JP2001087403A - レーザ手術装置 - Google Patents

レーザ手術装置

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JP2001087403A
JP2001087403A JP27201399A JP27201399A JP2001087403A JP 2001087403 A JP2001087403 A JP 2001087403A JP 27201399 A JP27201399 A JP 27201399A JP 27201399 A JP27201399 A JP 27201399A JP 2001087403 A JP2001087403 A JP 2001087403A
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JP
Japan
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laser
treatment
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laser irradiation
irradiation condition
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JP27201399A
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English (en)
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Hideo Sagehashi
秀夫 提橋
Katsuhiko Kobayashi
克彦 小林
Masayuki Momiuchi
正幸 籾内
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施術者の知識経験に頼らず、又、施術者の負担
をなくして、レーザ照射条件を適切な値に容易に設定可
能としたレーザ手術装置を提供する。 【解決手段】治療用レーザ光線を治療部位に照射するレ
ーザ光投影系を有し、この治療用レーザ光線の少なくと
も、出力、スポット径、照射時間から成るレーザ照射条
件を任意に設定可能にしたレーザ手術装置に於いて、病
名又は治療部位である治療条件に対応した標準のレーザ
照射条件を予め記憶しておく為の記憶部17と、所定の
治療条件の入力によりその治療条件に対応した前記記憶
部に記憶されている標準のレーザ照射条件を表示する為
の表示部21とを具備し、この表示部により表示された
標準のレーザ照射条件に基づきレーザ照射条件を設定し
得る様に構成し、病名或いは治療部位を選択するだけ
で、その病名、治療部位に対応した標準のレーザ照射条
件を知る事ができ、このレーザ照射条件を基に適正な照
射条件を設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は治療用レーザ光線を
照射して手術を行うレーザ手術装置に関するもので、特
に治療用レーザ光線のレーザ照射条件の設定を容易にし
たレーザ手術装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ手術装置に於いては、施術者が治
療内容に応じて、レーザ光線の出力、スポット径、照射
時間等のレーザ照射条件を決めて治療を行い、その治療
結果を確認しながら、治療を進めていく必要がある。
【0003】一方、例えば眼の手術だけで考えても、そ
の病名、治療部位は多種多様であり、それぞれの治療目
的に応じた標準的なレーザ照射条件があり、この標準的
な照射条件を基に施術時のレーザ照射条件を設定するこ
とが望ましい。
【0004】然し乍ら、従来のレーザ手術装置に於いて
は、施術者は、病名、或いは、治療部位に対応した標準
のレーザ照射条件をレーザ手術装置からは知ることがで
きず、最初のレーザ照射条件を決めるのに、施術者が標
準のレーザ照射条件を調査するか、或いは、施術者の知
識・経験に頼って決めていた。
【0005】レーザ手術装置に於いては、レーザ照射後
の治療部位の状態を観察して、レーザ照射条件を逐次変
更設定しながら手術を進めるもので、先のレーザ照射条
件の変更の経緯を正確につかむ必要がある。一方、レー
ザ照射条件を決める場合には、その患者の過去に手術経
験があるか否か、ある場合には、どの様なレーザ照射条
件で手術がなされたかを知ることも有益である。然し乍
ら、その患者の過去の手術でのレーザ照射条件の経緯を
正確に記憶することは難しく、又、その患者の過去のレ
ーザ照射条件を知るには、施術者自身が患者の過去の手
術内容を示すカルテを見なければならず、いずれもレー
ザ照射条件を決める為の施術者の負担が大きかったもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この従来技
術の有する問題点を解決することを目的としたものであ
り、レーザ手術に於いて、施術者の知識経験に頼らず、
又、施術者の負担をなくして、レーザ照射条件を適切な
値に容易に設定可能としたレーザ手術装置を提供するこ
とを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、治療用レーザ光
線を治療部位に照射するレーザ光投影系を有し、この治
療用レーザ光線の少なくとも、出力、スポット径、照射
時間から成るレーザ照射条件を任意に設定可能にしたレ
ーザ手術装置に於いて、病名又は治療部位である治療条
件に対応した標準のレーザ照射条件を予め記憶しておく
為の記憶部と、所定の治療条件の入力によりその治療条
件に対応した前記記憶部に記憶されている標準のレーザ
照射条件を表示する為の表示部とを具備し、この表示部
により表示された標準のレーザ照射条件に基づきレーザ
照射条件を設定し得る様に構成したレーザ手術装置に係
り、又治療用レーザ光線を治療部位に照射するレーザ光
投影系を有し、この治療用レーザ光線の少なくとも、出
力、スポット径、照射時間から成るレーザ照射条件を任
意に設定可能にしたレーザ手術装置に於いて、治療部位
に照射されたレーザ照射条件を記憶させる為の書込み部
と、書込み部により記録された前記レーザ照射条件を読
出し表示する為の表示部とから成り、この表示部に表示
されたレーザ照射条件に基づきレーザ照射条件を設定し
得る様に構成したレーザ手術装置に係るものである。
【0008】本発明によれば、病名或いは治療部位を選
択するだけで、その病名、治療部位に対応した標準のレ
ーザ照射条件を知る事ができ、このレーザ照射条件を基
に適正な照射条件を設定することができる。又、その手
術でのレーザ照射条件の設定変更の経緯、或いは、患者
の過去の手術でのレーザ照射条件も容易に知る事がで
き、このレーザ照射条件を基に適正な照射条件を設定す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0010】図1は、本発明が実施されたレーザ手術装
置の概略を示すものである。
【0011】架台部1は患者の被検眼に対して位置調整
が可能となっており、該架台部1に顕微鏡部2、照明部
3が設けられ、前記顕微鏡部2にはデリバリユニット4
が設けられている。
【0012】本体5は、電源用キースイッチ(図示せ
ず)、治療レーザ光線を発する治療用レーザ光線発振部
6、照準光線を発する照準光線発振部7、前記治療用レ
ーザ光線、照準光線の光学部8、レーザ電源、制御部、
制御電源等で構成される電装部9、操作スイッチ等を具
備し、前記治療用レーザ光線は前記治療用レーザ光線発
振部6を制御することで、出力、照射時間を制御可能と
している。
【0013】前記顕微鏡部2は治療部位を特定する為、
施術者が主に眼底部を観察するものであり、前記照明部
3は照明光源(図示せず)を具備し、該照明光源から発
せられる照明光により反射鏡11を介して被検眼眼底部
を照明するものである。
【0014】前記治療用レーザ光線発振部6、照準光線
発振部7で発せられた治療用レーザ光線、照準光線は前
記光学部8、光ファイバケーブル12により前記デリバ
リユニット4に導かれる。
【0015】該デリバリユニット4は治療用レーザ光
線、照準光線を治療部位に合焦導光する光学系(図示せ
ず)、更に照射位置でのスポット径を調整する為のレー
ザ光線照射スポット径変更手段、例えばズーム変倍機構
を具備している。前記デリバリユニット4で光束状態が
調整された治療用レーザ光線、照準光線は反射鏡13を
介して被検眼の治療部位に照射される様になっている。
又、前記デリバリユニット4にはスポット径検出器14
が設けられ、照射される治療用レーザ光線のスポット径
を検出する様になっている。前記デリバリユニット4の
ズーム変倍機構を駆動する為の電力の供給、及び前記ス
ポット径検出器14からのズームスポット径検出信号は
前記電装部9に接続された電気ケーブル15を介して行
われる。尚、図1中、10は治療用レーザ光線を治療部
位に照射、停止する為のフットスイッチである。
【0016】上記したレーザ手術装置では、以下の構成
によりレーザ条件の設定を行う。図2は本発明の要部構
成を示している。
【0017】図中、16は主制御部(CPU)であり、
該主制御部16には記憶部17が接続され、又前記主制
御部16には入出力制御部18を介して入力部19、表
示部21が接続されている。前記記憶部17には患者デ
ータファイル22、病名大分類ファイル23、病名小分
類ファイル24、標準照射条件ファイル25、施術記録
ファイル26等の治療に必要なデータを記録したファイ
ルが格納されている。
【0018】前記入力部19はキーボード、或いはカー
ド読取り器(図示せず)を具備し、又前記表示部21は
前記主制御部16で読込んだファイル情報を表示するも
のであり、前記入力部19からは表示部21に表示され
た画面により照射条件等必要な操作情報を入力する様に
なっている。前記カード読取り器に使用されるカードは
合成樹脂製の矩形プレートに磁気記録部が形成された診
察カードであり、前記磁気記録部には患者のID番号、
氏名、性別、年齢等が記録されている。
【0019】又、前記入力部19で入力設定された照射
条件が前記主制御部16より前記治療用レーザ光線発振
部6に出力され、設定された条件で治療用レーザ光線が
照射される。
【0020】次に、図3によりファイル構成について説
明する。
【0021】前記病名大分類ファイル23には包括的な
病名、病名A、病名B、病名C、…が記録され、前記病
名小分類ファイル24には病名A分類ファイル27、病
名B分類ファイル28、病名C分類ファイル29、…が
格納され、前記病名A分類ファイル27には病名Aに包
含される具体的な病名が記録され、同様に前記病名B分
類ファイル28、病名C分類ファイル29、…の各ファ
イルにも具体的な病名が記録されている。
【0022】前記標準照射条件ファイル25には個別標
準照射条件ファイル31,32,33,…が記録されて
おり、これら個別標準照射条件ファイル31,32,3
3,…は具体的な病名に対応して格納され、個別標準照
射条件ファイル31,32,33,…は各病名に対して
実際に施術する為に必要な照射条件、例えば術式、治療
部位、レーザ波長、レーザ照射出力、レーザ照射時間、
レーザ照射スポット径等に関して具体的な数値が記録さ
れている。
【0023】又、前記施術記録ファイル26は施術した
結果を各患者毎に、又経時的に記録していくものであ
る。
【0024】図2、図3により作用を説明する。
【0025】前記入力部19に診察カードが挿入される
と、診察カードに書込まれた患者のデータが読込まれ
る。前記主制御部16は診察カードの情報に基づき、前
記患者データファイル22を開くと共に該当する患者の
データを読取り、前記表示部21に表示する。
【0026】表示画面の患者データ入力部に前記入力部
19からデータを入力すると、前記病名大分類ファイル
23が開かれ、複数の病名の包括名称が表示部21に前
の画面に重ねて表示される。表示画面から病名Aを選択
すると前記病名小分類ファイル24から病名A分類ファ
イル27が開かれ、病名Aに属する具体的な名称が表示
部21に更に重ねて表示される。
【0027】表示画面から具体的な病名を更に選択する
と、前記標準照射条件ファイル25に包含されている個
別標準照射条件ファイルの内、選択した病名に対応する
個別標準照射条件ファイル31が開かれ、標準の治療用
レーザ光線の照射条件が表示部21に重ねて表示され
る。施術者は、表示された照射条件を参考として表示部
21の画面上から前記入力部19により施術すべき照射
条件を設定する。
【0028】設定が完了すると、前記入出力制御部18
を介して照射条件が前記治療用レーザ光線発振部6に出
力され、設定した条件で治療用レーザ光線の照射が可能
となる。
【0029】レーザ手術装置のフットスイッチ10を操
作し、治療部位に治療用レーザ光線の照射を行う。治療
した結果は前記施術記録ファイル26に経時的に記録さ
れ、又個人データとして前記患者データファイル22に
記録される。
【0030】
【実施例1】図4〜図6のフローチャート、及び図7〜
図13を参照して第1の実施例を説明する。
【0031】STEP1 :レーザ手術装置の電源をキ
ースイッチにより投入する。
【0032】STEP2 :レーザ手術装置の自己診断
機能により、装置各部の各種異常がチェックされる。
【0033】STEP3 :異常が発見されると前記表
示部21にエラー表示される。
【0034】STEP4 :表示部21に表示された異
常箇所、異常の内容に応じて、主制御部16により、異
常処理がなされる。
【0035】STEP5 :前記STEP2の異常チェ
ックで異常がないと判断されると、装置の初期設定が行
われ、レーザ手術装置のレーザ照射条件の設定操作が可
能となる。
【0036】STEP6 :前記入力部19に診察カー
ドが挿入される。
【0037】STEP7,STEP8:診察カードの磁
気記録部からID番号、氏名、性別、年齢の各データが
読出され、前記主制御部16はこれらデータと共に患者
データ入力画面を前記表示部21に表示する(図7参
照)。
【0038】STEP9 :前記入力部19により治療
対象眼、例えば左、治療日、例えば2010年1月1日
を入力する。
【0039】STEP10:患者データの入力が完了す
ると、前記主制御部16は前記患者データファイル22
から過去に治療経験があるかどうかを検索する。
【0040】STEP11:治療経験がある場合は、過
去の治療データの読出しが行われ主制御部16の記憶部
(図示せず)にストアされる。
【0041】STEP12:STEP9で入力したデー
タが表示部21に表示される(図7参照)。
【0042】STEP13:施術者は表示部21の表示
により、患者データが正しいか否かを判断し、正しいと
判断した場合、入力部19を操作することで、STEP
16に進む。
【0043】STEP14,STEP15:又、施術者
が前記表示部21の表示により、患者データに修正が必
要と判断した場合、患者データの修正入力を行う。修正
入力の結果は表示部21に表示され、更に患者データが
正しいか否かが判断され、正しい場合はSTEP16に
進み、修正が必要な場合は更に患者データの修正を行
う。
【0044】STEP16,STEP17,STEP1
8:患者データの入力が完了すると前記病名大分類ファ
イル23が開かれ、図8に示す様な包括的な病名が表示
される。
【0045】図8に示される病名の例えば、糖尿病性網
膜症を選択したとすると、前記病名小分類ファイル24
の糖尿病性網膜症に該当する病名分類ファイルが開かれ
る(図9参照)。例えば、図3に於いて、糖尿病性網膜
症が病名大分類ファイル23の病名Aであるとすると、
病名A分類ファイル27が開かれる。
【0046】病名A分類ファイル27には糖尿病性網膜
症に属する個別の病名が記録されており、前記表示部2
1には図8の画面に、個別の病名が表示された図9の画
面が重ねて表示される。
【0047】STEP19:図9の画面上で、個別の病
名、例えば前増殖期網膜症を選択する。選択が正しいか
どうかが判断される。
【0048】STEP22:正しいと判断された場合の
操作で前記標準照射条件ファイル25に格納された個別
標準照射条件ファイル31,32,33,…の内、前増
殖期網膜症に対応する個別標準照射条件ファイル、例え
ば個別標準照射条件ファイル31が開かれる。
【0049】STEP23:個別標準照射条件ファイル
31の内容が表示部21に更に重ねて表示される。
【0050】STEP20,STEP21:図9の画面
上での病名選択が間違っていると判断された場合は、選
択する病名の修正を行う。修正した結果が画面に表示さ
れ、病名選択の是非を判断し(STEP19)、正しい
場合はSTEP22に進み、前記個別標準照射条件ファ
イル31が開かれる。
【0051】STEP23,STEP24:該個別標準
照射条件ファイル31に記録された標準照射条件が前記
表示部21に表示される(図10参照)。個別標準照射
条件ファイル31に記録された内容は、個別の病名、例
えば前増殖期網膜症に於ける標準の照射条件となってお
り、術式、例えば網膜光凝固術、治療部位、例えば網膜
の血管閉塞域と共にレーザ出力に関する数値データが表
示される。
【0052】STEP25:更に、患者が過去に治療を
受けているか否かが判断され、治療の経験がある場合
は、ストアされた過去の治療データが画面に表示される
(図11参照)。
【0053】STEP26:過去の治療データと同一の
照射条件でよいかどうかが判断され、よい場合はSTE
P30の照射条件の設定を行う。
【0054】STEP27,STEP28,STEP2
9:患者に過去の治療経験がない場合(STEP2
4)、治療経験があった場合で照射条件の変更を行う場
合(STEP26)は共に画面上でデータの修正を行
う。例えばレーザ波長、レーザ照射時間、レーザ照射ス
ポット径に対して修正を行う。図11では図10の標準
の照射条件に対してレーザ出力が変更になった場合を示
している。画面上で修正値が正しいかどうかが確認され
る。
【0055】STEP30:照射条件の入力、修正が完
了すると照射条件の設定が行われ、施術可能な状態とな
る。
【0056】STEP31,STEP32,STEP3
3,STEP34:前記フットスイッチ10を操作して
治療部位に所要回数治療用レーザ光線を照射する。
【0057】STEP35:施術の結果は経時的に前記
施術記録ファイル26に記録されていく。
【0058】STEP36:設定した条件での施術が終
了すると、施術の結果が第1結果として表示される(図
12参照)。施術の結果は、術式、治療部位、レーザ光
線の出力条件値と共にその回の照射回数、通算した総照
射回数が表示される。
【0059】STEP37:施術の結果、更に治療が必
要であるか否かが判断される。施術の結果は、前記患者
データファイル22に記録される。
【0060】STEP38,STEP39:治療の必要
がない場合は、レーザ手術装置のキースイッチを操作し
て電源を切り、患者のカードを取出す。
【0061】STEP40:施術の結果、更に治療が必
要であると判断された場合、同一条件で施術を続行する
か、或いは照射条件の変更するかが判断され、条件を変
更する必要がない場合は、STEP31に戻り前記フッ
トスイッチ10を操作して治療部位に所要回数治療用レ
ーザ光線を照射する。施術結果は2回目の施術結果とし
て前記施術記録ファイル26に記録され、更に終了時に
は前記患者データファイル22に記録される。
【0062】STEP41,STEP42:更に治療が
必要であると判断され、又照射条件の変更する必要があ
ると判断された場合は、照射条件の変更画面が表示され
る。更にSTEP30に戻り照射条件の再設定が行わ
れ、治療部位に治療用レーザ光線の照射が行われる。図
12は2回目の施術でレーザ出力、レーザ照射時間、レ
ーザ照射スポット径が変更された場合を示している。
【0063】
【実施例2】図4〜図6のフローチャート、及び図14
〜図20を参照して第2の実施例を説明する。
【0064】尚、第2の実施例に於いて、第1の実施例
と同様の部分については説明を省略する。
【0065】カードを挿入することで(STEP6)で
患者データ入力画面が表示され、治療眼、治療日につい
て入力を行う(STEP9)。患者データの入力が正し
い場合、前記病名大分類ファイル23が開かれ、図15
に示す包括的な病名が表示される。
【0066】図15で示される病名中の緑内障を選択す
ることで、前記病名小分類ファイル24に含まれる病名
分類ファイルが開かれ、緑内障に属する個別の病名が表
示部21に示される(STEP18)。図16に示され
る個別の病名から、閉塞隅角緑内障を選択すると、前記
標準照射条件ファイル25に含まれた個別標準照射条件
ファイルの内、閉塞隅角緑内障に該当するファイルが開
かれ、閉塞隅角緑内障に於ける治療用レーザ光線標準照
射条件が前記表示部21表示される(STEP23)
(図17参照)。
【0067】照射条件が表示され、確認後照射条件を設
定する(STEP30)。図18は設定された照射条件
を表示しているが、この場合標準照射条件と設定後の施
術照射条件とが一致している。
【0068】フットスイッチ10を操作し、治療部位に
治療用レーザ光線を照射する(STEP31,STEP
32,STEP33)。治療が完了すると施術の結果
は、前記施術記録ファイル26に記録されると共に表示
部21に表示される。本実施例では施術は1回のみとな
っている。更に、前記患者データファイル22に記録さ
れ、レーザ手術装置のキースイッチを操作して電源を切
り、患者のカードを取出し、施術作業を完了する(ST
EP38,STEP39)。
【0069】尚、上記実施の形態はレーザ手術装置に実
施した場合を説明したが、他の医療装置についても同様
に実施可能であることは言う迄もない。
【0070】又、上記記憶部17はハードディスクの様
な記憶装置であってもよく、或いは半導体メモリの様な
ものであってもよい、更にカードは診察カードに代えメ
モリカードとしてもよく、この場合メモリカードにはI
D番号等の他に過去の治療データ、即ち前記患者データ
ファイル22を記録する様にしてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、病名或
いは治療部位を選択するだけで、その病名、治療部位に
対応した標準のレーザ照射条件を知る事ができ、このレ
ーザ照射条件を基に適正な照射条件を設定することがで
き、又その手術でのレーザ照射条件の設定変更の経緯、
或いは、患者の過去の手術でのレーザ照射条件も容易に
知る事ができ、このレーザ照射条件を基に適正な照射条
件を設定することができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ手術装置の概略を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の要部を示すブロック図で
ある。
【図3】記憶部に格納されているファイル構成図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の作用を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の実施の形態の作用を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施の形態の作用を示すフローチャー
トである。
【図7】第1の実施例に於いて表示部に示される患者デ
ータ表示/入力画面を示す図である。
【図8】第1の実施例に於いて表示部に示される病名選
択画面を示す図である。
【図9】第1の実施例に於いて表示部に示される病名選
択画面を示す図である。
【図10】第1の実施例に於いて表示部に示される標準
照射条件画面を示す図である。
【図11】第1の実施例に於いて表示部に示される照射
条件入力画面を示す図である。
【図12】第1の実施例に於いて表示部に示される施術
結果画面を示す図である。
【図13】第1の実施例に於ける表示画面の推移を示す
図である。
【図14】第2の実施例に於いて表示部に示される患者
データ表示/入力画面を示す図である。
【図15】第2の実施例に於いて表示部に示される病名
選択画面を示す図である。
【図16】第2の実施例に於いて表示部に示される病名
選択画面を示す図である。
【図17】第2の実施例に於いて表示部に示される標準
照射条件画面を示す図である。
【図18】第2の実施例に於いて表示部に示される照射
条件入力画面を示す図である。
【図19】第2の実施例に於いて表示部に示される施術
結果画面を示す図である。
【図20】第2の実施例に於ける表示画面の推移を示す
図である。
【符号の説明】
1 架台部 4 デリバリユニット 5 本体 6 治療用レーザ光線発振部 7 照準光線発振部 8 光学部 9 電装部 10 フットスイッチ 16 主制御部 17 記憶部 18 入出力制御部 19 入力部 21 表示部 22 患者データファイル 23 病名大分類ファイル 24 病名小分類ファイル 25 標準照射条件ファイル 26 施術記録ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 籾内 正幸 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内 Fターム(参考) 4C026 AA01 AA02 GG10 HH01 HH02 HH05 HH12 HH13 HH24 4C082 RA05 RJ10 RL01 RL02 RL05 RL12 RL13 RL24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療用レーザ光線を治療部位に照射する
    レーザ光投影系を有し、この治療用レーザ光線の少なく
    とも、出力、スポット径、照射時間から成るレーザ照射
    条件を任意に設定可能にしたレーザ手術装置に於いて、
    病名又は治療部位である治療条件に対応した標準のレー
    ザ照射条件を予め記憶しておく為の記憶部と、所定の治
    療条件の入力によりその治療条件に対応した前記記憶部
    に記憶されている標準のレーザ照射条件を表示する為の
    表示部とを具備し、この表示部により表示された標準の
    レーザ照射条件に基づきレーザ照射条件を設定し得る様
    に構成したことを特徴とするレーザ手術装置。
  2. 【請求項2】 治療用レーザ光線を治療部位に照射する
    レーザ光投影系を有し、この治療用レーザ光線の少なく
    とも、出力、スポット径、照射時間から成るレーザ照射
    条件を任意に設定可能にしたレーザ手術装置に於いて、
    治療部位に照射されたレーザ照射条件を記憶させる為の
    書込み部と、書込み部により記録された前記レーザ照射
    条件を読出し表示する為の表示部とから成り、この表示
    部に表示されたレーザ照射条件に基づきレーザ照射条件
    を設定し得る様に構成したことを特徴とするレーザ手術
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097865A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ装置

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JP2007097865A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ装置

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