JP2001098602A - 排水装置 - Google Patents

排水装置

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JP2001098602A
JP2001098602A JP27943899A JP27943899A JP2001098602A JP 2001098602 A JP2001098602 A JP 2001098602A JP 27943899 A JP27943899 A JP 27943899A JP 27943899 A JP27943899 A JP 27943899A JP 2001098602 A JP2001098602 A JP 2001098602A
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JP
Japan
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drainage
drain
fitting
plate
drainage plate
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JP27943899A
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English (en)
Inventor
Eiji Suzuki
栄治 鈴木
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貴重品の流出防止用排水目皿のガタ付きを無
くし、しかも既存の排水装置にもそのゴム栓に代えて排
水目皿を装着出来る排水装置を提供する。 【解決手段】洗面器などの水回り容器に取付けられた排
水金具と、この排水金具の排水口部に装着され複数の小
孔が開設された排水目皿とを具備した排水装置におい
て、排水目皿の側周面を傾斜させて排水口部内周の傾斜
面と合致させると共に排水目皿の上面部を排水金具の上
端開口面より僅かに下方に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面器などの水回
り容器の排水装置、特に指輪やコンタクトレンズなどの
貴重品が流出しない様に目皿を備えた排水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の排水装置は、排水金具の排水口部
にゴム栓などが装着出来洗面器などに水を溜めるように
なっているが、実際に排水口部にゴム栓を装着して洗面
器などに水を溜めて洗顔或は手を洗うケースは少なく、
誤って指輪やコンタクトレンズを紛失してしまうケース
があった。
【0003】これを防ぐために、排水金具の排水口部に
半球状の網部材を装着したり、図7に示すように排水金
具30の排水口部に段部31を加工してこの段部31に
平板状の排水目皿32を装着し、貴重品の流出を防いで
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者の場
合では、網目が細かいため貴重品はもとよりゴミや髪の
毛なども掛止して網目が塞がれて排水できなくなってし
まったり、排水の勢いで網部材が傾いたりして貴重品が
流出することもある。
【0005】また、後者の場合では、段部底面で排水目
皿を受けているので排水目皿が少しでも変形すると排水
目皿がガタついて隙間が生じこの隙間より貴重品が流出
したりするうえ、排水目皿が少しでも排水金具の入口上
端面より上に有ると容器内に排水が溜まってしまう。更
に、平板状の排水目皿では既存のゴム栓式などの排水金
具に装着できない為、平板状排水目皿取付専用の排水金
具に取り替える必要があり、工事が大変でコストが高く
つく。
【0006】本発明はこのような不都合を解決し、貴重
品の流出防止用排水目皿のガタ付きを無くし、しかも既
存の排水装置にもそのゴム栓に代えて排水目皿を装着出
来る排水装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、洗面器などの水回り容器に取付けられ
た排水金具と、この排水金具の排水口部に装着され複数
の小孔が開設された排水目皿とを具備した排水装置にお
いて、上記排水目皿の側周面を傾斜させて上記排水口部
内周の傾斜面と合致させると共に該排水目皿の上面部を
上記排水金具の上端開口面より僅かに下方に位置させた
ことを特徴としている。
【0008】このようにすることで、排水金具の傾斜に
沿って目皿の傾斜部分が嵌まり込むをもって目皿のガタ
付きを無くすことが出来、しかも排水目皿の上面部を排
水金具の上端開口面より僅かに下方に位置させることで
水回り容器の水は排水目皿に阻害されること無く確実に
排水でき、更に、既存の既存のゴム栓式などの排水金具
にそのまま排水目皿を装着できる。
【0009】
【実施の態様】排水目皿を、上面部を塞いだ有底筒状に
形成しその側周面を傾斜させて排水口部内周の傾斜面と
合致させると共に上面部に小孔を開設することが好まし
く、この様にすれば排水目皿の体積が少なくて軽量に出
来ると共に、小孔の長さが短くなって小孔の通水抵抗が
小さくなり、排水能力を高く出来る。
【0010】又、排水目皿の上面部に上方に膨出する摘
み部を設ければ、傾斜面度同志で密着した状態で排水目
皿の上面部が排水金具の上端開口面より僅かに下方に位
置しているにも拘わらずこの摘み部を掴むことで排水目
皿を排水金具から簡単に取り外すことが出来、排水目皿
に引っかかった貴重品やゴミを取り除くことが容易で好
ましい。
【0011】排水目皿の側周面に周方向に溝部を設け、
この溝部にリング状弾性部材を装着すれば排水目皿を排
水金具に装着するに際して排水金具に対して納まりが良
く、排水目皿の製作公差を厳しくしなくて済む。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
説明すると、図1は本発明の排水装置を示す断面図、図
2は外観斜視図、図3は要部を示す断面図、図4は排水
目皿の平面図、図5は排水目皿の断面図、図6は排水目
皿の他の実施例を示す断面図である。
【0013】図1乃至図5において、Aは本発明の排水
装置であって、洗面器などの水回り容器1のボール面2
最下端部に開設した開口3には筒状の排水金具4が取付
けられている。
【0014】この排水金具4の上端部には外方に広がり
水回り容器1の開口3周縁部に係合するるフランジ部5
が設けられると共にこのフランジ部5から下方に筒部6
が連設されており、筒部6の下端部にはトラップ7が形
成された排水管8が接続される。
【0015】排水金具4の内周面は上方が広く下方に向
かって先細り状の傾斜面9となった排水口部10が形成
され、この排水口部10には図3に示すように複数の小
孔11、この例では指輪などが掛止する5〜10φ小孔
が7個開設された排水目皿12が装着されている。
【0016】この排水目皿12は真鍮棒などの金属製あ
るいは、ポリエチレン等の合成樹脂製で、上面部13を
塞いだ有底筒状に形成しその側周面14を傾斜させて排
水口部10の傾斜面9と合致させると共に上面部13に
は小孔11が開設される。そして、排水目皿12の上面
部13を排水金具4の上端開口面15より僅かに下方に
位置させている。
【0017】而して、水回り容器1に設置された水栓
(図示せず)を開いて吐水し、洗顔、手洗いなど行うの
であるが、万一指輪やコンタクトレンズなどを水回り容
器1内に落としても排水目皿12の小孔11にこれらが
引っかかって排水管8へ流出することが防止される。
【0018】しかも排水目皿12の上面部13を排水金
具4の上端開口面15より僅かに下方に位置させること
で、水回り容器1の水は排水目皿12に阻害されること
無く確実に排水される。
【0019】排水目皿12は排水金具4の傾斜面9に沿
って排水目皿12の側周面14の傾斜部分が嵌まり込む
をもって排水目皿12のガタ付きもない。
【0020】更に、既存の既存のゴム栓式などの排水金
具にそのまま排水目皿12を装着できる。
【0021】この例のように排水目皿12を、上面部1
3を塞いだ有底筒状に形成すれば排水目皿12の体積が
少なくて軽量に出来ると共に、小孔11の長さが短くな
って小孔11の通水抵抗が小さくなり、排水能力を高く
出来る。
【0022】次に、図6に示す第2実施例について説明
すると、排水目皿12は真鍮棒などの金属製あるいは、
ポリエチレン等の合成樹脂製で逆円錐台形状の厚肉に形
成され、その上面部13には上方に膨出する摘み部16
が設けられている。
【0023】又、排水目皿12の傾斜した側周面14に
は周方向に溝部17を設け、この溝部16にOリングな
どのリング状弾性部材18を装着している。
【0024】この排水目皿12に開設された小孔11
は、通水抵抗を減らすために、上面部13側は小径の小
径部19となっており、段部20を介して下面側は大径
の大径部21となっている。
【0025】そして、この排水目皿12は第1実施例と
同様に、排水金具4の先細り状の傾斜面9に排水目皿1
2の上面部13が排水金具4の上端開口面15より僅か
に下方に位置させて装着される。
【0026】而して、第1実施例と同様に水回り容器に
設置された水栓(図示せず)を開いて吐水し、洗顔、手
洗いなど行うのであるが、万一指輪やコンタクトレンズ
などを水回り容器内に落としても排水目皿12の小孔1
1の小径部19にこれらが引っかかって排水管8へ流出
することが防止され、しかも排水目皿12の上面部13
を排水金具4の上端開口面15より僅かに下方に位置さ
せることで、水回り容器1の水は排水目皿12に阻害さ
れること無く確実に排水され、且つ排水目皿12は排水
金具4の傾斜面9に沿って排水目皿12の側周面14の
傾斜部分が嵌まり込むをもって排水目皿12のガタ付き
もない。
【0027】また、排水目皿12の側周面14に周方向
に溝部17を設け、この溝部17にリング状弾性部材1
8を装着しているので、排水目皿12を排水金具4に装
着するに際して弾性部材18の弾力によって排水金具4
に対して納まりが良く、しかもガタ付きも吸収できて排
水目皿4の製作公差を厳しくしなくても済む。
【0028】又、排水目皿12の上面部13に上方に膨
出する摘み部16を設けているので、傾斜面度同志で密
着した状態で排水目皿4の上面部13が排水金具4の上
端開口面15より僅かに下方に位置しているにも拘わら
ずこの摘み部16を掴んで排水目皿12を排水金具4か
ら簡単に取り外すことが出来、排水目皿12に引っかか
った貴重品やゴミを取り除くことが容易である。
【0029】本発明は上述の実施例に限定されること無
く種々の変形が可能であり、排水目皿の通水抵抗を減少
するために小孔を上面が狭く下面に向かって広がるテー
パー状形状にしても良い。
【0030】又、小孔の平面形状は円形以外に楕円形
状、矩形形状等であっても良い。
【0031】更に、排水目皿を板材を上面又は下面を開
いた断面コの字状にプレス加工し、その側周面を傾斜面
としても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成し、排水目皿
の側周面を傾斜させて排水口部内周の傾斜面と合致させ
たので、安定した状態で排水口部に排水目皿を装着でき
て排水目皿が傾いたりせず、しかも既設のゴム栓が取付
けられた排水装置の排水金具に、ゴム栓に代えて排水目
皿を設置できる。
【0033】又、排水目皿の上面を上記排水口部入口よ
り下方に位置させることで、排水口部に残水が生じな
い。
【0034】更に、排水目皿を有底筒状に形成し、その
上面に小孔を設ければ、小孔の長さが短くて水の抵抗が
少なく、排水性能が損なわれない。
【0035】更に又、排水目皿の上面部に上方に膨出す
る摘み部を設ければ、傾斜面度同志で密着した状態で排
水目皿の上面部が排水金具の上端開口面より僅かに下方
に位置しているにも拘わらずこの摘み部を掴むことで排
水目皿を排水金具から簡単に取り外すことが出来、排水
目皿に引っかかった貴重品やゴミを取り除くことが容易
で好ましい。
【0036】又、更に排水目皿の側周面に周方向に溝部
を設け、この溝部にリング状弾性部材を装着すれば、排
水目皿を排水金具に装着するに際して排水金具に対して
納まりが良く、排水目皿の製作公差を厳しくしなくて済
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排水装置の断面図である。
【図2】同、排水目皿の装着状況を示す斜視図である。
【図3】同、排水目皿の断面図である。
【図4】同、排水目皿の平面図である。
【図5】同、排水目皿の断面図である。
【図6】同、排水目皿の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図7】従来の排水装置を示す断面図である。
【符号の説明】
A・・排水装置 1・・水回り容器 2・・ボール面 3・・開口 4・・排水金具 5・・フランジ部 6・・筒部 7・・トラップ 8・・排水管 9・・傾斜面 10・・排水口部 11・・小孔部 12・・排水目皿 13・・上面部 14・・側周面 15・・上端開口面 16・・摘み部 17・・溝部 18・・リング状弾性部材 19・・小径部 20・・段部 21・・大径部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面器などの水回り容器に取付けられた排
    水金具と、この排水金具の排水口部に装着され複数の小
    孔部が開設された排水目皿とを具備した排水装置におい
    て、上記排水目皿の側周面を傾斜させて上記排水口部内
    周の傾斜面と合致させると共に該排水目皿の上面部を上
    記排水金具の上端開口面より僅かに下方に位置させたこ
    とを特徴とする排水装置。
  2. 【請求項2】上記排水目皿を、上面部を塞いだ有底筒状
    に形成しその側周面を傾斜させて上記排水口部内周の傾
    斜面と合致させると共に上面部に上記小孔部を開設した
    ことを特徴とする請求項1記載の排水装置。
  3. 【請求項3】上記排水目皿の上面部に上方に膨出する摘
    み部を設けたことを特徴とする請求項1乃至2何れか記
    載の排水装置。
  4. 【請求項4】上記排水目皿の側周面に周方向に溝部を設
    け、この溝部にリング状弾性部材を装着したことを特徴
    とする請求項1乃至2何れか記載の排水装置。
JP27943899A 1999-09-30 1999-09-30 排水装置 Pending JP2001098602A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017122347A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 大日化成工業株式会社 シンクの排水口用蓋体

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