JP2001091525A - 回転検出装置 - Google Patents
回転検出装置Info
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Abstract
内部に一対のホール素子を有し、ローターの回転に伴う
磁束の変化によって一対のホール素子から出力される検
出信号に基づきローターの回転を検出する回転検出装置
において、その検出ケースのローターに対向する対向面
に磁性片が付着するのを極力防止できかつたとえ対向面
に磁性片が付着したとしてもその脱落が容易でしかも磁
性片の付着による検出精度の劣化を極力回避できる回転
検出装置を提供する。 【解決手段】 ローター3に対向して配設される検出ケ
ース1の内部にホール素子7、8を有し、ローター3の
回転に伴う磁束Φの変化によってホール素子7、8から
出力される検出信号に基づき、ローター3の回転を検出
する回転検出装置において、検出ケース1のローター3
に対向する対向面1aへの磁性片13の付着によりホー
ル素子7、8の配設箇所に対応する配設箇所が同時に磁
気シールドされるのを防止する突起10、11を検出ケ
ース1に形成した。
Description
て配設される検出ケースの内部に少なくとも一対のホー
ル素子を有し、ローターの回転に伴う磁束の変化によっ
て一対のホール素子から出力される検出信号に基づきロ
ーターの回転を検出する回転検出装置の改良に関する。
スの内部に永久磁石とコイルと一対の極板とを埋め込ん
で、ローターの回転に伴う磁束変化によってコイルに誘
起される検出信号に基づきローターの回転を検出する構
成のものも知られている(例えば、実開平6−5836
4号公報における従来技術)。この種の従来の回転検出
装置では、検出ケースのローターに対向する対向面から
極板の先端がローターに向かって露呈しており、一対の
極板に何らかの原因で鉄板、針金等の磁性片が付着する
と、永久磁石からローターに向かっての磁気回路が短絡
されて、ローターの回転に基づく磁束の変化を検出でき
なくなり、ローターの回転検出が不能となる。
示の考案では、検出ケースのローターへの対向面に非磁
性材料の樹脂被膜を均一に設けて、一対の極板を樹脂被
膜に埋設させると共に、検出ケースの対向面とローター
との間の空隙を極力狭くして、空隙に極力磁性片が侵入
しないように工夫が施されている。
置には、ローターに対向して配設される検出ケースの内
部に永久磁石とホールICとを埋め込む構成のものも知
られている。そして、ローターの回転に伴う磁束変化に
よって一対のホール素子から出力される検出信号を合成
して、ローターの回転を検出している(例えば、特開平
10−2757号公報参照)。このものでは、検出ケー
スのローターに対向する対向面からもともとホール素子
は露呈されておらず、一見すると磁性片が検出ケースの
ローターへの対向面に付着したとしても、ローターの回
転検出に支障が生じないように考えられる。
出ケースのローターに対向する対向面に磁性片が付着し
て、ローターと検出ケースとの間の空隙間でかつ一対の
ホール素子の配設箇所に対応する箇所が同時に磁気シー
ルドされると、ローターの回転検出が不能となるという
問題がある。
ので、その課題は、ローターに対向して配設される検出
ケースの内部に少なくとも一対のホール素子を有し、ロ
ーターの回転に伴う磁束の変化によって一対のホール素
子から出力される検出信号に基づきローターの回転を検
出する回転検出装置において、その検出ケースのロータ
ーに対向する対向面に磁性片が付着するのを極力防止で
き且つたとえ対向面に磁性片が付着したとしてもその脱
落が容易でしかも磁性片の付着による検出精度の劣化を
極力回避できる回転検出装置を提供することにある。
めに、本願請求項1に記載の回転検出装置は、ローター
に対向して配設される検出ケースの内部に少なくとも一
対のホール素子を有し、前記ローターの回転に伴う磁束
の変化によって前記一対のホール素子から出力される検
出信号に基づき、前記ローターの回転を検出する回転検
出装置において、前記検出ケースの前記ローターに対向
する対向面への磁性片の付着により前記一対のホール素
子の配設箇所に対応する箇所が同時に磁気シールドされ
るのを防止する突起を前記検出ケースに形成したことを
特徴とするものである。
スのローターに対向する対向面に磁性片が極力付着する
のを防止でき、かつ、たとえ対向面に磁性片が付着した
としても突起がその磁性片の対向面への全面的な密着を
邪魔するので、磁性片が不安定な状態で対向面に付着す
ることになり、従って、その脱落も容易である。しか
も、一対のホール素子の配設箇所が同時に磁気シールド
されるのを防止するように突起を形成したので、磁性片
の付着による検出精度の劣化を極力回避することができ
る。
項1に記載された回転検出装置において、前記突起は前
記検出ケースの対向面に設けられていることを特徴とす
るものである。この発明によれば、突起を検出ケースの
対向面に設けたので、突起の形成が容易である。
ターに対向して配設される検出ケースの内部に一対のホ
ール素子を有し、前記ローターの回転に伴う磁束の変化
によって前記一対のホール素子から出力される検出信号
に基づき、前記ローターの回転を検出する回転検出装置
において、前記検出ケースの前記ローターに対向する対
向面への磁性片の付着を防止する一対の突起が、前記一
対のホール素子の配設箇所に対応する配設箇所でかつ前
記対向面に形成されていることを特徴とするものであ
る。
に記載の発明と同様に、検出ケースのローターに対向す
る対向面に磁性片が極力付着するのを防止でき、かつ、
たとえ対向面に磁性片が付着したとしても突起がその磁
性片の対向面への密着を邪魔するので、磁性片が不安定
な状態で対向面に付着することになり、従って、その脱
落も容易である。しかも、一対のホール素子の配設箇所
が同時に磁気シールドされるのを防止するように突起が
形成されているので、磁性片の付着による検出精度の劣
化を極力回避できる。
対の突起を結ぶ線分方向が一対のホール素子を結ぶ線分
方向に一致しているので、一対の突起を結ぶ線分方向を
ローターの回転方向に合致させることにより、一対のホ
ール素子をローターの回転方向に対応させる際の目印に
利用できることになって、組み立て時における回転検出
装置とローターとの位置合わせを行うのに便利である。
項3に記載された回転検出装置において、前記各突起
は、一対の突起に代えて、前記一対のホール素子を結ぶ
線分方向に互いに離間して配設された3個以上の突起で
あることを特徴とするものである。このように突起を多
数化することも可能である。
項1から4のいずれか1項に記載された回転検出装置に
おいて、前記各突起の高さは前記ローターと前記検出ケ
ースとの間の最小空隙長さにほぼ等しいことを特徴とす
るものである。このように、ローターと突起の間の間隙
を極力小さくしたので、磁性片の対向面への付着をより
一層防止することができる。
項1から5のいずれか1項に記載された回転検出装置に
おいて、前記各突起は円錐形状とされていることを特徴
とするものである。これにより、より一層磁性片が対向
面に付着しにくくでき、たとえ、付着したとしても不安
定状態で付着することとなるので、その脱落も容易であ
る。
項1から6のいずれか1項に記載された回転検出装置に
おいて、前記突起は、前記ローターとの空隙が大きくな
るように低く形成され、該突起に前記一対のホール素子
を結ぶ線分方向に延在された非磁性の樹脂を固着するこ
とにより、当該ホール素子とローターとの間に磁性片が
入り込むのを阻止する構造としたことを特徴とするもの
である。このように突起を非磁性樹脂の強固な固定部材
に利用することで、当該ホール素子とローターとの間に
磁性片が入り込むのを物理的に阻止する構造としたの
で、磁性片付着の上記問題を構造簡単にして確実に防止
できる。
項1または2に記載された回転検出装置において、前記
突起は、前記一対のホール素子を結ぶ線分方向と交差す
る方向に長尺に形成され且つ互いに離間する複数個から
なることを特徴とするものである。このように、突起を
長尺に形成することで、磁性片などの異物が侵入する空
間を部分的にではなく全体として大きな範囲で狭めるこ
とができ、もって磁性片の前記対向面への付着を防止す
ることができる。
項1または2に記載された回転検出装置において、前記
突起は、前記一対のホール素子を結ぶ線分方向に沿って
長尺に形成され且つ互いに離間する複数個からなること
を特徴とするものである。
ホール素子を結ぶ線分方向に交差する方向に離間して位
置するものである点で、前記各請求項に記載の発明とは
相違するが、各突起は、一対のホール素子を結ぶ線分方
向に沿って長尺に形成されているので、磁性片付着防止
と言う点において、基本的に上記各発明とほぼ同様の作
用効果が得られる。
求項8または9に記載された回転検出装置において、前
記各突起の高さは前記ローターと前記検出ケースとの最
小空隙長にほぼ等しいことを特徴とするものである。こ
れにより、請求項5に記載された発明と、同様の作用効
果が得られる。すなわち、ローターと突起の間の間隙を
極力小さくしたので、磁性片の対向面への付着をより一
層防止することができる。
求項9または10に記載された回転検出装置において、
前記突起は、前記ローターとの空隙が大きくなるように
低く形成され、該突起に前記一対のホール素子を結ぶ線
分方向に延在された非磁性の樹脂を固着することによ
り、当該ホール素子とローターとの間に磁性片が入り込
むのを阻止する構造としたことを特徴とするものであ
る。
様の効果が得られる。すなわち、突起を非磁性樹脂の強
固な固定部材に利用することで、当該ホール素子とロー
ターとの間に磁性片が入り込むのを物理的に阻止する構
造としたので、磁性片付着の上記問題を構造簡単にして
確実に防止できる。更に、非磁性樹脂の固定部材として
の機能は、突起を長尺に形成したことで、一層強くな
り、より一層強固に非磁性樹脂を固定することができ
る。
置の発明の実施の形態を図1ないし図4を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る回転検出装置の要部拡大図
であって、(a)はその側面図であり、(b)は(a)
に示す矢印X方向から回転検出装置の検出ケースの対向
面を目視した図であり、図2は回転検出装置の全体構成
を示す側面図である。また図3は図1に示す回転検出装
置への磁性片の付着状態を説明するための説明図であっ
て、(a)は検出ケースの対向面で両突起に跨って磁性
片が付着している状態を示し、(b)は片方の突起に磁
性片が付着している状態を示す。
2はその検出ケース1を図示を略す車体等に取り付ける
ための取り付けブラケットである。その検出ケース1は
空隙Gを開けてローター3に対向するようにして配置さ
れる。そのローター3には歯状突起4が図1に拡大して
示すようにその外周部に形成されている。
1(b)に示すように、ホールIC5と永久磁石6とが
設けられている。そのホールIC5には少なくとも一対
のホール素子7、8が図示したように離間して設けられ
ている。検出ケース1はローター3の回転に伴う磁束Φ
の変化によって一対のホール素子7、8から出力される
検出信号に基づき、ローター3の回転を検出し、その各
ホール素子7、8の検出信号は加算合成された後に整形
され、コード9(図2)を経由して図示を略す処理回路
に送られる。
対向面1aには、一対の突起10、11が形成されてい
る。この一対の突起10、11は、磁性片13の付着に
よりローター3と検出ケース1との間の空隙G間でかつ
一対のホール素子7、8の配設箇所に対応する箇所が同
時に磁気シールドされるのを防止する役割を果たす。
一対のホール素子7、8の配設箇所に対応する(一致す
る)配設箇所に形成されている。すなわち、各突起1
0、11は、一対のホール素子7、8を結ぶ線分方向と
交差する方向の線上ではなく、平行な線上に互いに離間
して配設されている。また更に、各突起10、11は円
錐形状とされている。この各突起10、11はその高さ
Hがローター3と検出ケース1との間の空隙Gの最小長
さにほぼ等しいことが望ましい。
態によれば、検出ケース1のローター3に対向する対向
面1aに磁性片13が付着するのを当該突起10、11
によって極力防止でき、しかも、磁性片13がたとえ対
向面1aに付着したとしても不安定な状態で対向面1a
に付着することになるので、その脱落が容易である。具
体的には、磁性片13が図3(a)に示すように一対の
ホール素子7、8の配設箇所に対応する突起10、11
間に跨って付着した場合でも、或いは図3(b)に示す
ように磁性片13がいずれか一方の突起に当たって対向
面1aに付着した場合でも、一対のホール素子7、8に
対してロータ3が同時に磁気シールドされるのを防止で
きることになり、磁性片13の付着による検出精度の劣
化を極力回避できる。
向H1が一対のホール素子7、8を結ぶ線分方向H2に
一致し、一対の突起7、8を結ぶ線分方向H1をロータ
ーの回転方向H3に合致させることにより、一対のホー
ル素子7、8をローター3の回転方向H3に対応させる
際に目印として利用することができることになって、検
出ケース1とローター3との位置合わせを行うのに便利
である。
であるので、磁性片13が突起10、11に対して滑り
やすくなっており、従って、たとえ、磁性片13が対向
面1aに付着したとしても、磁性片13がホール素子
7、8の磁束Φの変化の検出に妨げとならないようにず
れて付着することになるので、磁性片13の付着による
検出精度の劣化をより一層抑制できる。
を極力小さくすれば、磁性片13の対向面1aへの付着
をより一層防止できる。
他の発明の実施の形態を示す要部側面図であり、検出ケ
ース1のロータ3への対向面1aに一対のホール素子
7、8を結ぶ線分方向に複数の突起10、11を配列形
成した場合を示す。上記実施の形態では、円錐形状の一
対の突起10、11を検出ケース1の対向面1aに設け
ることにしたが、図4に示すように、対向面1aに一対
のホール素子7、8を結ぶ線分H2方向に複数の突起1
4が配列して設けられている。この実施の形態では、該
突起14は小円柱体で形成されているが、図1に示した
実施の形態と同様に円錐形状あるいは他の形状のものに
してもよいことは勿論である。このように突起14を多
数化してもほぼ同様の磁性片付着防止効果が得られる。
明の実施の形態を示す要部側面図(一部断面)であり、
小円柱体形状(円錐形状などであってもよい)の当該突
起15は、前記ローター3との空隙が大きくなるように
高さが低く形成され、更に該突起15に前記一対のホー
ル素子7、8を結ぶ線分方向に延在された非磁性の樹脂
16を固着することにより、当該ホール素子7、8とロ
ーター3との間に磁性片が入り込むのを物理的に阻止す
る構造としたものである。このように突起15を非磁性
樹脂16の強固な固定部材に利用することでも、磁性片
付着の上記問題を構造簡単にして確実に防止することが
できる。
更に他の発明の実施の形態を示す平面図であり、図7
(a)(b)(c)はそれぞれ異なる実施例の同要部側
面図である。本実施の形態では、図7(a)に示したよ
うに、突起17は、前記一対のホール素子7、8を結ぶ
線分方向と交差する方向に長尺に形成され且つ互いに離
間する複数個からなるものである。図7(b)は、突起
18が先端に向かって先細るテーパー形状に形成された
ものである。
尺に形成することで、磁性片などの異物が侵入する空間
を部分的にではなく全体として大きな範囲で狭めること
ができる。すなわち、円錐形状や小円柱体形状の突起で
は磁性片が侵入する空間を該突起の在る一部分について
しか狭められないのに対して、本実施の形態のように長
尺にすることで、磁性片の侵入空間を全体として大きな
範囲で狭めることができ、もって磁性片の前記対向面へ
の付着を効果的に防止することができる。
態に相当するもので、突起19が長尺になった点以外は
図5に示したものと基本的に変わらない。
更に他の発明の実施の形態を示す平面図であり、図9
(a)(b)(c)はそれぞれ異なる実施例の同要部側
面図である。本実施の形態では、図9(a)に示したよ
うに、突起20は、前記一対のホール素子7、8を結ぶ
線分方向に沿って長尺に形成され且つ互いに離間する複
数個からなるものである。図9(b)は、突起21が先
端に向かって先細るテーパー形状に形成されたものであ
る。
0(または21,21)同士は、一対のホール素子7、
8を結ぶ線分方向に交差する方向に離間して位置する点
で、前記各実施の形態とは相違するが、各突起20,2
0(または21,21)は、一対のホール素子7、8を結
ぶ線分方向に沿って長尺に形成されているので、磁性片
付着防止と言う点において、基本的に上記各実施の形態
とほぼ同様の作用効果が得られる。
(c)の実施の形態に相当するもので、突起22が長尺
になった点以外は図5または図7(c)に示したものと
変わらない。
に対向する対向面に磁性片が付着するのを極力防止でき
かつたとえ対向面に磁性片が付着したとしてもその脱落
が容易でしかも磁性片の付着による検出精度の劣化を極
力回避できる。
て、(a)はその側面図であり、(b)は(a)に示す
矢印X方向から回転検出装置の検出ケースの対向面を目
視した図である。
図である。
を説明するための説明図であって、(a)は検出ケース
の対向面で突起に跨って磁性片が付着している状態を示
し、(b)は片方の突起に磁性片が付着している状態を
示す。
形態を示す要部側面図である。
形態を示す要部側面図(一部断面)である。
施の形態を示す平面図である。
同要部側面図である。
施の形態を示す平面図である。
同要部側面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 ローターに対向して配設される検出ケー
スの内部に少なくとも一対のホール素子を有し、前記ロ
ーターの回転に伴う磁束変化によって前記一対のホール
素子から出力される検出信号に基づき、前記ローターの
回転を検出する回転検出装置において、 前記検出ケースの前記ローターに対向する対向面への磁
性片の付着により前記一対のホール素子の配設箇所に対
応する箇所が同時に磁気シールドされるのを防止する突
起を前記検出ケースに形成したことを特徴とする回転検
出装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記突起は前記検出
ケースの対向面に設けられていることを特徴とする回転
検出装置。 - 【請求項3】 ローターに対向して配設された検出ケー
スの内部に一対のホール素子を有し、前記ローターの回
転に伴う磁束変化によって前記一対のホール素子から出
力される検出信号に基づき、前記ローターの回転を検出
する回転検出装置において、 前記検出ケースの前記ローターに対向する対向面への磁
性片の付着を防止する一対の突起が、前記一対のホール
素子に対応する配設箇所でかつ前記対向面に形成されて
いることを特徴とする回転検出装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記各突起は、一対
の突起に代えて、前記一対のホール素子を結ぶ線分方向
に互いに離間して配設された3個以上の突起であること
を特徴とする回転検出装置。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項におい
て、前記各突起の高さは前記ローターと前記検出ケース
との最小空隙長にほぼ等しいことを特徴とする回転検出
装置。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項におい
て、前記各突起は円錐形状とされている回転検出装置。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項におい
て、前記突起は、前記ローターとの空隙が大きくなるよ
うに低く形成され、該突起に前記一対のホール素子を結
ぶ線分方向に延在された非磁性の樹脂を固着することに
より、当該ホール素子とローターとの間に磁性片が入り
込むのを阻止する構造としたことを特徴とする回転数検
出装置。 - 【請求項8】 請求項1または2において、前記突起
は、前記一対のホール素子を結ぶ線分方向と交差する方
向に長尺に形成され且つ互いに離間する複数個からなる
ことを特徴とする回転検出装置。 - 【請求項9】 請求項1または2において、前記突起
は、前記一対のホール素子を結ぶ線分方向に沿って長尺
に形成され且つ互いに離間する複数個からなることを特
徴とする回転検出装置。 - 【請求項10】 請求項8または9において、前記各突
起の高さは前記ローターと前記検出ケースとの最小空隙
長にほぼ等しいことを特徴とする回転検出装置。 - 【請求項11】 請求項9または10において、前記突
起は、前記ローターとの空隙が大きくなるように低く形
成され、該突起に前記一対のホール素子を結ぶ線分方向
に延在された非磁性の樹脂を固着することにより、当該
ホール素子とローターとの間に磁性片が入り込むのを阻
止する構造としたことを特徴とする回転数検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26599399A JP3559733B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 回転検出装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012242109A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Denso Corp | 回転センサ |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26599399A patent/JP3559733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012242109A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Denso Corp | 回転センサ |
US8816678B2 (en) | 2011-05-16 | 2014-08-26 | Denso Corporation | Rotation sensor |
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