JP2001084421A - 課金システム - Google Patents

課金システム

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JP2001084421A
JP2001084421A JP26298699A JP26298699A JP2001084421A JP 2001084421 A JP2001084421 A JP 2001084421A JP 26298699 A JP26298699 A JP 26298699A JP 26298699 A JP26298699 A JP 26298699A JP 2001084421 A JP2001084421 A JP 2001084421A
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JP
Japan
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vehicle
command
passing point
moving body
command transmitter
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JP26298699A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kaneko
嘉紀 金子
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波の混信が回避でき、料金所に応じた料金
を課金できる課金システムを得ることを目的とする。 【解決手段】 車両1の料金所一個所当たりに一台設置
され、当該料金所の識別コードで構成されるコマンドを
送信するコマンド送信機7と、車両1に搭載され、コマ
ンド送信機7からの電波を受信するコマンド受信機2
と、車両1に搭載され、通信衛星8に車両1の運行状況
に関するデータを送信する通信端末5と、車両1に搭載
され、当該車両1の現在位置の検出を行うGPS受信機
6と、通信衛星8から送られた車両1の運行情報を受信
し、車両1が最初に通過した料金所を入り口、次に通過
した料金所を出口として車両1への課金処理を行うシス
テムセンタ9とを有する課金システムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体に対する課
金処理を行う課金システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の移動体の管理手段の一つとし
て、有料道路や有料駐車場などにおける課金システムが
ある。
【0003】ここで、図2は従来における課金システム
を示す説明図である。
【0004】図2に示すように、一般道路と有料道路と
の境界部分には、料金ゲートの設置された料金所(通過
ポイント)が設けられている。また、道路を通行する車
両11には、所定のデータの送受信を行う送受信機12
が搭載されている。
【0005】そして、料金ゲートには、車両11に搭載
された送受信機との間で通信を行う送受信機13が設け
られており、この送受信機13は料金の課金情報を処理
する処理装置14に接続されている。
【0006】次に、このような従来の課金システムの動
作について説明する。
【0007】送受信機12を搭載した車両11が料金所
内の料金ゲートに近づくと、料金ゲートに設置された送
受信機13がコマンドを送信して、送受信機12に設定
されている情報(当該車両11の識別情報)を読み取
る。
【0008】送受信機13で読み取られた車両11の情
報は処理装置14に送られる。処理装置14では、この
情報から課金のための処理が行われる。そして、車両1
1の識別情報から得られた銀行口座等より、算出された
料金が自動的に引き落とされる。
【0009】なお、課金システムには、このような課金
処理を車両11の所有者に対して通知する機構が付随し
ている場合もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の課金システムでは、複数の料金ゲートを有
する料金所の場合は狭い場所に多くの送受信機が混在す
ることになるため、電波の混信が発生しやすくなる。そ
のため、使用する周波数を高くした指向性型のアンテナ
を使用したり、微弱な電波を使用したりして、混信を回
避する必要があるため、高価な装置が必要となる。
【0011】また、混信防止のために前後の車両間隔を
一定以上確保する必要があるので、短時間当たりに通行
できる車両数が制限を受けるという問題がある。
【0012】さらに、1個所の料金ゲートでの処理とな
るために一回の通行に対して固定金額での処理しかでき
ず、有料道路の出口が複数あって走行した距離に応じて
異なる料金を課金する処理について配慮されていない。
【0013】そこで、本発明は、電波の混信を回避する
ことのできる課金システムを提供することを目的とす
る。
【0014】また、本発明は、通過ポイントに応じた料
金を課金することのできる課金システムを提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の課金システムは、移動体の通過ポイント一
個所当たりに一台設置され、当該通過ポイントの識別コ
ードで構成されるコマンドを送信するコマンド送信機
と、移動体に搭載され、コマンド送信機からの電波を受
信するコマンド受信機と、移動体に搭載され、通信媒体
に移動体の運行状況に関するデータを送信する通信端末
と、移動体に搭載され、当該移動体の現在位置の検出を
行う現在位置検出手段と、通信媒体から送られた移動体
の運行情報を受信し、移動体が最初に通過した通過ポイ
ントを入口、次に通過した通過ポイントを出口として移
動体への課金処理を行うシステムセンタとを有する構成
としたものである。
【0016】これにより、一個所の通過ポイントに一台
設置されて一方向の通信であるコマンド送信機から送信
されるコマンドを移動体のコマンド受信機で受信するよ
うにしているので、電波の混信を未然に回避することが
可能になる。
【0017】また、移動体が最初に通過した通過ポイン
トを入口、次に通過した通過ポイントを出口として料金
を算出しているので、入口や出口の判別を行うことな
く、通過ポイントに応じた料金を課金することが可能に
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、移動体の通過ポイント一個所当たりに一台設置さ
れ、当該通過ポイントの識別コードで構成されるコマン
ドを送信するコマンド送信機と、移動体に搭載され、コ
マンド送信機からの電波を受信するコマンド受信機と、
移動体に搭載され、通信媒体に移動体の運行状況に関す
るデータを送信する通信端末と、移動体に搭載され、当
該移動体の現在位置の検出を行う現在位置検出手段と、
通信媒体から送られた移動体の運行情報を受信し、移動
体が最初に通過した通過ポイントを入口、次に通過した
通過ポイントを出口として移動体への課金処理を行うシ
ステムセンタとを有する課金システムであり、一個所の
通過ポイントに一台設置されて一方向の通信であるコマ
ンド送信機から送信されるコマンドを移動体のコマンド
受信機で受信するようにしているので、電波の混信を未
然に回避することが可能になるという作用を有する。ま
た、移動体が最初に通過した通過ポイントを入口、次に
通過した通過ポイントを出口として料金を算出している
ので、入口や出口の判別を行うことなく、通過ポイント
に応じた料金を課金することが可能になるという作用を
有する。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、システムセンタからの課金情報
を通信端末で受信してこれを表示する表示器が搭載され
ている課金システムであり、移動体の運転者が走行中に
料金情報のサービス提供を受けることが可能になるとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、移動体のコマンド受信
機には、コマンド送信機からのコマンドを格納する記憶
媒体が着脱可能に取り付けられている課金システムであ
り、記憶媒体で通過媒体の識別コードを読み取ってシス
テムセンタに電送することにより、コマンド送信機が設
置されていない通過ポイントに対しての半自動の課金処
理が可能になるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について図1を
用いて説明する。
【0022】図1は本発明の一実施の形態における課金
システムを示す説明図である。
【0023】図1に示すように、一般道路と有料道路と
の境界部分には、料金ゲートの設置された料金所(通過
ポイント)が設けられている。また、料金所には、当該
料金所の識別コードで構成されるコマンドを微弱電波で
送信するコマンド送信機7が設置されている。
【0024】一方、道路を通行する車両(移動体)1に
は、コマンド送信機7からの電波を受信してこれを磁気
カードやICカードのように着脱可能な記憶媒体4に格
納するコマンド受信機2、車両1の運転手および料金所
の係員にデータの処理状態を報知する表示器3、低軌道
の通信衛星8に車両1の運行状況に関するデータを送信
する通信端末5、および通信衛星8からの電波により車
両1の現在位置を算出するGPS(Global Po
sitioning System)受信機(現在位置
検出手段)6が搭載されている。
【0025】また、通信衛星8から送られた車両1の運
行情報を衛星通信地上局およびインターネットなどの既
設の通信回線を経由して受信し、これを管理するシステ
ムセンタ9が設けられている。そして、システムセンタ
9では、車両1が最初に通過した料金ゲートを入口、次
に通過した料金ゲートを出口として処理することによ
り、2つの料金所間に応じた料金を算出してこれを課金
処理する。
【0026】次に、本実施の形態の課金システムの動作
について説明する。
【0027】前述のように、料金所に設置されたコマン
ド送信機7は、料金所を識別するためのコードで構成さ
れるコマンドを微弱電波で常時発信している。ここで、
コマンド送信機7の電波には、アンテナの指向性などの
制約がないために、短波帯等の一般的な電波が使用され
る。また、コマンド送信機7であるから、単に送信機能
のみを有しており双方向の通信機能は備えていないの
で、料金ゲート毎ではなく、料金所全体をカバーするよ
うに一台が配置されている。
【0028】車両1が料金ゲートに近づくと、この車両
1に搭載されたコマンド受信機2はコマンド送信機7が
発信するコマンドである料金所の識別コードを受信す
る。これにより、表示器3に料金所の識別コードを受信
したことが表示されて運転者および料金所の係員に料金
ゲートの通行が可能であることが通知されるとともに、
記憶媒体4に料金所の識別コードが格納され、通信端末
5に料金ゲートを通過したことが通知される。
【0029】車両1が料金ゲートを通過したことが通信
端末5に通知されると、そのデータは通信端末5から通
信衛星8に送信され、衛星通信地上局および既設の通信
回線を経由してシステムセンタ9に伝送される。
【0030】そして、システムセンタ9では、車両1が
入った料金所から出た料金所までに応じた料金の課金処
理をする。
【0031】また、コマンド送信機7が設置された料金
ゲートを通過した車両1が入った料金所の識別コード、
出た料金所の識別コードおよびGPS受信機6で得られ
る位置情報をシステムセンタ9に通知することで得られ
た課金情報を、システムセンタ9から通信衛星8を介し
て通信端末5で受信してこれをコマンド受信機2から表
示器3で表示すれば、車両1の運転者が走行中に料金情
報のサービス提供を受けることが可能になる。
【0032】このように、本実施の形態によれば、一個
所の料金所に一台設置されて一方向の通信であるコマン
ド送信機7から送信されるコマンドを車両1のコマンド
受信機2で受信するようにしているので、電波の混信を
未然に回避することが可能になる。
【0033】また、車両1が最初に通過した料金ゲート
を入口、次に通過した料金ゲートを出口としてシステム
センタ9において2つの料金所の間に応じた料金を算出
しているので、入口や出口の判別を行うことなく、料金
所間に応じた料金を課金することが可能になる。
【0034】なお、コマンド送信機7が設置されていな
い料金所では、記憶媒体4をコマンド受信機2から取り
出して料金所に設置された読み取り機で当該料金所の識
別コードを読み込み、インターネットなどの既設設備を
使用してその識別コードをシステムセンタ9に電送する
ことで、半自動の課金処理が可能になる。
【0035】なお、車両1の通信端末5からのデータ受
信には種々の通信媒体を適用することができ、本実施の
形態の通信衛星8以外にも、たとえば携帯電話の基地局
のような通信媒体を用いることができる。
【0036】また、本発明は以上に説明した有料道路の
課金システム以外にも、たとえば有料駐車場の課金シス
テムなと、車両1の移動動作に伴って生じる種々の課金
システムに適用することが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、一個所
の通過ポイントに一台設置されて一方向の通信であるコ
マンド送信機から送信されるコマンドを移動体のコマン
ド受信機で受信するようにしているので、電波の混信を
未然に回避することが可能になるという有効な効果が得
られる。
【0038】また、本発明によれば、移動体が最初に通
過した通過ポイントを入口、次に通過した通過ポイント
を出口として料金を算出しているので、入口や出口の判
別を行うことなく、通過ポイントに応じた料金を課金す
ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【0039】移動体に表示器を搭載すれば、移動体の運
転者が走行中に料金情報のサービス提供を受けることが
可能になるという有効な効果が得られる。
【0040】コマンド受信機に記憶媒体を取り付けれ
ば、記憶媒体で通過媒体の識別コードを読み取ってシス
テムセンタに電送することにより、コマンド送信機が設
置されていない通過ポイントに対しての半自動の課金処
理が可能になる有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における課金システムを
示す説明図
【図2】従来における課金システムを示す説明図
【符号の説明】
1 車両(移動体) 2 コマンド受信機 3 表示器 4 記憶媒体 5 通信端末 6 GPS受信機(現在位置検出手段) 7 コマンド送信機 8 通信衛星(通信媒体) 9 システムセンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の通過ポイント一個所当たりに一台
    設置され、当該通過ポイントの識別コードで構成される
    コマンドを送信するコマンド送信機と、 前記移動体に搭載され、前記コマンド送信機からの電波
    を受信するコマンド受信機と、 前記移動体に搭載され、通信媒体に前記移動体の運行状
    況に関するデータを送信する通信端末と、 前記移動体に搭載され、当該移動体の現在位置の検出を
    行う現在位置検出手段と、 前記通信媒体から送られた前記移動体の運行情報を受信
    し、前記移動体が最初に通過した通過ポイントを入口、
    次に通過した通過ポイントを出口として前記移動体への
    課金処理を行うシステムセンタとを有することを特徴と
    する課金システム。
  2. 【請求項2】前記移動体には、前記システムセンタから
    の課金情報を前記通信端末で受信してこれを表示する表
    示器が搭載されていることを特徴とする請求項1記載の
    課金システム。
  3. 【請求項3】前記移動体の前記コマンド受信機には、前
    記コマンド送信機からの前記コマンドを格納する記憶媒
    体が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請
    求項1または2記載の課金システム。
JP26298699A 1999-09-17 1999-09-17 課金システム Pending JP2001084421A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104021594A (zh) * 2013-08-20 2014-09-03 易通星云(北京)科技发展有限公司 基于北斗的高速公路车辆自由流电子收费系统、装置及方法

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