JP2001090777A - 免震装置 - Google Patents

免震装置

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JP2001090777A
JP2001090777A JP27057399A JP27057399A JP2001090777A JP 2001090777 A JP2001090777 A JP 2001090777A JP 27057399 A JP27057399 A JP 27057399A JP 27057399 A JP27057399 A JP 27057399A JP 2001090777 A JP2001090777 A JP 2001090777A
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outer peripheral
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layer
peripheral surface
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Kenji Nishida
健次 西田
Naoyuki Kamiya
尚幸 神谷
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下面に、下側へ突出する段差部1aを有する
上板1と、上面に、この上板1の段差部1aの下側に対
向するように上側へ突出する段差部2bを有する下板2
と、ゴム状弾性層6と剛性板層7とが上下方向に交互に
積層されてなり、最上部及び最下部が共にゴム状弾性層
6であって上記上板1及び下板2の各段差部1a,2a
にそれぞれ固定された積層部5とを備えた免震装置Aに
対して、地震発生時に剛性板層7の剛性板が変形するの
を抑制して、高面圧下であっても良好な免震性能が得ら
れるようにする。 【解決手段】 上板1及び下板2の各段差部1a,2a
の外周面全周を、積層部5の剛性板層7の外周面に対し
て、該積層部5の最上部及び最下部の各ゴム状弾性層6
における厚さtの2.5倍以上離れた水平方向外側に位
置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物等の上部構
造物と基礎との間に設けられ、地震に対する該上部構造
物の揺れを抑えるようにした免震装置に関する技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の免震装置としては積
層ゴムタイプのものがよく知られており、このものは、
例えば図4に示すように、上部構造物に連結される上板
101と、該上板101の下側に対向して設けられかつ
基礎に連結される下板102とを備えている。この上板
101及び下板102間には、複数の円形のゴム状弾性
層106,106,…と鋼板等の剛性板からなる剛性板
層107,107,…とが上下方向において略同心状に
交互に積層された積層部105が設けられ、この積層部
105の最上部及び最下部は共にゴム状弾性層106と
なるように構成されている。上記各ゴム状弾性層106
及び各剛性板層107は、加硫接着により互いに固定さ
れており、それらの外径は全て同じ値に設定されてい
る。上記積層部105の外周側には、該積層部105の
各剛性板層107の鋼板等が錆びないように被覆ゴム部
110が設けられている。この積層部105の各ゴム状
弾性層106と被覆ゴム部110とは、通常、積層部1
05の加硫成形時に一体に形成されるものである。そし
て、上記積層部105の各ゴム状弾性層106及び各剛
性板層107の鉛直剛性で上部構造物の荷重を支持し、
地震時の横揺れに対しては、その各ゴム状弾性層106
のせん断変形により水平方向の変位と力とを吸収するよ
うに構成されている。
【0003】このような積層ゴムタイプの免震装置おい
ては、通常、上板101の下面には下側へ突出する段差
部101aが、下板102の上面には上側へ突出する段
差部102aがそれぞれ設けられており、この各段差部
101a,102aに、上記積層部105の最上部及び
最下部に位置する各ゴム状弾性層106が加硫接着によ
りそれぞれ固定されている。この各段差部101a,1
02aの径は、積層部105の各剛性板層107と同じ
に設定されている。そして、上記被覆ゴム部110は、
上記各段差部101a,102aの外周面を覆った状態
で上板101及び下板102に固定されている。このよ
うな段差部101a,102aを設ける理由としては、
積層部105の最上部及び最下部に位置する各ゴム状弾
性層106並びにこれらと一体の被覆ゴム部110の上
板101及び下板102に対する接着面積を出来る限り
大きくするためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに上板101及び下板102の各段差部101a,1
02aの径が積層部105の各剛性板層107と同じに
設定されたものでは、地震発生時に各ゴム状弾性層10
6が上部構造物の荷重を支持した状態でせん断変形する
と、各剛性板層107が上板101及び下板102の各
段差部101a,102aに対して水平方向にずれるの
で、各剛性板層107の外周部の一部が各段差部101
a,102aの外周面に対して水平方向外側に突出し、
このため、積層部105の最上部近傍においては各剛性
板層107の上板101の段差部101a外周面から水
平方向に突出した部分が、上板101の段差部101a
外周面に略相当する位置で折れ曲がって上側に変形する
と共に、最下部近傍においては各剛性板層107の下板
102の段差部102a外周面から水平方向に突出した
部分が同様に下側に変形してしまうという問題がある
(図5参照)。この剛性板の変形は、最上部のゴム状弾
性層106の直ぐ下側に位置する剛性板層107と最下
部のゴム状弾性層106の直ぐ上側に位置する剛性板層
107とにおいて顕著である。このように各剛性板層1
07の剛性板が変形すると、免震装置の水平バネ定数が
小さくなり、地震に対して上部構造物の揺れを有効に抑
えることができなくなる。特に、近年、1つの建築物に
おいて免震装置の使用個数を減らすことによって免震化
のコストダウンを図ろうとする傾向にあり、この場合に
は、上部構造物によって積層部105に加わる圧力がよ
り一層増大して、各剛性板層107が変形し易くなり、
免震性能が低下してしまう。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記のように上板及び
下板に段差部がそれぞれ設けられた積層ゴムタイプの免
震装置に対して、その構成を改良することによって、地
震発生時に剛性板層の剛性板が変形するのを抑制して、
高面圧下であっても良好な免震性能が得られるようにす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、上板及び下板の各段差部の外周面
全周を、積層部の剛性板層の外周面よりも水平方向外側
に位置させるようにした。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、下面
に、下側へ突出する段差部を有し、上部構造物に連結さ
れる上板と、上面に、上記上板の段差部の下側に対向す
るように上側へ突出する段差部を有し、基礎に連結され
る下板と、ゴム状弾性層と剛性板層とが上下方向に交互
に積層されてなり、最上部及び最下部が共にゴム状弾性
層であって上記上板及び下板の各段差部にそれぞれ固定
された積層部とを備え、地震に対する上記上部構造物の
揺れを抑えるようにした免震装置を対象とする。
【0008】そして、上記上板及び下板の各段差部の外
周面全周が、上記積層部の剛性板層の外周面よりも水平
方向外側に位置しているものとする。
【0009】上記の構成により、地震発生時にゴム状弾
性層がどの方向にせん断変形しても、積層部の最上部近
傍に位置する剛性板層の外周部が上板の段差部の外周面
に対して水平方向外側に突出しないようにすることがで
きると共に、最下部近傍に位置する剛性板層の外周部が
下板の段差部の外周面に対して水平方向外側に突出しな
いようにすることができる。この結果、最上部及び最下
部近傍に位置する剛性板層において剛性板が変形するの
を抑制することができ、高面圧下であっても高い免震性
能が得られるようになる。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上板の段差部の外周面と積層部の剛性板層の外周
面との間の水平距離が、該積層部の最上部のゴム状弾性
層における厚さの2.5倍以上に設定され、下板の段差
部の外周面と上記積層部の剛性板層の外周面との間の水
平距離が、該積層部の最下部のゴム状弾性層における厚
さの2.5倍以上に設定されているものとする。
【0011】このことにより、ゴム状弾性層のせん断ひ
ずみが250%以下であれば、最上部のゴム状弾性層の
直ぐ下側に位置する剛性板層の外周部が上板の段差部に
対して水平方向外側に突出することはなく、最下部のゴ
ム状弾性層の直ぐ上側に位置する剛性板層の外周部が下
板の段差部に対して水平方向外側に突出することはな
い。この結果、最も変形し易い上記両剛性板が変形する
のを確実に抑制することができる。よって、比較的大き
なせん断ひずみが生じても、良好な免震性能が得られ
る。
【0012】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、積層部の外周側に、該積層部のゴム状弾性
層と一体形成されかつ剛性板層の外周面を覆う被覆ゴム
部が設けられ、上記被覆ゴム部は、上板及び下板の各段
差部の外周面を覆った状態で上板及び下板に固定されて
いるものとする。
【0013】このことで、積層部の最上部及び最下部に
位置する各ゴム状弾性層並びにこれらと一体の被覆ゴム
部の上板及び下板に対する接着面積を確保して、積層部
と上板及び下板との固定を確実に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の実施形態
に係る免震装置Aを示し、この免震装置Aは、周縁部に
設けたボルト挿通孔1bに挿通されるボルトを介して上
部構造物に連結される上板1と、同じく周縁部に設けた
ボルト挿通孔2bに挿通されるボルトを介して基礎に連
結される下板2とを備えている。この上板1の下面中央
部には、下側へ突出する円形の段差部1aが設けられ、
下板2の上面中央部には、上板1の段差部1aの下側に
対向するように上側へ突出する円形の段差部2aが設け
られている。
【0015】上記上板1及び下板2の各段差部1a,2
a間には、複数の円形のゴム状弾性層6,6,…と剛性
板層7,7,…とが上下方向において略同心状に交互に
積層されてなる積層部5が設けられている。この各剛性
板層7は1枚(複数枚であってもよい)の鋼板8からな
っている。上記各ゴム状弾性層6及び各剛性板層7は、
加硫接着により互いに固定されており、それらの外径は
全てDに設定されている。この積層部5の最上部及び最
下部は、共にゴム状弾性層6であって、上記上板1及び
下板2の各段差部1a,2aに対して加硫接着により同
心状にそれぞれ固定されている。
【0016】上記上板1及び下板2の各段差部1a,2
aの外周面全周は、上記積層部5の各剛性板層7の外周
面よりも水平方向外側に位置しており、上板1の段差部
1aの外周面と積層部5の各剛性板層7の外周面との間
の水平距離が、積層部5の最上部のゴム状弾性層6にお
ける厚さtの2.5倍以上に設定され、下板2の段差部
2aの外周面と積層部5の各剛性板層7の外周面との間
の水平距離が、積層部5の最下部のゴム状弾性層6にお
ける厚さt(この実施形態では、上記最上部のゴム状弾
性層6と同じに設定している)の2.5倍以上に設定さ
れている。つまり、各段差部1a,2aの外径Dfは、 Df≧D+2.5t×2 を満たすように設定されている(図2参照)。
【0017】上記積層部5の外周側には、該積層部5の
各ゴム状弾性層6と一体形成されかつ各剛性板層7の外
周面を覆う被覆ゴム部10が設けられ、この被覆ゴム部
10により各剛性板層7の鋼板8に錆びが発生するのを
防止している。そして、上記被覆ゴム部10の最上部及
び最下部は、径方向外側に突出して上板1及び下板2の
各段差部1a,2aの外周面を覆った状態で上板1及び
下板2に加硫接着により固定されている。
【0018】尚、上記上下板1,2及び積層部5の略中
心部には、該上下板1,2並びに積層部5の各ゴム状弾
性層6及び各剛性板層7を上下方向に連続して貫通する
貫通孔9が形成されている。この貫通孔9は、積層部5
の加硫成形時に加熱用熱源と接続した棒状部材を挿入し
て積層部5内部にも加熱用熱を良好に伝達させること
や、上下板1,2並びに積層部5の各ゴム状弾性層6及
び各剛性板層7の位置決め等を目的として設けられるも
のである。
【0019】以上の構成からなる免震装置Aを、建築物
等の上部構造物と基礎との間に設けた場合、積層部5の
各ゴム状弾性層6及び各剛性板層7の鉛直剛性で上部構
造物の荷重を支持する一方、地震発生時には各ゴム状弾
性層6のせん断変形により水平方向の変位と力とを吸収
する。このとき、従来の免震装置のように上板1及び下
板2の各段差部1a,2aの外径Dfが剛性板層7の外
径Dと同じであれば、最上部近傍に位置する各剛性板層
7の鋼板8の外周部が上板1の段差部1a外周面から水
平方向に突出してその突出した部分が、上板1の段差部
1a外周面に略相当する位置で折れ曲がって上側に変形
すると共に、最下部近傍に位置する各剛性板層7の鋼板
8の外周部が下板2の段差部2a外周面から水平方向に
突出してその突出した部分が同様に下側に変形してしま
う。
【0020】しかし、この実施形態では、上板1及び下
板2の各段差部1a,2aの外周面全周が、積層部5の
各剛性板層7の外周面に対して、該積層部5の最上部及
び最下部の各ゴム状弾性層6における厚さtの2.5倍
以上離れた水平方向外側に位置しているので、各ゴム状
弾性層6のせん断ひずみが250%以下であれば、どの
方向にせん断変形しても、最上部のゴム状弾性層6の直
ぐ下側に位置する剛性板層7の外周部が上板1の段差部
1aに対して水平方向外側に突出することはなく、最下
部のゴム状弾性層6の直ぐ上側に位置する剛性板層7の
外周部が下板2の段差部2aに対して水平方向外側に突
出することはない(図3参照)。この結果、最も変形し
易い鋼板8(最上部のゴム状弾性層6の直ぐ下側に位置
する剛性板層7及び最下部のゴム状弾性層6の直ぐ上側
に位置する剛性板層7の各鋼板8)の変形を確実に抑え
ることができる。一方、この両剛性板層7,7よりも下
側及び上側であって最上部及び最下部近傍に位置する各
剛性板層7は、各段差部1a,2aの外周面に対して水
平方向に突出する可能性は高いが、たとえ突出したとし
ても、その突出量は小さく、しかも、最上部のゴム状弾
性層6の直ぐ下側に位置する剛性板層7及び最下部のゴ
ム状弾性層6の直ぐ上側に位置する剛性板層7の各鋼板
8の変形が抑えられるので、上記突出した各剛性板層7
の鋼板8の変形はかなり小さくて済む。よって、高面圧
下において比較的大きなせん断ひずみが生じても免震性
能の低下を抑制することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、下面に、下側へ突出する段差部を有する上板
と、上面に、この上板の段差部の下側に対向するように
上側へ突出する段差部を有する下板と、ゴム状弾性層と
剛性板層とが上下方向に交互に積層されてなり、最上部
及び最下部が共にゴム状弾性層であって上記上板及び下
板の各段差部にそれぞれ固定された積層部とを備えた免
震装置に対して、上板及び下板の各段差部の外周面全周
を、積層部の剛性板層の外周面よりも水平方向外側に位
置させるようにしたことにより、地震発生時に上部構造
物を支持した状態で水平せん断力が作用しても、最上部
及び最下部近傍に位置する剛性板層において剛性板が変
形するのを抑制することができ、高面圧下であっても水
平バネ定数の低下を抑えて良好な免震性能を発揮させる
ことができる。
【0022】請求項2の発明によると、上板の段差部の
外周面と積層部の剛性板層の外周面との間の水平距離
を、該積層部の最上部のゴム状弾性層における厚さの
2.5倍以上に設定し、下板の段差部の外周面と上記積
層部の剛性板層の外周面との間の水平距離を、該積層部
の最下部のゴム状弾性層における厚さの2.5倍以上に
設定したことにより、比較的大きなせん断ひずみ(25
0%)であっても、良好な免震性能が得られる。
【0023】請求項3の発明によると、積層部の外周側
に設けた被覆ゴム部を、上板及び下板の各段差部の外周
面を覆った状態で上板及び下板に固定したことにより、
積層部と上板及び下板とを強固に固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る免震装置を示す断面図
である。
【図2】図1の免震装置の下板の段差部近傍を示す部分
拡大断面図である。
【図3】免震装置が荷重を支持してせん断変形した状態
を示す図2相当図である。
【図4】免震装置の従来例を示す断面図である。
【図5】図4の従来の免震装置において荷重を支持して
せん断変形したときにおける下板の段差部近傍の状態を
示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】 A 免震装置 1 上板 1a 段差部 2 下板 2a 段差部 5 積層部 6 ゴム状弾性層 7 剛性板層 10 被覆ゴム部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に、下側へ突出する段差部を有し、
    上部構造物に連結される上板と、上面に、上記上板の段
    差部の下側に対向するように上側へ突出する段差部を有
    し、基礎に連結される下板と、ゴム状弾性層と剛性板層
    とが上下方向に交互に積層されてなり、最上部及び最下
    部が共にゴム状弾性層であって上記上板及び下板の各段
    差部にそれぞれ固定された積層部とを備え、地震に対す
    る上記上部構造物の揺れを抑えるようにした免震装置で
    あって、 上記上板及び下板の各段差部の外周面全周が、上記積層
    部の剛性板層の外周面よりも水平方向外側に位置してい
    ることを特徴とする免震装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の免震装置において、 上板の段差部の外周面と積層部の剛性板層の外周面との
    間の水平距離が、該積層部の最上部のゴム状弾性層にお
    ける厚さの2.5倍以上に設定され、 下板の段差部の外周面と上記積層部の剛性板層の外周面
    との間の水平距離が、該積層部の最下部のゴム状弾性層
    における厚さの2.5倍以上に設定されていることを特
    徴とする免震装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の免震装置におい
    て、 積層部の外周側に、該積層部のゴム状弾性層と一体形成
    されかつ剛性板層の外周面を覆う被覆ゴム部が設けら
    れ、 上記被覆ゴム部は、上板及び下板の各段差部の外周面を
    覆った状態で上板及び下板に固定されていることを特徴
    とする免震装置。
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