JP2001085074A - ナトリウム硫黄電池モジュール - Google Patents

ナトリウム硫黄電池モジュール

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JP2001085074A JP26503099A JP26503099A JP2001085074A JP 2001085074 A JP2001085074 A JP 2001085074A JP 26503099 A JP26503099 A JP 26503099A JP 26503099 A JP26503099 A JP 26503099A JP 2001085074 A JP2001085074 A JP 2001085074A
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sulfur battery
battery
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Hiromi Tokoi
博見 床井
Takeshi Hiranuma
平沼  健
Akihiko Noya
明彦 野家
Naohisa Watabiki
直久 綿引
Kenji Watanabe
健次 渡辺
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Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高出力運転から定格出力にして運転した際には
可変コンダクタンス型ヒートパイプのガス溜めの温度を
上昇させ、ヒートパイプの冷却能力を低下させ、電池温
度が低下することを防止し、適正な運転温度領域を維持
して、所望の出力とエネルギー効率を出すことにある。 【解決手段】高出力運転に伴い出力を定格にして運転し
た際には可変コンダクタンス型ヒートパイプ2のガス溜
め6の温度を上昇させ、ガス溜め部内の不活性ガス7の
ガス圧により、ヒートパイプ内の作動熱媒体11の蒸気
と不活性ガス7との境界面を制御し、適正な運転温度領
域を維持して、所望の出力とエネルギー効率を出すこと
にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナトリウム硫黄電
池を1本または複数本の可変コンダクタンス型ヒートパ
イプを集合させてなる電池モジュールの温度制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナトリウム硫黄電池は、負極活物質にナ
トリウム、正極活物質に硫黄、正極と負極の隔壁に、ナ
トリウムイオンに導電性がある固体電解質が用いられる
高温型二次電池である。一般に、ナトリウムイオン導電
性の固体電解質とナトリウムと硫黄を収納する1つの容
器から1つの電池が構成される。これを単電池と呼ぶ。
【0003】ナトリウム硫黄電池の通常の運転温度は2
90〜400℃と高温であるため、ナトリウム硫黄電池
は、複数の単電池を断熱容器に詰めてモジュールとす
る。なお、運転温度の制約については、下限値はナトリ
ウムと硫黄が反応して生成する多硫化ナトリウムの融点
で制約され、上限値は電池容器の腐食や接合部の強度等
寿命に関わる問題、その他、安全上の問題で制約され
る。特に、電池充放電時のエネルギー効率や電池出力を
最適化するには電池温度を適正に制御する必要がある。
【0004】第一に、電池運転温度の高温側の制約から
具体的に述べると、放電や充電時のジュール発熱によっ
て電池温度が上昇するが、余り高温となると電池の寿命
を短縮したり、安全性を損なったりする結果となるた
め、モジュール内の熱を除去して電池を一定温度範囲、
例えば、380℃以下に維持する必要がある。冷却方法
としては、自然放熱や強制空冷を用いるのが一般的であ
る。また、特開平9−120835号公報にはヒートパ
イプを用いた冷却方式が提案されている。
【0005】特開平9−120835号公報提案のナト
リウム硫黄電池モジュールは、図7に示すように、断熱
容器4内に複数の単電池1を集合させ、複数の単電池1
は導線で直並列に接続されている。単電池1同士の間に
は、断熱材を充填したり、或いはガスを循環させるため
の空間8を設けている。ヒートパイプ9が電池と平行に
挿入され、断熱容器4の外部に除熱部10が配置されて
いる。なお、特開平9−120835号公報には、ヒー
トパイプ9として、可変コンダクタンス型ヒートパイプ
を用いることも提案されている。
【0006】第二に、電池運転温度の低温側の制約は、
放電や充電が終了し、電池の休止期間においては、電池
温度はモジュール容器外へ断熱材を経て熱が放熱するた
め、時間と共に低下することになる。電池温度が285
℃以下に低下すると、五硫化ナトリウムの融点を切るこ
とになり、電池の内部抵抗が急峻に増大する。従って、
電池の下限温度は、285℃以上ということになり、不
足した熱は電池内にヒータを設けて電池休止時に発熱さ
せ、電池温度を維持するのが一般的である。実際、ナト
リウム硫黄電池の初期の昇温は通常、モジュール内に設
けた電気ヒータで実施する。
【0007】以上より、原理的には285〜400℃で
ナトリウム硫黄電池は運転可能であるが、エネルギー効
率や電池出力を適正化するには、290〜380℃の範
囲で運転するのが望ましい。なかでも、300〜350
℃が最適である。
【0008】負荷平準化に用いるナトリウム硫黄電池の
標準的な運転法は、月曜日から金曜日まで運転し、土曜
日と日曜日に休止する週間充放電サイクルである。運転
日は昼間に1から8時間程度放電して、夜間に昼間放電
した電力量を充電する方式が日間充放電サイクルであ
る。なお、放電にあたっては8時間で放電するパターン
を定格放電と称し、さらに、短時間で大きな出力で放電
することを高出力放電と呼ぶ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、高
出力運転(例えば2倍出力)に伴いモジュール電池内に
発生する大きなジュール発熱を可変コンダクタンス型ヒ
ートパイプを用いて除熱し、運転温度を適正温度290
〜380℃に維持した場合、この電池の出力を定格出力
で運転した際には電池の発熱量が低下するため、電池温
度が低下し、290℃以下の低い運転温度領域となって
しまう。また、場合によっては、285℃を切ることも
生じるため、余分にヒータによる余熱を加えなければな
らないことになる。運転温度低下の結果として、電池の
内部抵抗が上昇して所望の高いエネルギー効率や出力を
出すことが不可能となる。
【0010】本発明の目的は、モジュール電池を高出力
運転でも定格運転でも所望の温度領域で運転できるモジ
ュール電池の温度制御方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のモジュールは、
多数の単電池を直列或いは並列に接続し、その単電池を
断熱容器内に収納するナトリウム硫黄電池モジュールに
おいて、断熱容器内から外部に伸びる可変コンダクタン
ス型ヒートパイプを装着し、電池の充放電電力に応じ
て、ガス溜めの温度を制御して、可変コンダクタンス型
ヒートパイプの作動温度領域を適正化して冷却能力を制
御し、電池温度を適正運転領域に制御する。
【0012】即ち、本発明によれば、高出力運転(例え
ば定格の2倍出力)に伴いモジュール電池内に発生する
大きなジュール発熱を可変コンダクタンス型ヒートパイ
プを用いて除熱し、適正な運転温度領域を維持すると共
に、出力を定格にして運転した際には可変コンダクタン
ス型ヒートパイプのガス溜めの温度を上昇させ、ヒート
パイプの冷却能力を低下させ、電池温度が低下すること
を防止し、適正な運転温度領域を維持して、所望の出力
とエネルギー効率を出すことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、実施例につ
いて本発明を詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
る。断熱容器4内に装着された単電池1に沿って縦方向
に可変コンダクタンス型ヒートパイプ2を挿入する。可
変コンダクタンス型ヒートパイプは、コンテナ3内に作
動熱媒体11を充填し、上部にガス溜め6を設け、内部
に不活性ガス7を充填する。コンテナ3とガス溜め6と
の中間に冷却フィン5を設けた。ガス溜め6の周囲には
ヒータ12を設置した。
【0015】ヒータ回路12Zは図2に示すようにヒー
タ12及び電源部12Aと可変抵抗12B及びスイッチ
12Cより構成され、可変抵抗12B及びスイッチ12
Cは温度制御装置12Eに接続している。温度制御装置
12Eは熱電対14と断熱容器4内に配置した温度計1
2Gと接続している。
【0016】本発明の電池モジュールを、電池初期温度
290℃で、定格の2倍出力で放電運転を開始すると、
電池の発熱は定格の4倍となるため、仮に、可変コンダ
クタンス型ヒートパイプ2のような冷却機構がなけれ
ば、2〜3時間で400℃以上の温度になってしまい運
転を継続できない。本発明のように可変コンダクタンス
型ヒートパイプ2による冷却機構を設けると、電池発熱
により、作動熱媒体11の温度が上昇し、蒸気圧が上昇
するため、内部に封じ込められた不活性ガス7がガス溜
め6内に閉じ込められ、作動熱媒体11の蒸気が冷却フ
ィン5の領域に到達して凝縮するため、電池周囲のコン
テナ加熱部13の熱がガス溜め6内に移送される。従っ
て、ガス溜め6内に封じ込めた不活性ガスのガス圧によ
り、冷却開始温度が決定されることになる。
【0017】具体的に2倍の高出力運転で、300℃か
ら可変コンダクタンス型ヒートパイプ2を起動させた場
合、放電末の温度は370℃となり、運転温度領域29
0℃から370℃の範囲で、電池の全容量を放電するこ
とができた。
【0018】次に、上記の可変コンダクタンス型ヒート
パイプ2の機能をそのまま使って、定格出力で放電運転
をすると、温度上昇に伴って、電池を冷却してしまう。
即ち、電池最適運転温度300℃から350℃に対し
て、290℃以下で運転してしまう現象が生じた。これ
は放電中にヒートパイプが低い温度で機能しているため
電池温度が上昇せず、さらに、休止直前の電池最高温度
が低いために、休止期間中の放熱によって運転温度が低
下してしまうためである。
【0019】このように最適運転温度より、低い温度で
放電した場合には電池の内部抵抗が高くなり、エネルギ
ー効率が低下してしまう。当然電池の出力も低下する。
【0020】そこで、温度計12Gが断熱容器4内の温
度を290℃付近の検出値を温度制御装置12Eに入力
すると共に、熱電対14で検出したガス溜め6内の温度
値を温度制御装置12Eに入力する。温度制御装置12
Eは検出した温度値に応じて、ヒータ回路12Zの可変
抵抗12Bを調整すると共に、スイッチ12Cをオンし
て、最適温度領域となる電流をヒータ12に流し、ヒー
タ12を加熱して、不活性ガス7の圧力を上昇させ、ヒ
ートパイプ内の熱媒体11の蒸気と不活性ガス7との境
界面を制御し、電池温度が低い間は、可変コンダクタン
ス型ヒートパイプ2の停止状態(待機状態)から、電池
温度が290℃以下の低い状態では可変コンダクタンス
型ヒートパイプが停止状態とを経て、電池温度が上昇
し、最適温度領域300℃から350℃にて運転が可能
となった。
【0021】このように温度制御装置12Eによれば、
断熱容器4より小さな容器のガス溜め6に配置したヒー
タ12を制御すると、直ぐに不活性ガス7が膨脹し、ヒ
ートパイプ内の作動熱媒体11の蒸気と不活性ガス7と
の境界面を小さな熱エネルギーで迅速に制御し、最適温
度領域300℃から350℃にて運転が可能となった。
また小さな熱エネルギーであるから費用電力が少ないと
共に、ヒータ回路12は小型の物でよく、取付け面積を
取らない。更にガス溜め6の外周側にヒータ12を取り
付ければよいから、ヒータ12を取り付けない既存のナ
トリウム硫黄電池に簡単に取り付けることが出来る。
【0022】図3に得られた充放電時の電池運転温度領
域と休止時の電池温度領域を示した。
【0023】放電運転が終了して、電池が運転休止期間
に入ると、電池温度は低下し始める。次回の運転まで電
池温度を維持しようと思うとモジュールからの放熱を極
力押さえる必要があり、本発明のモジュールでは高断熱
構造とした。
【0024】可変コンダクタンス型ヒートパイプの熱媒
体はダウサムーA、硫黄とヨウ素等が使用可能である
が、その他にも280℃から400℃の範囲に作動域の
一部が含まれるヒートパイプであれば使用可能である。
【0025】図4は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。3本可変コンダクタンス型ヒートパイプ2を断熱容
器4の中央とその両端に配置し、各可変コンダクタンス
型ヒートパイプ2を連通管15により連通し、左端側の
可変コンダクタンス型ヒートパイプ2より左側に延びた
連通管15端にガス溜め6を配置している。各連通管1
5と断熱容器4との間の各可変コンダクタンス型ヒート
パイプ2に冷却フィン5を取り付けている。
【0026】この実施例によれば、断熱容器4の中央の
可変コンダクタンス型ヒートパイプ2Aより温度の低い
左端の可変コンダクタンス型ヒートパイプ22側にガス
溜め6を配置したので、断熱容器4の温度の影響を受け
ることが少なく、ガス溜め6が加熱されにくくなり、内
部の不活性ガス7の圧力が上昇せず、冷却フィン5への
作動熱媒体11の移送量が減少せず、冷却性能が低下し
ない。結果として、電池が高温になった時、ガス溜め6
も高温とならず、冷却が最も必要な時に可変コンダクタ
ンス型ヒートパイプの冷却性能が低下しない。尚、ガス
溜め6は右側端に配置しても良い。またこの実施例では
可変コンダクタンス型ヒートパイプ2に冷却フィン5を
取り付け、冷却性能を良くしている。
【0027】図5は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。3本可変コンダクタンス型ヒートパイプ2を断熱容
器4の中央とその両端に配置し、各可変コンダクタンス
型ヒートパイプ2を連通管15により連通し、左端側の
可変コンダクタンス型ヒートパイプ2より左側に延びた
連通管15端にガス溜め6を配置している。連通管15
に冷却フィン5を取り付けて、各連通管15と断熱容器
4との間の各可変コンダクタンス型ヒートパイプ2に冷
却フィン5を取り付けていない分だけ、可変コンダクタ
ンス型ヒートパイプ2の高さを低くして、小型化すると
共に、図1に比べ、冷却フィン5を連結管15上に設け
たもので、冷却フィン5の冷却領域を拡大して性能向上
したものである。
【0028】図6は本発明の第4の実施例を示す図であ
る。ナトリウム硫黄電池モジュールを複数個、積み上げ
て、一括断熱したナトリウム硫黄電池モジュールにおい
て、複数個の可変コンダクタンス型ヒートパイプ2のガ
ス溜め部6を1つにまとめ、該温度を電池の出力に応じ
て制御したナトリウム硫黄電池モジュールである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
出力運転(例えば定格の2倍出力)に伴いモジュール電
池内に発生する大きなジュール発熱を可変コンダクタン
ス型ヒートパイプを用いて除熱し、適正な運転温度領域
を維持すると共に、出力を定格にして運転した際には可
変コンダクタンス型ヒートパイプのガス溜めの温度を上
昇させ、ヒートパイプの冷却能力を低下させ、電池温度
が低下することを防止し、適正な運転温度領域を維持し
て、所望の出力とエネルギー効率を出すことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すナトリウム硫黄電
池モジュールの側断面図。
【図2】図1に使用したヒータ回路の回路図。
【図3】図1の電池運転温度特性を示す特性図。
【図4】本発明の第2の実施例を示すナトリウム硫黄電
池モジュールの側断面図。
【図5】本発明の第3の実施例を示すナトリウム硫黄電
池モジュールの側断面図。
【図6】本発明の第4の実施例であるナトリウム硫黄電
池モジュールの全体構成を示す側断面図。
【図7】従来例のナトリウム硫黄電池モジュールの構造
を示す側断面図。
【符号の説明】
1…単電池、2…可変コンダクタンス型ヒートパイプ、
3…コンテナ、4…断熱容器、5…冷却フィン、6…ガ
ス溜め、7…不活性ガス、8…モシ゛ュール電池、9…
ヒートパイプ、10…除熱部、11…作動熱媒体、12
…ヒータ、13…コンテナ加熱部、14…熱電対、15
…連通管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平沼 健 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 野家 明彦 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 綿引 直久 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 渡辺 健次 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社エネルギー環境研究所内 Fターム(参考) 5H029 BJ22 5H030 AA10 AS06 BB14 FF21 5H031 AA05 KK01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の単電池を直列或いは並列に接続
    し、それらの単電池を断熱容器に収納するナトリウム硫
    黄電池モジュールにおいて、断熱容器内部から外部に延
    びる可変コンダクタンス型ヒートパイプを装着し、該可
    変コンダクタンス型ヒートパイプのガス溜め部に温度制
    御手段を持つことを特徴としたナトリウム硫黄電池モジ
    ュール。
  2. 【請求項2】 多数の単電池を直列或いは並列に接続
    し、それらの単電池を断熱容器に収納するナトリウム硫
    黄電池モジュールにおいて、断熱容器内部から外部に延
    びる可変コンダクタンス型ヒートパイプを装着し、該可
    変コンダクタンス型ヒートパイプのガス溜め部に温度制
    御手段を設け、温度制御手段は、断熱容器内の温度計の
    検出温度値とガス溜め部内の温度計の温度値とにより、
    ガス溜め部のヒータに設定電流値を流し、ガス溜め部内
    の不活性ガスのガス圧により、ヒートパイプ内の熱媒体
    の蒸気と不活性ガスとの境界面を制御することを特徴と
    したナトリウム硫黄電池モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のナトリウム硫黄
    電池モジュールにおいて、該断熱容器内部から外部に延
    びる可変コンダクタンス型ヒートパイプを複数本装着
    し、断熱容器の温度分布の低い場所にヒートパイプのガ
    ス溜め部を設けることを特徴としたナトリウム硫黄電池
    モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のナトリウム硫黄
    電池モジュールにおいて、該断熱容器の両端の少なくと
    も一端側のヒートパイプにガス溜め部を設けることを特
    徴としたナトリウム硫黄電池モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のナトリウム硫黄
    電池モジュールにおいて、該断熱容器内部から外部に延
    びる可変コンダクタンス型ヒートパイプを複数本装着
    し、外部の各ヒートパイプ間を連通した連通管に冷却フ
    ィンを取り付けることを特徴としたナトリウム硫黄電池
    モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載のナトリウム硫黄
    電池モジュールにおいて、該断熱容器内部から外部に延
    びる可変コンダクタンス型ヒートパイプを複数本装着
    し、外部の各ヒートパイプ間を連通した連通管にガス溜
    め部を設けることを特徴としたナトリウム硫黄電池モジ
    ュール。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2に記載のナトリウム硫黄
    電池モジュールにおいて、該断熱容器内部から外部に延
    びる可変コンダクタンス型ヒートパイプを複数本装着
    し、外部の各ヒートパイプと断熱容器との間の各ヒート
    パイプに冷却フィンを取り付けることを特徴としたナト
    リウム硫黄電池モジュール。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101074274B1 (ko) * 2002-03-30 2011-10-17 로베르트 보쉬 게엠베하 측정 장치
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