側壁を内側から支持する支持ジャッキである。なお、推進ユニッ ト5を後退作動させる場合は、上記とは逆の作動をさせる。
【0011】 前記推進ユニット5の先端部側の構成について詳述すると、図2に示すように 、掘削管3の掘削管本体3Aから延出した駆動回転可能な回転駆動軸14に掘削 ヘッド22を取り付け、前記掘削管本体3Aの外周部に、掘削ヘッド22の回転 に伴う掘削管本体3Aのローリングを阻止するためのスタビライザー23を設け 、掘削管3に後続する推進管本体4Aの外周部に滑材噴出口24を設けてある。 前記スタビライザー23は、複数の羽根部材27を周方向等間隔で軸芯方向に沿 って前記外周部に取付けて構成してある。そして、前記滑材噴出口24に連結す る配管Pを取付けるための配管取付け部25をスタビライザー23の羽根部材2 7に設け、この配管取付け部25に前記配管Pを着脱自在に取り付けて、配管P の先端部にノズル30を取り付けてある。なお、前記配管取付け部25は、羽根 部材27に、その軸芯方向に沿って貫通孔26を形成して成る。地中穴の掘削は 、上記のようにノズル30をできるだけ推進ユニット5の先端部側に位置させた 状態で、そこから滑材を噴出しながら行う。
【0012】 図3に、第1施工ピットA側に設置した推進工法用の推進装置2と、第2施工 ピットB側に設置した埋設用管の地中引き込み設備1を示してある。この図は、 図1の工程の後工程を示しており、推進装置2によって地中穴を掘削した後、推 進ユニット5に埋設用コルゲート管11を連結し、その状態で推進ユニット5を 引き戻しながらコルゲート管11を地中に埋設している状態を示している。
【0013】 前記引き込み設備1側の第2施工ピットBの地上外方には、埋設管巻装用ドラ ム10を設置してあり、この埋設管巻装用ドラム10には、埋設管としてのコル ゲート管11を巻き取ってある。前記第2施工ピットBの入口にはガイドローラ ー12を設けてあり、前記埋設管巻装用ドラム10から巻き戻すコルゲート管1 1は、このガイドローラー12により、第2施工ピットB内へ案内するようにな っている。コルゲート管11は、後述するように、第1施工ピットAから第2施 工ピットB側へ貫通した推進ユニット5側に地中引き込み装置13を介して連結 してあり、押圧機構7を逆作動させることによって、土中から引き抜かれる推進 ユニット5に替わって土中に引き込まれるようになっている。
【0014】 コルゲート管11を地中に引き込む場合、図4に示すように、掘削管3から掘 削ヘッドを取り外して、そこに埋設管の地中引き込み装置13の一端部を連結し た状態にする。前記地中引き込み装置13を構成するに、掘削ヘッド22によっ て形成された地中穴50を拡径するための拡大リーマ15と、掘削排土16及び 掘削時に使用する滑材を排出するための塩化ビニル製の排出管17とを、埋設管 連結具18の両端部にそれぞれ連結するとともに、排出管17の一方の端部に、 掘削排土16及び滑材を吸引するための吸引装置19を接続してある(図3)。
【0015】 前記拡大リーマ15は、円筒状のリーマ本体部20に、周方向(つまり、地中 穴50の周方向)に4箇所、等間隔に刃部21を設けて構成してあり、互いに隣 接する掘削部21間で地中穴50の長手方向には、掘削排土16と、掘削時に使 用する滑材とを排出させるための排出用空間49を貫通した状態で形成してある 。 推進ユニット5とコルゲート管11との連結部について説明すると、拡大リー マ15のリーマ本体部20を駆動軸14に外嵌してボルト連結し、他方、筒状の 連結具18をコルゲート管11に挿入し、連結具18の周部に分散させて取り付 けた係止金具28をコルゲート管11の内面凸部に係止させてコルゲート管11 に連結してある。図1における地中穴掘削時と同様に、ノズル30は推進ユニッ ト5の先端部側に位置させて、拡大リーマ15の刃部21に向けて滑材を噴射す るようにしてある。
【0016】 上記のように連結した後、駆動軸14を駆動させて拡大リーマ15を回転させ ながら推進ユニット5を土中から引き抜いていき、それとともに、吸引装置19 を作動させて、空気をコルゲート管11の端部から、各係止金具28の間を通過 させ、掘削排土16と滑材とを排出管17内に導いて地中外に排出する。
【0017】 〔別実施例〕 図5に示すように、スタビライザー23の羽根部材27の一部を左右一対の分 割羽根部材27Aで構成して、この一対の分割羽根部材27A間に前記配管取付 け部25を形成するように構成したり、図6に示すように、一枚のスタビライザ ー23の羽根部材27の側面を前記配管取付け部25として前記側面に配管Pを 取付けるように構成したりしてもよい。図中29は、取付け金具である。 前記排出管17は、金属製のものであってもよい。
【0018】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】推進工法用推進装置の全体図
【図2】推進ユニットの先端部の一部切り欠き側面図
【図3】推進工法用推進装置と埋設用管の地中引き込み
設備との全体図
設備との全体図
【図4】拡大リーマ周りの断面図
【図5】別実施例の正面図
【図6】別実施例の正面図
3 掘削管 3A 掘削管本体 4 推進管 4A 推進管本体 22 掘削ヘッド 23 スタビライザー 24 滑材噴出口 P 配管
Claims (1)
- 【請求項1】 掘削管本体(3A)の先端側に掘削ヘッ
ド(22)を回転自在に設けるとともに、前記掘削管本
体(3A)の外周部に、前記掘削ヘッド(22)の回転
に伴う前記掘削管本体(3A)のローリングを阻止する
ためのスタビライザー(23)を設けてなる掘削管
(3)と、前記掘削管(3)に後続する推進管本体(4
A)を設けるとともに、前記推進管本体(4A)の外周
部に滑材噴出口(24)を設けてなる推進管(4)とか
ら構成してある推進ユニットであって、 前記滑材噴出口(24)に連結する配管(P)を着脱自
在に取付ける配管取付け部(25)を前記スタビライザ
ー(23)に設けてある推進ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4801892U JPH068496U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 推進ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4801892U JPH068496U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 推進ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068496U true JPH068496U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12791574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4801892U Pending JPH068496U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 推進ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068496U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540876A (ja) * | 2005-05-07 | 2008-11-20 | マイヤー&ヨーン ゲー・エム・ベー・ハー&コムパニーケー・ゲー | 管の非開削敷設方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01131794A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-24 | Iseki Poly Tech Inc | 管路構築方法および装置ならびにシールド型トンネル掘削機 |
JPH0296088A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-06 | Osaka Bosui Constr Co Ltd | 地盤内を水平方向に打撃推進される鋼管の方向修正装置 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4801892U patent/JPH068496U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01131794A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-24 | Iseki Poly Tech Inc | 管路構築方法および装置ならびにシールド型トンネル掘削機 |
JPH0296088A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-06 | Osaka Bosui Constr Co Ltd | 地盤内を水平方向に打撃推進される鋼管の方向修正装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540876A (ja) * | 2005-05-07 | 2008-11-20 | マイヤー&ヨーン ゲー・エム・ベー・ハー&コムパニーケー・ゲー | 管の非開削敷設方法 |
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