JP2001096401A - Nc工作機械のローディング装置 - Google Patents

Nc工作機械のローディング装置

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JP2001096401A
JP2001096401A JP27702399A JP27702399A JP2001096401A JP 2001096401 A JP2001096401 A JP 2001096401A JP 27702399 A JP27702399 A JP 27702399A JP 27702399 A JP27702399 A JP 27702399A JP 2001096401 A JP2001096401 A JP 2001096401A
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JP
Japan
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work
hand
headstock
axis
spindle
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JP27702399A
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Takahiko Azusawa
隆彦 小豆澤
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンド移送機構から専用アクチュエータを省
略し、構造及び制御を簡略化するとともに、ワークハン
ドを高精度に位置決めする。 【解決手段】 主軸台21をZ軸及びX軸方向へ移動可
能に備えたNC旋盤において、本機上方にワーク搬送用
のシュータを設ける。ワークハンド13をY軸方向に移
動可能に設け、主軸18の回転を平ギア1、幅広ギア
2、歯付プーリ3等を介してワークハンド13の直線移
動に変換し、ワークを機内に搬入出する。主軸台21の
Z軸移動によりワークをチャック20に脱着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC工作機械にお
いて、ワークを主軸にロード・アンロードするローディ
ング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、主軸台固定型
のNC旋盤において、ワークハンド13の移送軸をZ軸
及びY軸の直交2軸で構成し、ワークを機上で搬送し、
機内に搬入出し、主軸に脱着するローディング装置が知
られている。また、図8に示すように、主軸台移動型の
NC旋盤において、ワーク(主に丸材)の機上搬送にイ
ンシュータ16及びアウトシュータ17を用い、ワーク
の脱着に主軸台21のZ軸移動を利用することで、ワー
クハンド13の移送軸を機内搬入出用のY軸のみに簡略
化したローディング装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のロー
ディング装置によると、ワークハンド13の移送機構に
エアシリンダやモータ等の専用アクチュエータが必要に
なるため、構造及び制御が複雑化し、コストが高くつく
問題点があった。特に、エアシリンダの場合は、ワーク
ハンド13を外部ストッパやストロークエンドで停止さ
せるので、位置決め精度が低く、中間停止が必要な場合
に構造及び制御がさらに複雑化する問題点があった。
【0004】そこで、本発明の課題は、ハンド移送機構
から専用アクチュエータを省略して、構造及び制御を簡
略化できるとともに、ワークハンドを高精度に位置決め
できるNC工作機械のローディング装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明によるローディング装置は、NC
工作機械において、主軸の回転をワークハンドの直線移
動に変換する変換機構を備え、ワーク交換時に主軸の回
転を利用してワークハンドを移送することを特徴とす
る。
【0006】また、請求項2の発明によるローディング
装置は、前記変換機構が主軸台の移動によって主軸に断
続される回転受入部材を含むことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を主軸台移動型NC
旋盤のローディング装置に具体化した一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、この
NC旋盤は、ビルトインモータ型の主軸台21を主軸1
8の軸線方向に沿うZ軸方向(前後方向)及びZ軸と直
交するX軸方向(左右方向)へ移動可能に装備し、チャ
ック20に把持したワーク(図示略)を刃物台23の工
具24で加工するように構成されている。
【0008】ローディング装置は、ワークを本機上方で
搬送する機上搬送手段としてのインシュータ16及びア
ウトシュータ17と、各シュータ16,17の突合部と
主軸18との間においてZ軸及びX軸と直交するY軸方
向(上下方向)へ移動可能に設けられたワークハンド1
3と、ワーク交換時に主軸18の回転をワークハンド1
3の直線移動に変換する機構とから構成されている。
【0009】前記変換機構の構成について詳述すると、
主軸18の後端部には平ギア1が一体回転可能に組み付
けられている。主軸台21のX軸方向における通常移動
範囲XSの外側には、平ギア1に噛み合う幅広ギア2
と、幅広ギア2と一体に回転する歯付プーリ3と、歯付
プーリ3を停止保持するするブレーキ4とが設けられて
いる。幅広ギア2は主軸台21のX軸方向の移動によっ
て主軸18に断続される回転受入部材である。
【0010】図3及び図4に示すように、本機上方には
Z軸方向に長い伝達軸7が設けられ、伝達軸7の後端に
は歯付プーリ6が固定され、歯付プーリ6は歯付ベルト
5を介して歯付プーリ3に連結され、伝達軸7の前端に
はピニオンギア8が固定されている。ピニオンギア8は
ラック10に噛み合い、ラック10はY軸方向に長いア
ーム9に固定され、アーム9は案内軸12を介し上下一
対のリニア軸受11により昇降可能に支持されている。
【0011】ワークハンド13は、アーム9の下端に取
り付けられ、上側のローディングハンド13Aと、下側
のアンローディングハンド13Bと、各ハンド13A,
13BをZ軸方向に押し出すエアプッシャー14とから
上下平行ダブルハンド式に構成されている。
【0012】図5及び図6に示すように、インシュータ
16には未加工ワークWaを一つずつローディングハン
ド13Aに供給するエスケープ装置15が設けられてい
る。アウトシュータ17には加工済みワークWbを必要
に応じて反転させたのちに次工程に送る反転装置22が
設けられている。25はローディング装置の架台であ
る。
【0013】次に、上記のように構成されたローディン
グ装置の作用について説明する。ワークの加工は、主軸
台21のZ軸方向の可動範囲ZS(図1参照)及びX軸
方向の通常移動範囲XS(図2参照)で行われる。加工
サイクルが終了し、主軸定位置停止指令が出ると、主軸
18の後部に設けられたエンコーダ19(図4参照)で
主軸18の回転位相が検出され、主軸18が定位置で停
止する。
【0014】続いて、主軸台21がX軸方向へ移動して
通常移動範囲XSを越えた極限位置SL(図2参照)で
停止し、平ギア1がブレーキ4で停止保持された幅広ギ
ア2と噛み合う。この状態で、ブレーキ4が解除され、
主軸18が正回転し、ワークハンド13が距離H1(図
2参照)をY軸方向に下降し、アンローディングハンド
13Bが主軸18と同じ高さに位置決めされ、主軸18
が定位置で停止する。
【0015】次に、主軸台21がZ軸方向に前進し、加
工済みワークWbをチャック20からアンローディング
ハンド13Bに渡したのち、後退する。このとき、平ギ
ア1は幅広ギア2に噛み合ったまま後方へスライドす
る。そして、主軸18が正回転し、ワークハンド13が
ハンドスパンに相当する距離H2(図2参照)を下降
し、ローディングハンド13Aが主軸18と同じ高さに
位置決めされ、主軸18が定位置で停止する。
【0016】次いで、主軸台21がZ軸方向に前進し、
エアプッシャー14がローディングハンド13Aを押し
出して未加工ワークWaをチャック20に渡したのち、
主軸台21が後退する。そして、主軸18が逆回転し、
ワークハンド13が全ストロークに相当する距離H3
(図2参照)を上昇して待機位置に配置され、主軸18
が定位置で停止する。
【0017】その後、ブレーキ4が幅広ギア2を停止状
態に保持し、主軸台21が極限位置SLから通常移動範
囲XSに戻って、加工サイクルに入る。加工中には、エ
アプッシャー14がローディングハンド13A及びアン
ローディング13Bを押し出し、ローディングハンド1
3Aが未加工ワークWaをインシュータ16から受け取
り、アンローディングハンド13Bが加工済みワークW
bをアウトシュータ17に排出する。
【0018】従って、この実施形態のローディング装置
によれば、ワークハンド13の移送軸をY軸のみに簡略
化でき、しかもY軸のハンド移送機構からモータやエア
シリンダ等の専用アクチュエータを省略でき、構造及び
制御を簡略化して、装置全体を簡単かつ安価に構成する
ことができる。また、主軸18の回転方向、回転数及び
停止位相はNC指令によって制御されるため、外部スト
ッパによる場合と比較して、ワークハンド13を高精度
に位置決めできる利点もある。
【0019】なお、本発明は主軸台移動型のNC旋盤に
限定されるものではなく、図7に示すような主軸台固定
型のNC旋盤において、主軸の回転をワークハンドのZ
軸移動とY軸移動とにクラッチで切り換えて変換するよ
うに構成してもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施す
ることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
のローディング装置によれば、ワーク交換時に主軸の回
転を利用してワークハンドを移送するので、ハンド移送
機構から専用アクチュエータを省略して、構造及び制御
を簡略化できるとともに、ワークハンドを高精度に位置
決めできるという優れた効果を奏する。
【0021】また、請求項2のローディング装置によれ
ば、主軸台の移動を利用して主軸の回転をワークハンド
に伝達するので、ハンド移送機構をより簡単に構成でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるローディング装置の一実施形態を
示すNC旋盤の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】ワークハンドの動作説明図である。
【図5】シュータを示すNC旋盤の平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】従来のローディング装置を示すNC旋盤の斜視
図である。
【図8】従来の別のローディング装置を示すNC旋盤の
斜視図である。
【符号の説明】
1・・平ギア、2・・幅広ギア、3,6・・歯付プー
リ、4・・ブレーキ、5・・歯付ベルト、7・・伝達
軸、8・・ピニオンギア、9・・アーム、10・・ラッ
ク、11・・リニア軸受、12・・案内軸、13・・ワ
ークハンド、16・・インシュータ、17・・アウトシ
ュータ、18・・主軸、20・・チャック、21・・主
軸台、23・・刃物台。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC工作機械において、主軸の回転をワ
    ークハンドの直線移動に変換する変換機構を備え、ワー
    ク交換時に主軸の回転を利用してワークハンドを移送す
    ることを特徴とするローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記変換機構は、主軸台の移動によって
    主軸に断続される回転受入部材を含む請求項1記載のN
    C工作機械のローディング装置。
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