JP2001093292A - 半導体制御装置 - Google Patents

半導体制御装置

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JP2001093292A JP2000203346A JP2000203346A JP2001093292A JP 2001093292 A JP2001093292 A JP 2001093292A JP 2000203346 A JP2000203346 A JP 2000203346A JP 2000203346 A JP2000203346 A JP 2000203346A JP 2001093292 A JP2001093292 A JP 2001093292A
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博也 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチを内蔵するサンプルホールド回路を
複数備える場合に、データのサンプルホールドを前記複
数のサンプルホールド回路を用いて順番に行う場合に、
何れか1個のサンプルホールド回路でのデータのサンプ
ルホールド回路中は、他のサンプルホールド回路のスイ
ッチの開動作に伴うスイッチング雑音が正しいデータの
サンプルホールドを誤らせることを防止する。 【解決手段】 スイッチ制御回路20は複数のサンプル
ホールド回路1〜3に対し順次スイッチ制御信号SH1
〜SH3を出力する。例えば、第1のスイッチ開閉回路
21は、サンプルホールド回路1でのデータのサンプル
ホールド終了に合わせて、信号線31を経て第2のスイ
ッチ開閉回路22に閉信号を出力する。第2のスイッチ
開閉回路22は、前記閉信号を受けるまでは、スイッチ
制御回路20からのスイッチ制御信号SH2をサンプル
ホールド回路2に出力しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個のサンプル
ホールド回路を備えた半導体制御装置に関し、特に、携
帯電話などの移動体通信装置に利用して有効なものに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、Verilog等のハードウェア
記述言語を用いて半導体制御装置のレイアウトを自動配
置、配線することが多く行われてきている。
【0003】携帯電話などの移動体通信装置では、デー
タ信号を保持するためにサンプルホールド回路が利用さ
れており、そのサンプルホールド回路を備えた半導体制
御装置のレイアウト設計にも、自動配置、配線技術が多
く利用されている。
【0004】図12は、サンプルホールド回路を備えた
従来の半導体制御装置の全体構成を示す。同図におい
て、100はスイッチ制御回路、110、120、13
0は各々サンプルホールド回路である。前記スイッチ制
御回路100は各サンプルホールド回路と各々信号線1
40、150、160と接続されていて、この信号線を
介して各サンプルホールド回路110〜130にスイッ
チ制御信号SH1、SH2、SH3を順番に出力する。
【0005】図13は、図12に示した従来の半導体制
御装置の具体的回路図である。スイッチ制御回路100
からのスイッチ制御信号SH1、SH2、SH2によ
り、各々サンプルホールド回路110〜130のCMO
Sスイッチ112、122、132が開動作して、デー
タ入力端子DATAINからのデータが前記スイッチ制
御信号SH1〜SH3に同期して容量111、121、
131に順番にサンプルされる。この時のタイミングチ
ャートを図14に示す。
【0006】図14において、タイミングT1において
スイッチ制御信号SH1の立上りに同期してサンプルホ
ールド回路110のCMOSスイッチ112が開き、容
量111にデータが取り込まれ始める。その後、タイミ
ングT2でのスイッチ制御信号SH1の立下りに同期し
てデータがサンプルホールドされ、CMOSスイッチ1
12が閉じる。
【0007】次に、タイミングT3でのスイッチ制御信
号SH2の立上りに同期してサンプルホールド回路12
0のCMOSスイッチ122が開き、容量121にデー
タが取り込まれ始める。その後、タイミングT4でのス
イッチ制御信号SH2の立下りに同期して前記データが
サンプルホールドされ、CMOSスイッチ122が閉じ
る。
【0008】同様にして、タイミングT5でのスイッチ
制御信号SH3の立上りに同期してサンプルホールド回
路130のCMOSスイッチ132が開き、容量131
にデータが取り込まれ始める。その後、タイミングT6
でのスイッチ制御信号SH3の立下りに同期してデータ
がサンプルホールドされ、CMOSスイッチ132が閉
じる。このようにして、複数個のCMOSスイッチ11
2〜132が順番に開閉して、入力端子DATAINの
データが順番に各サンプルホールド回路110〜130
に取り込まれて行く。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体装置のレ
イアウトの自動配置配線技術が利用されるようになり、
その技術により信号線の配線長は従来よりも正確に制御
できるようになってきた。しかし、実際には、チップの
製造バラツキ等によって、配線の抵抗値や容量にバラツ
キが生じ、その結果、信号の伝達速度にバラツキが生
じ、信号遅延を生じる。
【0010】信号遅延を生じた場合のタイミングチャー
トを図15に示す。同図において、入力端子DATAI
Nのデータには、CMOSスイッチ112、122、1
32のスイッチングによるデジタル信号のクロストーク
や基板を介しての回り込み雑音によるスイッチング雑音
が現れている。
【0011】今、信号遅延により、スイッチ制御信号S
H1が遅れた場合を考える。スイッチ制御信号SH1の
立下りが遅れ、タイミングT3でLレベルになる以前
に、タイミングT2で次のスイッチ制御信号SH2がH
レベルとなると、CMOSスイッチ122が開く。この
時、入力端子DATAINのデータにはスイッチング雑
音が生じる。そして、タイミングT3においてスイッチ
制御信号SH1の立下り、この立下りに同期して入力端
子DATAINのデータが容量111にサンプルホール
ドされる。この時、前記CMOSスイッチ122のスイ
ッチングに起因して生じた前記スイッチング雑音ΔV
が、誤った値として容量111にサンプルホールドされ
る。
【0012】次に、同様にして、信号遅延により、スイ
ッチ制御信号SH2の立下りが遅れた場合を考えると、
スイッチ制御信号SH2の立下りが遅れ、タイミングT
5でLレベルになる以前に、タイミングT4で次のスイ
ッチ制御信号SH3がHレベルとなると、CMOSスイ
ッチ132が開いてスイッチング雑音が生じる。そし
て、タイミングT5において前記スイッチ制御信号SH
2の立下りに同期して、入力端子DATAINのデータ
が容量121にサンプルホールドされる。この時、CM
OSスイッチ132のスイッチングに起因して生じた前
記スイッチング雑音ΔVが、誤った値として容量121
にサンプルホールドされる。従って、従来では、スイッ
チング雑音がサンプルホールドの性能を低下させるとい
う問題点があった。
【0013】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
であり、その目的は、スイッチ制御回路から複数個のサ
ンプルホールド回路までの各信号配線長の長短に拘わら
ず、何れかのサンプルホールド回路でのデータのサンプ
ルホールド中に、次のサンプルホールド回路においてス
イッチが開動作することを確実に防止して、スイッチン
グ雑音を含まない正しいデータをサンプルホールドし、
サンプルホールド性能の向上を図ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、何れか1個のサンプルホールド回路で
データを保持し終わるまでは、次にデータを保持するサ
ンプルホールド回路においてスイッチを開動作させない
ように制御する。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明の半導体制
御装置は、内部にデータ取り込み用のスイッチを備え、
外部からのデータを保持する複数個のサンプルホールド
回路と、前記複数個のサンプルホールド回路と各々信号
線で接続され、前記複数個のサンプルホールド回路に対
して、順番に、データを保持させるためのスイッチ制御
信号を出力する制御回路と、前記サンプルホールド回路
と同数設けられ、前記各信号線に配置されたスイッチ開
閉回路とを備え、前記各スイッチ開閉回路は、前記制御
回路のスイッチ制御信号を対応する信号線から受けると
共に、このスイッチ制御信号の1回前に出力されるスイ
ッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路から状態信号を
受け、前記1回前に出力されるスイッチ制御信号を受け
たサンプルホールド回路の前記スイッチが開状態にある
ときには、対応するサンプルホールド回路に対する前記
スイッチ制御信号の出力を禁止することを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体制御装置において、各スイッチ開閉回路は、前
記1回前に出力されるスイッチ制御信号を受けるスイッ
チ開閉回路から前記状態信号として閉信号を受けて、初
めて、対応するサンプルホールド回路に対して前記スイ
ッチ制御信号を出力することを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体制御装置において、各スイッチ開閉回路は、第
1及び第2のNAND回路と、第1及び第2のインバー
タとを備え、前記第1のNAND回路は、前記1回前に
出力されるスイッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路
からの信号と、前記第2のインバータの出力とを受け、
前記第2のNAND回路は、前記第1のNAND回路の
出力と、前記スイッチ制御回路のスイッチ制御信号とを
受け、前記第1のインバータは前記第2のNAND回路
の出力を受け、前記第2のインバータは前記第1のイン
バータの出力を受け、前記第1及び第2のインバータの
1組の出力が、前記スイッチ制御信号として、対応する
サンプルホールド回路に出力され、前記第1のインバー
タの出力が前記状態信号として出力されることを特徴と
する。
【0018】請求項4記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体制御装置において、各スイッチ開閉回路は、第
1及び第2のNAND回路と、1個のインバータとを備
え、前記第1のNAND回路は、前記1回前に出力され
るスイッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路からの信
号と、前記第2のNAND回路の出力とを受け、前記第
2のNAND回路は、前記第1のNAND回路の出力
と、前記スイッチ制御回路のスイッチ制御信号とを受
け、前記インバータは前記第2のNAND回路の出力を
受け、前記第2のNAND回路の出力及び前記インバー
タの出力との1組の出力が、前記スイッチ制御信号とし
て、対応するサンプルホールド回路に出力され、前記イ
ンバータの出力が前記状態信号として出力されることを
特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体制御装置において、各スイッチ開閉回路は、第
1及び第2のNOR回路と、第1及び第2のインバータ
とを備え、前記第1のNOR回路は、前記1回前に出力
されるスイッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路から
の信号と、前記第2のインバータの出力とを受け、前記
第2のNOR回路は、前記第1のNOR回路の出力と、
前記スイッチ制御回路のスイッチ制御信号とを受け、前
記第1のインバータは前記第2のNOR回路の出力を受
け、前記第2のインバータは前記第1のインバータの出
力を受け、前記第1及び第2のインバータの1組の出力
が、前記スイッチ制御信号として、対応するサンプルホ
ールド回路に出力され、前記第1のインバータの出力が
前記状態信号として出力されることを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明は、前記請求項1又は
2記載の半導体制御装置において、各サンプルホールド
回路は、データ保持用の容量と、データの入力端子と前
記容量との間に配置され、前記スイッチとしてのCMO
Sスイッチとを備えることを特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、前記請求項1又は
2記載の半導体制御装置において、各サンプルホールド
回路は、データ保持用の容量と、データの入力端子と前
記容量との間に配置され、前記スイッチとしてのPMO
Sスイッチとを備えることを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明は、前記請求項1又は
2記載の半導体制御装置において、各サンプルホールド
回路は、データ保持用の容量と、データの入力端子と前
記容量との間に配置され、前記スイッチとしてのNMO
Sスイッチとを備えることを特徴とする。
【0023】請求項9記載の発明は、前記請求項1又は
2記載の半導体制御装置において、前記複数個のスイッ
チ開閉回路は、各々、隣りのスイッチ開閉回路と相互に
近接していることを特徴とする。
【0024】請求項10記載の発明は、前記請求項1又
は2記載の半導体制御装置において、前記複数個のサン
プルホールド回路の多くは、対応するスイッチ開閉回路
と、このスイッチ開閉回路から前記状態信号を受けるス
イッチ開閉回路との間に配置されることを特徴とする。
【0025】請求項11記載の発明は、前記請求項1又
は2記載の半導体制御装置において、前記複数個のスイ
ッチ開閉回路は、各スイッチ開閉回路とこの各スイッチ
開閉回路から前記状態信号を受けるスイッチ開閉回路と
の距離が、相互にほぼ等距離になる位置に配置されてい
ることを特徴とする。
【0026】請求項12記載の発明は、前記請求項1記
載の半導体制御装置において、前記複数個のサンプルホ
ールド回路は、マッチドフィルタ回路に備える複数個の
サンプルホールド回路として使用され、前記複数個のサ
ンプルホールド回路の出力は、前記マッチドフィルタ回
路に備える複数個の乗算器に各々入力されることを特徴
とする。
【0027】以上により、請求項1〜請求項12記載の
発明では、スイッチ制御回路が複数のスイッチ開閉回路
を介して複数のサンプルホールド回路に対してスイッチ
制御信号を順番に出力する。例えば、最初に第1のサン
プルホールド回路が前記スイッチ制御信号を受けてデー
タをサンプルホールドする場合を考えると、前記第1の
サンプルホールド回路がデータのサンプルホールドを終
了する際には、第1のスイッチ開閉回路が状態信号とし
て閉信号を第2のスイッチ開閉回路に出力する。第2の
スイッチ開閉回路は、前記閉信号を受ける以前に前記ス
イッチ制御回路からスイッチ制御信号を受けていた場合
であっても、前記閉信号を受けなければ、前記スイッチ
制御信号を第2のサンプルホールド回路には出力しな
い。従って、第1のサンプルホールド回路がデータのサ
ンプルホールドを終了した後に、初めて、第2のサンプ
ルホールド回路はそのスイッチを開動作させて、データ
のサンプルホールドを開始するので、第1のサンプルホ
ールド回路は、第2のサンプルホールド回路のスイッチ
の開動作に伴うスイッチング雑音の影響を受けることが
なく、正しい値のデータをサンプルホールドする。
【0028】特に、請求項9記載の発明では、相い隣る
2個のスイッチ開閉回路が相互に近接するので、状態信
号の伝達が短時間で行われる。従って、前記スイッチン
グ雑音の影響を受けない正しい値のデータのサンプルホ
ールドの繰り返しを高速で実現することができる。
【0029】また、請求項10記載の発明では、例え
ば、第1及び第2のスイッチ開閉回路の間に第1のサン
プルホールド回路が配置されるので、第1のスイッチ開
閉回路からのスイッチ制御信号が第1のサンプルホール
ド回路に伝達された後に、第1のスイッチ開閉回路から
の状態信号(閉信号)が第2のスイッチ開閉回路に伝達
される。従って、第1のサンプルホールド回路による正
しい値のデータのサンプルホールドを確保しながら、前
記状態信号(閉信号)の伝播を短時間で行うことができ
る。
【0030】更に、請求項11記載の発明では、複数の
スイッチ開閉回路相互の距離が等距離であるので、各ス
イッチ開閉回路からの状態信号(閉信号)の伝播時間が
相互に等しくなる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0032】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態におけるW−CDMA用マッチドフィルタ
に用いられているサンプルホールド回路を備えた半導体
制御装置のブロック図を示す。
【0033】図1において、DATAINは外部からデ
ータが入力されるデータ入力端子、Aはn個のサンプル
ホールド回路1、2、3、4…nを備えた本願発明の半
導体制御装置であって、前記各サンプルホールド回路1
〜nは、前記データ入力端子DATAINに入力された
データを順次保持する。5、6、7、8…mは、前記n
個のサンプルホールド回路1〜nと同数の乗算器であっ
て、これら乗算器5〜mは、各々、対応するサンプルホ
ールド回路でサンプルホールドされたデータと拡散符号
(pseudo−random noise、(P
N))(自己の鍵)とを乗算する。また、9は加算器で
あって、前記n個の乗算器5〜mの乗算結果を加算す
る。前記加算器9の出力は、入力端子DATAINに入
力されたデータと拡散符号とが一致する場合には、所定
の値の相関出力となる。
【0034】尚、本願発明の前記半導体制御装置Aは、
本実施の形態では、携帯電話のW−CDMA用マッチド
フィルタに使用されるが、本願発明はこれに限定され
ず、例えば図2に示すように、入力端子DATAINに
入力されたアナログ信号を、複数個のサンプルホールド
回路1〜nで順次サンプルホールドした後、複数個のA
/D変換回路11、12、13、14…pで各々デジタ
ル信号に変換する構成に適用したり、CCD装置などに
適用することが可能である。
【0035】次に、前記半導体制御装置Aの内部構成を
図3に基づいて説明する。同図の半導体制御装置Aに
は、複数個(同図では同装置Aの構成及びその動作の説
明を簡単にするために3個とした)のサンプルホールド
回路1、2、3と、スイッチ制御回路20と、前記サン
プルホールド回路1〜3に対応してこれらサンプルホー
ルド回路1〜3と同数備えられたスイッチ開閉回路2
1、22、23とが備えられる。
【0036】前記スイッチ制御回路20は、前記3個の
サンプルホールド回路1〜3と各々信号線25、26、
27で接続されていて、クロック信号としてデータを保
持させるためのスイッチ制御信号SH1、SH2、SH
3をデータを保持させる周期で各々信号線25〜27を
経てサンプルホールド回路1〜3に出力する。スイッチ
制御信号SH1〜SH3の出力順序は、第1に制御信号
SH1、第2に制御信号SH2、第3に制御信号SH3
であり、次に制御信号SH1に戻ることを繰り返す。前
記3個のスイッチ開閉回路21〜23は、前記各信号線
25、26、27に各々配置されていると共に、第1及
び第2のスイッチ開閉回路21、22は相互に信号線3
1で接続され、第2及び第3のスイッチ開閉回路22、
23は相互に信号線32で接続され、第3及び第1のス
イッチ開閉回路23、21は相互に信号線33で接続さ
れている。
【0037】図4は前記サンプルホールド回路1〜3及
びスイッチ開閉回路21〜23の内部構成を示す。同図
において、3個のサンプルホールド回路1〜3は、並列
に並べられた容量結合型である。第1のサンプルホール
ド回路1は、データを保持するための容量1aと、PM
OSトランジスタTp及びNMOSトランジスタTnを
並列接続したCMOSスイッチ1bとを備え、前記CM
OSスイッチ1bは、前記入力端子DATAINと前記
容量1aとの間に配置される。同様に、第2及び第3の
サンプルホールド回路2、3も、各々、容量2a及びC
MOSスイッチ2b、容量3a及びCMOSスイッチ3
bを備える。各回路1〜3の容量1a、2a、3aでサ
ンプルホールドされたデータは、各回路1〜3の出力端
子DATA1、DATA2、DATA3を通じて図示し
ないデータ処理回路に出力され、この処理回路によって
データ処理される。このデータ処理の詳細は本願発明と
関係しないので、省略する。
【0038】また、前記第1、第2及び第3のスイッチ
開閉回路21〜23は、同一の内部構成を持つ。以下、
第1のスイッチ開閉回路21の内部構成を説明し、他の
スイッチ開閉回路22、23については同一部分に同一
符号を付してその説明を省略する。
【0039】第1のスイッチ開閉回路21において、4
1は第1のNAND回路、42は第2のNAND回路、
43は第1のインバータ、44は第2のインバータであ
る。前記第1のNAND回路41は、スイッチ開閉回路
23から信号線33を経て入力される信号と、前記第2
のインバータ44の出力とを受ける。前記第2のNAN
D回路42は、前記第1のNAND回路41の出力と、
前記スイッチ制御回路20のスイッチ制御信号SH1と
を受ける。また、前記第1のインバータ43は前記第2
のNAND回路42の出力を受け、前記第2のインバー
タ44は前記第1のインバータ43の出力を受ける。従
って、前記第1及び第2のNAND回路41、42は、
その一方の出力が他方の入力に接続されているSet−
Resetラッチ回路を構成する。前記第1及び第2の
インバータ43、44の出力SW1、XSW1は、前記
スイッチ制御信号SH1に代わる差動のスイッチ制御信
号として、対応するサンプルホールド回路1のCMOS
スイッチ1bに出力される。また、前記第1のインバー
タ43の出力、特にLレベルの出力(閉信号)は、サン
プルホールド回路1のCMOSスイッチ1bの閉状態を
示す状態信号として、前記信号線31を経てスイッチ制
御回路22の第1のNAND回路41に出力される。
【0040】ここで、スイッチ開閉回路21とその隣り
のスイッチ開閉回路22とは相互に近接して配置されて
いて、この両者を接続する信号線31の配線長はできる
限り短く設定される。同様に、隣りに位置する2個のス
イッチ開閉回路22、23も相互に近接して配置されて
いて、この両者を接続する信号線32の配線長はできる
限り短く設定される。
【0041】以上のように構成された本実施の形態の半
導体制御装置の動作を説明する。
【0042】入力端子DATAINにはデータ信号が入
力される。スイッチ制御回路20からは、スイッチ制御
信号SH1、SH2、SH3のうち、データをサンプル
ホールドすべきサンプルホールド回路に対するスイッチ
制御信号がHレベルとなる。今、一例としてスイッチ制
御信号SH1がHレベルとなった時を考える。この時の
タイミングチャートを図5に示す。
【0043】スイッチ制御信号SH1がHレベルとなっ
たタイミングT1では、第3のスイッチ開閉回路23か
らのスイッチ制御信号SW3がLレベルであるので、第
1のスイッチ開閉回路21のSet−Resetラッチ
回路の動作により、スイッチ制御信号SW1はHレベル
となる。その結果、第1のサンプルホールド回路1のC
MOSスイッチ1bが開き、その内部の容量1aに入力
端子DATAINのデータが取り込まれる始める。
【0044】次に、タイミングT2では、前記スイッチ
制御信号SH1がLレベルに立下る以前に、次のスイッ
チ制御信号SH2がHレベルに立上る。しかし、スイッ
チ制御信号SW1がHレベルのままであるために、第2
のスイッチ開閉回路22ではスイッチ制御信号SW2は
Lレベルに維持される。従って、第2のサンプルホール
ド回路2のCMOSスイッチ2bは開動作しない。
【0045】そして、タイミングT3において、前記ス
イッチ制御信号SH1が立下ってLレベルとなると、こ
の立下りに同期して、第1のスイッチ開閉回路21から
スイッチ制御信号SW1がLレベルとなって、入力端子
DATAINのデータが第1のサンプルホールド回路1
の容量1aにサンプルホールドされ、その内部のCMO
Sスイッチ1bが閉じる。この時、前記第2のサンプル
ホールド回路2のCMOSスイッチ2bは既述の通り未
だ開動作していないので、そのスイッチング雑音はない
(図中において、スイッチング雑音ΔV=0と記す)。
【0046】前記タイミングT3と同時に、前記第1の
スイッチ開閉回路21のLレベルのスイッチ制御信号
(閉信号)SW1は、信号線31を経て第2のスイッチ
開閉回路22に入力される。この入力により、第2のス
イッチ開閉回路22では、タイミングT4においてスイ
ッチ制御信号SW2がHレベルとなる。その結果、第2
のサンプルホールド回路2のCMOSスイッチ2bが初
めて開動作して、容量2aに入力端子DATAINのデ
ータが取り込まれ始める。この時点では、CMOSスイ
ッチ2bの開動作に伴いスイッチング雑音が生じるもの
の、既に第1のサンプルホールド回路1ではデータのサ
ンプルホールドが終了しているので、問題はない。
【0047】同様にして、タイミングT5において、次
のスイッチ制御信号SH3がHレベルになるが、第2の
スイッチ開閉回路22のスイッチ制御信号SW2がHレ
ベルを維持しているので、この制御信号SW2を受けた
第3のスイッチ開閉回路23では、スイッチ制御信号S
W3はLレベルに維持される。従って、第3のサンプル
ホールド回路3のCMOSスイッチ3bは開動作しな
い。そして、タイミングT6においてスイッチ制御信号
SH2が立下ってLレベルとなると、第2のスイッチ開
閉回路22のスイッチ制御信号SW2がLレベルに立下
って、入力端子DATAINのデータが第2のサンプル
ホールド回路2の容量2aにサンプルホールドされると
共に、CMOSスイッチ2bが閉動作する。この時、前
記第3のサンプルホールド回路3のCMOSスイッチ3
bは既述の通り未だ開動作していないので、そのスイッ
チング雑音はない(図中において、スイッチング雑音Δ
V=0と記す)。
【0048】前記タイミングT6と同時に、第2のスイ
ッチ開閉回路22のLレベルのスイッチ制御信号(閉信
号)SW2は、信号線32を経て第3のスイッチ開閉回
路23に入力される。これにより、前記第3のスイッチ
開閉回路23では、タイミングT7において初めてスイ
ッチ制御信号SW3がHレベルに立上って、第3のサン
プルホールド回路3のCMOSスイッチ3bが開動作
し、入力端子DATAINのデータが容量3aに取り込
まれ始める。この時点では、CMOSスイッチ3bの開
動作に伴いスイッチング雑音が生じるものの、既に第2
のサンプルホールド回路2ではデータのサンプルホール
ドが終了しているので、問題はない。
【0049】以上説明したように、1個のサンプルホー
ルド回路のCMOSスイッチが開動作してデータのサン
プルホールドが行われる期間では、他のサンプルホール
ド回路のCMOSスイッチは開動作を禁止されるので、
スイッチング雑音が正しいデータのサンプルホールドを
阻害することを確実に防止できる。
【0050】また、第1のスイッチ開閉回路21には第
2のインバータ44が備えられる分、対応する第1のサ
ンプルホールド回路1へのスイッチ制御信号XSW1の
伝播に遅延が生じるが、第1のサンプルホールド回路1
においてCMOSスイッチ1bが閉じた後に第2のスイ
ッチ開閉回路22において差動のスイッチ制御信号SW
2、XSW2を第2のサンプルホールド回路2に出力す
ることができる。従って、第1のサンプルホールド回路
1でデータを保持した後に第2のサンプルホールド回路
2のCMOSスイッチ2bを開動作させることを保証す
ることができる。
【0051】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態の半導体制御装置を図6に基づいて説明す
る。本実施の形態では、前記第1の実施の形態の図4と
比較して、サンプルホールド回路1、2、3の内部構成
のみが異なる。即ち、本実施の形態では、図6に示すよ
うに、各サンプルホールド回路1’、2’、3’は、P
MOSトランジスタTpのみで構成されたスイッチ1
b’、2b’、3b’を有する。各スイッチ開閉回路2
1〜23は同一構成であって、その各第2のインバータ
44の出力XSW1、XSW2、XSW3が、スイッチ
制御信号として、対応するサンプルホールド回路1’〜
3’のスイッチ1b’、2b’、3b’に出力される。
本実施の形態の半導体制御装置の動作は前記第1の実施
の形態と同一であるので、その説明を省略する。
【0052】(第3の実施の形態)続いて、本発明の第
3の実施の形態の半導体制御装置を図7に基づいて説明
する。本実施の形態では、図7に示すように、各サンプ
ルホールド回路1''、2''、3''は、NMOSトランジ
スタTnのみで構成されたスイッチ1b''、2b''、3
b''を有する。各スイッチ開閉回路21〜23は同一構
成であって、その各第1のインバータ43の出力SW
1、SW2、SW3が、スイッチ制御信号として、対応
するサンプルホールド回路1''〜3''のスイッチ1
b''、2b''、3b''に出力される。本実施の形態の半
導体制御装置の動作も前記第1の実施の形態と同一であ
るので、その説明を省略する。
【0053】(第4の実施の形態)更に、本発明の第4
の実施の形態の半導体制御装置を図8に基づいて説明す
る。本実施の形態では、スイッチ開閉回路の構成を変更
している。即ち、図8では、各スイッチ開閉回路2
1’、22’、23’は1個のインバータ43を備え、
前記第1の実施の形態の図4のように第2のインバータ
44は備えられない。各スイッチ開閉回路21’、2
2’、23’内の第2のNAND回路42の出力XSW
1、XSW2、XSW3が、スイッチ制御信号として、
対応するサンプルホールド回路1〜3に出力される。
【0054】従って、本実施の形態では、前記第1の実
施の形態の図4の半導体制御装置と比較すると、各スイ
ッチ開閉回路21’〜23’においてインバータが1個
減る分、各回路21’〜23’の面積を縮小することが
可能である。
【0055】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態の半導体制御装置を図9に基づいて説明す
る。本実施の形態では、スイッチ開閉回路の構成を変更
している。即ち、図9において、スイッチ開閉回路2
1''、22''、23''は各々第1及び第2のNOR回路
45、46を備え、前記第1の実施の形態の図4のよう
に2個のNAND回路41、42を有しない。本実施の
形態は、Lレベルのスイッチ制御信号SH1〜SH3に
より、各サンプルホールド回路1〜3のCMOSスイッ
チ1b〜3bの開制御を指示する場合に有効である。前
記NOR回路45、46の使用に伴い、スイッチ開閉回
路21''〜23''の第1のインバータ43の出力は、各
々、サンプルホールド回路1〜3のPMOSトランジス
タTpに入力され、第2のインバータ44の出力は各々
サンプルホールド回路1〜3のNMOSトランジスタT
nに入力される。
【0056】(第6の実施の形態)次に、本発明の第6
の実施の形態の半導体制御装置を図10に基づいて説明
する。本実施の形態では、サンプルホールド回路の配置
位置をスイッチ開閉回路との関係で特定したものであ
る。即ち、図10に示すように、第1のサンプルホール
ド回路1は、対応する第1のスイッチ開閉回路21と、
この回路21に信号線31で接続される第2のスイッチ
開閉回路22との間に配置される。同様に、第2のサン
プルホールド回路2は、信号線32で接続される第2及
び第3のスイッチ開閉回路22、23の間に配置されて
いる。
【0057】従って、本実施の形態では、第1及び第2
のスイッチ開閉回路21、22から対応するサンプルホ
ールド回路1、2への各閉信号の伝播経路と、第1及び
第2のスイッチ開閉回路21、22から各々信号線3
1、32を経て第2及び第3のスイッチ開閉回路22、
23に閉信号(状態信号)の伝播経路とを一部共用でき
るので、サンプルホールド回路1、2でスイッチが閉じ
た後、素早くその閉状態を信号線31、32を経て第2
及び第3のスイッチ開閉回路22、23に伝達すること
が可能である。
【0058】尚、本実施の形態では、サンプルホールド
回路1〜3及びスイッチ開閉回路21〜23の内部構成
を図示していないが、例えば前記図4、図6〜図9に示
した内部構成を採用することが可能であるが、特に限定
されない。
【0059】(第7の実施の形態)次に、本発明の第7
の実施の形態の半導体制御装置を図11に基づいて説明
する。本実施の形態は前記第6の実施の形態を更に改良
したものである。
【0060】即ち、図11において、3個のスイッチ開
閉回路21〜23は、スイッチ制御回路20を中心とし
た円周上に配置される。3個のサンプルホールド回路1
〜3も同様に、スイッチ制御回路20を中心とした他の
円周上に配置される。従って、3個のスイッチ開閉回路
21〜23相互間の離隔は、ほぼ等距離になる。その結
果、これら3個のスイッチ開閉回路を接続する3本の信
号線31、32、33の配線長は相互に等しくなる。即
ち、第1のスイッチ開閉回路21からの閉信号(状態信
号)が信号線31を経て第2のスイッチ開閉回路22に
伝播されるに要する時間と、第2のスイッチ開閉回路2
2からの閉信号が信号線32を経て第3のスイッチ開閉
回路23に伝播されるに要する時間と、第3のスイッチ
開閉回路23からの閉信号が信号線33を経て第1のス
イッチ開閉回路21に伝播されるに要する時間とが相互
に等しくなる。
【0061】尚、以上の説明では、サンプルホールド回
路及びスイッチ開閉回路は3個づつ配置したが、4個以
上複数個、例えば64個又は128個を並列に配置して
も良いのは勿論である。
【0062】また、前記スイッチ制御回路20及び信号
線25〜27、31〜33のレイアウトは、ハードウェ
ア記述言語を用いて自動配置及び配線することが好まし
い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
12記載の発明によれば、1個のサンプルホールド回路
でのデータのサンプルホールドが終了するまでは、他の
サンプルホールド回路でのスイッチの開動作を禁止した
ので、スイッチング雑音がデータのサンプルホールドに
影響することを防止でき、正しい値のデータをサンプル
ホールドできる。
【0064】特に、請求項9記載の発明によれば、相い
隣る2個のスイッチ開閉回路が相互に近接させて、状態
信号の伝達を短時間で行わせたので、スイッチング雑音
の影響を受けない正しい値のデータのサンプルホールド
の繰り返しを高速で実現することができる。
【0065】また、請求項10記載の発明によれば、サ
ンプルホールド回路による正しい値のデータのサンプル
ホールドを確保しながら、スイッチ開閉回路から他のス
イッチ開閉回路への状態信号(閉信号)の伝播を短時間
で行うことができる。
【0066】更に、請求項11記載の発明によれば、複
数のスイッチ開閉回路相互の距離を等距離に設定したの
で、各スイッチ開閉回路からの状態信号(閉信号)の伝
播時間を相互に等しくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体制御装置をマッチドフィルタに
適用した場合の全体概略構成図である。
【図2】本発明の半導体制御装置を他の回路に適用した
場合の全体概略構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における半導体制御
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図4】同半導体制御装置に備えるサンプルホールド回
路及びスイッチ開閉回路の内部構成を示す図である。
【図5】同半導体制御装置の動作を示すタイミングチャ
ート図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の半導体制御装置の
全体構成を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の半導体制御装置の
全体構成を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の半導体制御装置の
全体構成を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態の半導体制御装置の
全体構成を示す図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態の半導体制御装置
の全体構成を示す図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態の半導体制御装置
の全体構成を示す図である。
【図12】サンプルホールド回路を備えた従来の半導体
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図13】同半導体制御装置に備えるサンプルホールド
回路の内部構成を示す回路図である。
【図14】同半導体制御装置の動作を示すタイミングチ
ャート図である。
【図15】同半導体制御装置において信号の伝播遅延が
生じた場合の動作のタイミングチャートを示す図であ
る。
【符号の説明】
A 半導体制御装置 1、2、3 サンプルホールド回路 1a、2a、3a 容量 1b、2b、3b CMOSスイッチ Tp PMOSトランジスタ Tn NMOSトランジスタ 5、6、7、8…m 乗算器 9 加算器 11〜14…p A/D変換器 20 スイッチ制御回路 21、22、23 スイッチ開閉回路 25〜27 信号線 30〜32 信号線 SH1〜SH3 スイッチ制御信号 41 第1のNAND回路 42 第2のNAND回路 43 第1のインバータ 44 第2のインバータ 45 第1のNOR回路 46 第2のNOR回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にデータ取り込み用のスイッチを備
    え、外部からのデータを保持する複数個のサンプルホー
    ルド回路と、 前記複数個のサンプルホールド回路と各々信号線で接続
    され、前記複数個のサンプルホールド回路に対して、順
    番に、データを保持させるためのスイッチ制御信号を出
    力する制御回路と、 前記サンプルホールド回路と同数設けられ、前記各信号
    線に配置されたスイッチ開閉回路とを備え、 前記各スイッチ開閉回路は、前記制御回路のスイッチ制
    御信号を対応する信号線から受けると共に、このスイッ
    チ制御信号の1回前に出力されるスイッチ制御信号を受
    けるスイッチ開閉回路から状態信号を受け、前記1回前
    に出力されるスイッチ制御信号を受けたサンプルホール
    ド回路の前記スイッチが開状態にあるときには、対応す
    るサンプルホールド回路に対する前記スイッチ制御信号
    の出力を禁止することを特徴とする半導体制御装置。
  2. 【請求項2】 各スイッチ開閉回路は、前記1回前に出
    力されるスイッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路か
    ら前記状態信号として閉信号を受けて、初めて、対応す
    るサンプルホールド回路に対して前記スイッチ制御信号
    を出力することを特徴とする請求項1記載の半導体制御
    装置。
  3. 【請求項3】 各スイッチ開閉回路は、第1及び第2の
    NAND回路と、第1及び第2のインバータとを備え、 前記第1のNAND回路は、前記1回前に出力されるス
    イッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路からの信号
    と、前記第2のインバータの出力とを受け、 前記第2のNAND回路は、前記第1のNAND回路の
    出力と、前記スイッチ制御回路のスイッチ制御信号とを
    受け、 前記第1のインバータは前記第2のNAND回路の出力
    を受け、 前記第2のインバータは前記第1のインバータの出力を
    受け、 前記第1及び第2のインバータの1組の出力が、前記ス
    イッチ制御信号として、対応するサンプルホールド回路
    に出力され、 前記第1のインバータの出力が前記状態信号として出力
    されることを特徴とする請求項1記載の半導体制御装
    置。
  4. 【請求項4】 各スイッチ開閉回路は、第1及び第2の
    NAND回路と、1個のインバータとを備え、 前記第1のNAND回路は、前記1回前に出力されるス
    イッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路からの信号
    と、前記第2のNAND回路の出力とを受け、 前記第2のNAND回路は、前記第1のNAND回路の
    出力と、前記スイッチ制御回路のスイッチ制御信号とを
    受け、 前記インバータは前記第2のNAND回路の出力を受
    け、 前記第2のNAND回路の出力及び前記インバータの出
    力との1組の出力が、前記スイッチ制御信号として、対
    応するサンプルホールド回路に出力され、 前記インバータの出力が前記状態信号として出力される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体制御装置。
  5. 【請求項5】 各スイッチ開閉回路は、第1及び第2の
    NOR回路と、第1及び第2のインバータとを備え、 前記第1のNOR回路は、前記1回前に出力されるスイ
    ッチ制御信号を受けるスイッチ開閉回路からの信号と、
    前記第2のインバータの出力とを受け、 前記第2のNOR回路は、前記第1のNOR回路の出力
    と、前記スイッチ制御回路のスイッチ制御信号とを受
    け、 前記第1のインバータは前記第2のNOR回路の出力を
    受け、 前記第2のインバータは前記第1のインバータの出力を
    受け、 前記第1及び第2のインバータの1組の出力が、前記ス
    イッチ制御信号として、対応するサンプルホールド回路
    に出力され、 前記第1のインバータの出力が前記状態信号として出力
    されることを特徴とする請求項1記載の半導体制御装
    置。
  6. 【請求項6】 各サンプルホールド回路は、 データ保持用の容量と、 データの入力端子と前記容量との間に配置され、前記ス
    イッチとしてのCMOSスイッチとを備えることを特徴
    とする請求項1又は2記載の半導体制御装置。
  7. 【請求項7】 各サンプルホールド回路は、 データ保持用の容量と、 データの入力端子と前記容量との間に配置され、前記ス
    イッチとしてのPMOSスイッチとを備えることを特徴
    とする請求項1又は2記載の半導体制御装置。
  8. 【請求項8】 各サンプルホールド回路は、 データ保持用の容量と、 データの入力端子と前記容量との間に配置され、前記ス
    イッチとしてのNMOSスイッチとを備えることを特徴
    とする請求項1又は2記載の半導体制御装置。
  9. 【請求項9】 前記複数個のスイッチ開閉回路は、各
    々、隣りのスイッチ開閉回路と相互に近接していること
    を特徴とする請求項1又は2記載の半導体制御装置。
  10. 【請求項10】 前記複数個のサンプルホールド回路の
    多くは、対応するスイッチ開閉回路と、このスイッチ開
    閉回路から前記状態信号を受けるスイッチ開閉回路との
    間に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の
    半導体制御装置。
  11. 【請求項11】 前記複数個のスイッチ開閉回路は、各
    スイッチ開閉回路とこの各スイッチ開閉回路から前記状
    態信号を受けるスイッチ開閉回路との距離が、相互にほ
    ぼ等距離になる位置に配置されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の半導体制御装置。
  12. 【請求項12】 前記複数個のサンプルホールド回路
    は、マッチドフィルタ回路に備える複数個のサンプルホ
    ールド回路として使用され、 前記複数個のサンプルホールド回路の出力は、前記マッ
    チドフィルタ回路に備える複数個の乗算器に各々入力さ
    れることを特徴とする請求項1記載の半導体制御装置。
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