JP2001089369A - 化粧品中の酸化防止剤またはラジカル捕捉剤としての環縮合ベンゼン誘導体の使用 - Google Patents

化粧品中の酸化防止剤またはラジカル捕捉剤としての環縮合ベンゼン誘導体の使用

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JP2001089369A JP2000259130A JP2000259130A JP2001089369A JP 2001089369 A JP2001089369 A JP 2001089369A JP 2000259130 A JP2000259130 A JP 2000259130A JP 2000259130 A JP2000259130 A JP 2000259130A JP 2001089369 A JP2001089369 A JP 2001089369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧品または皮膚科学調剤中の酸化防止剤お
よび/またはラジカル捕捉剤として使用される調製物を
提供する。 【解決手段】 、一般式I 【化1】 [式中、R1は水素、C1〜C12アシルであり、R2は水
素、C1〜C12アルキルであり、R3およびR4はC1〜C
12アルキルであり、R5およびR6は水素、C1〜C1 2
ルキルであり、Xは−CH2−、−(CH22−であ
る]の環縮合ベンゼン誘導体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品中の酸化防
止剤またはラジカル捕捉剤として環縮合ベンゼン誘導体
の使用に関する。さらに本発明は、環縮合ベンゼン誘導
体の有効含量を有する化粧品および皮膚科学調剤に関す
る。殊に本発明は、皮膚における有害な酸化過程に対し
有効な保護を有し、有害な酸化過程に対し化粧品自体を
保護するためないしは化粧品の成分を保護するための化
粧品に関する。
【0002】好ましい実施形において、本発明は、例え
ば皮膚の老化、殊に酸化過程により惹起される皮膚の老
化のような化粧または皮膚科学的皮膚変化を予防および
治療するための化粧品および皮膚化学調剤に関する。
【0003】さらに本発明は、紅斑性、炎症性、アレル
ギー性または自己免疫反応性症候、殊に皮膚病を化粧お
よび皮膚科学的に治療または予防するための、少なくと
も1種の環縮合ベンゼン誘導体を含有する調製物に関す
る。
【0004】本発明は、光過敏性皮膚、殊に光線皮膚症
の予防および治療のために使用される有効成分の組合せ
および調製物に関する。
【0005】
【従来の技術】皮膚に対する太陽光線の紫外部の有害な
作用は、一般に公知である。290nmよりも短い波長
を有する光線(いわゆるUV−C領域)は地球大気中の
オゾン層により吸収され、290nmおよび320nm
の間の範囲内の光線、いわゆるUV−B領域内の光線は
紅班、単なる日焼けまたはむしろ程度の差こそあれ強い
火傷を惹起する。
【0006】太陽光線の紅班効果の最大値として、約3
08nmの狭い範囲が記載される。
【0007】UV−B光線に対する保護のためには多数
の化合物が公知であり、これは就中3−ベンジリデンシ
ョウノウ、4−アミノ安息香酸、ケイ皮酸、サリチル
酸、ベンゾフェノンならびに2−フェニルベンズイミダ
ゾールの誘導体である。
【0008】約320nmおよび約400nmの間、い
わゆるUV−A領域の間の範囲についても、フィルター
物質が自由に使えることが重要である、それというのも
その光線は光過敏性皮膚において反応を惹起しうるから
である。UV−A光線が結合組織の弾性および膠原性繊
維の損傷を生じ、これが皮膚を早期に老化させ、および
多数の光毒性および光アレルギー性反応の原因とみなす
ことができることが立証された。UV−B光線の有害な
影響は、UV−A光線によって増強されうる。
【0009】従って、UV−A領域の光線に対する保護
のために、就中ジベンゾイルメタンの誘導体が使用され
るが、その光安定性(Int.J.Cosm.Scie
nce 10巻、53号(1988年))は十分な程度
には与えられていない。
【0010】紫外線は光化学反応を生起することもで
き、その際光化学反応生成物は皮膚代謝に関与しうる。
【0011】主として、このような光化学反応生成物は
ラジカル化合物、例えばヒドロキシラジカルである。皮
膚自体中に生じる定義できないラジカル光生成物も、そ
の高い反応性に基づき制御されない連続反応を惹起しう
る。 紫外線照射において、一重項酸素(非ラジカル的
に励起された状態の酸素分子)、同様に短寿命のエポキ
シドおよび多数の他のものも出現しうる。例えば一重項
酸素は、通常存在する三重項酸素(ラジカル基底状態)
に比べて増加した反応性により優れている。しかし、励
起された反応性(ラジカル性)三重項状態の酸素分子も
存在する。
【0012】さらに、紫外線は電離性放射線に数えられ
る。紫外線露光の際に、それ自体生化学的過程に酸化的
に関与する能力のあるイオン種も生じるという危険も生
じる。
【0013】この反応を予防するために、化粧品ないし
は皮膚化学調剤に付加的な酸化防止剤および/またはラ
ジカル捕捉剤を添加することができる。
【0014】ビタミンE、公知酸化防止作用を有する物
質を光防遮配合物中に使用することは既に提案されてい
るにも拘わらず、ここでも得られる効果は期待される効
果には遥かに及ばない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、光過敏性皮膚、殊に光線皮膚症、好ましくはPLD
の予防および治療のために使用される化粧品および皮膚
化学調剤ならびに光防遮配合物を創造することであっ
た。
【0016】多形性光線皮膚病の他の名称は、PLD、
PLE、マロルカざそう(Mallorka−Akn
e)および文献(例えばA.Voelckel等、Ze
ntralbratt Haut−und Gesch
lechtskrankheiten(1989年)、
156巻、2ページ)に記載されているような多数の他
の名称である。
【0017】紅班性皮膚症候は、特定の皮膚疾患または
皮膚異常において随伴現象としても出現する。例えば、
ざそうの出現形における典型的な皮膚発疹は規則的に程
度の差こそあれ強く発赤する。
【0018】主として、酸化防止剤はそれを含有する調
剤の損傷に対する保護物質として使用される。それにも
拘わらず、ヒトおよび動物の皮膚中に不所望の酸化過程
が出現しうることは公知である。このような過程は、皮
膚老化において重要な役割を演じる。
【0019】“Oxidative Stress i
n Dermatology”、323ページ以降にお
ける論文“Skin Diseases Associ
ated with Oxidative Irjur
y”(Marcel Decker Inc.、ニュー
ヨーク、バーゼル、香港、発行者:JuergenFu
chs、フランクフルトおよびLester Pack
er、バークレー/カリフォルニア州)中に、皮膚の酸
化損傷およびその詳細な原因が記載される。
【0020】ヒトの頭髪を持続的に染める場合、実地に
おいては酸化染毛法しか考慮されない。酸化染毛におい
ては、染料発色団の形成は前駆物質(フェノール、アミ
ノフェノール、まれにはジアミンも)および塩基(大抵
p−フェニレンジアミン)と酸化剤(大抵過酸化水素)
との反応により行われる。その際、通常約6%の過酸化
水素濃度が使用される。
【0021】通常、染色作用のほかに過酸化水素による
漂白作用も起きることが予測される。酸化染色されたヒ
トの頭髪中に、漂白された髪におけると同様に、メラニ
ン細粒が存在する位置に顕微鏡的細孔が検出できる。
【0022】事実は、酸化剤、過酸化水素が染料前駆物
質だけでなく頭髪物質とも反応し、その際事情によって
は髪の損傷を惹起しうることである。
【0023】酸化防止剤は、酸化過程を阻止するかない
しは不飽和化合物を含有する脂肪の自動酸化を阻止する
物質である。化粧品および医薬品の分野においても使用
される酸化防止剤は、例えば殊にα−トコフェリルアセ
テートの形のα−トコフェロール、ゴマ油、胆汁酸誘導
体、ブチルヒドロキシアニソールおよびブチルヒドロキ
シトルエンである。
【0024】このような反応を予防する理由からも、化
粧品に付加的に酸化防止剤および/またはラジカル捕捉
剤を添加することができる。
【0025】実際に、幾つかの酸化防止剤およびラジカ
ル捕捉剤は公知である。それで、既に米国特許明細書4
144325号および4248861号中ならびに多数
の他の文献から、ビタミンEを光線防遮物配合物に使用
することが提案されている。
【0026】本発明の課題は、先行技術の欠点を除去す
ることであった。殊に、使用の際に酸化効果による皮膚
および/または頭髪の損傷を、完全に阻止することがで
きない場合に少なくとも低下する調製物を提供すること
を目的とする。
【0027】本発明のもう1つの課題は、頭髪を染毛剤
で処理する前または後、例えば過酸化水素のような強い
酸化剤の含量を有する染毛剤でさえも、その有害な酸化
効果を妨げる化粧品を提供することであった。
【0028】
【課題を解決するための手段】これらの課題は、化粧品
または皮膚科学調剤中の酸化防止剤および/またはラジ
カル捕捉剤として、一般式I
【0029】
【化4】
【0030】[式中、置換基は互いに独立に次の意味を
有する:R1は水素、C1〜C12アシルであり;R2は水
素、C1〜C12アルキルであり;R3およびR4はC1〜C
12アルキルであり;R5およびR6は水素、C1〜C12
ルキルであり;Xは−CH2−、−(CH22−であ
る]の環縮合ベンゼン誘導体の使用により解決された。
【0031】R1のアシル基としては、分枝状または非
分枝状、飽和または不飽和、場合により多重不飽和のC
1〜C12アシル鎖であると理解される。
【0032】その例は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、n
−酪酸、イソ酪酸、ソルビン酸、n−吉草酸、イソ吉草
酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ウンデカン
酸、ラウリン酸のアシル基である。
【0033】R1の好ましい基としては、水素ならびに
アセチル、特に好ましくは水素が挙げられる。
【0034】R2〜R6のアルキル基としては、分枝状ま
たは非分枝状のC1〜C12アルキル基、例えばメチル、
エチル、n−プロピル、1−メチルエチル、n−ブチ
ル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1
−ジメチルエチル、n−ペンチル、1−メチルブチル、
2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチ
ルプロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、1,
1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1
−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペ
ンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチ
ル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチ
ル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチ
ル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−
エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,
2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチル
−プロピル、1−エチル−2−メチルプロピル、n−ヘ
プチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニ
ル、n−デシル、n−ウンデシルおよびn−ドデシルが
挙げられる。
【0035】R2およびR6の好ましいアルキル基として
は、上記のリストから、例えばn−プロピル、1−メチ
ルエチル、n−ブチル、1−メチルプロピル、2−メチ
ルプロピル、1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、
1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチ
ル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、
n−ヘキシルのような分枝状または非分枝状のC3〜C6
アルキル鎖が挙げられる。R2およびR6の特に好ましい
基は、tert−ブチル基である。
【0036】R3およびR4の好ましいアルキル基として
は、上記のリストから、例えばn−プロピル、1−メチ
ルエチル、n−ブチル、1−メチルプロピル、2−メチ
ルプロピル、1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、
1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチ
ル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、
n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチルまたは2−
エチルヘキシルのような分枝状または非分枝状C3〜C8
アルキル鎖が挙げられる。R3およびR4の特に好ましい
基は、n−ペンチル、n−ヘキシルおよびn−オクチル
である。
【0037】式Ia
【0038】
【化5】
【0039】の2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
2,2−ジペンチル−4,6−ジ−tert−ブチルベ
ンゾフランの使用が特に好ましい。
【0040】殊に、紅班性、炎症性、アレルギー性また
は自己免疫反応性症候、殊に皮膚病、“激痛(Stin
gings)”の症候の化粧的および皮膚科学的治療お
よび/または予防のための、このような式Iの作用物質
を含有する調製物が提供されるべきである。
【0041】WO94/08930号は、環縮合ベンゼ
ン誘導体の合成ならびに抗酸化特性および就中動脈硬化
に対する薬剤としてのその使用を記載する。野口等(A
rchieves of Biochemistry
and Biophysics、342巻、2号(19
97年)、236〜243ページおよび347巻、1号
(1997年)、141〜147ページ)は、脂質過酸
化に対する保護のための2,3−ジヒドロー5−ヒドロ
キシ−2,2−ジペンチル−4,6−ジ−tert−ブ
チルベンゾフランの抗酸化特性を記載する。
【0042】化粧品または皮膚科学調剤中の酸化防止剤
および/またはラジカル捕捉剤としての式Iの環縮合ベ
ンゼン誘導体の使用が先行技術の欠点を除去すること
は、とにかく驚異的であり、当業者にとり予見できなか
った。
【0043】これらの明細書からは、本発明の方向を指
示できるいかなる示唆も導き出せない。
【0044】従って当業者にとり、本発明により使用さ
れる式Iの環縮合ベンゼン誘導体ないしはこれを含有す
る化粧品または皮膚科学調剤が、先行技術の作用物質、
作用物質の組合せおよび調製物よりも −皮膚老化に対しより有効であり、 −皮膚を光化学反応に対してより良好に保護し、 −炎症性皮膚反応をより良好に予防することは予見でき
なかった。さらに、式Iの環縮合ベンゼン誘導体が化粧
品または皮膚科学調剤中で比較しうる作用物質、例えば
ビタミンCよりも高い安定性を有することは予見できな
かった。
【0045】従って本発明は、式Iの環縮合ベンゼン誘
導体の酸化防止剤としての使用ならびにその酸化負荷に
より惹起される皮膚老化および炎症性反応の防止および
/または予防のための使用に関する。
【0046】本発明による化粧品または皮膚科学調剤
は、通例のように構成されていてもよく、皮膚および/
または頭髪のトリートメント、ケアおよびクレンジング
のためおよび装飾化粧品中でメーキャップ製品として使
用できる。これらは通例、調製物の全質量に対して、少
なくとも1種の式Iの環縮合ベンゼン誘導体0.01〜
15質量%、好ましくは0.05〜5質量%、殊に0.
1〜2.0質量%を含有する。
【0047】使用のため、本発明による化粧品および皮
膚科学調剤は、化粧品につき通常の方法で、皮膚および
/または頭髪に十分な量で塗布される。
【0048】本発明による化粧品および皮膚科学調剤
は、種々の形で存在しうる。それでこれは例えば溶液、
水不含調製物、油中水(W/O)型または水中油型(O
/W)のエマルションまたはミクロエマルション、例え
ば油中水−水中油型(W/O/W)の多重エマルショ
ン、ゲル、固体ステック、軟膏またはエーロゾルであっ
てもよい。式Iの環縮合ベンゼン誘導体を、例えばコラ
ーゲンマトリックスおよび他の通常の被包材料、例えば
セルロースカプセルとして、ゼラチン、ロウマトリック
ス中に被包された形でまたはリポソーム的に被包された
形で投与するのも有利である。殊に、DE−OS430
8282号に記載されるようなロウマトリックスが有利
であることが判明した。
【0049】本発明の意味において、式Iの環縮合ベン
ゼン誘導体を皮膚および頭髪のクレンジングのための水
性系ないしは界面活性剤調製物に混和することも可能で
あり、かつ有利である。
【0050】従って、皮膚および/または頭髪を酸化負
荷に対して保護するための式Iの少なくとも1種の環縮
合ベンゼン誘導体の使用、殊にシャンプーおよび洗浄配
合物中での式Iの少なくとも1種の環縮合ベンゼン誘導
体の使用も本発明の有利な実施態様と見なされる。
【0051】本発明による化粧品および皮膚科学調剤
は、通常このような調製物中に使用されるような化粧助
剤、例えば防腐剤、殺菌剤、香料、泡止め剤、染料、着
色作用を有する顔料、増粘剤、界面活性剤、乳化剤、柔
軟化剤、加湿剤および/または保湿剤、脂肪、油、ロウ
またはアルコール、ポリオール、ポリマー、泡安定剤、
電解質、有機溶剤またはシリコーン誘導体のような化粧
品または皮膚科学調剤の他の通常の成分を含有すること
ができる。
【0052】殊に、式Iの環縮合ベンゼン誘導体は本発
明により他の酸化防止剤および/またはラジカル捕捉剤
と組合せることもできる。
【0053】本発明により、有利な酸化防止剤として化
粧および/または皮膚科学的適用に適当であるかまたは
慣用のすべての酸化防止剤を使用することができる。
【0054】有利に、酸化防止剤は、アミノ酸(例えば
グリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)お
よびその誘導体、イミダゾール(例えばウロカニン酸)
およびその誘導体、D,L−カルノシン、D−カルノシ
ン、L−カルノシンのようなペプチドおよびその誘導体
(例えばアンセリン)、カロテノイド、カロテン(例え
ばα−カロテン、β−カロテン、リコピン)およびその
誘導体、クロロゲン酸およびその誘導体、リポ酸および
その誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、オーロチオグル
コース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(例
えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シス
チン、シスタミンおよびそのグリコシルエステル、N−
アセチルエステル、メチルエステル、エチルエステル、
プロピルエステル、アミルエステル、ブチルエステルお
よびラウリルエステル、パルミトイルエステル、オレイ
ルエステル、γ−リノレイルエステル、コレステリルエ
ステルおよびグリセリルエステル)ならびにその塩、ジ
ラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプ
ロピオネート、チオジプロピオン酸およびその誘導体
(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチ
ド、ヌクレオシドおよび塩)ならびにスルホキシイミン
化合物(例えばブチオニンスルホキシイミン、ホモシス
テインスルホキシイミン、ブチオニンスルホン、ペンタ
−、ヘキサ−、ヘプタチオニンスルホキシイミン)を非
常に低い許容量(例えばpモル〜μモル/kg)で、さ
らに(金属)キレート化剤(例えばα−ヒドロキシ脂肪
酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α
−ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、
フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベル
ジン、EDTA,EGTAおよびその誘導体、不飽和脂
肪酸およびその誘導体(例えばγ−リノレン酸、リノー
ル酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノ
ールおよびユビキノンおよびその誘導体、ビタミンCお
よび誘導体(例えばアスコルビルパルミテート、アスコ
ルビルリン酸マグネシウム、アスコルビルアセテー
ト)、トコフェロールおよび誘導体(例えばビタミンE
アセテート、ビタミンAおよび誘導体(ビタミンAパル
ミテート)ならびにベンゾイン樹脂のコニフェリルベン
ゾエート、ルチン酸およびその誘導体、ブチルヒドロキ
シトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒド
ログアヤク樹脂酸、ノルジヒドログアヤレット酸、トリ
ヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マ
ンノースおよびその誘導体、セサモール、セサモリン、
亜鉛およびその誘導体(例えばZnO、ZnSO4)、
セレンおよびその誘導体(例えばセレンメチオニン)、
スチルベンおよびその誘導体(例えばスチルベンオキシ
ド、トランススチルベンオキシド)および記述されたこ
れら作用物質の本発明による適当な誘導体(塩、エステ
ル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプ
チドおよび脂質)からなる群から選択される。
【0055】調製物中の上述した酸化防止剤(1種以上
の化合物)の量は、調製物の全質量に対して、特に0.
001〜30質量%、特に好ましくは0.05〜20質
量%、殊に1〜10質量%である。
【0056】ビタミンEおよび/またはその誘導体が酸
化防止剤である限り、それのその都度の濃度を、配合物
の全質量に対して0.001〜10質量%の範囲から選
択するのが有利である。
【0057】ビタミンAないしはビタミンA誘導体ない
しはカロチンないしはその誘導体が付加的酸化防止剤で
ある限り、それのその都度の濃度を、配合物の全質量に
対して0.001〜10質量%の範囲から選択するのが
有利である。
【0058】本発明によるエマルションは有利であり、
例えば記述した脂肪、油、ロウおよび他の脂肪性物質、
ならびに水およびこのような型の配合物に普通に使用さ
れるような乳化剤を含有する。
【0059】脂質相は有利に次の物質群から選択するこ
とができる: −鉱油、ミネラルワックス; −カプリン酸またはカプリル酸のトリグリセリドのよう
な油、さらに例えばヒマシ油のような天然油; −脂肪、ロウおよび他の天然および合成脂肪性物質、特
に低い炭素数のアルコール、例えばイソプロパノール、
プロピレングリコールまたはグリセリンとの脂肪酸のエ
ステル、または低い炭素数のアルカン酸または脂肪酸と
の脂肪アルコールのエステル; −アルキルベンゾエート; −ジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、
ジフェニルポリシロキサンおよびその混合形のようなシ
リコーン油。
【0060】本発明の意味でのエマルション、オレオゲ
ルないしはヒドロ分散液またはリポ分散液の油相は有利
に、3〜30個の炭素原子の鎖長の飽和または不飽和、
分枝状および/または非分枝状のアルカンカルボン酸お
よび3〜30個の炭素原子の鎖長の飽和および/または
不飽和、分枝状および/または非分枝状のアルコールか
らのエステルの群、芳香族カルボン酸および3〜30個
の炭素原子の鎖長の飽和および/または不飽和、分枝状
および/または非分枝状のアルコールからのエステルの
群から選択される。このようなエステル油は有利に、イ
ソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、
イソプロピルステアレート、イソプロピルオレエート、
n−ブチルステアレート、n−ヘキシルラウレート、n
−デシルオレエート、イソオクチルステアレート、イソ
ノニルステアレート、イソノニルイソノナノエート、2
−エチルヘキシルパルミテート、2−エチルヘキシルラ
ウレート、2−ヘキシルデシルステアレート、2−オク
チルドデシルパルミテート、オレイルオレエート、オレ
イルエルケート、エルシルオレエート、エルシルエルケ
ートおよびこのようなエステルの合成、半合成および天
然の混合物、例えばホホバ油の群から選択される。
【0061】さらに油相は有利に、分枝状および非分枝
状炭化水素および炭化水素ロウ、シリコーン油、ジアル
キルエーテルの群、飽和または不飽和、分枝状または非
分枝状アルコールの群、ならびに脂肪酸トリグリセリド
の群、特に8〜24C原子、殊に12〜18C原子の鎖
長の飽和および/または不飽和、分枝状および/または
非分枝状のアルカンカルボン酸のトリグリセリンエステ
ルの群から選択される。脂肪酸トリグリセリドは、例え
ば有利に合成、半合成および天然の油、例えばオリーブ
油、ヒマワリ油、大豆油、落花生油、菜種油、扁桃油、
パーム油、ヤシ油、パーム核油等の群から選択される。
【0062】このような油成分およびロウ成分の任意の
混合物も、有利に本発明の意味で使用できる。場合によ
っては、ロウ(例えばセチルパルミテート)を油相の単
独脂質成分として使用することも有利である。
【0063】有利に油相は、2−エチルヘキシルイソス
テアレート、オクチルドデカノール、イソトリデシルイ
ソノナノエート、イソエイコサン、2−エチルヘキシル
ココエート、C12〜C15アルキルベンゾエート、カプリ
ル酸/カプリン酸トリグリセリドおよびジカプリルイル
エーテルの群から選択される。
【0064】C12〜C15アルキルベンゾエートおよび2
−エチルヘキシルイソステアレートからなる混合物、C
12〜C15アルキルベンゾエートおよびイソトリデシルイ
ソノナノエートからなる混合物ならびにC12〜C15アル
キルベンゾエート、2−エチルヘキシルイソステアレー
トおよびイソトリデシルイソノナノエートからなる混合
物が特に有利である。
【0065】炭化水素のうち、パラフィン油、スクアラ
ンおよびスクアレンが本発明の意味で有利に使用でき
る。
【0066】有利に、油相はさらに環状または線状シリ
コーン油の含量を有するかまたは完全にこのような油か
らなることができ、しかしその際1種以上のシリコーン
油の外に他の油相成分の付加的含量を使用することが好
まれる。
【0067】有利に、シクロメチコン(オクタメチルシ
クロテトラシロキサン)が本発明により使用すべきシリ
コーン油として使用される。本発明の意味で、他のシリ
コーン油、例えばヘキサメチルシクロトリシロキサン、
ポリジメチルシロキサン、ポリ(メチルフェニルシロキ
サン)も有利である。
【0068】さらに、シクロメチコンおよびイソトリデ
シルイソノナノエートからなる混合物、シクロメチコン
および2−エチルヘキシルイソステアレートからなる混
合物が特に有利である。
【0069】本発明による調製物の水相は、場合により
有利に低い炭素数のアルコール、ジオールまたはポリオ
ール、ならびにそのエーテル、特にエタノール、イソプ
ロパノール、プロピレングリコール、グリセリン、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノエチルまたは
モノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ル、モノエチルまたはモノブチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノメチルまたはモノエチルエーテルおよび
類似の生成物、さらに低い炭素数のアルコール、例えば
エタノール、イソプロパノール、1,2−プロパンジオ
ール、グリセリンならびに殊に1種以上の、有利に二酸
化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、多糖類ないしはその誘
導体、例えばヒアルロン酸、キサンタンゴム、ヒドロキ
シメチルセルロースの群から、特に有利にポリアクリレ
ート(好ましくはいわゆるカルボポール(carbop
ole)、例えばタイプ980、981、1382、2
984、5984のカルボポール)の群から選択するこ
とのできる増粘剤を、その都度単独かまたは組合せて含
有する。
【0070】殊に、上記に記述した溶剤の混合物が使用
される。アルコール溶剤の場合、水が他の成分であって
もよい。
【0071】本発明によるエマルションは有利であり、
例えば記述した脂肪、油、ロウおよび他の脂肪性物質な
らびに水およびこのようなタイプの配合物に普通に使用
されるような乳化剤を含有する。
【0072】本発明によるゲルは、通常低い炭素数のア
ルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、1,
2−プロパンジオール、グリセリンおよび水ないしは増
粘剤(油性アルコールゲルの場合には特に二酸化ケイ素
またはケイ酸アルミニウム、水性アルコールゲルまたは
アルコールゲルの場合には特にポリアクリレートであ
る)の存在における上記に記述した油を含有する。
【0073】エーロゾル容器から噴霧できる本発明によ
る配合物の噴射剤としては、通常の公知易揮発性の液化
噴射剤、例えば炭化水素(プロパン、ブタン、イソブタ
ン)が適当であり、これらは単独かまたは相互の混合物
で使用することができる。圧縮空気も有利に使用でき
る。
【0074】有利に、本発明による調製物はさらに、U
V−A領域およびUV−B領域の紫外線を吸収する物質
を含有することができ、その際フィルター物質の全量
は、頭髪ないしは皮膚を紫外線の全領域に対し保護する
化粧品を提供するために、調製物の全量に対して、例え
ば0.1質量%〜30質量%、特に0.5〜10質量
%、殊に1.0〜6.0質量%である。これらは、頭髪
または皮膚の日焼け止め剤として使用することもでき
る。
【0075】本発明による調製物がUV−Bフィルター
物質を含有する場合、これらの物質は油溶性または水溶
性であってもよい。本発明による有利な油溶性UV−B
フィルターは例えば: −3−ベンジリデンショウノウ誘導体、特に3−(4−
メチルベンジリデン)ショウノウ、3−ベンジリデンシ
ョウノウ; −4−アミノ安息香酸誘導体、特に4−(ジメチルアミ
ノ)−安息香酸(2−エチルヘキシル)エステル、4−
(ジメチルアミノ)−安息香酸アミルエステル; −ケイ皮酸のエステル、特に4−メトキシケイ皮酸(2
−エチルヘキシル)エステル、4−メトキシケイ皮酸イ
ソペンチルエステル; −サリチル酸のエステル、特にサリチル酸(2−エチル
ヘキシル)エステル、サリチル酸(4−イソプロピルベ
ンジル)エステル、サリチル酸ホモメンチルエステル; −ベンゾフェノンの誘導体、特に2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シ−4′−メチルベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン; −ベンザルマロン酸のエステル、特に4−メトキシベン
ザルマロン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステルおよび −2,4,6−トリアニリノー(p−カルボ−2′−エ
チル−1′−ヘキシルオキシ)−1,3,5−トリアジ
ンである。
【0076】有利な水溶性UV−Bフィルターは、例え
ば: −2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸の
塩、例えばそのナトリウム塩、カリウム塩またはそのト
リエタノールアンモニウム塩、ならびにスルホン酸自
体; −ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、特に2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸お
よびその塩; −3−ベンジリデンショウノウのスルホン酸誘導体、例
えば4−(2−オキソ−3−ボルニリデンメチル)ベン
ゼンスルホン酸、2−メチル−5−(2−オキソ−3−
ボルニリデンメチル)スルホン酸およびその塩ならびに
1,4−ジ(2−オキソ−10−スルホ−3−ボルニリ
デンメチル)ベンゼン(ベンゼン−1,4−ジ(2−オ
キソ−3−ボルニリデンメチル)−10−スルホン酸と
も呼称される)およびその塩(相応する10−スルファ
ト化合物、例えば相応するナトリウム塩、カリウム塩ま
たはトリエタノールアンモニウム塩)である。
【0077】本発明による作用物質の組み合わせと結合
して使用することのできる記述したUV−Bフィルター
のリストは、当然限定されるものであってはならない。
【0078】酸化防止剤として少なくとも1種の式Iの
環縮合ベンゼン誘導体と少なくとも1種のUV−Bフィ
ルターの組み合わせの使用ないしは化粧品または皮膚科
学調剤中での酸化防止剤として少なくとも1種の式Iの
環縮合ベンゼン誘導体と少なくとも1種のUV−Bフィ
ルターの組み合わせの使用も本発明の対象である。
【0079】少なくとも1種の式Iの環縮合ベンゼン誘
導体を、従来通常化粧品中に含有されていたUV−Aフ
ィルターと組み合わせるのも有利である。これらの物質
は、特にジベンゾイルメタンの誘導体、殊に1−(4′
−tert.ブチルフェニル)−3−(4′−メトキシ
フェニル)プロパン−1,3−ジオンおよび1−フェニ
ル−3−(4′−イソプロピルフェニル)プロパン−
1,3−ジオンである。これらの組み合わせないしはこ
れらの組み合わせを含有する調製物も本発明の対象であ
る。UV−B組み合わせに使用される量を使用すること
ができる。
【0080】酸化防止剤として少なくとも1種の式Iの
環縮合ベンゼン誘導体と少なくとも1種のUV−Aフィ
ルターの組み合わせの使用ないしは化粧品または皮膚科
学調剤中での酸化防止剤としての少なくとも1種の式I
の環縮合ベンゼン誘導体の組み合わせの使用も本発明の
対象である。
【0081】酸化防止剤として少なくとも1種の式Iの
環縮合ベンゼン誘導体と少なくとも1種のUV−Aフィ
ルターおよび少なくとも1種のUV−Bフィルターの組
み合わせの使用ないしは化粧品または皮膚科学調剤中で
の酸化防止剤として少なくとも1種の式Iの環付加ベン
ゼン誘導体と少なくとも1種のUV−Aフィルターおよ
び少なくとも1種のUV−Bフィルターの組み合わせの
使用も本発明の対象である。
【0082】少なくとも1種の式Iの環縮合ベンゼン誘
導体の有効含量を有する化粧品および皮膚科学調剤は、
通常化粧品中に紫外線に対し皮膚を保護するために使用
される無機顔料を含有することもできる。これは、チタ
ン、亜鉛、ジルコニウム、ケイ素、マンガン、セリウム
の酸化物およびその混合物、ならびに酸化物が活性作用
物質である変態である。二酸化チタンを基礎とする顔料
が特に有利である。
【0083】UV−Aフィルターおよび顔料の組み合わ
せないしはこの組み合わせを含有する配合物も、本発明
の対象である。上記の組み合わせにつき記述した量を使
用することができる。
【0084】紫外線に対し頭髪を保護するための本発明
による化粧品および皮膚科学剤は、例えばシャンプー、
およびシャンプーする前または後、パーマをかける前ま
たは後、髪を染める前または後または脱色する前または
後に髪をリンスする際に頭髪に適用される調製物、頭髪
をブロードライまたはセットするための調製物、染毛ま
たは脱色のための調製物、スタイリングおよびトリート
メント用ローション、ヘアスプレーまたはパーマ液であ
る。
【0085】化粧品および皮膚科学調剤は、作用物質お
よびヘアケアおよびヘアトリートメントのためのこのタ
イプの調製物に対し普通に使用されるような助剤を含有
する。助剤としては、防腐剤、界面活性剤、泡立ち阻止
物質、増粘剤、乳化剤、脂肪、油、ロウ、有機溶剤、殺
菌剤、香料、その課題が毛髪または化粧品または皮膚科
学調剤自体を染色することである染料または顔料、電解
質、べとつき防止物質が使用される。
【0086】本発明の意味での電解質は、無機アニオン
の水溶性アルカリ塩、アンモニウム塩、アルカリ土類塩
(マグネシウムを含む)および亜鉛塩およびこのような
塩からなる任意の混合物と解され、その際これらの塩は
医薬的または化粧的に問題のないことにより優れている
ことが保証されていなければならない。
【0087】本発明によるアニオンは、好ましくは塩化
物、硫酸塩および硫酸水素塩および線状および環状オリ
ゴリン酸塩ならびに炭酸塩および炭酸水素塩の群から選
択される。
【0088】スキンクレンジング剤またはシャンプーで
ある化粧品は、特に少なくとも1種のアニオン、非イオ
ンまたは両性界面活性剤、またはこのような物質からな
る混合物、水媒体中の式Iの環付加ベンゼン誘導体およ
びそれに対し普通に使用される助剤を含有する。界面活
性剤ないしはこれらの物質からなる混合物は、シャンプ
ー剤中に1質量%および50質量%の間の濃度で存在し
うる。
【0089】化粧品または皮膚科学調剤が、洗い落され
および例えば脱色の前または後、シャンプーする前また
は後、パーマをかける前または後での2つのシャンプー
する過程の間に適用されるローションの形で存在する場
合には、これは、例えば場合により界面活性剤を含有す
る(その濃度は0.1および10質量%の間、特に0.
2および5%の間であってもよい)水溶液または水性ア
ルコール溶液である。
【0090】これらの化粧品または皮膚科学調剤は、こ
れに普通に使用される助剤を有するエーロゾルであって
もよい。
【0091】洗い落さないローションの形の化粧品、殊
に頭髪のセット用ローション、頭髪をブロードライする
ために使用されるローション、スタイリングおよびトリ
ートメント用ローションは、一般に水溶液、アルコール
溶液または水性アルコール溶液の形であり、少なくとも
1種のカチオン、アニオン、非イオンまたは両性ポリマ
ーまたはその混合物および少なくとも1種の式Iの環付
加ベンゼン誘導体を有効濃度で含有する。使用されるポ
リマーの量は、例えば0.1および10%の間、好まし
くは0.1および3質量%の間である。
【0092】少なくとも1種の式Iの環縮合ベンゼン誘
導体を含有する頭髪をトリートメントおよびケアするた
めの化粧品は、非イオン型またはアニオン型のエマルシ
ョンとして存在しうる。非イオンエマルションは、水の
外に、例えばポリエトキシル化またはポリプロポキシル
化されていてもよい油または脂肪アルコール、または両
有機成分からなる混合物をも含有する。これらのエマル
ションは、場合によりカチオン界面活性剤を含有する。
【0093】本発明により、頭髪をトリートメントおよ
びケアするための化粧品は、少なくとも1種の式Iの環
縮合ベンゼン誘導体およびそれに普通に使用される溶
剤、好ましくは水の外に、なお有機増粘剤、例えばアラ
ビアゴム、キサンタンゴム、アルギン酸ナトリウム、セ
ルロース誘導体、特にメチルセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースまたは無機増粘剤、例えばケイ酸アルミニウ
ム、例えばベントナイト、またはポリエチレングリコー
ルおよびポリエチレングリコールステアレートまたはジ
ステアレートの混合物を含有するゲルとして存在するこ
とができる。
【0094】特に、頭髪用の製品中の式Iの環縮合ベン
ゼン誘導体の量は、製品の全質量に対して、0.01〜
15質量%、好ましくは0.05〜5質量%、殊に0.
1〜2質量%である。
【0095】本発明による水性化粧クレンジングまたは
水性クレンジング用の低水量または水不含のクレンジン
グ剤濃縮物は、アニオン、非イオンおよび/または両性
界面活性剤、例えば −慣例の石鹸、例えばナトリウムの脂肪酸塩 −アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェー
ト、アルカンベンゼンスルホネートおよびアルキルベン
ゼンスルホネート −スルホアセテート −スルホベタイン −サルコシネート −アミドスルホベタイン −スルホスクシネート −スルホコハク酸半エステル −アルキルエーテルカルボキシレート −タンパク質−脂肪酸縮合物 −アルキルベタインおよびアミドベタイン −脂肪酸アルカノールアミド −ポリグリコールエーテル誘導体を含有することができ
る。
【0096】皮膚用化粧クレンジング調製物である化粧
品は、液状または固形で存在しうる。これらは、少なく
とも1種の式Iの環縮合ベンゼン誘導体のほかに、特に
少なくとも1種のアニオン、非イオンまたは両性界面活
性剤またはそれらからなる混合物、所望の場合このため
に通常使用されるような1種以上の電解質および助剤を
含有する。界面活性剤は、調製物の全質量に対して、1
質量%および94質量%の間の濃度で存在しうる。
【0097】シャンプーである化粧品は、有効含量の少
なくとも1種の式Iの環縮合ベンゼン誘導体の外に、特
に少なくとも1種のアニオン、非イオンまたは両性界面
活性物質またはそれらからなる混合物、場合によりこの
ために通常使用されるような本発明による電解質および
助剤を含有する。界面活性剤は、シャンプー中に1質量
%および94質量%の間の濃度で存在しうる。
【0098】本発明による組成物は、上述した界面活性
剤の他に、水および場合により化粧品中に通常の添加
物、例えば香料、増粘剤、染料、消臭剤、抗微生物物
質、再加脂剤、錯生成剤および金属イオン封鎖剤、真珠
光沢剤、植物エキス、ビタミン、作用物質等を含有す
る。
【0099】本発明は、皮膚および頭髪を酸化ないしは
光酸化過程に対して保護するための化粧法にも関し、こ
の方法は少なくとも1種の式Iの環縮合ベンゼン誘導体
の有効濃度を含有する化粧品を十分な量で皮膚または頭
髪に塗布することを特徴とする。
【0100】同様に本発明は、化粧品が少なくとも1種
の式Iの環縮合ベンゼン誘導体の有効含量を有すること
を特徴とする、化粧品または皮膚科学調剤を酸化または
光酸化に対して保護する方法をも包含し、その際これら
の調製物は例えば頭髪のトリートメントおよびケアのた
めの調製物、殊に毛染め剤、ヘアスプレー、シャンプ
ー、カラーシャンプー、さらに例えばネイルワニス、口
紅、ファンデーションのようなメーキャップ製品、洗浄
およびシャワー調製物、皮膚のトリートメントまたはケ
ア用クリームまたはその成分が貯蔵の際の酸化ないしは
光酸化に基づく安定性の問題と関連しうるすべての他の
化粧品である。
【0101】特に、これら調製物中での式Iの環縮合ベ
ンゼン誘導体の量は、調製物の全質量に対して、0.0
1〜15質量%、好ましくは0.05〜5質量%、殊に
0.1〜2.0質量%である。
【0102】本発明による化粧組成物の製造方法も本発
明の対象であり、この方法は自体公知の方法で本発明に
よる作用物質の組み合わせを化粧品および皮膚科学調剤
中に均質混合することを特徴とする。
【0103】次の例は、本発明を説明するものであっ
て、これを制限するものではない。すべての量の記載、
分量および百分率は、別記しない限り、質量によりおよ
び調製物の全量ないしは全質量に対してである。
【0104】
【実施例】 例1 O/Wローション 質量% パラフィン油(DAB9) 8.00 イソプロピルパルミテート 3.00 ペトロラタム 4.00 セチルステアリルアルコール 2.00 PEG−40ヒマシ油 0.50 セチルステアリル硫酸ナトリウム 0.5 ナトリウムカルボマー(garbomer) 0.40 化合物Ia 0.50 グリセリン 3.00 α−トコフェロール 0.20 オクチルメトキシシンナメート 5.00 ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1.00 防腐剤、染料、香料 適量 水 合計100.00 例2 リップケアステック 質量% 水素化ヒマシ油 4.00 セレシン 8.00 密蝋 4.00 カルナウバロウ 2.00 ペトロラタム 40.00 化合物Ia 0.50 β−カロテン 0.10 防腐剤、香料 適量 パラフィン油 合計100.00 例3 ゲル 質量% カルボポール(Carbopol)934P 2.00 トリエタノールアミン 3.00 化合物Ia 0.50 α−トコフェリルアセテート 0.20 ポリオキシエチレンソルビタン 脂肪酸エステル(Tween20) 0.50 グリセリン 2.00 ナトリウムPCA 0.50 加水分解コラーゲン 2.00 防腐剤、染料、香料 適量 水 合計100.00 例4 日焼け止めエマルション 質量% シクロメチコン(Cyclomethicon) 2.00 セチルジメチコン コポリオール 0.20 PEG 22−ドデシル コーポリマー 3.00 パラフィン油(DAB9) 2.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.80 オクチルメトキシシンナメート 5.80 ブチルメトキシジベンゾイルメタン 4.00 化合物Ia 0.50 α−トコフェリルアセテート 0.50 ZnSO4 0.70 Na3HEDTA 0.3 防腐剤、染料、香料 適量 水 合計100.00 例5 ヘアローション 質量% エタノール 40.00 ジイソプロピルアジペート 0.10 PEG−40水素化ヒマシ油 0.20 化合物Ia 0.50 α−トコフェリルアセテート 0.10 防腐剤、染料、香料 適量 水 合計100.00
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/06 A61K 7/06 7/42 7/42 31/353 31/353 A61P 39/06 A61P 39/06 C07D 311/72 C07D 311/72 // C07D 307/79 307/79

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品または皮膚科学調剤中の酸化防止
    剤および/またはラジカル捕捉剤としての一般式I 【化1】 [式中、置換基は互いに独立に次の意味を有する:R1
    は水素、C1〜C12アシルであり;R2は水素、C1〜C
    12アルキルであり;R3およびR4はC1〜C12アルキル
    であり;R5およびR6は水素、C1〜C12アルキルであ
    り;Xは−CH2−、−(CH22−である]の環縮合
    ベンゼン誘導体の使用。
  2. 【請求項2】 置換基が互いに独立に次の意味を有す
    る:R1は水素であり、R2はC3〜C6アルキルであり;
    3およびR4はC3〜C8アルキルであり;R5は水素で
    あり;R6はC3〜C6アルキルであり;Xは−CH2−で
    ある、請求項1記載の使用。
  3. 【請求項3】 式Iの化合物の少なくとも1種が化粧品
    または皮膚科学調剤中に有効含量で存在することを特徴
    とする請求項1または2記載の使用。
  4. 【請求項4】 式Iの化合物の少なくとも1種が化粧品
    または皮膚科学調剤中に0.01〜15質量%の濃度で
    存在することを特徴とする請求項1から3までのいずれ
    か1項記載の使用。
  5. 【請求項5】 化粧および医薬的に適当な担体中に式I 【化2】 [式中、置換基は請求項1により定義された意味を有す
    る]の化合物の有効量を酸化防止剤またはラジカル捕捉
    剤として含有することを特徴とするヒトの表皮を保護す
    るための化粧品または皮膚科学調剤。
  6. 【請求項6】 酸化防止剤またはラジカル捕捉剤として
    式I[式中、置換基は請求項2により定義された意味を
    有する]の化合物を含有する、請求項5記載の化粧品ま
    たは皮膚科学調剤。
  7. 【請求項7】 酸化防止剤またはラジカル捕捉剤として
    式Ia 【化3】 の化合物を含有する、請求項5または6記載の化粧品ま
    たは皮膚科学調剤。
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