JP2001097166A - 乗員用ガスバッグモジュール - Google Patents
乗員用ガスバッグモジュールInfo
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- JP2001097166A JP2001097166A JP2000313474A JP2000313474A JP2001097166A JP 2001097166 A JP2001097166 A JP 2001097166A JP 2000313474 A JP2000313474 A JP 2000313474A JP 2000313474 A JP2000313474 A JP 2000313474A JP 2001097166 A JP2001097166 A JP 2001097166A
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- JP
- Japan
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- gas bag
- bag module
- pipe member
- compressed gas
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
- B60R21/2171—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】構成部材の生産が非常に簡単で、しかも部材点
数が少なく、このために、材料費、製作費および組立て
費を著しく軽減することできる乗員用ガスバッグモジュ
ールを提供する。 【解決手段】圧縮ガス容器1と、長手方向に配列された
流出孔3を有しかつ上記圧縮ガス容器1を囲繞できる管
部材2と、上記圧縮ガス容器1によって上記管部材2と
締結される2つの板製端板4と、折り畳まれて上記管部
材2上に配備され、その一部でこの管部材2を囲繞し、
かつこの管部材2に取付けられるガスバッグとから成
り、上記端板4は、内方に突出する椀状部分を有してい
て、この椀状部分で上記管部材2に嵌め込まれている。
数が少なく、このために、材料費、製作費および組立て
費を著しく軽減することできる乗員用ガスバッグモジュ
ールを提供する。 【解決手段】圧縮ガス容器1と、長手方向に配列された
流出孔3を有しかつ上記圧縮ガス容器1を囲繞できる管
部材2と、上記圧縮ガス容器1によって上記管部材2と
締結される2つの板製端板4と、折り畳まれて上記管部
材2上に配備され、その一部でこの管部材2を囲繞し、
かつこの管部材2に取付けられるガスバッグとから成
り、上記端板4は、内方に突出する椀状部分を有してい
て、この椀状部分で上記管部材2に嵌め込まれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術】この発明は、自走車両の乗員用ガ
スバッグモジュールに関する。
スバッグモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】自走車両の乗員用ガスバッグモジュール
は、オプションとしてあるいは常備品として、増大する
量で自動車産業により十分に供給されている。他方、自
動車生産の合理化および国際競争力の保持のために大き
な努力が払われているので、乗用ガスバッグのより多く
の供給ができるだけ安い費用で実現されなければならな
い。
は、オプションとしてあるいは常備品として、増大する
量で自動車産業により十分に供給されている。他方、自
動車生産の合理化および国際競争力の保持のために大き
な努力が払われているので、乗用ガスバッグのより多く
の供給ができるだけ安い費用で実現されなければならな
い。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】かくして、始めに挙げ
た技術のガスバッグモジュールを材料費、製作費および
組立て費について有利にデザインすべき課題が生じる。
た技術のガスバッグモジュールを材料費、製作費および
組立て費について有利にデザインすべき課題が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明のガ
スバッグモジュールによって解決する。このガスバッグ
モジュールは、圧縮ガス容器と、長手方向に配列された
流出孔を有しかつ上記圧縮ガス容器を囲繞できる管部材
と、上記圧縮ガス容器によって上記管部材と締結される
2つの板製端板と、折り畳まれて上記管部材上に配備さ
れ、その一部でこの管部材を囲繞し、かつこの管部材に
取付けられるガスバッグとから成り、上記端板は、内方
に突出する椀状部分を有していて、この椀状部分で上記
管部材に嵌め込まれる。この場合、上記ガスバッグが帯
状物で上記管部材に取付けられていてよい。
スバッグモジュールによって解決する。このガスバッグ
モジュールは、圧縮ガス容器と、長手方向に配列された
流出孔を有しかつ上記圧縮ガス容器を囲繞できる管部材
と、上記圧縮ガス容器によって上記管部材と締結される
2つの板製端板と、折り畳まれて上記管部材上に配備さ
れ、その一部でこの管部材を囲繞し、かつこの管部材に
取付けられるガスバッグとから成り、上記端板は、内方
に突出する椀状部分を有していて、この椀状部分で上記
管部材に嵌め込まれる。この場合、上記ガスバッグが帯
状物で上記管部材に取付けられていてよい。
【0005】
【作用】上記管部材と2つの端板とは圧縮ガス容器によ
り結合されて、組み立て後の構造体内には内部応力が発
生すると共に、その椀状部分が管部材にそれぞれ嵌め込
まれる2つの端板の管部材に対する半径方向の形状安定
性が生じる。
り結合されて、組み立て後の構造体内には内部応力が発
生すると共に、その椀状部分が管部材にそれぞれ嵌め込
まれる2つの端板の管部材に対する半径方向の形状安定
性が生じる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明は、モジュールを上述の
ように構成すると、全面を閉じたケースを必要としない
という考え、および乗員用ガスバッグモジュールを形成
する際に従来よりも概して高度に、上記圧縮ガス容器を
本来的に安定した部材としてガスバッグモジュールに取
り込みできるという考えに基礎を置いている。
ように構成すると、全面を閉じたケースを必要としない
という考え、および乗員用ガスバッグモジュールを形成
する際に従来よりも概して高度に、上記圧縮ガス容器を
本来的に安定した部材としてガスバッグモジュールに取
り込みできるという考えに基礎を置いている。
【0007】本発明では、上記折り畳んだガスバッグの
収容および保持のために、上記圧縮ガス容器を囲む管部
材と、2枚の端板とが単に必要とされるに過ぎない。す
なわち、上記管部材と2枚の端板とは、上記圧縮ガス容
器によって結合されて、一体構造となる。なお、この一
体構造内には、内部応力が発生する。また、上記ガスバ
ッグは折り畳まれた状態で本来的に十分に安定している
から、この一体構造には長手方向の壁部を必要としな
い。
収容および保持のために、上記圧縮ガス容器を囲む管部
材と、2枚の端板とが単に必要とされるに過ぎない。す
なわち、上記管部材と2枚の端板とは、上記圧縮ガス容
器によって結合されて、一体構造となる。なお、この一
体構造内には、内部応力が発生する。また、上記ガスバ
ッグは折り畳まれた状態で本来的に十分に安定している
から、この一体構造には長手方向の壁部を必要としな
い。
【0008】上記ガスバッグモジュールの運搬や装備に
際して、上記ガスバッグを保護するための被覆用保護カ
バーが予め用意される。しかし、この保護カバーは、ど
んな場合にも常に必要という訳ではない。ただ、本発明
の思想の合目的的な発展の結果として述べたものであ
る。
際して、上記ガスバッグを保護するための被覆用保護カ
バーが予め用意される。しかし、この保護カバーは、ど
んな場合にも常に必要という訳ではない。ただ、本発明
の思想の合目的的な発展の結果として述べたものであ
る。
【0009】それ故、本発明に係るガスバッグモジュー
ルの場合には、上記圧縮ガス容器およびガスバッグのほ
かに、単に1個の管部材と2枚の端板とが必要なだけで
ある。また、その際、上記圧縮ガス容器は、同時に締結
手段としても使用される。
ルの場合には、上記圧縮ガス容器およびガスバッグのほ
かに、単に1個の管部材と2枚の端板とが必要なだけで
ある。また、その際、上記圧縮ガス容器は、同時に締結
手段としても使用される。
【0010】上記端板は、穴明けされかつ成形された簡
単な板部材から成る。なお、この板部材は、任意の要求
に容易に適合させることができる。例えば、上記端板4
が内方に突出する円形椀状部分14、15を有し、ま
た、この端板4がこれらの部分で上記管部材2に嵌め込
まれて構造が安定し得るなら、それは長所となる。
単な板部材から成る。なお、この板部材は、任意の要求
に容易に適合させることができる。例えば、上記端板4
が内方に突出する円形椀状部分14、15を有し、ま
た、この端板4がこれらの部分で上記管部材2に嵌め込
まれて構造が安定し得るなら、それは長所となる。
【0011】上記管部材2の端と、上記椀状部分14、
15の外周囲の当初の平面内の部分との協働により、上
記管部材2と板部材との間には、確実で、しかも本来的
に安定した関係が得られる。また、上記圧縮ガス容器、
管部材および端板は、より合目的的に、忠実な角度的合
致を得るための要素を備えている。したがって、本発明
によれば、構造内に内部応力を含む本来的に安定した一
体構造の製作が可能である。
15の外周囲の当初の平面内の部分との協働により、上
記管部材2と板部材との間には、確実で、しかも本来的
に安定した関係が得られる。また、上記圧縮ガス容器、
管部材および端板は、より合目的的に、忠実な角度的合
致を得るための要素を備えている。したがって、本発明
によれば、構造内に内部応力を含む本来的に安定した一
体構造の製作が可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図1〜5を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0013】図1に示す円筒形圧縮ガス容器1は、ねじ
棒22をその頭部に有し、また、細幅の切取り部分21
を備えかつ突出しているフランジ23をその脚部に有す
る。なお、上記細幅の切取り部分21は、端板4の折曲
げ部分20(図3参照)と係合して、圧縮ガス容器1と
端板4との間の忠実な角度的合致を実現する。
棒22をその頭部に有し、また、細幅の切取り部分21
を備えかつ突出しているフランジ23をその脚部に有す
る。なお、上記細幅の切取り部分21は、端板4の折曲
げ部分20(図3参照)と係合して、圧縮ガス容器1と
端板4との間の忠実な角度的合致を実現する。
【0014】図2に示す管部材2は、上記圧縮ガス容器
1を収容することができると共に、ガスバッグ5の作動
時に突然自由となる圧縮ガスのための流出孔3を有す
る。これらの流出孔3は、上記管部材2の長手方向に配
列されてガス流を多少絞るように働き、また、このガス
流は、上記ガスバッグ5の全入口断面を経て、ガスバッ
グに一様に負荷される。
1を収容することができると共に、ガスバッグ5の作動
時に突然自由となる圧縮ガスのための流出孔3を有す
る。これらの流出孔3は、上記管部材2の長手方向に配
列されてガス流を多少絞るように働き、また、このガス
流は、上記ガスバッグ5の全入口断面を経て、ガスバッ
グに一様に負荷される。
【0015】上記管部材2には、その端にそれぞれ切取
り部分6、7が設けられている。そして、これらの切取
り部分6、7は、上記端板4の半径方向外方に突出する
椀形部分14、15に設けた突出部分11、12(図3
参照)と協働して、上記管部材2と端板4との間の忠実
な角度的合致を実現する。
り部分6、7が設けられている。そして、これらの切取
り部分6、7は、上記端板4の半径方向外方に突出する
椀形部分14、15に設けた突出部分11、12(図3
参照)と協働して、上記管部材2と端板4との間の忠実
な角度的合致を実現する。
【0016】板素材から成りかつスタンピングおよびパ
ンチングによって適切な形状を得た上記端板4は、図3
に示すごとく、補助パイプ(または補助棒)10により
互いに結合される。また、上記端板4には、内方向(す
なわち、収容されるべき上記管部材2の方向)に突出す
る円形椀状部分14、15がカッティングおよびシェー
ピング手段を使って形成されている。かくして、上記端
板4は、上記円形椀状部分14、15を介して上記管部
材2に嵌め込むことができ、その結果として、半径方向
の形状安定性が生じる。
ンチングによって適切な形状を得た上記端板4は、図3
に示すごとく、補助パイプ(または補助棒)10により
互いに結合される。また、上記端板4には、内方向(す
なわち、収容されるべき上記管部材2の方向)に突出す
る円形椀状部分14、15がカッティングおよびシェー
ピング手段を使って形成されている。かくして、上記端
板4は、上記円形椀状部分14、15を介して上記管部
材2に嵌め込むことができ、その結果として、半径方向
の形状安定性が生じる。
【0017】さらに、上記円形椀状部分14、15に
は、これらの椀状部分14、15から半径方向外方に突
出する1つまたは複数の突出部分11、12がそれぞれ
設けられている。そして、これらの突出部分11、12
は、上記管部材2(図2参照)の端に設けた切取り部分
6、7と嵌合可能であり、その結果、上記管部材2と上
記端板4との間の忠実な角度的合致が実現される。
は、これらの椀状部分14、15から半径方向外方に突
出する1つまたは複数の突出部分11、12がそれぞれ
設けられている。そして、これらの突出部分11、12
は、上記管部材2(図2参照)の端に設けた切取り部分
6、7と嵌合可能であり、その結果、上記管部材2と上
記端板4との間の忠実な角度的合致が実現される。
【0018】さらに、上記2枚の端板4には、切取り部
分16、17がそれぞれ設けられている。そして、これ
らの切取り部分17および16の径は、上記圧縮ガス容
器1の径およびこの圧縮ガス容器1のねじ棒22(図1
参照)の径にそれぞれ合わされている。
分16、17がそれぞれ設けられている。そして、これ
らの切取り部分17および16の径は、上記圧縮ガス容
器1の径およびこの圧縮ガス容器1のねじ棒22(図1
参照)の径にそれぞれ合わされている。
【0019】さらに、上記折曲げ部分20は、既述のご
とく、上記圧縮ガス容器1(図1参照)のフランジ23
に設けた切取り部分21と係合されて、上記圧縮ガス容
器1と端板4との間の忠実な角度的合致を実現する。
とく、上記圧縮ガス容器1(図1参照)のフランジ23
に設けた切取り部分21と係合されて、上記圧縮ガス容
器1と端板4との間の忠実な角度的合致を実現する。
【0020】さらに、上記端板4には、上記ガスバッグ
モジュールを車両に固定するための折曲げ部分8および
穿孔9も設けられている。また、上記端板4には、補助
パイプ10を固定するための突起18、19も設けられ
ている。なお、この補助パイプ10は、ガスバッグモジ
ュール用被覆体(図示省略)の取り付けのために、また
必要なら、上記圧縮ガス容器1を経て掛かる構造部分の
応力の補足のために必要とされる。
モジュールを車両に固定するための折曲げ部分8および
穿孔9も設けられている。また、上記端板4には、補助
パイプ10を固定するための突起18、19も設けられ
ている。なお、この補助パイプ10は、ガスバッグモジ
ュール用被覆体(図示省略)の取り付けのために、また
必要なら、上記圧縮ガス容器1を経て掛かる構造部分の
応力の補足のために必要とされる。
【0021】図4には、図1〜3の構造部材を組み立て
て一体構造としたガスバッグモジュールを示した。な
お、ねじ棒22に螺入される締め付けナットは、図示さ
れていない。また、この図4は容易に理解できるから、
その説明は省略する。
て一体構造としたガスバッグモジュールを示した。な
お、ねじ棒22に螺入される締め付けナットは、図示さ
れていない。また、この図4は容易に理解できるから、
その説明は省略する。
【0022】図5には、図4に示す一体構造の断面を示
した。この図5には、圧縮ガス容器1は示されてない
が、折り畳んだガスバッグ5と保護カバー13とが示さ
れている。ガスバッグ5は、保護カバー13によって覆
われている。もし、上記折り畳んだガスバッグ5が本来
的に安定な形であるならば、この保護カバー13は必要
ではない。なお、ガスバッグ5のこの本来的に安定な形
は、上記ガスバッグ5の膨張が緊急時に阻害されること
のない点状接着個所により、容易に得ることができる。
した。この図5には、圧縮ガス容器1は示されてない
が、折り畳んだガスバッグ5と保護カバー13とが示さ
れている。ガスバッグ5は、保護カバー13によって覆
われている。もし、上記折り畳んだガスバッグ5が本来
的に安定な形であるならば、この保護カバー13は必要
ではない。なお、ガスバッグ5のこの本来的に安定な形
は、上記ガスバッグ5の膨張が緊急時に阻害されること
のない点状接着個所により、容易に得ることができる。
【0023】端板4には、図5から明らかなように、被
覆体を枢支する補助パイプ(または補助棒)10を固定
するための突起18、19が存在する。さらに、椀状に
突出する部分14、15、これらの部分14、15内に
設けられた上記圧縮ガス容器1のねじ棒22と等径およ
び圧縮ガス容器1と等径の切取り部分16、17、およ
び折曲げ部分8が認められる。
覆体を枢支する補助パイプ(または補助棒)10を固定
するための突起18、19が存在する。さらに、椀状に
突出する部分14、15、これらの部分14、15内に
設けられた上記圧縮ガス容器1のねじ棒22と等径およ
び圧縮ガス容器1と等径の切取り部分16、17、およ
び折曲げ部分8が認められる。
【0024】上記実施例のガスバッグモジュールは、生
産が非常に簡単でかつ少ない部材から成る。したがっ
て、生産コスト面でも有利である。また、車両への装着
は、折曲げ部分と穿孔で種々の装着条件に直ちに適合さ
せ得るから、極めて容易である。さらに、端板4と管部
材2との結合には圧縮ガス容器を結合手段として利用
し、またその際に、ガスバッグ5を除く全構造部材は、
1本のボルトを使用するだけで組み立てることができ
る。なお、上記ガスバッグ自身は、周知の方法で上記管
部材上に帯状手段で固定することができる。
産が非常に簡単でかつ少ない部材から成る。したがっ
て、生産コスト面でも有利である。また、車両への装着
は、折曲げ部分と穿孔で種々の装着条件に直ちに適合さ
せ得るから、極めて容易である。さらに、端板4と管部
材2との結合には圧縮ガス容器を結合手段として利用
し、またその際に、ガスバッグ5を除く全構造部材は、
1本のボルトを使用するだけで組み立てることができ
る。なお、上記ガスバッグ自身は、周知の方法で上記管
部材上に帯状手段で固定することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述のような構成であるか
ら、管部材と2つの端板とは圧縮ガス容器により結合さ
れて、組み立て後の構造体内には内部応力が発生すると
共に、その椀状部分が管部材にそれぞれ嵌め込まれる2
つの端板の管部材に対する半径方向の形状安定性が生じ
る。したがって、構造部材の生産が非常に簡単で、しか
も部材点数が少なく、このために、材料費、製作費およ
び組立て費を著しく軽減することができる。
ら、管部材と2つの端板とは圧縮ガス容器により結合さ
れて、組み立て後の構造体内には内部応力が発生すると
共に、その椀状部分が管部材にそれぞれ嵌め込まれる2
つの端板の管部材に対する半径方向の形状安定性が生じ
る。したがって、構造部材の生産が非常に簡単で、しか
も部材点数が少なく、このために、材料費、製作費およ
び組立て費を著しく軽減することができる。
【図1】本発明の一実施例による乗員用ガスバッグモジ
ュールの圧縮ガス容器の斜視図である。
ュールの圧縮ガス容器の斜視図である。
【図2】上記乗員用ガスバッグモジュールにおいて従属
部品として用いられている管部材の斜視図である。
部品として用いられている管部材の斜視図である。
【図3】上記乗員用ガスバッグモジュールにおいて用い
られている補助パイプで互いに結合された図4に示す2
枚の端板の斜視図である。
られている補助パイプで互いに結合された図4に示す2
枚の端板の斜視図である。
【図4】図1〜3に示す部材を組立てた構造を有する上
記乗員用ガスバッグモジュールを示す斜視図である。
記乗員用ガスバッグモジュールを示す斜視図である。
【図5】図1に示す圧縮ガス容器が省略された図4に示
すガスバッグモジュールの断面図である。
すガスバッグモジュールの断面図である。
1 圧縮ガス容器 2 管部材 3 流出孔 4 端板 5 ガスバッグ 8 折り曲げ部分 9 穿孔 10 補助パイプ 14 円形椀状部分 15 円形椀状部分 16 切取り部分 17 切取り部分 20 折曲げ部分 21 切取り部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュテファン・ボーン ドイツ連邦共和国63773ゴルトバッハ・リ ンゼングラーベン18 (72)発明者 ヴィリィ・ヴィセル ドイツ連邦共和国63776マームブリーズ・ アルツェナウアー・シュトラーセ58
Claims (7)
- 【請求項1】圧縮ガス容器1と、 長手方向に配列された流出孔3を有しかつ上記圧縮ガス
容器1を囲繞できる管部材2と、 上記圧縮ガス容器1によって上記管部材2と締結される
2つの板製端板4と、 折り畳まれて上記管部材2上に配備され、その一部でこ
の管部材2を囲繞し、かつこの管部材2に取付けられる
ガスバッグ5とから成り、 上記端板4は、内方に突出する椀状部分14、15を有
していて、この椀状部分で上記管部材2に嵌め込まれる
ことを特徴とする自走車両の乗員用ガスバッグモジュー
ル。 - 【請求項2】上記ガスバッグ5が上記管部材2と端板4
との間で締付け固定されるように構成したことを特徴と
する請求項1に記載のガスバッグモジュール。 - 【請求項3】上記ガスバッグ5が帯状物で上記管部材2
に取付けられるように構成したことを特徴とする請求項
1または2に記載のガスバッグモジュール。 - 【請求項4】上記椀状部分14、15が上記圧縮ガス容
器1を固定するための切取り部分16、17を有するこ
とを特徴とする請求項1、2または3に記載のガスバッ
グモジュール。 - 【請求項5】上記端板4の少なくとも1つがその内方に
突出する椀状部分14、15内に折曲げ部分20または
これに類する部分を有し、この部分は上記圧縮ガス容器
1に設けた対応切取り部分21またはこれに類する部分
と協働して上記圧縮ガス容器1と端板4との間の角度的
合致を可能にすることを特徴とする請求項1〜4のいず
れか1つに記載のガスバッグモジュール。 - 【請求項6】上記自走車両の計器盤または車体に上記ガ
スバッグモジュールを固定するために、上記端板4が折
曲げ部分8、穿孔9およびこれらに類するものを備えて
いることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1
つに記載のガスバッグモジュール。 - 【請求項7】上記折り畳んだガスバッグ5の上方でかつ
上記管部材2の軸に平行に設けるべき補助パイプ(また
は補助棒)10を固定できるように上記端板4を構成
し、上記ガスバッグモジュール用の被覆体が固定ベルト
またはこれに類するものによってこの補助パイプ(また
は補助棒)上に取付けできることを特徴とする請求項1
〜6のうちのいずれか1つに記載のガスバッグモジュー
ル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19616940.2 | 1996-04-27 | ||
DE19616940A DE19616940C1 (de) | 1996-04-27 | 1996-04-27 | Beifahrer-Airbag-Modul |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12340597A Division JP3187744B2 (ja) | 1996-04-27 | 1997-04-25 | 乗員用ガスバッグモジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001097166A true JP2001097166A (ja) | 2001-04-10 |
JP3683797B2 JP3683797B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=7792663
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12340597A Expired - Fee Related JP3187744B2 (ja) | 1996-04-27 | 1997-04-25 | 乗員用ガスバッグモジュール |
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