JPH11201227A - 免震装置に用いる免震ゴム体およびその製造方法 - Google Patents

免震装置に用いる免震ゴム体およびその製造方法

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JPH11201227A
JPH11201227A JP700398A JP700398A JPH11201227A JP H11201227 A JPH11201227 A JP H11201227A JP 700398 A JP700398 A JP 700398A JP 700398 A JP700398 A JP 700398A JP H11201227 A JPH11201227 A JP H11201227A
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JP
Japan
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rubber body
center hole
lead plug
tapered
seismic isolation
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JP700398A
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English (en)
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Fumiaki Arima
文昭 有馬
Toru Suzuki
亨 鈴木
Hiroyuki Harada
浩之 原田
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Sumitomo Construction Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム体の中心孔に鉛プラグを挿入するとき、
摩擦力を小さくでき、鉛プラグが座屈したり、ちぎれた
りすることがなく、小型の押圧装置により挿入でき、鉛
プラグと中心孔との密着の良い免震ゴム体、およびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 免震装置10に用いる免震ゴム体16
は、一側より他側に向けて内径が漸減するテーパ中心孔
18を有するゴム体20と、テーパ中心孔18に挿入さ
れ一側より他側に向けて外径が漸減するテーパ鉛プラグ
22とから構成される。ゴム体20のテーパ中心孔18
にテーパ鉛プラグ22を挿入するとき、ゴム体20を加
熱してテーパ中心孔18の拡径を行う。また、ゴム体2
0のテーパ中心孔18にテーパ鉛プラグ22を挿入する
とき、ゴム体20を加熱してテーパ中心孔18の拡径を
行うとともにテーパ鉛プラグ22を冷却して外径の縮径
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震構造物に使用
される免震装置に用いられる免震ゴム体およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、免震構造物に使用される免震装置
として、免震装置がある。この免震装置は、例えば、鋼
板とゴム層とを積層したゴム体の中心孔に鉛プラグを圧
入した免震ゴム体より構成されており、地震に対し、免
震ゴム体が絶縁支持と復元機構を受け持ち、鉛プラグが
減衰機構を受け持つものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記免
震装置に用いる免震ゴム体は、その製造に際し、中心孔
に鉛プラグを挿入するとき中心孔と鉛プラグとの摩擦力
が大きく、大きな押圧力を必要としており、大型の押圧
装置を必要としていた。また、前記した摩擦力が働くた
め、鉛プラグが細長い場合には、鉛プラグが座屈した
り、ちぎれを生じる可能性もある。さらに、中心孔内を
傷つけることにより、鉛プラグと中心孔との密着が悪く
なり、免震性能が低下するという問題があった。
【0004】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、中心孔に鉛プラグを挿入するときの
摩擦力を小さくでき、鉛プラグが座屈したり、ちぎれた
りすることがなく、小型の押圧装置により圧入でき、鉛
プラグと中心孔との密着の良い免震ゴム体およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る免震装置に用いるゴム体は、一側より
他側に向けて内径が漸減するテーパ中心孔を有するゴム
体と、前記テーパ中心孔に挿入され一側より他側に向け
て外径が漸減するテーパ鉛プラグとから構成され、ゴム
体は積層ゴム体またはゴム母体から構成される。
【0006】免震装置に用いる免震ゴム体の製造方法
は、一側より他側に向けて内径が漸減するテーパ中心孔
を有するゴム体を加熱し、一側より他側に向けて外径が
漸減する鉛プラグを前記テーパ中心孔に挿入した後、前
記テーパ鉛プラグを圧縮して前記テーパ中心孔に圧入す
ることを特徴とする。
【0007】また、一側より他側に向けて内径が漸減す
るテーパ中心孔を有するゴム体を加熱し、一側より他側
に向けて外径が漸減するテーパ鉛プラグを冷却し、前記
テーパ中心孔に前記テーパ鉛プラグを挿入した後、前記
鉛プラグを圧縮して前記テーパ中心孔に圧入することを
特徴とする。
【0008】中心孔を有するゴム体を加熱し、前記中心
孔に鉛プラグを挿入した後、前記鉛プラグを押圧して前
記中心孔に圧入するようにしてもよく、また、中心孔を
有するゴム体を加熱し、前記中心孔に挿入される鉛プラ
グを冷却し、前記中心孔に前記鉛プラグを挿入した後、
前記鉛プラグを圧縮して前記中心孔に圧入するようにし
てもよい。そして、ゴム体は積層ゴム体またはゴム母体
から構成される。
【0009】前記のように構成された免震装置に用いる
免震ゴム体は、ゴム体のテーパ中心孔にテーパ鉛プラグ
を挿入するときの摩擦力を小さくできるので容易に挿入
でき、テーパ鉛プラグが座屈したり、ちぎれたりするこ
とがない。また、テーパのついていない中心孔に鉛プラ
グを挿入する場合も同様に、テーパのついていない鉛プ
ラグを容易に挿入でき、テーパのついていない鉛プラグ
が座屈したり、ちぎれたりすることがない。免震ゴム体
は、小型の押圧装置により鉛プラグを中心孔に挿入で
き、製造が容易となり、鉛プラグと中心孔との密着が良
いので免震性能が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る免震装置の一実施形態
の断面図であり、図2(a)は図1の免震ゴム体の断面
図であり、図2(b)は図1のテーパ鉛プラグの正面図
である。図1、2において、免震構造物に使用される免
震装置10は、上部構造物に取り付けられる上フランジ
板12と、基礎等の下部構造物に取り付けられる下フラ
ンジ14板との間に、免震ゴム体16が位置している。
免震ゴム体16は円柱形状をしており、テーパ中心孔1
8が形成されているゴム体20と、テーパ中心孔18内
に挿入されたテーパ鉛プラグ22とから構成されてい
る。ゴム体20は本実施形態では上下の固定板24、2
4間に複数の円盤状の鋼板25とゴム層26とを積層し
て加硫接着し、中心に一側より他側に向けて、すなわ
ち、上方より下方に向けて内径が漸減するテーパ中心孔
18が形成されている。
【0011】テーパ中心孔18のテーパは、100分の
1から100分の10程度の範囲が用いられ、通常10
0分の2程度に設定される。すなわち、ゴム体20のテ
ーパ中心孔18は、例えば、高さHが30センチメート
ル、下部の直径D2が3センチメートルとすると、上部
の直径D1は3.6センチメートルとなる。また、テー
パ中心孔18内に挿入されるテーパ鉛プラグ22は、上
部の直径d1が数センチメートルで高さが25〜40セ
ンチメートルの細長い円柱形状をしており、同様に10
0分の2程度のテーパが付けられており、下部の直径d
2は、上部の直径d1より小径となっている。そして、
テーパ鉛プラグ22の高さhは、テーパ中心孔18の高
さHより大きく設定されている。テーパ鉛プラグ22
は、複数の鋼板25および複数のゴム層26を貫通する
とともにその上下端が固定板24、24を貫通してい
る。テーパ鉛プラグ22を構成する鉛の線膨張係数は、
一般的には29.1×10−6程度である。
【0012】本実施形態の免震装置10は前記構成であ
り、つぎに、その製造方法について図3を参照して説明
する。図3(a)、(b)は挿入工程を示し、ゴム体2
0のテーパ中心孔18内にテーパ鉛プラグ22を挿入さ
せる。テーパ中心孔18は一側より他側に向けて内径が
漸減するテーパが形成されているため、上方の内径が大
きく、下方の内径が小さく形成されている。また、テー
パ鉛プラグ22もその外径が上方より下方に向けて漸減
しているため、テーパ中心孔18内にテーパ鉛プラグ2
2は容易に挿入することができる。テーパ中心孔18の
内径や、テーパ鉛プラグ22の外径がばらつき、挿入が
多少困難の場合は、図3(b)に示されるように圧入治
具30を用いてガイドしながら、テーパ鉛プラグ22を
変形させないように押圧装置(図示せず。)を用いて挿
入を行う。押圧装置は、テーパ中心孔18とテーパ鉛プ
ラグ22との挿入が容易なため、小型のもので十分であ
る。
【0013】免震ゴム体16の所定位置にテーパ鉛プラ
グ22を挿入したあと、図3(c)の圧縮工程に示され
るように、テーパ鉛プラグ22の上下端部に圧縮治具3
2、32を位置させ、10kgf/cm程度の圧縮圧
力をかけてテーパ鉛プラグ22を圧縮する。これによ
り、テーパ鉛プラグ22はその外径が拡径して圧入され
た状態となり、ゴム体20のテーパ中心孔18の内面に
密着し、固定板24、24、鋼板25、ゴム層26との
密着が強化する。このように密着が強化するため、この
免震ゴム体16を免震装置10として使用する場合の免
震性能が十分確保される。
【0014】このあと、図3(d)の切断工程に示され
るように、テーパ鉛プラグ22の突出している上下端部
を切断線34、34にて切断し、免震ゴム体16の製造
は完了する。そして、図1に示されるように、上下に上
フランジ板12、下フランジ板14を止めねじにより固
定して免震装置10が完成する。免震ゴム体16は、ゴ
ム体20のテーパ中心孔18内にテーパ鉛プラグ22を
容易に、しかも内面を傷付けずに挿入できるため、両者
の密着が良く、免震性能が向上する。
【0015】図1に示される免震装置10の免震ゴム体
16の他の製造方法について、図4を参照して説明す
る。図4(a)は加熱行程を示し、ゴム体20を恒温維
持装置36内に位置させ、50〜60度程度に加熱す
る。これによりゴム体20は熱膨張し、テーパ中心孔1
8もその内径が拡径する。このため、図4(b)に示さ
れる挿入工程においては、テーパ中心孔18へのテーパ
鉛プラグ22の挿入は容易に行え、テーパ鉛プラグ22
が座屈したりすることがなく、従来のように大型の押圧
装置によらなくても挿入は容易に行える。
【0016】このあと、前記した製造方法と同様に、図
4(c)に示されるように、圧縮治具32、32による
圧縮工程、図4(d)に示されるように切断線34、3
4における切断工程を経て、免震ゴム体16が完成す
る。ゴム体20が常温に戻ると、ゴム体20のテーパ中
心孔18は縮径し、ゴム体20とテーパ鉛プラグ22と
の間には必要な拘束力が確保され、品質、性能ともに十
分な免震ゴム体16となる。このように、ゴム体20を
加熱してテーパ中心孔18にテーパ鉛プラグ22を挿入
するので挿入が容易に行え、押圧装置を使用する場合も
小型の押圧装置で十分であり、内面を傷付けずに挿入す
ることができる。ゴム体20が常温に戻ると、ゴム体2
0のテーパ中心孔18は縮径し、ゴム体20とテーパ鉛
プラグ22との間には必要な拘束力が確保され、テーパ
鉛プラグ22と固定板24、24、鋼板25、ゴム層2
6との密着が強化される。
【0017】また、前記した図4の製造方法において、
ゴム体20を加熱すると同時にテーパ鉛プラグ22を冷
却し、テーパ中心孔18の拡径と同時にテーパ鉛プラグ
22の縮径を行うことにより、テーパ中心孔18へのテ
ーパ鉛プラグ22の挿入はさらに容易に行える。この場
合には、前記した加熱装置の他に冷却装置が必要とな
り、冷却装置によるテーパ鉛プラグ22の冷却は、ゴム
体との温度差が30〜50度あるようにすれば挿入は極
めて容易に行え、特にテーパ鉛プラグ22を氷点下まで
冷却する必要はない。
【0018】前記した実施形態では、ゴム体20は上下
の固定板24、24間に鋼板25とゴム層26とを積層
した構造のものを示したが、図5に示されるように積層
したものでなく、上下に固定板24、24を固着したゴ
ム母体21から構成し、テーパ中心孔18内にテーパ鉛
プラグ22を挿入するものでもよく、ゴム母体として高
減衰ゴムを用いたものでもよい。なお、前記実施形態と
実質的に同等の構成については、同じ参照符号を付して
詳細な説明は省略した。
【0019】図6はゴム体20の中心孔19が、前記し
たように、外径が一側より他側に向けて漸減するテーパ
中心孔18でなく、上下の外径がともにd1、d1であ
るストレートな中心孔あるいは成形時の抜き勾配程度の
微小なテーパが付けられた中心孔であり、鉛プラグ23
もストレートである免震装置40を示している。他の構
成については前記した実施形態と同等なので、同じ参照
符号を付して詳細な説明は省略する。この場合は、図7
(a)の加熱工程に示されるように、先ず、ゴム体20
を恒温維持装置36内に位置させ、50〜60度程度に
加熱する。これによりゴム体20は熱膨張し、中心孔1
9もその内径が拡径する。
【0020】このため、図7(b)の挿入工程に示され
るように、中心孔19への鉛プラグ23の挿入は容易に
行え、鉛プラグ23が座屈したりすることがなく、従来
のような大型の押圧装置による挿入は不要となる。ゴム
体20が常温に戻ると、ゴム体20の中心孔19は縮径
し、ゴム体20と鉛プラグ23との間には必要な拘束力
が確保され、品質、性能ともに十分な免震ゴム体16と
なる。このあと、前記した製造方法と同様に、図7
(c)に示される圧縮治具32、32による圧縮工程、
図7(d)に示される切断線34、34における切断工
程を経て、免震ゴム体16が完成する。
【0021】また、ゴム体20の中心孔が一側より他側
に向けて漸減するテーパ中心孔18でなく、ストレート
な中心孔あるいは成形時の抜き勾配程度の微小なテーパ
が付けられた中心孔19であり、鉛プラグ23もストレ
ートの場合は、前記したようにゴム体20を加熱すると
ともに鉛プラグ23の冷却を行う。すなわち、ゴム体2
0を加熱して中心孔19を拡径するとともに、鉛プラグ
23を冷却して外径の縮径を行う。このとき鉛プラグ2
3は極端な冷却を行わず、ゴム体20と鉛プラグ23と
の温度差が30〜50度あれば、挿入は容易に行える。
このように、鉛プラグ23を冷却することにより、中心
孔19への挿入はさらに容易となり、鉛プラグ23が座
屈したり、ちぎれたりすることはなく、押圧装置はさら
に小型のものを使用することができる。そして、中心孔
19の内面を傷付けずに鉛プラグ23を挿入することが
できるため、密着状態が良好となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゴム体は中心孔にテーパが形成されており、鉛プラグに
もテーパが形成されているため、中心孔に鉛プラグを挿
入するとき摩擦が少なく鉛プラグが座屈したり、ちぎれ
を生じたりすることがない。また、鉛プラグの押圧装置
も小型のものを使用することができる。中心孔と鉛プラ
グとの密着が良く、免震性能を向上させることができ
る。
【0023】ゴム体の中心孔に鉛プラグを挿入すると
き、ゴム体を加熱すると、鉛プラグの挿入が容易に行え
る。また、ゴム体を加熱し、鉛プラグを冷却すると、鉛
プラグの挿入がさらに容易に行え、免震装置に用いる免
震ゴム体の製造が容易となり、性能の安定した免震ゴム
体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る免震装置の一実施形態の断面図で
ある。
【図2】(a)は図1の免震ゴム体の断面図であり、
(b)は図1のテーパ鉛プラグの正面図である。
【図3】免震ゴム体の製造方法を示す断面図であり、そ
れぞれ(a)、(b)は挿入工程、(c)は圧縮工程、
(d)は切断工程を示す。
【図4】免震ゴム体の他の製造方法を示す断面図であ
り、それぞれ(a)は加熱工程、(b)は挿入工程、
(c)は圧縮工程、(d)は切断工程を示す。
【図5】本発明に係る免震装置の他の実施形態の断面図
である。
【図6】本発明に係る免震装置のさらに他の実施形態の
断面図である。
【図7】図6の免震装置に用いる免震ゴム体の製造方法
を示す断面図であり、それぞれ(a)は加熱工程、
(b)は挿入工程、(c)は圧縮工程、(d)は切断工
程を示す。
【符号の説明】
10、40 免震装置 12 上フランジ板 14 下フランジ板 16 免震ゴム体 18 テーパ中心孔 19 中心孔 20、21 ゴム体 22 テーパ鉛プラグ 23 鉛プラグ 24、24 固定板 25 鋼板 26 ゴム層 30 圧入治具 32、32 圧縮治具 34、34 切断線 36 恒温維持装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 免震装置に用いる免震ゴム体および
その製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震構造物に使用
される免震装置に用いられる免震ゴム体およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、免震構造物に使用される免震装置
として、免震装置がある。この免震装置は、例えば、鋼
板とゴム層とを積層したゴム体の中心孔に鉛プラグを圧
入した免震ゴム体より構成されており、地震に対し、免
震ゴム体が絶縁支持と復元機構を受け持ち、鉛プラグが
減衰機構を受け持つものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記免
震装置に用いる免震ゴム体は、その製造に際し、中心孔
に鉛プラグを挿入するとき中心孔と鉛プラグとの摩擦力
が大きく、大きな押圧力を必要としており、大型の押圧
装置を必要としていた。また、前記した摩擦力が働くた
め、鉛プラグが細長い場合には、鉛プラグが座屈した
り、ちぎれを生じる可能性もある。さらに、中心孔内を
傷つけることにより、鉛プラグと中心孔との密着が悪く
なり、免震性能が低下するという問題があった。
【0004】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、中心孔に鉛プラグを挿入するときの
摩擦力を小さくでき、鉛プラグが座屈したり、ちぎれた
りすることがなく、小型の押圧装置により圧入でき、鉛
プラグと中心孔との密着の良い免震ゴム体およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る免震装置に用いる免震ゴム体は、一側
より他側に向けて内径が漸減するテーパ中心孔を有す
るゴム体と、前記テーパ中心孔に入され一側より他
側に向けて外径が漸減するテーパ鉛プラグとから構成
され、前記テーパ状中心孔のテーパとテーパ状鉛プラグ
のテーパとをそれらの全長にわたって同一に整合させる
ことを特徴とし、ゴム体は積層ゴム体またはゴム母体か
ら構成される。
【0006】免震装置に用いる免震ゴム体の製造方法
は、一側より他側に向けて全長にわたって内径が漸減す
るテーパ中心孔を有するゴム体を加熱し、一側より他
側に向けて全長にわたって外径が漸減するテーパ鉛プ
ラグを前記テーパ中心孔に挿入した後、前記テーパ
鉛プラグを圧縮して前記ゴム体とテーパ状鉛プラグとの
密着を強化することを特徴とする。
【0007】また、一側より他側に向けて全長にわたっ
内径が漸減するテーパ中心孔を有するゴム体を加熱
し、一側より他側に向けて全長にわたって外径が漸減す
るテーパ鉛プラグを冷却し、前記テーパ中心孔に前
記テーパ鉛プラグを挿入した後、前記テーパ状鉛プラ
グを圧縮して前記ゴム体とテーパ状鉛プラグとの密着を
強化することを特徴とする。
【0008】中心孔を有するゴム体を加熱し、前記中心
孔に鉛プラグを挿入した後、前記鉛プラグを圧縮して前
ゴム体と鉛プラグとの密着を強化するようにしてもよ
く、また、中心孔を有するゴム体を加熱し、前記中心孔
に挿入される鉛プラグを冷却し、前記中心孔に前記鉛プ
ラグを挿入した後、前記鉛プラグを圧縮して前記ゴム体
と鉛プラグとの密着を強化するようにしてもよい。そし
て、ゴム体は積層ゴム体またはゴム母体から構成され
る。
【0009】前記のように構成された免震装置に用いる
免震ゴム体は、ゴム体のテーパ中心孔にテーパ鉛プ
ラグを挿入するときの摩擦力を小さくできるので容易に
挿入でき、テーパ鉛プラグが座屈したり、ちぎれたり
することがない。また、テーパのついていない中心孔に
鉛プラグを挿入する場合も同様に、テーパのついていな
い鉛プラグを容易に挿入でき、テーパのついていない鉛
プラグが座屈したり、ちぎれたりすることがない。免震
ゴム体は、小型の押圧装置により鉛プラグを中心孔に挿
入でき、製造が容易となり、鉛プラグと中心孔との密着
が良いので免震性能が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る免震装置の一実施形態
の断面図であり、図2(a)は図1のゴム体の断面図で
あり、図2(b)は図1のテーパ鉛プラグの正面図で
ある。図1、2において、免震構造物に使用される免震
装置10は、上部構造物に取り付けられる上フランジ板
12と、基礎等の下部構造物に取り付けられる下フラン
ジ14板との間に、免震ゴム体16が位置している。免
震ゴム体16は円柱形状をしており、テーパ中心孔1
8が形成されているゴム体20と、テーパ中心孔18
内に挿入されたテーパ鉛プラグ22とから構成されて
いる。ゴム体20は本実施形態では上下の固定板24、
24間に複数の円盤状の鋼板25とゴム層26とを積層
して加硫接着し、中心に一側より他側に向けて、すなわ
ち、上方より下方に向けて内径が漸減するテーパ中心
孔18が形成されている。
【0011】テーパ中心孔18のテーパは、100分
の1から100分の10程度の範囲が用いられ、通常1
00分の2程度に設定される。すなわち、ゴム体20の
テーパ中心孔18は、例えば、高さHが30センチメ
ートル、下部の直径D2が3センチメートルとすると、
上部の直径D1は3.6センチメートルとなる。また、
テーパ中心孔18内に挿入されるテーパ鉛プラグ2
2は、上部の直径d1が数センチメートルで高さが25
〜40センチメートルの細長い円柱形状をしており、
ーパ状中心孔18のテーパと同一に整合させた100分
の2程度のテーパが付けられており、下部の直径d2
は、上部の直径d1より小径となっている。そして、テ
ーパ鉛プラグ22の高さhは、テーパ中心孔18の
高さHより大きく設定されている。テーパ鉛プラグ2
2は、複数の鋼板25および複数のゴム層26を貫通す
るとともにその上下端が固定板24、24を貫通してい
る。テーパ鉛プラグ22を構成する鉛の線膨張係数
は、一般的には29.1×10 −6程度である。
【0012】本実施形態の免震装置10は前記構成であ
り、つぎに、その製造方法について図3を参照して説明
する。図3(a)、(b)は挿入工程を示し、ゴム体2
0のテーパ中心孔18内にテーパ鉛プラグ22を挿
入させる。テーパ中心孔18は一側より他側に向けて
内径が漸減するテーパが形成されているため、上方の内
径が大きく、下方の内径が小さく形成されている。ま
た、テーパ鉛プラグ22もその外径が上方より下方に
向けて漸減しているため、テーパ中心孔18内にテー
鉛プラグ22は容易に挿入することができる。テー
中心孔18の内径や、テーパ鉛プラグ22の外径
がばらつき、挿入が多少困難の場合は、図3(b)に示
されるように圧入治具30を用いてガイドしながら、テ
ーパ鉛プラグ22を変形させないように押圧装置(図
示せず。)を用いて挿入を行う。押圧装置は、テーパ
中心孔18とテーパ鉛プラグ22との挿入が容易なた
め、小型のもので十分である。
【0013】免震ゴム体16の所定位置にテーパ鉛プ
ラグ22を挿入したあと、図3(c)の圧縮工程に示さ
れるように、テーパ鉛プラグ22の上下端部に圧縮治
具32、32を位置させ、10kgf/cm程度の圧
縮圧力をかけてテーパ鉛プラグ22を圧縮する。これ
により、テーパ鉛プラグ22はその外径が拡径して圧
入された状態となり、ゴム体20のテーパ中心孔18
の内面に密着し、固定板24、24、鋼板25、ゴム層
26との密着が強化する。このように密着が強化するた
め、この免震ゴム体16を免震装置10として使用する
場合の免震性能が十分確保される。
【0014】このあと、図3(d)の切断工程に示され
るように、テーパ鉛プラグ22の突出している上下端
部を切断線34、34にて切断し、免震ゴム体16の製
造は完了する。そして、図1に示されるように、上下に
上フランジ板12、下フランジ板14を止めねじにより
固定して免震装置10が完成する。免震ゴム体16は、
ゴム体20のテーパ中心孔18内にテーパ鉛プラグ
22を容易に、しかも内面を傷付けずに挿入できるた
め、両者の密着が良く、免震性能が向上する。
【0015】図1に示される免震装置10の免震ゴム体
16の他の製造方法について、図4を参照して説明す
る。図4(a)は加熱工程を示し、ゴム体20を恒温維
持装置36内に位置させ、50〜60度程度に加熱す
る。これによりゴム体20は熱膨張し、テーパ中心孔
18もその内径が拡径する。このため、図4(b)に示
される挿入工程においては、テーパ中心孔18へのテ
ーパ鉛プラグ22の挿入は容易に行え、テーパ鉛プ
ラグ22が座屈したりすることがなく、従来のように大
型の押圧装置によらなくても挿入は容易に行える。
【0016】このあと、前記した製造方法と同様に、図
4(c)に示されるように、圧縮治具32、32による
圧縮工程、図4(d)に示されるように切断線34、3
4における切断工程を経て、免震ゴム体16が完成す
る。ゴム体20が常温に戻ると、ゴム体20のテーパ
中心孔18は縮径し、ゴム体20とテーパ鉛プラグ2
2との間には必要な拘束力が確保され、品質、性能とも
に十分な免震ゴム体16となる。このように、ゴム体2
0を加熱してテーパ中心孔18にテーパ鉛プラグ2
2を挿入するので挿入が容易に行え、押圧装置を使用す
る場合も小型の押圧装置で十分であり、内面を傷付けず
に挿入することができる。ゴム体20が常温に戻ると、
ゴム体20のテーパ中心孔18は縮径し、ゴム体20
とテーパ鉛プラグ22との間には必要な拘束力が確保
され、テーパ鉛プラグ22と固定板24、24、鋼板
25、ゴム層26との密着が強化される。
【0017】また、前記した図4の製造方法において、
ゴム体20を加熱すると同時にテーパ鉛プラグ22を
冷却し、テーパ中心孔18の拡径と同時にテーパ
プラグ22の縮径を行うことにより、テーパ中心孔1
8へのテーパ鉛プラグ22の挿入はさらに容易に行え
る。この場合には、前記した加熱装置の他に冷却装置が
必要となり、冷却装置によるテーパ鉛プラグ22の冷
却は、ゴム体との温度差が30〜50度あるようにすれ
ば挿入は極めて容易に行え、特にテーパ鉛プラグ22
を氷点下まで冷却する必要はない。
【0018】前記した実施形態では、ゴム体20は上下
の固定板24、24間に鋼板25とゴム層26とを積層
した構造のものを示したが、図5に示されるように積層
したものでなく、上下に固定板24、24を固着したゴ
ム母体21から構成し、テーパ中心孔18内にテーパ
鉛プラグ22を挿入するものでもよく、ゴム母体とし
て高減衰ゴムを用いたものでもよい。なお、前記実施形
態と実質的に同等の構成については、同じ参照符号を付
して詳細な説明は省略した。
【0019】図6はゴム体20の中心孔19が、前記し
たように、外径が一側より他側に向けて漸減するテーパ
中心孔18でなく、上下の外径がともにd1、d1で
あるストレートな中心孔あるいは成形時の抜き勾配程度
の微小なテーパが付けられた中心孔であり、鉛プラグ2
3もストレートである免震装置40を示している。他の
構成については前記した実施形態と同等なので、同じ参
照符号を付して詳細な説明は省略する。この場合は、図
7(a)の加熱工程に示されるように、先ず、ゴム体2
0を恒温維持装置36内に位置させ、50〜60度程度
に加熱する。これによりゴム体20は熱膨張し、中心孔
19もその内径が拡径する。
【0020】このため、図7(b)の挿入工程に示され
るように、中心孔19への鉛プラグ23の挿入は容易に
行え、鉛プラグ23が座屈したりすることがなく、従来
のような大型の押圧装置による挿入は不要となる。ゴム
体20が常温に戻ると、ゴム体20の中心孔19は縮径
し、ゴム体20と鉛プラグ23との間には必要な拘束力
が確保され、品質、性能ともに十分な免震ゴム体16と
なる。このあと、前記した製造方法と同様に、図7
(c)に示される圧縮治具32、32による圧縮工程、
図7(d)に示される切断線34、34における切断工
程を経て、免震ゴム体16が完成する。
【0021】また、ゴム体20の中心孔が一側より他側
に向けて漸減するテーパ中心孔18でなく、ストレー
トな中心孔あるいは成形時の抜き勾配程度の微小なテー
パが付けられた中心孔19であり、鉛プラグ23もスト
レートの場合は、前記したようにゴム体20を加熱する
とともに鉛プラグ23の冷却を行う。すなわち、ゴム体
20を加熱して中心孔19を拡径するとともに、鉛プラ
グ23を冷却して外径の縮径を行う。このとき鉛プラグ
23は極端な冷却を行わず、ゴム体20と鉛プラグ23
との温度差が30〜50度あれば、挿入は容易に行え
る。このように、鉛プラグ23を冷却することにより、
中心孔19への挿入はさらに容易となり、鉛プラグ23
が座屈したり、ちぎれたりすることはなく、押圧装置は
さらに小型のものを使用することができる。そして、中
心孔19の内面を傷付けずに鉛プラグ23を挿入するこ
とができるため、密着状態が良好となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゴム体は中心孔にテーパが形成されており、鉛プラグに
もテーパが形成されているため、中心孔に鉛プラグを挿
入するとき摩擦が少なく挿入は容易に行え、鉛プラグが
座屈したり、ちぎれを生じたりすることがない。また、
鉛プラグの押圧装置も小型のものを使用することができ
る。中心孔と鉛プラグとの密着が良く、免震性能を向上
させることができる。
【0023】ゴム体の中心孔に鉛プラグを挿入すると
き、ゴム体を加熱すると、鉛プラグの挿入が容易に行え
る。また、ゴム体を加熱し、鉛プラグを冷却すると、鉛
プラグの挿入がさらに容易に行え、免震装置に用いる免
震ゴム体の製造が容易となり、鉛プラグを圧縮して中心
孔に密着させることにより性能の安定した免震ゴム体を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る免震装置の一実施形態の断面図で
ある。
【図2】(a)は図1のゴム体の断面図であり、(b)
は図1のテーパ鉛プラグの正面図である。
【図3】免震ゴム体の製造方法を示す断面図であり、そ
れぞれ(a)、(b)は挿入工程、(c)は圧縮工程、
(d)は切断工程を示す。
【図4】免震ゴム体の他の製造方法を示す断面図であ
り、それぞれ(a)は加熱工程、(b)は挿入工程、
(c)は圧縮工程、(d)は切断工程を示す。
【図5】本発明に係る免震装置の他の実施形態の断面図
である。
【図6】本発明に係る免震装置のさらに他の実施形態の
断面図である。
【図7】図6の免震装置に用いる免震ゴム体の製造方法
を示す断面図であり、それぞれ(a)は加熱工程、
(b)は挿入工程、(c)は圧縮工程、(d)は切断工
程を示す。
【符号の説明】 10、40 免震装置 12 上フランジ板 14 下フランジ板 16 免震ゴム体 18 テーパ中心孔 19 中心孔 20、21 ゴム体 22 テーパ鉛プラグ 23 鉛プラグ 24、24 固定板 25 鋼板 26 ゴム層 30 圧入治具 32、32 圧縮治具 34、34 切断線 36 恒温維持装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16F 1/40 F16F 1/40 Z 15/08 15/08 U

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側より他側に向けて内径が漸減するテ
    ーパ中心孔を有するゴム体と、前記テーパ中心孔に圧入
    され一側より他側に向けて外径が漸減するテーパ鉛プラ
    グとから構成される免震装置に用いる免震ゴム体。
  2. 【請求項2】 ゴム体はゴム層と鋼板とを積層した積層
    ゴム体であることを特徴とする請求項1記載の免震装置
    に用いる免震ゴム体。
  3. 【請求項3】 ゴム体はゴム母体であることを特徴とす
    る請求項1記載の免震装置に用いる免震ゴム体。
  4. 【請求項4】 一側より他側に向けて内径が漸減するテ
    ーパ中心孔を有するゴム体を加熱し、一側より他側に向
    けて外径が漸減する鉛プラグを前記テーパ中心孔に挿入
    した後、前記テーパ鉛プラグを圧縮して前記テーパ中心
    孔に圧入することを特徴とする免震装置に用いる免震ゴ
    ム体の製造方法。
  5. 【請求項5】 一側より他側に向けて内径が漸減するテ
    ーパ中心孔を有するゴム体を加熱し、一側より他側に向
    けて外径が漸減するテーパ鉛プラグを冷却し、前記テー
    パ中心孔に前記テーパ鉛プラグを挿入した後、前記鉛プ
    ラグを圧縮して前記テーパ中心孔に圧入することを特徴
    とする免震装置に用いる免震ゴム体の製造方法。
  6. 【請求項6】 中心孔を有するゴム体を加熱し、前記中
    心孔に鉛プラグを挿入した後、前記鉛プラグを圧縮して
    前記中心孔に圧入することを特徴とする免震装置に用い
    る免震ゴム体の製造方法。
  7. 【請求項7】 中心孔を有するゴム体を加熱し、前記中
    心孔に挿入される鉛プラグを冷却し、前記中心孔に前記
    鉛プラグを挿入した後、前記鉛プラグを圧縮して前記中
    心孔に圧入することを特徴とする免震装置に用いる免震
    ゴム体の製造方法。
  8. 【請求項8】 ゴム体はゴム層と鋼板とを積層した積層
    ゴム体であることを特徴とする請求項4乃至7のいずれ
    かに記載の免震装置に用いる免震ゴム体の製造方法。
  9. 【請求項9】 ゴム体はゴム母体であることを特徴とす
    る請求項4乃至7のいずれかに記載の免震装置に用いる
    免震ゴム体の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001050322A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 積層ゴム支承体の製造方法
JP2001090777A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Bando Chem Ind Ltd 免震装置
KR100952230B1 (ko) 2009-06-02 2010-04-09 에스에이치공사 횡하중 저감용 인방보형 고감쇠 댐퍼
JP2012127056A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Porasu Kurashi Kagaku Kenkyusho:Kk 減振構造
JP2013188959A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Bridgestone Corp 免震装置の製造方法

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