JP2001092839A - 検索システム及び検索システムをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体 - Google Patents

検索システム及び検索システムをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体

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JP2001092839A
JP2001092839A JP26840999A JP26840999A JP2001092839A JP 2001092839 A JP2001092839 A JP 2001092839A JP 26840999 A JP26840999 A JP 26840999A JP 26840999 A JP26840999 A JP 26840999A JP 2001092839 A JP2001092839 A JP 2001092839A
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slip
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storage means
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JP26840999A
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Hideaki Takei
秀明 武居
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Original Assignee
Mitsubishi Electric System Ware Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去に使用したデータを利用する場合に、ユ
ーザの使用状況からユーザが使用したいデータを検索
し、ユーザの作業効率向上を図ることができる検索シス
テムを得る。 【解決手段】 入力手段1により入力された、データの
使用状況の異なることを示す区分情報と、複数項目の使
用頻度の組み合わせを条件とした検索条件に基づき、伝
票データ記憶手段4に記憶されている伝票データの中か
ら、所定の伝票データを検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検索システムに関
し、特にデータの使用頻度を条件として所定のデータを
検索し、検索したデータを利用することによって入力し
なければならない項目を削減し、処理能力向上を図るこ
とができる検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の検索システムについて、図面を用
いて説明する。具体的に一例として図7は、従来の検索
システムを用いて伝票作成を行う画面展開を表したフロ
ーチャートである。また、図8から図15は、画面展開
の画面表示例を表したものである。
【0003】まず、図8に示す業務メニュー画面から伝
票を起票するため、図中の財務会計システムの領域内に
ある「030 予算執行」をマウスなどで選択する。す
ると、図9に示す伝票発行画面1が表示される(S10
01)。この伝票発行画面1で、伝票発行に必要な科目
(例えば、款、項、目、節)、起票日、金額、債権者な
どを入力することにより伝票が発行される。しかし、毎
回これらの項目を一つ一つ入力することは、時間がかか
り非効率である。
【0004】このため、伝票一覧をクリックすることに
より、過去に発行した伝票データを利用することができ
る。伝票一覧をクリックすると、図10に示す過去に使
用した伝票データを検索するための伝票名寄せ画面(伝
票検索画面)が表示される(S1002)。
【0005】図10の伝票名寄せ画面において、伝票番
号、起票日などの条件を入力し、検索ボタンを押すと、
入力した条件に基づき、過去の伝票データを検索し、図
11に示すように所定の伝票データがリストアップされ
る(S1003)。そして、ユーザが使用したい科目総
称に合致したものを選択することになる。しかし、条件
として使用できるのは、伝票番号、起票日などであり科
目項目を使用できないため、リストアップされた伝票デ
ータから、ユーザが使用したい伝票データを見つけるこ
とが難しいという問題がある。例えば、最近起票した伝
票データが特定の科目に偏っている場合、その偏ってい
る科目の伝票データばかりリストアップされ、なかなか
ユーザが利用したい科目の伝票データが見つからないよ
うな場合がある。
【0006】次に、ユーザが使用したい科目に合致した
もの、例えば、リストアップされたNo4の伝票データ
(総務一般管理費に関するもの)を選択すると、図12
に示す伝票発行画面2が表示される(S1004)。こ
の伝票発行画面2は、上述した伝票発行画面1に、ユー
ザが伝票名寄せ画面で選択した伝票データが入力された
ものである。
【0007】ここで、債権者の欄には選択した伝票デー
タで使用された債権者名も表示される。しかし、この表
示された債権者名は、ユーザが必要とする債権者名と必
ずしも一致しない。この場合、ユーザは、必要とする債
権者名を検索する必要がある。
【0008】ユーザが債権者名を検索するためには、図
12中の債権者欄の「名寄せ」ボタンを押す。「名寄
せ」ボタンが押されると、図13に示す債権者名寄せ画
面(債権者検索画面)が表示される(S1005)。こ
こでユーザが必要としている債権者名が「伝票太郎」で
あるとした場合、図14に示すようにカナ氏名の欄に
「デンピョウ」と入力し、検索ボタンを押す。検索ボタ
ンが押されると、図14に示すように名字が「伝票」の
債権者がリストアップされる(S1006)。
【0009】リストアップされた債権者名から「伝票太
郎」を選択すると、図15に示す伝票発行画面3が表示
される(S1007)。表示された伝票発行画面3の債
権者欄には、ユーザが選択した「伝票太郎」が入力され
ている。
【0010】あとは、日付と金額を変更し、伝票発行ボ
タンを押すことにより伝票を起票することができる。
【0011】上述したように、従来の検索システムを使
用して伝票の起票を行う場合、例えば、款、項、目、節
などの科目項目や債権者に関する債権者項目などの伝票
を起票するのに必要な項目をそれぞれ別々に検索しなけ
ればならなかった。すなわち、過去の伝票データを利用
する場合であっても、図8から図15に示したような画
面展開に沿って入力しなければなかった。このため、伝
票1枚を起票するために時間がかかり、作業効率が悪い
という問題があった。
【0012】具体的には、従来の検索システムを用いた
場合、入力しなければならない項目が20以上あり、伝
票1枚を起票するために約3分程度かかっている。伝票
は、毎日平均約100程度発生しており、伝票を処理す
るために要する時間は、約5時間程度かかっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の問題点を除くためになされたものであって、そ
の目的とするところは、従来の検索システムに比べて、
より項目入力の手間を省くことによって、ユーザの作業
効率向上を図ることができる検索システムを得ることに
ある。
【0014】また、他の目的は、従来の検索システムに
比べて、より項目入力の手間を省くことによって、ユー
ザの入力ミスを減少させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る検索システムは、所定のデータを検索
するための条件を示す検索条件に基づき所定のデータを
検索する検索システムにおいて、上記所定のデータは複
数項目を有し、上記検索条件は、上記複数項目の使用頻
度の組み合わせであることを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る検索システムは、デー
タを記憶するデータ記憶手段と、上記データの使用状況
の異なることを示す区分情報に対応付けられた検索条件
データであって、上記データを検索するための条件を示
す検索条件データを記憶する検索条件データ記憶手段
と、上記区分情報を入力する入力手段と、上記入力手段
により入力された区分情報をもとに、上記データ記憶手
段に記憶されたデータから所定のデータを検索する検索
手段とを備えることを特徴とする。
【0017】上記データ記憶手段に記憶されているデー
タは、上記区分情報に対応付けられていることを特徴と
する。
【0018】上記区分情報は、部門を特定する情報であ
ることを特徴とする。
【0019】上記区分情報は、上記区分情報を入力する
ユーザを特定する情報であることを特徴とする。
【0020】上記検索条件データは、上記データ記憶手
段に記憶されているデータの使用頻度を有することを特
徴とする。
【0021】上記データ記憶手段に記憶されているデー
タは複数項目を有し、上記検索条件データは、上記複数
項目の使用頻度の組み合わせを有することを特徴とす
る。
【0022】上記データ記憶手段に記憶されているデー
タは伝票を作成する伝票データであり、上記検索システ
ムは、さらに、上記検索手段により検索された伝票デー
タを使用して伝票の起票を行う伝票起票手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0023】上記検索システムは、さらに、上記伝票起
票手段で起票した伝票の発行を行う伝票発行手段と、上
記伝票発行手段により発行した伝票の伝票データに基づ
いて検索条件データを更新する検索条件更新手段とを備
えることを特徴とする。
【0024】上記検索システムは、さらに、上記検索手
段により検索された伝票データを表示する表示手段と、
上記表示手段により表示された伝票データから所望の伝
票データを選択する選択手段とを備え、上記伝票起票手
段は、上記選択手段により選択された伝票データを使用
して、伝票の起票を行うことを特徴とする。
【0025】上記伝票データは、債権者を示す債権者項
目と伝票の科目を示す科目項目とを有し、上記検索条件
データは、債権者項目と科目項目との使用頻度の組み合
わせを有することを特徴とする。
【0026】また、本発明に係る検索システムを記録し
たコンピュータ読みとり可能な記録媒体は、複数項目を
有するデータが記憶されているデータ記憶手段から所定
のデータを検索するための条件でかつ上記複数項目の使
用頻度の組み合わせを有する検索条件データを、上記検
索条件データが記憶されている検索条件データ記憶手段
より取得し、取得した検索条件データの有する複数項目
の使用頻度の組み合わせに基づいて、上記データ記憶手
段から所定のデータを取得する処理をコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0027】また、本発明に係る検索システムを記録し
たコンピュータ読みとり可能な記録媒体は、データの使
用状況の異なることを示す区分情報を入力する入力手段
より入力された上記区分情報を取得する処理と、上記デ
ータが記憶されているデータ記憶手段から所定のデータ
を検索するための条件でかつ上記区分情報に対応付けら
れた検索条件データを、上記検索条件データが記憶され
ている検索条件データ記憶手段から取得する処理と、取
得した検索条件データに基づいて、上記データ記憶手段
から所定のデータを取得する処理とをコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る検索システム
の一例について図面を参照しながら説明する。図1は、
本発明に係る検索システムのハードウェア構成の一例を
示したハードウェア構成図である。
【0029】本発明に係る検索システムは、端末コンピ
ュータ100とデータベース200から構成されてい
る。端末コンピュータ100とデータベース200は、
接続ケーブルを介して接続されており、複数の端末コン
ピュータ100と接続してもよい。また、接続方法とし
ては、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)
や、ISDN回線などの通信回線を用いて接続されてい
る。
【0030】端末コンピュータ100は、マザーボード
110、表示部111、プリンタ112、キーボード1
13、CPU114、RAM115、ハードディスク1
16、通信ボード117から構成される。データベース
200は、ハードディスク221、CPU222、通信
ボード223とを備えている。
【0031】表示部111は、図3に示すような部門コ
ードを入力するための部門指定画面、引用元伝票指定画
面、伝票起票・発行画面等を表示するものであり、例え
ば、CRTや液晶によるディスプレイ装置から構成され
る。プリンタ112は、伝票を出力するためのものであ
り、キーボード113は、部門コード(区分情報の一
例)の入力、引用元パターンの選択入力、変更項目の入
力を行うものである。
【0032】ハードディスク116は、端末コンピュー
タ100の動作を制御する各種プログラムなどを記憶す
る。RAM115は、キーボード112から入力された
情報や、ハードディスク116から読み込んだ情報を記
憶する。
【0033】通信ボード117、223は、端末コンピ
ュータ100とデータベース200との間でデータのや
り取りを行うためのものである。すなわち、データベー
ス200に格納されている伝票データや、検索条件デー
タを端末コンピュータ100の要求に応じて送信した
り、更新した検索条件データをデータベース200に送
信するためのものである。データベース200内のハー
ドディスク221は、部門コードに対応付けられた伝票
データや検索条件データをデータベースとして記憶す
る。
【0034】本発明に係る検索システムは、例えば、ハ
ードディスク116に記憶した各種プログラムを用い
て、CPU114の制御のもと、上述した端末コンピュ
ータ100とデータベース200で実現することができ
る。
【0035】なお、端末コンピュータ100とデータベ
ース200との接続は、無線により接続してもよい。以
下に示す実施の形態では、本発明に係る検索システムを
用いて伝票を起票するシステムについて説明する。
【0036】実施の形態1.図2は、実施の形態1にお
ける検索システムの機能を示した機能ブロック図であ
る。図3は、実施の形態1における検索システムの画面
展開を表した図である。また、図4は、検索条件データ
の一例を示した図であり、図5は、実施の形態1におけ
る検索システムのフローチャートを示す図である。
【0037】図2において、実施の形態1における検索
システムは、入力手段1と、制御手段2と、表示手段3
と、伝票データ記憶手段4と、検索条件データ記憶手段
5より構成されている。
【0038】入力手段1は、区分情報を入力するもので
あり、図1のキーボード113に対応する。区分情報と
は、伝票データの使用状況が異なることを示す情報をい
い、例えば、本実施の形態1では、会社における総務
部、購買部などの部課を特定する部門コードである。こ
のような区分情報を入力する入力手段1を有するのは、
伝票を使用する部門毎に良く使用する科目と債権者のパ
ターンがあり、部門毎に良く使用する伝票データを効率
良く検索できるようにするためである。
【0039】伝票データ記憶手段4は、過去に伝票を作
成したときの伝票データを記憶するものであり、図1の
データベース200内のハードディスク221に対応す
る。具体的に伝票データは、図3(c)において入力す
る項目、例えば、部門コード、科目、債権者、伝票番
号、起票日、金額など複数項目から構成されている。
【0040】検索条件データ記憶手段5は、伝票データ
記憶手段4に記憶された伝票データから所定の伝票デー
タを検索するための検索条件を記憶するものであり、例
えば、図1のデータベース200内のハードディスク2
21に対応する。
【0041】検索条件データ記憶手段5に記憶されてい
る検索条件データは、部門コードに対応づけられてお
り、部門毎の伝票データの使用頻度を有している。使用
頻度を検索条件データとすることにより、伝票データの
中から各部門でよく使用される伝票データを検索するこ
とができる。具体的な検索条件データの一例を図4に示
す。
【0042】図4に示す検索条件データは、部門、科
目、債権者、使用回数、最新起票日、最新伝票番号から
構成される。そして、使用頻度に対応するものは、使用
回数である。この使用回数は、伝票データ記憶手段4に
記憶されている伝票データのすべてを対象としたもので
あるが、例えば、ある起票日以降の伝票データを対象に
した使用回数や、ある特定期間内に限った使用回数とし
てもよい。例えば、ある時期を境に取引先が変化したよ
うな場合には、所定の日以降の伝票データだけを対象に
した方が、その部門の実際の使用状況を良く表すことが
できることを考慮したものである。なお、使用頻度に
は、単に特定の科目と債権者の伝票データの使用回数だ
けでなく、伝票データ記憶手段4に記憶されている伝票
データに対する特定の伝票データの割合など伝票データ
の使用状況を反映したものが含まれる。
【0043】また、図4に示す検索条件データの使用回
数は、ユーザが利用したい複数項目(科目と債権者)の
使用回数の組み合わせである。このように複数項目の使
用回数の組み合わせを検索条件とするのは、ユーザが利
用したい科目と債権者を迅速に検索できるようにするた
めである。すなわち、従来の検索システムのように科目
と債権者を別々に検索する手間を省き、伝票の処理能力
向上を図るためである。また、実施の形態1において、
科目と債権者の使用回数の組み合わせは、科目の使用回
数と債権者の使用回数の単純な和である。
【0044】次に、制御手段2は、入力手段1により入
力された部門コード(区分情報の一例)と検索条件デー
タ記憶手段5に記憶された検索条件データに基づき、伝
票データ記憶手段4に記憶された伝票データの中から所
定の伝票データを検索し、検索したデータより伝票の起
票と発行を行うものである。
【0045】制御手段2は、図2に示すように、検索手
段21、選択手段22、伝票起票手段23、伝票発行手
段24、検索条件更新手段25より構成されている。
【0046】検索手段21は、伝票データ記憶手段4に
記憶された伝票データから、例えば、図4に示す部門コ
ードに対応付けられた検索条件データに従って、所定の
伝票データを検索するものである。
【0047】選択手段22は、検索手段21で検索した
伝票データから利用したい伝票データを選択するための
ものである。また、伝票起票手段23は、選択手段22
で選択した伝票データを利用して、伝票の起票を行うも
のであり、伝票発行手段24は、伝票起票手段23で起
票した伝票の発行を行うものである。
【0048】検索条件更新手段25は、新たに伝票発行
手段24で発行した伝票データに基づき、検索条件デー
タを更新するものである。具体的に例えば、図4に示す
科目が委託料、債権者がC社、使用回数21を利用して
新たに伝票を作成した場合、検索条件更新手段25によ
って、使用回数が22に更新されるとともに最新起票
日、最新伝票番号が更新される。このように検索条件更
新手段25を設けることにより、実際に多く使用してい
る伝票データを直ちに検索することができる。すなわ
ち、実際の使用状況を反映した検索を行うことができ
る。
【0049】表示手段3は、部門コードを入力するため
の画面、検索した伝票データを表示する画面、伝票の起
票や発行を行うための画面を表示するものであり、図1
における表示部111が対応する。
【0050】実施の形態1に係る検索システムは上記の
ように構成されており、以下にその動作及び作用につい
て図3、図4及び図5を用いて説明する。
【0051】まず、業務メニュー画面(図示せず)から
伝票を起票するシステムを立ち上げる。すると、図3
(a)に示すような部門コードを入力するための画面が
表示されるので、ユーザが属する部門を表す部門コー
ド、例えば「100300」をキーボード113などか
ら入力する(S101)。
【0052】部門コード「100300」が入力される
と、検索手段21は、図4に示すような部門コード「1
00300」に対応した検索条件データを参照する。そ
して、科目と債権者の使用回数の組み合わせが多いもの
から所定の数(予め設定されている)、の伝票データを
各最新伝票番号に基づき、伝票データ記憶手段4から抽
出する(S102)。次に、抽出した伝票データを図3
(b)に示す引用元伝票指定画面に表示する(S10
3)。
【0053】ユーザは、引用元伝票指定画面に表示され
た伝票データから引用したい伝票データを選択する(S
104)。例えば、No2(科目名称需用費、債権者A
社)を選択する場合は、引用元指定画面のNo.の欄に
「02」を入力する。
【0054】引用元伝票指定画面より特定の伝票データ
が選択されると、その選択された伝票データを図3
(c)に示す伝票起票発行画面に表示する(S10
5)。そして、ユーザは、起票日、金額、摘要などに変
更があれば変更し(S106)、伝票を起票する。起票
した伝票を発行する場合は、伝票起票発行画面の発行ボ
タンを押す(S107)。新たに作成された伝票データ
は、伝票データ記憶手段に記憶され、また、検索条件更
新手段25によって、検索条件データの使用回数、最新
起票日、最新伝票番号の更新が行われる(S108)。
【0055】このようにして、伝票データの使用状況の
異なる部門であっても、各部門の使用頻度の高い伝票デ
ータを検索することができるため、各部門で引用したい
伝票データを直ちに引用することができる。
【0056】また、引用したい項目である科目と債権者
の使用回数の組み合わせを検索条件としているため、ユ
ーザが引用したい科目と債権者とを有する伝票データが
引用元伝票指定画面にリストアップされる確率が高い。
したがって、迅速な伝票処理を行うことができる。
【0057】さらに、従来例の図13と図14のよう
に、従来例で引用したい債権者を検索する場合、まず、
図13のような空白の画面が展開され、条件を入力して
検索させることによって、債権者がリストアップされ
る。これに対し、本発明では、図3(c)に示すよう
に、直ちに検索された伝票データが表示される。したが
って、従来に比べて、画面展開数が少なく、迅速な伝票
処理をすることができる。
【0058】なお、科目と債権者の使用回数を組み合わ
せた使用回数のうち最も多いものだけを利用する場合な
ど、一つの伝票データを抽出して利用する場合は、図5
における引用元伝票指定画面に検索結果を表示するステ
ップ(S103)と、検索結果よりユーザが引用したい
伝票データを選択するステップ(S104)は、なくて
もよい。
【0059】また、検索条件データとして使用頻度がす
でに入力されており、新たに更新する必要がない場合、
(例えば、更新しなくても過去のデータにより現在の使
用状況が反映されている場合など)は、検索条件データ
の更新を行うステップ(S108)はなくてもよい。
【0060】実施の形態1では、伝票データと検索条件
データが別々に存在するように構成していたが、検索条
件データを伝票データに含ませるようにしてもよい。例
えば、科目と債権者の使用回数の組み合わせを、伝票デ
ータの一項目とするように構成してもよい。
【0061】実施の形態2.実施の形態1では、伝票デ
ータの使用状況の異なることを示す区分情報として、部
門コードを用いたが、各個人ユーザを示すユーザIDを
用いてもよい。例えば、各部門において、伝票を起票す
る複数の担当者がおり、各担当者が特定の科目や債権者
についての伝票データを使用している場合、部門コード
を用いる場合よりもユーザIDを用いる方がより迅速な
伝票処理を行うことができる。
【0062】また、区分情報としてユーザ個人を特定す
るユーザIDだけにすると、例えば、担当者が変わって
しまった場合、引き継ぐ者が前任者の区分情報を利用で
きない事態が生じる。このため、区分情報として、部門
を特定する部門コードとユーザ個人を特定するユーザI
Dの両方使えるようにしてもよい。
【0063】実施の形態3.実施の形態1では、科目の
使用回数と債権者の使用回数の重み付けは均等である場
合について説明したが、各項目の使用回数について重み
付けを行ってもよい。
【0064】ユーザが引用したい複数項目の間に優先度
が存在する場合がある。例えば、引用したい複数項目と
して、科目と債権者があるが、債権者の入力の方が煩雑
なため、債権者の使用回数を優先したい場合があるとす
る。この場合、科目と債権者の使用回数に重み付けをし
ないと債権者が優先されないことが生じる。例えば、科
目の使用回数が2回であり、債権者の使用回数が6回の
データ1と科目の使用回数が10回であり、債権者の使
用回数が1回のデータ2があったとする。重み付けをし
ない場合、科目と債権者の使用回数の組み合わせは、デ
ータ1で8回、データ2で11回となりデータ2の方が
優先されることになってしまう。したがって、ユーザが
引用したい複数項目の間に引用したい優先度がある場
合、各項目の使用回数に重み付けを行ってもよい。
【0065】実施の形態4.実施の形態1では、検索条
件として、科目と債権者の使用頻度の組み合わせを用い
た場合を説明したが、さらに別の項目を有する検索条件
を用いてもよい。例えば、伝票を起票するには、科目と
債権者の他に金額の入力も必要である。したがって、図
6に示すように検索条件データとして、科目と債権者の
使用頻度の組み合わせの他に、使用した金額とその使用
頻度も有するようにしてもよい。このように検索条件デ
ータを構成することにより、まず、科目と債権者の使用
頻度の組み合わせに基づいて、使用頻度の多い伝票デー
タを検索し、図3(b)に示す引用元伝票指定画面にリ
ストアップする。そして、ユーザが引用したい伝票デー
タ、例えば、図3(b)のNo1(委託料、C社)を選
択する。すると、検索条件データが参照され、図6に示
す科目が委託料、債権者がC社である伝票データのう
ち、金額使用回数の多い伝票データ(金額6000、金
額使用回数10)が、図3(c)に示す伝票起票発行画
面に伝票データが表示される。このようにして、金額使
用回数の多い金額が表示されるため、金額を変更するこ
とを少なくすることができる。したがって、金額の入力
ミスを少なくすることができる。
【0066】また、金額使用回数の多いものを図3
(c)に示す伝票起票発行画面の金額欄にプルダウンメ
ニューを作成し、引用したい金額を選択できるようにし
てもよい。
【0067】なお、図3(c)に示す伝票起票発行画面
において、起票日は、変更入力をする必要があるが、起
票日は、現在伝票の起票を行っている日であるから、現
在伝票の起票を行っている日付が自動的に入力されるよ
うにすれば、より入力する項目を少なくすることができ
る。
【0068】上述した実施の形態では、本発明に係る検
索システムを伝票起票システムに適用した場合について
説明したが、例えば、請求書作成システムなどにも適用
することができる。本発明は、ユーザが引用したい複数
項目の使用頻度の組み合わせを検索条件データとして、
効率よく引用したいデータを検索するものであるから、
過去に蓄積したデータを引用して新規のデータを作成す
るシステムに幅広く適用することができる。
【発明の効果】
【0069】本発明に係る検索システムによれば、従来
の検索システムに比べて、項目入力の手間を省くことが
でき、したがってユーザの作業効率向上を図ることがで
きる効果が得られる。
【0070】また、本発明に係る検索システムによれ
ば、従来の検索システムに比べて、項目入力の手間を省
くことができるため、入力ミスを少なくすることができ
る効果が得られる。
【0071】また、本発明に係る検索システムによれ
ば、新しいデータを作成する度に検索条件データを更新
するので、使用すれば使用するほど実際に使用状況を的
確に反映した検索をすることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る検索システムのハードウェア構
成の一例を示したハードウェア構成図である。
【図2】 実施の形態1における検索システムの機能を
示した機能ブロック図である。
【図3】 実施の形態1における検索システムの画面展
開を表した図である。
【図4】 検索条件データの一例を示した図である。
【図5】 実施の形態1における検索システムのフロー
チャートを示す図である。
【図6】 実施の形態4における検索条件データの一例
を示した図である。
【図7】 従来の検索システムを用いて伝票作成を行う
画面展開を表したフローチャートである。
【図8】 業務メニューの画面表示例を示した図であ
る。
【図9】 図7における伝票発行画面1の表示例を示し
た図である。
【図10】 図7における伝票名寄せ画面(空白)の表
示例を示した図である。
【図11】 図7における伝票名寄せ画面(表示)の表
示例を示した図である。
【図12】 図7における伝票発行画面2の表示例を示
した図である。
【図13】 図7における債権者名寄せ画面(空白)の
表示例を示した図である。
【図14】 図7における債権者名寄せ画面(表示)の
表示例を示した図である。
【図15】 図7における伝票発行画面3の表示例を示
した図である。
【符号の説明】
1 入力手段、2 制御手段、3 表示手段、4 伝票
データ記憶手段、5 検索条件データ記憶手段、21
検索手段、22 選択手段、23 伝票起票手段、24
伝票発行手段、25 検索条件更新手段。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータを検索するための条件を示
    す検索条件に基づき所定のデータを検索する検索システ
    ムにおいて、上記所定のデータは複数項目を有し、上記
    検索条件は、上記複数項目の使用頻度の組み合わせであ
    ることを特徴とする検索システム。
  2. 【請求項2】 データを記憶するデータ記憶手段と、上
    記データの使用状況の異なることを示す区分情報に対応
    付けられた検索条件データであって、上記データを検索
    するための条件を示す検索条件データを記憶する検索条
    件データ記憶手段と、上記区分情報を入力する入力手段
    と、上記入力手段により入力された区分情報をもとに、
    上記データ記憶手段に記憶されたデータから、上記検索
    条件データ記憶手段に記憶された検索条件データに示さ
    れた条件に従って、所定のデータを検索する検索手段
    と、を備えることを特徴とする検索システム。
  3. 【請求項3】 上記データ記憶手段に記憶されているデ
    ータは、上記区分情報に対応付けられていることを特徴
    とする請求項2に記載の検索システム。
  4. 【請求項4】 上記区分情報は、部門を特定する情報で
    あることを特徴とする請求項2又は3に記載の検索シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記区分情報は、上記区分情報を入力す
    るユーザを特定する情報であることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の検索システム。
  6. 【請求項6】 上記検索条件データは、上記データ記憶
    手段に記憶されているデータの使用頻度を有することを
    特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の検索システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記データ記憶手段に記憶されているデ
    ータは複数項目を有し、上記検索条件データは、上記複
    数項目の使用頻度の組み合わせを有することを特徴とす
    る請求項6に記載の検索システム。
  8. 【請求項8】 上記データ記憶手段に記憶されているデ
    ータは伝票を作成する伝票データであり、上記検索シス
    テムは、さらに、上記検索手段により検索された伝票デ
    ータを使用して伝票の起票を行う伝票起票手段を備える
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の検索
    システム。
  9. 【請求項9】 上記検索システムは、さらに、上記伝票
    起票手段で起票した伝票の発行を行う伝票発行手段と、
    上記伝票発行手段により発行した伝票の伝票データに基
    づいて検索条件データを更新する検索条件更新手段とを
    備えることを特徴とする請求項8に記載の検索システ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記検索システムは、さらに、上記検
    索手段により検索された伝票データを表示する表示手段
    と、上記表示手段により表示された伝票データから所望
    の伝票データを選択する選択手段とを備え、上記伝票起
    票手段は、上記選択手段により選択された伝票データを
    使用して、伝票の起票を行うことを特徴とする請求項8
    又は9に記載の検索システム。
  11. 【請求項11】 上記伝票データは、債権者を示す債権
    者項目と伝票の科目を示す科目項目とを有し、上記検索
    条件データは、債権者項目と科目項目との使用頻度の組
    み合わせを有することを特徴とする請求項8〜10のい
    ずれかに記載の検索システム。
  12. 【請求項12】 複数項目を有するデータが記憶されて
    いるデータ記憶手段から所定のデータを検索するための
    条件でかつ上記複数項目の使用頻度の組み合わせを有す
    る検索条件データを、上記検索条件データが記憶されて
    いる検索条件データ記憶手段より取得し、取得した検索
    条件データの有する複数項目の使用頻度の組み合わせに
    基づいて、上記データ記憶手段から所定のデータを取得
    する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 データの使用状況の異なることを示す
    区分情報を入力する入力手段より入力された上記区分情
    報を取得する処理と、上記データが記憶されているデー
    タ記憶手段から所定のデータを検索するための条件でか
    つ上記区分情報に対応付けられた検索条件データを、上
    記検索条件データが記憶されている検索条件データ記憶
    手段から取得する処理と、取得した検索条件データに基
    づいて、上記データ記憶手段から所定のデータを取得す
    る処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146355A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Teraoka Seiko Co Ltd 送り状発行システム
JP2016071807A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 富士通株式会社 帳票生成プログラム、帳票生成方法および帳票生成装置

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