JPH09479A - 床面清掃機 - Google Patents
床面清掃機Info
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- JPH09479A JPH09479A JP15359195A JP15359195A JPH09479A JP H09479 A JPH09479 A JP H09479A JP 15359195 A JP15359195 A JP 15359195A JP 15359195 A JP15359195 A JP 15359195A JP H09479 A JPH09479 A JP H09479A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、簡単な構造で汚水再利用を図り、
床面清掃機の連続清掃時間を延伸し、清掃作業時間の無
駄を減らすことを目的とする。 【構成】 台車3上の清水槽7から吐出弁5を介して散
水パイプ6を台車下面に設けた回転ブラシ1近傍に導出
し、床面の汚水を吸引する吸水ノズル9を前記台車上の
汚水槽12と連結し、同汚水槽12の上部に開口する真
空ポンプ10の吸引パイプ10aを配設してなる床面清
掃機において、前記清水槽7と前記汚水槽12の間に連
通路を設け、同連通路の前記清水槽側に逆止弁18を、
前記汚水槽側にフィルタ17を設けることにより、前記
真空ポンプの停止時には、前記汚水槽と前記清水槽を、
前記汚水槽から前記清水槽へ水が移動し得るように一方
向に接続し、前記清水槽と前記汚水槽が、共通の仕切壁
19により仕切られ、前記連通路が、透孔19aにより
構成してなることを特徴とする。
床面清掃機の連続清掃時間を延伸し、清掃作業時間の無
駄を減らすことを目的とする。 【構成】 台車3上の清水槽7から吐出弁5を介して散
水パイプ6を台車下面に設けた回転ブラシ1近傍に導出
し、床面の汚水を吸引する吸水ノズル9を前記台車上の
汚水槽12と連結し、同汚水槽12の上部に開口する真
空ポンプ10の吸引パイプ10aを配設してなる床面清
掃機において、前記清水槽7と前記汚水槽12の間に連
通路を設け、同連通路の前記清水槽側に逆止弁18を、
前記汚水槽側にフィルタ17を設けることにより、前記
真空ポンプの停止時には、前記汚水槽と前記清水槽を、
前記汚水槽から前記清水槽へ水が移動し得るように一方
向に接続し、前記清水槽と前記汚水槽が、共通の仕切壁
19により仕切られ、前記連通路が、透孔19aにより
構成してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床面清掃機に係り、詳し
くは清掃機に搭載した洗浄水の給水頻度の低減及び節水
と連続清掃時間の延伸に関するものである。
くは清掃機に搭載した洗浄水の給水頻度の低減及び節水
と連続清掃時間の延伸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床面清掃機では、図6に示すよう
に、電動の回転ブラシ1と駆動装置2及びバッテリー
(図示していない)等を備えた台車3上に給水口4と、
吐出弁5及びブラシ1を介して床面への散水パイプ6を
有する清水槽7及び床面の汚水を遮蔽板8と集水ガイド
(図示していない)を有する吸水ノズル9で集めた汚水
を真空ポンプ10の吸引パイプ10aにより吸込み、排
水ホース11より放出する汚水槽12を一体に構成して
搭載している。
に、電動の回転ブラシ1と駆動装置2及びバッテリー
(図示していない)等を備えた台車3上に給水口4と、
吐出弁5及びブラシ1を介して床面への散水パイプ6を
有する清水槽7及び床面の汚水を遮蔽板8と集水ガイド
(図示していない)を有する吸水ノズル9で集めた汚水
を真空ポンプ10の吸引パイプ10aにより吸込み、排
水ホース11より放出する汚水槽12を一体に構成して
搭載している。
【0003】給水場所で給水口4より清水槽7に清水を
溜め、汚水槽12を空にして清掃場所に移動し清掃作業
を開始する。吐出弁5を開き散水パイプ6より清水を床
面に散水しながら電動のブラシ1を回転し床面を洗浄、
清掃する。塵と洗浄水の散逸を防ぐための遮蔽板8と集
水ガイドで集めた汚水を吸水ノズル9から真空ポンプ1
0で吸上げ汚水槽12に溜める。
溜め、汚水槽12を空にして清掃場所に移動し清掃作業
を開始する。吐出弁5を開き散水パイプ6より清水を床
面に散水しながら電動のブラシ1を回転し床面を洗浄、
清掃する。塵と洗浄水の散逸を防ぐための遮蔽板8と集
水ガイドで集めた汚水を吸水ノズル9から真空ポンプ1
0で吸上げ汚水槽12に溜める。
【0004】しかしながら、清掃機本体は、重量、前方
の視界と操作性のため大きくできないため清水槽7及び
汚水槽12の容量が小さく、清掃中度々給水場所に移動
して清水を補給し、汚水を廃棄しなければならなかっ
た。このため、従来は、汚水再利用方式を採用している
場合がある。
の視界と操作性のため大きくできないため清水槽7及び
汚水槽12の容量が小さく、清掃中度々給水場所に移動
して清水を補給し、汚水を廃棄しなければならなかっ
た。このため、従来は、汚水再利用方式を採用している
場合がある。
【0005】ここでは、その一例について説明する。駆
動装置2を備え自走する床面清掃機の台車3上に補助水
槽13を挟んで清水槽7と汚水槽12を一体に構成し、
補助水槽13と汚水槽12の底面の間に閉止弁14を介
してフィルタ17付のパイプ15を連結している。補助
水槽13と清水槽7の間の隔壁に浸透膜フィルタ16を
着脱自在に設け水の移動を可能にしている。
動装置2を備え自走する床面清掃機の台車3上に補助水
槽13を挟んで清水槽7と汚水槽12を一体に構成し、
補助水槽13と汚水槽12の底面の間に閉止弁14を介
してフィルタ17付のパイプ15を連結している。補助
水槽13と清水槽7の間の隔壁に浸透膜フィルタ16を
着脱自在に設け水の移動を可能にしている。
【0006】次に洗浄水の移動について説明する。清掃
作業開始時に給水場所にて給水口4より清水槽7に清水
を溜めると浸透膜フィルタ16を通して補助水槽13に
も清水が溜まり清水の貯水量を増加することができる。
清掃作業を続けると、清水槽7と補助水槽13の水位は
下がり汚水槽12の水位が上がる。汚水槽12の水位が
上がったところでフロートスイッチ等による水位検知を
行い、補助水槽13と清水槽7を連結するパイプ15の
閉止弁14を開く。汚水を補助水槽13に送り込むこと
によって補助水槽13の水位は汚水槽12の水位と同じ
になり、清水槽7より高くなるまでの時間経過により閉
止弁14を閉止する。
作業開始時に給水場所にて給水口4より清水槽7に清水
を溜めると浸透膜フィルタ16を通して補助水槽13に
も清水が溜まり清水の貯水量を増加することができる。
清掃作業を続けると、清水槽7と補助水槽13の水位は
下がり汚水槽12の水位が上がる。汚水槽12の水位が
上がったところでフロートスイッチ等による水位検知を
行い、補助水槽13と清水槽7を連結するパイプ15の
閉止弁14を開く。汚水を補助水槽13に送り込むこと
によって補助水槽13の水位は汚水槽12の水位と同じ
になり、清水槽7より高くなるまでの時間経過により閉
止弁14を閉止する。
【0007】補助水槽13で高水位となった汚水は浸透
フィルタを通して固形物が除かれ清水槽7に溜まり、清
水と汚水を混合した洗浄水を使用することになる。洗浄
水の汚れ具合によって汚水を捨て、清水を給水する。ま
た、汚水槽12側の連結パイプ15の入口を槽の底面よ
り高く形成して比重の大きい塵を沈澱させ、連結パイプ
15の入口にフィルタ17を設け粒度の大きい塵の侵入
を防いで補助水槽13へ塵の侵入を抑えている。このよ
うに、汚水再利用方式を採用する場合は、構造が複雑
で、コストアップ及び故障要因が増える。また、清水槽
7と汚水槽12の仕切りをフレキシブルにする場合、連
続清掃時間が2倍弱しかならないという問題点がある。
フィルタを通して固形物が除かれ清水槽7に溜まり、清
水と汚水を混合した洗浄水を使用することになる。洗浄
水の汚れ具合によって汚水を捨て、清水を給水する。ま
た、汚水槽12側の連結パイプ15の入口を槽の底面よ
り高く形成して比重の大きい塵を沈澱させ、連結パイプ
15の入口にフィルタ17を設け粒度の大きい塵の侵入
を防いで補助水槽13へ塵の侵入を抑えている。このよ
うに、汚水再利用方式を採用する場合は、構造が複雑
で、コストアップ及び故障要因が増える。また、清水槽
7と汚水槽12の仕切りをフレキシブルにする場合、連
続清掃時間が2倍弱しかならないという問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み、簡単な構造で汚水再利用を図り、床面清掃機
の長時間使用時の清水の補給と汚水の廃棄のための頻度
を少なくし、清水槽と汚水槽の容量を変えずに連続清掃
時間を延伸し、清掃作業時間の無駄を減らすことを目的
とする。
点に鑑み、簡単な構造で汚水再利用を図り、床面清掃機
の長時間使用時の清水の補給と汚水の廃棄のための頻度
を少なくし、清水槽と汚水槽の容量を変えずに連続清掃
時間を延伸し、清掃作業時間の無駄を減らすことを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、台車上の清水槽から吐出弁を介して散水パイプを台
車下面に設けた回転ブラシ近傍に導出し、床面の汚水を
吸引する吸水ノズルを前記台車上の汚水槽に連結し、同
汚水槽の上部に開口する真空ポンプの吸引パイプを配設
してなる床面清掃機において、前記清水槽と前記汚水槽
の間に連通路を設け、同連通路の前記清水槽側に逆止弁
を、前記汚水槽側にフィルタを設けることにより、前記
真空ポンプの停止時には、前記汚水槽と前記清水槽を、
前記汚水槽から前記清水槽へ水が移動し得るように一方
向に接続してなることを特徴とする。
に、台車上の清水槽から吐出弁を介して散水パイプを台
車下面に設けた回転ブラシ近傍に導出し、床面の汚水を
吸引する吸水ノズルを前記台車上の汚水槽に連結し、同
汚水槽の上部に開口する真空ポンプの吸引パイプを配設
してなる床面清掃機において、前記清水槽と前記汚水槽
の間に連通路を設け、同連通路の前記清水槽側に逆止弁
を、前記汚水槽側にフィルタを設けることにより、前記
真空ポンプの停止時には、前記汚水槽と前記清水槽を、
前記汚水槽から前記清水槽へ水が移動し得るように一方
向に接続してなることを特徴とする。
【0010】そして、前記清水槽と前記汚水槽が、共通
の仕切壁により仕切られてなることを特徴とする。ま
た、前記汚水槽が、前記清水槽の内部に配設されている
ことを特徴とする。そして、前記連通路が、透孔により
形成されていることを特徴とする。あるいは、前記連通
路が、パイプにより形成されていることを特徴とする。
の仕切壁により仕切られてなることを特徴とする。ま
た、前記汚水槽が、前記清水槽の内部に配設されている
ことを特徴とする。そして、前記連通路が、透孔により
形成されていることを特徴とする。あるいは、前記連通
路が、パイプにより形成されていることを特徴とする。
【0011】更に、前記連通路を、前記汚水槽の水量が
満水時の1/2となる位置に設けてなることを特徴とす
る。もしくは、相互に連通する前記清水槽を複数個設け
てなることを特徴とする。そして、前記連通路を、前記
散水パイプを接続しない清水槽と前記汚水槽の間に配設
してなることを特徴とする。
満水時の1/2となる位置に設けてなることを特徴とす
る。もしくは、相互に連通する前記清水槽を複数個設け
てなることを特徴とする。そして、前記連通路を、前記
散水パイプを接続しない清水槽と前記汚水槽の間に配設
してなることを特徴とする。
【0012】一方、前記逆止弁を、略円板状のゴムの一
端を前記挿通路の上部端に固着してなることを特徴とす
る。他方、前記汚水槽が、満水になったことを検出する
満水スイッチを、前記汚水槽に配設し、前記満水スイッ
チにより、本体を運転を一時停止にしてなることを特徴
とする。そして、前記逆止弁を通じ前記汚水槽から前記
清水槽へ移動した水が、一定量に達したことを検出する
水位スイッチを、前記清水槽に配設し、前記水位スイッ
チの出力により、本体を再運転してなることを特徴とす
る。
端を前記挿通路の上部端に固着してなることを特徴とす
る。他方、前記汚水槽が、満水になったことを検出する
満水スイッチを、前記汚水槽に配設し、前記満水スイッ
チにより、本体を運転を一時停止にしてなることを特徴
とする。そして、前記逆止弁を通じ前記汚水槽から前記
清水槽へ移動した水が、一定量に達したことを検出する
水位スイッチを、前記清水槽に配設し、前記水位スイッ
チの出力により、本体を再運転してなることを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明によれば、台車上の清水槽から吐出弁を
介して散水パイプを台車下面に設けた回転ブラシ近傍に
導出し、床面の汚水を吸引する吸水ノズルを前記台車上
の汚水槽に連結し、同汚水槽の上部に開口する真空ポン
プの吸引パイプを配設してなる床面清掃機において、前
記清水槽と前記汚水槽の間に連通路を設け、同連通路の
前記清水槽側に逆止弁を、前記汚水槽側にフィルタを設
けることにより、前記真空ポンプの停止時には、前記汚
水槽と前記清水槽を、前記汚水槽から前記清水槽へ水が
移動し得るように一方向に接続してなるようにする。
介して散水パイプを台車下面に設けた回転ブラシ近傍に
導出し、床面の汚水を吸引する吸水ノズルを前記台車上
の汚水槽に連結し、同汚水槽の上部に開口する真空ポン
プの吸引パイプを配設してなる床面清掃機において、前
記清水槽と前記汚水槽の間に連通路を設け、同連通路の
前記清水槽側に逆止弁を、前記汚水槽側にフィルタを設
けることにより、前記真空ポンプの停止時には、前記汚
水槽と前記清水槽を、前記汚水槽から前記清水槽へ水が
移動し得るように一方向に接続してなるようにする。
【0014】そして、前記清水槽と前記汚水槽が、共通
の仕切壁により仕切られてなるようにし、また、前記汚
水槽が、前記清水槽の内部に配設されているようにし、
そして、前記連通路が、透孔により形成されているよう
にし、あるいは、前記連通路が、パイプにより形成され
ているようにし、更に、前記連通路を、前記汚水槽の水
量が満水時の1/2となる位置に設け、もしくは、相互
に連通する前記清水槽を複数個設け、そして、前記連通
路を、前記散水パイプを接続しない清水槽と前記汚水槽
の間に配設する一方、前記逆止弁を、略円板状のゴムの
一端を前記挿通路の上部端に固着し、他方、前記汚水槽
が、満水になったことを検出する満水スイッチを、前記
汚水槽に配設し、前記満水スイッチにより、本体を運転
を一時停止にしてなるようにし、そして、前記逆止弁を
通じ前記汚水槽から前記清水槽へ移動した水が、一定量
に達したことを検出する水位スイッチを、前記清水槽に
配設し、前記水位スイッチにより、本体を再運転してな
るようにしてなるので、簡単な構造で汚水再利用を図
り、床面清掃機の長時間使用時の清水の補給と汚水の廃
棄のための頻度を少なくし、清水槽と汚水槽の容量を変
えずに連続清掃時間を延伸することができる。
の仕切壁により仕切られてなるようにし、また、前記汚
水槽が、前記清水槽の内部に配設されているようにし、
そして、前記連通路が、透孔により形成されているよう
にし、あるいは、前記連通路が、パイプにより形成され
ているようにし、更に、前記連通路を、前記汚水槽の水
量が満水時の1/2となる位置に設け、もしくは、相互
に連通する前記清水槽を複数個設け、そして、前記連通
路を、前記散水パイプを接続しない清水槽と前記汚水槽
の間に配設する一方、前記逆止弁を、略円板状のゴムの
一端を前記挿通路の上部端に固着し、他方、前記汚水槽
が、満水になったことを検出する満水スイッチを、前記
汚水槽に配設し、前記満水スイッチにより、本体を運転
を一時停止にしてなるようにし、そして、前記逆止弁を
通じ前記汚水槽から前記清水槽へ移動した水が、一定量
に達したことを検出する水位スイッチを、前記清水槽に
配設し、前記水位スイッチにより、本体を再運転してな
るようにしてなるので、簡単な構造で汚水再利用を図
り、床面清掃機の長時間使用時の清水の補給と汚水の廃
棄のための頻度を少なくし、清水槽と汚水槽の容量を変
えずに連続清掃時間を延伸することができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。尚、構成品の番号は同じものについては同一の番号
を使用する。台車3上の清水槽7から吐出弁5を介して
散水パイプ6を台車下面に設けた回転ブラシ1近傍に導
出し、床面の汚水を吸引する吸水ノズル9を前記台車上
の汚水槽12に連結し、同汚水槽の上部に開口する真空
ポンプ10の吸引パイプ10aを配設し床面清掃機を構
成する。
る。尚、構成品の番号は同じものについては同一の番号
を使用する。台車3上の清水槽7から吐出弁5を介して
散水パイプ6を台車下面に設けた回転ブラシ1近傍に導
出し、床面の汚水を吸引する吸水ノズル9を前記台車上
の汚水槽12に連結し、同汚水槽の上部に開口する真空
ポンプ10の吸引パイプ10aを配設し床面清掃機を構
成する。
【0016】ここで、前記清水槽7と前記汚水槽12の
間に連通路を設け、同連通路の前記清水槽側に逆止弁1
8を、前記汚水槽側にフィルタ17を設けることによ
り、前記真空ポンプの停止時には、前記汚水槽と前記清
水槽を、前記汚水槽から前記清水槽へ水が移動し得るよ
うに一方向に接続する。そして、前記清水槽と前記汚水
槽が、共通の仕切壁19により仕切られてなるようにす
る。また、図5に示すように、前記汚水槽が、前記清水
槽の内部に配設されているようにしてもよい。
間に連通路を設け、同連通路の前記清水槽側に逆止弁1
8を、前記汚水槽側にフィルタ17を設けることによ
り、前記真空ポンプの停止時には、前記汚水槽と前記清
水槽を、前記汚水槽から前記清水槽へ水が移動し得るよ
うに一方向に接続する。そして、前記清水槽と前記汚水
槽が、共通の仕切壁19により仕切られてなるようにす
る。また、図5に示すように、前記汚水槽が、前記清水
槽の内部に配設されているようにしてもよい。
【0017】そして、前記連通路が、透孔19aにより
形成されているようにする。あるいは、前記連通路が、
パイプ15aにより形成されているようにしてもよい。
更に、前記連通路を、前記汚水槽の水量が満水時の1/
2となる位置に設けるようにする。もしくは、図2及び
図3に示すように、相互に連通する前記清水槽7を複数
個設けてなるようにしてもよい。そして、前記連通路
を、前記散水パイプを接続しない清水槽7と前記汚水槽
12の間に配設する。
形成されているようにする。あるいは、前記連通路が、
パイプ15aにより形成されているようにしてもよい。
更に、前記連通路を、前記汚水槽の水量が満水時の1/
2となる位置に設けるようにする。もしくは、図2及び
図3に示すように、相互に連通する前記清水槽7を複数
個設けてなるようにしてもよい。そして、前記連通路
を、前記散水パイプを接続しない清水槽7と前記汚水槽
12の間に配設する。
【0018】一方、前記逆止弁18を、図2に示すよう
に略円板状のゴムの一端18aを前記挿通路の上部端に
固着してなるようにする。他方、前記汚水槽12が、満
水になったことを検出する満水スイッチ20を、前記汚
水槽に配設し、前記満水スイッチにより、本体を運転を
一時停止にしてなるようにする。そして、前記逆止弁1
8を通じ前記汚水槽から前記清水槽へ移動した水が、一
定量に達したことを検出する水位スイッチ21を、前記
清水槽7に配設し、前記水位スイッチにより、本体を再
運転してなるようにする。
に略円板状のゴムの一端18aを前記挿通路の上部端に
固着してなるようにする。他方、前記汚水槽12が、満
水になったことを検出する満水スイッチ20を、前記汚
水槽に配設し、前記満水スイッチにより、本体を運転を
一時停止にしてなるようにする。そして、前記逆止弁1
8を通じ前記汚水槽から前記清水槽へ移動した水が、一
定量に達したことを検出する水位スイッチ21を、前記
清水槽7に配設し、前記水位スイッチにより、本体を再
運転してなるようにする。
【0019】次に、本実施例による洗浄水の移動と本体
の動作について説明する。清掃作業開始時に給水場所に
て給水口4より清水槽7に清水を溜める。このとき、前
記逆止弁は、水圧により押されパイプの口を塞ぎ、若干
の漏洩はあるものの汚水槽への流入を防止する。清掃作
業を続けると、清水槽7の水位は下がり汚水槽12の水
位が上がる。この状態で、汚水槽12内は、真空ポンプ
10により負圧になっているため、逆止弁は閉じたまま
である。
の動作について説明する。清掃作業開始時に給水場所に
て給水口4より清水槽7に清水を溜める。このとき、前
記逆止弁は、水圧により押されパイプの口を塞ぎ、若干
の漏洩はあるものの汚水槽への流入を防止する。清掃作
業を続けると、清水槽7の水位は下がり汚水槽12の水
位が上がる。この状態で、汚水槽12内は、真空ポンプ
10により負圧になっているため、逆止弁は閉じたまま
である。
【0020】ここで、前記汚水槽12が、満水となる
と、満水スイッチにより自動的に運転を一時停止する。
そして、真空ポンプ1が停止して、前記汚水槽12内の
圧力は、外圧と同じになり、同汚水槽12の水位が、パ
イプ15aの位置になるまで逆止弁14が、図4に示す
ように水圧により自動的に開く。
と、満水スイッチにより自動的に運転を一時停止する。
そして、真空ポンプ1が停止して、前記汚水槽12内の
圧力は、外圧と同じになり、同汚水槽12の水位が、パ
イプ15aの位置になるまで逆止弁14が、図4に示す
ように水圧により自動的に開く。
【0021】汚水は、フィルタ17を介し固形物が除か
れ、前記パイプ15aを通じて清水槽7に流れ込む。そ
して、同清水槽7の水位が汚水槽12の水位と同じにな
ると水圧が同じとなり、前記逆止弁18が閉止される。
この結果、清水と汚水を混合した洗浄水を使用すること
が可能になる。
れ、前記パイプ15aを通じて清水槽7に流れ込む。そ
して、同清水槽7の水位が汚水槽12の水位と同じにな
ると水圧が同じとなり、前記逆止弁18が閉止される。
この結果、清水と汚水を混合した洗浄水を使用すること
が可能になる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、台車上の清水槽から吐
出弁を介して散水パイプを台車下面に設けた回転ブラシ
近傍に導出し、床面の汚水を吸引する吸水ノズルを前記
台車上の汚水槽に連結し、同汚水槽の上部に開口する真
空ポンプの吸引パイプを配設してなる床面清掃機におい
て、前記清水槽と前記汚水槽の間に連通路を設け、同連
通路の前記清水槽側に逆止弁を、前記汚水槽側にフィル
タを設けることにより、前記真空ポンプの停止時には、
前記汚水槽と前記清水槽を、前記汚水槽から前記清水槽
へ水が移動し得るように一方向に接続してなるようにす
る。
出弁を介して散水パイプを台車下面に設けた回転ブラシ
近傍に導出し、床面の汚水を吸引する吸水ノズルを前記
台車上の汚水槽に連結し、同汚水槽の上部に開口する真
空ポンプの吸引パイプを配設してなる床面清掃機におい
て、前記清水槽と前記汚水槽の間に連通路を設け、同連
通路の前記清水槽側に逆止弁を、前記汚水槽側にフィル
タを設けることにより、前記真空ポンプの停止時には、
前記汚水槽と前記清水槽を、前記汚水槽から前記清水槽
へ水が移動し得るように一方向に接続してなるようにす
る。
【0023】そして、前記清水槽と前記汚水槽が、共通
の仕切壁により仕切られてなるようにし、また、前記汚
水槽が、前記清水槽の内部に配設されているようにし、
そして、前記連通路が、透孔により形成されているよう
にし、あるいは、前記連通路が、パイプにより形成され
ているうにし、更に、前記連通路を、前記汚水槽の水量
が満水時の1/2となる位置に設け、もしくは、相互に
連通する前記清水槽を複数個設け、そして、前記連通路
を、前記散水パイプを接続しない清水槽と前記汚水槽の
間に配設する一方、前記逆止弁を、略円板状のゴムの一
端を前記挿通路の上部端に固着し、他方、前記汚水槽
が、満水になったことを検出する満水スイッチを、前記
汚水槽に配設し、前記満水スイッチにより、本体を運転
を一時停止にしてなるようにし、そして、前記逆止弁を
通じ前記汚水槽から前記清水槽へ移動した水が、一定量
に達したことを検出する水位スイッチを、前記清水槽に
配設し、前記水位スイッチにより、本体を再運転してな
るようにしてなるので、簡単な構造で汚水再利用を図
り、床面清掃機の長時間使用時の清水の補給と汚水の廃
棄のための頻度を少なくし、清水槽と汚水槽の容量を変
えずに連続清掃時間を延伸することができ、清水を度々
補給するような清掃作業時間の無駄を低減できる。
の仕切壁により仕切られてなるようにし、また、前記汚
水槽が、前記清水槽の内部に配設されているようにし、
そして、前記連通路が、透孔により形成されているよう
にし、あるいは、前記連通路が、パイプにより形成され
ているうにし、更に、前記連通路を、前記汚水槽の水量
が満水時の1/2となる位置に設け、もしくは、相互に
連通する前記清水槽を複数個設け、そして、前記連通路
を、前記散水パイプを接続しない清水槽と前記汚水槽の
間に配設する一方、前記逆止弁を、略円板状のゴムの一
端を前記挿通路の上部端に固着し、他方、前記汚水槽
が、満水になったことを検出する満水スイッチを、前記
汚水槽に配設し、前記満水スイッチにより、本体を運転
を一時停止にしてなるようにし、そして、前記逆止弁を
通じ前記汚水槽から前記清水槽へ移動した水が、一定量
に達したことを検出する水位スイッチを、前記清水槽に
配設し、前記水位スイッチにより、本体を再運転してな
るようにしてなるので、簡単な構造で汚水再利用を図
り、床面清掃機の長時間使用時の清水の補給と汚水の廃
棄のための頻度を少なくし、清水槽と汚水槽の容量を変
えずに連続清掃時間を延伸することができ、清水を度々
補給するような清掃作業時間の無駄を低減できる。
【図1】本発明の第一の実施例を示す床面清掃機の縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第二の実施例を示す床面清掃機の要部
拡大縦断面図である。
拡大縦断面図である。
【図3】本発明の第二の実施例の床面清掃機の平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第二の実施例の床面清掃機の説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第三の実施例を示す床面清掃機の縦断
面図である。
面図である。
【図6】従来例の床面清掃機の要部拡大断面図である。
1 回転ブラシ 2 駆動装置 3 台車 4 給水口 5 吐出弁 6 散水パイプ 7 清水槽 8 遮蔽板 9 吸水ノズル 10 真空ポンプ 10a 吸引パイプ 11 排水ホース 12 汚水槽 15a パイプ 17 フィルタ 18 逆止弁 18a 一端 19 仕切壁 19a 透孔 20 満水センサ 21 水位センサ
Claims (11)
- 【請求項1】 台車上の清水槽から吐出弁を介して散水
パイプを台車下面に設けた回転ブラシ近傍に導出し、床
面の汚水を吸引する吸水ノズルを前記台車上の汚水槽に
連結し、同汚水槽の上部に開口する真空ポンプの吸引パ
イプを配設してなる床面清掃機において、 前記清水槽と前記汚水槽の間に連通路を設け、同連通路
の前記清水槽側に逆止弁を、前記汚水槽側にフィルタを
設けることにより、前記真空ポンプの停止時には、前記
汚水槽と前記清水槽を、前記汚水槽から前記清水槽へ水
が移動し得るように一方向に接続してなることを特徴と
する床面清掃機。 - 【請求項2】 前記清水槽と前記汚水槽が、共通の仕切
壁により仕切られてなることを特徴とする請求項1記載
の床面清掃機。 - 【請求項3】 前記汚水槽が、前記清水槽の内部に配設
されていることを特徴とする請求項1記載の床面清掃
機。 - 【請求項4】 前記連通路が、透孔により形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の床面清掃機。 - 【請求項5】 前記連通路が、パイプにより形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の床面清掃機。 - 【請求項6】前記連通路を、前記汚水槽の水量が満水時
の1/2となる位置に設けてなることを特徴とする請求
項1記載の床面清掃機。 - 【請求項7】相互に連通する前記清水槽を複数個設けて
なることを特徴とする請求項1記載の床面清掃機。 - 【請求項8】前記連通路を、前記散水パイプを接続しな
い清水槽と前記汚水槽の間に配設してなることを特徴と
する請求項7記載の床面清掃機。 - 【請求項9】前記逆止弁が、略円板状のゴムの一端を前
記挿通路の上部端に固着してなることを特徴とする請求
項1記載の床面清掃機。 - 【請求項10】前記汚水槽が、満水になったことを検出
する満水スイッチを、前記汚水槽に配設し、前記満水ス
イッチにより、本体の運転を一時停止にしてなることを
特徴とする請求項1記載の床面清掃機。 - 【請求項11】前記逆止弁を通じ前記汚水槽から前記清
水槽へ移動した水が、一定量に達したことを検出する水
位スイッチを、前記清水槽に配設し、前記水位スイッチ
により、本体を再運転してなることを特徴とする請求項
1記載の床面清掃機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15359195A JPH09479A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 床面清掃機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15359195A JPH09479A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 床面清掃機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09479A true JPH09479A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15565845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15359195A Pending JPH09479A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 床面清掃機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09479A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-06-20 JP JP15359195A patent/JPH09479A/ja active Pending
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