JP4575485B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、集塵室内のゴミ量及び風路内の密閉状態を検出して表示する電気掃除機に関する。
従来この種の電気掃除機として、特開平9−10153号公報に開示されたものがある。この電気掃除機は、操作部の操作により運転状態を「強」以外に設定したとき等、何らかの原因により家庭に供給される電源電圧が低下した場合に、吸い込んだゴミの量とは無関係にゴミ表示が行われるという問題解決のため、電源電圧に応じたしきい値を設定して、吸い込んだゴミ量を検出して表示している。
つまり、上記の電気掃除機においては、電源電圧と並列に接続されたトランスの2次側電圧(以下、電源電圧検出値とする)とブロワモータに流れる電流(以下、電流検出値とする)とを検出し、電源電圧検出値が大きいときはゴミ量検出用しきい値を大きく設定し、電源電圧検出値が小さいときはゴミ量検出用しきい値を小さく設定し、電源電圧検出値に応じたゴミ量検出用しきい値を設定している。そして、掃除中に上記のゴミ量検出用しきい値と上記の電流検出値とを比較し、電流検出値がゴミ量検出用しきい値より大きいときはゴミ表示をせず、電流検出値がゴミ量検出用しきい値より小さいときはゴミ表示をするよう制御している。
特開平9−10153号公報
従来の電気掃除機は、上記のようにして、吸い込んだゴミ量を検出しているため次のような課題がある。即ち、掃除機の使用中に電源電圧を検出しているため、床面状態の変化や床ブラシの動作等によりトランス(CT)の出力が安定せず、安定した正確な電源電圧を検出することができず、また、電源電圧値の検出をトランスの2次側電圧を用いて行うため、電源電圧の変化にしか対応できなかった。
また、ブロワモータの入力特性にはバラツキがあるが、それに対応できない、という課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、モータの入力特性に応じて集塵室内のゴミ量又はそのゴミ量と風路内の密閉状態を高精度に検出することを可能にした電気掃除機を提供するものである。
本発明に係る電気掃除機は、
商用電源からの交流電圧が双方向性サイリスタを介して印加されるブロワモータと、
前記ブロワモータをON/OFFする動作スイッチを有する操作部と、
前記ブロワモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記操作部の動作スイッチをONした直後に前記ブロワモータに流れる立ち上がり電流の最大電流値とそれに続いて現れる最小電流値との差が基準値よりも小さいか又は大きいかを検出するモータ特性検出手段と、
前記差が基準値よりも小さい場合には、予め設定されている集塵部のゴミ量検出用のしきい値又は予め設定されている風路内の密閉状態検出用のしきい値を上げる補正をし、前記差が基準値よりも大きい場合には、前記集塵部のゴミ量検出用のしきい値又は前記風路内の密閉状態検出用のしきい値を下げる補正をするしきい値補正手段と、
前記電流検出手段の出力が、前記補正後の前記ゴミ量検出用のしきい値又は前記補正後の前記風路内の密閉状態検出用しきい値よりも小さいときには、前記集塵部のゴミ量が多いこと又は風路内が密閉状態であることを表示する表示手段と
を備えたものである。
本発明によれば、電流検出手段により検出された電流に基づいてブロワモータの入力特性を検出し、その入力特性に基づいて、集塵部のゴミ量検出用のしきい値、又はそのゴミ量検出用のしきい値及び風路内の密閉状態検出用のしきい値を補正するようにしたので、モータの入力特性に適したしきい値でゴミ量や密閉状態を検出することができ、正確にゴミ量や密閉状態の検出ができる。更に動作スイッチをONにした直後からブロワモータの入力特性を検出するので、安定した正確なブロワモータの入力特性が検出でき、使用開始直後から正確なゴミ量や密閉状態の検出を行え、機器への負担も軽減できる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の機能ブロック図である。
図1において、1は商用交流電源、2はブロワモータ、3はこの商用電源1とブロワモータ2の間に接続された双方向性サイリスタである。4はこのブロワモータ2に流れる電流を検出する電流検出手段であり、電流センサ4aがブロワモータと直列に構成され、カレントトランスやシャント抵抗による電圧降下法等によって電圧として検出される。
5はマイクロコンピュータであり、6は上記電流検出手段4の出力を入力とする電源電圧検出手段、7はこの電源電圧の検出結果より、ゴミ量及び密閉状態を検出する際のしきい値(ゴミ検出用のしきい値、密閉状態検出用のしきい値)を補正するしきい値補正手段である。8は位相制御手段8a及び表示制御手段8bを含む制御手段である。位相制御手段8aはブロワモータ2に流れる電流を位相制御することにより、ブロワモータ2の回転速度を制御するものであり、特に、本実施の形態2においては後述のようにして検出される電源電圧及び/又はゴミ量や密閉状態に応じてブロワモータ2を制御する。表示制御手段8bは後述する表示部を制御するものである。これらの電源電圧検出手段6、しきい値補正手段7及び制御手段8はマイクロコンピュータ5により実現されている。
9は操作部であり、動作スイッチ等の各種のスイッチが取り付けられており、入力切替や起動、停止等の操作内容をマイクロコンピュータ5に入力する。10は集塵室のゴミ量、風路内の密閉状態や動作内容等各種情報を表示する表示部であり、表示制御手段8bにより制御される。
次に、ブロワモータ2の駆動電流の立ち上がり特性を実験結果に基づいて説明する。
図2は操作部9の動作スイッチをONにした直後から所定時間t1後(例えば5秒後)までの電流センサ4aで検出される電流の特性図であり、横軸に時間を、縦軸に電流値を示している。図2の特性から明らかなように、動作スイッチON直後の立ち上がり電流には、電流値がまず最大へと変化し、その後一度低下してから定常状態になるという特性がある。この特性に着目し、実験により図3に示される特性が求められる。
図3は電源電圧値を変化させたときの操作部9の動作スイッチをONにした直後から所定時間後までの電流センサ4aで検出される電流の特性図であり、横軸に時間を、縦軸に電流値を示している。
図3の特性から明らかなように、電源電圧が小さくなるにつれ、立ち上がり電流の最大値及びその後の最小値がともに小さくなるが、この最大値と最小値の差の値はあまり変化しない傾向にある(なお、これは後述のようにモータの入力特性に依存する。)。即ち、電源電圧が小さくなっても、最大値と最小値との差はあまり変化しないが、最大値は小さくなる、という特性がある。
次に、本実施の形態1の動作を図4及び図5の動作フローチャートを参照しながら説明する。
(1)操作部9の動作スイッチからのON信号が入力しているかどうかを判断し(S100)、ON信号を検出すると、位相制御手段8aは双方向性サイリスタ3に所定の位相角(初期値)でゲートパルスを供給し、モータ2にその位相角に対応した駆動電流を供給して駆動する(S101)。
(2)次に、電流センサ4aの出力を読み込み、モータ2に流れる電流値を入力する(S103)。
(3)次に、電源電圧値が確定したかどうかを判断する(S103)。この判断は後述するフラグが立っているかどうかに基づいてなされる。当初は電源電圧値が確定していないから、次に、電源電圧確定処理に移行する(S104)。
(4)電源電圧確定処理(S104)は図5のフローチャートに従ってなされる。その詳細は後述するが、電源電圧値が確定するまでは上記の処理(S102,S103,S104)を繰り返すことになる。
(5)電源電圧値が確定したという判断がなされた場合には(S103)、次に、ゴミ量検出処理(S105)及び密閉検出処理(S106)を行う。このゴミ量検出処理(S105)においては、電流センサ4aからの電流値(図3の時間t1内の電流値)とゴミ量検出用のしきい値とを比較して、電流値がそのしきい値よりも小さい時には集塵室のごみ量が多いという判断をする。また、密閉検出処理(S106)においては、上記の電流センサ4aからの電流値と密閉状態検出用のしきい値とを比較して、電流値がそのしきい値よりも小さい時には風路内が密閉状態にあるという判断をする。そして、表示制御処理(S107)においては、表示制御手段8bが上記のゴミ量検出処理(S105)及び密閉検出処理(S106)の処理結果を表示部10に表示させる。例えば集塵室のゴミ量が多いと判断されたときにはその旨の表示し、風路内が密閉状態にあると判断されたときにはその旨を表示させる。
(6)以上の初期の処理(S100〜S107)が終了すると、モータ制御処理(S108)に移行して、上記の処理にて求められた電源電圧を設定する。そして、位相制御手段8aは、電源電圧確定処理(S104)にて求められた電源電圧及び/又はゴミ量や密閉状態を基準として、操作部9にて設定された速度に従ってゲートパルスの位相角を調整して双方向性サイリスタ3に供給し、ブロワモータ2の回転速度を設定速度に制御する。
次に、図5の電源電圧確定処理(S104)の詳細を説明する。
(1)まず、タイマーがスタートしているかどうかを判断する(S200)。この電源電圧確定処理(S104)に移行した最初の段階においては、タイマーがスタートしていないから、次の処理(S201)に移行してタイマーをスタートさせる。
(2)次に、図4の処理(S102)にて読み込んだ電流センサ4aの電流値について次のような処理をする。前回の電流値≦今回の電流値が成立しているかどうかを判断する(S202)。
(3)上記の条件が成立しない場合には、前々回の電流値≦前回の電流値が成立しているかどうかを判断する(S203)。
(4)上記の処理(S202)の条件が成立した場合及び上記の処理(S203)の条件が成立しない場合には、次に、タイマ−が所定の時間を計測したかどうかを判断し(S204)、まだ、タイムアップしていない場合には、電流センサ4aの電流値について、前回の電流値を前々回の電流値として設定し(S205)、今回の電流値を前回の電流値として設定する(S206)。そして、図4の処理(S102)に戻って上記の処理が繰り返される。
(5)上記の処理(S203)の条件が成立した場合及び処理(S204)にてタイムアップしたという判断した場合には、電流センサ4aの前回の電流値を最大値として、その最大値に対応した最大電圧を求める(S207)。そして、その最大値に基づいて、しきい値を補正するかどうかを判断する(S208)。しきい値を補正すると判断した場合にはその最大電圧に基づいてしきい値を補正する(S209)。
(6)次に、フラグを立てる(S210)。このフラグは図4における処理(S103)の判断の際に用いられる。
次に、図6の特性図に基づいて本実施の形態1の動作を要約して説明する。
上述のように、操作部9の動作スイッチをONにすると、そのON信号がマイコン5に入力され、マイコン5内の位相制御手段8aによりある所定の位相角によって双方向性サイリスタ3を点弧させるとブロワモータ2に駆動電流が流れ、ブロワモータ2が動き出す。このとき、動作スイッチをONにした直後から所定時間後までの電流を電流センサ4aが検出し、この期間中の電流の最大値を検出する。この最大値と例えば実験より得られたデータテーブルとを比較することにより、電源電圧値の検出を行い、その電源電圧値に基づいてゴミ量検出用のしきい値及び密閉状態検出用のしきい値の補正を行う。
つまり、立ち上がり電圧の最大値が大きいとき、即ち電源電圧が高いとき(V1)はゴミ量検出用のしきい値及び密閉状態検出用のしきい値を上げ、立ち上がり電圧の最大値が小さいとき、即ち電源電圧が低いとき(V2)はゴミ量検出用のしきい値及び密閉状態検出用のしきい値を下げるよう補正する。更に、電源電圧が高いとき(V1)にはブロワモータ2に供給する電流を小さめにし(双方向性サイリスタ3の導通期間を短くする)、電源電圧が低いとき(V2)にはブロワモータに供給する電流を大きめにする(双方向性サイリスタ3の導通期間を長くする)など、電源電圧の大きさに応じたブロワモータ2の制御を行うことで、その回転速度を操作部9により設定された速度に制御する。
なお、上記の説明では位相制御手段を用いた例について説明したが、ON−OFF制御方式のものであってもブロワモータの立ち上がり電流の変化を捕らえることで電源電圧値を判断できることはいうまでもない(このことは後述する実施の形態2においても同様である)。更に、上記の説明では立ち上がり電流の最大値によって電源電圧値の検出を行ったが、これを立ち上がり電流の傾きや時間変化等によって行うこともできる。
以上のように、本実施の形態1においては、操作部の動作スイッチをONした直後から所定時間内において、電流検出手段で検出される立ち上がり電流から電源電圧を検出して、その電源電圧に基づいて集塵部のゴミ量検出用のしきい値、又はそのゴミ量検出量のしきい値及び風路内の密閉状態検出用のしきい値を補正するようにしたので、電源電圧に適したしきい値でゴミ量や密閉状態を検出することができ、正確にゴミ量や密閉状態を検出できる。更に動作スイッチをONにした直後から電源電圧の検出を行うので、安定した正確な電源電圧が検出でき、使用開始直後から正確なゴミ量や密閉状態の検出を行える。
また、電源電圧に適した回転速度でブロワモータを制御するので、機器への負担が軽減でき、使用開始直後から快適に使用できる。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、立ち上がり電流の最大値によって、電源電圧値の検出を行ったが、本実施の形態2は、動作スイッチON直後の所定時間後の電流値の最大値と最小値との差によって、ブロワモータの入力特性を検出し、更に、このブロワモータの入力特性の検出結果よりゴミ量検出用のしきい値及び密閉状態検出用のしきい値の補正を行うと共に、ブロワモータの入力特性に適したブロワモータの回転速度に制御するものである。
ブロワモータの入力特性にバラツキがあると、ブロワモータに流れる電流値が変化するため、各々のブロワモータに適したしきい値でゴミ量及び密閉検出等を行わないと正確な検出ができない為、ブロワモータの入力特性のバラツキに対応して、ゴミ量検出用のしきい値及び密閉状態検出用のしきい値の補正を行う必要がある。従って、ブロワモータの入力特性が大きい(低インピーダンス)ものはゴミ量検出用のしきい値及び密閉検出用のしきい値を上げ、ブロワモータの入力特性が小さい(高インピーダンス)ものはゴミ量検出用のしきい値及び密閉状態検出用のしきい値を下げるように補正を行う。
更に、ブロワモータの入力特性が大きいものはブロワモータに供給する電流を小さめにし(双方向性サイリスタ3の導通期間を短くする)、ブロワモータの入力特性が小さいものはブロワモータに供給する電流を大きめにする(双方向性サイリスタ3の導通期間を長くする)など、ブロワモータの入力特性に対応したブロワモータ2の制御を行うことで、その回転速度を操作部9により設定された速度に制御する。
次に、本実施の形態2について詳細に説明する。
図7は本実施の形態2に係る電気掃除機の機能ブロック図であり、同図において、図1と同一符号のものは同一又は相当部を示すものとし、その説明を省略する。11はモータ特性検出手段であり、電流センサ4aの検出値に基づいてブロワモータ2の入力特性を求める。
次に、本実施の形態2の動作を図8及び図9のフローチャートを参照しながら説明する。
(1)上述の実施形態1の場合と同様に、操作部9の動作スイッチからのON信号が入力しているかどうかを判断し(S100)、ON信号を検出すると、位相制御手段8aは双方向性サイリスタ3を所定の位相角(初期値)でゲートパルスを供給し、ブロワモータ2にその位相角に対応した駆動電流を供給して駆動する(S101)。そして、電流センサ4aの出力を読み込み、ブロワモータ2に流れる電流値を入力する(S102)。
(2)次に、モータの入力特性が確定したかどうかを判断する(S110)。この判断は後述するフラグが立っているかどうかに基づいてなされる。当初はモータの入力特性が確定していないから、次に、モータ特性確定処理に移行する(S111)。
(3)モータ特性確定処理(S111)は図9のフローチャートに従ってなされる。その詳細は後述するが、モータ特性が確定するまで、上記の処理(S102,S110,S111)を繰り返す。
(4)モータの入力特性が確定したという判断がなされた場合には(S110)、上述の実施形態1の場合と同様に、ゴミ量検出処理(S105)及び密閉検出処理(S106)を行う。このゴミ量検出処理(S105)においては、電流センサ4aからの電流値(後述の図10の時間t1内の電流値)とゴミ量検出用のしきい値とを比較して、電流値がそのしきい値よりも小さい時にはごみ量が多いという判断をする。また、密閉検出処理(S106)においては、電流センサ4aからの上記の電流値と密閉状態検出用のしきい値とを比較して、電流値がそのしきい値よりも小さい時には密閉状態にあるという判断をする。そして、表示制御処理(S107)においては、表示制御手段8bが上記のゴミ量検出処理(S105)及び密閉検出処理(S106)の処理結果を表示部10に表示させる。例えば集塵部のゴミ量が多いと判断されたときにはその旨の表示し、風路内が密閉状態にあると判断されたときにはその旨を表示させる。
(5)更に、本実施の形態2においては、位相制御手段8aは、モータ特性確定処理(S111)にて求められたモータの入力特性(制御定数)及び/又はゴミ量や密閉状態を基準として、操作部9にて設定された速度に従ってゲートパルスの位相角を調整して双方向性サイリスタ3に供給し、ブロワモータ2の回転速度を設定速度に制御する(S108a)。
次に、図9のモータ特性の確定処理(S111)の詳細を説明する。
(1)ここでは、上述の実施形態1の場合と同様な処理(S200,S201,S202,S203,S205,S206,S207)に最大値を求める。
(2)次に、電流センサ4aの電流値について次のような処理をする。前回の電流値≧今回の電流値が成立しているかどうかを判断する(S211)。
(3)上記の条件が成立しない場合には、前々回の電流値>前回の電流値が成立しているかどうかを判断する(S212)。
(4)上記の処理(S212)の条件が成立した場合及び上記の処理(S212)の条件が成立しない場合には、次に、タイマ−が所定の時間を計測したかどうかを判断し(S204)、まだ、タイムアップしていない場合には、電流センサ4aの電流値について、前回の電流値を前々回の電流値として設定し(S205)、今回の電流値を前回の電流値として設定する(S206)。そして、図8の処理(S102)に戻って上記の処理が繰り返される。
(5)上記の処理(S212)の条件が成立した場合及び処理(S204)にてタイムアップしたという判断した場合には、電流センサ4aの前回の電流値を最小値とする(S213)。そして、その最大値と最小値と差の絶対値を求める(S214)。
(6)次に、この絶対値、即ちモータの入力特性に基づいて、しきい値を補正するかどうかを判断する(S208)。しきい値を補正すると判断した場合にはそのモータの入力特性に基づいてゴミ量検出用のしきい値及び密閉状態検出用のしきい値をそれぞれ補正する(S209)。
(7)次に、フラグを立てる(S210)。このフラグは図8における処理(S103)の判断の際に用いられる。
(8)次に、上記のモータの入力特性に基づいてブロワモータ2の制御定数を設定する(S214)。この制御定数は図8のブロワモータ2の制御処理(S108a)に用いられる。
次に、図10の特性図に基づいて本実施の形態2の動作を要約して説明する。同図に示されるように、動作スイッチをONにした直後から所定時間後までの電流の内、最大値と最小値との差が基準値Mより小さいものM1はモータの入力特性が大きく(低インピーダンス)、最大値と最小値との差が大きいものM2はモータの入力特性が小さい(高インピーダンス)。図10のM1の場合にはゴミ量検出用のしきい値及び密閉検出用のしきい値を上げ、そして、ブロワモータに供給する電流を小さめにする(双方向性サイリスタ3の導通期間を短くする)。また、M2の場合にはゴミ量検出用のしきい値及び密閉検出用のしきい値を下げ、そして、ブロワモータに供給する電流を大きめにする(双方向性サイリスタ3の導通期間を長くする)。
上述のように、本実施の形態2においては最大値と最小値との差に基づいてブロワモータの入力特性を求めているので、検出値の差が大きく入力特性が高精度に求められる。但し、ブロワモータの入力特性は立ち上がり時の駆動電流の最小値(図9のS213の最小値)を検出して求めることも可能である。いずれにしても、所定の時間t1の範囲で検出するので、制御アルゴリズムを簡単にすることができ、プログラム容量が少なくて済むので、安価なシステムで構成することができる。
また、操作部の動作スイッチをONした直後から所定時間内において、電流検出手段で検出される電流に基づいてブロワモータの入力特性を検出し、その入力特性に基づいて、集塵部のゴミ量検出用のしきい値、又はそのゴミ量検出用のしきい値及び風路内の密閉状態検出用のしきい値を補正するようにしたので、モータの入力特性に適したしきい値でゴミ量や密閉状態を検出することができ、正確にゴミ量や密閉状態の検出ができる。更に動作スイッチをONにした直後からブロワモータの入力特性を検出するので、安定した正確なブロワモータの入力特性が検出でき、使用開始直後から正確なゴミ量や密閉状態の検出を行え、機器への負担も軽減できる。
また、ブロワモータの入力特性に基づいてブロワモータの回転速度を制御するようにしたので、適切な制御が可能になっており、機器への負担が軽減でき、使用開始直後から快適に使用できる。
本発明の実施形態1における電気掃除機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態1における電流特性図である。 本発明の実施形態1における電源電圧値を変化させたときの電流特性図である。 本発明の実施形態1における動作フローチャートである。 図4の電源電圧確定処理の詳細を示した動作フローチャートである。 本発明の実施形態1における動作説明のための電流特性図である。 本発明の実施形態2における電気掃除機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態2における動作フローチャートである。 図8のモータ特性確定処理の詳細を示した動作フローチャートである。 本発明の実施形態2における動作説明のための電流特性図である。
符号の説明
1 商用電源、2 ブロワモータ、3 双方向性サイリスタ、4 電流検出手段、4a 電流センサ、5 マイクロコンピュータ、6 電源電圧検出手段、7しきい値補正手段、8 制御手段、8a 位相制御手段、9 操作部、10 表示部、11 モータ特性検出手段。

Claims (2)

  1. 商用電源からの交流電圧が双方向性サイリスタを介して印加されるブロワモータと、
    前記ブロワモータをON/OFFする動作スイッチを有する操作部と、
    前記ブロワモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記操作部の動作スイッチをONした直後に前記ブロワモータに流れる立ち上がり電流の最大電流値とそれに続いて現れる最小電流値との差が基準値よりも小さいか又は大きいかを検出するモータ特性検出手段と、
    前記差が基準値よりも小さい場合には、予め設定されている集塵部のゴミ量検出用のしきい値又は予め設定されている風路内の密閉状態検出用のしきい値を上げる補正をし、前記差が基準値よりも大きい場合には、前記集塵部のゴミ量検出用のしきい値又は前記風路内の密閉状態検出用のしきい値を下げる補正をするしきい値補正手段と、
    前記電流検出手段の出力が、前記補正後の前記ゴミ量検出用のしきい値又は前記補正後の前記風路内の密閉状態検出用しきい値よりも小さいときには、前記集塵部のゴミ量が多いこと又は風路内が密閉状態であることを表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記モータ特性検出手段の検出結果に基づいてブロワモータの回転速度を制御するモータ制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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