JP2001088925A - 高さ調整装置及びこの装置を備える計量装置 - Google Patents

高さ調整装置及びこの装置を備える計量装置

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JP2001088925A JP26977499A JP26977499A JP2001088925A JP 2001088925 A JP2001088925 A JP 2001088925A JP 26977499 A JP26977499 A JP 26977499A JP 26977499 A JP26977499 A JP 26977499A JP 2001088925 A JP2001088925 A JP 2001088925A
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賢紀 森山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性を低下させずに広い範囲で計量部の高さ
を調整することができ、更に計量部と操作表示部のそれ
ぞれの高さを別々に調整できるようにすること。 【解決手段】 第1の高さ調整装置10により高さ調整
が可能な計量部4と、第2の高さ調整装置12により計
量部4に対する高さ調整が可能な操作表示部5と、を備
え、第1の高さ調整装置10は、計量部4に設けた第1
の連結部と着脱可能な第2の連結部を有する第1の雌ね
じ部14と、第1の雌ねじ部14と螺合し計量部4を昇
降移動させるための第1の雄ねじ部17と、一方の端部
に計量部4の第1の連結部と着脱可能な第3の連結部を
有し、他方の端部に第1の雌ねじ部14の第2の連結部
と着脱可能な第4の連結部を有する延長部材と、を備
え、第2の高さ調整装置12は、操作表示部5の側面に
設けた複数のねじ孔と、計量部4と結合する保持板27
に設けられねじ孔に螺合可能な第2の雄ねじ部と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被支持体の設置
高さを調整するための高さ調整装置、並びに計量コンベ
アの高さ、及び計量コンベアに対する表示部の高さを調
整することができる計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計量装置には、計量コンベアがロ
ードセルに支持された状態で架台上に設置されており、
この架台に表示部が固定して設置されているものがあ
る。この種の計量装置は、架台を支持する各脚部にねじ
式の高さ調整装置を設けてある。この高さ調整装置は、
架台の各脚部の下端部に雌ねじ部を設けてあり、これら
各雌ねじ部に高さ調整ボルトを螺合させてある。この高
さ調整装置によると、計量コンベアの搬送面を既設の搬
入コンベアの搬送面の高さに合わせるために、計量コン
ベアの高さを変更するときは、4つの各高さ調整ボルト
を各脚部の下端部から伸長、又は短縮させる方向に回し
て所望の高さに調整することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のねじ式
の高さ調整装置では、計量コンベアの搬送面の高さを高
くするために高さ調整ボルトを脚部の下端部から伸長さ
せると、長くするに従って、設置されている計量コンベ
アの剛性が低くなって計量精度が低下するという問題が
ある。つまり、高さ調整ボルトは、外周面に雄ねじが設
けられている略円柱形であり、これを太くすると、重量
が重くなるし、この高さ調整ボルトが螺合する雌ねじ部
の外径も大きくなって嵩だかくなり、高さ調整ボルトを
太くするにも限界がある。
【0004】そして、計量コンベアの高さを変更したと
きは、計量コンベア、表示部、及び架台から成る計量装
置全体の高さも変わるので、表示部が作業者にとって見
にくい高さとなることがある。
【0005】この発明は、剛性を低下させずに比較的広
い範囲で被支持体の高さを調整することができる高さ調
整装置、及び計量部と表示部(又は操作部)のそれぞれ
の高さを別々に調整することができる計量装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る高さ調
整装置によると、被支持体に設けられている第1の連結
部と着脱可能な第2の連結部を有する第1の雌ねじ部
と、第1の雌ねじ部と螺合し上記被支持体を昇降移動さ
せるための第1の雄ねじ部と、一方の端部に上記被支持
体の第1の連結部と着脱可能な第3の連結部を有し、他
方の端部に第1の雌ねじ部の第2の連結部と着脱可能な
第4の連結部を有する所定の長さの延長部材と、を具備
することを特徴とするものである。
【0007】第2の発明に係る高さ調整装置は、第1の
発明において、第1の連結部と第2の連結部、第1の連
結部と第3の連結部、及び第2の連結部と第4の連結部
は、それぞれ互いにねじによって着脱可能であり、第1
の雄ねじ部の第1の雌ねじ部に対する緩みを防止するた
めの第2の雌ねじ部を第1の雄ねじ部に螺合させた構成
であることを特徴とするものである。
【0008】第3の発明に係る計量装置は、第1の高さ
調整装置により高さ調整が可能な計量部と、第2の高さ
調整装置により上記計量部に対する高さ調整が可能な表
示部又は操作部と、を備える計量装置において、第1の
高さ調整装置は、上記計量部に設けられている第1の連
結部と着脱可能な第2の連結部を有する第1の雌ねじ部
と、第1の雌ねじ部と螺合し上記計量部を昇降移動させ
るための第1の雄ねじ部と、一方の端部に上記計量部の
第1の連結部と着脱可能な第3の連結部を有し、他方の
端部に第1の雌ねじ部の第2の連結部と着脱可能な第4
の連結部を有する所定の長さの延長部材と、を具備し、
第2の高さ調整装置は、上記表示部又は操作部と結合す
る所定の表面に高さ方向に沿って互いに間隔を隔てて設
けられている複数の凹部又はねじ孔と、上記計量部と結
合する部分に設けられ、上記凹部に着脱可能に係合させ
ることができる凸部、又は上記ねじ孔に螺合可能な第2
の雄ねじ部と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0009】第1の発明に係る高さ調整装置によると、
被支持体を比較的低い高さに設置するときは、第1の連
結部に第2の連結部を連結させることにより被支持体に
第1の雌ねじ部を取り付け、この第1の雌ねじ部に第1
の雄ねじ部を螺合させて取り付ける。そして、第1の雄
ねじ部を回動させることにより、第1の雌ねじ部からの
突出長さを伸長又は短縮させることができ、これによっ
て、被支持体が所望の高さとなるように調整することが
できる。そして、被支持体を比較的高い高さに設置する
ときは、第1の連結部に第3の連結部を連結させること
により被支持体に延長部材を取り付け、第4の連結部に
第2の連結部を連結させることにより、延長部材に第1
の雌ねじ部を取り付ける。更に、第1の雌ねじ部に第1
の雄ねじ部を螺合させて取り付ける。そして、第1の雄
ねじ部を回動させることにより、第1の雌ねじ部からの
突出長さを伸長又は短縮させることができ、これによっ
て、被支持体が所望の高さとなるように調整することが
できる。
【0010】第2の発明に係る高さ調整装置によると、
第1の連結部と第2の連結部、第1の連結部と第3の連
結部、及び第2の連結部と第4の連結部を、それぞれ互
いにねじによって着脱可能に連結させることができる。
【0011】第3の発明に係る計量装置に設けられてい
る第1の高さ調整装置は、第1の発明と同等の作用する
ので説明を省略する。第2の高さ調整装置によると、表
示部又は操作部を計量部に対して所望の高さに変更した
状態で、計量部側に設けられている凸部、又は第2の雄
ねじ部を表示部又は操作部側に設けられている凹部に係
合、又はねじ孔に螺合させることにより表示部又は操作
部を計量部に固定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る計量装置を重量選別
機に適用した一実施形態を各図を参照して説明する。こ
の重量選別機は、図1及び図2に示すように、直線パイ
プ1及び接続パイプ2等を接合させて形成した架台3に
計量部4と操作表示部5を設けてある。計量部4は、架
台3上に設置されている荷重検出器6と、この荷重検出
器6により支持されている計量コンベア7と、を備えて
いる。なお、架台3には、被計量物を計量コンベア7の
入口に送り込むための送り込みコンベア8を設けてあ
る。そして、この架台3を支持する4つの各脚部9に合
計4組の第1の高さ調整装置10を設けてある。操作表
示部5は、縦長の略直方体の筐体11の上部の正面に設
けてある。この筐体11は、第2の高さ調整装置12を
介して架台3に設けてある。
【0013】重量選別機は、図には示さないが、計量コ
ンベア7の後段に例えば複数の振分け装置を接続して使
用する。この重量選別機は、被計量物が送り込みコンベ
ア8により搬送されて計量コンベア7に送り込まれる
と、この被計量物が計量コンベア7上を通過する間に被
計量物の重量を荷重検出器6が検出し、この検出した重
量が予め設定されている複数の重量区分のうちのいずれ
の重量区分に属しているかを選別部が選別することがで
きるようになっている。この選別部は従来公知のもので
あり、図には示さないがCPU(中央演算処理装置)に
より構成されており、その選別した重量区分と対応する
振分け装置に選別信号を出力する。すると、被計量物が
その該当する振分け装置の位置に搬送されたときに、そ
の振分け装置が作動して被計量物を所定の振分け位置に
振り分けることができる。また、操作表示部5は、例え
ば複数の各重量区分の境界重量値等の各種データの設
定、及び表示をすることができるし、計量部4により計
量された被計量物の重量及び重量区分を表示することが
できるものである。また、各種エラーの内容を表示する
こともできる。
【0014】次に、本発明の特徴とする第1の高さ調整
装置10、及び第2の高さ調整装置12を説明する。第
1の高さ調整装置10は、図1に示すように架台3の脚
部9に4組設けてあり、それぞれ同等のものであるので
1組を説明し、他の組の説明を省略する。第1の高さ調
整装置10は、図5(a)〜(c)に示すように、架台
3を比較的低い所定の範囲で調整を行うことができる
し、図5(d)〜(f)に示すように、架台3を比較的
高い所定の範囲で調整を行うことができる。図5(a)
〜(c)に示すように、第1の高さ調整装置10によ
り、計量コンベア7及び送り込みコンベア8の搬送面、
並びにこれら計量コンベア7等が固定して設けられてい
る架台3を比較的低い高さに調整して設置するときは、
短円筒形の脚部9の下端開口部に形成してある第1の連
結部(雌ねじ部)13に第1の雌ねじ部14の上端部に
設けられている第2の連結部(雄ねじ部)15を螺合さ
せることにより脚部9に第1の雌ねじ部14を取り付
け、この第1の雌ねじ部14の雌ねじ部16に第1の雄
ねじ部17を螺合させて取り付ける。そして、第1の雄
ねじ部17を、第1の雌ねじ部14からの突出長さを伸
長又は短縮させる方向に回動させることにより、計量コ
ンベア7及び送り込みコンベア8の搬送面が所望の高さ
となるように調整することができる。
【0015】図5(d)〜(f)に示すように、第1の
高さ調整装置10により、計量コンベア7及び送り込み
コンベア8の搬送面を比較的高い高さに調整して設置す
るときは、第1の連結部13(雌ねじ部)に第3の連結
部(雄ねじ部)18を螺合させることにより脚部9に延
長部材19を取り付け、この延長部材19の第4の連結
部(雌ねじ部)20に第2の連結部(雄ねじ部)15を
螺合させることにより、延長部材19の下端部に第1の
雌ねじ部14を取り付ける。更に、第1の雌ねじ部14
の雌ねじ部16に第1の雄ねじ部17を螺合させて取り
付ける。そして、第1の雄ねじ部17を、第1の雌ねじ
部14からの突出長さを伸長又は短縮させる方向に回動
させることにより、計量コンベア7及び送り込みコンベ
ア8の搬送面が所望の高さとなるように調整することが
できる。なお、図5に示す21は締め付けナットであ
る。この締め付けナット21は、第1の雄ねじ部17と
第1の雌ねじ部14との螺合が緩まないように固定する
ためのものである。
【0016】図2は、架台3を示す図であり、(a)は
正面図、(b)は側面図である。図2に示すように、4
本の各脚部9の下端開口部の内周面に第1の連結部(雌
ねじ部)13を設けてある。図3は、第1の雌ねじ部1
4を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図で
ある。図3に示すように、第1の雌ねじ部14は、上端
部の外周面に第2の連結部(雄ねじ部)15を設けてあ
り、下端開口部の内周面に雌ねじ部16を設けてある。
図4は、延長部材19を示す図であり、(a)は正面
図、(b)は底面図である。図4に示すように、延長部
材19は短円筒形であり、上端部の外周面に第3の連結
部(雄ねじ部)18を設けてあり、下端開口部の内周面
に第4の連結部(雌ねじ部)20を設けてある。そし
て、内孔19aは、第1の雄ねじ部17が挿通可能な大
きさに形成してある。
【0017】図5(a)〜(c)は、第1の高さ調整装
置10において、延長部材19を使用せずに、計量コン
ベア7及び送り込みコンベア8の搬送面を比較的低い高
さに設置するときの高さ調整範囲を示す図である。図5
(d)〜(f)は、第1の高さ調整装置10において、
延長部材19を使用して、計量コンベア7及び送り込み
コンベア8の搬送面等を比較的高い高さに設置するとき
の高さ調整範囲を示す図である。図5(a)及び図5
(d)は、第1の雄ねじ部17の第1の雌ねじ部14に
対する突出長さを最も短くした状態を示す図である。図
5(b)及び図5(e)は、第1の雄ねじ部17の第1
の雌ねじ部14に対する突出長さを最も長く伸ばした状
態を示す図である。図5(c)、図5(f)は、第1の
雄ねじ部17の第1の雌ねじ部14に対する突出長さ
を、図5(a)に示す状態と図5(b)に示す状態の間
の長さ(又は図5(d)に示す状態と図5(e)に示す
状態の間の長さ)にした状態を示す図である。
【0018】上記のように構成された第1の高さ調整装
置10によると、計量コンベア7及び送り込みコンベア
8の搬送面を比較的高い高さに設置するときは、架台3
の4つの各脚部9の下端部と、第1の雄ねじ部17が螺
合する第1の雌ねじ部14と、の間に延長部材19を取
り付けることができるので(図5(d)〜(f)参
照)、この延長部材19の長さの分だけ第1の雄ねじ部
17を第1の雌ねじ部14から長く延ばすように調整す
る必要がなく、これによって、設置される架台3の剛性
が低くならないようにすることができる。従って、架台
3に設けられている計量コンベア7及び送り込みコンベ
ア8が発生する振動を低く抑えることができ、これによ
り、計量精度の低下を防止することができる。そして、
第1の連結部13と第2の連結部15、第1の連結部1
3と第3の連結部18、及び第2の連結部15と第4の
連結部20は、それぞれ互いにねじによって着脱可能に
連結しているので、それぞれの連結部の剛性が高く、着
脱を簡単に行うことができる。
【0019】次に、図6〜図8を参照して第2の高さ調
整装置12を説明する。第2の高さ調整装置12は、図
6及び図7に示すように、操作表示部5を高さ方向に摺
動可能に架台3に取り付けている摺動機構22に設けて
ある。摺動機構22は、操作表示部5が設けられている
筐体11の左右の各側面に対してそれぞれ1組ずつ設け
てあり、この両方の摺動機構22は同等のものであるの
で図7に示す右側のものを説明し、左側のものの説明を
省略する。この摺動機構22は、案内部23とこの案内
部23に沿って摺動可能な摺動部24とから成ってい
る。
【0020】摺動部24は板状体であり、筐体11の右
側面に固定して設けてある。この摺動部24の略中央
に、縦方向に沿って互いに所定の間隔を隔てて複数のね
じ孔25、・・・(図7参照)を設けてある。そして、
この摺動部24の縦方向の両側の各縁部の筐体11側の
側縁に沿って溝26を設けてある。案内部23は、摺動
部24の縦方向の両側の各縁部と所定の隙間を隔ててそ
れぞれ配置されており、保持板27に固定して設けてあ
る。保持板27は、架台3に固定して設けてある。そし
て、各案内部23の筐体11側の縁部の摺動部24側の
側縁に突条28を突設してある。各案内部23の突条2
8は、摺動部24に設けられている対応する各溝26内
に嵌合している。そして、保持板27の中央部に挿通孔
29を設けてあり、この挿通孔29に第2の雄ねじ部3
0を回動自在に挿通してある。この第2の雄ねじ部30
は、各ねじ孔25に螺合可能であり把手31に突設して
ある。図6(b)に示す32は座金である。上記のよう
に摺動部24に設けられている複数のねじ孔25と保持
板27の挿通孔29に挿通する第2の雄ねじ部30が第
2の高さ調整装置12を構成している。
【0021】上記のように構成された第2の高さ調整装
置12によると、摺動部24を保持部27に設けられて
いる固定側の案内部23に沿って上下方向に摺動させる
ことができるので、設置面33からの計量コンベア7等
の高さを変更することなく、この摺動部24が設けられ
ている筐体11と共に操作表示部5を設置面33から所
望の高さとなるように、上下方向に移動させることがで
きる。そして、操作表示部5を設置面33から所望の高
さに変更した状態で、一対の保持板27の各挿通孔29
に挿通する各第2の雄ねじ部30を、一対の各摺動部2
4に設けられている対応する一対のねじ孔25に螺合さ
せて締め付け、これにより、操作表示部5をその両側に
配置されている一対の保持板27を介して架台3に固定
することができる。なお、図8(a)は第2の高さ調整
装置12により、操作表示部5を架台3に対して最も高
い位置に調整した状態を示す背面図であり、図8(b)
は第2の高さ調整装置12により、操作表示部5を架台
3に対して最も低い位置に調整した状態を示す背面図で
ある。
【0022】従って、この重量選別機によると、計量コ
ンベア7、及び送り込みコンベア8の各搬送面の設置面
33からの高さを、この送り込みコンベア8等に被計量
物を送り込むための例えば既設の搬入コンベア(図示せ
ず)の高さに合わせるときは、まず、第1の高さ調整装
置10により計量コンベア7等の高さの調整を行う。そ
して、計量コンベア7等の高さを変更すると、この計量
コンベア7等の高さ方向の移動に伴って操作表示部5も
同方向に移動するので、この操作表示部5の高さが作業
者にとって見にくい、又は操作しにくい不適切な高さと
なることがあるが、第2の高さ調整装置12により操作
表示部5の設置面33からの高さを調整することによ
り、操作表示部5を作業者にとって見やすい、又は操作
しやすい適切な高さに変更することができる。
【0023】ただし、上記実施形態の第2の高さ調整装
置12は、図6に示すように、把手31に設けられてい
る第2の雄ねじ部30と摺動部24に設けられている複
数のねじ孔25とから成る構成としたが、第2の雄ねじ
部30に代えて把手31にピン(凸部)を突設し、複数
のねじ孔25に代えて複数のピン挿通孔(凹部)を摺動
部24に設けた構成としてもよい。この場合、ピンがピ
ン挿通孔から外れにくくするために、ピンをピン挿通孔
に嵌合する方向に常に付勢するばねを設け、ピンをピン
挿通孔から外すときは、作業者がこのばねの力に抗する
方向に把手31を引っ張るようにするとよい。そして、
上記実施形態では、重量選別機に第1の高さ調整装置1
0及び第2の高さ調整装置12の両方を設けた構成とし
たが、必要に応じていずれか一方の高さ調整装置を設け
た構成としてもよい。また、上記実施形態では、本発明
を重量選別機に適用した例を示したが、これ以外の計量
装置に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】第1の発明に係る高さ調整装置による
と、被支持体を比較的高い高さに設置するときは、被支
持体と、第1の雄ねじ部が螺合する第1の雌ねじ部と、
の間に延長部材を取り付ける。これにより、この延長部
材の長さの分だけ第1の雄ねじ部を第1の雌ねじ部から
長く延ばすように調整する必要がなく、その結果、第1
の雄ねじ部を太くすることなく、設置される被支持体の
剛性が低くならないようにすることができる。従って、
被支持体が計量器である場合は、計量精度の低下を防止
することができる。
【0025】第2の発明に係る高さ調整装置によると、
第1の連結部と第2の連結部、第1の連結部と第3の連
結部、及び第2の連結部と第4の連結部は、それぞれ互
いにねじによって着脱可能に連結しているので、各連結
部の剛性が高く構造が簡単であり、夫々の着脱を簡単に
行うことができる。そして、第2の雌ねじ部によって第
1の雄ねじ部の第1の雌ねじ部に対する緩みを防止する
ことができる。
【0026】第3の発明に係る計量装置によると、設置
面からの計量部の高さを例えばこの計量部に被計量物を
送り込むための搬入コンベアの高さに合わせるときは、
第1の高さ調整装置により計量部の高さを調整して行う
ことができる。そして、計量部の高さを変更すると、こ
の計量部の高さ方向の移動に伴って表示部又は操作部も
同方向に移動するので、この表示部又は操作部の高さが
作業者にとって見にくい、又は操作しにくい不適切な高
さとなることがあるが、計量部の高さを変更することな
く、第2の高さ調整装置により設置面からの表示部等の
高さを調整することができる。これにより、表示部又は
操作部を作業者にとって見やすい、又は操作しやすい適
切な高さに変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る重量選別機を示す
図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】同実施形態に係る重量選別機の架台を示す図で
あり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】同実施形態の第1の高さ調整装置を構成する第
1の雌ねじ部を示す図であり、(a)は部分切欠拡大正
面図、(b)は拡大底面図である。
【図4】同実施形態の第1の高さ調整装置を構成する延
長部材を示す図であり、(a)は部分切欠拡大正面図、
(b)は拡大底面図である。
【図5】同実施形態の第1の高さ調整装置により高さ調
整を行った状態を示す図であり、(a)は延長部材を使
用せずに最も低い高さに調整した状態を示す断面図、
(b)は延長部材を使用せずに最も高い高さに調整した
状態を示す断面図、(c)は延長部材を使用せずに中ぐ
らいの高さに調整した状態を示す断面図、(d)は延長
部材を使用して最も低い高さに調整した状態を示す断面
図、(e)は延長部材を使用して最も高い高さに調整し
た状態を示す断面図、(f)は延長部材を使用して中ぐ
らいの高さに調整した状態を示す断面図である。
【図6】同実施形態の第2の高さ調整装置を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は部分拡大横断面図であ
る。
【図7】同実施形態の第2の高さ調整装置を示す側面図
である。
【図8】図8(a)は第2の高さ調整装置により、操作
表示部を架台に対して最も高い位置に調整した状態を示
す背面図であり、図8(b)は第2の高さ調整装置によ
り、操作表示部を架台に対して最も低い位置に調整した
状態を示す背面図である。
【符号の説明】
4 計量部 5 操作表示部 7 計量コンベア 10 第1の高さ調整装置 12 第2の高さ調整装置 13 第1の連結部(雌ねじ部) 14 第1の雌ねじ部 15 第2の連結部(雄ねじ部) 16 雌ねじ部(第1の雌ねじ部) 17 第1の雄ねじ部 18 第3の連結部(雄ねじ部) 19 延長部材 20 第4の連結部(雌ねじ部) 25 ねじ孔 30 第2の雄ねじ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持体に設けられている第1の連結部
    と着脱可能な第2の連結部を有する第1の雌ねじ部と、
    第1の雌ねじ部と螺合し上記被支持体を昇降移動させる
    ための第1の雄ねじ部と、一方の端部に上記被支持体の
    第1の連結部と着脱可能な第3の連結部を有し、他方の
    端部に第1の雌ねじ部の第2の連結部と着脱可能な第4
    の連結部を有する所定の長さの延長部材と、を具備する
    ことを特徴とする高さ調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高さ調整装置におい
    て、第1の連結部と第2の連結部、第1の連結部と第3
    の連結部、及び第2の連結部と第4の連結部は、それぞ
    れ互いにねじによって着脱可能であり、第1の雄ねじ部
    の第1の雌ねじ部に対する緩みを防止するための第2の
    雌ねじ部を第1の雄ねじ部に螺合させた構成であること
    を特徴とする高さ調整装置。
  3. 【請求項3】 第1の高さ調整装置により高さ調整が可
    能な計量部と、第2の高さ調整装置により上記計量部に
    対する高さ調整が可能な表示部又は操作部と、を備える
    計量装置において、 第1の高さ調整装置は、上記計量部に設けられている第
    1の連結部と着脱可能な第2の連結部を有する第1の雌
    ねじ部と、第1の雌ねじ部と螺合し上記計量部を昇降移
    動させるための第1の雄ねじ部と、一方の端部に上記計
    量部の第1の連結部と着脱可能な第3の連結部を有し、
    他方の端部に第1の雌ねじ部の第2の連結部と着脱可能
    な第4の連結部を有する所定の長さの延長部材と、を具
    備し、第2の高さ調整装置は、上記表示部又は操作部と
    結合する所定の表面に高さ方向に沿って互いに間隔を隔
    てて設けられている複数の凹部又はねじ孔と、上記計量
    部と結合する部分に設けられ、上記凹部に着脱可能に係
    合させることができる凸部、又は上記ねじ孔に螺合可能
    な第2の雄ねじ部と、を具備することを特徴とする計量
    装置。
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