JP2001092365A - 電気光学装置および投射型表示装置 - Google Patents

電気光学装置および投射型表示装置

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JP2001092365A
JP2001092365A JP26457699A JP26457699A JP2001092365A JP 2001092365 A JP2001092365 A JP 2001092365A JP 26457699 A JP26457699 A JP 26457699A JP 26457699 A JP26457699 A JP 26457699A JP 2001092365 A JP2001092365 A JP 2001092365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤によって板状部材を貼り合わせた構成
であっても、画像表示領域の額縁領域付近に発生する画
質の経時劣化を低減し得る電気光学装置および投射型表
示装置を提供すること。 【解決手段】 液晶装置1において、マイクロレンズが
形成された対向基板20には接着剤210によってカバ
ーガラス200が全面接着されている。この液晶装置1
が収納されたケース300において、出射側枠部320
の内周縁325は、入射側枠部310の内周縁315よ
りも内周側に位置して額縁領域2の内周縁を規定してい
る。このため、入射側枠部310の窓311から入射し
た光は、画像表示領域10a内に位置する接着剤210
に照射されるとともに、額縁領域2におけるやや画像表
示領域10aよりの領域に位置にする接着剤210にも
届く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶装置、EL
(Electro-Luminescence)装置等の電気光学装置、およ
びこの電気光学装置を光変調装置として用いた投射型表
示装置に関するものである。さらに詳しくは、電気光学
装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気光学装置は例えば、TFTアレイ基
板等の素子基板と、カバーガラス(或いは対向基板)等
との間に液晶等の電気光学物質を挟持してなる。また、
基板の外側(液晶などに面する側と反対側の面)には、
光の利用効率を向上させて明るい画像表示を行うための
マイクロレンズアレイ板、基板を埃や塵から守るための
防塵ガラス板、電気光学装置の温度上昇を抑制するため
の放熱ガラス板、基板表面の塵や埃の影による表示画像
への悪影響をデフォーカスにより低減するためのデフォ
ーカス用ガラス板などの板状部材が接着剤によって貼り
付けられている。例えば、特開昭60−165621号
〜165624号公報、特開平5−196926号公報
等には、入射光の利用効率を向上するためのマイクロレ
ンズが対向基板上に形成された液晶装置が開示されてい
る。また、特開平9−113906号公報には、放熱機
能およびデフォーカス機能を有する透明ガラス板を液晶
装置の基板の一方又は両方の外面に配置した液晶装置が
開示されている。
【0003】これらの電気光学装置のうち、例えば、図
9に示す電気光学装置においては、表示光による画像表
示が行われる画像表示領域10aからこの画像表示領域
10aの外周縁を規定する額縁領域2に至る接着領域で
マイクロレンズ500が形成された対向基板20(板状
部材)が接着剤210によりカバーガラス200(第1
の基板)に接着され、このカバーガラス200とTFT
アレイ基板10(第2の基板)とを貼り合わせたパネル
5では、カバーガラス200とTFTアレイ基板10と
の間に液晶層50が挟持されている。
【0004】ここで、パネル5は、プラスチック等の遮
光性のケース300′に納められる。このケース30
0′には、パネル5の光入射側および光出射側のそれぞ
れに入射側枠部310′および出射側枠部320′が形
成され、従来の電気光学装置では、入射側枠部310′
の内周縁315′は出射側枠部320′の内周縁32
5′よりも内側に位置する。このため、パネル5に入射
する光は、入射側枠部310′の内周縁315′によっ
て制限されるので、この入射側枠部310′の内周縁3
15′によって、表示光を透過したり反射したりする画
像表示領域10aの外周縁(すなわち、額縁領域2の内
周縁)が規定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気光学装置は、投射型表示装置(プロジェクタ)の光
変調装置(ライトバルブ)などとして使用されているう
ちに、額縁領域2付近における画像表示領域10aで額
縁領域2の内周縁に沿ってコントラスト異常が発生する
という問題点がある。具体的には、例えば黒表示の際に
額縁に沿って、白っぽい領域が発生して、コントラスト
異常に不連続面が見えるようになってしまう。
【0006】特に、投射型表示装置用の液晶装置等、比
較的強力な光が透過する装置では、このような経時的劣
化が顕著である、また、本願発明の発明者による更なる
研究によれば、カラーのプロジェクタのライトバルブ用
の液晶装置の場合に、R(赤色)、G(緑色)、B(青
色)用の3個の液晶装置のうちB用の電気光学装置にお
いてこのような経時的劣化がもっとも顕著であることが
判明している。このような不具合は、例えば数百時間程
度の使用後にコントラスト異常として現れたるため、少
なくとも数千時間の寿命が望まれる投射型表示装置にお
いてはこのような不具合は実用上極めて深刻の問題であ
る。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、接着剤によって板状部材を貼り合わせた構成
であっても、画像表示領域の額縁領域付近に発生する画
質の経時劣化を低減し得る電気光学装置および投射型表
示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明者は、画像表示領域の額縁領域付近に発生
する画質の経時劣化について種々の研究を行い、以下に
説明する新たな知見を得た。すなわち、例えばマイクロ
レンズアレイ板などといった板状部材を光硬化性接着剤
で基板に接着すると、投射型表示装置の光変調装置のよ
うに強力な表示光が画像表示領域を透過する場合に、こ
の接着剤がヒケ(薄くなる変形)などの経時変形を起こ
すことが判明している。それにかかわらず、パネルを収
納した遮光性のケースにおいて、ケースの入射側枠部の
内周縁が出射側枠部の内周縁よりも内側に位置している
と、パネルに入射する光は、入射側枠部の内側を通って
画像表示領域内に位置する接着剤に照射されるが、入射
側枠部で覆われている額縁領域の接着剤には光が照射さ
れない。このため、画像表示領域の接着剤は収縮する
が、額縁領域の接着剤は収縮を起こさない。このため、
画像表示領域内の接着剤と額縁領域の接着剤との間で変
形量に差が生じ、この差に起因して、これらの2つの領
域の境界付近において構造的な応力集中が起こる。その
結果、第1の基板あるいは板状部材が経時的に変形し
て、最終的には、この付近における画質の経時劣化(コ
ントラスト異常の経時的な増加)につながると考察され
る。
【0009】このような新たな知見に基づいて、本発明
は、表示光による画像表示が行われる画像表示領域から
該画像表示領域の外周縁を規定する額縁領域に至る接着
領域で板状部材が接着剤により接着された第1の基板を
備えるパネルと、該パネルの光入射側に配置された入射
側枠部と、当該パネルの光出射側に配置された出射側枠
部とを有する電気光学装置において、前記出射側枠部の
内周縁は、前記入射側枠部の内周縁よりも内周側に位置
してなることを特徴とする。
【0010】本発明では、パネルの入射側および出射側
に形成された入射側枠部および出射側枠部のうち、出射
側枠部の内周縁は、入射側枠部の内周縁よりも内周側に
位置している。従って、入射側枠部の内側を通って画像
表示領域に光が入射したとき、この光は、画像表示領域
の接着剤に照射されるとともに、額縁領域におけるやや
画像表示領域よりの領域に塗布されている接着剤にも届
く。従って、光の照射を受けた接着剤がヒケ(薄くなる
変形)などの経時変形を起こす現象は、画像表示領域の
接着剤でも起こるが、額縁領域におけるやや画像表示領
域よりの領域に位置にする接着剤にも同様に起こる。こ
のため、画像表示領域内の接着剤と、額縁領域における
やや画像表示領域よりの領域に位置にする接着剤との間
では変形量に差が生じないので、これらの2つの領域の
境界付近において構造的な応力集中も起こらない。その
結果、第1の基板あるいは板状部材が経時的に変形する
ことがないので、この境界領域で画質が経時劣化を起こ
すことがない。
【0011】ここで、光に対して変質し難い、あるいは
経時変化し難い接着剤を用いれば上記の課題を解決でき
るようにも考えられる。しかし、板状部材をカバーガラ
ス等の基板に接着するための接着剤としては、マイクロ
レンズ等をレンズとして機能させる観点や装置内部にお
ける硬化時のストレスや変形の発生を抑える観点から、
接着剤については、低屈折率であり、かつ、低応力であ
ることが要求されている、しかしながら、このような要
求を満たしつつ光照射に対して変形し難い性質を持つ接
着剤の入手は、現状では困難である。従って、本発明
は、板状部材の接着に用いる接着剤の材料自体は従来ど
おりで良いという現実面での大きな利益を有している。
【0012】本発明において、前記パネルは、例えば、
前記第1の基板と対向するように当該第1の基板と貼り
合わされた第2の基板と、該第2の基板と前記第1の基
板との間に挟持された液晶とを有する場合があり、この
場合に、前記出射側枠部は、前記第2の基板に対して前
記第1の基板とは反対側に配置される。
【0013】本発明において、前記接着剤は、例えば光
硬化性の接着剤である。
【0014】本発明においては、例えば前記第1の基板
側における前記板状部材との接着面には、多数のマイク
ロレンズが形成されている。
【0015】本発明において、前記入射側枠部は、前記
第1の基板側に対して所定の隙間を介して対向配置され
ている構成であってもよい。このような構成であれば、
入射側枠部とパネルとの隙間から入り込んだ光が額縁領
域の奥まで届く。従って、額縁領域におけるやや画像表
示領域よりの領域に位置にする接着剤にも、画像表示領
域の接着剤と同様な収縮が確実に起こる。このため、画
像表示領域と額縁領域との境界付近において構造的な応
力集中も起こらないので、第1の基板あるいは板状部材
が経時的に変形することがない。それ故、この境界領域
で画質が経時劣化を起こすことがない。
【0016】本発明において、前記第1の基板は、例え
ば、該第1の基板と対向するように当該第1の基板と貼
り合わされた第2の基板との間に電気光学物質を挟持
し、前記出射側枠部は、前記第2の基板に対して前記第
1の基板とは反対側に配置されている。
【0017】本発明において、前記接着剤は、例えば光
硬化性の接着剤である。
【0018】本発明において、前記第1の基板側におけ
る前記板状部材との接着面には、例えば、多数のマイク
ロレンズが形成されている。
【0019】本発明において、前記出射側枠部は、前記
第1の基板側に対して所定の隙間を介して対向配置され
ている構成であってもよい。
【0020】本発明を適用した電気光学装置は、例え
ば、光源と、該光源から出射された光を光変調装置に導
く導光系と、該光変調装置で変調された光を投射する投
射系とを有する投射型表示装置において、前記光変調装
置として用いることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0022】(電気光学装置の全体構成)先ず、本発明
を適用した電気光学装置の全体構成について、図1およ
び図2を参照して説明する。ここでは、駆動回路内蔵型
のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例
にとる。
【0023】図1は、本発明を適用した液晶装置のTF
Tアレイ基板(アクティブマトリクス基板)をその上に
形成された各構成要素と共に、対向基板の側から見た平
面図である。図2は、図1のH−H´の断面図である。
図3は、この液晶装置の端部を拡大して模式的に示す断
面図である。なお、図3においては、各層や各部材を図
面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部
材毎に縮尺を異ならしめてある。また、図3において
は、集光の様子を理解し易く描くために、マイクロレン
ズおよびTFTの配置関係を実際の配置関係とは異なら
しめてある。
【0024】図1、図2および図3において、本形態の
液晶装置1(電気光学装置)は、TFTアレイ基板10
(第2の基板)と対向基板20が対向配置されている。
この対向基板20の下側の面(カバーガラスとの接着
面)には、多数のマイクロレンズ500が形成されてお
り、対向基板20はマイクロレンズアレイ板として構成
されている。このようにしてマイクロレンズ500が形
成された対向基板20の下側の面には、接着剤210に
より、第1の基板としてのカバーガラス200が接着さ
れている。ここで、マイクロレンズ500はそれぞれ、
入射した光をTFTアレイ基板10に形成されている画
素電極9aのそれぞれに集光するようにマトリクス状に
形成され、かつ、カバーガラス200には、複数のマイ
クロレンズ00の相互の境界にそれぞれ対向する位置に
遮光膜23が形成されている。画素電極9aは、ITO
膜(インジウム・ティン・オキサイド膜)から形成され
ている。接着剤210は、空気に近い屈折率を有するア
クリル系の光硬化性の接着剤からなり、両者間の屈折率
の違いにより、マイクロレンズ500は、集光レンズと
しての機能を果たす。
【0025】シール材52は、TFTアレイ基板10
と、対向基板20に全面接着されたカバーガラス200
とを貼り合わせてパネル5とするための、例えば紫外線
硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、TFTアレイ基板1
0上に塗布された後、カバーガラス200と対向基板2
0との貼り合わせ基板を重ねた状態で、紫外線照射、加
熱等により硬化させたものである。液晶装置1が投射型
表示装置用のように小型で、拡大表示を行うものであれ
ば、シール材52中には、両基板内の距離(基板間ギャ
ップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラ
スビーズ等のギャップ材(スペーサ)が配合される。ま
た、液晶装置1が液晶ディスプレイや液晶テレビのよう
に大型で等倍表示を行うものであれば、このようなギャ
ップ材は、液晶層50の中に点在させる場合もある。
【0026】本形態の液晶装置1では、シール材52が
配置されたシール領域の内側には、この領域に沿って画
像表示領域10aを規定する見切り用の遮光膜53が対
向基板20の側に形成されている。
【0027】また、シール材52が形成された領域の外
側の周辺領域には、データ線駆動回路101および外部
回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿
って形成され、走査線駆動回路104は、この一辺に隣
接する2辺に沿って設けられている。さらに、TFTア
レイ基板10の残る一辺には、画像表示領域10aの両
側に設けられた走査線駆動回路104間をつなぐための
複数の配線105が形成されておいる。さらにまた、対
向基板20のコーナー部の少なくとも一箇所において、
TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的導
通をとるための上下導通材106が設けられている。
【0028】図3において、TFTアレイ基板10上に
は、画素スイッチング用TFT30や走査線、データ
線、容量線等の配線が形成された後の画素電極31の表
面に、ポリイミド系材料からなる配向膜32が形成され
ている。また、カバーガラス200上には、対向電極2
1の他、各画素毎に非開口領域を規定する一般にブラッ
クマスク又はブラックマトリクスと称される遮光膜23
が形成され、この表面には配向膜24が形成されてい
る。これらの一対の配向膜32、24はそれぞれ、ポリ
イミド系材料を塗布し、焼成した後、液晶層50中の液
晶を所定方向に配向させると共に、液晶に所定のプレチ
ルト角を付与するように配向処理が施されている。液晶
層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を
混合した液晶からなり、一対の配向膜32、24間で、
所定の配向状態をとる。遮光膜23は、表示画像におけ
るコントラストの向上を図る機能を有している。
【0029】このように形成した液晶装置1において、
マイクロレンズ500が形成された対向基板20とカバ
ーガラス200とは、画像表示領域10a、およびその
周囲に広がる額縁領域2の両方の領域に跨る領域を接着
領域として接着剤210によって全面的に接着されてい
る。
【0030】なお、本形態の液晶装置1は、後述する投
射型表示装置において、各色に分離された色光が入射す
るため、カラーフィルタが形成されていないが、カバー
ガラス200の表面にカラーフィルタが形成される場合
もある。この場合に、遮光膜23は、カラーフィルタを
形成する色材の混色を防止する機能も有する。このよう
な遮光膜23に代えて、あるいは遮光膜23に加えて、
TFTアレイ基板10上には遮光膜11aを形成するこ
ともある。
【0031】(液晶装置の画素部の構成)図4および図
5を参照して、本形態の液晶装置1の画素部を説明す
る。図4は、液晶装置1の画像表示領域10aを構成す
るマトリクス状に形成された複数の画素における各種素
子、配線等の等価回路である。図5は、データ線、走査
線、画素電極、遮光膜等が形成されたTFTアレイ基板
10の相隣接する複数の画素群並びに対向基板20の側
に形成された遮光膜およびマイクロレンズの平面図であ
る。
【0032】図4に示すように、本形態の液晶装置1に
おいて、画像表示領域10aを構成するマトリクス状に
形成された複数の画素は、画素電極9aを制御するため
のTFT30がマトリクス状に複数形成されており、画
素信号が供給されるデータ線6aが当該TFT30のソ
ースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込
む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線準次に
供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a
同士に対して、グループ毎に供給するようにしても良
い。また、TFT30のゲートに走査線3aが電気的に
接続されており、所定のタイミングで、走査線3aにパ
ルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、この順に線
順次で印加するように構成されている。画素電極9a
は、TFT30のドレインに電気的に接続されており、
スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけその
スイッチを閉じることにより、データ線6aから供給さ
れる画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミング
で書き込む。画素信号9aを介して液晶に書き込まれた
所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基
板に形成された対向電極との間で一定期間保持される。
液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や
秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可
能にする。ノーマリーホワイトモードであれば、印加さ
れた電圧に応じて入射光がこの液晶部分を通過不可能と
され、ノーマリーブラックモードであれば、印加された
電圧に応じて入射光がこの液晶部分を通過可能とされ、
全体として電気光学装置からは画像信号に応じたコント
ラストを持つ光が出射する。ここで、保持された画像信
号がリークするのを防ぐために、画素電極9aと対向電
極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70を
付加する。
【0033】図5において、液晶装置1のTFTアレイ
基板30上には、マトリクス状に複数の透明な画素電極
9a(点線により輪郭が示されている)が設けられてお
り、画素電極9aの縦横の境界に各々沿ってデータ線6
a、走査線3aおよび容量線3bが設けられている。ま
た、これらの配線の各交点にほぼ対応してTFT30が
設けられている。図5において上下方向に伸びる各デー
タ線6aは、コンタクトホール5を介してポリシリコン
膜等からなる半導体層1aのうち、TFT30のソース
領域に電気的接続されている。画素電極9aは、コンタ
クトホール8を介して半導体層1aのうちTFT30の
ドレイン領域に電気的接続されている。また、図5にお
いて、左右方向に伸びる各走査線は3aは、半導体層1
aのうち、チャネル領域1a´(図中右下がりの斜線の
領域)に対向するように配置されており、走査線3a
は、TFT30のゲート電極として機能する。
【0034】容量線3bは、走査線3aに沿ってほぼ直
線状に伸びる本線部と、データ線6aと交差する箇所か
らデータ線6aに沿って図中上向きに突出した突出部と
を有する。そして、半導体層1aは、TFT30から容
量線3bに沿って蓄積容量電極1fとして延設されてお
り、この蓄積容量電極1fと容量線3bとが誘電体とし
ての絶縁体(ゲート絶縁膜)を介して対向配置されるこ
とにより、蓄積容量が形成されている。
【0035】また、走査線3aおよび容量線3bに沿っ
て左右方向に伸びる領域には、複数の縞状部分からなる
遮光膜11aが設けられている。この遮光膜11aは、
半導体層1aのチャネル領域1a´を含むTFT30を
TFTアレイ基板10の側からそれぞれ覆っている。こ
のようにTFT30の下側にも遮光膜11aを設けれ
ば、TFTアレイ基板10の側から裏面反射(戻り光)
や複数の液晶装置1をプリズム等を介して組み合わせて
1つの光学系を構成する場合に、他の液晶装置1からプ
リズム等を突き抜けて来る光などが当該液晶装置1のT
FT30に入射するの未然に防ぐことができる。
【0036】なお、図5には、対向基板20の側におい
て、各画素電極11aのそれぞれに対向するように形成
された複数のマイクロレンズ500のマイクロレンズ端
500aと、対向基板20の側(カバーガラス200)
において各マイクロレンズ端500aのそれぞれに対応
するように形成された遮光膜23(図中、右上がりの斜
線領域)も示されている。
【0037】(マイクロレンズ500の製造方法)次
に、図6を参照して、マイクロレンズ500の製造方法
の一例を説明する。
【0038】マイクロレンズ500を製造するには、ま
ず、図6(a)に示すように、対向基板20上に、感光
性を有するとともに、熱変形性を有するレジスト層71
1を形成する。次に、図6(b)に示すように、対向基
板20上のうち、エッジングすべき領域をポジ像として
有するマスク層610をレジスト層711に重なるよう
に位置合わせにし、マスク層610を介して紫外線を照
射してレジスト層711の露光を行う、次に図6(c)
に示すように、露光後のマスク層610を現像して露光
された部分を除去する。その結果、マイクロレンズ50
0が形成される部分にレジスト層711が残り、図6
(c)に示す状態で、加熱工程を行う。その結果、レジ
スト層711は軟化し、図6(d)に示すように、レジ
スト層711の角の部分が丸められる。次に図6(e)
に示すように、レジスト層711が凸面としてマトリク
ス状に配列した面からドライエッチングを行い、基板2
0の表面にマイクロレンズ500が形成されることにな
る。次に図6(f)に示すように、マイクロレンズ50
0の表面に光硬化性の接着剤210を塗布してネオセラ
ム等からなるカバーガラス200を押しつけて接着す
る。最後に図6(g)に示すように、カバーガラス20
0に対して、遮光膜23、対向電極21および配向膜2
4をスパッタリング、コーティング等によりこの順に成
膜して、図2および図3に示すカバーガラス200付き
の対向基板20を完成させる。
【0039】(表示品位の向上対策)このように形成し
た液晶装置1は、図2および図3に示すように、プラス
チック等からなる遮光性のケース300内に収容され
る。このケース300には、パネル5の光入射側に配置
された矩形の入射側枠部310と、このパネルの光出射
側に配置された矩形の出射側枠部320と、パネル5の
側面部の形状に沿う段差形状をもって入射側枠部310
と出射側枠部320とを連結する側面部330とが形成
されている。また、入射側枠部310および出射側枠部
320の内側には、窓311、321がそれぞれ形成さ
れている。
【0040】このようなケース300において、本形態
では、出射側枠部320の内周縁325は、入射側枠部
310の内周縁315よりも内周側に位置して額縁領域
2の内周縁を規定している。すなわち、TFTアレイ基
板10の側からみたとき、出射側枠部320の内周縁3
25によって、画像表示領域10aの外周縁(額縁領域
2の内周縁)が規定されている。
【0041】このように構成した本形態の液晶装置1で
は、対向基板20とカバーガラス200との間に備えら
れた複数のマイクロレンズ500により、対向基板20
側からの入射光は、複数の画素電極9a上に夫々集光さ
れる。従って、マイクロレンズ500が無い場合と比較
して、各画素における実効開口率が高められる。また、
マイクロレンズ500により、対向基板20側からの入
射光は画素電極9aにそれぞれ集光されるので、入射光
の利用効率が高い。
【0042】また、本形態の液晶装置1では、パネル5
の入射側および出射側に形成された入射側枠部310お
よび出射側枠部320のうち、出射側枠部320の内周
縁325は、入射側枠部310の内周縁315よりも内
周側に位置して額縁領域2の内周縁(画像表示領域10
aの外周縁)を規定している。従って、入射側枠部31
5の内側(窓311)を通って画像表示領域10aに光
が入射したとき、この光は、画像表示領域10a内に位
置する接着剤210に照射されるとともに、額縁領域2
におけるやや画像表示領域10aよりの領域に位置にす
る接着剤210にも届く。従って、光が照射された接着
剤210がヒケ(薄くなる変形)などの経時変形を起こ
す現象は、画像表示領域10aの接着剤210でも起こ
るが、額縁領域2におけるやや画像表示領域10aより
の領域に位置にする接着剤210にも同様に起こる。こ
のため、画像表示領域10a内の接着剤210と、額縁
領域2におけるやや画像表示領域10aよりの領域に位
置にする接着剤210との間では変形量に差が生じない
ので、これらの2つの領域の境界付近において構造的な
応力集中も起こらない。その結果、カバーガラス200
および対向基板20が経時的に変形することがないの
で、この境界領域で画質が経時劣化を起こすことがな
い。
【0043】また、接着剤210については、対向基板
20をレンズとして機能させる観点、あるいは装置内部
における硬化時のストレスや変形の発生を抑える観点か
ら、接着剤210については、低屈折率であり、かつ、
低応力であることが要求されているが、このような要求
を満たしつつ光照射に対して変形し難い性質を持つ接着
剤210の入手は、現状では困難である。従って、本形
態においては、対向基板20にカバーガラス200を接
着するための接着剤210としては、従来どおりの安価
なものを用いることができる。
【0044】[その他の実施の形態]図7は、本形態の
液晶装置1の構成を拡大して示す断面図である。なお、
本形態の液晶装置1において、パネルなどの構成につい
ては、前記形態のものと共通であるので、共通する要素
については同一の符号を付して図3にそれらの符号を付
すとともに、それらの説明を省略する。
【0045】図7に示すように、本形態の液晶装置1で
も、パネル5は、プラスチック等からなる遮光性のケー
ス300内に収容される。このケース300にも、パネ
ルの光入射側に配置された矩形の入射側枠部310と、
このパネルの光出射側に配置された矩形の出射側枠部3
20と、これらの枠部310同士を連結する側面部33
0とが形成され、入射側枠部310および出射側枠部3
20の内側には、窓311、321がそれぞれ形成され
ている。このケース300において、本形態では、出射
側枠部320の内周縁325は、入射側枠部310の内
周縁315よりも内周側に位置して額縁領域2の内周縁
を規定している。
【0046】また、本形態において、入射側枠部310
は、パネルに対して所定の隙間318を介して対向配置
されている。このため、入射側枠部310とパネルとの
隙間318から入り込んだ光が額縁領域2の奥まで届
く。従って、額縁領域2におけるやや画像表示領域10
aよりの領域に位置にする接着剤210にも、画像表示
領域10aの接着剤210と同様な収縮が確実に起こ
る。このため、画像表示領域10aと額縁領域2との境
界付近において構造的な応力集中も起こらないので、対
向基板20およびカバーガラス200には経時的な変形
が起きない。それ故、この境界領域で画質が経時劣化を
起こすことがない。
【0047】なお、上記形態では、マイクロレンズアレ
イ板(対向基板20)とカバーガラス200とを接着剤
210で貼り合わせた例を説明したが、基板を埃や塵か
ら守るための防塵ガラス板、電気光学装置の温度上昇を
抑制するための放熱ガラス板、基板表面の塵や埃の影に
よる表示画像への悪影響をデフォーカスにより低減する
ためのデフォーカス用ガラス板などの板状部材を接着剤
で基板と貼り合わせた構成の液晶装置にも本発明は適用
できる。
【0048】(投射型表示装置の構成)図8を参照し
て、本発明を適用した液晶装置1を用いた投射型表示装
置の構成を説明する。
【0049】図8において、投射型表示装置1100で
は、透過型の液晶装置1を含む液晶表示モジュールが各
々R(赤色光)、G(緑色光)、B(青色光)用のライ
トバルブ100R、100Gおよび100B(光変調装
置)として用いられている。
【0050】この投射型表示装置1100において、メ
タルハライドランプ等の白色光源のランプユニット11
02から投射光が発せられると、この光は、以下に説明
する導光系を介してライトバルブ100R、100Gお
よび100Bに導かれる。すなわち、ランプユニット1
102からの投射光は、3枚のミラー1106および2
枚のダイクロイックミラー1108によって、RGBの
3原色に対応する光成分R、G、Bに分けられ、各色に
対応するライトバルブ100R、100G、100Bに
各々導かれる。この際、特にB光は、長い光路による光
損失を防ぐために、入射レンズ1122、リレーレンズ
1123および出射レンズ1124からなるリレーレン
ズ系1121を介して導かれる。
【0051】そして、ライトバルブ100R、100G
および100Bにより各々変調された3原色に対応する
光成分は、ダイクロイックプリズム1112により再度
合成された後、投射レンズ1114(投射系)を介して
スクリーン1120にカラー画像として拡大投射され
る。
【0052】このように、本発明を適用した液晶装置1
を投射型表示装置1100等、比較的強力な光が透過す
る光変調装置(ライトバルブ)として用いても、接着剤
の収縮に起因する表示の経時的な劣化が起きないので、
長期間にわたって品位の高い表示を行うことのできる投
射型表示装置1100を提供できる。特に、R(赤
色)、G(緑色)、B(青色)用の3個の液晶装置1
(ライトバルブ)のうち、B用の液晶装置1において前
記の経時的劣化が起きやすい傾向があるが、このような
不具合も確実に解消することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、パネ
ルの入射側および出射側に形成された入射側枠部および
出射側枠部のうち、出射側枠部の内周縁は、前記入射側
枠部の内周縁よりも内周側に位置して前記額縁領域の内
周縁を規定している。従って、入射側枠部の内側を通っ
て画像表示領域に光が入射したとき、この光は、画像表
示領域の接着剤に照射されるとともに、額縁領域におけ
るやや画像表示領域よりの領域に位置にする接着剤にも
届く。従って、光が照射された接着剤がヒケ(薄くなる
変形)などの経時変形を起こす現象は、画像表示領域の
接着剤でも起こるが、額縁領域におけるやや画像表示領
域よりの領域に位置にする接着剤にも起こる。このた
め、画像表示領域内の接着剤と、額縁領域におけるやや
画像表示領域よりの領域に位置にする接着剤との間では
変形量に差が生じないので、これらの2つの領域の境界
付近において構造的な応力集中も起こらない。その結
果、第1の基板あるいは板状部材が経時的に変形するこ
とがないので、この境界領域で画質が経時劣化を起こす
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した液晶装置(電気光学装置)の
TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共
に、対向基板の側から見た平面図である。
【図2】図1のH−H´の断面図である。
【図3】図1に示す液晶装置の端部を拡大して模式的に
示す断面図である。
【図4】図1示す液晶装置の画像表示領域において、マ
トリクス状に形成された複数の画素における各種素子、
配線等の等価回路である。
【図5】図1示す液晶装置のTFTアレイ基板の相隣接
する複数の画素群並びに対向基板に形成された遮光膜お
よびマイクロレンズの平面図である。
【図6】図1示す液晶装置の対向基板にマイクロレンズ
を形成する方法の一例を示すう工程断面図である。
【図7】図3に示す液晶装置とは別の液晶装置の端部を
拡大して模式的に示す断面図である。
【図8】本発明を適用した液晶装置を用いた投射型表示
装置の光学系の構成を示す説明図である。
【図9】従来の液晶装置の端部を拡大して模式的に示す
断面図である。
【符号の説明】
1 液晶装置(電気光学装置) 2 額縁領域 5 パネル 10 TFTアレイ基板(第2の基板) 10a 画像表示領域 20 対向基板 50 液晶層 52 シール材 53 見切り用の遮光膜 200 カバーガラス 210 接着剤 300 遮光性のケース 310 入射側枠部 318 入射側枠部とパネルとの隙間 320 出射側枠部 500 マイクロレンズ 1100 投射型表示装置 100R、100Gおよび100B ライトバルブ(光
変調装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 A Fターム(参考) 2H088 EA15 HA25 MA01 MA04 2H089 HA40 QA05 TA16 UA05 2H091 FA29Y FA35Y FC23 FC26 FD06 FD14 FD16 GA13 GA17 LA03 LA16 5C058 AA08 AA12 AB03 AB05 AB06 AB08 BA06 EA02 EA26 5G435 AA14 BB12 BB17 CC09 CC12 DD02 DD05 DD11 EE03 EE04 EE33 FF00 FF13 GG01 GG02 GG03 GG04 GG08 GG28 GG46 HH02 HH05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示光による画像表示が行われる画像表
    示領域から該画像表示領域の外周縁を規定する額縁領域
    に至る接着領域で板状部材が接着剤により接着された第
    1の基板を備えるパネルと、該パネルの光入射側に配置
    された入射側枠部と、当該パネルの光出射側に配置され
    た出射側枠部とを有する電気光学装置において、 前記出射側枠部の内周縁は、前記入射側枠部の内周縁よ
    りも内周側に位置してなることを特徴とする電気光学装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記パネルは、前記
    第1の基板と対向するように当該第1の基板と貼り合わ
    された第2の基板と、該第2の基板と前記第1の基板と
    の間に挟持された液晶とを有し、 前記出射側枠部は、前記第2の基板に対して前記第1の
    基板とは反対側に配置されていることを特徴とする電気
    光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記接着剤
    は、光硬化性の接着剤であることを特徴とする電気光学
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記板状部材における前記第1の基板との接着面には、
    多数のマイクロレンズが形成されていることを特徴とす
    る電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記入射側枠部は、前記パネルに対して所定の隙間を介
    して対向配置されていることを特徴とする電気光学装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに規定する
    電気光学装置を用いた投射型表示装置であって、光源
    と、該光源から出射された光を前記電気光学装置からな
    る光変調装置に導く導光系と、該光変調装置で変調され
    た光を投射する投射系とを有することを特徴とする投射
    型表示装置。
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