JP2001097630A - 薄物単板堆積物の搬出装置 - Google Patents

薄物単板堆積物の搬出装置

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JP2001097630A
JP2001097630A JP27964999A JP27964999A JP2001097630A JP 2001097630 A JP2001097630 A JP 2001097630A JP 27964999 A JP27964999 A JP 27964999A JP 27964999 A JP27964999 A JP 27964999A JP 2001097630 A JP2001097630 A JP 2001097630A
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JP
Japan
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deposit
thin
single plate
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JP27964999A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Minesawa
量彦 嶺澤
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Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折れ曲がり自在な特殊な敷板を不用にして単
板堆積物の取扱いが確実、 容易、コストを低廉と
した。 【解決手段】 薄物単板を昇降テーブル上に敷板を使用
しないでほぼ直方体に整合堆積させた単板堆積物を、敷
板が予めローラーコンベヤの上に待機されている敷板挿
入ステーションに移動させ、この敷板挿入ステーション
において、チエーンに前記単板堆積物の長さより少し長
く設けた所定数のフリーローラーの上に、前記単板堆積
物を載置させた後、このフリーローラーの両側を押さえ
て前記チエーンを回動させることにより、前記単板堆積
物を前記敷板の上に載置させ、この単板堆積物が載置さ
れた敷板を、前記ローラーコンベヤによって搬出させる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に薄物単板、例
えばベニヤ単板などの薄物単板堆積物の搬出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ベニヤ単板などの薄物単板
堆積物の搬出方法としては、ほぼ水平に連続搬送される
搬送方向の直交方向の両側部が波状になった薄物単板、
例えばベニヤ単板を、昇降テーブル上に例えばゴム製の
柔軟性敷板を使用して八字型に折り曲げて堆積の最上面
を略水平にして整合堆積させたほぼ直方体の単板堆積物
を、下部に柔軟性敷板を施したまま下部を水平に戻して
取り出しステーションに移送させていた。この取り出し
ステーションにおいてフォークリフトで搬送させる際、
柔軟性敷板の下からそのままフォーク爪で持ち上げる
と、単板堆積物は変形してしまうため、単板堆積物の上
部に硬質性合板を載せて、この硬質性合板と一緒に単板
堆積物を反転させ、この硬質性合板を下部に位置させて
から単板堆積物をフォーク爪で持ち上げるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術において利用される柔軟性敷板は特殊な材質であり、
合板等のように簡単に入手できるものではなく、また特
殊な材料であるため価格も高価となり取扱いが厄介であ
り、コストもかかるなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄物単板堆
積物の搬出方法は、上記課題を解決することを目的と
し、薄物単板を昇降テーブル上に敷板を使用しないでほ
ぼ直方体に整合堆積させた単板堆積物を、敷板が予めロ
ーラーコンベヤの上に待機されている敷板挿入ステーシ
ョンに移動させ、この敷板挿入ステーションにおいて、
チエーンに前記単板堆積物の長さより少し長く設けた所
定数のフリーローラーの上に、前記単板堆積物を載置さ
せた後、このフリーローラーの両側を押さえて前記チエ
ーンを回動させることにより、前記単板堆積物を前記敷
板の上に載置させ、この単板堆積物が載置された敷板
を、前記ローラーコンベヤによって搬出させるようにし
たことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る薄物単板堆積
物の搬出方法の一実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬
出方法を説明するための展開斜視図である。図2は、本
発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第1ステップを
説明するための概略正面図である。図3は、本発明に係
る薄物単板堆積物の搬出方法の第2ステップを説明する
ための概略正面図である。図4は、本発明に係る薄物単
板堆積物の搬出方法の第3ステップを説明するための概
略正面図である。図5は、本発明に係る薄物単板堆積物
の搬出方法の第4ステップを説明するための概略正面図
である。図6は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方
法の第5ステップを説明するための概略正面図である。
図7は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第6
ステップを説明するための概略正面図である。
【0006】図2に示すように、1は薄物の単板、例え
ば長さが6尺以上で板厚がほぼ0.45 〜 1.8m
mのベニヤ単板であり、第1ステップにおいて、このベ
ニヤ単板1は、図示しないベルトコンベアによってほぼ
水平に所定の間隔を空けて単板堆積装置2の昇降テーブ
ル3に連続して搬送される。
【0007】この昇降テーブル3は、中央が湾曲し分離
しており、両側がエアシリンダー4によって上下に作動
するように取り付けられ、この昇降テーブル3の下に
は、パンタグラフのごとき昇降機構6を挟んで上下に上
基板6a、下基板6bが設けられ、この上基板6aの両
側には、前記エアシリンダー4がそれぞれ取り付けられ
ている。この昇降テーブル3には、図示しないモーター
によつて駆動するローラーコンベア5が取り付けられて
いる。
【0008】前記昇降テーブル3の上方には、サクショ
ンボックス7が設けられ、かつ単板打落バー8が設けら
れている。
【0009】第2ステップにおいて、図3に示すよう
に、前記昇降テーブル3の上に搬送された複数のベニヤ
単板1は、順次堆積されて前記昇降機構6の上下作動と
サクションボックス7および単板打落バー8と図示しな
い適宜の整合手段とによって両側が整合された逆ハ字型
の堆積物9が得られる。
【0010】第3ステップにおいて、図4に示すよう
に、この堆積物9は、水平になった前記昇降テーブル3
の上からローラーコンベア5の駆動によって敷板挿入ス
テーション10内のチエーン11に単板堆積物の長さよ
り少し長く設けた所定数のフリーローラー12の上に移
送される。
【0011】第4ステップにおいて、図5に示すよう
に、前記フリーローラー12の両側がエアーシリンダー
13の作動により下降するローラー押えバー14によっ
て押さえられ、スプロケット15、15aに掛合されて
いる前記チエーン11を駆動モーター16によって駆動
させると、前記フリーローラー12に載置されている堆
積物9は、このフリーローラー12を逆転させながら後
方から順次後記硬質性敷板17の上に移載され、第5ス
テップにおいて、図6に示すように、堆積物9は、硬質
性敷板17の上に載置される。
【0012】第6ステップにおいて、図7に示すよう
に、前記硬質性敷板17は、前記フリーローラー12の
下方に設置されている駆動モーター18によって駆動さ
れるローラーコンベア19の上に、予め後記取出しステ
ーション20から供給されており、この硬質性敷板17
の上に載置された堆積物9は、ローラーコンベア19に
よって取り出しステーション20に移送される。
【0013】この取り出しステーション20において
は、前記堆積物9は、敷設されたレール21の上に車輪
22によって移送自在に配置されたフォーク爪用凹部2
3aおよびローラー23bを有する堆積物載置台23に
移動されるようになっている。すなわち、この堆積物載
置台23は、必要に応じて複数台に並設されている所要
のローラーコンベア19の取り出し側に隣接位置される
ようになっている。この堆積物載置台23上の堆積物9
は、適宜移動可能なフォークリフト24のフォーク爪2
4aにより硬質性敷板17の下から持ち上げて後段の処
理工程に送られる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る薄物
単板堆積物の搬出方法は、薄物単板を昇降テーブル上に
敷板を使用しないでほぼ直方体に整合堆積させた単板堆
積物を、敷板が予めローラーコンベヤの上に待機されて
いる敷板挿入ステーションに移動させ、この敷板挿入ス
テーションにおいて、チエーンに前記単板堆積物の長さ
より少し長く設けた所定数のフリーローラーの上に、前
記単板堆積物を載置させた後、このフリーローラーの両
側を押さえて前記チエーンを回動させることにより、前
記単板堆積物を前記敷板の上に載置させ、この単板堆積
物が載置された敷板を、前記ローラーコンベヤによって
搬出させるようにしたので、堆積場所において特殊な材
質の敷板が不用となり、取扱いが確実、容易であり、コ
ストが低廉となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法を説明
するための展開斜視図である。
【図2】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第1
ステップを説明するための概略正面図である。
【図3】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第2
ステップを説明するための概略正面図である。
【図4】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第3
ステップを説明するための概略正面図である。
【図5】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第4
ステップを説明するための概略正面図である。
【図6】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第5
ステップを説明するための概略正面図である。
【図7】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第6
ステップを説明するための概略正面図である。
【符号の説明】
1 薄物単板(例えばベニヤ単板) 2 単板堆積装置 3 昇降テーブル 4 エアシリンダー 5 ローラーコンベア 6 昇降機構 6a 上基板 6b 下基板 7 サクションボックス 8 単板打落棒 9 堆積物 10 敷板挿入ステーション 11 チエーン 12 フリーローラー 13 エアーシリンダー 14 ローラー押えバー 15 スプロケット 15aスプロケット 16 駆動モーター 17 硬質性敷板 18 駆動モーター 19 ローラーコンベア 20 取出しステーション 21 レール 22 車輪 23 堆積物載置台 23aフォーク爪用凹部 23bローラー 24 フォークリフト 24aフォーク爪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月14日(1999.10.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 薄物単板堆積物の搬出装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に薄物単板、例
えばベニヤ単板などの薄物単板堆積物の搬出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ベニヤ単板などの薄物単板
堆積物の搬出方法としては、ほぼ水平に連続搬送される
搬送方向の直交方向の両側部が波状になった薄物単板、
例えばベニヤ単板を、昇降テーブル上に例えばゴム製の
柔軟性敷板を使用して八字型に折り曲げて堆積の最上面
を略水平にして整合堆積させたほぼ直方体の単板堆積物
を、下部に柔軟性敷板を施したまま下部を水平に戻して
取り出しステーションに移送させていた。この取り出し
ステーションにおいてフォークリフトで搬送させる際、
柔軟性敷板の下からそのままフォーク爪で持ち上げる
と、単板堆積物は変形してしまうため、単板堆積物の上
部に硬質性合板を載せて、この硬質性合板と一緒に単板
堆積物を反転させ、この硬質性合板を下部に位置させて
から単板堆積物をフォーク爪で持ち上げるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術において利用される柔軟性敷板は特殊な材質であり、
合板等のように簡単に入手できるものではなく、また特
殊な材料であるため価格も高価となり取扱いが厄介であ
り、コストもかかるなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄物単板堆
積物の搬出方法は、上記課題を解決することを目的と
し、薄物単板を昇降テーブル上に敷板を使用しないでほ
ぼ直方体に整合堆積させた単板堆積物を、敷板が予めロ
ーラーコンベヤの上に待機されている敷板挿入ステーシ
ョンに移動させ、この敷板挿入ステーションにおいて、
チエーンに前記単板堆積物の長さより少し長く設けた所
定数のフリーローラーの上に、前記単板堆積物を載置さ
せた後、このフリーローラーの両側を押さえて前記チエ
ーンを回動させることにより、前記単板堆積物を前記敷
板の上に載置させ、この単板堆積物が載置された敷板
を、前記ローラーコンベヤによって搬出させるようにし
たことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る薄物単板堆積
物の搬出方法の一実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬
出方法を説明するための展開斜視図である。図2は、本
発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第1ステップを
説明するための概略正面図である。図3は、本発明に係
る薄物単板堆積物の搬出方法の第2ステップを説明する
ための概略正面図である。図4は、本発明に係る薄物単
板堆積物の搬出方法の第3ステップを説明するための概
略正面図である。図5は、本発明に係る薄物単板堆積物
の搬出方法の第4ステップを説明するための概略正面図
である。図6は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方
法の第5ステップを説明するための概略正面図である。
図7は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第6
ステップを説明するための概略正面図である。
【0006】図2に示すように、1は薄物の単板、例え
ば長さが6尺以上で板厚がほぼ0.45 〜 1.8m
mのベニヤ単板であり、第1ステップにおいて、このベ
ニヤ単板1は、図示しないベルトコンベアによってほぼ
水平に所定の間隔を空けて単板堆積装置2の昇降テーブ
ル3に連続して搬送される。
【0007】この昇降テーブル3は、中央が湾曲し分離
しており、両側がエアシリンダー4によって上下に作動
するように取り付けられ、この昇降テーブル3の下に
は、パンタグラフのごとき昇降機構6を挟んで上下に上
基板6a、下基板6bが設けられ、この上基板6aの両
側には、前記エアシリンダー4がそれぞれ取り付けられ
ている。この昇降テーブル3には、図示しないモーター
によつて駆動するローラーコンベア5が取り付けられて
いる。
【0008】前記昇降テーブル3の上方には、サクショ
ンボックス7が設けられ、かつ単板打落バー8が設けら
れている。
【0009】第2ステップにおいて、図3に示すよう
に、前記昇降テーブル3の上に搬送された複数のベニヤ
単板1は、順次堆積されて前記昇降機構6の上下作動と
サクションボックス7および単板打落バー8と図示しな
い適宜の整合手段とによって両側が整合された逆ハ字型
の堆積物9が得られる。
【0010】第3ステップにおいて、図4に示すよう
に、この堆積物9は、水平になった前記昇降テーブル3
の上からローラーコンベア5の駆動によって敷板挿入ス
テーション10内のチエーン11に単板堆積物の長さよ
り少し長く設けた所定数のフリーローラー12の上に移
送される。
【0011】第4ステップにおいて、図5に示すよう
に、前記フリーローラー12の両側がエアーシリンダー
13の作動により下降するローラー押えバー14によっ
て押さえられ、スプロケット15、15aに掛合されて
いる前記チエーン11を駆動モーター16によって駆動
させると、前記フリーローラー12に載置されている堆
積物9は、このフリーローラー12を逆転させながら後
方から順次後記硬質性敷板17の上に移載され、第5ス
テップにおいて、図6に示すように、堆積物9は、硬質
性敷板17の上に載置される。
【0012】第6ステップにおいて、図7に示すよう
に、前記硬質性敷板17は、前記フリーローラー12の
下方に設置されている駆動モーター18によって駆動さ
れるローラーコンベア19の上に、予め後記取出しステ
ーション20から供給されており、この硬質性敷板17
の上に載置された堆積物9は、ローラーコンベア19に
よって取り出しステーション20に移送される。
【0013】この取り出しステーション20において
は、前記堆積物9は、敷設されたレール21の上に車輪
22によって移送自在に配置されたフォーク爪用凹部2
3aおよびローラー23bを有する堆積物載置台23に
移動されるようになっている。すなわち、この堆積物載
置台23は、必要に応じて複数台に並設されている所要
のローラーコンベア19の取り出し側に隣接位置される
ようになっている。この堆積物載置台23上の堆積物9
は、適宜移動可能なフォークリフト24のフォーク爪2
4aにより硬質性敷板17の下から持ち上げて後段の処
理工程に送られる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る薄物
単板堆積物の搬出方法は、薄物単板を昇降テーブル上に
敷板を使用しないでほぼ直方体に整合堆積させた単板堆
積物を、敷板が予めローラーコンベヤの上に待機されて
いる敷板挿入ステーションに移動させ、この敷板挿入ス
テーションにおいて、チエーンに前記単板堆積物の長さ
より少し長く設けた所定数のフリーローラーの上に、前
記単板堆積物を載置させた後、このフリーローラーの両
側を押さえて前記チエーンを回動させることにより、前
記単板堆積物を前記敷板の上に載置させ、この単板堆積
物が載置された敷板を、前記ローラーコンベヤによって
搬出させるようにしたので、堆積場所において特殊な材
質の敷板が不用となり、取扱いが確実、容易であり、コ
ストが低廉となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法を説明
するための展開斜視図である。
【図2】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第1
ステップを説明するための概略正面図である。
【図3】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第2
ステップを説明するための概略正面図である。
【図4】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第3
ステップを説明するための概略正面図である。
【図5】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第4
ステップを説明するための概略正面図である。
【図6】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第5
ステップを説明するための概略正面図である。
【図7】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出方法の第6
ステップを説明するための概略正面図である。
【符号の説明】 1 薄物単板(例えばベニヤ単板) 2 単板堆積装置 3 昇降テーブル 4 エアシリンダー 5 ローラーコンベア 6 昇降機構 6a 上基板 6b 下基板 7 サクションボックス 8 単板打落棒 9 堆積物 10 敷板挿入ステーション 11 チエーン 12 フリーローラー 13 エアーシリンダー 14 ローラー押えバー 15 スプロケット 15aスプロケット 16 駆動モーター 17 硬質性敷板 18 駆動モーター 19 ローラーコンベア 20 取出しステーション 21 レール 22 車輪 23 堆積物載置台 23aフォーク爪用凹部 23bローラー 24 フォークリフト 24aフォーク爪
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月14日(1999.10.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 薄物単板堆積物の搬出装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に薄物単板、例
えばベニヤ単板などの薄物単板堆積物の搬出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ベニヤ単板などの薄物単板
堆積物の搬出装置としては、ほぼ水平に連続搬送される
搬送方向の直交方向の両側部が波状になった薄物単板、
例えばベニヤ単板を、昇降テーブル上に例えばゴム製の
柔軟性敷板を使用して八字型に折り曲げて堆積の最上面
を略水平にして整合堆積させたほぼ直方体の単板堆積物
を、下部に柔軟性敷板を施したまま下部を水平に戻して
取り出しステーションに移送させていた。この取り出し
ステーションにおいてフォークリフトで搬送させる際、
柔軟性敷板の下からそのままフォーク爪で持ち上げる
と、単板堆積物は変形してしまうため、単板堆積物の上
部に硬質性合板を載せて、この硬質性合板と一緒に単板
堆積物を反転させ、この硬質性合板を下部に位置させて
から単板堆積物をフォーク爪で持ち上げるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術において利用される柔軟性敷板は特殊な材質であり、
合板等のように簡単に入手できるものではなく、また特
殊な材料であるため価格も高価となり取扱いが厄介であ
り、コストもかかるなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄物単板堆
積物の搬出装置は、上記課題を解決することを目的と
し、薄物単板を昇降テーブル上に敷板を使用しないでほ
ぼ直方体に整合堆積させた単板堆積物を、敷板が予めロ
ーラーコンベヤの上に待機されている敷板挿入ステーシ
ョンに移動させ、この敷板挿入ステーションにおいて、
チエーンに前記単板堆積物の長さより少し長く設けた所
定数のフリーローラーの上に、前記単板堆積物を載置さ
せた後、このフリーローラーの両側を押さえて前記チエ
ーンを回動させることにより、前記単板堆積物を前記敷
板の上に載置させ、この単板堆積物が載置された敷板
を、前記ローラーコンベヤによって搬出させるようにし
たことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る薄物単板堆積
物の搬出装置の一実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬
出装置を説明するための展開斜視図である。図2は、本
発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第1ステップを
説明するための概略正面図である。図3は、本発明に係
る薄物単板堆積物の搬出装置の第2ステップを説明する
ための概略正面図である。図4は、本発明に係る薄物単
板堆積物の搬出装置の第3ステップを説明するための概
略正面図である。図5は、本発明に係る薄物単板堆積物
の搬出装置の第4ステップを説明するための概略正面図
である。図6は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装
置の第5ステップを説明するための概略正面図である。
図7は、本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第6
ステップを説明するための概略正面図である。
【0006】図2に示すように、1は薄物の単板、例え
ば長さが6尺以上で板厚がほぼ0.45 〜 1.8m
mのベニヤ単板であり、第1ステップにおいて、このベ
ニヤ単板1は、図示しないベルトコンベアによってほぼ
水平に所定の間隔を空けて単板堆積装置2の昇降テーブ
ル3に連続して搬送される。
【0007】この昇降テーブル3は、中央が湾曲し分離
しており、両側がエアシリンダー4によって上下に作動
するように取り付けられ、この昇降テーブル3の下に
は、パンタグラフのごとき昇降機構6を挟んで上下に上
基板6a、下基板6bが設けられ、この上基板6aの両
側には、前記エアシリンダー4がそれぞれ取り付けられ
ている。この昇降テーブル3には、図示しないモーター
によつて駆動するローラーコンベア5が取り付けられて
いる。
【0008】前記昇降テーブル3の上方には、サクショ
ンボックス7が設けられ、かつ単板打落バー8が設けら
れている。
【0009】第2ステップにおいて、図3に示すよう
に、前記昇降テーブル3の上に搬送された複数のベニヤ
単板1は、順次堆積されて前記昇降機構6の上下作動と
サクションボックス7および単板打落バー8と図示しな
い適宜の整合手段とによって両側が整合された逆ハ字型
の堆積物9が得られる。
【0010】第3ステップにおいて、図4に示すよう
に、この堆積物9は、水平になった前記昇降テーブル3
の上からローラーコンベア5の駆動によって敷板挿入ス
テーション10内のチエーン11に単板堆積物の長さよ
り少し長く設けた所定数のフリーローラー12の上に移
送される。
【0011】第4ステップにおいて、図5に示すよう
に、前記フリーローラー12の両側がエアーシリンダー
13の作動により下降するローラー押えバー14によっ
て押さえられ、スプロケット15、15aに掛合されて
いる前記チエーン11を駆動モーター16によって駆動
させると、前記フリーローラー12に載置されている堆
積物9は、このフリーローラー12を逆転させながら後
方から順次後記硬質性敷板17の上に移載され、第5ス
テップにおいて、図6に示すように、堆積物9は、硬質
性敷板17の上に載置される。
【0012】第6ステップにおいて、図7に示すよう
に、前記硬質性敷板17は、前記フリーローラー12の
下方に設置されている駆動モーター18によって駆動さ
れるローラーコンベア19の上に、予め後記取出しステ
ーション20から供給されており、この硬質性敷板17
の上に載置された堆積物9は、ローラーコンベア19に
よって取り出しステーション20に移送される。
【0013】この取り出しステーション20において
は、前記堆積物9は、敷設されたレール21の上に車輪
22によって移送自在に配置されたフォーク爪用凹部2
3aおよびローラー23bを有する堆積物載置台23に
移動されるようになっている。すなわち、この堆積物載
置台23は、必要に応じて複数台に並設されている所要
のローラーコンベア19の取り出し側に隣接位置される
ようになっている。この堆積物載置台23上の堆積物9
は、適宜移動可能なフォークリフト24のフォーク爪2
4aにより硬質性敷板17の下から持ち上げて後段の処
理工程に送られる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る薄物
単板堆積物の搬出装置は、薄物単板を昇降テーブル上に
敷板を使用しないでほぼ直方体に整合堆積させた単板堆
積物を、敷板が予めローラーコンベヤの上に待機されて
いる敷板挿入ステーションに移動させ、この敷板挿入ス
テーションにおいて、チエーンに前記単板堆積物の長さ
より少し長く設けた所定数のフリーローラーの上に、前
記単板堆積物を載置させた後、このフリーローラーの両
側を押さえて前記チエーンを回動させることにより、前
記単板堆積物を前記敷板の上に載置させ、この単板堆積
物が載置された敷板を、前記ローラーコンベヤによって
搬出させるようにしたので、堆積場所において特殊な材
質の敷板が不用となり、取扱いが確実、容易であり、コ
ストが低廉となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置を説明
するための展開斜視図である。
【図2】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第1
ステップを説明するための概略正面図である。
【図3】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第2
ステップを説明するための概略正面図である。
【図4】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第3
ステップを説明するための概略正面図である。
【図5】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第4
ステップを説明するための概略正面図である。
【図6】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第5
ステップを説明するための概略正面図である。
【図7】本発明に係る薄物単板堆積物の搬出装置の第6
ステップを説明するための概略正面図である。
【符号の説明】 1 薄物単板(例えばベニヤ単板) 2 単板堆積装置 3 昇降テーブル 4 エアシリンダー 5 ローラーコンベア 6 昇降機構 6a 上基板 6b 下基板 7 サクションボックス 8 単板打落棒 9 堆積物 10 敷板挿入ステーション 11 チエーン 12 フリーローラー 13 エアーシリンダー 14 ローラー押えバー 15 スプロケット 15aスプロケット 16 駆動モーター 17 硬質性敷板 18 駆動モーター 19 ローラーコンベア 20 取出しステーション 21 レール 22 車輪 23 堆積物載置台 23aフォーク爪用凹部 23bローラー 24 フォークリフト 24aフォーク爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄物単板を昇降テーブル上に敷板を使用
    しないでほぼ直方体に整合堆積させた単板堆積物を、敷
    板が予めローラーコンベヤの上に待機されている敷板挿
    入ステーションに移動させ、この敷板挿入ステーション
    において、チエーンに前記単板堆積物の長さより少し長
    く設けた所定数のフリーローラーの上に、前記単板堆積
    物を載置させた後、このフリーローラーの両側を押さえ
    て前記チエーンを回動させることにより、前記単板堆積
    物を前記敷板の上に載置させ、この単板堆積物が載置さ
    れた敷板を、前記ローラーコンベヤによって搬出させる
    ようにしたことを特徴とする薄物単板堆積物の搬出方
    法。
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JP2020031109A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 株式会社ダイヘン 積層鉄心製造方法

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