JP2001096427A - ワイヤ放電加工機の制御装置及び制御方法 - Google Patents

ワイヤ放電加工機の制御装置及び制御方法

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JP2001096427A
JP2001096427A JP27446499A JP27446499A JP2001096427A JP 2001096427 A JP2001096427 A JP 2001096427A JP 27446499 A JP27446499 A JP 27446499A JP 27446499 A JP27446499 A JP 27446499A JP 2001096427 A JP2001096427 A JP 2001096427A
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wire
wire guide
maximum
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English (en)
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Yuji Ishibashi
雄二 石橋
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Brother Industries Ltd
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークのテーパ加工を行なうにあたっての、
軸の偏差エラーの発生を未然に防止する。 【解決手段】 動作プログラムの1ブロックにおける移
動最大速度を決定するにあたって、まずワークWの上面
におけるプログラム面速度を最大速度に設定し(S
4)、設定されたプログラム面速度に基づいて上ワイヤ
ガイドの移動面におけるワイヤガイド面速度を算出する
(S5)。算出されたワイヤガイド面速度を上限速度と
比較し(S6)、上限速度以上のときには(S6;
Y)、プログラム面速度に所定の減速率(90%)を乗
算したものを改めてプログラム面速度に設定し(S
7)、ステップS5に戻る。前記上限速度を、ワイヤガ
イド面における最大速度に所定の余裕率(80%)を乗
算した値に設定する。ワイヤガイド面速度が上限速度未
満となったときに(S6;N)、そのときのプログラム
面速度を移動最大速度に決定する。決定された移動最大
速度を越えないように送り速度を制御する(S8,S
9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下のワイヤガイ
ドの一方を他方に対して相対的に移動させることによ
り、ワークのテーパ加工を可能としたワイヤ放電加工機
の制御装置及び制御方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図5は、この種のワイ
ヤ放電加工機の要部構成を概略的に示している。ここ
で、ワークWを支持する加工テーブル1は、XY駆動機
構2によりXY平面上を自在に移動されるようになって
いる。そして、前記ワークWの上方には、上ワイヤガイ
ド3が配置されると共に、ワークWの下面側には下ワイ
ヤガイド4が固定的に設けられている。ワイヤ5は、前
記上ワイヤガイド3と下ワイヤガイド4との間に所定の
張力をもって掛渡されるように保持され、図示しないワ
イヤ駆動機構により上から下に送られるようになってい
る。
【0003】このとき、前記上ワイヤガイド3は、UV
駆動機構6により、前記XY平面に平行なUV平面上を
自在に移動されるようになっている。これにて、下ワイ
ヤガイド4に対して上ワイヤガイド3を移動させること
によって、ワイヤ5を斜めにしてワークWのテーパ加工
が可能とされるのである。かかるワイヤ放電加工機は、
マイコン等からなる図示しない制御装置により、動作プ
ログラムに従って制御され、ワイヤ5とワークWとの間
に電圧を印加して放電を発生させながら、ワークWをX
Y平面上を移動させると共に、上ワイヤガイド3をUV
平面上を移動させ、もってワークWを所望の形状に切断
加工するようになっている。
【0004】ところで、上記制御を行なうにあたって
は、動作プログラム上で指令された或いは予めパラメー
タにより設定された送り速度(例えばワークWの厚み方
向中心部におけるワークWとワイヤ5との相対移動速
度)に基づいて、上ワイヤガイド3の移動面(UV平
面)における相対移動速度であるワイヤガイド面速度を
求め、それらから更に各軸(XY駆動機構2及びUV駆
動機構6)の速度を求めることが行なわれる。ところ
が、そのように各軸の速度を求める場合、ワイヤ5の傾
斜角度が大きくなる場合などに、UV駆動機構6側で軸
の機械的な最高速度(定格値)を越えた速度が求められ
てしまうケースがあり、軸の偏差エラーの発生(動作不
能状態)を招いてしまう虞があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ワークのテーパ加工を行なうにあたっ
ての、軸の偏差エラーの発生を未然に防止し、適切な送
り速度での制御を行なうことができるワイヤ放電加工機
の制御装置及び制御方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のワイ
ヤ放電加工機の制御装置は、ワークをテーパ加工するも
のにあって、前記ワークの厚み方向所定高さの移動面に
おける相対移動速度たるプログラム面速度を最大速度に
設定する初期値設定手段と、設定されたプログラム面速
度に基づいて一方のワイヤガイドのその移動面における
相対移動速度たるワイヤガイド面速度を算出する算出手
段と、この算出手段にて算出されたワイヤガイド面速度
と該ワイヤガイド面における上限速度とを比較する比較
手段と、この比較手段においてワイヤガイド面速度が上
限速度以上であったときには、前記プログラム面速度に
所定の減速率を乗算したものを改めてプログラム面速度
に設定し直して前記算出手段によるワイヤガイド面速度
の算出を繰返させる再設定手段と、前記比較手段におい
て前記ワイヤガイド面速度が上限速度未満であったとき
に、そのときのプログラム面速度を移動最大速度とする
移動最大速度決定手段と、この移動最大速度決定手段に
より決定された移動最大速度を越えないように前記送り
速度を制御する制御手段とを具備するところに特徴を有
する。
【0007】これによれば、まず初期値設定手段により
プログラム面速度が最大速度に設定され、算出手段によ
りそのプログラム面速度に基づいてワイヤガイド面速度
が算出され、比較手段によりそのワイヤガイド面速度が
上限速度と比較され、ワイヤガイド面速度が上限速度以
上であった場合には、再設定手段により、プログラム面
速度が所定の減速率だけ減速された上で、再度ワイヤガ
イド面速度の算出,比較が繰返される。そして、移動最
大速度決定手段により、ワイヤガイド面速度が上限速度
未満となったときに、そのときのプログラム面速度が移
動最大速度に決定される。
【0008】従って、ワイヤガイド面速度が上限速度を
越えるようなプログラム面速度が設定された場合には、
減速率の分だけプログラム面速度が順次下げられてい
き、遂には上限速度を下回ったワイヤガイド面速度が得
られる。そして、そのときのプログラム面速度を移動最
大速度として、この速度を越えないように送り速度が制
御されることにより、軸の偏差エラーの発生が未然に防
止され、適切な送り速度での制御を行なうことができる
ようになる。
【0009】この場合、前記算出手段により算出される
ワイヤガイド面速度は、プログラム面速度が一定であっ
ても、ワイヤガイド面における移動距離等に応じて変動
する事情がある。そこで、移動最大速度の決定を、動作
プログラムの1ブロック毎に行ない、決定された移動最
大速度をそのブロックにおいて有効とさせるようにすれ
ば(請求項2の発明)、各ブロック毎に適切な移動最大
速度を決定することが可能となる。
【0010】ところで、テーパ加工において、ワークの
上面と下面との間でのワイヤの移動軌跡がいつでも相似
形となると仮定すれば、ワイヤガイド面速度を最大速度
(定格値)としてそこからプログラム面速度を逆算によ
り求め、そのプログラム面速度を移動最大速度とすれ
ば、軸の偏差エラーの発生のない送り速度の制御を行な
うことが可能となる(例えば特公平2−53171号公
報参照)。ところが、実際にはワークの上面と下面との
間でのワイヤの移動軌跡が必ずしも相似形であるとは限
らず、非相似形の場合には、上記した逆算により求めた
移動最大速度では、軸の偏差エラーが発生する虞は依然
として残るものとなる。
【0011】そこで、上記比較手段が用いる上限速度
を、ワイヤガイド面における最大速度に所定の余裕率を
乗算した値に設定することができる(請求項3の発
明)。あるいは、ワークのテーパ加工における該ワーク
の上面と下面との間でのワイヤの移動軌跡が相似形とな
るかどうかを判断する判断手段を設け、この判断手段に
より非相似形と判断されたときに、上限速度を、ワイヤ
ガイド面における最大速度に所定の余裕率を乗算した値
に設定するように構成することができる(請求項4の発
明)。
【0012】これらによれば、比較対象となる上限速度
が、最大速度よりも余裕率分だけ低い状態とされ、ひい
ては移動最大速度がその分だけ低いものに決定されるの
で、ワークの上面と下面との間でのワイヤの移動軌跡が
非相似形である場合でも、軸の偏差エラーが発生する送
り速度までには十分な余裕が生じ、軸の偏差エラーの発
生を未然に防止することができる。また、その余裕率を
自在に設定するための入力手段を設けるようにしても良
く(請求項5の発明)、これによれば、オペレータが必
要に応じた余裕率を設定することが可能となる。
【0013】そして、本発明の請求項6のワイヤ放電加
工機の制御方法は、ワークをテーパ加工するものにあっ
て、前記ワークの厚み方向所定高さの移動面における相
対移動速度たるプログラム面速度を最大速度に設定する
初期値設定工程と、設定されたプログラム面速度に基づ
いて一方のワイヤガイドのその移動面における相対移動
速度たるワイヤガイド面速度を算出する算出工程と、こ
の算出工程にて算出されたワイヤガイド面速度と該ワイ
ヤガイド面における上限速度とを比較する比較工程と、
この比較工程においてワイヤガイド面速度が上限速度以
上であったときには、前記プログラム面速度に所定の減
速率を乗算したものを改めてプログラム面速度に設定し
直して前記算出工程に戻す再設定工程と、前記比較工程
において前記ワイヤガイド面速度が上限速度未満であっ
たときに、そのときのプログラム面速度を移動最大速度
とする移動最大速度決定工程とを備え、前記移動最大速
度決定工程により決定された移動最大速度を越えないよ
うに送り速度を制御するところに特徴を有する。
【0014】これによれば、ワイヤガイド面速度が上限
速度を越えるようなプログラム面速度が設定された場合
には、減速率の分だけプログラム面速度が順次下げられ
ていき、遂には上限速度を下回ったワイヤガイド面速度
が得られる。そして、そのときのプログラム面速度を移
動最大速度として、この速度を越えないように送り速度
が制御されることにより、軸の偏差エラーの発生が未然
に防止され、適切な送り速度での制御を行なうことがで
きるようになる。
【0015】この場合、上記各工程の実行による移動最
大速度の決定を、動作プログラムの1ブロック毎に行な
い、決定された移動最大速度をそのブロックにおいて有
効とさせるようにすれば(請求項7の発明)、各ブロッ
ク毎に適切な移動最大速度を決定することが可能とな
る。
【0016】また、前記上限速度を、ワイヤガイド面に
おける最大速度に所定の余裕率を乗算した値に設定する
ことができる(請求項8の発明)。あるいは、ワークの
テーパ加工における該ワークの上面と下面との間でのワ
イヤの移動軌跡が相似形となるかどうかを判断する判断
工程を設け、この判断工程により非相似形と判断された
ときに、前記上限速度をワイヤガイド面における最大速
度に所定の余裕率を乗算した値に設定するように構成す
ることができる(請求項9の発明)。
【0017】これらによれば、比較対象となる上限速度
が、最大速度よりも余裕率分だけ低い状態とされ、ひい
ては移動最大速度がその分だけ低いものに決定されるの
で、ワークの上面と下面との間でのワイヤの移動軌跡が
非相似形である場合でも、軸の偏差エラーが発生する送
り速度までには十分な余裕が生じ、軸の偏差エラーの発
生を未然に防止することができる。更には、その余裕率
を自在に設定可能に構成しても良く(請求項10の発
明)、これによれば、オペレータが必要に応じた余裕率
を設定することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態(請求
項1,2,3,6,7,8に対応)について、図1ない
し図4を参照しながら説明する。まず、図2は、本実施
形態に係るワイヤ放電加工機の本体11の要部構成を概
略的に示している。ここで、ワークWを支持する加工テ
ーブル12は、XY駆動機構13によりXY平面上を自
在に移動されるようになっている。周知のように、この
XY駆動機構13は、共にエンコーダ付きのサーボモー
タからなるX軸モータ14及びY軸モータ15を備えて
構成されている。
【0019】前記加工テーブル12(ワークW)の上方
には、上ワイヤガイド16が配置されると共に、加工テ
ーブル12(ワークW)の下面側には下ワイヤガイド1
7が固定的に設けられている。加工(切断)用のワイヤ
18は、前記上ワイヤガイド16と下ワイヤガイド17
との間に所定の張力をもって掛渡されるように保持され
ると共に、図示しない供給リールから送出され、上ガイ
ドローラ19、前記上ワイヤガイド16、前記下ワイヤ
ガイド17、下ガイドローラ20を順に介して図示しな
い巻取ローラに巻取られることにより、ワークW配置部
分を上から下に送られるようになっている。
【0020】このとき、前記上ワイヤガイド16は、U
V駆動機構21により、前記XY平面に平行なUV平面
上(ワイヤガイド面)を自在に移動されるようになって
いる。このUV駆動機構21も、共にエンコーダ付きの
サーボモータからなるU軸モータ22及びV軸モータ2
3を備えて構成されている。尚、説明の煩雑化を避ける
ため、図示や詳しい説明は省略するが、前記UV駆動機
構21は、Z軸駆動機構によりX軸(上下方向)に自在
に移動されるようになっており、前記上ワイヤガイド1
6の高さ位置の調節も可能とされている。また、これも
図示はしないが、前記ワイヤ18とワークWとの間に電
圧を印加して放電を発生させる機構も設けられている。
【0021】そして、このワイヤ放電加工機の本体11
の各機構は、本実施形態に係る制御装置(NC制御装
置)24により制御されるようになっている。この制御
装置24は、CPU25、制御プログラムや動作プログ
ラム、各種データ等が記憶されるメモリ26、入力手段
としてのキーボード27、各種の表示を行なうディスプ
レイ28等を相互に接続して構成されている。
【0022】また、前記CPU25は、前記X軸モータ
14を駆動するXドライバ29をXコントローラ30を
介して制御すると共に、前記Y軸モータ15を駆動する
Yドライバ31をYコントローラ32を介して制御し、
さらに、前記U軸モータ22を駆動するUドライバ33
をUコントローラ34を介して制御すると共に、前記V
軸モータ23を駆動するVドライバ35をVコントロー
ラ36を介して制御するようになっている。尚、図示は
しないが、制御装置24(CPU25)は、前記Z軸駆
動機構や、前記ワイヤ18の送り機構、前記ワイヤ18
とワークWとの間に電圧を印加する機構等も制御するよ
うになっている。
【0023】これにて、制御装置24は、動作プログラ
ム等に従って本体11の各機構を制御し、ワイヤ18と
ワークWとの間に電圧を印加して放電を発生させなが
ら、ワークW(加工テーブル12)をXY平面上を移動
させると共に、上ワイヤガイド16をUV平面上を移動
させ、もってワークWを所望の形状に切断加工するよう
になっている。この場合、下ワイヤガイド17に対して
上ワイヤガイド16を移動させることによって、ワイヤ
18を斜めにしてワークWのテーパ加工が可能とされる
のである。
【0024】図3は、テーパ加工されたワークWの一例
を示しており、図3(a)に示すように、このワークW
は、上下両面が大きさの異なる四角形状をなし、4つの
側面がテーパ面とされた薄形の四角錐台状をなしてい
る。このワークWの場合、加工を行なうにあたっては、
図3(b)に示すように、ワークWの下面におけるワイ
ヤ18の相対的な移動軌跡はA1のようになり、ワーク
Wの上面におけるワイヤ18の相対的な移動軌跡はA2
のようになり、さらに、前記上ワイヤガイド16の相対
的な移動軌跡がA3のようになる。
【0025】さて、前記制御装置24(CPU25)
は、そのソフトウエア的構成により、本実施形態に係る
制御方法を実行する。この場合、所定のプログラム面
(例えばワークWの上面あるいは下面)におけるワーク
Wとワイヤ18との相対的な送り速度(切削速度)は、
動作プログラム上で指令されたり或いは予めパラメータ
により設定されるようになっているのであるが、制御装
置24は、実際の送り速度が移動最大速度を越えないよ
うにさせながら、各軸(モータ14,15,22,2
3)の速度制御(適応制御)を行なうようになってい
る。
【0026】このとき、前記動作プログラムは、本体1
1の一連の動作を単位とした複数のブロックの集合から
構成され、前記制御装置24は、その動作プログラムを
1ブロック毎に解析しながら制御を行なうのであるが、
詳しくは後のフローチャート説明にて述べるように、そ
の1ブロックの解析毎に、上記した移動最大速度を決定
するようになっている。
【0027】具体的には、まず、前記ワークWの厚み方
向所定高さのプログラム面(移動面)における相対移動
速度たるプログラム面速度を最大速度(定格値)に設定
し、次に、設定されたプログラム面速度に基づいて上ワ
イヤガイド16の移動面(ワイヤガイド面)における相
対移動速度たるワイヤガイド面速度を算出する。そし
て、算出されたワイヤガイド面速度と該ワイヤガイド面
における上限速度とを比較し、ワイヤガイド面速度が上
限速度以上であったときには、プログラム面速度に所定
の減速率(例えば90%)を乗算したものを改めてプロ
グラム面速度に設定し直して再びワイヤガイド面速度の
算出に戻り、ワイヤガイド面速度が上限速度未満となっ
たときに、そのときのプログラム面速度を移動最大速度
に決定するようになっている。
【0028】従って、制御装置24(CPU25)が、
初期値設定手段、算出手段、比較手段、再設定手段、移
動最大速度決定手段、及び制御手段として機能するよう
になっている。また、本実施形態では、上記したように
算出されたワイヤガイド面速度と該ワイヤガイド面にお
ける上限速度とを比較するにあたって、その上限速度
が、ワイヤガイド面における最大速度(定格値)に所定
の余裕率(例えば80%)を乗算した値に設定されるよ
うになっている。
【0029】次に、上記構成の作用について、図1及び
図4も参照して述べる。図1のフローチャートは、動作
プログラムの1ブロックの解析毎に制御装置24により
実行される、所定のプログラム面(例えばワークWの上
面)におけるワークWとワイヤ18との相対的な送り速
度の決定の処理手順を示している。即ち、ステップS1
では、そのブロックにおける送り速度の指令の有無が判
断され、送り速度の指令がある場合には(ステップS1
にてYes)、その指令値が送り速度とされ(ステップ
S2)、指令がない場合には(ステップS1にてN
o)、予めパラメータにより設定されている値が送り速
度とされる(ステップS3)。
【0030】次のステップS4〜ステップS7では、当
該ブロックにおける移動最大速度(プログラム面速度)
を求める処理が行なわれる。まずステップS4では、プ
ログラム面速度の初期値が最大速度(機械的な定格値)
に設定される。次いで、ステップS5では、設定された
プログラム面速度から、上ワイヤガイド16の移動面
(ワイヤガイド面)における相対移動速度たるワイヤガ
イド面速度が算出される。このワイヤガイド面速度は、
ワイヤガイド面における移動距離とプログラム面におけ
る移動距離との比を、前記プログラム面速度に乗算する
ことにより求められる。
【0031】そして、次のステップS6では、ステップ
S5にて算出されたワイヤガイド面速度が、上限速度以
上であるかどうかが判断される。本実施形態では、前記
上限速度として、ワイヤガイド面における最大速度(機
械的な定格値)に所定の余裕率(この場合80%)を乗
算した値に設定されるようになっている。後述するよう
に、この余裕率を加味することにより、ワークWの上面
と下面との間でのワイヤ18の移動軌跡が非相似形の場
合でも対応することができるようになる。
【0032】このとき、ワイヤガイド面速度が上限速度
未満であった場合には(ステップS6にてNo)、その
ときのプログラム面速度が移動最大速度に決定されるよ
うになっている。これに対し、ワイヤガイド面速度が上
限速度以上であったときには(ステップS6にてYe
s)、次のステップS7にて、そのときのプログラム面
速度に所定の減速率(例えば90%)を乗算した値が、
改めてプログラム面速度として設定し直されるようにな
っている。そして、再度ステップS5の処理(ワイヤガ
イド面速度の算出)が行なわれるのである。
【0033】このようにして、ステップS4あるいはス
テップS7にて設定されたプログラム面速度が、ワイヤ
ガイド面速度が上限速度を越えてしまうような値である
場合には、ステップS5〜ステップS7の処理が繰返さ
れるようになり、減速率の分だけプログラム面速度が順
次下げられていき、遂には上限速度を下回ったワイヤガ
イド面速度が得られ(ステップS6にてNo)、そのと
きのプログラム面速度が移動最大速度として決定される
のである。
【0034】ステップS8及びステップS9は、実際の
そのブロックにおける送り速度の制御の処理であり、制
御装置24は、上記ステップS2あるいはステップS3
にて設定された送り速度に基づいて、各軸(モータ1
4,15,22,23)の速度制御(適応制御)を行な
うのであるが、このとき、ステップS8にて、実際の送
り速度が上記プログラム面速度(移動最大速度)を越え
ているかどうかが判断され、越えない場合には(ステッ
プS8にてNo)、そのままその送り速度で制御を行な
い、送り速度が移動最大速度を越えると判断された場合
には(ステップS8にてYes)、ステップS9にて、
送り速度をその移動最大速度として制御を行なうのであ
る。
【0035】これにより、送り速度指令値やワイヤ18
の傾斜角度に関わらず、プログラム面速度はもとより、
ワイヤガイド面速度についても最大速度(機械的な定格
値)を越えることなく、ワークWとワイヤ18との相対
的な送り速度を制御することができる。従って、従来の
ようなUV駆動機構6側で軸の機械的な最高速度(定格
値)を越えた速度が求められてしまう虞のあったものと
異なり、軸の偏差エラーの発生を未然に防止することが
できるものである。
【0036】しかして、テーパ加工において、図3に示
したように、ワークWの上面と下面との間でのワイヤ1
8の移動軌跡が相似形となる場合には、ワイヤガイド面
速度を最大速度(定格値)としてそこからプログラム面
速度を逆算により求め、そのプログラム面速度を移動最
大速度としたり、あるいは、上記フローチャートのステ
ップS6における上限速度を、ワイヤガイド面における
最大速度とする(余裕率を加味しない)ことにより、同
様に軸の偏差エラーの発生のない送り速度の制御を行な
うことが可能となる。
【0037】ところが、実際の加工では、ワークWの上
面と下面との間でのワイヤ18の移動軌跡が必ずしも相
似形となるとは限らない。具体例をあげると、図4
(a)に示すように、ワークWの下面におけるワイヤ1
8の相対的な移動軌跡B1が円弧状であるのに対し、ワ
ークWの上面におけるワイヤ18の相対的な移動軌跡B
2が、それよりも角度の大きい円弧状である場合や、図
4(b)に示すように、ワークWの下面及び上面におけ
るワイヤ18の相対的な移動軌跡C1及びC2が共に円
弧状であるものの、その中心位置が異なっている場合、
さらには、図示はしないがワークWの下面の移動軌跡が
直線状で、上面の移動軌跡が円弧状である場合などであ
る。
【0038】このようにワークWの上下両面における移
動軌跡が非相似形の場合には、上記した逆算により移動
最大速度を求めたもの、あるいはステップS6における
上限速度をワイヤガイド面における最大速度としたもの
では、軸の偏差エラーが発生する虞は依然として残るも
のとなる。これに対し、本実施形態では、ステップS6
に用いる上限速度を、ワイヤガイド面における最大速度
に所定の余裕率(80%)を乗算した値に設定した。
【0039】これにより、比較対象となる上限速度が、
最大速度よりも余裕率分だけ低い状態とされ、ひいては
移動最大速度がその分だけ低いものに決定されるので、
ワークWの上面と下面との間でのワイヤ18の移動軌跡
が非相似形である場合でも、軸の偏差エラーが発生する
送り速度までには十分な余裕が生じ、軸の偏差エラーの
発生を未然に防止することができるのである。ちなみ
に、本発明者によるシミュレーションによれば、余裕率
を80%とすることにより、移動軌跡が非相似形となる
ほとんどのテーパ加工に適応できることが明らかとなっ
たのである。
【0040】このように本実施形態によれば、ワイヤガ
イド面速度が上限速度を越えるようなプログラム面速度
が設定された場合には、減速率の分だけプログラム面速
度が順次下げられていき、遂には上限速度を下回ったワ
イヤガイド面速度が得られるようになり、そのときのプ
ログラム面速度を移動最大速度としてこの速度を越えな
いように送り速度が制御される。従って、ワークWのテ
ーパ加工を行なうにあたっての、軸の偏差エラーの発生
を未然に防止し、適切な送り速度での制御を行なうこと
ができるという優れた効果を奏する。
【0041】また、特に本実施形態では、上記ステップ
S6における上限速度を、ワイヤガイド面における最大
速度に所定の余裕率(80%)を乗算した値に設定した
ので、比較対象となる上限速度が、最大速度よりも余裕
率分だけ低い状態とされ、ひいては移動最大速度がその
分だけ低いものに決定される。この結果、ワークWの上
面と下面との間でのワイヤ18の移動軌跡が非相似形で
ある場合でも、軸の偏差エラーが発生する送り速度まで
には十分な余裕が生じ、軸の偏差エラーの発生を未然に
防止することができるものである。
【0042】尚、上記実施形態では、比較工程に用いる
上限速度を、ワイヤガイド面における最大速度に所定の
余裕率(80%)を乗算した値に設定するようにした
が、ワークWの上面と下面との間でのワイヤ18の移動
軌跡が相似形となるかどうかを判断する判断手段(判断
工程)を設け、この判断手段により非相似形と判断され
たときに、その上限速度を、ワイヤガイド面における最
大速度に所定の余裕率を乗算した値に設定するように構
成しても良い(請求項4,9に対応)。
【0043】これによれば、ワークWの上面と下面との
間でのワイヤ18の移動軌跡が非相似形である場合で
も、移動最大速度をその分だけ低いものとして軸の偏差
エラーの発生を未然に防止することができ、移動軌跡が
相似形である場合には、余裕率を乗算せずに最大速度を
そのまま上限速度とすることにより、移動最大速度を徒
に低くすることなく済ませることができる。
【0044】また、上記実施形態では、余裕率を80%
としたが、必ずしもこの値に限定されるものではない。
この場合、入力手段を設けて、余裕率を自在に設定でき
るような構成とすることもでき(請求項5,10に対
応)、これによれば、オペレータが例えばテーパ加工の
形状などに応じて余裕率を設定することが可能となり、
より効果的となる。
【0045】その他、本発明は上記した実施形態に限定
されるものではなく、例えば上ワイヤガイド16側が移
動するものではなく下ガイドワイヤ17側を自在に移動
させる構成としても良く、あるいは、固定された加工テ
ーブル(ワーク)に対して上ワイヤガイド及び下ガイド
ワイヤの双方が移動する構成としても良く、さらには、
減速率としても90%に限定されるものではなく、適宜
の数値を設定すれば良いなど、要旨を逸脱しない範囲内
で適宜変更して実施し得るものである。
【0046】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
のワイヤ放電加工機の制御装置及び制御方法によれば、
ワイヤガイド面速度が上限速度を越えるようなプログラ
ム面速度が設定された場合には、減速率の分だけプログ
ラム面速度を順次下げていって上限速度を下回ったワイ
ヤガイド面速度が得られたところで、そのときのプログ
ラム面速度を移動最大速度としてこの速度を越えないよ
うに送り速度を制御するようにしたので、ワークのテー
パ加工を行なうにあたっての、軸の偏差エラーの発生を
未然に防止し、適切な送り速度での制御を行なうことが
できるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、最大移動速
度の決定の処理手順を示すフローチャート
【図2】ワイヤ放電加工機の要部構成を概略的に示す図
【図3】テーパ加工されたワークの一例を示す斜視図
(a)及びその際の各部の移動軌跡を平面的に示す図
(b)
【図4】移動軌跡が非相似形となる場合の具体例を示す
【図5】従来例を示すもので、ワイヤ放電加工機の本体
の要部構成を示す斜視図
【符号の説明】
図面中、11はワイヤ放電加工機本体、13はXY駆動
機構、16は上ワイヤガイド、17は下ワイヤガイド、
18はワイヤ、21はUV駆動機構、24は制御装置
(初期値設定手段、算出手段、比較手段、再設定手段、
移動最大速度決定手段、制御手段)、Wはワークを示
す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下のワイヤガイド間に掛渡された状態
    で送られるワイヤに対し、それら上下のワイヤガイド間
    においてワークを相対的に移動させると共に、前記ワイ
    ヤガイドの一方を他方に対して相対的に移動させること
    により、前記ワークをテーパ加工するワイヤ放電加工機
    における、前記ワークと前記ワイヤとの間の相対的な送
    り速度を制御する装置であって、 前記ワークの厚み方向所定高さの移動面における相対移
    動速度たるプログラム面速度を最大速度に設定する初期
    値設定手段と、 設定されたプログラム面速度に基づいて前記一方のワイ
    ヤガイドのその移動面における相対移動速度たるワイヤ
    ガイド面速度を算出する算出手段と、 この算出手段にて算出されたワイヤガイド面速度と該ワ
    イヤガイド面における上限速度とを比較する比較手段
    と、 この比較手段においてワイヤガイド面速度が上限速度以
    上であったときには、前記プログラム面速度に所定の減
    速率を乗算したものを改めてプログラム面速度に設定し
    直して前記算出手段によるワイヤガイド面速度の算出を
    繰返させる再設定手段と、 前記比較手段において前記ワイヤガイド面速度が上限速
    度未満であったときに、そのときのプログラム面速度を
    移動最大速度とする移動最大速度決定手段と、 この移動最大速度決定手段により決定された移動最大速
    度を越えないように前記送り速度を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とするワイヤ放電加工機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記各手段の処理による移動最大速度の
    決定は、動作プログラムの1ブロック毎に行なわれ、決
    定された移動最大速度はそのブロックにおいて有効とさ
    れることを特徴とする請求項1記載のワイヤ放電加工機
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記上限速度は、ワイヤガイド面におけ
    る最大速度に所定の余裕率を乗算した値に設定されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のワイヤ放電加工機
    の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ワークのテーパ加工における、該ワ
    ークの上面と下面との間でのワイヤの移動軌跡が相似形
    となるかどうかを判断する判断手段を備え、この判断手
    段により非相似形と判断されたときに、前記上限速度
    が、ワイヤガイド面における最大速度に所定の余裕率を
    乗算した値に設定されることを特徴とする請求項1又は
    2記載のワイヤ放電加工機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記余裕率を自在に設定するための入力
    手段を備えることを特徴とする請求項3又は4記載のワ
    イヤ放電加工機の制御装置。
  6. 【請求項6】 上下のワイヤガイド間に掛渡された状態
    で送られるワイヤに対し、それら上下のワイヤガイド間
    においてワークを相対的に移動させると共に、前記ワイ
    ヤガイドの一方を他方に対して相対的に移動させること
    により、前記ワークをテーパ加工するワイヤ放電加工機
    における、前記ワークと前記ワイヤとの間の相対的な送
    り速度を制御する方法であって、 前記ワークの厚み方向所定高さの移動面における相対移
    動速度たるプログラム面速度を最大速度に設定する初期
    値設定工程と、 設定されたプログラム面速度に基づいて前記一方のワイ
    ヤガイドのその移動面における相対移動速度たるワイヤ
    ガイド面速度を算出する算出工程と、 この算出工程にて算出されたワイヤガイド面速度と該ワ
    イヤガイド面における上限速度とを比較する比較工程
    と、 この比較工程においてワイヤガイド面速度が上限速度以
    上であったときには、前記プログラム面速度に所定の減
    速率を乗算したものを改めてプログラム面速度に設定し
    直して前記算出工程に戻す再設定工程と、 前記比較工程において前記ワイヤガイド面速度が上限速
    度未満であったときに、そのときのプログラム面速度を
    移動最大速度とする移動最大速度決定工程とを備え、 前記移動最大速度決定工程により決定された移動最大速
    度を越えないように前記送り速度を制御することを特徴
    とするワイヤ放電加工機の制御方法。
  7. 【請求項7】 上記各工程の実行による移動最大速度の
    決定は、動作プログラムの1ブロック毎に行なわれ、決
    定された移動最大速度はそのブロックにおいて有効とさ
    れることを特徴とする請求項6記載のワイヤ放電加工機
    の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記上限速度は、ワイヤガイド面におけ
    る最大速度に所定の余裕率を乗算した値に設定されるこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載のワイヤ放電加工機
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記ワークのテーパ加工における、該ワ
    ークの上面と下面との間でのワイヤの移動軌跡が相似形
    となるかどうかを判断する判断工程を備え、この判断工
    程により非相似形と判断されたときに、前記上限速度
    が、ワイヤガイド面における最大速度に所定の余裕率を
    乗算した値に設定されることを特徴とする請求項6又は
    7記載のワイヤ放電加工機の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記余裕率は、自在に設定可能とされ
    ていることを特徴とする請求項8又は9記載のワイヤ放
    電加工機の制御方法。
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