JP2001095738A - 床面洗浄機用気水分離装置 - Google Patents

床面洗浄機用気水分離装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸水用タンクが比較的小型に造られていて、
ブロアーによる洗浄汚水の吸水口と吸引空気の排気口と
を近接した状態に設けざるを得ない場合であっても、気
水分離を確実に実現可能と成した床面洗浄機用気水分離
装置を提供する。 【解決手段】 吸水用タンク3の上面に設けた排気室5
と吸水室6に排気ケース3Aと吸水ケース3Bを連設
し、これ等両ケース3A,3Bの内部に設けた排水通路
3A′と吸水通路3B′に対して、直角方向に向けて排
気口5Aと吸水口6Aを開口し、この吸水ケース3Bの
先端出口3Xを吸水用タンク3の内壁面に向けて直角に
開口して、該先端出口3Xに対して排気ケース3Aの先
端入口3Sを90度旋回した位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行しながら床面
を回転ブラシで洗浄する床面洗浄機(スクラバー)の技
術分野に属するものであって、具体的には、床面洗浄機
に用いて好適な気水分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】床面洗浄機用の気水分離装置に関して
は、従来より例えば実開昭62−23549号公報に見
られるように、吸水用タンクに排気口と吸水口を設け、
この排気口にブロアーの吸引作用(排気作用)を及ぼす
ことにより、上記吸水口に通じる吸水通路を通して回転
ブラシで洗浄した後の洗浄汚水を吸水用タンク内に吸水
する一方、吸水に利用したブロアーの吸引空気を排気口
を通して外部に排気するように構成したものが存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載されている気水分離装置は、比較的大型の吸水用タン
ク(大型の床面洗浄機)を対象に構成されたものであっ
て、大型の吸水用タンクでは吸水口と排気口を離間した
状態に設けることができるため、気水分離の目的を確実
に達成できるのであるが、例えば、吸水用タンクを操作
ハンドルに取付けたアップライト型床面洗浄機のよう
に、吸水用タンクの全体が小型に造られていて吸水口と
排気口が近接した状態に設けられている場合は、気水分
離の目的を充分に、且つ、確実に達成できずに、吸引し
た洗浄汚水や泡が吸引空気と共にブロアー側に吸引され
てしまう問題があった。
【0004】従って本発明の技術的課題は、吸水用タン
クが比較的小型に造られていて、ブロアーによる洗浄汚
水の吸水口と吸引空気の排気口とを近接した状態に設け
ざるを得ない場合であっても、気水分離を確実に実現可
能と成した床面洗浄機用気水分離装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0006】吸水用タンクに排気口と吸水口を設け、こ
の排気口に対してブロアーの吸引作用を及ぼすことによ
り、上記吸水口を通してブラシ洗浄によって生じた汚水
をタンク内に吸水するように構成した床面洗浄機に於い
て、
【0007】(1) 上記吸水用タンクの上面に排気室
と吸水室を設け、これ等各室の下側には吸水用タンクの
内部に向けて突出する排気ケースと吸水ケースを連設し
て、これ等各ケースの内部を夫々吸水用タンクの内部に
通じる排気通路と吸水通路と成し、且つ、上記排気室と
吸水室の側面にはこれ等排気通路と吸水通路に対して直
角な方向に向けて上記の排気口と吸水口を開口すると共
に、上記吸水ケースの下部側面には上記吸水通路の先端
出口をタンク壁面に向けて直角に開口し、且つ、上記排
気ケースの側面に設ける上記排気通路の先端入口を、上
記吸水ケースに設けた吸水通路の先端出口に対して略9
0度旋回した位置に設けること。(請求項1)
【0008】(2) 排気通路に設けた排気ケースと吸
水通路に設けた吸水ケースとを、双方の間に隙間をあけ
た独立した状態で吸水用タンクの内部に向けて突出する
こと。(請求項2)
【0009】(3) 排気ケースを連設した排気室と吸
水ケースを連設した吸水室とを、吸水用タンクの上端口
に着脱自在に取付けたキャップ体に一体形成すると共
に、上記排気ケースに設けた排気通路の下端部にフロー
トを収めたフロートポケットを設けて、水位の上昇に従
って水又は泡がこのフロートポケットの内部に入ってフ
ロートを排気通路上に押し上げると、この排気通路に及
ぶブロアーの吸引作用によってフロートが排気室内部に
上昇して、排出口の内側に設けたフロート弁座を塞ぐよ
うに構成すること。(請求項3)
【0010】 上記(1)で述べた請求項1に係る手
段によれば、ブロアーの吸引作用を受けて吸水口から吸
水通路を通って吸水用タンクに吸引される気水(洗浄汚
水)は、吸水口と吸水通路との間の直角部分、及び、吸
水通路の先端出口とタンク壁面との間の直角部分を通過
して、夫々壁にぶつかりながら吸水用タンク内に向けて
進むため、これ等衝突時のショックによって気水の分離
を効果的に行うことができ、次いで、吸水通路の先端出
口を出て排気通路の先端入口に向かう際に、先端入口が
先端出口に対して90度旋回させた位置に設けられてい
る関係で、気水の分離が更に効果的に進行されるため、
小型で狭い吸水用タンク内に於いても気水分離が確実に
行われて、洗浄汚水を分離した吸引気流のみを先端入口
より排気通路を通して排気口からブロアー側に排気する
ことを可能にする。
【0011】 上記(2)で述べた請求項2に係る手
段によれば、排気通路を設けた排気ケースと、吸水通路
を設けた吸水ケースとの間に隙間が設けられているた
め、排気ケースと吸水ケースの並設間隔を狭く造ったと
しても、両ケースの間を伝わって汚水や泡等が吸水通路
から排気通路に吸引されることがなく、従って、狭い吸
水用タンク内でも気水分離を確実に進めて、吸引空気の
みをブロアー側に排気することを可能にする。
【0012】 上記(3)で述べた請求項3に係る手
段によれば、排気室と吸水室、及び、これ等各室に連設
した排気ケースと吸水ケースの夫々を、吸水用タンクの
上端口に脱着自在に取付けたキャップ体に一体形成した
から、気水分離装置を各種の吸水用タンクに対して簡単
に、且つ、低コストにて実施可能にすると共に、気水分
離によって吸水用タンクに溜った洗浄汚水の水位が設定
レベルを越えて、その水又は泡がフロートを収めたフロ
ートポケットに侵入し、フロートをフロートポケットか
ら排気通路に押し上げると、フロートがブロアーの吸引
作用によって浮上して排気口を塞ぐため、水や泡が排気
通路を通ってブロアー側に吸引されることを防止するこ
とができる。
【0013】以上の如くであるから、上記(1)〜
(3)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
を解決して、前記従来の技術の問題点を解消することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る床面洗浄機
用気水分離装置の実施の形態を図面と共に説明すると、
図1は本発明を実施した床面洗浄機の構成を説明した側
断面図、図2は同じく正断面図であって、これ等の図面
に於いて夫々符号APで全体的に示したのは、全体を比
較的小型に構成したアップライト型床面洗浄機で、1は
操作ハンドル、2はこの操作ハンドル1に取付けたケー
ス体、3はこのケース体2内に取付けた吸水用タンク、
11はモータ14Mによって駆動回転される洗浄ブラシ
14を収めたブラシケース、12はブラシケース11の
後部に取付けた走行用の車輪、10は上記ケース体2を
含む操作ハンドル1の全体をブラシケース11に取付け
る支持脚、10Tはその取付け用ビスで、ケース体2を
含む操作ハンドル1の全体は、下端の取付軸10Xを支
点にしてブラシケース11に対して床面Fの方向に上下
回動自在に構成されている。
【0015】4は上記ケース体2の内部2Hに取付けた
ブロアー、4Mはそのモータ、9は同じくケース体2の
内部2Hに取付けたポンプで、9Aは上記吸水用タンク
3内から洗浄水DWをポンプ9内に取り込む吸水パイ
プ、9Bは取り込んだ洗浄水DWを上記洗浄ブラシ14
側に送る送水パイプであって、上記の吸水用タンク3は
上記ケース体2に設けた嵌込穴(図示省略)の内部に対
して脱着自在に構成されている。
【0016】また、7は上記洗浄水タンク3内に収めた
汚水濾過用のフイルター、7Pはこのフイルター7によ
って濾過された洗浄水を取り出す吸引パイプ、8は吸水
用タンク3の上面部に導出した吸引パイプ7Pの先端部
に取付けられている接続バルブで、この接続バルブ8に
は上述したポンプ9に設けた吸水パイプ9Aの先端部が
脱着自在に接続されていて、ポンプ9の運転に従って吸
水用タンク3内の洗浄水DWをフイルター7で濾過しな
がら汲み上げ、次いで、この汲み上げた濾過済みの洗浄
水DWを順次送水パイプ9B及び噴射パイプ9BXを通
して洗浄ブラシ14側に送水する仕組に成っている。
【0017】次に、以上の如く構成した比較的小型の床
面洗浄機AP(アップライト型床面洗浄機)に実施する
本発明に係る気水分離装置の実施の形態を図面と共に説
明すると、図3は本発明を実施した吸水用タンク3を拡
大して示した背面図、図4は同じく吸水用タンク3の正
断面図、図5は上記ブロアー4の部分の構成を明らかに
するべく当該部分を拡大して示した一部断面構成図、図
6はそのW−W線に沿った断面図であって、これ等の図
面並びに上述した図1と図2に於いて、5と6は上記タ
ンク3の上面部、具体的には、タンク3の上端口に取外
し自在に嵌着したキャップ体3′の上面部に連設した排
気室と吸水室、5Aは排気室5の前面に開口した排気
口、6Aは同じく吸水室6の前面に開口した吸水口、4
Aはブロアー4の吸引作用(排気作用)を上記の排気口
5Aから排気室5を通してタンク3の内部に及ぼすガイ
ド壁で、この様に排気室5を通してタンク3内に及ぶ吸
引作用は、上記吸水室6から吸水口6Aを通って図5に
示した接続パイプ6N、及び、吸引パイプ6Pに及ん
で、上記洗浄ブラシ14で洗浄した後の汚水をタンク3
に吸引する仕組に成っている。
【0018】更に図中、3Aと3Bは上記排気室5と吸
水室6の下側に夫々連通接続した状態で、且つ、上記タ
ンク3の天井部よりその内部に向けて突設した排気ケー
スと吸水ケースで、排気ケース3Aは図示の如く略籠
状、又は、前面に金網を張設した状態に造られていて、
内部にはタンク3内の汚水又は泡の水位が上昇すると、
これに押されて上昇し、更に、上記ブロアー4の吸引作
用を受けて図6の仮想線に示すように上記排気口5A
(フロート弁座)を塞ぐことができるフロート3Rが収
められており、また、吸水ケース3Bには吸引した汚水
の通過を可能とする先端出口3Xが設けられている。
【0019】3A′と3B′は上記連通状態に構成され
ている排気室5と排気ケース3Aの内部、及び、吸水室
6と吸水ケース3Bの内部に夫々形成された排気通路と
吸水通路で、上述した排気口5Aと吸水口6Aはこれ等
各通路3A′,3B′に対して直角な方向に向けて開口
されており、また、上記吸水ケース3Bの下側部に設け
た先端出口3Xは、上記吸水用タンク3の内壁面に向け
て直角に開口形成されている。
【0020】また、3Wは上述した排気ケース3Aと吸
水ケース3Bの間に形成した隙間で、これ等両ケース3
A,3Bの全体はこの隙間3Wを介在した状態で図4並
びに図5に示すように略W字状に独立した形状に造られ
ていて、上記先端出口3Xから吸引されて来る洗浄汚水
DWが、ケース枠等を伝わって排気ケース3Aに設けた
先端入口3Sに直接入り込まないように構成されてお
り、更に加えて、上記排気ケース3Aの先端入口3S
は、吸水ケース3Bの先端出口3Xに対して略90度旋
回した位置に設けられている。
【0021】更に図中、3R′は上記排気通路3A′の
下端部に設けたフロートポケットで、普段はこのフロー
トポケット3R′内にフロート3Rが位置しているが、
水位の上昇によって洗浄水DWは又はその泡がこのフロ
ートポケット3R′の内部に入り込むと、これ等入り込
んだ水又は泡によってフロート3Rがブロアー4の吸引
作用が及ぶ排気通路3A′上に押し上げられ、その結
果、吸引気流に乗ってフロート3Rが排気室5内に浮上
して図1の仮想線に示すように排気口5A(フロート弁
座)を塞ぐため、洗浄水DWや泡が直接ブロアー4側に
吸い込まれないように工夫されている。
【0022】尚、図1に於いて12Rは補助輪、13は
操作ハンドル1をブラシケース11に対し回動する時
に、その係止状態を外すフットペダル、15,16はブ
ラシケース11の底面に設けた前後のスキージを示し、
また、図2に於いて6Xは上述した吸引パイプ6Pの下
端口を接続する汚水吸引口で、6Hはこの汚水吸引口6
Xに作用されるブロアー4の汚水吸引力(吸引力)を後
部スキージ16の内側に及ぼす汚水吸引ガイドを示す。
【0023】本発明に係る床面洗浄機用気水分離装置は
以上述べた如き構成であるから、ブロアー4とポンプ9
を作動して、洗浄水DWを送水パイプ9B及び噴射パイ
プ9BXを通して洗浄ブラシ14の回転方向に向けて供
給することによって、床面Fをブラシ洗浄でき、またこ
のブラシ洗浄によって生じた汚水をブロアー4の吸引作
用によって順次吸水用タンク3に吸引し、次いで、この
吸引した洗浄汚水をフイルター7で濾過して再び洗浄水
DWとしてポンプ9で洗浄ブラシ14側に送ることによ
って、洗浄水DWを循環利用することができる。
【0024】また、本発明に係る気水分離装置によれ
ば、ブロアー4の吸引作用によって吸引パイプ6Pを通
して吸水用タンク3に取り込まれる洗浄汚水を、直角に
設けた吸水口6から吸水通路3B′に通過させ、次い
で、吸水通路3B′に対して直角に設けた先端出口3X
から対向する吸水用タンク3の内壁面に当ててタンク内
部に吸引するため、洗浄汚水はこれ等各直角部分を通過
して各壁面に衝突することで、気水分離がより効果的に
進められる。
【0025】加えて本発明では、ブロアー4の吸引作用
が及ぶ排気ケース3Aの先端入口3Sが、吸水ケース3
Bの先端出口3Xに対して略90度旋回した位置に設け
られていて、先端出口3Xから排出される水や泡が先端
入口3S側に吸引されにくい状態にあるため、気水分離
が更に促進される一方、上記の排気ケース3Aと吸水ケ
ース3Bの間に隙間3Wを設けて、吸水ケース3Bの先
端出口3Xから排気ケース3Aの先端入口3Sに向かっ
て洗浄汚水が直接伝わらないように構成されているた
め、排気ケース3Aへの洗浄汚水の吸引を防止すること
ができる。
【0026】また、本発明では洗浄水DWの水位が上昇
してその水又は泡が排気ケース3Aのフロートポケット
3R′内に侵入すると、このポケット3R′内に位置し
ていたフロート3Rを押し上げてブロアー4の吸引作用
が及ぶ排気通路3A上に浮上させ、ブロアー4に通じる
排気口5A(フロート弁座)を塞ぐため、ブロアー4に
対する洗浄水DWや泡の侵入を防止することができる。
【0027】更に本発明では、上記の各ケース3A,3
Bを連設した排気室5と吸水室6を、吸水用タンク3の
上端口に対して取外し自在に構成したキャップ体3′に
一体に構成しているため、このキャップ体3′を用いて
各種の吸水用タンクに対して簡単に気水分離装置を設け
ることを可能にしている。
【0028】加えて本発明では、排気口5Aと吸水口6
Aを吸水用タンク3の上面に設けた排気室5と吸水室6
の前面に夫々開口した構成であるから、吸水用タンク3
が少々傾斜された程度では、洗浄汚水DWがこれ等排気
口5A及び吸水口6Aから溢れ出る心配がなく、気水分
離、即ち、吸水口6Aからの吸水と排気口5Aからの排
気を支障無く行うことができるものであって、従って、
例えば上記の吸水用タンク3を取付けた操作ハンドル1
を上下に回動しながら床面の洗浄を行うアップライト型
床面洗浄機APに本発明を実施した場合には、操作ハン
ドル1の上下回動に影響を受けることなく、吸引した洗
浄汚水の気水分離を適確に遂行することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る床面洗
浄機用気水分離装置によれば、ブロアーの吸引力によっ
て床面から吸水した洗浄汚水を、複数の直角部分を通過
させて壁面に衝突させたり、洗浄汚水の先端出口に対し
て排気用の先端入口を90度旋回した位置に設けたりす
ることによって、優れた気水分離効果を発揮することが
できるため、比較的小型の吸水用タンクを用いる場合で
あっても、この狭い吸水用タンクの内部で吸引した洗浄
汚水の気水分離を効果的に、且つ、確実に行って、ブロ
アーに対する洗浄水とその泡の侵入を防止し、ブロアー
の故障発生を予防して製品寿命を長くすることができる
ものであって、回収した洗浄汚水の水位が上がると、そ
の水又は泡によってフロートがブロアーに通じる排気口
を塞ぐようにした点、並びに、構成が簡単で各種タンク
に容易に取付けて実施できる点と相俟って、例えば、ア
ップライト型床面洗浄機のような比較的小型の床面洗浄
機に用いて洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気水分離装置を備えたアップライ
ト型床面洗浄機の側断面図である。
【図2】同じくアップライト型床面洗浄機を正面側から
見た断面図である。
【図3】本発明を備えた吸水用タンクを拡大して示した
背面図である。
【図4】同じく吸水用タンクの正断面図である。
【図5】本発明の要部を拡大して示した一部断面正面図
である。
【図6】図5のW−W線に沿った断面図である。
【符号の説明】
AP アップライト型床面洗浄機 3 吸水用タンク 3′ キャップ体 3A 排気ケース 3S 先端入口 3A′ 排気通路 3R フロート 3R′ フロートポケット 3B 吸水ケース 3X 先端出口 3B′ 吸水通路 3W 隙間 4 ブロアー 5 排気室 5A 排気口 6 吸水室 6A 吸水口 14 洗浄ブラシ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 45/04 B01D 45/04 // A47L 11/18 A47L 11/18 (72)発明者 伊藤 喜則 静岡県浜松市新都田1−6−2 アマノ株 式会社都田テクノ事業所内 Fターム(参考) 4D031 AB06 BA04 BA10 EA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水用タンクに排気口と吸水口を設け、
    この排気口に対してブロアーの吸引作用を及ぼすことに
    より、上記吸水口を通してブラシ洗浄によって生じた汚
    水をタンク内に吸水するように構成した床面洗浄機に於
    いて、 上記吸水用タンクの上面に排気室と吸水室を設け、これ
    等各室の下側には吸水用タンクの内部に向けて突出する
    排気ケースと吸水ケースを連設して、これ等各ケースの
    内部を夫々吸水用タンクの内部に通じる排気通路と吸水
    通路と成し、且つ、上記排気室と吸水室の側面にはこれ
    等排気通路と吸水通路に対して直角な方向に向けて上記
    の排気口と吸水口を開口すると共に、上記吸水ケースの
    下部側面には上記吸水通路の先端出口をタンク壁面に向
    けて直角に開口し、且つ、上記排気ケースの側面に設け
    る上記排気通路の先端入口を、上記吸水ケースに設けた
    吸水通路の先端出口に対して略90度旋回した位置に設
    けたことを特徴とする床面洗浄機用気水分離装置。
  2. 【請求項2】 排気通路に設けた排気ケースと吸水通路
    に設けた吸水ケースとを、双方の間に隙間をあけた独立
    した状態で吸水用タンクの内部に向けて突出せしめたこ
    とを特徴とする請求項1記載の床面洗浄機用気水分離装
    置。
  3. 【請求項3】 排気ケースを連設した排気室と吸水ケー
    スを連設した吸水室とを、吸水用タンクの上端口に着脱
    自在に取付けたキャップ体に一体形成すると共に、上記
    排気ケースに設けた排気通路の下端部にフロートを収め
    たフロートポケットを設けて、水位の上昇に従って水又
    は泡がこのフロートポケットの内部に入ってフロートを
    排気通路上に押し上げると、この排気通路に及ぶブロア
    ーの吸引作用によってフロートが排気室内部に上昇し
    て、排出口の内側に設けたフロート弁座を塞ぐように構
    成したことを特徴とする請求項1又は2記載の床面洗浄
    機用気水分離装置。
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