JP2001092892A - 交際仲介システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】プライバシーを保護しつつ、交際情報の往来を
迅速化し、希望する相手との出会いを早めることができ
る交際仲介システムをを得ること。 【解決手段】交際仲介システムにおけるホストコンピュ
ータ１は、電気通信回線を介して携帯電話２と接続可能
であり、データ所有手段５と、名簿データ送信手段６
と、プロフィールデータ送信手段７と、交際申込み信号
記憶手段８と、交際申込み受けデータ送信手段９とを有
する。そして、携帯電話２から送信される名簿閲覧請求
信号あるいはプロフィールデータ閲覧請求信号に基づい
て、その携帯電話２の表示部２ａに交際相手を募集して
いる者の名簿と簡易なプロフィールを表示させる。そし
て、交際を申し込むための交際申込み信号を受信した場
合には交際申込み受け者の携帯電話２の表示部２ａに交
際申込み者のプロフィールと携帯電話の電話番号を表示
させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、交際仲介システム
に関し、特に携帯電話を利用して自分の希望に適合した
交際相手を見つけることができる交際仲介システムに関
する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、交際相手を探している者に相手
を紹介する交際仲介システムに関する従来技術として、
仲介サービス提供者が会員を募り、互いの希望にあった
者同士を紹介する方法が知られている。

【０００３】その紹介方法としては、例えば以下の〜
の手順により行われる。

【０００４】自己の経歴などの個人情報や希望する相
手の条件等を仲介業者に提出する。相手の条件に基づ
いて候補者の名簿が送られてくる。候補者の中にお見
合いしたい人がいる場合には仲介サービス提供者にお見
合いの仲介を依頼する。

【０００５】仲介サービス提供者は、交際の申込みを
受けた者にお見合いの申込みがあった旨を伝えるととも
に、交際申込み者の容姿と簡単なプロフィールを示す。
交際申込み受け者は、お見合いの申込みに対する返事
を仲介サービス提供者に伝える。仲介サービス提供者
は、申込み受け者の返事を申込者に伝える。以上の〜
〜までの手順によりお見合いの仲介が行われる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、仲介サ
ービス提供者と会員との情報の往来には主として郵送が
用いられているため、交際の申し込みからその返事をも
らえるまで約１ヶ月以上の時間を必要としていた。した
がって、自分が希望する相手との出会いまでの時間を長
期化させていた。

【０００７】また、会員のプライバシー問題などの理由
から、会員間の情報の往来には必ず仲介サービス提供者
を間に介する必要があった。このため、人件費の高騰に
より会員の負担額が高額となり、低料金で交際情報サー
ビスを提供することが困難であった。

【０００８】一方で、近年、いわゆるインターネットに
よる電子メールを用いた交際紹介サービスも行われてい
る。これによれば、仲介サービス提供者は、サーバに蓄
積された個人情報を管理するのみでよく、人件費などの
コストを低減することができる。

【０００９】しかしながら、インターネット端末の操作
は容易ではなく、誰もが気軽に利用できるものではな
い。また、郵送或いはインターネットを利用した交際情
報の往来は、いずれも文書や写真でしか相手のことを知
ることができない。これは、プライバシー保護の観点か
ら相手の連絡先を知ることができず、直接に連絡を取る
ことができないためである。

【００１０】したがって、実際に会話するまで相手の本
当の性格等を正確に把握することは困難で、お見合いの
席で自分とは性格が合わないと感じた場合にはそれまで
の時間が無駄になってしまうおそれがある。

【００１１】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、個人のプライバシーを保護しつつ、
交際情報の往来を迅速化し、希望する相手との出会いを
早めることができる交際仲介システムを提供することに
ある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の請求項１に記載の発明による交際仲介シ
ステムは、電気通信回線を介して携帯電話と接続可能な
ホストコンピュータを有する。そして、ホストコンピュ
ータが、交際相手を募集している者の名簿及びそれらの
者のプロフィールデータを所有するデータ所有手段と、
携帯電話から送信された名簿の閲覧を請求する名簿閲覧
請求信号を受信した場合に名簿閲覧請求信号を送信した
携帯電話の表示部に名簿が表示されるように名簿データ
を送信する名簿データ送信手段と、携帯電話の表示部に
表示された名簿から任意に選択された者のプロフィール
データの閲覧を請求するプロフィールデータ閲覧請求信
号を受信した場合にプロフィールデータ閲覧請求信号を
送信した携帯電話の表示部に選択された者のプロフィー
ルデータが表示されるようにプロフィールデータを送信
するプロフィールデータ送信手段と、名簿又はプロフィ
ールデータを閲覧した者から名簿に掲載されている者に
対して交際申込みの意思を伝達するための交際申込み信
号を受信した場合に交際申込み信号を送信した者を交際
申込み者として記憶し交際申込み信号により交際申込み
の対象とされた者を交際申込み受け者として記憶する交
際申込み信号記憶手段と、交際申込み信号記憶手段に交
際申込み受け者として記憶されている者がホストコンピ
ュータに接続してきたときはその者の携帯電話の表示部
に交際申込み者のプロフィールデータ及び携帯電話の電
話番号が表示されるように交際申込み受けデータを送信
する交際申込み受けデータ送信手段と、を備える。

【００１３】これによれば、ホストコンピュータは、名
簿閲覧請求信号あるいはプロフィールデータ閲覧請求信
号に基づいて、これらの信号を送信した携帯電話の表示
部に交際相手を募集している者の名簿とそれらの者のプ
ロフィールデータを表示させる。

【００１４】そして、交際を希望する交際申込み信号を
受信した場合にはその交際申込み信号を記憶し、記憶後
に交際申込み受け者がホストコンピュータに接続してき
た場合には、その交際申込み受け者の携帯電話の表示部
に交際申込みを受けている旨及びその交際申込みをした
者のプロフィールデータと携帯電話の電話番号を表示さ
せる。

【００１５】これにより、交際申込み者は交際申込みの
意思を相手に迅速に伝達することができ、交際申込み受
け者は交際申込み者のプロフィールデータを見ることが
できる。また、交際申込み受け者には交際申込者の携帯
電話の電話番号が示されるため、交際申込み受け者が交
際申込者からの交際の申し出を承諾する場合には、交際
申込み受け者から交際申込者に直接電話をかけてすぐに
その旨を伝えることもできる。

【００１６】このように、交際の申込みが承諾された場
合に電話を利用して相手と事前に会話できれば、相手と
実際に会って初めて会話するよりも、もっと早く相手の
ことを知ることができる。そして、事前の会話で相手の
ことを気に入れば実際に会った席での会話は弾み、相手
のことが気に入らなければ交際申込みやその承諾をキャ
ンセルすることにより時間の無駄を省くことができる。
したがって、交際情報の往来に必要な時間を大幅に短縮
することができ、自分が希望する相手との出会いを早め
ることができる。

【００１７】また、交際情報の往来に関して、従来の仲
介サービス提供者の役割をすべてホストコンピュータが
行い、人の手を全く介さないため、必要な人件費などの
コストを低減することができ、低料金で交際仲介システ
ムのサービスを提供することが可能となる。

【００１８】なお、携帯電話とは高速移動中の通信に対
応したいわゆるセルラーシステムを用いた移動電話の他
に、高速移動中の通信に対応していない簡易型の携帯電
話、いわゆるＰＨＳ(Personal Handy-phone System)も
含む。

【００１９】請求項２に記載の発明による交際仲介シス
テムは、ホストコンピュータが、交際申込み信号を受信
した場合に交際申込み受け者の携帯電話に交際申込みが
あったことを知らせるための交際申込みお知らせ信号を
送信する交際申込みお知らせ信号送信手段を備える。

【００２０】これによれば、交際申込み受け者の携帯電
話に交際申込みがあったことを知らせるための交際申込
みお知らせ信号が送信されるため、交際申込み受け者は
自らがホストコンピュータに接続しなくとも交際申込み
を受けたことを認識することができる。したがって、交
際情報の往来をより迅速化することができる。なお、携
帯電話により交際申込みがあったことを知らせる方法と
しては、着信音や振動、表示部による表示等がある。

【００２１】請求項３に記載の発明による交際仲介シス
テムは、ホストコンピュータが、交際申込み者に対して
交際申込みを承諾する意思を伝達するための交際申込み
承諾信号を受信した場合に交際申込み承諾信号を送信し
た交際申込み受け者を交際申込み承諾者として記憶し交
際申込み者であって交際申込み承諾信号により交際申込
みが承諾された者を被承諾者として記憶する交際申込み
承諾信号記憶手段と、交際申込み承諾記憶手段に被承諾
者として記憶されている者がホストコンピュータに接続
してきたときは、その者の携帯電話の表示部に交際の申
込みが承諾された旨及び交際申込み承諾者の携帯電話の
電話番号が表示されるように交際申込み承諾データを送
信する交際申込み承諾データ送信手段と、を備える。

【００２２】これによれば、ホストコンピュータが交際
申込み承諾信号を受信した場合に、被承諾者の携帯電話
の表示部には交際申込み受け者が交際申込みを承諾した
旨の表示及び交際申込み受け者の電話番号が表示され
る。このため、交際申込み者は交際申込みが承諾された
ことを知ることができるとともに交際申込み受け者の連
絡先を知ることができる。

【００２３】したがって、交際申込みを承諾された交際
申込み者である被承諾者は、交際申込みを承諾した交際
申込み受け者である交際申込み承諾者に対して直接電話
連絡をすることができる。これにより、交際情報の往来
に必要な時間を大幅に短縮することができ、自分が希望
する相手との出会いを早めることができる。

【００２４】請求項４に記載の発明による交際仲介シス
テムは、ホストコンピュータが、交際申込み承諾信号を
受信した場合に交際申込み承諾信号記憶手段に被承諾者
として記憶されている者の携帯電話に交際申込みが承諾
されたことを知らせるための交際申込み承諾お知らせ信
号を送信する交際承諾お知らせ信号送信手段を備える。

【００２５】これによれば、交際申込み者の携帯電話に
自分が申し込んだ交際申込みが承諾されたことを知らせ
る交際申込み承諾お知らせ信号が送信される。このた
め、被承諾者は自らがホストコンピュータに接続しなく
とも自分の交際申込みが承諾されたことを認識すること
ができる。したがって、交際情報の往来をより短時間で
行うことができる。なお、携帯電話により交際申込みが
承諾されたことを知らせる方法としては、着信音や振
動、表示部による表示等がある。

【００２６】請求項５に記載の発明による交際仲介シス
テムは、ホストコンピュータが、交際申込み受け者から
交際申込み者への交際申込みを断る意思を伝達するため
の交際断り信号を受信した場合に交際断り信号を送信し
た交際申込み受け者を交際拒絶者として記憶し交際断り
信号により交際断りの対象とされた者を被拒絶者として
記憶する交際断り信号記憶手段と、交際断り信号記憶手
段に被拒絶者として記憶されている者がホストコンピュ
ータに接続してきたときは、交際申込み受け者から交際
申込みの断りがあった旨を被拒絶者の携帯電話の表示部
に表示させる交際断り表示信号を送信する交際断り表示
信号送信手段と、を備える。

【００２７】これによれば、交際断り信号記憶手段に被
拒絶者として記憶されている者がホストコンピュータに
接続した場合に、その者の携帯電話の表示部には交際申
込み受け者から交際申込みを断る旨の表示が表示される
ため、その者は交際申込みが断られたことを直ぐに知る
ことができる。したがって、その者はすぐに次の相手を
捜すことができ、時間を有効に利用することができる。
また、交際申込み受け者は、連絡先などが被拒絶者に知
られないため、プライバシーを保護することができる。

【００２８】請求項６に記載の発明による交際仲介シス
テムは、ホストコンピュータが、交際断り信号を受信し
た場合に被拒絶者の携帯電話に交際申込みが断られたこ
とを知らせる交際断りお知らせ信号を送信する交際断り
お知らせ信号送信手段を備える。

【００２９】これによれば、被拒絶者の携帯電話に交際
申込みが拒絶されたことを知らせる交際断りお知らせ信
号が送信されるため、被拒絶者は自らがホストコンピュ
ータに接続しなくとも自分の交際申込みが交際申込み受
け者によって断られたことを認識することができる。

【００３０】したがって、すぐに次の相手を探すための
行動に移ることができ、時間を有効に活用することがで
きる。また、交際申込み受け者は、交際申込者に直接口
頭などで連絡する必要がないため、遠慮なく断ることが
でき、本システムの利用を更に容易ならしめることがで
きる。なお、携帯電話により交際申込みが拒絶されたこ
とを知らせる方法としては、着信音や表示部による表
示、振動等がある。

【００３１】請求項７に記載の発明による交際仲介シス
テムは、前記プロフィールデータ表示手段が、プロフィ
ールデータとして交際相手募集者の容姿を携帯電話の表
示部に表示させる画像データを送信する画像データ送信
手段を備える。

【００３２】これによれば、相手の容姿を見ることがで
きるため、交際を申し込むための判断や交際申込みを受
けるための判断資料となり、判断を容易ならしめること
ができる。

【００３３】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図１は、本実施の形態におけ
る交際仲介システムを概念的に示す説明図、図２は、ホ
ストコンピュータの内部機能を示す説明図、図３は、携
帯電話の概要図である。図１の符号１は、電話回線に接
続されたホストコンピュータであり、符号２は、文字や
画像を表示することができる表示部２ａを備えた携帯電
話である。

【００３４】ホストコンピュータ１は、図１に示すよう
に、携帯電話２と電話回線を介して接続可能であり、携
帯電話２は通常の携帯電話としての機能を有し他の携帯
電話２とも当然に接続通話可能である。

【００３５】そして、ホストコンピュータ１の内部に
は、図２に示すようにメイン機能として、データ所有手
段５と、名簿データ送信手段６と、プロフィールデータ
送信手段７と、交際申込み信号記憶手段８と、交際申込
み受けデータ送信手段９とが構築されている。

【００３６】データ所有手段５は、会員の名簿、それら
の者のプロフィールデータ、各会員の携帯電話２の電話
番号、会員の顔を撮影した画像データ等を所有するデー
タベースである。プロフィールデータや画像データは、
システム管理者がインターネットを介してホストコンピ
ュータ１に入力することによりデータ所有手段５内に記
憶される。

【００３７】名簿データ送信手段６は、データ所有手段
５に記憶されている名簿の閲覧を請求する名簿閲覧請求
信号を受信した場合に、その名簿閲覧請求信号を送信し
た携帯電話２に名簿データを送信し、その表示部２ａに
会員の名簿を表示させる。

【００３８】プロフィールデータ送信手段７は、携帯電
話２の表示部２ａに表示された名簿から任意に選択され
た会員のプロフィールの閲覧を請求するプロフィールデ
ータ閲覧請求信号を受信した場合にプロフィールデータ
閲覧請求信号を送信した携帯電話２にプロフィールデー
タを送信し、その表示部２ａに選択された会員のプロフ
ィールを表示させる。

【００３９】ここで、携帯電話２の表示部２ａに表示さ
れるプロフィールデータは、氏名のうちの名前のみ、大
まかな出身地及び在住地、生年月日、親との関係（たと
えば長男）、血液型、職業、学歴、婚歴等であり、住所
や電話番号などの連絡先はいっさい表示されない（図６
(c)参照）。

【００４０】交際申込み信号記憶手段８は、交際申込み
信号を受信した場合に交際申込み信号を送信した会員を
交際申込み者として記憶し、交際申込みされた会員を交
際申込み受け者として記憶する。交際申込み信号は、名
簿或いはプロフィールデータを閲覧した会員の携帯電話
２から送信され、名簿に掲載されている会員に対する交
際申込みの意思を伝達するために用いられる。

【００４１】交際申込み受けデータ送信手段９は、交際
申込み信号記憶手段８に交際申込み受け者として記憶さ
れている会員がホストコンピュータ１に接続してきたと
きに、その携帯電話２の表示部２ａに交際申込みを受け
ている旨を表示させる。そして、交際申込み受け者が希
望する場合には、交際申込み信号を送信した交際申込み
者のプロフィールデータ及び携帯電話２の電話番号を表
示させる交際申込み受けデータを交際申込み受け者の携
帯電話に送信する。これにより、交際申込み受け者は、
交際申込みがあったこと、及び交際申込み者のプロフィ
ールと連絡先（電話番号）を知ることができる。

【００４２】また、ホストコンピュータ１には、サブ機
能として交際申込みお知らせ信号送信手段１１と、交際
申込み承諾信号記憶手段１２と、交際申込み承諾データ
送信手段１３と、交際申込み承諾お知らせ信号送信手段
１４と、交際断り信号記憶手段１５と、交際断り表示信
号送信手段１６と、交際断りお知らせ信号送信手段１７
と、画像データ送信手段１８を備える。

【００４３】交際申込みお知らせ信号送信手段１１は、
ホストコンピュータ１が交際申込み信号を受信した場合
に交際申込み受け者の携帯電話２に交際申込みがあった
ことを知らせるための交際申込みお知らせ信号を送信す
る。

【００４４】この交際申込みお知らせ信号を受信した携
帯電話２は、受信音や振動或いは表示部２ａの表示によ
って交際申込み受け者に交際申込みがあったことを知ら
せる。したがって、交際申込み受け者は、交際申込み者
によって交際が申し込まれたことをオンタイムで認識す
ることができる。

【００４５】交際申込み承諾信号記憶手段１２は、交際
申込み承諾信号を受信した場合に交際申込み承諾信号を
送信した交際申込み受け者を交際申込み承諾者として記
憶し交際申込み者であってその交際申込み承諾信号によ
り交際申込みが承諾された者を被承諾者として記憶す
る。

【００４６】交際申込み承諾信号は、交際申込み受け者
の携帯電話から送信され、交際申込み者からの交際申込
みに対して交際申込み受け者が承諾する意思を伝達する
ために用いられる。

【００４７】交際申込み承諾データ送信手段１３は、交
際申込み承諾信号記憶手段に被承諾者として記憶されて
いる会員がホストコンピュータ１に接続してきたとき
は、その者の携帯電話２に交際申込み承諾データを送信
して、表示部２ａに交際の申込みが承諾された旨と交際
申込み承諾者の携帯電話２の電話番号を表示させる。

【００４８】交際申込み承諾お知らせ信号送信手段１４
は、交際申込み承諾信号を受信した場合に交際申込み承
諾信号記憶手段に被承諾者として記憶されている者の携
帯電話に交際申込みが承諾されたことを知らせる交際申
込み承諾お知らせ信号を送信する。

【００４９】この交際申込み承諾お知らせ信号を受信し
た携帯電話２は、受信音や振動或いは表示部２ａの表示
によって交際申込みが承諾されたことを知らせる。した
がって、被承諾者は、交際申込み承諾者によって交際の
申込みが承諾されたことをオンタイムで認識することが
できる。

【００５０】交際断り信号記憶手段１５は、交際断り信
号を受信した場合に交際断り信号を送信した交際申込み
受け者を交際断り者として記憶し、交際申込みを断られ
た者を被拒絶者として記憶する。交際断り信号は、交際
申込み受け者の携帯電話から送信され、交際申込み者か
らの交際申込みに対して交際申込み受け者が断る意思を
伝達するために用いられる。

【００５１】そして、交際断り表示信号送信手段１６
は、被拒絶者として記憶されている者がホストコンピュ
ータ１に接続してきたときは、その者の携帯電話２に交
際断り表示信号を送信して、表示部２ａに交際申込み受
け者から交際の申込みを断る旨を表示させる。これによ
り、被拒絶者は、交際の申込みが拒絶されたことを容易
に知ることができる。

【００５２】交際断りお知らせ信号送信手段１７は、交
際断り信号を受信した場合に被拒絶者の携帯電話２に交
際申込みが断られたことを知らせるための交際断りお知
らせ信号を送信する。

【００５３】この交際断りお知らせ信号を受信した携帯
電話は、受信音や信号或いは表示部２ａの表示によって
交際申込みの断りがあったことを知らせる。したがっ
て、被拒絶者は、交際拒絶者によって交際の申込みが断
られたことをオンタイムで認識することができる。

【００５４】画像データ送信手段１８は、携帯電話２か
らの閲覧請求信号に応じて画像データを送信し、プロフ
ィールデータの閲覧を請求された会員或いは前記プロフ
ィールデータの閲覧を請求した会員の容姿を撮影した画
像を携帯電話２の表示部２ａに表示させる。ここで、携
帯電話２に送信される会員の画像データは、データ所有
手段５にあらかじめ記憶されている。

【００５５】携帯電話２は、図３に示すように、電話番
号入力ボタン２５や、送話部２６、受話部２７などの一
般的な携帯電話が有する構成を備えるほかに、周囲の映
像を撮影することができる小型カメラ２８を備えてお
り、通話のほかに静止画像或いは動画像を画像データと
して送受信できる機能を備えている。そして、表示部２
ａは受信した静止画像或いは動画像を表示でき、いわゆ
るテレビ電話として相手の表情を見ながら会話すること
ができる機能を有する。

【００５６】なお、本実施の形態における携帯電話は、
高速移動中の通信に対応していない簡易型の携帯電話、
いわゆるＰＨＳ(Personal Handy-phone System)である
が、高速移動中の通信に対応したいわゆるセルラーシス
テムを用いた移動電話を用いてもよい。

【００５７】次に、上記構成を有するシステムの利用方
法について以下に説明する。まず最初に、本システムを
利用するための前提となる会員登録について説明する。
会員登録は、ホストコンピュータ１のデータ所有手段５
内に登録することにより行われる。

【００５８】会員になることを希望する者は、本システ
ムを管理するたとえば仲介サービス提供者などのシステ
ム管理者が開設する登録センターに出向き、登録センタ
ーにて所定の登録用紙に個人情報などの所定の記入事項
を記入する。

【００５９】登録センターのオペレータは、その記入内
容に基づきインターネット端末を用いてデータ所有手段
５内に新たな会員登録ページを作成する。その際、デジ
タルカメラ（ＣＣＤ撮像素子から取り出した画像信号を
デジタル化してイメージカードに記録するカメラ）で会
員の顔を撮影し、登録ページに顔写真を添付する作業を
行う。図４は、インターネット端末の画面に表示される
会員登録ページを示す図である。

【００６０】そして、会員には電話番号が登録された携
帯電話２、会員番号、パスワードが与えられる。なお、
会員が既に上記機能を備える携帯電話２を所有している
場合にはその携帯電話２の電話番号が登録される。

【００６１】次に、会員によるシステムの利用方法につ
いて説明する。会員は、携帯電話２にホストコンピュー
タ１と接続するための電話番号を入力し、接続後にパス
ワードを入力してホストコンピュータ１からの情報を入
手するための許可を受ける。

【００６２】図５は、携帯電話２の表示部２ａに表示さ
れるメインメニュー画面を示す。メインメニュー画面
は、パスワードの入力によりシステムの利用許可を受け
た場合に表示される。メインメニュー画面には、図示の
ように、(1)今月紹介、(2)以前紹介、(3)交際受信、(4)
申込結果、(5)他の検索が表示される。

【００６３】会員は、本システムを利用するために携帯
電話２から、I.交際を希望する相手を見つけて交際を申
し込む、II.他の会員からの交際申込みの有無をチェッ
クする、III.交際の申込みに対する返事を見る、の３つ
の操作を行うことができる。

【００６４】まず最初に「I.交際を希望する相手を見つ
けて交際を申し込む」操作について説明する。交際相手
を探す会員は、メインメニュー画面の(1)今月紹介また
は(2)以前紹介を選択する。画面中の選択は、携帯電話
２の表示部２ａに表示された番号を電話番号入力ボタン
２５で入力することにより行われる。

【００６５】(1)が選択された場合、名簿データ送信手
段６は、携帯電話２からの名簿データ閲覧信号を受信
し、その携帯電話２に名簿データを送信する。これによ
り、今月加入した新規会員を紹介する今月紹介モードに
移行する。

【００６６】図６は、今月紹介モードで表示部２ａに表
示される画面を示した図である。今月紹介モードでは、
まず最初に携帯電話２からの入力指示に応じて新規会員
の中から自己の条件に適合した候補者に絞り込むための
操作画面が表示される。絞り込み操作は、地域、年齢、
学歴（学歴は女性が男性を選ぶときのみ表示される）等
の種々の条件が表示部に順次表示され、該当する番号を
電話番号入力ボタン２５で選択することにより行われる
（図中(a)参照）。

【００６７】候補者の絞り込みが終了すると、表示部２
ａは図中(b)に示すサブメニュー画面に移行する。サブ
メニュー画面には、候補者の会員番号と次ステップへの
選択肢が表示される。この画面が交際相手を募集してい
る者の名簿に該当する。ここで、(1)詳細データが選択
された場合は、図中(c)に示すように、プロフィールデ
ータ表示画面に移行する。

【００６８】プロフィールデータ表示画面には、氏名の
うちの名前のみ、大まかな出身地と在住地、生年月日、
親との関係（たとえば長男）、血液型、職業、学歴、婚
歴等その候補者のプロフィールデータと、次ステップへ
の選択肢が表示される。ここで、候補者の住所や電話番
号などの連絡先はいっさい表示されない。したがって、
候補者のプライバシーは保護される。

【００６９】そして、サブメニュー画面或いはプロフィ
ールデータ表示画面において携帯電話２に設けられてい
る画像閲覧ボタンVP（図３参照）を操作することによ
り、表示部２ａに会員登録ページに登録されている候補
者の顔写真を表示させ、閲覧することができる。従っ
て、任意の時間及び任意の場所で候補者を選ぶことがで
き、また、プロフィールデータと共に候補者の顔写真を
見ることができるため、候補者選びの判断を容易ならし
めることができる。

【００７０】プロフィールデータを見てその候補者との
交際を希望する場合にはサブメニュー画面或いはプロフ
ィールデータ表示画面で(12)交際申込みが選択される。
これにより、交際申込み信号記憶手段８は、携帯電話２
から交際申込み信号を受信し、交際申込み者と交際申込
み受け者の会員番号をそれぞれ記憶する。

【００７１】したがって、後述するII.の操作により、
交際申込み受け者がホストコンピュータ１に接続してき
た場合には、交際申込み受けデータ送信手段９により、
交際申込み受け者の携帯電話２に交際申込み受けデータ
が送信され、表示部２ａに交際申込みを受けている表示
と交際申込み者の電話番号が表示される。

【００７２】また、プロフィールデータを見てその候補
者との交際を希望しない場合にはサブメニュー画面或い
はプロフィールデータ表示画面の(7)次の選択により、
候補者のサブメニュー画面或いはプロフィールデータ表
示画面が順次表示され、候補者の閲覧が行われる。

【００７３】そして、該当する候補者すべての閲覧が終
了した場合や候補者がいない場合にはデータなしの表示
が表示部２になされ、(9)戻るの選択により図中(a)に示
す候補者を絞り込むための操作画面に移行する。以上に
より、「I.交際を希望する相手を見つけて交際を申し込
む」操作が行われる。なお、メインメニュー画面の(2)
以前紹介については、今月以前の紹介者を掲載する以外
は(1)今月紹介と同様であるのでその説明を省略する。

【００７４】次に、「II.他の会員からの交際申込みの
有無をチェックする」操作について説明する。図５に示
すメインメニュー画面の(3)交際受信が選択されると、
その携帯電話２を所有する会員に対する交際申込みの受
け情報を提供する交際申込み受信モードに入る。

【００７５】図７は、交際申込み受信モードで携帯電話
２の表示部２ａに表示される画面を示した図である。交
際申込み受信モードでは、まず最初に、図中(a)に示す
ように、交際申込みされた人数が表示される。

【００７６】ここで、交際申込みされている場合、すな
わち自分が交際申込み受け者として交際申込み信号記憶
手段８に記憶されている場合には、携帯電話２の閲覧操
作によってサブメニュー画面を表示させることができる
（図中(b)参照）。

【００７７】サブメニュー画面には、交際申込み者の会
員番号と次ステップへの選択肢が表示され、(1)詳細デ
ータを選択した場合は、図中(c)に示すように、交際申
込み者のプロフィールデータを表示するプロフィールデ
ータ表示画面に移行する。

【００７８】プロフィールデータ表示画面には、交際申
込み者のプロフィール等のほかに、交際申込み者の携帯
電話の電話番号が表示される。また画像閲覧ボタンVPの
操作により、会員登録ページに登録されている交際申込
み者の顔写真を表示部２ａに表示させ、閲覧することが
できる。

【００７９】したがって、交際申込み者のプロフィール
及び顔写真を見て気に入った場合に、システム管理者等
を介さずに交際申込み者に対してすぐに電話して直接連
絡をとることができる。これにより、交際情報の往来に
必要な時間を短縮することができ、交際の始まりを早め
ることができる。

【００８０】特に、本実施の形態における携帯電話はカ
メラを備え、通話相手の顔を見ながら会話可能な、いわ
ゆるテレビ電話機能を備えているため、交際申込み者が
承諾する場合には携帯電話を用いたお見合いを直ぐに実
施することができる。したがって、交際の申込みを受け
る或いは交際の申込みを断るなどの判断をより早めるこ
とができ、より早く次の行動に移ることができる。

【００８１】また、交際申込みがなされた場合には、交
際申込みお知らせ信号送信手段１１により自動的に携帯
電話２に交際申込みお知らせ信号が送信され、携帯電話
の着信音や振動、或いは表示部の表示によって自分に対
して交際申込みがされたことがリアルタイムで知らされ
る。したがって、交際情報の往来時間を更に短縮して交
際の始まりを早めることができる。

【００８２】そして、交際申込み受け者から交際申込み
者に電話する以外に交際申込みを承諾する意思を伝達す
る方法として、サブメニュー画面或いはプロフィールデ
ータ表示画面（図中(b)、(c)参照）で(10)ＯＫを選択す
ることもできる。

【００８３】これにより、携帯電話２からホストコンピ
ュータ１に交際申込み承諾信号が送信され、交際申込み
承諾信号記憶手段１２に交際申込み承諾者として記憶さ
れ、交際申込み者であって交際申込み承諾信号により承
諾の対象となった者が被承諾者として記憶される。

【００８４】そして、後述するIII.の操作によって被承
諾者がホストコンピュータ１に接続してきた場合には、
交際申込み承諾データ送信手段１３により被承諾者の携
帯電話２に交際申込み承諾データが送信され、表示部２
ａに交際申込み承諾者から交際申込みを承諾する表示で
ある「ＯＫ」の表示と、交際申込み承諾者の携帯電話の
電話番号が表示される（後述のIII.の操作を参照）。し
たがって、交際申込みを承諾された交際申込み者から申
込み受け者に対して直接電話連絡することが可能とな
る。

【００８５】また、(10)ＯＫの選択と同時に、交際申込
み承諾お知らせ信号送信手段１４から自動的に交際承諾
お知らせ信号が送信されるため、被承諾者は携帯電話２
の着信音や振動、或いは表示部の表示によって交際申込
みが承諾されたことをリアルタイムで認識することがで
きる。したがって、交際情報の往来時間を更に短縮して
交際の始まりを早めることができる。

【００８６】一方、交際申込み者のプロフィール及び顔
写真を見たが気に入らず、交際申込みを断る場合には、
サブメニュー画面或いはプロフィールデータ表示画面で
(14)交際断りを選択する。

【００８７】これにより、携帯電話２からホストコンピ
ュータ１に交際断り信号が送信され、交際断り信号記憶
手段１５において交際拒絶者として記憶され、交際申込
み者であって交際拒絶信号により交際断りの対象とされ
た者が被拒絶者として記憶される。

【００８８】したがって、後述するIII.の操作によって
被拒絶者がホストコンピュータ１に接続してきた場合に
は、交際断り表示信号送信手段１６により被拒絶者の携
帯電話２に交際断り表示信号が送信され、表示部２ａに
交際の申込みを断る表示が表示される。このため、携帯
電話２の操作で交際申込みを断ることができ、断る際に
気まずい思いを感じることなく、本システムの利用を容
易なものとすることができる。

【００８９】また、(14)交際断りの選択と同時に、交際
断りお知らせ信号送信手段１７から自動的に交際断り表
示信号が送信されるため、被拒絶者は携帯電話２の着信
音や振動、或いは表示部２ａの表示によって交際申込み
が断られたことをリアルタイムで認識することができ
る。

【００９０】次に、「III.交際申込みに対する返事を見
る」操作について説明する。図５に示すメインメニュー
画面の(4)申込み結果を選択すると、交際を申し込んだ
交際申込み受け者からの返事情報を提供する交際申込み
結果モードに入る。

【００９１】図８は、交際申込み結果モードで携帯電話
２の表示部２ａに表示される画面を示した図である。交
際申込み受信モードでは、図中(a)に示すように、交際
を申し込んだ交際申込み受け者からの返事を示す申込み
結果画面が表示される。

【００９２】この申込み結果画面において、交際申込み
受け者の会員番号の隣の表示が断りの場合は交際申込み
受け者から交際の申込みを断る返事があったことを示
し、空白の場合は交際申込み受け者が交際申込みを未だ
見ていないことを示している。

【００９３】また、保存の場合は交際申込み受け者は交
際申込みを確認しているが未だ考慮中であることを示
し、削除の場合は交際申込みを既に削除したことを示
す。そして、会員番号の隣にＯＫと表示されている場合
は、交際申込みが承諾され、かつ交際申込み受け者に対
して直接連絡することが承諾された返事であることを示
す。

【００９４】ここで、申込み結果画面に表示された会員
番号を入力することにより、表示部２ａには図中(b)に
示すように、その会員のサブメニュー画面が表示され、
サブメニュー画面からの選択によって、図中(c)、(d)に
示すように、その者のプロフィールなどを閲覧すること
ができる。

【００９５】そして、交際申込み承諾者のプロフィール
データ表示画面（図中(c)）には、交際申込み承諾者の
携帯電話の電話番号が表示される。したがって、交際申
込み承諾者に対して電話連絡することが可能となる。

【００９６】これにより、交際申込み受け者の方からの
電話が事情により困難である場合には、交際申込み者の
方から積極的に電話することができる。このため、交際
申込み受け者の事情に応じた利用ができ、本システムの
利用を容易ならしめることができる。

【００９７】また、交際拒絶者のプロフィールデータ表
示画面（図中(d)）には、交際拒絶者の電話番号は表示
されない。従って、被拒絶者（自分）は、交際拒絶者に
対して連絡を取ることはできず、交際拒絶者のプライバ
シーは保護される。

【００９８】そして、交際拒絶者の記録を削除する場合
には、(15)削除するを選択することにより削除され、
(9)戻るの選択により交際申込み結果画面に移行する。
以上により、「III.交際申込みに対する返事を見る」操
作が行われる。

【００９９】上述の、I.、II.、III.の操作により、会
員は交際申込み者となる場合には交際申込み受け者に対
して交際申込みの意思を迅速に伝達することができ、ま
た、交際申込み受け者からの交際申込みに対する返事を
より早く容易に知ることができる。

【０１００】そして、交際申込み受け者となる場合には
交際申込みがあったことをより早く知ることができ、交
際申込み者のプロフィールデータを見ることにより交際
の申込みを受けるか否かの判断を容易に行うことができ
る。

【０１０１】また、交際申込み受け者として交際の申し
出を承諾する場合には、交際申込者に直接電話をかけて
すぐにその旨を伝えることや、交際申込み承諾信号の送
信により交際申込み者に電話番号を教えて電話連絡をも
らうこともできる。したがって、交際情報の往来に必要
な時間を大幅に短縮することができ、交際の始まりを早
めることができる。

【０１０２】また、会員同士の情報交換に関しては、す
べてホストコンピュータが行い、人の手を全く介さない
ため、必要な人件費などのコストを低減することがで
き、低料金で本システムを利用することが可能となる。
そして、会員は、昼夜の時間を問わず任意の時間及び場
所で本システムを利用することができる。

【０１０３】また、ホストコンピュータと携帯電話との
間はインターネット等を介さない電気通信回線を用いた
直接的な情報のやりとりであるため、セキュリティーの
問題から個人情報の漏洩という事態も防止することがで
きる。

【０１０４】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨内にて種々の変更が可
能である。例えば、交際申込みお知らせ信号送信手段１
１や、交際申込み承諾お知らせ信号送信手段１４、或い
は交際断りお知らせ信号送信手段１７をオプションで追
加する設定としてもよい。

【０１０５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明による交際
仲介システムによれば、名簿閲覧請求信号あるいはプロ
フィールデータ閲覧請求信号により閲覧請求者の携帯電
話の表示部に交際相手を募集している者の名簿とそれら
の者のプロフィールデータが表示される。また、交際申
込み受け者がホストコンピュータに接続してきた場合に
は、その交際申込み受け者の携帯電話の表示部に交際申
込みを受けている旨及びその交際申込みをした者のプロ
フィールデータと携帯電話の電話番号が表示される。

【０１０６】このため、交際申込みをした者は交際申込
みの意思を相手に迅速に伝達することができ、交際申込
み受け者は交際申込み者のプロフィールデータを見て、
交際の申込みを受けるか否かの判断を容易に行うことが
できる。そして、交際の申し出を承諾する場合には、交
際申込者に直接電話をかけてすぐにその旨を伝えること
もできる。したがって、交際情報の往来に必要な時間を
大幅に短縮することができ、交際の始まりを早めること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態における交際仲介システムを概念
的に示す説明図である。

【図２】ホストコンピュータの内部機能を示す説明図で
ある。

【図３】携帯電話の概要図である。

【図４】会員登録ページを示す図である。

【図５】携帯電話の表示部に表示されるメインメニュー
画面を示す。

【図６】今月紹介モードで表示部に表示される画面を示
した図である。

【図７】交際申込み受信モードで表示部に表示される画
面を示した図である。

【図８】交際申込み結果モードで表示部に表示される画
面を示した図である。

【符号の説明】

１ ホストコンピュータ ２ 携帯電話 ２ａ 表示部 ５ データ所有手段 ６ 名簿データ送信手段 ７ プロフィールデータ送信手段 ８ 交際申込み信号記憶手段 ９ 交際申込み受けデータ送信手段 １１ 交際申込みお知らせ信号送信手段 １２ 交際申込み承諾信号記憶手段 １３ 交際申込み承諾データ送信手段 １４ 交際申込み承諾お知らせ信号送信手段 １５ 交際断り信号記憶手段 １６ 交際断り表示信号送信手段 １７ 交際断りお知らせ信号送信手段 １８ 画像データ送信手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B049 AA05 BB68 CC01 CC02 DD01 DD03 EE05 EE07 EE23 FF04 FF06 GG03 GG06 GG07 5E501 AA01 AB03 AC15 AC20 AC23 AC25 AC33 BA01 CA02 CB02 DA03 DA15 EA10 EB05 FA05 FA13 FA14 FA43 5K024 AA14 AA72 AA76 BB04 CC11 DD06 FF03 FF04 GG03 5K101 KK16 LL12 MM07 NN18 NN21 PP03 RR12

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気通信回線を介して携帯電話と接続可
   能なホストコンピュータを有し、 ホストコンピュータは、 交際相手を募集している者の名簿及びそれらの者のプロ
   フィールデータを所有するデータ所有手段と、 前記携帯電話から送信された前記名簿の閲覧を請求する
   名簿閲覧請求信号を受信した場合に該名簿閲覧請求信号
   を送信した携帯電話の表示部に前記名簿が表示されるよ
   うに名簿データを送信する名簿データ送信手段と、 該携帯電話の表示部に表示された名簿から任意に選択さ
   れた者のプロフィールデータの閲覧を請求するプロフィ
   ールデータ閲覧請求信号を受信した場合に該プロフィー
   ルデータ閲覧請求信号を送信した携帯電話の表示部に前
   記選択された者のプロフィールデータが表示されるよう
   にプロフィールデータを送信するプロフィールデータ送
   信手段と、 前記名簿又はプロフィールデータを閲覧した者から前記
   名簿に掲載されている者に対して交際申込みの意思を伝
   達するための交際申込み信号を受信した場合に該交際申
   込み信号を送信した者を交際申込み者として記憶し前記
   交際申込み信号により交際申込みの対象とされた者を交
   際申込み受け者として記憶する交際申込み信号記憶手段
   と、 該交際申込み信号記憶手段に前記交際申込み受け者とし
   て記憶されている者が前記ホストコンピュータに接続し
   てきたときは、その者の携帯電話の表示部に前記交際申
   込み者のプロフィールデータ及び携帯電話の電話番号が
   表示されるように交際申込み受けデータを送信する交際
   申込み受けデータ送信手段と、を備えることを特徴とす
   る交際仲介システム。
2. 【請求項２】 ホストコンピュータは、 前記交際申込み信号を受信した場合に前記交際申込み受
   け者の携帯電話に交際申込みがあったことを知らせるた
   めの交際申込みお知らせ信号を送信する交際申込みお知
   らせ信号送信手段を備えることを特徴とする請求項１に
   記載の交際仲介システム。
3. 【請求項３】 ホストコンピュータは、 前記交際申込み者に対して交際申込みを承諾する意思を
   伝達するための交際申込み承諾信号を受信した場合に該
   交際申込み承諾信号を送信した前記交際申込み受け者を
   交際申込み承諾者として記憶し前記交際申込み者であっ
   て前記交際申込み承諾信号により交際申込みが承諾され
   た者を被承諾者として記憶する交際申込み承諾信号記憶
   手段と、 前記交際申込み承諾信号記憶手段に被承諾者として記憶
   されている者が前記ホストコンピュータに接続してきた
   ときは、その者の携帯電話の表示部に交際の申込みが承
   諾された旨及び前記交際申込み承諾者の携帯電話の電話
   番号が表示されるように交際申込み承諾データを送信す
   る交際申込み承諾データ送信手段と、を備えることを特
   徴とする請求項１又は２に記載の交際仲介システム。
4. 【請求項４】 ホストコンピュータは、 前記交際申込み承諾信号を受信した場合に前記交際申込
   み承諾信号記憶手段に被承諾者として記憶されている者
   の携帯電話に交際申込みが承諾されたことを知らせる交
   際申込み承諾お知らせ信号を送信する交際承諾お知らせ
   信号送信手段を備えることを特徴とする請求項１〜３の
   いずれかに記載の交際仲介システム。
5. 【請求項５】 前記ホストコンピュータは、 前記交際申込み受け者から前記交際申込み者への交際申
   込みを断る意思を伝達するための交際断り信号を受信し
   た場合に該交際断り信号を送信した前記交際申込み受け
   者を交際拒絶者として記憶し前記交際断り信号により交
   際断りの対象とされた者を被拒絶者として記憶する交際
   断り信号記憶手段と、 前記交際断り信号記憶手段に前記被拒絶者として記憶さ
   れている者が前記ホストコンピュータに接続してきたと
   きは、前記交際申込み受け者から交際申込みの断りがあ
   った旨を前記被拒絶者の携帯電話の表示部に表示させる
   交際断り表示信号を送信する交際断り表示信号送信手段
   と、を備えることを特徴とする請求項１〜４のいずれか
   に記載の交際仲介システム。
6. 【請求項６】 ホストコンピュータは、 前記交際断り信号を受信した場合に前記被拒絶者の携帯
   電話に交際申込みが断られたことを知らせる交際断りお
   知らせ信号を送信する交際断りお知らせ信号送信手段を
   備えることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載
   の交際仲介システム。
7. 【請求項７】 前記プロフィールデータ表示手段は、 前記プロフィールデータの閲覧を請求された者或いは前
   記プロフィールデータの閲覧を請求した者の容姿を撮影
   した画像を携帯電話の表示部に表示させる画像データを
   送信する画像データ送信手段を備えることを特徴とする
   請求項１〜６のいずれかに記載の交際仲介システム