JP2001092316A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001092316A
JP2001092316A JP26570499A JP26570499A JP2001092316A JP 2001092316 A JP2001092316 A JP 2001092316A JP 26570499 A JP26570499 A JP 26570499A JP 26570499 A JP26570499 A JP 26570499A JP 2001092316 A JP2001092316 A JP 2001092316A
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unit
photoreceptor
lens array
exposure device
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JP26570499A
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English (en)
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Takahiro Sasai
隆博 笹井
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露光器における照射面の汚れ具合を判断するこ
とが可能な画像形成装置を提供すること。 【解決手段】帯電器40によって、感光体ドラム30上
の光導電膜31が一様に帯電された後、露光器50から
感光体ドラム30上の光導電膜31に対して試験光が照
射される。そして、その試験光によって、感光体ドラム
30上の光導電膜31に形成された静電潜像の電位が電
位計60で計測される。このため、計測された電位と、
予め設定された電位とに基づいて、セルフォックスレン
ズアレイ52の表面の汚れ具合が判断される。換言すれ
ば、クリーニング動作を行うか否かが判断される。従っ
て、露光器50のセルフォックスレンズアレイ52にお
ける表面の汚れ具合を判断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いて画像の形成を行う画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置においては、電子写
真方式を用いて画像を記録紙に記録する方式が多用され
ている。この電子写真方式の画像形成装置は、一般に感
光体の表面を一様に帯電させる帯電器、感光体の表面に
光を照射して静電潜像を形成する露光器、その静電潜像
にトナーケースから供給されるトナーを付着させてトナ
ー画像を形成する現像器、そのトナー画像を記録紙に転
写する転写器、及び転写されたトナー画像を記録紙に定
着させる加熱定着器を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子写真方
式による画像形成装置には、露光器としてLEDアレイ
を用いたものがある。このような露光器では、LEDア
レイからの光をセルフォックスレンズアレイで一対一結
像させて感光体上に静電潜像を形成させている。このた
め、セルフォックスレンズアレイの表面にトナーや埃等
が付着すると、感光体を照射する光量が低下し、感光体
上の静電潜像が形成される部分の電位と、その周囲の部
分との電位差が小さくなる。その結果、記録紙上に記録
される画像の濃度が薄くなったり、画像が不鮮明になっ
たりする部分が発生することがある。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、露光器における照射
面の汚れ具合を判断することが可能な画像形成装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、感光体と、その感光
体の表面に露光を行う露光器と、感光体に形成された静
電潜像の電位を計測する電位計測手段とを備え、前回転
動作中または後回転動作中に、露光器から試験光を感光
体に照射し、その試験光によって形成された静電潜像の
電位を電位計測手段で計測して、露光器における照射面
の汚れ具合を判断する制御手段とを備えた。
【0006】請求項2に記載の発明では、感光体と、そ
の感光体の表面に露光を行う露光器と、感光体からの反
射光を計測する光計測手段とを備え、前回転動作中また
は後回転動作中に、露光器から試験光を感光体に照射
し、感光体で反射された光を光計測手段で計測して、露
光器における照射面の汚れ具合を判断する制御手段とを
備えた。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の画像形成装置において、露光器の照
射面をクリーニングするクリーニング手段を備え、制御
手段は、露光器の照射面が汚れていると判断した場合
は、クリーニング手段を動作させる。
【0008】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「画像形成装置」はファクシミリ装置1に相当
し、同じく「電位計測手段」は電位計60に相当し、同
じく「光計測手段」は反射型光センサ61に相当し、同
じく「クリーニング手段」はスライダ54、ボールネジ
55、ガイドロッド56、モータ57、板バネ58及び
パッド59に相当し、同じく「制御手段」はMPU1
1、ROM12及びRAM13に相当する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像形成装
置をファクシミリ装置に具体化した一実施形態について
図面を用いて説明する。
【0010】図1に示すように、ファクシミリ装置1
は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部1
4、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ
18、コーデック19、モデム20及びNCU21から
構成されるとともに、各部11〜21がバス22を介し
てそれぞれ接続されている。
【0011】MPU11は、ファクシミリ装置1を構成
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13
は、ファクシミリ装置1に関する各種情報を一時的に記
憶する。
【0012】読取部14は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タの記録動作やコピー動作において、受信された画デー
タあるいは読取部14にて読み取られた原稿の画データ
を記録紙上に記録する。なお、記録部15の詳細につい
ては後述する。
【0013】操作部16は、電話番号等を入力するため
のテンキー(*,#キーを含む)、短縮番号の登録又は
短縮番号から発信するための短縮キー、原稿の読み取り
動作を開始させるためのスタートキー、「通信(FA
X)」動作又は「コピー」動作を設定するための通信/
コピーキー、読み取り時の画質を「標準」、「高画
質」、「超高画質」に設定するための画質設定キー等の
各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示部1
7は、ファクシミリ装置1の動作状態等を示す各種情報
の表示を行う。
【0014】画像メモリ18は、受信画データや読取部
14で読み取られて2値化され、コーデック19で圧縮
符号化された画データを一時的に記憶する。コーデック
19は、読取部14にて読み取られた画データを送信の
ためにMH,MR,MMR方式等に従って符号化(エン
コード)する。また、コーデック19は、受信画データ
を復号(デコード)する。
【0015】モデム20は、ITU−T勧告T.30に
従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等のいずれかに従った送
受信データの変調及び復調を行う。NCU21は、電話
回線Lとの接続を制御するとともに、相手先の電話番号
等に対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出するた
めの機能を備えている。
【0016】次に、記録部15について、その具体的な
構成を記録プロセスに従って詳細に説明する。図2に示
すように、感光体としての感光体ドラム30は、回転可
能に軸支され、その外周面には光導電膜31が形成され
ている。
【0017】帯電器40は、導電性刷毛体を植設したブ
ラシローラで構成され、感光体ドラム30の光導電膜3
1を所定電位に一様帯電させる。露光器50は、LED
アレイ51とセルフォックスレンズアレイ52等とから
構成されている。そして、セルフォックスレンズアレイ
52は、LEDアレイ51からの光を一対一結像させ
て、感光体ドラム30の光導電膜31上に静電潜像を形
成する。この露光器50は、カバー53に配設され、同
カバー53が閉じられた状態では、感光体ドラム30上
に位置するように構成されている。なお、露光器50及
びその周辺の詳細については、後述する。
【0018】電位計60は、露光器50の下流側に配設
され、MPU11からの信号に基づいて、感光体ドラム
30の光導電膜31上に形成された静電潜像の電位を計
測する。そして、電位計60は、計測された静電潜像の
電位をMPU11に出力する。
【0019】現像器ユニット70は、トナーを収容する
トナーケース71と、そのトナーケース71内の下部に
配置されて所定電圧が供給される供給ローラ72と、そ
の供給ローラ72と感光体ドラム30との間に位置する
ようにトナーケース71の下端開口部に配置されて所定
電圧が供給される現像ローラ73とを備えている。これ
ら供給ローラ72及び現像ローラ73によって、トナー
ケース71から搬送され、且つ所定の極性が付与された
トナーは、その付与された極性と感光体ドラム30上に
形成された上記静電潜像の電位とによって、同静電潜像
に選択的に付着される。この静電潜像に付着したトナー
によって、感光体ドラム30上にトナー画像が形成され
る。
【0020】トナーケース71内には、撹拌体74が回
転可能に軸支されている。この撹拌体74の回転によ
り、トナーケース71内のトナーが常に撹拌されて、ト
ナーが一様な密度に保たれる。
【0021】記録紙カセット80には、所定サイズの記
録紙81が積層状態で収容されている。半月ローラ82
は、記録紙カセット80に収容されている最上部の記録
紙81を1枚ずつ送り出す。そして、送り出された記録
紙81は、感光体ドラム30に向かって移送される。な
お、一点鎖線Pは、記録紙81の移送経路を示してい
る。
【0022】転写器90は、感光体ドラム30の下部に
配設され、所定電位に制御される。そして、転写器90
は、その所定電位とトナー画像の電位との差に基づい
て、感光体ドラム30上のトナー画像を記録紙81上に
転写する。
【0023】メモリ除去ブラシ91は、導電性ブラシよ
りなり、転写後の感光体ドラム30上に残留するトナー
を掻き乱して、感光体ドラム30上に一様に分散する。
加熱定着器100は、加熱ローラ101及び加圧ローラ
102から構成され、感光体ドラム30の記録紙送り出
し側に配設されている。そして、加熱定着器100は、
記録紙81が加熱ローラ101と加圧ローラ102との
間に送り込まれることに基づき、記録紙81上のトナー
画像を加熱定着する。
【0024】なお、本実施形態においては、以上説明し
た感光体ドラム30への帯電、露光、現像、及び記録紙
81への転写、加熱定着という一連のプロセスが一単位
の記録プロセスである。また、記録部15を構成する供
給ローラ72、現像ローラ73等の各ローラや撹拌体7
4等は、モータMにより駆動される。
【0025】次に、露光器50及びその周辺の構成につ
いて、詳細に説明する。図3に示すように、LEDアレ
イ51の下部には、LEDアレイ51からの光を一対一
結像させるセルフォックスレンズアレイ52が配設され
ている。スライダ54は、ボールネジ55とガイドロッ
ド56とにより支持されている。ボールネジ55には、
モータ57が接続されている。ガイドロッド56の下部
には、板バネ58を介してパッド59が支持されてい
る。すなわち、パッド59は、板バネ58の付勢力によ
り、セルフォックスレンズアレイ52の表面に常時付勢
されている。そして、モータ57の駆動力により、ボー
ルネジ55が回転されると、スライダ54は往復動され
る。このとき、パッド59はセルフォックスレンズアレ
イ52の表面をクリーニングする。このように、本実施
形態においては、モータ57、ガイドロッド56、ボー
ルネジ55等によって、スライダ54ひいてはクリーニ
ング部材であるパッド59を往復動させている。
【0026】次に、セルフォックスレンズアレイ52の
表面をクリーニングするときの動作について、図4に示
すタイミングチャートを参照しながら、図5に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、このフローチャー
トに係る処理は、ROM12に記憶されたプログラムに
基づき、MPU11の制御により実行される。
【0027】図5に示すステップS1においては、ファ
クシミリ装置1の電源が投入されたか否かが判断され
る。そして、ファクシミリ装置1に電源が投入される
と、ステップS2に移行する。
【0028】ステップS2においては、モータMが駆動
されるとともに、帯電器40による感光体ドラム30上
の光導電膜31への帯電が開始される。ステップS3に
おいては、現像ローラ73が所定時間プラス電位とな
る。このとき、メモリ除去ブラシ91に付着しているト
ナーが感光体ドラム30上に吸着される。そして、感光
体ドラム30上に吸着されたトナーは、現像ローラ73
で回収される。その結果、メモリ除去ブラシ91及び感
光体ドラム30上のクリーニングが行われる。
【0029】ステップS4においては、現像ローラ73
が所定時間マイナス電位となる。このとき、帯電器40
によって、感光体ドラム30上の光導電膜31が一様に
帯電される。
【0030】ステップS5においては、現像ローラ73
が所定時間プラス電位となる。このとき、セルフォック
スレンズアレイ52の表面の汚れ具合を判断するため
に、露光器50から感光体ドラム30上の光導電膜31
に対して試験光が照射される。なお、現像ローラ73を
プラス電位としているのは、試験光により感光体ドラム
30上の光導電膜31に形成される静電潜像にトナーを
付着させないためである。すなわち、試験光を照射した
とき、この試験光により感光体ドラム30上の光導電膜
31に形成される静電潜像にトナーを付着させない電位
が現像ローラ73に印加される。
【0031】ステップS6においては、試験光によっ
て、感光体ドラム30上の光導電膜31に形成された静
電潜像の電位が電位計60で計測される。ステップS7
においては、前記ステップS6において計測された電位
と、予め設定した電位とに基づいて、セルフォックスレ
ンズアレイ52の表面の汚れ具合が判断される。換言す
れば、クリーニング動作を行うか否かが判断される。そ
して、セルフォックスレンズアレイ52の表面が汚れて
いると判断した場合、つまりクリーニング動作を行う場
合は、ステップS8に移行する。一方、セルフォックス
レンズアレイ52の表面が汚れていないと判断した場
合、つまりクリーニング動作を行わない場合は、この処
理を終了する。
【0032】ステップS8においては、所定時間(例え
ば30秒間)が経過するまでの間、モータ57が駆動さ
れてスライダ54が往復動される。このとき、スライダ
54の下部に支持されているパッド59によって、セル
フォックスレンズアレイ52の表面がクリーニングされ
る。すなわち、電源が投入された場合は、加熱定着器1
00を所定温度まで上昇させる必要がある。そこで、こ
の所定温度まで上昇させるまでの時間(例えば40秒
間)を有効に利用してセルフォックスレンズアレイ52
の表面をクリーニングするのである。
【0033】ステップS9においては、クリーニング動
作中である旨が表示部17に表示される。その後、画デ
ータに基づく露光器50からの照射によって、感光体ド
ラム30上の光導電膜31に静電潜像が形成されて、画
像形成の動作が開始される。
【0034】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)帯電器40によって、感光体ドラム30上の光導
電膜31が一様に帯電された後、露光器50から感光体
ドラム30上の光導電膜31に対して試験光が照射され
る。そして、その試験光によって、感光体ドラム30上
の光導電膜31に形成された静電潜像の電位が電位計6
0で計測される。そして、計測された電位と、予め設定
された電位とに基づいて、セルフォックスレンズアレイ
52の表面の汚れ具合が判断される。換言すれば、クリ
ーニング動作を行うか否かが判断される。従って、露光
器50のセルフォックスレンズアレイ52における表面
の汚れ具合を判断することができる。
【0035】(2)電源投入時の前回転動作中におい
て、セルフォックスレンズアレイ52の表面が汚れてい
ると判断された場合には、自動的にクリーニング動作が
行われる。このため、セルフォックスレンズアレイ52
の表面が綺麗な状態に維持される。その結果、LEDア
レイ51からの光量が低下することはない。その結果、
感光体ドラム30の光導電膜31上の静電潜像が形成さ
れた部分の電位と、その周囲の部分との電位差を大きく
維持することができる。従って、記録紙81上に記録さ
れる画像の濃度が薄くなったり、画像が不鮮明になった
りする部分が発生することはない。よって、記録紙81
上に記録された画像濃度が一様に鮮明な画像を得ること
ができる。しかも、クリーニング動作中である旨が表示
部17に表示されるため、セルフォックスレンズアレイ
52の表面が汚れていたことが分かる。
【0036】(3)電源投入時の前回転動作中におい
て、セルフォックスレンズアレイ52の表面の汚れ具合
が判断されている。そして、セルフォックスレンズアレ
イ52の表面が汚れていると判断された場合は、セルフ
ォックスレンズアレイ52の表面がクリーニングされ
る。このため、加熱定着器100を所定温度まで上昇さ
せている時間(例えば40秒間)を利用してセルフォッ
クスレンズアレイ52の表面のクリーニングが行われる
こととなる。従って、前回転動作に係る時間を有効に活
用することができる。
【0037】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・前記実施形態においては、セルフォックスレンズアレ
イ52の表面をクリーニングするための専用のモータ5
7を設けたが、記録部15の記録プロセスを構成する各
機器を駆動させるためのモータMからの駆動力を複数の
ギヤ等を介してボールネジ55を回転させるように構成
しても良い。具体的には、カバー53が閉じられた状態
において、記録プロセスを構成する各機器を駆動させる
ための複数のギヤの一つと噛み合うようにボールネジ5
5にギヤ(図示略)を配設させるように構成する。
【0038】・前記実施形態においては、ファクシミリ
装置1の電源投入時にセルフォックスレンズアレイ52
の表面をクリーニングするように構成したが、「トナー
欠」が検出された時、現像器ユニット70を交換した直
後、感光体ドラム30を交換した直後、或いは所定時間
毎に記録部15の記録プロセスに影響を与えない時間を
有効に利用して、セルフォックスレンズアレイ52の表
面をクリーニングするように構成しても良い。
【0039】・加えて、操作部16からのキー入力に基
づいて、記録プロセスに影響を与えないタイミングでク
リーニング動作を行わせるように構成しても良い。 ・カバー53の開閉動作に連動してクリーニング動作を
行わせるように構成しても良い。このように構成すれ
ば、カバー53の開閉動作に伴って、トナーや埃等がセ
ルフォックスレンズアレイ52の表面に付着した場合で
あっても、セルフォックスレンズアレイ52の表面から
トナーや埃等を除去することができる。
【0040】・前記実施形態においては、LEDアレイ
51及びLEDアレイ51からの光を感光体の表面に一
対一結像させるセルフォックスレンズアレイ52を有し
て構成される露光器50に、クリーニング機構を設ける
場合について例示したが、他の機構の露光器、例えば複
写機にみられる蛍光管及びその光学系、或いはレーザー
プリンタにみられるレーザ光源及びその光学系等からな
る露光器に対して前記実施形態を適用しても良い。
【0041】・前記実施形態においては、トナーをマイ
ナスに帯電させて画像を記録する場合について説明した
が、トナーをプラスに帯電させて画像を記録する場合に
適用しても良い。
【0042】・前記実施形態においては、電源投入後に
おける前回転動作中において、セルフォックスレンズア
レイ52の表面の汚れ具合を判断して、汚れている場合
には、クリーニング動作を行わせる場合について説明し
たが、汚れ具合に拘わらず、前回転動作中において、ク
リーニング動作を行うように構成しても良い。
【0043】・前記実施形態においては、電源投入後に
おける前回転動作中において、クリーニング動作を行わ
せたが、画像を記録した後、つまり後回転処理中におい
てクリーニング動作を行わせるように構成しても良い。
【0044】・加えて、画像の記録が所定枚数(例えば
100枚)に達した場合には、クリーニング動作を行わ
せるように構成しても良い。このように構成すれば、セ
ルフォックスレンズアレイ52の表面を綺麗な状態に維
持することができる。
【0045】・図4に示すタイミングチャートにおい
て、2点鎖線で示すようなタイミングで、感光体ドラム
30上の光導電膜31における基準値を得て、その基準
値と試験光による静電潜像の電位とに基づいて、セルフ
ォックスレンズアレイ52の表面の汚れ具合を判断する
ように構成しても良い。換言すれば、クリーニング動作
を行うか否かを判断しても良い。
【0046】・図2に示す電位計60に代えて、反射型
光センサ61にしても良い。すなわち、露光器50から
照射された光が、感光体ドラム30上の光導電膜31に
よって、反射された光を反射型光センサ61で受光す
る。そして、その受光量と予め設定した受光量とに基づ
いて、感光体ドラム30の汚れ具合を判断する構成にし
ても良い。なお、反射型光センサ61で感光体ドラム3
0の汚れ具合を判断する構成にあっては、露光器50の
上流側に反射型光センサ61を配設しても良い。
【0047】・セルフォックスレンズアレイ52の表面
の汚れている場合は、その旨を表示部17に表示する構
成にしても良い。 ・セルフォックスレンズアレイ52の表面をクリーニン
グする機構を備えていないファクシミリ装置1におい
て、セルフォックスレンズアレイ52の表面の汚れ具合
を判断する構成のみを適用して、その旨を表示部17に
表示する構成を適用しても良い。
【0048】さらに、上記実施形態等より把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 〔1〕感光体と、その感光体の表面に露光を行う露光器
と、感光体に形成された静電潜像の電位を計測する電位
計測手段と、設定電位を記憶する記憶手段とを備え、前
回転動作中または後回転動作中に、露光器から試験光を
感光体に照射し、その試験光によって形成された静電潜
像の電位を電位計測手段で計測して、その測定された電
位と設定電位とに基づいて、露光器における照射面の汚
れ具合を判断する制御手段とを備えた画像形成装置。
【0049】このように構成すれば、露光器における照
射面の汚れ具合を判断することができる。 〔2〕感光体と、その感光体の表面に露光を行う露光器
と、感光体からの反射光を計測する光計測手段と、設定
受光量を記憶する記憶手段とを備え、前回転動作中また
は後回転動作中に、露光器から試験光を感光体に照射
し、感光体で反射された光を光計測手段で計測して、そ
の受光量と設定受光量とに基づいて、露光器における照
射面の汚れ具合を判断する制御手段とを備えた画像形成
装置。
【0050】このように構成すれば、露光器における照
射面の汚れ具合を判断することができる。 〔3〕感光体と、その感光体の表面に露光を行う露光器
と、感光体に形成された静電潜像の電位を計測する電位
計測手段とを備え、前回転動作中または後回転動作中
に、設定電位となる基準値を得た後、露光器から試験光
を感光体に照射し、その試験光によって形成された静電
潜像の電位を電位計測手段で計測して、その測定された
電位と基準値とに基づいて、露光器における照射面の汚
れ具合を判断する制御手段とを備えた画像形成装置。
【0051】このように構成すれば、露光器における照
射面の汚れ具合を判断することができる。 〔4〕前記〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の画像
形成装置において、露光器の照射面をクリーニングする
クリーニング手段を備え、制御手段は、露光器が汚れて
いると判断した場合は、クリーニング手段を動作させる
画像形成装置。
【0052】このように構成すれば、記録紙上に記録さ
れた画像濃度が一様に鮮明な画像を得ることができる。 〔5〕請求項1、請求項2、前記〔1〕〜〔3〕のいず
れか1項に記載の画像形成装置において、露光器の照射
面が汚れている旨を表示する表示手段を備えた画像形成
装置。
【0053】このように構成すれば、露光器の照射面が
汚れている旨が表示されるため、この表示に基づいて、
例えばサービスマン等にクリーニングを依頼することが
できる。
【0054】〔6〕請求項3に記載の画像形成装置にお
いて、クリーニング動作中である旨を表示する表示手段
を備えた画像形成装置。このように構成すれば、クリー
ニング動作が行われたか否かを確認することができる。
【0055】〔7〕請求項3に記載の画像形成装置にお
いて、制御手段は、画像の記録が所定枚数に達した場合
には、クリーニング手段を動作させる画像形成装置。こ
のように構成すれば、露光器の照射面を綺麗な状態に維
持することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1または請求項
2に記載の発明によれば、露光器における照射面の汚れ
具合を判断することができる。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明の効果に加えて、自動的に
露光器における照射面がクリーニングされるため、記録
紙上に記録された画像濃度が一様に鮮明な画像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。
【図2】記録部の一部を示す断面図。
【図3】露光器及びその周辺の一部を示す斜視図。
【図4】セルフォックスレンズアレイの表面をクリーニ
ングするときの動作を示すタイミングチャート。
【図5】セルフォックスレンズアレイの表面をクリーニ
ングするときの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…画像形成装置としてのファクシミリ装置、11…制
御手段を構成するMPU、12…制御手段を構成するR
OM、13…制御手段を構成するRAM、30…感光体
としての感光体ドラム、50…露光器、52…露光器の
照射面としてのセルフォックスレンズアレイ、54…ク
リーニング手段を構成するスライダ、55…クリーニン
グ手段を構成するボールネジ、56…クリーニング手段
を構成するガイドロッド、57…クリーニング手段を構
成するモータ、58…クリーニング手段を構成する板バ
ネ、59…クリーニング手段を構成するクリーニング部
材としてのパッド、60…電位計測手段としての電位
計、61…光計測手段としての反射型光センサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、その感光体の表面に露光を行
    う露光器と、感光体に形成された静電潜像の電位を計測
    する電位計測手段とを備え、前回転動作中または後回転
    動作中に、露光器から試験光を感光体に照射し、その試
    験光によって形成された静電潜像の電位を電位計測手段
    で計測して、露光器における照射面の汚れ具合を判断す
    る制御手段とを備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体と、その感光体の表面に露光を行
    う露光器と、感光体からの反射光を計測する光計測手段
    とを備え、前回転動作中または後回転動作中に、露光器
    から試験光を感光体に照射し、感光体で反射された光を
    光計測手段で計測して、露光器における照射面の汚れ具
    合を判断する制御手段とを備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像形
    成装置において、露光器の照射面をクリーニングするク
    リーニング手段を備え、制御手段は、露光器の照射面が
    汚れていると判断した場合は、クリーニング手段を動作
    させる画像形成装置。
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