JP2001084329A - 携帯型情報処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

携帯型情報処理装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2001084329A
JP2001084329A JP26144399A JP26144399A JP2001084329A JP 2001084329 A JP2001084329 A JP 2001084329A JP 26144399 A JP26144399 A JP 26144399A JP 26144399 A JP26144399 A JP 26144399A JP 2001084329 A JP2001084329 A JP 2001084329A
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庸介 萱場
Noriyoshi Katsumura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手に装置本体を装着したままの状態において、
手の動きだけで各種の処理動作を装置本体に実行させ
る。 【解決手段】手袋状に形成された装身具の上部には、バ
ーコードスキャナを構成する装置本体が取り付けられて
いる。この装身具が手に装着されている状態において、
各スイッチSWは、手の動きにに応じて複数のアクショ
ン動作を検出する。CPU21は各スイッチSWによっ
て検出されたアクション動作の種類を判別し、判別され
たアクション動作の種類に応じた所定の処理動作を実行
する。すなわち、人差し指だけを伸ばしている状態にあ
ればワンショット読み取り処理を開始させ、人差し指と
中指を伸ばしている状態にあれば、連続読み取り処理を
開始させ、全ての指を伸ばした状態であれば、連続読み
取り処理を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型情報処理
装置およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンディ型バーコードスキャナ
は、そのスキャナ本体を把持している状態において、ト
リガーキーが押下されると、レーザビームを照射すると
共に、その反射光を受光してバーコード情報を読み取る
バーコード読み取り動作が開始される。このようなハン
ディ型バーコードスキャナは、各種店舗において在庫管
理等で使用されるが、スキャナ本体を常に把持している
状態で使用される場合に限らず、運輸業においては、荷
物の積み下ろし作業を行いながらスキャナ本体を手から
離したり、把持する必要があった。すなわち、荷物を配
達先別に仕分ける際に、スキャナ本体を手から離して荷
物を運び、その後、荷物に貼付されているバーコードを
読み取るために、スキャナ本体を把持してトリガーキー
を押下していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、荷物の
積み下ろし作業を行う毎にスキャナ本体を手から離した
り、荷物に貼付されているバーコードを読み取る毎にス
キャナ本体を把持してトリガーキーを押下するという作
業を繰り返すことは、極めて面倒であると共に、何回も
スキャナ本体を持ち直すことは、それを落として破損さ
せる危険性があり、しかも取り扱う荷物数が多い場合に
は、極めて作業性が悪くなるなど、その改善が要望され
ていた。この発明の課題は、手に装置本体を装着したま
まの状態において、手の動きだけで各種の処理動作を装
置本体が実行できるようにすることである。
【0004】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第1記載の発明は、手に装着可能に形成された装置本
体と、この装置本体に接続され、手の動きに応じて複数
のアクション動作を検出する動作検出手段と、この動作
検出手段によって検出されたアクション動作の種類を判
別する判別手段と、この判別手段によって判別されたア
クション動作の種類に応じた所定の処理を前記装置本体
に実行させる制御手段とを具備するものである。なお、
前記動作検出手段は、複数の指毎に、指が折曲がってい
るかを検出するスイッチを有し、前記判別手段は、前記
各スイッチの出力結果の組み合わせに基づいてアクショ
ン動作の種類を判別するようにしてもよい。この場合、
前記動作検出手段は、人差し指だけを伸ばし、他の指を
曲げている状態に基づいて第1のアクション動作を検出
し、人差し指と中指を伸ばし、他の指を曲げている状態
に基づいて第2のアクション動作を検出し、全ての指を
伸ばした状態に基づいて第3のアクション動作を検出す
るようにしてもよい。更に、前記装置本体はバーコード
スキャナを含み、前記制御手段は、前記第1のアクショ
ン動作に応じてバーコードスキャナのワンショット読み
取り動作を開始させ、前記第2のアクション動作に応じ
てバーコードスキャナの連続読み取り動作を開始させ、
前記第3のアクション動作に応じてバーコードスキャナ
の連続読み取り動作を停止させするようにしてもよい。
請求項1記載の発明においては、装置本体が手に装着さ
れている状態において、手の動きにに応じて複数のアク
ション動作を検出すると共に、検出されたアクション動
作の種類を判別し、判別されたアクション動作の種類に
応じた所定の処理を装置本体に実行させる。したがっ
て、装置本体を手に装着したままの状態において、手の
動きだけで各種の処理動作を装置本体が実行することが
できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1(A)はこの実施形
態における携帯型のバーコード読取装置の一部断面図で
ある。この携帯型バーコード読取装置は、電池を電源と
して駆動されるもので、全体が手袋状に形成された装身
具1を有し、この装身具1の上部、つまり、手の甲に当
たる部分には、バーコードスキャナを構成する装置本体
2が取り付けられている。つまり、装置本体2は装身具
1を介して手に装着可能となっている。装身具1は片方
の手、例えば、右手装着用として作成された皮製、厚地
ビニール製等のグローブ状装身具で、この装身具1を構
成する各指部分のうち、親指を除く他の4本の指部分に
おいて、その上面には指の長さ方向に沿って、可撓性を
持つフレキシブルチューブ3がそれぞれ取り付けられて
おり、この各フレキシブルチューブ3の基端部は、装置
本体2にそれぞれ連結されている。図1(B)は装置本
体2の内部構成を示した拡大断面図である。この場合、
各フレキシブルチューブ3内に挿入されているワイヤー
4の先端部は、フレキシブルチューブ3の先端部に固定
され、また、このワイヤー4の他端部は装置本体2内に
おいて、コイルスプリング5を介して可動接片6に取り
付けられている。つまり、ワイヤー4は可撓性を有し、
指の動きに応じて撓み、コイルスプリング5の弾性力に
抗して可動接片6を指先方向に移動させるものである。
また、このコイルスプリング5は、図1(A)、(B)
に示すように、指を自然に伸ばした状態で伸長し、この
状態では可動接片6を対応する固定接片7に接触させ
る。
【0006】また、図2(A)は指を折曲げた状態を示
した一部断面図であり、図2(B)は指を折曲げた状態
において装置本体2の内部を示した拡大断面図である。
この場合、ワイヤー4は指の動きに応じて撓み、コイル
スプリング5の弾性力に抗して可動接片6を指先方向に
移動させるため、可動接片6を対応する固定接片7から
離間させるように作用する。一方、可動接片6と固定接
片7とが接触している状態で可動接片6と固定接片7
は、それらの上部側に配置されている一対の接点Pと電
気的に接触し、この一対の接点Pを構成するスイッチS
WをONさせるようになっている。このスイッチSWは
対応する指の動きを検出する動作検出スイッチである。
装置本体2はその全体が薄い箱型を成し、その内部には
レーザビームを照射してその反射光を受光するレーザ送
受信部8の他、表示部9、キー入力部10等を有してい
る。レーザ送受信部8は走査ミラーの振れ角によって照
射範囲が制御されるもので、そのレーザ反射光が光電変
換された変換結果に基づいて2値のデジタルデータ(バ
ーコード情報)が得られ、これによってバーコード情報
が正常に読み取られると、そのバーコード情報は記憶保
持されると共に、表示出力される。
【0007】図3は携帯型バーコード読取装置の全体構
成を示したブロック図である。CPU21は、記憶装置
22内のオペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンソフトにしたがってこの携帯型バーコード読取装置
の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装
置22は、磁気的、光学的、半導体メモリ等によって構
成されている記録媒体23やその駆動系を有している。
この記録媒体23は固定的な媒体若しくは着脱自在に装
着可能な可搬型の媒体である。また、この記録媒体23
内のプログラムやデータは、必要に応じてCPU21の
制御によりRAM)24にロードされたり、RAM24
内のデータが記録媒体23にセーブされる。更に、記録
媒体は外部機器側に設けられているものであってもよ
く、CPU21は伝送媒体を介してこの記録媒体内のプ
ログラムやデータを直接アクセスして使用することもで
きる。また、CPU21は記録媒体23内に格納される
その一部あるいは全部を外部機器側から伝送媒体を介し
て伝送制御部25で受信し、記録媒体23に新規登録あ
るいは追加登録することもできる。更に、プログラム/
データはサーバ等の外部機器側で記憶管理されているも
のであってもよく、CPU21は伝送媒体を介して外部
機器側のプログラム/データを直接アクセスして使用す
ることもできる。
【0008】一方、CPU21にはその入出力周辺デバ
イスであるレーザ送受信部8、表示部9、キー入力部1
0、伝送制御部25の他、各指毎にその動作を検出する
複数の動作検出器11がバスラインを介して接続されて
おり、入出力プログラムにしたがってCPU21はそれ
らの動作を制御する。表示部9は読み取られたバーコー
ドを表示したり、各種のメッセージを表示する。キー入
力部10は押しボタン式あるいはタッチ入力式のキーを
有し、各種コマンドを入力する。複数の動作検出器11
は、人差し指、中指、薬指、小指に対応して設けられて
いるもので、人差し指、中指、薬指、小指に対応する動
作検出スイッチSWの出力をデジタル信号に変換する。
CPU21は各動作検出器11の出力結果の組み合わせ
に基づいて、人差し指だけを伸ばし、他の指を折曲げて
いる状態にあれば第1のアクション動作として判別し、
人差し指と中指を伸ばし、他の指を折曲げている状態に
あれば第2のアクション動作として判別し、全ての指を
伸ばした状態であれば第3のアクション動作として判別
する。そして、第1のアクション動作に応じてワンショ
ット読み取り処理を開始させ、第2のアクション動作に
応じて連続読み取り処理を開始させ、第3のアクション
動作に応じて連続読み取り処理を停止させる。ここで、
ワンショット読み取り処理とは、1つのバーコード情報
のみを読み取らせるための処理であり、また、連続読み
取り処理とは2以上のバーコードを連続的に読み取らせ
るための処理である。伝送制御部5は、例えば、赤外線
モジュール等を含む通信インターフェイスである。
【0009】次に、この実施形態における携帯型バーコ
ード読取装置の動作を図4に示すフローチャートを参照
して説明する。ここで、このフローチャートに記述され
ている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り
可能なプログラムコードの形態で記録媒体3に格納され
ており、CPU21はこのプログラムコードにしたがっ
た動作を逐次実行する。また、CPU21は伝送媒体を
介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたが
った動作を逐次実行することもできる。
【0010】図4は電源投入に伴って実行開始される動
作を示したフローチャートである。ここで、手袋状の装
身具1を片手に装着し、全ての指を折曲げている状態、
つまり、手を結んでいる状態において、4本の指のいず
れかひとつを伸ばすと、その指の動きに応じて、それに
対応するフレキシブルチューブ3内に挿入されているワ
イヤー4が緩み、コイルスプリング5が伸長するため、
可動接片6と固定接片7とが接触し、可動接片6、固定
接片7に対応する動作検出スイッチSWがONされる。
すると、この動作検出スイッチSWに対応する動作検出
器11から“1”の信号(ハイレベルの信号)が出力さ
れるが、他の動作検出スイッチSWに対応する動作検出
器11の出力は“0”の信号(ローレベルの信号)のま
まとなっている。このように手の動きに応じて動作検出
スイッチSWがON/OFFされ、各動作検出器11の
出力レベルが変化するので、CPU21は各動作検出器
11の出力レベルを取り込み(ステップS1)、その出
力レベルが安定したかを調べ(ステップS2)、安定す
るまでステップS1に戻る待機状態となる。
【0011】ここで、各動作検出器11の出力レベルが
安定すると、CPU21は各動作検出器11の出力レベ
ルに基づいて指の動きを判別する。すなわち、人差し指
用の動作検出スイッチSW1のみがONされている場合
(ステップS3)、つまり、図5に示すように人差し指
だけを伸ばし、他の指を折曲げている状態であれば、1
つのバーコードのみを読み取るワンショット読み取り処
理開始させる(ステップS4)。また、人差し指用の動
作検出スイッチSW1と中指用の動作検出スイッチSW
2のみがONされている場合(ステップS5)つまり、
図6に示すように人差し指と中指を伸ばし、他の指を折
曲げている状態であれば、複数のバーコード情報を連続
的に読み取る連続読み取り処理を開始させる(ステップ
S6)。更に、全ての動作検出スイッチSW1〜4がO
Nされている場合(ステップS7)、つまり、図7に示
すように全ての指を伸ばした状態であれば、上述の連続
読み取り処理を停止させる(ステップS8)。なお、中
指のみ等のように、その他の手の動かし方であれば、そ
れに応じた所定の処理が実行開始される(ステップS
9)。
【0012】以上のように、この第1実施形態おいて
は、グローブ状の装身具1を介して装置本体2が手に装
着されている状態において、手の動きに応じて複数のア
クション動作を検出すると共に、検出されたアクション
動作の種類を判別し、判別されたアクション動作の種類
に応じて所定の処理動作の実行を指示するするようにし
たから、特別なキー操作等が不要となり、単に手を動か
すだけでよいため、作業性を大幅に向上させることが可
能となる。この場合、人差し指、中指、薬指、小指に対
応する動作検出器11の出力結果に基づいてCPU21
は、人差し指だけを伸ばし、他の指を折曲げている状態
にあれば第1のアクション動作として判別し、人差し指
と中指を伸ばし、他の指を折曲げている状態にあれば第
2のアクション動作として判別し、全ての指を伸ばした
状態であれば第3のアクション動作として判別し、第1の
アクション動作に応じてワンショット読み取り処理を開
始させ、第2のアクション動作に応じて連続読み取り処
理を開始させ、第3のアクション動作に応じて連続読み
取り処理を停止させるようにしたから、指の動きだけで
バーコードのスキャニング動作を制御することができ、
しかも、1本の指を伸ばすと1つのバーコード、2本の
指を伸ばすと2つのバーコードの読み取りを指示するよ
うにしたから、手の動きと処理内容とは直感的に分り易
い対応関係となる。したがって、特に運輸業において
は、グローブ状の装身具1を手に装着したままの状態で
荷物の積み下ろしを行うこともでき、作業性の点で特に
有効なものとなる。
【0013】なお、上述した一実施形態においては、指
の動きに応じて制御されるバーコードのスキャニング動
作として「ワンショット読み取り処理の開始」、「連続
読み取り処理の開始」、「連続読み取り処理の停止」を
例に挙げたが、指の動きの組み合わせによってレーザビ
ームの振れ角調整等を指示するようにしてもよい。ま
た、上述した一実施形態においては、動作検出スイッチ
SWのON/OFFによって指の動きを検出するように
したが、指の動きを検出する検出手段としては、以下の
ものであってもよい。
【0014】すなわち、図8に示すように圧電素子32
を用い、この圧電素子32に加わる外力によって発生さ
れた電圧に基づいて指の動きを検出するようにしてもよ
い。すなわち、装置本体2内に、略同様の弾性力を持つ
一対のコイルスプリング31を設けると共に、この一対
のコイルスプリング31間に、移動可能な圧電素子32
を設け、電圧検出器33はコイルスプリング31の弾性
力を受けることによって圧電素子32から発生される電
圧を検出する。なお、指側のコイルスプリング31はワ
イヤー4の一端に固定されている。ここで、図8(A)
は指を伸ばした状態を示し、この場合、圧電素子32は
その両側にあるコイルスプリング31の弾性力を受けて
圧縮されるため、電圧検出器33の検出電圧は大きくな
り、また、図8(B)に示すように指を折り曲げている
状態では指側のコイルスプリング31が圧縮され、他方
のコイルスプリング31が伸びきった状態となり、圧電
素子32はその両側にあるコイルスプリング31の弾性
力から開放されるため、電圧検出器33の検出電圧は小
さくなる。このように圧電素子32によって発生された
電圧に基づいて指の動きを検出することができるように
なる。
【0015】図9は電磁誘導によって発生された起電力
によって指の動きを検出するようにしたものである。す
なわち、装置本体2内には、コイルスプリング41、磁
性体42、検出コイル43が設けられており、ワイヤー
4の一端部はコイルスプリング41を通して磁性体42
に固定されている。磁性体42に対向する位置には、検
出コイル43が設けられている。検出器44は検出コイ
ル43に誘導された電流を検出する。ここで、図9
(A)は指を伸ばした状態を示し、この場合、ワイヤー
4は緩み、その一端に固定されている磁性体42は検出
コイル43に接近しているため、検出器44の出力は大
きくなり、また、図9(B)に示すように指を折り曲げ
ている状態では指側のコイルスプリング31が圧縮さ
れ、磁性体42は検出コイル43から大きく離れてしま
うため、検出器44の出力は小さくなる。このように電
磁誘導によって発生された起電力に基づいて指の動きを
検出することができるようになる。
【0016】図10〜図12は各指に対応するフレキシ
ブルチューブ3の先端部上面にLED(発光ダイオー
ド)を設け、このLEDの発光を検出してその位置でレ
ーザビームの振幅(照射範囲)を制御するようにしたも
のである。すなわち、人差し指および中指に対応フレキ
シブルチューブ3の先端部上面には、それぞれ1つずつ
LED(発光ダイオード)51が設けられている。この
LED51は指を伸ばした時に駆動されて発光するもの
で、上述した第1実施形態で示したフレキシブルチュー
ブ3内に挿入されているワイヤー4に連動してON/O
FFされる動作検出スイッチによってその駆動が制御さ
れるようになっている。そして、このLED51に対応
してその発光位置を検出する受光素子(図示せず)を有
し、この受光素子の検出結果にしたがってレーザビーム
の照射範囲を制御するようにしている。図11は1本の
指(人差し指)だけを伸ばした状態を示している。この
場合には、そのLED51の位置を中心にその左右所定
幅がレーザビームの照射範囲として決定される。図12
は2本の指(人差し指と中指)を伸ばした状態を示して
いる。この場合には、2本の指で示される範囲がレーザ
ビームの照射範囲として決定される。このように人差し
指と中指に対応するフレキシブルチューブ3の先端部上
面に設けられたLED51発光を検出し、その位置でレ
ーザビームの照射範囲を制御することができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、装置本体を手に装着
している状態において、手の動きに応じて複数のアクシ
ョン動作を検出すると共に、検出されたアクション動作
の種類を判別し、判別されたアクション動作の種類に応
じた所定の処理動作を装置本体に実行させるようにした
から、特別なキー操作等が不要となり、単に手を動かす
だけでよいため、作業性を大幅に向上させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は各指を伸ばした状態における携帯型バ
ーコード読取装置の一部断面図、(B)は指を伸ばした
状態における装置本体の内部構成を示した拡大断面図。
【図2】(A)は各指を折り曲げて手を結んだ状態にお
ける携帯型バーコード読取装置の一部断面図、(B)は
指を折り曲げた状態における装置本体の内部を示した拡
大断面図。
【図3】携帯型バーコード読取装置の全体構成を示した
ブロック図。
【図4】電源投入に伴って実行開始される携帯型バーコ
ード読取装置の動作を示したフローチャート。
【図5】人差し指だけを伸ばし、他の指を折曲げている
状態を示し、これによってワンショット読み取り処理が
開始されることを示した図。
【図6】人差し指と中指を伸ばし、他の指を折曲げてい
る状態を示し、これによって連続読み取り処理が開始さ
れることを示した図。
【図7】全ての指を伸ばした状態を示し、これによって
連続読み取り処理が停止されることを示した図。
【図8】この発明の変形応用例を示した図で、圧電素子
を用いて指の動きを検出する場合で、(A)は指を伸ば
した状態の概略図、(B)は指を折り曲げた状態の概略
図。
【図9】この発明の変形応用例を示した図で、電磁誘導
を利用することによって指の動きを検出する場合で、
(A)は指を伸ばした状態の概略図、(B)は指を折り
曲げた状態の概略図。
【図10】指の先端部側に設けられたLEDの発光を検
出してその位置でレーザビームの照射範囲を制御するよ
うにしたこの発明の変形応用例を説明するための一部断
面図。
【図11】図10の変形応用例を説明するための図で、
1本の指(人差し指)だけを伸ばした状態を示した図。
【図12】図10の変形応用例を説明するための図で、
2本の指(人差し指と中指)を伸ばした状態を示した
図。
【符号の説明】
1 装身具 2 装置本体 3 フレキシブルチューブ 4、41 ワイヤー 5、31、41 コイルスプリング 6 可動接片 7 固定接片 8 レーザ送受信部 9 表示部 10 キー入力部 11 動作検出器 SW 動作検出スイッチ 32 圧電素子 33 電圧検出器 42 磁性体 43 検出コイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手に装着可能に形成された装置本体と、 この装置本体に接続され、手の動きに応じて複数のアク
    ション動作を検出する動作検出手段と、 この動作検出手段によって検出されたアクション動作の
    種類を判別する判別手段と、 この判別手段によって判別されたアクション動作の種類
    に応じた所定の処理動作の実行を前記装置本体にさせる
    制御手段とを具備したことを特徴とする携帯型情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】前記動作検出手段は、複数の指毎に、指が
    折曲がっているかを検出するスイッチを有し、前記判別
    手段は、前記各スイッチの出力結果の組み合わせに基づ
    いてアクション動作の種類を判別するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記動作検出手段は、人差し指だけを伸ば
    し、他の指を曲げている状態に基づいて第1のアクショ
    ン動作を検出し、人差し指と中指を伸ばし、他の指を曲
    げている状態に基づいて第2のアクション動作を検出
    し、全ての指を伸ばした状態に基づいて第3のアクショ
    ン動作を検出するようにしたことを特徴とする請求項2
    記載の携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記装置本体はバーコードスキャナを含
    み、 前記制御手段は、前記第1のアクション動作に応じてバ
    ーコードスキャナのワンショット読み取り動作を開始さ
    せ、前記第2のアクション動作に応じてバーコードスキ
    ャナの連続読み取り動作を開始させ、前記第3のアクシ
    ョン動作に応じてバーコードスキャナの連続読み取り動
    作を停止させするようにしたことを特徴とする請求項3
    記載の携帯型情報処理装置。
  5. 【請求項5】コンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードを有する記録媒体であって、 装置本体が手に装着されている状態において、手の動き
    に応じて複数のアクション動作が検出された際に、検出
    されたアクション動作の種類を判別させるコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムコードと、 判別されたアクション動作の種類に応じた所定の処理動
    作の実行を前記装置本体にさせるコンピュータが読み取
    り可能なプログラムコードとを有する記録媒体。
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Cited By (2)

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