JP2001090316A - タイル張付用叩き板及びタイル張付け工法 - Google Patents

タイル張付用叩き板及びタイル張付け工法

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JP2001090316A
JP2001090316A JP27195199A JP27195199A JP2001090316A JP 2001090316 A JP2001090316 A JP 2001090316A JP 27195199 A JP27195199 A JP 27195199A JP 27195199 A JP27195199 A JP 27195199A JP 2001090316 A JP2001090316 A JP 2001090316A
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JP
Japan
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tile
tapping
plate
tile unit
marker
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JP27195199A
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English (en)
Inventor
Shozo Morii
昭三 森井
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MORII TILE KK
Original Assignee
MORII TILE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイル張り付け工事における叩き工程と同時
にタイルユニット表面に印を付けて、叩き忘れの有無の
目視確認を可能にする。 【解決手段】 壁面に均一厚に塗布した接着モルタルに
押圧、接着したタイルユニットの表面を、叩き面側にタ
イルユニット表面への印付け手段を設けた叩き板1で叩
打する様にしたことによって、タイルユニットを叩打す
る毎にタイルユニット表面に印Pが付けられ、叩き工程
の終了箇所を明確化し叩き忘れを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面へのタイル張
り付け工事における叩き工程が確実且つ正確に終了した
ことを確認出来る様にしたタイル張付用叩き板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、モザイクタイル、小型タイル等を
規則的に配列した状態でシートに貼着して成るタイルユ
ニットを壁面に張り付ける場合には、壁面に均一厚に塗
布した接着モルタルにタイルユニットを押圧して張り付
けると共に、張り付けたタイルユニットを叩き板で直接
叩打して各タイルを接着モルタルに馴染ませて張り付け
作業を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法にあ
っては、職人が長い経験で会得した勘、習慣で行われて
いることから、職人によって技量、個性に伴い手順、施
工要領が異なるため、叩きむら、叩き忘れ、叩き不足が
あっても、それらを確認する術はなく、その結果張付不
良に伴う剥離事故が発生したり、完成したタイル壁面が
平滑でなくなる等の仕上げ不良が発明するなど、解決せ
ねばならない課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、叩き工程が終了したか否かが外見上目視確認
出来ない課題に鑑み、壁面に均一厚に塗布した接着モル
タルに押圧、接着したタイルユニットの表面を、叩き面
側にタイルユニット表面への印付け手段を設けた叩き板
で叩打する様にしたことによって、タイルユニットを叩
打する毎にタイルユニット表面に印が付けられ、叩き工
程の終了箇所を明確化する様にして上記課題を解決す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明すると、図1は、本発明に係るタイル張付用
叩き板の平面図であり、図2は、図1のXーX断面の要
部拡大図であり、図3は、マーカーが没入状態のタイル
張付用叩き板の要部拡大断面図であり、図4は、タイル
張り付け時の叩き工程を示す正面図であり、図5はタイ
ル張り付け時の叩き工程を示す縦断面図である。図1、
2に示す様に、タイル張付用叩き板1にあっては、矩形
厚板状の板本体2の叩き面3より突出したマーカー4の
基端部を、板本体2に設けたインク供給部20に装着し
て、マーカー4を叩き面3に対し出没自在且つ突出状態
に付勢させている。又、板本体2の叩き面3側にゴム板
5を貼着して、後述するタイルT、Ta…の表面を傷付け
ない様にしている。又、マーカー4にあっては、インク
吸収可能な素材、望ましくは浸透性ゴムを棒状に形成し
たものとしている。
【0006】又、インク供給部20にあっては、マーカー
4の装着部20a と、インク貯留部20b とにより構成され
ている。先ず、装着部20a にあっては、板本体2に貫設
された取付孔6に埋め込まれた、内部が仕切り板8によ
り前後区割されケーシング7と、該ケーシング7内の中
央に設けた、仕切り板8の中央に形成されたインク補充
孔9を開閉する弁体10とにより構成されている。弁体10
の前端部に、ケース7の前部を貫通状態のマーカー4の
装着部11を形成し、後端部周面にインク導入溝12、12a
…を形成すると共に、図3に示す様に、マーカー4の没
入時に弁体10の後端部がケース7の後部のインク導入孔
13より後方へ突出させて、後述するインク吸収体23を押
圧し、滲出したインクをインク導入孔13よインク導入溝
12、12a …を介してケース7に送入する様にしている。
又、弁体10におけるケース7の仕切り板8より後方部位
に弁本体14が形成され、仕切り板8に形成されたインク
補充孔9の開口縁部に弁本体14の弁座15が形成され、弁
体10における弁本体14より後方部位に圧縮スプリング16
を外嵌してその前後部を弁本体14及びケース7後部内面
に当接させることで、弁本体14を弁座15に着座させると
共に、マーカー4の突出状態を維持する様にしている。
次に、インク貯留部20b にあっては、板本体2の背面3a
に設け、かかるインク貯留部20b にあっては、インク補
給口21が形成されたインクケース22内に、スポンジ等の
多孔性材料から成るインク吸収体23が収容され、又イン
ク貯留部20b の底部に、マーカー4の没入時の弁体10の
後端部の挿通部位24が形成されている。尚、図面上、下
方開口状としたインクケース22を板本体2の背面3aに固
設することで、インクケース22の下方開口部を挿通部位
24としているが、かかる形態に限定されず、例えば、図
示しないが、有底状のインクケース22とケース7を一体
化すると共に、該インクケース22とケース7の境界部に
挿通部位24を貫設しても良い。尚、インク吸収体23に吸
収されるインクは、事後の洗浄作業の容易性から水性が
望ましく、更に例えば紫外線等の外的要因により化学反
応し無色化されるインクを使用するのが望ましい。
【0007】次に、本発明に係るタイル張付用叩き板1
の作用について、図4、5に基づき説明する。壁面Wに
均一厚に塗布した接着モルタルMに押圧、接着したタイ
ルユニットUの表面をタイル張付用叩き板1で叩打する
と、先ずマーカー4の先端部がタイルユニットU表面に
当接して、連結シートS及び/又はタイルT、Ta…の表
面に印Pを付ける。続いて、マーカー4が後退し、叩き
面3がタイルユニットUの表面に当接してタイルT、Ta
…の裏面側が接着モルタルMに埋没すると共に、タイル
T、Ta…裏面の空隙を無くして各タイルT、Ta…を接着
モルタルMに馴染ませる。そして、叩き忘れの有無をタ
イルユニットU表面の印Pで確認しながら、上記叩き作
業をタイルユニットU全体に行う。
【0008】
【発明の効果】要するに本発明は、板本体2の叩き面3
より突出したマーカー4の基端部を、板本体2に設けた
インク供給部20に装着して、マーカー4を叩き面3に対
し出没自在且つ突出状態に付勢させたので、壁面Wに塗
布した接着モルタルMに押圧、接着状態のタイルユニッ
トUをタイル張付用叩き板1で叩打して接着モルタルM
にタイルT、Ta…を馴染ませる従来と同様の張り付け作
業を行うが、叩打と同時にマーカー4でタイルユニット
Uの連結シートS及び/又はタイルT、Ta…表面に印P
が付けられるため、叩き忘れの有無をその作業中又は作
業後に目視確認出来、よってタイルの剥離、落下、仕上
げ面の精度不良の一因であった叩きむら、叩き忘れ、叩
き不足等によるタイルの張付不良を防止して、職人が長
年培ってきた技術、知識と相俟って完成したタイル壁面
の安全性及び高精度化を向上出来る。
【0009】又、インクを、所定時間経過後に無色化さ
れるものにすれば、万一タイルT、Ta…に印Pが付いた
としてもそのまま放置しておけば良く、接着モルタルM
の養生、硬化後の連結シートSの剥離及びタイル壁面の
洗浄時のインク除去処理を不要にすることが出来、よっ
て施釉タイルは勿論、無釉、粗面、割り肌及び吸水性タ
イル等、付着したインクを除去困難なタイルT、Ta…な
ど、タイルユニットUを構成するタイルT、Ta…の種類
を問わず印Pを付すことが出来る等その実用的効果甚だ
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイル張付用叩き板の平面図であ
る。
【図2】図1のXーX断面の要部拡大図である。
【図3】マーカーが没入状態のタイル張付用叩き板の要
部拡大断面図である。
【図4】タイル張り付け時の叩き工程を示す正面図であ
る。
【図5】タイル張り付け時の叩き工程を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 タイル張付用叩き板 2 板本体 3 叩き面 4 マーカー 20 インク供給部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板本体の叩き面より突出したマーカーの
    基端部を、板本体に設けたインク供給部に装着し、マー
    カーを叩き面に対し出没自在且つ突出状態に付勢させた
    ことを特徴とするタイル張付用叩き板。
  2. 【請求項2】 壁面に均一厚に塗布した接着モルタルに
    押圧、接着したタイルユニットの表面を、叩き面側にタ
    イルユニット表面への印付け手段を設けた叩き板で叩打
    して、タイルユニット表面に印を付ける様にしたことを
    特徴とするタイル張付け工法。
JP27195199A 1999-09-27 1999-09-27 タイル張付用叩き板及びタイル張付け工法 Pending JP2001090316A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112727029A (zh) * 2021-01-20 2021-04-30 湖北亿涛建设有限公司 一种建筑施工用立式自动贴墙砖装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112727029A (zh) * 2021-01-20 2021-04-30 湖北亿涛建设有限公司 一种建筑施工用立式自动贴墙砖装置
CN112727029B (zh) * 2021-01-20 2022-04-15 亿涛建设集团有限公司 一种建筑施工用立式自动贴墙砖装置

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