JP2001086774A - 振動アクチュエータ - Google Patents

振動アクチュエータ

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JP2001086774A
JP2001086774A JP25879399A JP25879399A JP2001086774A JP 2001086774 A JP2001086774 A JP 2001086774A JP 25879399 A JP25879399 A JP 25879399A JP 25879399 A JP25879399 A JP 25879399A JP 2001086774 A JP2001086774 A JP 2001086774A
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vibrator
thin plate
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vibration
vibration actuator
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JP25879399A
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Satoshi Miwa
聡 三輪
Takeshi Matsumoto
豪 松本
Isao Sugaya
功 菅谷
Nobuyoshi Nasu
信義 那須
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Nikon Corp
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動子に発生する振動を抑制せずに、その振
動子を強固に支持することができ、しかも、高精度な位
置制御を可能とする。 【解決手段】 振動子10は、圧電素子11の裏面に、
その圧電素子11の振動を抑制しないような厚さの薄板
状支持部材41が取り付けられている。この薄板状支持
部材41は、振動子10の裏面の内周側に接着剤などで
接合される環状の振動子側取付部41aと、固定部材2
3に固定支持する環状の固定側取付部41bと、振動子
側取付部41aと固定側取付部41bとを放射方向で連
結し、バネ性を持たせるための4本の連結部41cとか
らなり、固定側取付部41bの内側が取付孔41dとな
っており、固定部材23に固定支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、径方向対称伸び振
動モードと非軸対称面内振動モードとを利用した振動ア
クチュエータに関し、特に、振動子の固定支持構造を改
良した振動アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動アクチュエータは、
中心から外周方向に向かって伸びる(放射方向に伸縮す
る)径方向対称伸び振動モードと、同一面内で非軸対称
に屈曲する非軸対称面内振動モードとを同時に発生する
ドーナツ板状の振動子を用いた構造ものが、「(R,
1)−((1,1))モード圧電円環利用超音波リニア
モータの特性改善(高野,富川;第12回 強誘電体応
用会議 講演予稿集 P.79−80)」,「新版超音
波モータ(上羽,富川著;トリケップス,P.22−2
3,P.67−68)」や特公平6−26994号等に
開示されており、薄型構造に適し、高速,高推力等の特
徴を備えるものである。
【0003】(振動子の構造)図7は、径方向対称伸び
振動モードと非軸対称面内振動モードとを利用した振動
アクチュエータの振動子の従来例を示す図である。振動
子10は、圧電素子11と、電極12等とを備えてい
る。圧電素子11は、例えば、PZTなどの圧電材料を
ドーナツ板形状に形成し、全面を板厚方向に分極したも
のである。このドーナツ板形状は、径方向対称伸び振動
モード(R,1)と非軸対称面内振動モード((1,
1))の共振周波数がほぼ等しくなるように設計、製造
されている。
【0004】この圧電素子11は、表面には、扇形の第
1,第2の電極12a,12bが形成されており[図7
(A)]、裏面には、ほぼ全面に第3の電極12cが形
成されている[図7(B)]。
【0005】振動子10は、発振器,移相器,増幅器等
を含む駆動電圧発生装置によって、第1の電極12aに
は、第1の交流電圧が印加される。また、第2の電極1
2bには、第1の交流電圧とは電気的に位相が(π/
2)だけ異なる第2の交流電圧が印加される。裏面の第
3の電極12cは、GND電位に接続される。
【0006】この振動子10は、交流電圧の周波数を2
つの振動モードの共振周波数に近づけることによって、
2つのモードで共振し、径方向対称伸び振動と、非軸対
称面内振動とが同時に発生する。
【0007】径方向対称伸び振動(R,1)は、図7
(C)に示すように、A点を節とした放射方向(径方
向)の対称な伸縮振動であり、C1,C2点では、径方
向の成分Urをもつ。また、非軸対称面内振動((1,
1))は、図7(D)に示すように、B1,B2点を節
として、破線で示すように、同一面内で潰れる(ひしゃ
げる)ような変形を、図7(D)の左右に繰り返す屈曲
振動であり、円周上のC1,C2点では、矢印方向の変
位成分Uθをもつ。そして、振動子10は、C1,C2
点(駆動力取出部)の位置に、2つの振動が合成された
変位として、図7(A)に示すような楕円運動が発生す
る。
【0008】(振動アクチュエータの動作)前述のよう
に、駆動電圧発生装置によって、第1,第2の電極12
a,12bに、第1,第2の交流電圧が印加されると、
C1,C2点(駆動力取出部)の位置で楕円運動が発生
する。このとき、振動子40の摺動面と相対運動部材3
0との間には、相対運動部材30の移動方向に摩擦力が
発生し、相対運動部材30の直進駆動力を得ることがで
きる。
【0009】第1,第2の交流電圧の位相差を、π/2
から−π/2に変更すると、直進方向を反転させること
ができる。また、駆動周波数を振動子の共振周波数に近
づけたり、遠ざけたりすることによって、直進動作の速
度の増減をすることができる。この速度の増減は、交流
電圧の電圧を増減することによっても可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の振動アクチュエータでは、振動子10の2つの振動モ
ードの節(A,B1,B2)は、図7(C),(D)に
示すように、共通な場所に存在しないため、支持が困難
であった。このとき、振動子10を強固に支持した場合
には、振動子10に発生する振動を抑制してしまい、一
方、緩やかに支持した場合には、ガタのため位置制御を
行うことが困難であった。
【0011】本発明の課題は、振動子に発生する振動を
抑制せずに、その振動子を強固に支持することができ、
しかも、高精度な位置制御が可能となる振動アクチュエ
ータを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にす
るために、後述する実施形態に対応する符号を付して説
明するが、これに限定されるものではない。請求項1の
発明は、放射方向に伸縮する径方向対称伸び振動モード
と、同一面内で非軸対称に屈曲する非軸対称面内振動モ
ードとを同時に発生する円環状薄板の振動子を用いた振
動アクチュエータにおいて、前記振動子(10)に取り
付けられ、その振動子を固定部(23)に固定支持する
薄板状支持部材(41,42,43,44)を備えたこ
と、を特徴とする振動アクチュエータである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の振動
アクチュエータにおいて、前記薄板状支持部材は、前記
振動子の前記非軸対称面内振動モードの節(B)の位置
又はその内側に取り付けられること、を特徴とする振動
アクチュエータである。
【0014】請求項3の発明は、請求項1に記載の振動
アクチュエータにおいて、前記薄板状支持部材(41,
42)は、前記振動子の内径の内側(41b,42b)
で前記固定部(23)に固定支持されること、を特徴と
する振動アクチュエータである。
【0015】請求項4の発明は、請求項1に記載の振動
アクチュエータにおいて、前記薄板状支持部材(42)
は、前記振動子の厚み部分に嵌合する嵌合部(42e)
を備えること、を特徴とする振動アクチュエータであ
る。
【0016】請求項5の発明は、請求項1に記載の振動
アクチュエータにおいて、前記薄板状支持部材(43)
は、前記振動子の外径の外側(43b)で前記固定部に
固定支持されること、を特徴とする振動アクチュエータ
である。
【0017】請求項6の発明は、請求項5に記載の振動
アクチュエータにおいて、前記薄板状支持部材(43)
は、前記振動子の外周に存在する駆動力取出部(10
a)と直交する方向で前記固定部に固定支持されるこ
と、を特徴とする振動アクチュエータである。
【0018】請求項7の発明は、請求項1に記載の振動
アクチュエータにおいて、前記薄板状支持部材は、前記
振動子の内側周辺部に取り付けられる振動子側取付部
(41a,42a,43a)と、前記振動子の内径より
も内側又は外径よりも外側で前記固定部に取り付けられ
る固定側取付部(41b,42b,43b)と、前記振
動子側取付部と前記固定側取付部とを放射方向で連結
し、バネ性を付与するための複数の連結部(41c,4
2c,43c)と、を備えることを特徴とする振動アク
チュエータである。
【0019】請求項8の発明は、放射方向に伸縮する径
方向対称伸び振動モードと、同一面内で非軸対称に屈曲
する非軸対称面内振動モードとを同時に発生する振動子
を用いた振動アクチュエータにおいて、前記振動子の面
内振動方向の側面に、薄板状支持部材(44)を取り付
けることにより、前記非軸対称振動モードの節(B)
を、前記振動子(10)と前記薄板状支持部材(44)
とが重ならない部分に移動させ、その移動した節の位置
(B’)で固定部(24)に固定支持すること、を特徴
とする振動アクチュエータである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照しながら、
本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による振動アクチュエ
ータの第1実施形態を示す図である。この振動アクチュ
エータを用いた駆動装置20は、ベース部材21と、ベ
ース部材21の上下方向に平行に配置されたガイド部材
22,22と、ガイド部材22,22にガイドされて上
下方向に移動可能に支持され、後述する振動子10がね
じ14等で薄板状支持部材41を介して、取付固定され
ている固定部材23と、固定部材23を下方に付勢する
加圧ばね24,24と、振動子10の駆動力取出部に設
けられた摺動材13と接触する位置で、相対運動部材3
0を走行可能にガイドする走行ガイド部材25等を備え
ている。
【0021】図2は、第1実施形態による振動アクチュ
エータの振動子の支持構造を示す図であって、図2
(a)は、圧電素子側から見た図、図2(b)は、側断
面図、図2(b)は、裏面に取り付けられた薄板状支持
部材側から見た図である。この振動子10は、圧電素子
11の表面には、第1,第2の電極12a,12bが形
成されており、また、その裏面には、ほぼ全面に第3の
電極12cが形成されている。
【0022】第1の実施形態では、圧電素子11の裏面
には、圧電素子11の振動を抑制しないような厚さの薄
板状支持部材41が取り付けられている。この薄板状支
持部材41は、振動子10の裏面の内周側に接着剤など
で接合される環状の振動子側取付部41aと、固定部材
23に固定支持する環状の固定側取付部41bと、振動
子側取付部41aと固定側取付部41bとを放射方向で
連結し、バネ性を持たせるための4本の連結部41cと
からなり、固定側取付部41bの内側が取付孔41dと
なっている。
【0023】薄板状支持部材41は、固定側取付部41
bの径が圧電素子11の内径よりも小さくなるように
し、また、振動子側取付部41aの径が節Bの位置に等
しいか又は節Bの位置よりも中心側になるようにし、2
つの振動モードの振動をできるだけ抑制しないようにし
ている。なお、連結部41aは、連結部41自身,振動
子側取付部41a及び固定側取付部41bにバネ性を持
たせて、振動を抑制しないようにしており、圧電素子1
1に対する取付角度や本数は、図示のもの(90°,4
本)に限定されない。
【0024】このように、第1実施形態は、振動子10
が薄板状支持部材41を介して、固定部材23に固定支
持されている。このとき、薄板状支持部材41は、十分
に薄く、取付孔41dの周辺の振動子側取付部41aや
連結部41cのバネ性のために、振動子10に発生する
振動を抑制することなく、振動子10を支持可能とな
る。また、薄板状支持部材41によって、振動子10の
内周側を支持することによって、振動子10周辺部の省
スペース化が図れる。
【0025】(第2実施形態)図3は、第2実施形態に
よる振動アクチュエータの振動子の支持構造を示す図で
あって、図3(a)は、圧電素子側から見た図、図3
(b)は、側断面図、図3(c)は、裏面に取り付けら
れた薄板状支持部材側から見た図である。第2実施形態
の薄板状支持部材42は、振動子10の裏面の内周側に
接触する鍔状の振動子側取付部42aと、固定部材23
に固定支持する環状の固定側取付部42bと、固定側取
付部42bと放射方向で連結され、バネ性を持たせるた
めの4本の連結部42cと、連結部42cと振動子側取
付部42aとを連結し、振動子10の内周の厚み部分に
嵌合する垂直環状の嵌合部42eとからなり、固定側取
付部42bの内側が取付孔42dとなっている。なお、
振動子側取付部42a及び嵌合部42eは、振動を妨げ
ない程度の弾性をもつ弾性接着剤を用いて、振動子10
に接着することが好ましい。
【0026】このように、第2実施形態は、振動子10
の内周の厚み部分に、嵌合部42eを挿入するようにし
たので、振動子10との結合が確実であり、挿入後に回
転させて、位置合わせをすることが可能になり、また、
組立も容易である。
【0027】(第3実施形態)図4は、第3実施形態に
よる振動アクチュエータの振動子の支持構造を示す図で
あって、図4(a)は、圧電素子側から見た図、図4
(b)は、側断面図、図4(c)は、裏面に取り付けら
れた薄板状支持部材側から見た図である。第3実施形態
の薄板状支持部材43は、振動子10の裏面の内周側に
接着剤などで接合される環状の振動子側取付部43a
と、固定部材23に固定される2つの円弧状の固定側取
付部43bと、振動子側取付部43aと固定側取付部4
3bとを放射方向で連結し、バネ性のある4本の連結部
43cと、固定側取付部43bの外周側の突出部に形成
された取付孔43dなどとを備えている。なお、取付孔
43dは、2箇所以上設けてもよい。
【0028】このように、第3実施形態は、外周側の取
付孔43dを介して、固定部材23に固定することによ
り、振動子10を支持することができる。このとき、薄
板状支持部材43は、十分薄く、そのバネ性のために、
振動子10に発生する振動を抑制することなく、振動子
10を支持可能となる。
【0029】また、薄板状支持部材43は、駆動力取出
部10aと直交する外周側で固定支持するので、相対運
動部材30との接触を妨げない配置とすることができ
る。
【0030】(第4実施形態)図5は、第4実施形態に
よる振動アクチュエータの振動子の支持構造を示す図で
あって、図5(a)は、振動子のみを第1及び第2の電
極側から見た図、図5(b)は、第1及び第2の電極側
から見た図、図5(c)は、図5(b)の側断面図であ
る。
【0031】第4実施形態の薄板状支持部材44は、円
環状薄板の部材であって、取付孔44dが形成されてい
る。この取付孔44dを介して、固定部材22に固定す
ることにより、振動子10を支持する。
【0032】この実施形態では、振動子10に弾性体で
ある薄板状支持部材44を接合することにより、振動子
10単体の場合の非軸対称面内振動モードの節の位置B
[図5(a)]を、中心側の薄板状支持部材44の節の
位置B’[図5(b)]へ移動させ、その位置に取付孔
44dを形成したものである。この場合に、薄板状支持
部材44は、第1〜第3の実施形態のものと異なり、振
動子10と一体的に振動する(開口が少ない)ために、
材質,内径,外径,厚さ等を調整することにより、所望
の位置に節を移動させることができる。ここでは、薄板
状支持部材44の内径は、振動子10の内径よりも小さ
くしてある。
【0033】このように、第4実施形態は、振動子10
に薄板状支持部材44を取り付けて、非軸対称面内振動
モードの節が、薄板状支持部材44の振動子10と重な
らない部分に移動するようにしたので、非軸対称面内振
動モードの節近傍で、固定部材23に固定支持すること
ができ、振動子10に発生する振動を抑制することな
く、振動子10を支持することが可能となる。
【0034】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。 (1) 例えば、第1実施形態の場合に、図6に示すよ
うに、2本の連結部41c−1を外側に延長し、その先
端部を振動子側取付部41a−1として、環状部分を省
略した薄板状支持部材41−1とすることもできる。こ
の場合には、水平方向の連結部がないので、主に駆動力
に寄与する非軸対称面内振動モードの振動を妨げず、効
率のよい支持ができる。なお、振動子側取付部として、
環状部分を残しておいて、2本の連結部とすることだけ
でも有効である。 (2) 振動子が2枚の圧電素子で弾性体を挟む積層構
造の場合には、薄板状支持部材を、圧電素子と弾性体の
間に挟んでもよい。 (3) また、電気機械変換素子は、圧電素子を例に説
明したが、電歪素子や磁歪素子を用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、振動子に発生する振動を抑制せずに、振動子を強
固に固定支持することができ、しかも、位置制御を行う
場合に、高精度な位置制御が可能となる、という効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振動アクチュエータの第1実施形
態を示す図である。
【図2】第1実施形態による振動アクチュエータの振動
子を示す図である。
【図3】第2実施形態による振動アクチュエータの振動
子を示す図である。
【図4】第3実施形態による振動アクチュエータの振動
子を示す図である。
【図5】第4実施形態による振動アクチュエータの振動
子を示す図である。
【図6】本発明による振動アクチュエータの振動子の変
形形態を示す図である。
【図7】径方向対称伸び振動モードと非軸対称面内振動
モードとを利用した振動アクチュエータの振動子の従来
例を示す図である。
【符号の説明】
10 振動子 11 圧電素子 12a,12b,12c 電極 41〜45 薄板状支持部材 24 固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅谷 功 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 那須 信義 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 5H680 AA00 AA06 AA08 BB13 CC02 DD15 DD23 DD27 DD30 DD39 DD53 DD57 DD59 DD67 DD73 DD82 DD87 DD92 DD95 EE10 FF03 FF08 FF21 FF23 FF25 FF33 GG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射方向に伸縮する径方向対称伸び振動
    モードと、同一面内で非軸対称に屈曲する非軸対称面内
    振動モードとを同時に発生する円環状薄板の振動子を用
    いた振動アクチュエータにおいて、 前記振動子に取り付けられ、その振動子を固定部に固定
    支持する薄板状支持部材を備えたこと、を特徴とする振
    動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の振動アクチュエータに
    おいて、 前記薄板状支持部材は、前記振動子の前記非軸対称面内
    振動モードの節の位置又はその内側に取り付けられるこ
    と、を特徴とする振動アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の振動アクチュエータに
    おいて、 前記薄板状支持部材は、前記振動子の内径の内側で前記
    固定部に固定支持されること、を特徴とする振動アクチ
    ュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の振動アクチュエータに
    おいて、 前記薄板状支持部材は、前記振動子の厚み部分に嵌合す
    る嵌合部を備えること、を特徴とする振動アクチュエー
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の振動アクチュエータに
    おいて、 前記薄板状支持部材は、前記振動子の外径の外側で前記
    固定部に固定支持されること、を特徴とする振動アクチ
    ュエータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の振動アクチュエータに
    おいて、 前記薄板状支持部材は、前記振動子の外周に存在する駆
    動力取出部と直交する方向で前記固定部に固定支持され
    ること、を特徴とする振動アクチュエータ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の振動アクチュエータに
    おいて、 前記薄板状支持部材は、 前記振動子の内側周辺部に取り付けられる振動子側取付
    部と、 前記振動子の内径よりも内側又は外径よりも外側で前記
    固定部に取り付けられる固定側取付部と、 前記振動子側取付部と前記固定側取付部とを放射方向で
    連結し、バネ性を付与するための複数の連結部と、を備
    えることを特徴とする振動アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 放射方向に伸縮する径方向対称伸び振動
    モードと、同一面内で非軸対称に屈曲する非軸対称面内
    振動モードとを同時に発生する振動子を用いた振動アク
    チュエータにおいて、 前記振動子の面内振動方向の側面に、薄板状支持部材を
    取り付けることにより、前記非軸対称振動モードの節
    を、前記振動子と前記薄板状支持部材とが重ならない部
    分に移動させ、その移動した節の位置で固定部に固定支
    持すること、を特徴とする振動アクチュエータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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