JP2001097372A - 遮光包装箱 - Google Patents
遮光包装箱Info
- Publication number
- JP2001097372A JP2001097372A JP27928499A JP27928499A JP2001097372A JP 2001097372 A JP2001097372 A JP 2001097372A JP 27928499 A JP27928499 A JP 27928499A JP 27928499 A JP27928499 A JP 27928499A JP 2001097372 A JP2001097372 A JP 2001097372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- cover
- end plate
- plate
- edges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内容物を出し入れしやすく、遮光性に優れた
包装箱を提供する。 【解決手段】 各一対の側壁１及び端壁１３並びに底壁
２を有する胴体１４と、その開口を二重に閉止する内蓋
１５及び外蓋１６とから構成し、端壁１３は、内端板３
と外端板４とを重ね合わせ、内蓋１５及び外蓋１６は、
それぞれ各側壁１に折目線６を介して蓋側板７を連設
し、その先端縁に天板８を、両側縁に蓋端板９を連設し
て形成し、内蓋１５及び外蓋１６の閉止時に、これらの
蓋端板９の端縁を、胴体１４の内端板３及び外端板４の
端縁にそれぞれ当接させる。内蓋１５及び外蓋１６によ
り優れた遮光性が得られ、その開口時には内容物Ｆを容
易に出し入れできる。
包装箱を提供する。 【解決手段】 各一対の側壁１及び端壁１３並びに底壁
２を有する胴体１４と、その開口を二重に閉止する内蓋
１５及び外蓋１６とから構成し、端壁１３は、内端板３
と外端板４とを重ね合わせ、内蓋１５及び外蓋１６は、
それぞれ各側壁１に折目線６を介して蓋側板７を連設
し、その先端縁に天板８を、両側縁に蓋端板９を連設し
て形成し、内蓋１５及び外蓋１６の閉止時に、これらの
蓋端板９の端縁を、胴体１４の内端板３及び外端板４の
端縁にそれぞれ当接させる。内蓋１５及び外蓋１６によ
り優れた遮光性が得られ、その開口時には内容物Ｆを容
易に出し入れできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、レントゲンフィ
ルムや感光紙等の保存に使用する遮光包装箱に関するも
のである。
ルムや感光紙等の保存に使用する遮光包装箱に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、この種の包装箱として、図７
に示すように、各一対の側壁５０及び端壁５１並びに底
壁５２を有する胴体５３と、その開口を閉止する蓋５４
とから成り、蓋５４は、一方の側壁５０に折目線５５を
介して天板５６及び蓋重板５７を順次連設し、蓋重板５
７の両側縁から延出した蓋端板５８と天板５６とを連結
片５９により繋いで構成し、他方の側壁５０の端縁に、
内容物への手掛け用に切欠６０を設けたものが使用され
ている。
に示すように、各一対の側壁５０及び端壁５１並びに底
壁５２を有する胴体５３と、その開口を閉止する蓋５４
とから成り、蓋５４は、一方の側壁５０に折目線５５を
介して天板５６及び蓋重板５７を順次連設し、蓋重板５
７の両側縁から延出した蓋端板５８と天板５６とを連結
片５９により繋いで構成し、他方の側壁５０の端縁に、
内容物への手掛け用に切欠６０を設けたものが使用され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、レ
ントゲンフィルムや感光紙は、多数枚まとめて袋詰めさ
れており、この種の包装箱は、袋を一旦引き出してその
内容物を必要な枚数だけ取り出した後、袋を戻して再封
緘される。
ントゲンフィルムや感光紙は、多数枚まとめて袋詰めさ
れており、この種の包装箱は、袋を一旦引き出してその
内容物を必要な枚数だけ取り出した後、袋を戻して再封
緘される。
【０００４】しかしながら、図７に示す包装箱の場合、
内容物の出し入れが容易でなく、また、内容物が減って
側壁が撓むと、遮光性が低下するという問題がある。
内容物の出し入れが容易でなく、また、内容物が減って
側壁が撓むと、遮光性が低下するという問題がある。
【０００５】そこで、この発明は、内容物を出し入れし
やすく、かつ遮光性に優れた包装箱を提供することを課
題とする。
やすく、かつ遮光性に優れた包装箱を提供することを課
題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、各一対の側壁及び端壁並びに底壁を有
する胴体と、その開口を二重に閉止する内蓋及び外蓋と
から成り、前記端壁は、内端板と外端板とを重ね合わ
せ、前記内蓋及び外蓋は、それぞれ各側壁に折目線を介
して蓋側板を連設し、その先端縁に天板を、両側縁に蓋
端板を連設して形成され、内蓋及び外蓋を閉止すると、
これらの蓋端板の端縁が、胴体の内端板及び外端板の端
縁にそれぞれ当接する構成を採用したのである。
め、この発明は、各一対の側壁及び端壁並びに底壁を有
する胴体と、その開口を二重に閉止する内蓋及び外蓋と
から成り、前記端壁は、内端板と外端板とを重ね合わ
せ、前記内蓋及び外蓋は、それぞれ各側壁に折目線を介
して蓋側板を連設し、その先端縁に天板を、両側縁に蓋
端板を連設して形成され、内蓋及び外蓋を閉止すると、
これらの蓋端板の端縁が、胴体の内端板及び外端板の端
縁にそれぞれ当接する構成を採用したのである。
【０００７】この包装箱は、胴体の開口を、それぞれ天
板及び蓋端板を有する内蓋及び外蓋で二重に閉止するの
で、内容物の多寡にかかわらず、優れた遮光性が得られ
る。
板及び蓋端板を有する内蓋及び外蓋で二重に閉止するの
で、内容物の多寡にかかわらず、優れた遮光性が得られ
る。
【０００８】また、外蓋及び内蓋の双方を開くと、内容
物が胴体から突出し、外蓋だけを開いても、胴体の開口
から内蓋の開放面へかけて大きく開口するので、内容物
を容易に出し入れできる。
物が胴体から突出し、外蓋だけを開いても、胴体の開口
から内蓋の開放面へかけて大きく開口するので、内容物
を容易に出し入れできる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【００１０】図１に示すブランクにおいて、一対の側壁
１が底壁２を挟んで連設され、一方の側壁１の両側縁に
は内端板３が、他方の側壁１の両側縁には外端板４がそ
れぞれ連設されている。内端板３には、底壁２寄りの端
縁に連結片５が連設されている。各側壁１には、折目線
６を介して蓋側板７が連設され、その先端縁には天板８
が、両側縁には蓋端板９がそれぞれ連設されている。各
蓋端板９と内端板３及び外端板４の境界線は、先端へか
けて外側に斜向している。各蓋端板９の外側縁には連結
片１０が連設され、他方の側壁１から繋がる天板８の先
端には、額縁板１１を介して重合板１２が連設されてい
る。
１が底壁２を挟んで連設され、一方の側壁１の両側縁に
は内端板３が、他方の側壁１の両側縁には外端板４がそ
れぞれ連設されている。内端板３には、底壁２寄りの端
縁に連結片５が連設されている。各側壁１には、折目線
６を介して蓋側板７が連設され、その先端縁には天板８
が、両側縁には蓋端板９がそれぞれ連設されている。各
蓋端板９と内端板３及び外端板４の境界線は、先端へか
けて外側に斜向している。各蓋端板９の外側縁には連結
片１０が連設され、他方の側壁１から繋がる天板８の先
端には、額縁板１１を介して重合板１２が連設されてい
る。
【００１１】このブランクを組み立てるには、図２及び
図３に示すように、各側壁１から内端板３及び外端板４
をそれぞれ起立させ、連結片５を内側へ折り曲げ、底壁
２を介して両側壁１を対向させ、底壁２を連結片５に貼
り着け、内端板３の外側に外端板４を沿わせ、これらを
貼り着けて端壁１３をなし、胴体１４を形成する。
図３に示すように、各側壁１から内端板３及び外端板４
をそれぞれ起立させ、連結片５を内側へ折り曲げ、底壁
２を介して両側壁１を対向させ、底壁２を連結片５に貼
り着け、内端板３の外側に外端板４を沿わせ、これらを
貼り着けて端壁１３をなし、胴体１４を形成する。
【００１２】また、各蓋側板７から蓋端板９を起立さ
せ、連結片１０を内側へ折り曲げ、天板８を起こして連
結片１０に貼り着け、内蓋１５及び外蓋１６を形成す
る。外蓋１６では、連結片１０を額縁板１１及び重合板
１２で巻き込み、重合板１２を天板８及び連結片１０の
内面に貼り合わせて天板８を補強する。
せ、連結片１０を内側へ折り曲げ、天板８を起こして連
結片１０に貼り着け、内蓋１５及び外蓋１６を形成す
る。外蓋１６では、連結片１０を額縁板１１及び重合板
１２で巻き込み、重合板１２を天板８及び連結片１０の
内面に貼り合わせて天板８を補強する。
【００１３】そして、内蓋１５及び外蓋１６が開いた状
態で、レントゲンフィルム等の内容物Ｆを胴体１４に収
納し、内蓋１５及び外蓋１６を順次閉じる。この閉止状
態において、内蓋１５及び外蓋１６の蓋端板９の端縁
は、胴体１４の内端板３及び外端板４の端縁にそれぞれ
当接する。
態で、レントゲンフィルム等の内容物Ｆを胴体１４に収
納し、内蓋１５及び外蓋１６を順次閉じる。この閉止状
態において、内蓋１５及び外蓋１６の蓋端板９の端縁
は、胴体１４の内端板３及び外端板４の端縁にそれぞれ
当接する。
【００１４】このように構成した包装箱は、胴体１４の
開口を、それぞれ天板８及び蓋端板９を有する内蓋１５
及び外蓋１６で二重に閉止するので、内容物Ｆの多寡に
かかわらず、優れた遮光性が得られ、感光性のある内容
物Ｆを長期間保存できる。
開口を、それぞれ天板８及び蓋端板９を有する内蓋１５
及び外蓋１６で二重に閉止するので、内容物Ｆの多寡に
かかわらず、優れた遮光性が得られ、感光性のある内容
物Ｆを長期間保存できる。
【００１５】そして、図４に示すように、外蓋１６及び
内蓋１５を順次開くと、内容物Ｆが胴体１４から突出す
るので、内容物Ｆを容易に出し入れできる。
内蓋１５を順次開くと、内容物Ｆが胴体１４から突出す
るので、内容物Ｆを容易に出し入れできる。
【００１６】また、図５に示すように、机上等に包装箱
を置いた状態で、外蓋１６だけを開いても、胴体１４の
開口から内蓋１５の開放面へかけて大きく開口するの
で、内容物Ｆを容易に出し入れできる。
を置いた状態で、外蓋１６だけを開いても、胴体１４の
開口から内蓋１５の開放面へかけて大きく開口するの
で、内容物Ｆを容易に出し入れできる。
【００１７】なお、この図に示すように、内蓋１５にお
いて、蓋端板９と連結片１０との稜線にミシン目１７を
形成しておくと、このミシン目１７沿いに天板８を蓋端
板９から切り離して倒すことにより、内容物Ｆをスライ
ドさせて出し入れすることができる。
いて、蓋端板９と連結片１０との稜線にミシン目１７を
形成しておくと、このミシン目１７沿いに天板８を蓋端
板９から切り離して倒すことにより、内容物Ｆをスライ
ドさせて出し入れすることができる。
【００１８】また、図６に示すように、内蓋１５の連結
片１０を省略して、天板８を蓋端板９から切り離すこと
なく倒せるようにしておいてもよい。
片１０を省略して、天板８を蓋端板９から切り離すこと
なく倒せるようにしておいてもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る包装箱
は、胴体の開口を、それぞれ天板及び蓋端板を有する内
蓋及び外蓋で二重に閉止するので、内容物の多寡にかか
わらず、優れた遮光性が得られ、感光性のある内容物を
長期間保存できる。
は、胴体の開口を、それぞれ天板及び蓋端板を有する内
蓋及び外蓋で二重に閉止するので、内容物の多寡にかか
わらず、優れた遮光性が得られ、感光性のある内容物を
長期間保存できる。
【００２０】また、内蓋及び外蓋の双方を開くと、内容
物が胴体から突出し、外蓋だけを開いても、胴体の開口
から内蓋の開放面へかけて大きく開口するので、内容物
を容易に出し入れできる。
物が胴体から突出し、外蓋だけを開いても、胴体の開口
から内蓋の開放面へかけて大きく開口するので、内容物
を容易に出し入れできる。
【図１】この発明に係る包装箱のブランクを示す図
【図２】同上の組立過程を示す斜視図
【図３】同上の包装状態を示す斜視図
【図４】同上の外蓋及び内蓋を開いた状態を示す斜視図
【図５】ミシン目付きの包装箱の外蓋を開いた状態を示
す一部斜視図
す一部斜視図
【図６】内蓋の連結片のない包装箱の外蓋を開いた状態
を示す一部斜視図
を示す一部斜視図
【図７】従来の包装箱の斜視図
１ 側壁 ２ 底壁 ３ 内端板 ４ 外端板 ６ 折目線 ７ 蓋側板 ８ 天板 ９ 蓋端板 １３ 端壁 １４ 胴体 １５ 内蓋 １６ 外蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 縄田 幸男 東京都葛飾区小菅４丁目２番15号 レンゴ ー株式会社葛飾工場内 (72)発明者 藤井 美幸 東京都葛飾区小菅４丁目２番15号 レンゴ ー株式会社葛飾工場内 (72)発明者 山口 茂 東京都日野市さくら町１番地 コニカ株式 会社メディカル＆グラフィックカンパニー 内 (72)発明者 五井 克典 東京都日野市さくら町１番地 コニカ株式 会社メディカル＆グラフィックカンパニー 内 Ｆターム(参考） 3E060 AA03 AB05 BA13 BB01 DA17 DA30 EA08 EA20
Claims (1)
- 【請求項１】 各一対の側壁１及び端壁１３並びに底壁
２を有する胴体１４と、その開口を二重に閉止する内蓋
１５及び外蓋１６とから成り、前記端壁１３は、内端板
３と外端板４とを重ね合わせ、前記内蓋１５及び外蓋１
６は、それぞれ各側壁１に折目線６を介して蓋側板７を
連設し、その先端縁に天板８を、両側縁に蓋端板９を連
設して形成され、内蓋１５及び外蓋１６を閉止すると、
これらの蓋端板９の端縁が、胴体１４の内端板３及び外
端板４の端縁にそれぞれ当接することを特徴とする遮光
包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27928499A JP2001097372A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 遮光包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27928499A JP2001097372A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 遮光包装箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001097372A true JP2001097372A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17609033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27928499A Pending JP2001097372A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 遮光包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001097372A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002372257A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Sanyo Electric Co Ltd | ワイヤードリモコン |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27928499A patent/JP2001097372A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002372257A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Sanyo Electric Co Ltd | ワイヤードリモコン |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7107098B2 (ja) | 包装箱 | |
| JPH0239941Y2 (ja) | ||
| US5769226A (en) | Package for film product | |
| AU1415897A (en) | Envelope with dual pockets | |
| JP2001097372A (ja) | 遮光包装箱 | |
| US7044300B2 (en) | Packaging container for containing plural rolls of strip material | |
| FI70186B (fi) | Hopvikt ask eller kartong och aemne foer tillverkning av en dyik ask | |
| JP4515595B2 (ja) | 紙箱 | |
| US4393989A (en) | Envelope-type mailing folder | |
| JP2003026235A (ja) | バッグインボックス | |
| JPS5811686Y2 (ja) | 開封容易な再封可能容器 | |
| JPH1149256A (ja) | ウェットティッシュ用容器 | |
| JPH1059356A (ja) | 分離可能な開封用切込線を有する包装箱 | |
| JPS636016Y2 (ja) | ||
| US7686166B2 (en) | Packing box for photosensitive recording material | |
| KR102326584B1 (ko) | 접이식 커버가 구비된 위생 종이상자 | |
| JPS5834038Y2 (ja) | バツグインボツクスの開封構造 | |
| JP2547800Y2 (ja) | 仰開式容器 | |
| JPS6231412Y2 (ja) | ||
| JPH0624341Y2 (ja) | スライド式開口容器 | |
| JP2537295Y2 (ja) | 包装箱 | |
| JPH01198396A (ja) | ファイルボックス | |
| JPS5845226Y2 (ja) | バツクインボツクス | |
| JPH08253Y2 (ja) | 包装箱 | |
| JPH0239970Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060711 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090218 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090310 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090630 |