JP2001087189A - 電気掃除機の入力制御装置 - Google Patents
電気掃除機の入力制御装置Info
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Abstract
るよう制御できると共に、モータの製作交差に影響を受
けることなく、常に安定した制御が可能な電気掃除機の
入力制御装置を提供する。 【解決手段】 複数の領域で構成される領域全体に複数
存在し、各領域において目標とする入力電力を得るため
の特性として予め求められた位相角−目標電流特性7に
基づいて、演算手段12は位相角制御手段11の位相角
に対応した目標電流を複数求め、そして、複数の目標電
流を比較して、予め求められた関係に基づき複数の目標
電流のうち、位相角の属する領域に対応した目標電流を
選択し、この目標電流と電流検出手段の検出電流とを比
較し、位相角制御手段11は、演算手段12の比較結果
に基づき位相角を増加又は減少させて、電流検出手段4
の検出電流と目標電流とが一致するように位相角制御を
行うものである。
Description
り、さらに詳しくは吸引用モータの電流検出と位相制御
により、モータの入力電力を制御する電気掃除機の入力
制御装置に関する。
て、例えば特許2904653号公報に記載されている
ものがある。これは、掃除機の風量が減少するとモータ
の消費電力が減少するため、吸込み仕事率の最大点にお
いて、モータに充分な電力を与えられないという問題等
を解決するために、吸込み仕事率最大点付近の入力電力
を通常より高い値に設定し、その設定値にほぼ一致すべ
く制御するようにしたもので、制御手段としてモータの
電流を検知する電流検出手段と、モータの回転数を制御
する位相制御手段とを備え、風量が仕事率最大付近の
時、前記電流検出手段の検出値に基づいて入力電力を算
出し、この算出された入力電力と、目標とする入力電力
とが等しくなるよう位相角を制御するようにしている。
また、吸込み仕事率最大点付近以外の領域では、入力電
力が設定値より大きい場合、電力を下げ、設定値を超え
ないよう位相角値を制御している。なお、この仕事率と
は、吸込風量×真空度で表され、風量100%(ゴミ量
0)よりも多少風量が低い状態で最大になることが知ら
れている。
力制御装置は以上のように構成されているので、以下の
ような課題がある。まず、仕事率最大点付近以外の領域
では、入力電力が設定値より大きい場合に限り位相制御
を行うようにしているので、仮にモータの製作公差等に
より設定値より小さい入力電力が加わった場合、特に何
ら位相制御が行われずそのままの入力で運転されること
となり、仕事率最大点付近だけでなく、それ以外の領域
においても入力電力が設定値となるように制御するとい
う点について配慮されていない。また、仕事率最大点付
近以外の領域から仕事率最大点付近の領域に風量が遷移
する際、入力電力が急激に変化するため、入力電力が安
定するまでに時間がかかると共に、安定するまでの間に
入力電力が目標とする入力電力を超えてしまう可能性が
ある。
ためになされたものであり、どの領域においても目標と
する入力電力になるよう制御できると共に、モータの製
作公差に影響を受けることなく、常に安定した制御が可
能な電気掃除機を得ることを目的とする。
掃除機の入力制御装置は、モータに流れる電流を検出す
る電流検出手段と、モータに印加される電圧の位相角を
制御して入力電流を制御する位相角制御手段と、複数の
領域で構成される領域全体に複数存在し、各領域におい
て目標とする入力電力を得るための特性として予め求め
られた位相角−目標電流特性に基づき、位相角制御手段
の位相角に対応した目標電流を複数求め、複数の目標電
流を比較し、予め求められた関係に基づいて複数の目標
電流のうち、位相角の属する領域に対応した目標電流を
選択し、電流検出手段の検出電流と目標電流とを比較す
る演算手段とを備え、位相角制御手段は、演算手段の比
較結果に基づき位相角を増加又は減少させて、電流検出
手段の検出電流と目標電流とが一致するように位相角制
御を行うものである。
は、モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、モ
ータに印加される電圧の位相角を制御して入力電流を制
御する位相角制御手段と、複数に分割された領域の各領
域毎に、目標とする入力電力を得るための特性として予
め求められた位相角−目標電流特性に基づき、位相角制
御手段の位相角に対応した目標電流を求め、電流検出手
段の検出電流と目標電流とを比較する演算手段とを備
え、位相角制御手段は、演算手段の比較結果に基づき位
相角を増加又は減少させて、電流検出手段の検出電流と
目標電流とが一致するように位相角制御を行うものであ
る。
に対応する領域及びゴミ量ゼロに対応する領域を含み、
位相角−目標電流特性は、各領域においてそれぞれ目標
とされた入力電力一定制御を実現するための特性である
ものである。
それぞれ多項式で表現したものである。
を、複数の風量をパラメータとして予め求められた位相
角と電流との関係において、ゴミ量ゼロ領域に対応する
位相角範囲内における、領域の目標入力電力を実現する
位相角と風量との関係から求められた複数の点を結ぶ一
次方程式で表現したものである。
入力電力が決められており、また、風量100%におけ
る入力電力にも上限値、下限値の規制があり、その規制
値を超えないように制御する必要がある。しかしなが
ら、上述したように吸込み仕事率最大点付近で吸引モー
タに十分な電力を与えようとした場合、この最大入力電
力を超える可能性があるため、最大入力電力を超えない
値で入力電力一定制御を行うことが望まれている。ま
た、同様に、風量100%においても、モータに十分な
電力を与えつつ、規制値の入力電力を上限値、下限値と
も超えない値で入力一定制御を行うことが望まれてい
る。
どの領域においても目標とする入力電力に制御できるこ
とを説明する例として、吸込み仕事率最大点付近、及び
それ以外の領域、ここでは風量100%付近において、
それぞれ目標とする入力電力に一定制御する場合を例に
説明する。
態1の電気掃除機の入力制御装置を示す機能ブロック
図、図2は図1の吸引用モータの風量と電流及び入力電
力の特性図、図3は図1の吸引用モータの位相角−入力
電力特性を示す基本特性図、図4は位相角−電流特性を
示す基本特性、図5は図4を部分拡大した説明図であ
る。図6は位相角対目標電流特性を示す図である。
の商用交流電源1に双方向性サイリスタ3を介して接続
された吸引用モータ、4はこの吸引用モータ2に流れる
電流を検出する電流検出手段であり、電流センサ4aが
吸引用モータ2と直列に接続され、カレントトランスや
シャント抵抗による電圧降下法等によって電圧として検
出される。5は電気掃除機の制御部を司るマイクロコン
ピュータである。
で、具体的には図3〜図5に各々示された基本特性を指
し、後に詳述する位相角制御手段11により位相角を変
化させて吸引用モータ2を制御した際の、入力電力特性
(図示しない計測器にて測定)と電流特性(電流検出手
段4で測定)である。7はこの基本特性から導出され、
入力電力を制御するための位相角対目標電流特性であ
り、図4〜図6に示されたものである。
して複数記憶すると共に、ある時点での位相角からそれ
ぞれの近似式により目標電流値を複数算出する算出手
段、9は算出手段8で求められた複数の目標電流値を比
較し、何れか有効な方を目標値とする算出結果比較手
段、10は算出結果比較手段9で有効とされた目標値と
電流検出手段の検出結果とを比較する目標値−電流値比
較手段、11は目標値−電流値比較手段10の比較結果
より位相角を制御する位相角制御手段である。
び目標値−電流値比較手段10により演算手段12が構
成され、該演算手段12及び位相角制御手段11はマイ
クロコンピュータ5に設けられている。
起動・停止時の操作内容をマイクロコンピュータに入力
する。
7について図2〜図6を用いて説明する。図2は吸引用
モータの風量と電流及び入力電力の特性図であり、実線
は電流、点線は入力電力を示す。図2の電流と入力電力
との特性図が示すように、入力電力一定制御を実現する
ためには風量が絞られるにつれて若干減少するような目
標電流を設定すればよく、この目標電流の設定は、風量
とモータ特性に依存するため、掃除機の機種対応の設定
が必要であると同時に、風量の値が明らかになる必要が
ある。このため、実験により図3及び図4(図5)に示
す各特性が求められた。
力特性であり、横軸に位相角を示し、縦軸に入力電力を
示している。また、パラメータを風量として風量100
%(ゴミ量ゼロ)から風量g%まで(ゴミ量大)まで8
種類(100%>a>b>c>d>e>f>g)を表記
している。
相角が増すにつれて入力電力は降下し、また位相角0に
おいても風量が絞られるにつれて入力電圧は降下する。
さらに、風量が多い方が位相角を増やすにつれて入力電
力が降下する割合が多いことが示されている。
性、図5は図4を部分拡大図で、縦軸の電流値は電流検
出手段4の出力であり、横軸の位相角、風量パラメータ
は図3と同じである。
現するための目標電流算出式を算出する。なお、入力一
定制御を必要とする領域は、前述したように風量100
%付近(領域1aとする)と吸込み仕事率最大点付近
(領域2とする)との2領域であり、ここでは、風量1
00%付近での目標入力電力値を例えばWL、吸込み仕
事率最大点付近での目標電力値を例えばWHとし、以下
にそれぞれの目標電力値を実現するための目標電流算出
式の算出方法について図3を参照しながら説明する。
付近とする。この風量bの設定は、以下で詳述するが吸
込み仕事率最大付近とされる風量範囲のうち、最大風量
である風量dに近接しない風量であることを目安として
設定される。なぜなら、この風量間に余裕がないと、す
なわち目標入力電力をWLとする風量からWHへと増加
させる風量間に余裕がないと、急激に電力を増加させる
こととなり、滑らかな入力電力遷移が得られなくなって
しまうからである。
設定(図3にて横線で示す)すると、設定した入力電力
WLと風量100〜風量bとの交点(WL100、WL
a、WLb)から、目標として設定した入力電力と風量
に応じた位相角(θWLb ,θ WLa,θWL100)をそれぞれ
導出することができる。この目標入力電力WLに対応す
る位相角範囲θWLb 〜θWL100 を領域1aとする。な
お、図3の領域1とは、風量100%から仕事率最大点
付近とされる風量に至るまでの領域を指し、具体的には
領域1aを含むθWL100 から以下に詳述する目標入力電
力WHに対応する位相角θWHd までの位相角範囲(θ
WHd 〜θWL100 )である。
a内において、図3で導出した位相角値と風量100%
〜風量bとの交点(WL100、WLa、WLb)をプ
ロットし、また、領域1と領域2の境目となる点(WH
d)をプロットすると、領域1(θWHd 〜θWL100 )に
おける位相角対目標電流特性IWLが求められる。この
位相角対目標電流特性の一部が目標入力電力WLに対応
し、各風量における入力電力が一定となる特性となる。
この特性IWLを二次方程式で表現したものが領域1の
目標電流算出式となる。
−bx+c等の二次の近似式で表すことができる。な
お、この二次方程式のうち、θWLb 〜θWL100 の範囲が
入力電力をWLに一定制御するための特性であり、θ
WHd 〜θWLd の範囲は入力電力をWL〜WHへと滑ら
かに導くための特性となる。但し、yは目標電流値、x
は位相角値、a、b、cはそれぞれ定数である。
み仕事率が最大点付近とは、換言すればある特定の風量
範囲であり、この風量範囲はモータ特性に依存してい
る。そこで、ここではその風量範囲を風量d〜風量gで
あるとする。そして、上記入力電力WLの場合と同様
に、目標入力電力値として設定したWH(図3において
横線にて示す)と風量dから風量g(ゴミ量大)とのそ
れぞれの交点(WHd,WHe,WHf,WHg)によ
り、目標として設定した入力電力と、各々の風量に応じ
た位相角(θWHd,θWHe,θWHf,θWHg)をそれぞれ導
出することができる。
量の交点(WHd,WHe,WHf,WHg)を図4及
び図5上にプロットすると、領域2(θ0〜θWHd)にお
ける位相角対目標電流特性が求められる。すなわち、目
標入力電力WHに対応し、各風量において入力電力を一
定とする位相角対目標電流特性IWHが求められる。こ
の位相角対目標電流特性IWHを二次方程式で表現した
ものが領域2の目標電流算出式となる。
1と同様、y=ax2 −bx+c等の二次の近似式で表
わすことができる。但し、yは目標電流値、xは位相角
値、a、b、cはそれぞれ定数である。
位相角対目標電流特性を図6に示す。図の太線は各領域
に対応する特性を示している。以下、この太線で示され
る特性を目標電流特性CTMと記す。なお、図に示した
ように目標電流特性CTMはCTM1とCTM2のうち
各位相角において小さい方の特性となっている。
記の例で説明すると目標入力電力WH又はWLを得るた
めには、位相角と電流との関係が目標電流特性CTMと
なるよう位相制御を行えばよく、この関係を算出手段8
に記憶させ、マイクロコンピュータ5により処理を行え
ばよい。具体的には、各領域における目標電流算出式を
算出手段8に記憶させ、算出された値のうち、小さい方
を選択して目標電流値CTMとし、各種処理を行えば良
いこととなる。
チャートである。以下、図7を参照しながら本実施の形
態1の動作について説明する。なお、以下では、領域1
の目標電流算出式による目標電流をCTM1、領域2の
目標電流算出式による目標電流をCTM2と記す。ステ
ップS100では、動作スイッチ部13操作後の初期位
相角値として、位相制御手段11に初期位相角値PWS
をセットする。この初期位相角値PWSは、図5に示す
ように目標電流曲線CTMと風量100%の特性カーブ
との交点における位相角値θWL100 が設定される。
でセットされた位相角値に基づいて、位相角制御手段1
1及び双方向性サイリスタ3により吸引用モータ2が位
相制御運転される。ステップS102では、ステップS
101で吸引用モータ2に流れる電流を電流検出手段4
によって検出し、検出された電流CTを目標値−電流値
比較手段10に送る。
04では、算出手段8によりステップS100でセット
された初期位相角値PWSに対応する目標電流値CTM
1及びCTM2を算出し、算出結果比較手段9に送る。
及びステップS104で算出結果比較手段9へと送られ
たCTM1及びCTM2の大小を算出結果比較手段9で
比較し、CTM1の方が小さければステップS106で
CTM1を目標電流CTMとし、CTM2の方が小さけ
ればステップS107でCTM2を目標電流CTMと
し、目標電流CTMを目標値−電流値比較手段10に送
る。
較手段10によりステップS102で検出した電流CT
と、ステップS106またはステップS107で設定し
た目標電流値CTMとを比較する。CTとCTMとが等
しければ位相角制御運転S101に戻り、等しくなれば
ステップS109でCTとCTMの大小を比較し、CT
の方が小さければステップS110へ進んで位相角制御
手段11により位相角値を1hex(hex:16進,
1hex=1度に相当)減らしてステップS101の位
相角制御運転へと戻り、CTMの方が大きければステッ
プS111へ進んで位相角制御手段11により位相角値
を1hex増やして位相角制御運転S101に戻る。
する。例えば、ゴミ溜まり等によって風量100%より
低い風量aで運転されているとした場合、まずはステッ
プS100で設定された位相角PWSで位相制御運転を
行われ(S101)、そして、この時の電流CTを検出
し(S102)、位相角PWSにおけるCTM1とCT
M2において小さい方を目標電流CTMとし(S102
〜S107)、当該目標電流CTMと電流CTとの比較
が行われる(S108)。位相角PWSにおける電流C
Tは、ここでは風量aで運転されているためCTa1であ
り目標電流CTMPws より小さい。このため、ステップ
S110へ進み、位相角値xを1hex減らしてステッ
プS101へと戻る。ステップS101では、ステップ
S110で1hex減らされた位相角値θx で位相角制
御運転を行い(S101)、同様にしてステップS10
2〜S111の処理を行う。すなわち位相角θxでの目
標電流CTMθxが算出され、これと位相角θxにおける
風量aでの検出電流CTa2との比較が行われ、その比較
結果に基づき上記と同様の位相角制御が行われる。
CTと目標電流CTMとが一致するよう位相角制御が行
われ、目標電力を実現できる。すなわち、風量に応じた
目標電流となるように位相角制御が行われ、掃除が進ん
でゴミ溜まりによって風量が変化し、風量が仮に風量b
まで絞られても、その風量に応じた位相角制御が行わ
れ、一定の電力(目標電力WL)に一定制御が実現でき
る。
力特性の例を示す。横軸は風量、縦軸は入力電力であ
る。図示のように、二種類の目標電力WL、WHにおい
て、各々一定の入力電力が得られることが確認できた。
なお、風量g(m3/min)以下は全通電(位相角
0)領域である。
領域毎に、目標とする入力電力を得るための目標電流算
出式を求め、当該目標電流算出式に基づく位相制御を行
うことにより、どの領域においても目標とする入力電力
に制御可能となる。従って、以上に説明したように、複
数(ここではWLとWHの2つ)の目標入力電力に対し
て各々一定の入力電力を確実に実現することも可能とな
り、ゴミ量や被掃除面状態に応じて入力電力及び風量を
効率的にコントロール可能となった。また、入力電力を
WLとする領域からWHとする領域へ遷移する際、当該
2つの目標入力電力間に風量的余裕があるため、位相角
が急激に変化することによる突入電流を防止でき、滑ら
かな入力電力遷移が得られる。
性に基づき目標電流特性として数式化した近似式を記憶
し、目標電流値CTMを算出するようにしたので、電源
電圧変動、モータ特性バラツキ、及び電流センサ精度バ
ラツキにより風量特性が位相角対目標電流特性CTMか
ら外れても数式化により全風量特性領域をカバーできる
ため、安定した好適な入力制御を行うことができる。
て、領域1の目標電流算出式を、領域1a内の3点と領
域1と2との境目となる点を通る二次方程式としたが、
領域1aと、領域1内の領域1aを除く領域とで別々に
目標電流算出式を設定し、2つの一次方程式で表現して
も良い。
て、領域1a内のWL100、WLa、WLbの3点を
通る一次方程式(CTM1−1)と、目標電力WLから
目標電力WLへと遷移させる領域内のWLb、WHdの
2点を通る一次方程式(CTM1−2)との2つの一次
方程式を、領域1の目標電流算出式としたものである。
なお、目標入力電力WLに一定制御を必要とする領域は
領域1aであり、領域1内の領域1aを除く領域ではそ
の必要がないため、本実施の形態2によると、領域1a
と、領域1内の領域1aを除く領域とで別々に目標電流
算出式を設定することで、領域1a内での目標入力電力
WLの一定制御を更に正確に行うことが期待できる。
特性(CTM1−1、CTM1−2及びCTM2)を示
す。図の太線が各領域に対応する特性を示している。以
下、この太線で示される特性を目標電流特性CTMと記
す。なお、何れの位相角においても中央に位置する特性
が目標電流特性CTMとなっている。このため、位相角
制御を行う場合、目標電流算出式で算出された目標電流
値のうち、中央の目標電流値を目標電流CTMとすれば
よい。
すフローチャートである。以下、図10を参照しながら
本実施の形態2の動作について説明する。
3操作後の初期位相角値として、位相制御手段11に初
期位相角値PWSをセットする。この初期位相角値PW
Sは、図9に示すように目標電流特性CTMと風量10
0%の特性カーブとの交点における位相角値θWL100 が
設定される。
でセットされた位相角値に基づいて、位相角制御手段1
1及び双方向性サイリスタ3により吸引用モータ2が位
相制御運転される。ステップS202では、ステップS
201で吸引用モータ2に流れる電流を電流検出手段4
によって検出し、検出された電流CTを目標値−電流値
比較手段10に送る。
4及びステップS204では、算出手段8によりステッ
プS200でセットされた初期位相角値PWSに対応す
る目標電流値CTM1−1、CTM1−2及びCTM2
を算出し、算出結果比較手段9に送る。
3、ステップS204で算出結果比較手段9へと送られ
たCTM1−1、CTM1−2の大小を算出結果比較手
段9で比較し、CTM1−1の方が大きければステップ
S208でCTM1−1を目標電流CTMとし、CTM
1−2の方が大きければステップS207で更にCTM
1−2とCTM2の大小を比較し、CTM1−2の方が
小さければステップS209でCTM1−2を目標電流
CTMとし、CTM2の方が小さければステップS21
0でCTM2を目標電流CTMとする。このようにして
算出された目標電流CTMを目標値−電流比較手段10
に送る。
較手段10によりステップS202で検出した電流CT
と、ステップS208、S209またはステップS21
0で設定した目標電流値CTMとを比較する。CTとC
TMとが等しければ位相角制御運転S201に戻り、等
しくなればステップS212でCTとCTMの大小を比
較し、CTの方が小さければステップS213へ進んで
位相角制御手段11により位相角値を1hex減らして
位相角制御運転S101へと戻り、CTMの方が大きけ
ればステップS214へ進んで同じく位相角制御手段1
1により位相角値を1hex増やして位相角制御運転S
101に戻る。
14を繰り返し行うことにより、実施の形態1と同様、
検出電流CTと目標電流CTMとが一致するように位相
角制御が行われ、目標入力電力を実現できる。すなわ
ち、風量に応じた目標電流となるように位相角制御が行
われ、掃除が進んでゴミ溜まりによって風量が変化し、
風量が仮に風量bまで絞られても、その風量に応じた位
相角制御が行われ、一定の電力(目標入力電力WL)に
一定制御が実現できる。
WLに一定制御を必要とする風量100%付近の領域1
aと、この領域1aから領域1へ入力電力を遷移するた
めの領域とにおいて、それぞれ別々に目標入力算出式を
設定するようにしたので、風量100%付近の領域での
入力電力一定制御を実現する目標入力算出式を、より正
確に設定することができる。さらに、目的の異なる2つ
の領域に分割して各領域毎に目標電流算出式を設定する
ようにし、且つ当該目標電流算出式を一次方程式とした
ので、より簡便に設定することができる。
施の形態2を例に説明するが、複数求められた目標電流
の中から、予め求められた関係(すなわち各位相角にお
いて算出された複数の目標電流のうち、中央値を選択)
に基づいて位相角における目標電流を選択するようにし
たので、各領域の境目、すなわち位相角対目標電流特性
CTM1−1、CTM1−2及びCTM2との交点とな
る位相角を設定しなくとも、各位相角対目標電流特性
(CTM1−1、CTM1−2、CTM2)を設定(記
憶)しておくだけで前記関係に基づき各領域に対応する
目標電流を選択することができる。なお、ここで説明し
た効果は得られなくなってしまうが、各領域の境目とな
る位相角を設定して、目標電流特性CTMから直接目標
電流を求めるようにしてももちろん良く、何れの方法を
採用しても目標とする入力電力に一定制御を行うことが
できる。
の際1hexずつ増減させる場合を例に示したが、これ
に限られたものではなく、要するに位相角を少しづつ増
減させればよい。
出式を一次方程式又は二次方程式とした場合を例に説明
したが、これに限られたものではなくその他の多項式で
表現されたものでももちろん良い。例えば図8に示す実
験結果と照らし合わせて最適な多項式を求め、当該多項
式を目標電流算出式としても良く、この場合、更に正確
な入力電力制御が可能となる。
入力制御装置は、モータに流れる電流を検出する電流検
出手段と、モータに印加される電圧の位相角を制御して
入力電流を制御する位相角制御手段と、複数の領域で構
成される領域全体に複数存在し、各領域において目標と
する入力電力を得るための特性として予め求められた位
相角−目標電流特性に基づき、位相角制御手段の位相角
に対応した目標電流を複数求め、複数の目標電流を比較
し、予め求められた関係に基づいて複数の目標電流のう
ち、位相角の属する領域に対応した目標電流を選択し、
電流検出手段の検出電流と目標電流とを比較する演算手
段とを備え、位相角制御手段は、演算手段の比較結果に
基づき位相角を増加又は減少させて、電流検出手段の検
出電流と目標電流とが一致するように位相角制御を行う
ようにしたものである。
は、モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、モ
ータに印加される電圧の位相角を制御して入力電流を制
御する位相角制御手段と、複数に分割された領域の各領
域毎に、目標とする入力電力を得るための特性として予
め求められた位相角−目標電流特性に基づき、位相角制
御手段の位相角に対応した目標電流を求め、電流検出手
段の検出電流と目標電流とを比較する演算手段とを備
え、位相角制御手段は、演算手段の比較結果に基づき位
相角を増加又は減少させて、電流検出手段の検出電流と
目標電流とが一致するように位相角制御を行うようにし
たものである。
標とする入力電力に制御可能となる。従って、複数の目
標入力電力に対して各々一定の入力電力を確実に実現す
ることも可能となり、ゴミ量や被掃除面状態に応じて入
力電力及び風量を効率的にコントロールすることができ
る。また、前者の電気掃除機の入力制御装置の場合、各
領域の境目、すなわち各位相角−目標電流特性の交点と
なる位相角を設定しなくとも、予め求められた関係に基
づいて複数の目標電流の中から、各領域に対応する目標
電流を選択することができる。
に対応する領域及びゴミ量ゼロに対応する領域を含み、
位相角−目標電流特性は、各領域においてそれぞれ目標
とされた入力電力一定制御を実現するための特性である
ので、吸込み仕事率最大点付近及びゴミ量ゼロ領域にお
いてそれぞれ目標とする入力電力に一定制御が可能とな
る。
毎にそれぞれ多項式で表現されたものであるので、当該
多項式を実験結果(入力電力特性)と照らし合わせて求
められた最適な多項式とすれば、更に正確な入力電力制
御が可能となる。
は、複数の風量をパラメータとして予め求められた位相
角と電流との関係において、ゴミ量ゼロ領域に対応する
位相角範囲内における、領域の目標入力電力を実現する
位相角と風量との関係から求められた複数の点を結ぶ一
次方程式で表現されたものであるので、ゴミ量ゼロ領域
において更に正確に入力電力制御が可能となり、また、
多項式を一次式方程式とすることで、簡便に設定ができ
る。
御装置を示す機能ブロック図である。
と入力電力の特性図である。
を示す基本特性図である。
す基本特性図である。
性(目標電流算出式CTM)を示す図である。
である。
御装置によって得られた入力特性図である。
性(目標電流算出式CTM)を示す図である。
トである。
位相角制御手段、12 演算手段。
Claims (5)
- 【請求項1】 モータに流れる電流を検出する電流検出
手段と、 モータに印加される電圧の位相角を制御して入力電流を
制御する位相角制御手段と、 複数の領域で構成される領域全体に複数存在し、各領域
において目標とする入力電力を得るための特性として予
め求められた位相角−目標電流特性に基づき、前記位相
角制御手段の前記位相角に対応した目標電流を複数求
め、当該複数の目標電流を比較し、予め求められた関係
に基づいて前記複数の目標電流のうち、位相角の属する
領域に対応した目標電流を選択し、前記電流検出手段の
検出電流と前記目標電流とを比較する演算手段とを備
え、 前記位相角制御手段は、前記演算手段の比較結果に基づ
き位相角を増加又は減少させて、前記電流検出手段の検
出電流と前記目標電流とが一致するように位相角制御を
行うことを特徴とする電気掃除機の入力制御装置。 - 【請求項2】 モータに流れる電流を検出する電流検出
手段と、 モータに印加される電圧の位相角を制御して入力電流を
制御する位相角制御手段と、 複数に分割された領域の各領域毎に、目標とする入力電
力を得るための特性として予め求められた位相角−目標
電流特性に基づき、前記位相角制御手段の前記位相角に
対応した目標電流を求め、前記電流検出手段の検出電流
と前記目標電流とを比較する演算手段とを備え、 前記位相角制御手段は、前記演算手段の比較結果に基づ
き位相角を増加又は減少させて、前記電流検出手段の検
出電流と前記目標電流とが一致するように位相角制御を
行うことを特徴とする電気掃除機の入力制御装置。 - 【請求項3】 前記複数の領域は、吸込み仕事率最大点
に対応する領域及びゴミ量ゼロに対応する領域を含み、
前記位相角−目標電流特性は、前記各領域においてそれ
ぞれ目標とされた入力電力一定制御を実現するための特
性であることを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃
除機の入力制御装置。 - 【請求項4】 前記位相角−目標電流特性は、各領域毎
にそれぞれ多項式で表現されたものであることを特徴と
する請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電気掃除機
の入力制御装置。 - 【請求項5】 前記ゴミ量ゼロに対応する領域の多項式
は、複数の風量をパラメータとして予め求められた位相
角と電流との関係において、前記ゴミ量ゼロ領域に対応
する位相角範囲内における、当該領域の目標入力電力を
実現する位相角と風量との関係から求められた複数の点
を結ぶ一次方程式で表現されたものであることを特徴と
する請求項4記載の電気掃除機の入力制御装置。
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JP2001087189A true JP2001087189A (ja) | 2001-04-03 |
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ID=17415950
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JP26534999A Expired - Lifetime JP3735799B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 電気掃除機の入力制御装置 |
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- 1999-09-20 JP JP26534999A patent/JP3735799B2/ja not_active Expired - Lifetime
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