JP2001096640A - ビードフィラー・ビード製造方法 - Google Patents

ビードフィラー・ビード製造方法

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JP2001096640A
JP2001096640A JP27865799A JP27865799A JP2001096640A JP 2001096640 A JP2001096640 A JP 2001096640A JP 27865799 A JP27865799 A JP 27865799A JP 27865799 A JP27865799 A JP 27865799A JP 2001096640 A JP2001096640 A JP 2001096640A
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bead
bead filler
filler
drum
ring
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JP27865799A
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Nobuyoshi Shimazaki
信好 島崎
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Bridgestone Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/48Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
    • B29D2030/482Applying fillers or apexes to bead cores

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動化が容易でタイヤ製造上の不良発生原因
にならず、且つビードフィラーのビードリングへの高い
位置決め精度と圧着性を得る。 【解決手段】 鍵型ビードフィラー10の厚肉垂直根元
部10Aをビードリング32の外周部に巻き付け接合す
る。ビードフィラー10の幅方向中央部10C、先端部
10B、根元部10Aを分割した押えローラー26、3
0、28で円筒ブラダードラム22に圧着する。円筒ブ
ラダードラム22が略1回転した後、円筒ブラダードラ
ム22の回転を停止し、ビードフィラー10をカッター
24により切断し、ビードフィラー10の長さ方向両端
部を接合する。その後、円筒ブラダードラム22の周囲
に挿入した、所定の形状のコーンにビードフィラー10
が当たるまでブラダー42を膨張させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビードフィラー・ビ
ード製造方法に係り、特に、タイヤのビードリングとビ
ードフィラーからなるビード部複合体をビードリングに
ビードフィラーを貼り合せて製造するビードフィラー・
ビード製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビードフィラー・ビード製造方法
としては、特開昭53−128682号公報に、図7
(A)及び図7(B)に示される如く、ビードリング1
00にビードフィラー102を貼り付ける場合、ビード
リング100に対してビードフィラー102を円盤状に
張り付け、形成する製造方法が開示されている。
【0003】また、特公昭61−51540号公報に
は、図8に示される如く、ビード駆動ドラム104の溝
106にビードリング108を嵌めて回転し、ビードリ
ング108の外周にビードフィラー110を切線方向に
供給し、ビードフィラー110を左右一対の圧着ディス
ク112で挟んで圧着する製造方法が開示されている。
【0004】また、特公平5−11027号公報には、
図9(A)及び図9(B)に示される如く、ビードリン
グ116の外周面に、ビードフィラー118の底部に形
成した薄肉突出部118Aを貼り付けながら、ブラダー
ドラム120上に円筒状に巻付け、このビードフィラー
118を所定の長さでカットした後、長さ方向の両端部
を互いに圧着し、ビードフィラー118の幅方向先端側
をブラダー122により拡張立上がらせ、ビードフィラ
ー118の底面118Bと薄肉突出部118Aとを接着
して円盤状に形成するの製造方法が開示されている。
【0005】また、特公平5−41426号公報には、
図10(A)〜(C)に示される如く、テーパドラム1
26の小径側側面126Aにビードリング127を固定
し、テーパードラム126の周面126Bにビードフィ
ラー128を、厚肉側基部128Aがテーパードラム1
26の小径端縁部126Cから突出するように巻付け
て、長さ方向の両端部を互いに圧着し、その後、このビ
ードフィラー128を治具129により折り曲げて厚肉
側基部128Aをビードリング127に接着してからビ
ードフィラー128の先端側をブラダー130により拡
張立上がらせる方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7
(A)及び図7(B)に示される方法では、ビードリン
グ100に対してビードフィラー102を円盤状に貼り
付ける場合、ビードリング100に張り付くビードフィ
ラー102の根元部102Aとビードフィラーの先端部
102Bとの周長が異なる、つまり、円盤状に貼り付け
る際のビードフィラー102の根元部102Aと先端部
102Bの伸ばされ方が異なり、ビードフィラー102
の長さ方向の両端部102C、102Dの接合におい
て、根元部102Aが重なり、厚み大になったり、先端
部102Bが開いたりし自動化が困難である。なお、図
8に示される方法においても同様な問題がある。
【0007】また、図9(A)及び図9(B)に示され
る方法では、ビードリング116にビードフィラー11
8を円盤状に貼り付けると、ビードフィラー118は図
9(B)に示される如く、ビードリング116より直線
的に斜めに立上がっている。この結果、ビードフィラー
118付きビードリング116を成型フォーマードラム
にセットするときビードフィラー118とドラムが干渉
するのを防止するため、ビードリング116に対するビ
ードフィラー118の角度が高い。従って、幅の広いビ
ードフィラー118の場合には、ビードフィラー118
がプライを折り返すブラダーのプッシャーリングと干渉
したり、ブラダーでプライとともに折り返されたとき
に、ビードフィラー118の先端が折れ曲がり、タイヤ
製造上の不良発生原因になる。
【0008】また、図10(A)〜(C)に示される方
法では、ビードリング127に対してビードフィラー1
28を円筒状に巻付ける場合、楔型のビードフィラー1
28をビードリング127から離して巻き付けるため、
ビードリング127にビードフィラー128を貼り付け
る時点で位置精度にバラツキが生じる。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、自動化が容易
でタイヤ製造上の不良発生原因にならず、且つビードフ
ィラーのビードリングへの高い位置決め精度と圧着性を
得ことができるビードフィラー・ビード製造方法を得る
ことが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
ビードフィラー・ビード製造方法は、ビードに貼り付け
るビードフィラーの形状が楔型の根元が略直角に曲った
鍵型をし、ビードリングの外周面に、前記ビードフィラ
ーの略直角に曲った根元の底部を張付けながら、ブラダ
ードラムの表面に沿いつつ円筒状にビードフィラーを巻
く工程と、前記ビードフィラーを所定巻量でカットし、
その長手方向両端部を互いに接合圧着する工程と、ブラ
ダーを膨張・拡張することにより、前記ビードフィラー
の先端を立上げ、ビードに貼り付けたビードフィラーを
御椀状に形成する工程と、を有することを特徴とする。
【0011】従って、本発明のビードフィラー・ビード
製造方法においては、ビードフィラーの形状が鍵型をし
ているため、垂直根元部は良いガイド効果を与え、ビー
ドフィラーのビードリングへの高い位置決め精度と圧着
性を得ることが出来る。また、ビードフィラーは巻き付
けと同時にビードリングに接合するので、ビードフィラ
ーを引出すためのビードフィラー先端を円筒ブラダード
ラムに固定するためのレバー等を必要としないので、装
置の構造が簡単で、動作も速い。また、鍵型水平部は円
筒貼りであることからビードフィラーの長手方向両端部
の接合において、口開きが生じないことから、特別な圧
着装置を必要とせず、速い動作での自動化が容易に出来
る。また、ブラダーによって拡張立上がらせるため、ビ
ードフィラーは均一に伸びる。また、ビードリングに貼
り付けられたビードフィラーのビードリング上部の垂直
部分の長さと、ビードフィラーの先端部に至る部分の立
ち上がり角度をブラダーの膨張具合で任意に設定するこ
とが出来、多くの形態の成形方法に対応する御椀型形状
が任意に出来る。
【0012】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
のビードフィラー・ビード製造方法において、前記ブラ
ダードラムの外周面が離型処理したプラダーで形成され
ていることを特徴とする。
【0013】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
ブラダードラムの外周面における剥離性能が向上する。
【0014】請求項3記載の本発明は、請求項1に記載
のビードフィラー・ビード製造方法において、前記ブラ
ダードラムの側面には、前記ビードリングを保持するた
めのビードクランプリングが配置されていることを特徴
とする。
【0015】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
ブラダードラムにけるビードリングの保持性能が向上す
る。
【0016】請求項4記載の本発明は、請求項1に記載
のビードフィラー・ビード製造方法において、前記ビー
ドフィラーを前記ブラダードラムの母線に略直角に、前
記ビードフィラーの鍵型水平部が平行に、且つ前記ビー
ドフィラーの根本部の内側が前記ブラダードラムの側面
に沿うように案内するガイドを備えたことを特徴とす
る。
【0017】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
ガイドによりビードフィラーを確実に案内できる。
【0018】請求項5記載の本発明は、請求項4に記載
のビードフィラー・ビード製造方法において、前記ガイ
ドには前記ビードフィラーの根元部が通過する凹部が前
記ビードフィラーの搬送方向に沿って形成されているこ
とを特徴とする。
【0019】従って、請求項4に記載の内容に加えて、
ガイドの凹部によりビードフィラーを円滑に案内でき
る。
【0020】請求項6記載の本発明は、請求項1に記載
のビードフィラー・ビード製造方法において、前記ブラ
ダードラムは前記ビードリングを配置する側の外径がそ
の反対側の外径と同一乃至、若干大きいことを特徴とす
る。
【0021】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
ビードフィラーにおけるシワ、エアー入り等の発生をよ
り効果的に防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のビードフィラー・ビード
製造方法の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0023】図2に示される如く、本実施形態でするビ
ードフィラー10の断面形状は、楔型の根元部10Aが
略直角に曲った鍵型をしている。
【0024】図1(A)に示される如く、サービサー1
2は搬送部14を備えており、この搬送部14の搬送ロ
ーラ16によってビードフィラー10が図1(A)の矢
印A方向へ搬送されるようになっている。サービサー1
2における搬送部14の搬送方向下流側には、ガイド1
8及び押え治具20が配設されており、ガイド18と押
え治具20で押えたビードフィラー10を、図1(B)
に示される如く、円筒ブラダードラム22の上(外周
面)22Aに乗せるようになっている。
【0025】なお、円筒ブラダードラム22の外周面2
2Aは離型処理したプラダー42で形成されており、円
筒ブラダードラム22の側面22Bには、ビードリング
32を保持するためのビードクランプリング25が配置
されている。
【0026】また、ガイド18は、ビードフィラー10
を円筒ブラダードラム22の母線に略直角に、その鍵型
水平部10B、10Cが平行に、且つその根本部(垂直
部)10Aの内側が円筒ブラダードラム22の側面22
Bに沿うように案内するようになっている。なお、図2
に示される如く、ガイド18にはビードフィラー10の
根元部10Aが通過する凹部18Aがビードフィラー1
0の搬送方向に沿って形成されている。
【0027】図1(A)に示される如く、円筒ブラダー
ドラム22の外周部には、サービサー12を構成する各
装置、具体的には、カッター24、ビードフィラー10
を円筒ブラダードラム22の外周面22Aに重ね圧着さ
せる押えロール26、ビードリング32の外周面にビー
ドフィラー10の根元部10Aを圧着させる押えロール
28、及びビードフィラー10の水平先端部10Bを円
筒ブラダードラム22の外周面22Aに圧着させる押え
ロール30が、円筒ブラダードラム22の回転方向(矢
印B方向)に沿って配設されており、これらの各ロール
によって、ビードフィラー10を円筒ブラダードラム2
2に円筒状に巻付けるようになっている。
【0028】即ち、図3に示される如く、円筒ブラダー
ドラム22の外周部22Aに乗せたビードフィラー10
の先端における幅方向中央部10Cを押えロール26で
押えた後、押え治具20を外し、円筒ブラダードラム2
2を矢印B方向へ回転させ、順次、図4に示される如
く、押えロール28でビードフィラー10の根元部10
Aをビードリング32に圧着し、図5に示される如く、
押えロール30でビードフィラー10の先端部10Bを
円筒ブラダードラム22に圧着し巻付けるようになって
いる。
【0029】また、円筒ブラダードラム22が1周した
場合には、ガイド18と押え治具20でビードフィラー
10を押え、カッター24でビードフィラー10をカッ
トするようになっていると共に、サービサー12が後退
(図1(A)の矢印C方向へ移動)し、ビードフィラー
10の長さ方向両端部を互いに圧着接合するようになっ
ている。
【0030】次に、図6(A)〜(C)に示される如
く、ビードフィラー10がコーン40の内側40Aに当
るまでブラダー42を膨張させることにより、ビードフ
ィラー10の根本部10Aに対して幅方向中央部10C
及び先端部10Bを斜めに立上がらせるようになってい
る。
【0031】なお、円筒ブラダードラム22はビードリ
ング32を配置する側22Bの外径がその反対側の外径
と同一乃至、若干大きくなっている。
【0032】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0033】本実施形態のビードフィラー・ビード製造
方法では、図2に示される如く、ビードリング32に貼
り付けるビードフィラー10として、楔型の根元部10
Aが略直角に曲った鍵型の形状に成形したものを用いる
ため、鍵型の厚肉垂直部がビードフィラー10の根元部
10Aに、鍵型水平部の先端部がビードフィラー10の
先端部10Bに相応する。
【0034】また、サービサー12における搬送部14
から搬送されたビードフィラー10は、ガイド18と押
え治具20で押えられ、円筒ブラダードラム22の上
(外周面)22Aに乗せられる。この際、鍵型ビードフ
ィラー10の厚肉垂直根元部10Aが直接、ビードリン
グ32の外周部に巻き付け、接合されると共に、ビード
フィラー10の幅方向中央部10C、先端部10B、根
元部10Aが、それぞれ分割した押えローラー26、3
0、28で、円筒ブラダードラム22に圧着されること
により、ビードフィラー10が、サービサー12のガイ
ド18から容易に引出され、円筒ブラダードラム22に
確実に巻き付けられる。なお、ビードフィラー10の円
筒ブラダードラム22への巻き付けとビードリング32
への貼付けは同時に行われる。
【0035】次に、円筒ブラダードラム22が略1回転
した後、円筒ブラダードラム22の回転を停止し、ビー
ドフィラー10を円筒ブラダードラム22の1周長でカ
ッター24によりカットした後、押えロール26、2
8、30で圧着したまま、ガイド18やカッター24や
押さえロール26、28、30を配したサービサー12
を後退させ、ビードフィラー10の長手方向両端部を接
合する。
【0036】その後、ビードフィラー10を、ブラダー
42で膨張させ拡張立上がらせると共に、円筒ブラダー
ドラム22の周囲に挿入した、所定の形状のコーン40
にビードフィラー10が当たるまでブラダー42を膨張
させ、御椀型の所定の形状を得る。
【0037】従って、本実施形態のビードフィラー・ビ
ード製造方法では、ビードフィラー10の形状が鍵型を
しているため、垂直根元部10Aは良いガイド効果を与
え、ビードフィラー10のビードリング32への高い位
置決め精度と圧着性を得ることが出来る。また、ビード
フィラー10は巻き付けと同時にビードリング32に接
合するので、ビードフィラー10を引出すためのビード
フィラー先端を円筒ブラダードラム22に固定するため
のレバー等を必要としないので、装置の構造が簡単で、
動作も速い。また、ビードフィラー10の鍵型水平部1
0B、10Cは円筒貼りであることからビードフィラー
10の長手方向両端部の接合において、口開きが生じな
いことから、特別な圧着装置を必要とせず、速い動作で
の自動化が容易に出来る。また、ブラダー42によって
拡張立上がらせるため、ビードフィラー10は均一に伸
びる。また、ビードリング32に貼り付けられたビード
フィラー10のビードリング32上部の垂直部分の長さ
と、ビードフィラー10の先端部10Bに至る部分の立
ち上がり角度をブラダー32の膨張具合で任意に設定す
ることが出来、多くの形態の成形方法に対応する御椀型
形状が任意に出来る。
【0038】また、本実施形態では、円筒ブラダードラ
ム22の外周面22Aを離型処理したプラダー42で形
成したため、円筒ブラダードラム22の外周面22Aに
おける剥離性能が向上する。また、円筒ブラダードラム
22の側面22Bに、ビードリング32を保持するため
のビードクランプリング25を配置したため、円筒ブラ
ダードラム22にけるビードリング32の保持性能が向
上する。また、ガイド18が、ビードフィラー10を円
筒ブラダードラム22の母線に略直角に、その鍵型水平
部10B、10Cが平行に、且つその根本部(垂直部)
10Aの内側が円筒ブラダードラム22の側面22Bに
沿うように案内するため、ガイド18によりビードフィ
ラー10を確実に案内できる。また、ガイド18に、ビ
ードフィラー10の根元部10Aが通過する凹部18A
を、ビードフィラー10の搬送方向に沿って形成したた
め、ガイド18の凹部18Aによりビードフィラー10
を円滑に案内できる。また、円筒ブラダードラム22は
ビードリング32を配置する側22Bの外径がその反対
側の外径と同一乃至、若干大きくなっているため、ビー
ドフィラー10におけるシワ、エアー入り等の発生をよ
り効果的に防止できる。
【0039】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
【0040】
【発明の効果】上記構成としたので、本発明のビードフ
ィラー・ビード製造方法は、自動化が容易でタイヤ製造
上の不良発生原因にならず、且つビードフィラーのビー
ドリングへの高い位置決め精度と圧着性を得ことができ
るという優れた効果を有する。また、多くの形態の成形
方法に対応する御椀型形状が任意に出来るという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施形態に係るビードフィ
ラー・ビード製造方法に使用されるサービサーと円筒ブ
ラダードラムの概要を示す正面図であり、(B)は本発
明の一実施形態に係るビードフィラー・ビード製造方法
に使用される円筒ブラダードラムの概要を示す一部ハッ
チングを省略した側断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るビードフィラー・ビ
ード製造方法におけるビードフィラー及びガイドを示す
断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るビードフィラー・ビ
ード製造方法における押えロールを示す一部ハッチング
を省略した断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るビードフィラー・ビ
ード製造方法における押えロールを示す一部ハッチング
を省略した断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るビードフィラー・ビ
ード製造方法における押えロールを示す一部ハッチング
を省略した断面図である。
【図6】(A)〜(C)は本発明の一実施形態に係るビ
ードフィラー・ビード製造方法におけるビードフィラー
がコーンの内側に当るまでブラダーを膨張させる各工程
を示す断面図である。
【図7】(A)及び(B)は従来例におけるビードフィ
ラー・ビード製造方法を示す概略斜視図である。
【図8】他の従来例におけるビードフィラー・ビード製
造方法を示す概略側面図である。
【図9】(A)及び(B)は他の従来例におけるビード
フィラー・ビード製造方法を示す概略断面図である。
【図10】(A)〜(C)は他の従来例におけるビード
フィラー・ビード製造方法を示す一部ハッチングを省略
した概略断面図である。
【符号の説明】
10 ビードフィラー 10A ビードフィラーの根元部(鍵型垂直根元部) 10B ビードフィラーの先端部(鍵型水平部) 10C ビードフィラーの幅方向中央部(鍵型水平
部) 12 サービサー 18 ガイド 20 押え治具 22 円筒ブラダードラム 24 カッター 25 ビードクランプリング 26 押えロール 28 押えロール 30 押えロール 40 コーン 42 ブラダー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビードに貼り付けるビードフィラーの形
    状が楔型の根元が略直角に曲った鍵型をし、 ビードリングの外周面に、前記ビードフィラーの略直角
    に曲った根元の底部を張付けながら、ブラダードラムの
    表面に沿いつつ円筒状に前記ビードフィラーを巻く工程
    と、 前記ビードフィラーを所定巻量でカットし、その長手方
    向両端部を互いに接合圧着する工程と、 ブラダーを膨張・拡張することにより、前記ビードフィ
    ラーの先端を立上げ、ビードに貼り付けた前記ビードフ
    ィラーを御椀状に形成する工程と、 を有することを特徴とするビードフィラー・ビード製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記ブラダードラムの外周面が離型処理
    したプラダーで形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のビードフィラー・ビード製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ブラダードラムの側面には、前記ビ
    ードリングを保持するためのビードクランプリングが配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載のビード
    フィラー・ビード製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ビードフィラーを前記ブラダードラ
    ムの母線に略直角に、前記ビードフィラーの鍵型水平部
    が平行に、且つ前記ビードフィラーの根本部の内側が前
    記ブラダードラムの側面に沿うように案内するガイドを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のビードフィラ
    ー・ビード製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ガイドには前記ビードフィラーの根
    元部が通過する凹部が前記ビードフィラーの搬送方向に
    沿って形成されていることを特徴とする請求項4に記載
    のビードフィラー・ビード製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ブラダードラムは前記ビードリン
    グを配置する側の外径がその反対側の外径と同一乃至、
    若干大きいことを特徴とする請求項1に記載のビードフ
    ィラー・ビード製造方法。
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