JP2001088361A - ラベルプリンタおよび工程管理システム - Google Patents
ラベルプリンタおよび工程管理システムInfo
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- JP2001088361A JP2001088361A JP27156899A JP27156899A JP2001088361A JP 2001088361 A JP2001088361 A JP 2001088361A JP 27156899 A JP27156899 A JP 27156899A JP 27156899 A JP27156899 A JP 27156899A JP 2001088361 A JP2001088361 A JP 2001088361A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の異なる色のバーコードを重ね合わせて
印字し、それらを識別して対応する処理を実行する。 【解決手段】 第１工程で用いるバーコードをマゼン
タ、第２工程で用いるバーコードをシアン、第３工程で
用いるバーコードをイエローでそれぞれ重ね合わせて印
字する。異なる色のバーコードが重ね合わせて印字され
たカラーのバーコードの画像を撮像し、撮像した画像に
対応する画像データから、マゼンタの色成分からなるバ
ーコードの画像データを抽出し、対応する処理を実行
し、シアンの色成分からなるバーコードの画像データを
抽出し、対応する処理を実行し、イエローの色成分から
なるバーコードの画像データを抽出し、対応する処理を
実行する。
印字し、それらを識別して対応する処理を実行する。 【解決手段】 第１工程で用いるバーコードをマゼン
タ、第２工程で用いるバーコードをシアン、第３工程で
用いるバーコードをイエローでそれぞれ重ね合わせて印
字する。異なる色のバーコードが重ね合わせて印字され
たカラーのバーコードの画像を撮像し、撮像した画像に
対応する画像データから、マゼンタの色成分からなるバ
ーコードの画像データを抽出し、対応する処理を実行
し、シアンの色成分からなるバーコードの画像データを
抽出し、対応する処理を実行し、イエローの色成分から
なるバーコードの画像データを抽出し、対応する処理を
実行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルプリンタお
よび工程管理システムに関し、特に、複数のバーコード
又は２次元コードを同一箇所に異なる色で重ね合わせて
印字するラベルプリンタおよび工程管理システムに関す
る。
よび工程管理システムに関し、特に、複数のバーコード
又は２次元コードを同一箇所に異なる色で重ね合わせて
印字するラベルプリンタおよび工程管理システムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、バーコードや２次元コードは、ラ
ベル上に単色（例えば、黒色等）で印字されていた。こ
のため、例えば、バーコードや２次元コードを用いて複
数の工程を管理する場合には、図７に示すように、複数
の工程分のバーコード又は２次元コードをラベルに印字
したり、１つのバーコードや２次元コードで表されるデ
ータ数を多くし、複数の工程分の情報を１つのバーコー
ド又は２次元コードで表し、読み取ったバーコードや２
次元コードのデータを、工程毎のデータに分割して処理
していた。
ベル上に単色（例えば、黒色等）で印字されていた。こ
のため、例えば、バーコードや２次元コードを用いて複
数の工程を管理する場合には、図７に示すように、複数
の工程分のバーコード又は２次元コードをラベルに印字
したり、１つのバーコードや２次元コードで表されるデ
ータ数を多くし、複数の工程分の情報を１つのバーコー
ド又は２次元コードで表し、読み取ったバーコードや２
次元コードのデータを、工程毎のデータに分割して処理
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、工程数が
多い場合には、バーコードや２次元コードの数を増やし
たり、バーコードや２次元コードで表されるデータ数を
多くして対応していたので、印字するラベルのサイズが
大きくなる場合がある課題があった。
多い場合には、バーコードや２次元コードの数を増やし
たり、バーコードや２次元コードで表されるデータ数を
多くして対応していたので、印字するラベルのサイズが
大きくなる場合がある課題があった。
【０００４】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、複数のバーコード又は２次元コードを異な
る色で重ね合わせてラベルに印字することにより、複数
の情報を１つのバーコード又は２次元コードで管理する
ことができるようにして、バーコード又は２次元コード
が印字されるラベルのサイズを最小限にすることができ
るようにするものである。
ものであり、複数のバーコード又は２次元コードを異な
る色で重ね合わせてラベルに印字することにより、複数
の情報を１つのバーコード又は２次元コードで管理する
ことができるようにして、バーコード又は２次元コード
が印字されるラベルのサイズを最小限にすることができ
るようにするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載のラベル
プリンタは、識別コードをラベルに印字するラベルプリ
ンタであって、少なくとも２以上の識別コードに対応す
る印字データを生成する生成手段と、生成手段によって
生成された各印字データに対応する識別コードを、ラベ
ルの同一の領域に各識別コード毎に異なる色で重ね合わ
せて印字する印字手段とを備えることを特徴とする。ま
た、識別コードは、バーコードであるようにすることが
できる。請求項３に記載の工程管理システムは、識別コ
ードを用いて工程を管理する工程管理システムであっ
て、少なくとも２以上の識別コードに対応する印字デー
タを生成する生成手段と、生成手段によって生成された
各印字データに対応する識別コードを、ラベルの同一の
領域に各識別コード毎に異なる色で重ね合わせて印字す
る印字手段と、ラベルに印字された識別コードの画像を
読み取る読み取り手段と、読み取り手段によって読み取
られた識別コードの画像を、各工程に対応する色成分か
らなる識別コードの画像に分解する色分解手段と、色分
解手段によって分解された各色成分からなる各識別コー
ドの画像に基づいて、各工程の識別コードを解析する解
析手段と、各工程毎に、解析手段によって解析された解
析結果に対応する処理を行う処理手段とを備えることを
特徴とする。請求項１に記載のラベルプリンタにおいて
は、生成手段が、少なくとも２以上の識別コードに対応
する印字データを生成し、印字手段が、生成された各印
字データに対応する識別コードを、ラベルの同一の領域
に各識別コード毎に異なる色で重ね合わせて印字する。
請求項３に記載の工程管理システムにおいては、少なく
とも２以上の識別コードに対応する印字データを生成
し、印字手段が、生成された各印字データに対応する識
別コードを、ラベルの同一の領域に各識別コード毎に異
なる色で重ね合わせて印字し、読み取り手段が、ラベル
に印字された識別コードの画像を読み取り、色分解手段
が、読み取られた識別コードの画像を、各工程に対応す
る色成分からなる識別コードの画像に分解し、解析手段
が、分解された各色成分からなる各識別コードの画像に
基づいて、各工程の識別コードを解析し、処理手段が、
各工程毎に、解析手段によって解析された解析結果に対
応する処理を行う。
プリンタは、識別コードをラベルに印字するラベルプリ
ンタであって、少なくとも２以上の識別コードに対応す
る印字データを生成する生成手段と、生成手段によって
生成された各印字データに対応する識別コードを、ラベ
ルの同一の領域に各識別コード毎に異なる色で重ね合わ
せて印字する印字手段とを備えることを特徴とする。ま
た、識別コードは、バーコードであるようにすることが
できる。請求項３に記載の工程管理システムは、識別コ
ードを用いて工程を管理する工程管理システムであっ
て、少なくとも２以上の識別コードに対応する印字デー
タを生成する生成手段と、生成手段によって生成された
各印字データに対応する識別コードを、ラベルの同一の
領域に各識別コード毎に異なる色で重ね合わせて印字す
る印字手段と、ラベルに印字された識別コードの画像を
読み取る読み取り手段と、読み取り手段によって読み取
られた識別コードの画像を、各工程に対応する色成分か
らなる識別コードの画像に分解する色分解手段と、色分
解手段によって分解された各色成分からなる各識別コー
ドの画像に基づいて、各工程の識別コードを解析する解
析手段と、各工程毎に、解析手段によって解析された解
析結果に対応する処理を行う処理手段とを備えることを
特徴とする。請求項１に記載のラベルプリンタにおいて
は、生成手段が、少なくとも２以上の識別コードに対応
する印字データを生成し、印字手段が、生成された各印
字データに対応する識別コードを、ラベルの同一の領域
に各識別コード毎に異なる色で重ね合わせて印字する。
請求項３に記載の工程管理システムにおいては、少なく
とも２以上の識別コードに対応する印字データを生成
し、印字手段が、生成された各印字データに対応する識
別コードを、ラベルの同一の領域に各識別コード毎に異
なる色で重ね合わせて印字し、読み取り手段が、ラベル
に印字された識別コードの画像を読み取り、色分解手段
が、読み取られた識別コードの画像を、各工程に対応す
る色成分からなる識別コードの画像に分解し、解析手段
が、分解された各色成分からなる各識別コードの画像に
基づいて、各工程の識別コードを解析し、処理手段が、
各工程毎に、解析手段によって解析された解析結果に対
応する処理を行う。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明が適用されるラベ
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示す図である。同
図に示すように、ラベルプリンタは、各部を制御する制
御部１０と、ラベル１にカラー印字を行う印字ヘッド５
と、制御部１０の制御により駆動されるステッピングモ
ータ（以下では、適宜単にモータと記載する）７と、ベ
ルト８を介して伝達されるモータ７の回転力によって回
転し、後述する供給軸４にセットされたラベル連続体３
を構成する台紙２及び台紙２に剥離可能に貼付されたラ
ベル１を搬送するとともに、ラベル１を印字ヘッド５に
押圧するプラテンローラ６と、ラベル連続体３を回転自
在に支持する供給軸４と、所定の光を出射する発光部
と、発光部から出射された光を受光し、受光した光量に
対応する電気信号を出力する受光部とからなり、台紙２
及びラベル１を挟むように発光部と受光部を配し、ラベ
ル１とギャップ（ラベル１とラベル１の間の台紙のみの
部分）を受光部の受光量に基づいて検出する位置検出セ
ンサ（以下では、適宜単にセンサという）９とを備えて
いる。
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示す図である。同
図に示すように、ラベルプリンタは、各部を制御する制
御部１０と、ラベル１にカラー印字を行う印字ヘッド５
と、制御部１０の制御により駆動されるステッピングモ
ータ（以下では、適宜単にモータと記載する）７と、ベ
ルト８を介して伝達されるモータ７の回転力によって回
転し、後述する供給軸４にセットされたラベル連続体３
を構成する台紙２及び台紙２に剥離可能に貼付されたラ
ベル１を搬送するとともに、ラベル１を印字ヘッド５に
押圧するプラテンローラ６と、ラベル連続体３を回転自
在に支持する供給軸４と、所定の光を出射する発光部
と、発光部から出射された光を受光し、受光した光量に
対応する電気信号を出力する受光部とからなり、台紙２
及びラベル１を挟むように発光部と受光部を配し、ラベ
ル１とギャップ（ラベル１とラベル１の間の台紙のみの
部分）を受光部の受光量に基づいて検出する位置検出セ
ンサ（以下では、適宜単にセンサという）９とを備えて
いる。
【０００７】図２は、図１の実施の形態の制御部１０の
電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すよ
うに、制御部１０は、所定の制御プログラムを記憶する
ＲＯＭ（ｒｅａｄ ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）１２と、
ＲＯＭ１２に記憶されている制御プログラムに従って動
作し、各部を制御するＣＰＵ（ｃｅｎｔｒａｌ ｐｒｏ
ｃｅｓｓｉｎｇ ｕｎｉｔ）１１と、ＣＰＵ１１が動作
する上で必要となる各種データや印字イメージを記憶す
るＲＡＭ（ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒ
ｙ）１３と、ステッピングモータ７にパルス信号を供給
し、ステッピングモータ７を回転させるモータ制御部１
４と、ＣＰＵ１１から、ＲＡＭ１３に記憶された印字イ
メージに基づいて供給される印字すべき文字、図形、及
びバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生
成し、印字ヘッド５に供給し、印字動作を行わせる印字
制御部１５と、ＣＰＵ１１の制御下、センサ９の発光部
を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力さ
れる電気信号を受け取り、ＣＰＵ１１に供給するセンサ
制御部１６と、日時を入力したり、各種データを入力す
るための入力部１８と、入力部１８からの入力データ
や、各種情報を表示するためのモニタ１９とを備えてい
る。入力部１８より入力された入力データは、インタフ
ェース２０を介してＣＰＵ１１に供給され、モニタ１９
に表示される各種情報に対応する表示データは、インタ
フェース２０を介してＣＰＵ１１より供給されるように
なされている。また、外部インタフェース１７を介し
て、外部に接続されたコンピュータ等の機器との間でデ
ータの送受信を行うことができるようになされている。
電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すよ
うに、制御部１０は、所定の制御プログラムを記憶する
ＲＯＭ（ｒｅａｄ ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）１２と、
ＲＯＭ１２に記憶されている制御プログラムに従って動
作し、各部を制御するＣＰＵ（ｃｅｎｔｒａｌ ｐｒｏ
ｃｅｓｓｉｎｇ ｕｎｉｔ）１１と、ＣＰＵ１１が動作
する上で必要となる各種データや印字イメージを記憶す
るＲＡＭ（ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒ
ｙ）１３と、ステッピングモータ７にパルス信号を供給
し、ステッピングモータ７を回転させるモータ制御部１
４と、ＣＰＵ１１から、ＲＡＭ１３に記憶された印字イ
メージに基づいて供給される印字すべき文字、図形、及
びバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生
成し、印字ヘッド５に供給し、印字動作を行わせる印字
制御部１５と、ＣＰＵ１１の制御下、センサ９の発光部
を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力さ
れる電気信号を受け取り、ＣＰＵ１１に供給するセンサ
制御部１６と、日時を入力したり、各種データを入力す
るための入力部１８と、入力部１８からの入力データ
や、各種情報を表示するためのモニタ１９とを備えてい
る。入力部１８より入力された入力データは、インタフ
ェース２０を介してＣＰＵ１１に供給され、モニタ１９
に表示される各種情報に対応する表示データは、インタ
フェース２０を介してＣＰＵ１１より供給されるように
なされている。また、外部インタフェース１７を介し
て、外部に接続されたコンピュータ等の機器との間でデ
ータの送受信を行うことができるようになされている。
【０００８】次に、図３のフローチャートを参照して、
ラベルプリンタが３つの工程用のバーコードを重ね合わ
せてカラー印字する場合の動作について説明する。図３
は、図２に示した制御部１０の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ラベルプリンタが３つの工程用のバーコードを重ね合わ
せてカラー印字する場合の動作について説明する。図３
は、図２に示した制御部１０の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【０００９】まず最初に、ステップＳ１において、ＣＰ
Ｕ１１は、第１の工程用のマゼンタのバーコードの印字
データを作成し、ＲＡＭ１３に格納する。次に、ステッ
プＳ２において、ＣＰＵ１１は、第２の工程用のシアン
のバーコードの印字データを作成し、ＲＡＭ１３に格納
する。さらに、ステップＳ３において、ＣＰＵ１１は、
第３の工程用のイエローのバーコードの印字データを作
成し、ＲＡＭ１３に格納する。
Ｕ１１は、第１の工程用のマゼンタのバーコードの印字
データを作成し、ＲＡＭ１３に格納する。次に、ステッ
プＳ２において、ＣＰＵ１１は、第２の工程用のシアン
のバーコードの印字データを作成し、ＲＡＭ１３に格納
する。さらに、ステップＳ３において、ＣＰＵ１１は、
第３の工程用のイエローのバーコードの印字データを作
成し、ＲＡＭ１３に格納する。
【００１０】次に、ステップＳ４に進み、ＣＰＵ１１
は、ステップＳ１において作成され、ＲＡＭ１３に格納
された第１工程用のマゼンタのバーコードの印字データ
を、印字制御部１５に供給する。次に、ＣＰＵ１１は、
ステップＳ２において作成され、ＲＡＭ１３に格納され
た第２工程用のシアンのバーコードの印字データを、印
字制御部１５に供給する。さらに、ＣＰＵ１１は、ステ
ップＳ３において作成され、ＲＡＭ１３に格納された第
３工程用のイエローのバーコードの印字データを、印字
制御部１５に供給する。
は、ステップＳ１において作成され、ＲＡＭ１３に格納
された第１工程用のマゼンタのバーコードの印字データ
を、印字制御部１５に供給する。次に、ＣＰＵ１１は、
ステップＳ２において作成され、ＲＡＭ１３に格納され
た第２工程用のシアンのバーコードの印字データを、印
字制御部１５に供給する。さらに、ＣＰＵ１１は、ステ
ップＳ３において作成され、ＲＡＭ１３に格納された第
３工程用のイエローのバーコードの印字データを、印字
制御部１５に供給する。
【００１１】印字制御部１５は、ＣＰＵ１１より供給さ
れたマゼンタの印字データ、シアンの印字データ、イエ
ローの印字データを重ね合わせてカラー印字するための
制御信号を印字ヘッド５に供給する。そして、印字ヘッ
ド５は、マゼンタの印字データに対応するバーコードを
マゼンタで、シアンの印字データに対応するバーコード
をシアンで、イエローの印字データに対応するバーコー
ドをイエローでラベル１に重ね合わせて印字する。
れたマゼンタの印字データ、シアンの印字データ、イエ
ローの印字データを重ね合わせてカラー印字するための
制御信号を印字ヘッド５に供給する。そして、印字ヘッ
ド５は、マゼンタの印字データに対応するバーコードを
マゼンタで、シアンの印字データに対応するバーコード
をシアンで、イエローの印字データに対応するバーコー
ドをイエローでラベル１に重ね合わせて印字する。
【００１２】このようにして、図４に示すように、マゼ
ンタの第１工程のバーコードと、シアンの第２工程のバ
ーコードと、イエローの第３工程のバーコードが重ね合
わされたカラーのバーコードがラベル１上に形成され
る。
ンタの第１工程のバーコードと、シアンの第２工程のバ
ーコードと、イエローの第３工程のバーコードが重ね合
わされたカラーのバーコードがラベル１上に形成され
る。
【００１３】図５は、本発明の工程管理システムの概略
図を表している。まず最初に、図１乃至図４を参照して
上述したようにして、第１工程に対応するマゼンタのバ
ーコードと、第２工程に対応するシアンのバーコード
と、第３工程に対応するイエローのバーコードが重ね合
わせて印字された図４に示すようなラベルを発行する。
図を表している。まず最初に、図１乃至図４を参照して
上述したようにして、第１工程に対応するマゼンタのバ
ーコードと、第２工程に対応するシアンのバーコード
と、第３工程に対応するイエローのバーコードが重ね合
わせて印字された図４に示すようなラベルを発行する。
【００１４】このラベルを、工程管理する対象となる品
物に貼り付ける。そして、品物が各工程に送られると、
各工程において、図６に示したような、例えば、カラー
のＣＣＤ（ｃｈａｒｇｅ ｃｏｕｐｌｅｄ ｄｅｖｉｃ
ｅ）からなるカラーカメラ３１と、色分解処理部３２
と、処理部３３からなる工程管理装置３０を用いて、ラ
ベル１に印字された各工程のバーコードの画像が読み取
られ、各工程に対応する情報が解析されて対応する処理
が行われる。
物に貼り付ける。そして、品物が各工程に送られると、
各工程において、図６に示したような、例えば、カラー
のＣＣＤ（ｃｈａｒｇｅ ｃｏｕｐｌｅｄ ｄｅｖｉｃ
ｅ）からなるカラーカメラ３１と、色分解処理部３２
と、処理部３３からなる工程管理装置３０を用いて、ラ
ベル１に印字された各工程のバーコードの画像が読み取
られ、各工程に対応する情報が解析されて対応する処理
が行われる。
【００１５】まず最初に、第１工程に品物が送られる
と、カラーカメラ３１により、ラベル１に印字されたバ
ーコードの画像が撮像され、撮像されたバーコードの画
像に対応する画像データが色分解処理部３２に供給され
る。この画像データは、例えば、各画素毎に、赤
（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の各色成分がそれぞれ０乃
至２５５の値で表されたデータである。
と、カラーカメラ３１により、ラベル１に印字されたバ
ーコードの画像が撮像され、撮像されたバーコードの画
像に対応する画像データが色分解処理部３２に供給され
る。この画像データは、例えば、各画素毎に、赤
（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の各色成分がそれぞれ０乃
至２５５の値で表されたデータである。
【００１６】色分解処理部３２は、カラーカメラ３１よ
り供給された画像データからマゼンタのみで構成される
画像を抽出し、マゼンタのみで構成される画像に対応す
る画像データを処理部３３に供給する。処理部３３は、
色分解処理部３２より供給されたマゼンタのみで構成さ
れるバーコードの画像に対応する画像データで表される
情報を解析する。そして、解析結果を図示せぬホストコ
ンピュータに転送し、第１工程が処理されたことをホス
トコンピュータに知らせ、第２工程へ品物を送る。
り供給された画像データからマゼンタのみで構成される
画像を抽出し、マゼンタのみで構成される画像に対応す
る画像データを処理部３３に供給する。処理部３３は、
色分解処理部３２より供給されたマゼンタのみで構成さ
れるバーコードの画像に対応する画像データで表される
情報を解析する。そして、解析結果を図示せぬホストコ
ンピュータに転送し、第１工程が処理されたことをホス
トコンピュータに知らせ、第２工程へ品物を送る。
【００１７】第２工程に品物が送られると、カラーカメ
ラ３１により、ラベル１に印字されたバーコードの画像
が撮像され、撮像されたバーコードの画像に対応する画
像データが色分解処理部３２に供給される。
ラ３１により、ラベル１に印字されたバーコードの画像
が撮像され、撮像されたバーコードの画像に対応する画
像データが色分解処理部３２に供給される。
【００１８】次に、色分解処理部３２は、カラーカメラ
３１より供給された画像データからシアンのみで構成さ
れる画像を抽出し、シアンのみで構成される画像に対応
する画像データを処理部３３に供給する。処理部３３
は、色分解処理部３２より供給されたシアンのみで構成
されるバーコードの画像に対応する画像データで表され
る情報を解析する。そして、解析結果を図示せぬホスト
コンピュータに転送し、第２工程が処理されたことをホ
ストコンピュータに知らせ、第３工程に品物を送る。
３１より供給された画像データからシアンのみで構成さ
れる画像を抽出し、シアンのみで構成される画像に対応
する画像データを処理部３３に供給する。処理部３３
は、色分解処理部３２より供給されたシアンのみで構成
されるバーコードの画像に対応する画像データで表され
る情報を解析する。そして、解析結果を図示せぬホスト
コンピュータに転送し、第２工程が処理されたことをホ
ストコンピュータに知らせ、第３工程に品物を送る。
【００１９】第３工程に品物が送られると、カラーカメ
ラ３１により、ラベル１に印字されたバーコードの画像
が撮像され、撮像されたバーコードの画像に対応する画
像データが色分解処理部３２に供給される。
ラ３１により、ラベル１に印字されたバーコードの画像
が撮像され、撮像されたバーコードの画像に対応する画
像データが色分解処理部３２に供給される。
【００２０】次に、色分解処理部３２は、カラーカメラ
３１より供給された画像データからイエローのみで構成
される画像を抽出し、イエローのみで構成される画像に
対応する画像データを処理部３３に供給する。処理部３
３は、色分解処理部３２より供給されたイエローのみで
構成されるバーコードの画像に対応する画像データで表
される情報を解析する。そして、解析結果を図示せぬホ
ストコンピュータに転送し、第３工程が処理されたこと
をホストコンピュータに知らせ、処理を終了する。
３１より供給された画像データからイエローのみで構成
される画像を抽出し、イエローのみで構成される画像に
対応する画像データを処理部３３に供給する。処理部３
３は、色分解処理部３２より供給されたイエローのみで
構成されるバーコードの画像に対応する画像データで表
される情報を解析する。そして、解析結果を図示せぬホ
ストコンピュータに転送し、第３工程が処理されたこと
をホストコンピュータに知らせ、処理を終了する。
【００２１】このように、複数のバーコードを異なる色
で重ね合わせてラベル１に印字することにより、例え
ば、工程管理するために用いるラベル１のサイズを最小
限にすることができ、複数の工程を１つのカラーのバー
コードで管理することができる。
で重ね合わせてラベル１に印字することにより、例え
ば、工程管理するために用いるラベル１のサイズを最小
限にすることができ、複数の工程を１つのカラーのバー
コードで管理することができる。
【００２２】上記実施の形態において、ラベル１にバー
コードをカラーで印字する方法としては、各色成分を減
法混色して印字する方法と、各色のバーコードを各色の
ドットで構成し、各色に対応するドット同士が重ならな
いようにして印字する方法とがある。いずれの場合で
も、同一領域に複数のバーコードを印字することができ
る。また、いずれの場合にも、各色成分のバーコードを
抽出することができる。
コードをカラーで印字する方法としては、各色成分を減
法混色して印字する方法と、各色のバーコードを各色の
ドットで構成し、各色に対応するドット同士が重ならな
いようにして印字する方法とがある。いずれの場合で
も、同一領域に複数のバーコードを印字することができ
る。また、いずれの場合にも、各色成分のバーコードを
抽出することができる。
【００２３】なお、上記実施の形態においては、ラベル
１に複数の工程に対応するカラーのバーコードを印字す
る場合について説明したが、ラベル１に複数の工程に対
応するカラーの２次元コードやその他の識別コードを印
字するようにすることもできる。
１に複数の工程に対応するカラーのバーコードを印字す
る場合について説明したが、ラベル１に複数の工程に対
応するカラーの２次元コードやその他の識別コードを印
字するようにすることもできる。
【００２４】また、上記実施の形態では、３つの異なる
色のバーコードを印字する場合について説明したが、４
以上の色のバーコードを重ね合わせて印字するようにす
ることもできる。
色のバーコードを印字する場合について説明したが、４
以上の色のバーコードを重ね合わせて印字するようにす
ることもできる。
【００２５】また、上記実施の形態で用いた具体的な数
値は例であってこれに限定されるものではない。
値は例であってこれに限定されるものではない。
【００２６】
【発明の効果】以上の如く、請求項１に記載のラベルプ
リンタによれば、生成手段が、少なくとも２以上の識別
コードに対応する印字データを生成し、印字手段が、生
成された各印字データに対応する識別コードを、ラベル
の同一の領域に各識別コード毎に異なる色で重ね合わせ
て印字するようにしたので、複数の識別コードを識別コ
ードの１つ分の領域に印字することができ、ラベル上の
同一の面積に、従来のバーコードに比べて、より多くの
情報を持たせることができる。また、請求項３に記載の
工程管理システムによれば、生成手段が、少なくとも２
以上の識別コードに対応する印字データを生成し、印字
手段が、生成された各印字データに対応する識別コード
を、ラベルの同一の領域に各識別コード毎に異なる色で
重ね合わせて印字し、読み取り手段が、ラベルに印字さ
れた識別コードの画像を読み取り、色分解手段が、読み
取られた識別コードの画像を、各工程に対応する色成分
からなる識別コードの画像に分解し、解析手段が、分解
された各色成分からなる各識別コードの画像に基づい
て、各工程の識別コードを解析し、処理手段が、各工程
毎に、解析手段によって解析された解析結果に対応する
処理を行うようにしたので、複数の工程を工程数分の色
のバーコードから構成される１つのバーコード分の大き
さのカラーのバーコードで管理することができ、処理を
効率的かつ簡単にすることができる。
リンタによれば、生成手段が、少なくとも２以上の識別
コードに対応する印字データを生成し、印字手段が、生
成された各印字データに対応する識別コードを、ラベル
の同一の領域に各識別コード毎に異なる色で重ね合わせ
て印字するようにしたので、複数の識別コードを識別コ
ードの１つ分の領域に印字することができ、ラベル上の
同一の面積に、従来のバーコードに比べて、より多くの
情報を持たせることができる。また、請求項３に記載の
工程管理システムによれば、生成手段が、少なくとも２
以上の識別コードに対応する印字データを生成し、印字
手段が、生成された各印字データに対応する識別コード
を、ラベルの同一の領域に各識別コード毎に異なる色で
重ね合わせて印字し、読み取り手段が、ラベルに印字さ
れた識別コードの画像を読み取り、色分解手段が、読み
取られた識別コードの画像を、各工程に対応する色成分
からなる識別コードの画像に分解し、解析手段が、分解
された各色成分からなる各識別コードの画像に基づい
て、各工程の識別コードを解析し、処理手段が、各工程
毎に、解析手段によって解析された解析結果に対応する
処理を行うようにしたので、複数の工程を工程数分の色
のバーコードから構成される１つのバーコード分の大き
さのカラーのバーコードで管理することができ、処理を
効率的かつ簡単にすることができる。
【図１】本発明のラベルプリンタの一実施の形態の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図２】図１の制御部１０の電気的な構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図３】制御部１０の処理手順を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図４】ラベル１に印字されたバーコードの例を示す図
である。
である。
【図５】各工程の処理を説明するための図である。
【図６】バーコードを読み取る装置の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図７】従来の複数のバーコードの印字例を示す図であ
る。
る。
１ ラベル ２ 台紙 ３ ラベル連続体 ４ 供給軸 ５ 印字ヘッド ６ プラテンローラ ７ ステッピングモータ ８ ベルト ９ 位置検出センサ １０ 制御部 １１ ＣＰＵ １２ ＲＯＭ １３ ＲＡＭ １４ モータ制御部 １５ 印字制御部 １６ センサ制御部 １７ 外部インタフェース部 １８ 入力部 １９ モニタ ２０ インタフェース ３０ 工程管理装置 ３１ カラーカメラ ３２ 色分解処理部 ３３ 処理部
Claims (3)
- 【請求項１】 識別コードをラベルに印字するラベルプ
リンタであって、 少なくとも２以上の識別コードに対応する印字データを
生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成された各印字データに対応す
る識別コードを、前記ラベルの同一の領域に各識別コー
ド毎に異なる色で重ね合わせて印字する印字手段とを備
えることを特徴とするラベルプリンタ。 - 【請求項２】 前記識別コードは、バーコードであるこ
とを特徴とする請求項１に記載のラベルプリンタ。 - 【請求項３】 識別コードを用いて工程を管理する工程
管理システムであって、 少なくとも２以上の識別コードに対応する印字データを
生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成された各印字データに対応す
る識別コードを、前記ラベルの同一の領域に各識別コー
ド毎に異なる色で重ね合わせて印字する印字手段と、 前記ラベルに印字された前記識別コードの画像を読み取
る読み取り手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた前記識別コード
の画像を、各工程に対応する色成分からなる識別コード
の画像に分解する色分解手段と、 前記色分解手段によって分解された各色成分からなる各
識別コードの画像に基づいて、各工程の識別コードを解
析する解析手段と、 各工程毎に、前記解析手段によって解析された解析結果
に対応する処理を行う処理手段とを備えることを特徴と
する工程管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27156899A JP2001088361A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | ラベルプリンタおよび工程管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27156899A JP2001088361A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | ラベルプリンタおよび工程管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001088361A true JP2001088361A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17501903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27156899A Pending JP2001088361A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | ラベルプリンタおよび工程管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001088361A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006106677A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | National Printing Bureau, Incorporated Administrative Agency | 印刷物、該印刷物の検知方法及び検知装置、並びに認証方法及び認証装置 |
| JP2007259266A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | National Printing Bureau | 印刷物とその印刷方法、及び複製方法、並びに印刷物管理システム |
| WO2008010544A1 (fr) | 2006-07-19 | 2008-01-24 | B-Core Inc. | Symbole optique, article auquel est fixé un symbole optique, procédé pour fixer un symbole optique à un article, et procédé de reconnaissance d'un code par reconnaissance optique |
| CN114239773A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-25 | 深圳市裕展精密科技有限公司 | 物料追踪方法及物料追踪装置 |
| CN114254664A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-29 | 深圳市裕展精密科技有限公司 | 物料追踪方法 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27156899A patent/JP2001088361A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPWO2006106677A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2008-09-11 | 独立行政法人 国立印刷局 | 印刷物、該印刷物の検知方法及び検知装置、並びに認証方法及び認証装置 |
| AU2006231902B2 (en) * | 2005-03-30 | 2010-11-25 | National Printing Bureau, Incorporated Administrative Agency | Printed matter, method and device for detecting such printed matter, and authentication method and device |
| US8055064B2 (en) | 2005-03-30 | 2011-11-08 | National Printing Bureau, Incorporated Administrative Agency | Printed product, printed product detection method and detection apparatus, and authentication method and authentication apparatus |
| JP4898999B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2012-03-21 | 独立行政法人 国立印刷局 | 印刷物、該印刷物の検知方法及び検知装置、並びに認証方法及び認証装置 |
| JP2007259266A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | National Printing Bureau | 印刷物とその印刷方法、及び複製方法、並びに印刷物管理システム |
| JP4639268B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2011-02-23 | 独立行政法人 国立印刷局 | 印刷物とその印刷方法、及び複製方法、並びに印刷物管理システム |
| WO2008010544A1 (fr) | 2006-07-19 | 2008-01-24 | B-Core Inc. | Symbole optique, article auquel est fixé un symbole optique, procédé pour fixer un symbole optique à un article, et procédé de reconnaissance d'un code par reconnaissance optique |
| EP2395459A1 (en) | 2006-07-19 | 2011-12-14 | B-Core Inc. | Extraction of optical codes from an image |
| CN114239773A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-25 | 深圳市裕展精密科技有限公司 | 物料追踪方法及物料追踪装置 |
| CN114254664A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-29 | 深圳市裕展精密科技有限公司 | 物料追踪方法 |
| CN114239773B (zh) * | 2021-11-30 | 2024-02-06 | 富联裕展科技(深圳)有限公司 | 物料追踪方法及物料追踪装置 |
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