JP2001084104A - 座標入力/検出装置及び情報記憶媒体 - Google Patents

座標入力/検出装置及び情報記憶媒体

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JP2001084104A
JP2001084104A JP25747699A JP25747699A JP2001084104A JP 2001084104 A JP2001084104 A JP 2001084104A JP 25747699 A JP25747699 A JP 25747699A JP 25747699 A JP25747699 A JP 25747699A JP 2001084104 A JP2001084104 A JP 2001084104A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネル面上での文字や図形等の描画中
にかすれが生じたとしても、再描画等を要せず、それを
自動的に検出してかすれ部分を連続部分として自動的に
補正できる座標入力/検出装置を提供する。 【解決手段】 指示手段による指示位置に関して座標情
報だけでなく、その変化の方向と長さとを示すベクトル
座標値としてベクトル化手段53により逐次ベクトル座
標化しておくことにより、タッチパネル3上でのデタッ
チ・再タッチ検出により描画された指示線の途切れが検
出された場合にかすれ判断手段56においてベクトル座
標値を参照することでその途切れがかすれであるかを適
正に判断でき、かすれの場合にはかすれ補正処理手段6
1によりその部分を連続させるように自動的に補正する
ことで、かすれによる途切れのない描画が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力/検出装
置に関し、特に、電子黒板や大型のディスプレイと共に
一体化して利用され、或いは、パーソナルコンピュータ
等において、情報の入力や選択をするためにペン等の指
示部材や指等によって指示された座標位置を検出するタ
ッチパネル方式の座標入力/検出装置及び情報記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の座標入力/検出装置とし
ては、ペンで座標入力面を押さえた時、或いはペンが座
標入力面に接近した時に、静電又は電磁誘導によって電
気的な変化を検出するものがある。
【0003】また、他の方式として、特開昭61−23
9322号公報等に示されるような超音波方式のタッチ
パネル座標入力/検出装置がある。これは簡単にいう
と、パネル上に送出された表面弾性波をタッチパネルに
触れることによりその表面弾性波を減衰させ、その位置
を検出するものである。
【0004】さらには、特願平10−127035号と
して本出願人が出願したものや、特開平5−17369
9号公報に開示されているもの、或いは、特開平9−3
19501号公報に開示されているもの、さらには先に
本出願人が特願平10−230960号として出願した
もの等に代表される光学式タッチパネル型の座標入力/
検出装置もある。特に、光学式タッチパネル型の座標入
力/検出装置は、パーソナルコンピュータ等の普及に伴
い、情報の入力や選択をするための有力なツールとして
位置付けられている。これらの光学式タッチパネル型の
座標入力/検出装置の場合、超音波方式等による場合と
異なり、タッチパネル自体は座標検出機能を有さず、タ
ッチパネル面から表面側に少し離れた空間位置に光学的
な座標入力/検出領域が設定されている。
【0005】何れのタッチパネル方式にしても、使用者
はペン、指先などの指示手段をタッチパネル面上で移動
させることにより、所望の文字や図形、その他の描画を
行うものである。
【0006】例えば、図12を参照して超音波方式にお
けるディスプレイ付きの座標入力/検出装置の場合を例
にとり、簡単に説明する。図12において、タッチパネ
ル100は指などの指示手段101によりタッチした位
置をタッチパネル100と一体型のディスプレイ102
の解像度(例えば、X軸方向のピクセル数1024、Y
軸方向のピクセル数768等)に対応したディスプレイ
102上の2次元座標=X,Y座標を検出し、PC等の
制御装置103に座標データとして送信する。また、タ
ッチパネル100と一体化されているディスプレイ10
2に画像メモリ104に展開されている画像を表示出力
する。また、制御装置103中の座標入力部105はR
S232C、USB等の通信手段を用いてタッチパネル
100で検出された座標データを受信する。また、タッ
チパネル制御部105では、座標入力部105から指示
された座標データを取り出し、前回の座標と取り出した
今回の座標とを定められた太さ、色(太さや色は制御装
置103が持つユーザインタフェースにより変更可能で
ある)で画像メモリ104上に描画する。画像メモリ1
04上にはRGB画像データが展開されており、ビデオ
出力手段によりディスプレイ102上に出力され、カラ
ー画像として表示される。
【0007】ここに、タッチパネル100は指などの指
示手段101が触れている間(タッチ状態)は、周期的
に座標データを送信し、指などの指示手段101がタッ
チパネル100から離れた(デタッチ)ことが検出され
た場合、デタッチ情報が1回送信出力され、その後、再
び、指などの指示手段101がタッチパネル100に触
れたこと(タッチ)が検出されたら、その時点から再び
X,Y座標データが送信出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、タッチパネ
ル100に触れている指先などの動きに追従するように
文字や図形などを描く動作において、軽くタッチパネル
100に触れていたり、速く描画しようとすると指先な
どがタッチパネル100面から浮いてしまい、描こうと
している文字や図形が途切れてしまい、ディスプレイ1
02による再現描画像において、その途切れ部分がかす
れとなって現れてしまう。ここに、「かすれ」とは、タ
ッチパネル100に指先などが触れて動くことにより得
られる指示位置を示す座標間を特定の色、太さにて描
画、或いは連続線として得たいにも関わらず、指先など
がわずかにタッチパネル100から浮くことにより描画
線が途切れる現象をいう。
【0009】特に、超音波方式のものでは、指先入力を
前提としているため、タッチパネル100上で吸収を伴
うような材質(柔らかく弾力性を伴う材質)でペン入力
を行わせ直線を描いた場合、押した時点では安定な減衰
が得られるが、ペンを移動するとき十分な接触が得られ
ず、直線が途切れてしまう。かといって、十分な接触を
得るために、ペンを必要以上の力で押し付けてしまう
と、ペンの移動に伴い、ペンの持つ弾力性のため応力を
受け歪を生じ、移動中に復帰させる力が働く。そのた
め、一旦、ペン入力時に曲線を描こうとすると、ペンを
押える力が弱くなり歪を元へ戻す力が優るため復帰して
安定な減衰が得られず、入力が途切れたと判断されてし
まう。もちろん、このような超音波方式に限らず、光学
式等の場合であっても、タッチパネル方式であれば、こ
のようなかすれ部分を生じてしまうことがある。
【0010】このようなかすれ部分が生じた場合は、そ
のままでは見にくいため、途切れによりかすれた部分を
再度描画するとか全体を再度描画し直す必要があり、面
倒である。
【0011】さらに面倒なことに、意図的に破線を描画
する場合には、結果として、途切れ部分が生ずるため、
上記のような意図しないかすれ部分とは区別する必要が
ある。
【0012】そこで、本発明は、タッチパネル面上での
文字や図形等の描画中にかすれが生じたとしても、再描
画等を要せず、それを自動的に検出してかすれ部分を連
続部分として自動的に補正することができる座標入力/
検出装置及び情報記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0013】また、本発明は、かすれによる途切れと意
図的な破線描画における途切れとを自動的に区別して各
々に応じて処理でき、意図的な破線描画の場合に連続線
と見做してしまうことのない座標入力/検出装置及び情
報記憶媒体を提供することを目的とする。
【0014】さらに、本発明は、途切れ部分が曲線描画
におけるかすれの場合であれば、それに応じた自然な曲
線としてかすれ部分を補正することができる座標入力/
検出装置及び情報記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の座
標入力/検出装置は、平面若しくはほぼ平面をなす2次
元のタッチパネルに対する指示手段の指示位置を検出す
る座標入力/検出装置であって、前記指示手段の前記タ
ッチパネル面に対する指示位置の2次元座標を所定の時
間間隔で順次検出する座標検出手段と、前記タッチパネ
ル面に対する前記指示手段のタッチ/デタッチを検出す
るタッチ/デタッチ検出手段と、前記座標検出手段によ
り所定の時間間隔で順次検出される前記2次元座標間の
変化の方向及び長さをベクトル座標化するベクトル化手
段と、前記タッチ/デタッチ検出手段のデタッチ・再タ
ッチ検出により前記指示手段による指示線の途切れが検
出された場合に前記ベクトル座標値に基づきかすれか否
かを判断するかすれ判断手段と、このかすれ判断手段に
より途切れ部分がかすれ部分と判断された場合にそのか
すれ部分を指示線として連続させるかすれ補正処理手段
と、を備える。
【0016】従って、指示手段による指示位置に関して
座標情報だけでなく、その変化の方向と長さとを示すベ
クトル座標値としてベクトル化手段により逐次ベクトル
座標化しておくことにより、タッチパネル上でのデタッ
チ・再タッチ検出により描画された指示線の途切れが検
出された場合にかすれ判断手段においてベクトル座標値
を参照することによりその途切れがかすれであるかどう
かを適正に判断でき、かすれの場合にはかすれ補正処理
手段によりその部分を連続させるように自動的に補正す
ることができ、かすれによる途切れのない描画が可能と
なる。
【0017】このような請求項1記載の発明の作用・効
果は、請求項4記載の情報記憶媒体に記憶されたプログ
ラムをコンピュータに読取らせることによっても実行さ
れる。即ち、請求項4記載の発明の情報記憶媒体は、平
面若しくはほぼ平面をなす2次元のタッチパネルに対す
る指示手段の指示位置を検出するためのプログラムを記
憶してコンピュータで読取可能な情報記憶媒体であっ
て、前記指示手段の前記タッチパネル面に対する指示位
置の2次元座標を所定の時間間隔で順次検出する座標検
出機能と、前記タッチパネル面に対する前記指示手段の
タッチ/デタッチを検出するタッチ/デタッチ検出機能
と、前記座標検出機能により所定の時間間隔で順次検出
される前記2次元座標間の変化の方向及び長さをベクト
ル座標化するベクトル化機能と、前記タッチ/デタッチ
検出機能によるデタッチ・再タッチ検出により前記指示
手段による指示線の途切れが検出された場合に前記ベク
トル座標値に基づきかすれか否かを判断するかすれ判断
機能と、このかすれ判断機能により途切れ部分がかすれ
部分と判断された場合にそのかすれ部分を指示線として
連続させるかすれ補正処理機能と、を前記コンピュータ
に実行させるためのプログラムが記憶されている。
【0018】請求項2記載の発明の座標入力/検出装置
は、平面若しくはほぼ平面をなす2次元のタッチパネル
に対する指示手段の指示位置を検出する座標入力/検出
装置であって、前記指示手段の前記タッチパネル面に対
する指示位置の2次元座標を所定の時間間隔で順次検出
する座標検出手段と、前記タッチパネル面に対する前記
指示手段のタッチ/デタッチを検出するタッチ/デタッ
チ検出手段と、前記座標検出手段により所定の時間間隔
で順次検出される前記2次元座標間の変化の方向及び長
さをベクトル座標化するベクトル化手段と、前記タッチ
/デタッチ検出手段のデタッチ・再タッチ検出により前
記指示手段による指示線の途切れが検出された場合に前
記ベクトル座標値における描画速度の違いに基づきかす
れであるか破線描画における途切れであるかを判断する
途切れ種別判断手段と、この途切れ種別判断手段により
途切れ部分がかすれ部分と判断された場合にそのかすれ
部分を指示線として連続させるかすれ補正処理手段と、
を備える。
【0019】従って、基本的には請求項1記載の発明の
場合と同様であるが、特に、意図した破線描画の場合に
生ずる途切れと意図しないかすれにより生ずる途切れと
ではタッチパネル上での指先などの指示手段の移動速度
が異なり、これをベクトルで表した場合にベクトル座標
値における長さ情報の違いとして現れ、意図した破線描
画の場合にはベクトル長が順次短くなる点に着目し、途
切れ種別判断手段によりベクトル座標値における描画速
度の違いに基づきかすれであるか破線描画における途切
れであるかを自動的に判断するので、かすれの場合には
上記のようにかすれを補正することができると同時に、
意図した破線描画の場合にはその途切れ部分を連続させ
てしまうような不具合を生ずることもない。
【0020】このような請求項2記載の発明の作用・効
果は、請求項5記載の情報記憶媒体に記憶されたプログ
ラムをコンピュータに読取らせることによっても実行さ
れる。即ち、請求項5記載の発明の情報記憶媒体は、平
面若しくはほぼ平面をなす2次元のタッチパネルに対す
る指示手段の指示位置を検出するためのプログラムを記
憶してコンピュータで読取可能な情報記憶媒体であっ
て、前記指示手段の前記タッチパネル面に対する指示位
置の2次元座標を所定の時間間隔で順次検出する座標検
出機能と、前記タッチパネル面に対する前記指示手段の
タッチ/デタッチを検出するタッチ/デタッチ検出機能
と、前記座標検出機能により所定の時間間隔で順次検出
される前記2次元座標間の変化の方向及び長さをベクト
ル座標化するベクトル化機能と、前記タッチ/デタッチ
検出機能によるデタッチ・再タッチ検出により前記指示
手段による指示線の途切れが検出された場合に前記ベク
トル座標値における描画速度の違いに基づきかすれであ
るか破線描画における途切れであるかを判断する途切れ
種別判断機能と、この途切れ種別判断機能により途切れ
部分がかすれ部分と判断された場合にそのかすれ部分を
指示線として連続させるかすれ補正処理機能と、を前記
コンピュータに実行させるためのプログラムが記憶され
ている。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の座標入力/検出装置であって、前記かすれ補正処理
手段は、前記かすれ部分前後の前記ベクトル座標値の類
似性の有無に基づきそのかすれ部分が直線状であるか曲
線状であるかを区別する直線/曲線判断手段と、前記か
すれ部分が直線状であると判断された場合にはそのかす
れ部分を直線的に連続させる直線かすれ補正処理手段
と、前記かすれ部分が曲線状であると判断された場合に
はそのかすれ部分を前記かすれ部分前後の前記ベクトル
座標値に基づく補完座標ベクトル値を用いて曲線近似さ
せて曲線的に連続させる曲線かすれ補正処理手段と、を
備える。
【0022】従って、直線描画中だけでなく、曲線描画
中においてかすれを生ずることもあるが、何れの状態で
のかすれであるかはベクトル座標値の類似性の有無によ
り判断できるので、曲線部分でかすれが生じたと判断し
た場合には、直線近似していびつな連続線としてしまう
ことなく、かすれ部分前後のベクトル座標値に基づく補
完座標ベクトル値を用いて曲線近似させて曲線的に連続
させることにより適正に補正することができる。
【0023】このような請求項3記載の発明の作用・効
果は、請求項6記載の情報記憶媒体に記憶されたプログ
ラムをコンピュータに読取らせることによっても実行さ
れる。即ち、請求項6記載の発明の情報記憶媒体は、請
求項4又は5記載の情報記憶媒体であって、前記かすれ
補正処理機能は、前記かすれ部分前後の前記ベクトル座
標値の類似性の有無に基づきそのかすれ部分が直線状で
あるか曲線状であるかを区別する直線/曲線判断機能
と、前記かすれ部分が直線状であると判断された場合に
はそのかすれ部分を直線的に連続させる直線かすれ補正
処理機能と、前記かすれ部分が曲線状であると判断され
た場合にはそのかすれ部分を前記かすれ部分前後の前記
ベクトル座標値に基づく補完座標ベクトル値を用いて曲
線近似させて曲線的に連続させる曲線かすれ補正処理機
能と、よりなる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1ない
し図11に基づいて説明する。本実施の形態は、いわゆ
る再帰光遮断方式のタッチパネル型座標入力/検出装置
1に適用されており、その原理について正面概略構成を
示す図1を参照して説明する。四角形状の筐体構造の座
標入力/検出部材2の内部空間である座標入力/検出領
域(タッチパネル)3は平面(若しくは、ほぼ平面)を
なす2次元形状をなし、電子的に画像を表示するディス
プレイ表面やマーカー等のペンで書き込むホワイトボー
ドなどが考えられる。この座標入力/検出領域3上を光
学的に不透明な材質からなる操作者の手指やペン、指示
棒など光遮断手段として機能する指示手段4で触った場
合を考える。このときの指示手段4の座標を検出するこ
とがこのような光学式の座標入力/検出装置1の目的で
ある。
【0025】座標入力/検出領域3の上方両端に受発光
手段5が装着されている。受発光手段5からは座標入力
/検出領域3に向けて、L1,L2,L3,…,Lnの
光ビームの束(プローブ光)が照射されている。実際に
は点光源6から広がる座標入力面に平行な面に沿って進
行する扇形板状の光波である。
【0026】座標入力/検出領域3の周辺部分には、再
帰性反射部材7が再帰反射面を座標入力装置3の中央に
向けて装着されている。
【0027】再帰性反射部材7は入射した光を、入射角
度に依らずに同じ方向に反射する特性をもった部材であ
る。例えば、受発光手段5から発した扇形板状の光波の
うちある一つのビーム8に注目すると、ビーム8は再帰
性反射部材7によって反射されて再び同じ光路を再帰反
射光9として受発光手段5に向かって戻るように進行す
る。受発光手段5には、後述する受光手段が設置されて
おり、プローブ光L1〜Lnの各々に対して、その再帰
光が受光手段に再帰したかどうかを判断することができ
る。
【0028】いま、操作者が指(指示手段4)で位置P
を触った場合を考える。このときプローブ光10は位置
Pで指に遮られて再帰性反射部材7には到達しない。従
って、プローブ光10の再帰光は受発光手段5には到達
せず、プローブ光10に対応する再帰光が受光されない
ことを検出することによって、プローブ光10の延長線
(直線L)上に指示物体が挿入されたことを検出するこ
とができる。同様に、図1の右上方に設置された受発光
手段5からもプローブ光11を照射し、プローブ光11
に対応する再帰光が受光されないことを検出することに
よって、プローブ光11の延長線(直線R)上に指示物
体が挿入されたことを検出することができる。直線L及
び直線Rを求めることができれば、このP点の交点座標
を演算により算出することにより、指示手段2が挿入さ
れた座標を得ることができる。
【0029】次に、受発光手段5の構成とプローブ光L
1からLnのうち、どのプローブ光が遮断されたかを検
出する機構について説明する。受発光手段5の内部の構
造の概略を図2に示す。図2は図1の座標入力面に取り
付けられた受発光手段5を、座標入力/検出領域3に垂
直な方向から見た図である。ここでは、簡単のため、座
標入力/検出領域3に平行な2次元平面で説明を行う。
【0030】概略構成としては、点光源6、集光レンズ
12及び受光素子13から構成される。点光源6は光源
(図示せず)から見て受光素子13と反対の方向に扇形
に光を射出するものとする。点光源6から射出された扇
形の光は矢印14,15、その他の方向に進行するビー
ムの集合であると考える。矢印14方向に進行したビー
ムは再帰性反射部材7で矢印16方向に反射されて、集
光レンズ12を通り、受光素子13上の位置17に到達
する。また、矢印15方向に進行したビームは再帰性反
射部材7で矢印18方向に反射されて、集光レンズ12
を通り、受光素子13上の位置19に到達する。このよ
うに点光源6から発し、再帰性反射部材7で反射され同
じ経路を戻ってきた光は、集光レンズ12の作用によっ
て、各々受光素子13上の各々異なる位置に到達する。
従って、座標入力/検出領域3中の或る位置に指示手段
4が挿入されあるビームが遮断されると、そのビームに
対応する受光素子13上の点に光が到達しなくなる。よ
って、受光素子13上の光強度分布を調べることによっ
て、どのビームが遮られたかを知ることができる。
【0031】図3で前述の動作を詳しく説明する。図3
で受光素子13は集光レンズ12の焦点面(焦点距離
f)に設置されているものとする。点光源6から図3の
右側に向けて発した光は再帰性反射部材7によって反射
され同じ経路を戻ってくる。従って、点光源6の位置に
再び集光する。集光レンズ12中心は点光源位置と一致
するように設置する。再帰性反射部材7から戻った再帰
光は集光レンズ12の中心を通るので、レンズ後方(受
光素子側)に対称の経路で進行する。
【0032】このとき受光素子13上の光強度分布を考
える。指示手段4が挿入されていなければ、受光素子1
3上の光強度分布はほぼ一定であるが、図3に示すよう
に位置Pに光を遮る指示手段4が挿入された場合、ここ
を通過するビームは遮られ、受光素子13上では位置D
nの位置に、光強度が弱い領域が生じる(暗点)。この
位置Dnは遮られたビームの出射/入射角θnと対応し
ており、Dnを検出することによりθnを知ることがで
きる。即ち、θnはDnの関数として θn=arctan (Dn/f) ………………………………(1) と表すことができる。ここで、図1左上方の受発光手段
5におけるθnをθnL、DnをDnLと置き換える。
【0033】さらに、図4において、受発光手段5と座
標入力/検出領域3との幾何学的な相対位置関係の変換
係数gにより、指示手段4と座標入力/検出領域3との
なす角θLは、(1)式で求められるDnLの関数とし
て、 θL=g(θnL) ………………………………(2) ただし、θnL=arctan(DnL/f) と表すことができる。
【0034】同様に、図1右上方の受発光手段5につい
ても、上述の(1)(2)式中の記号Lを記号Rに置き
換えて、右側の受発光手段5と座標入力/検出領域3と
の幾何学的な相対位置関係の変換係数hにより、 θR=h(θnR) ………………………………(3) ただし、θnR=arctan(DnR/f) と表すことができる。
【0035】ここで、座標入力/検出領域3上の受発光
手段5の取付間隔を図4に示すwとし、原点座標を図4
に示すようにとれば、座標入力/検出領域3上の指示手
段4で指示した点Pの2次元座標(x,y)は、 x=w・tanθnR/(tanθnL+tanθnR) ………………(4) y=w・tanθnL・tanθnR/(tanθL+tanθnR) ……(5) このように、x,yは、DnL,DnRの関数として表
すことができる。即ち、左右の受発光手段5上の受光素
子13上の暗点の位置DnL,DnRを検出し、受発光
手段5の幾何学的配置を考慮することにより、指示手段
4で指示した点Pの2次元座標を検出することができ
る。
【0036】次に座標入力/検出領域3、例えば、ディ
スプレイの表面などに前で説明した光学系を設置する例
を示す。図5は、図1、図2で述べた左右の受発光手段
5のうち一方を、ディスプレイ表面へ設置した場合の例
である。
【0037】図5中の20はディスプレイ面(タッチパ
ネル面)の断面を示しており、図2で示したy軸の負か
ら正に向かう方向に見たものである。即ち、図5はx−
z方向を主体に示しているが、二点鎖線で囲んだ部分は
同一物を別方向(x−y方向、y−z方向)から見た構
成を併せて示している。
【0038】受発光手段5のうち発光手段について説明
する。発光手段である光源21としてレーザーダイオー
ド、ピンポイントLEDなどスポットをある程度絞るこ
とが可能な光源を用いる。
【0039】光源21からディスプレイ面20に垂直に
発した光はシリンドリカルレンズ22によってx方向に
のみコリメートされる。このコリメートは、後でハーフ
ミラー23で折り返された後、ディスプレイ面20と垂
直な方向には平行光として配光するためである。シリン
ドリカルレンズ22を出た後、このシリンドリカルレン
ズ22とは曲率の分布が直交する2枚のシリンドリカル
レンズ24,25で同図y方向に対して集光される。
【0040】これらのシリンドリカルレンズ群(レンズ
21,24,25)の作用により、線状に集光した領域
がシリンドリカルレンズ25の後方に形成される。ここ
に、y方向に狭くx方向に細長いスリット26を挿入す
る。即ち、スリット位置に線状の二次光源6を形成す
る。二次光源6から発した光はハーフミラー23で折り
返され、ディスプレイ面20の垂直方向には広がらず平
行光で、ディスプレイ面20と平行方向には二次光源6
を中心に扇形状に広がりながら、ディスプレイ面20に
沿って進行する。進行した光はディスプレイ周辺端に設
置してある再帰性反射部材7で反射されて、同様の経路
でハーフミラー23方向(矢印C)に戻る。ハーフミラ
ー23を透過した光は、ディスプレイ面20に平行に進
みシリンドリカルレンズ12を通り受光素子13に入射
する。
【0041】このとき、二次光源6とシリンドリカルレ
ンズ12はハーフミラー23に対して共に距離Dの位置
に配設され共役な位置関係にある。従って、二次光源6
は図3の点光源6に対応し、シリンドリカルレンズ12
は図3のレンズ12に対応する。
【0042】図6に、光源(LD)21及び受光素子
(PD)13の制御回路の構成ブロック図を示す。この
制御回路はLD21の発光制御と、PD13からの出力
の演算を行うものである。同図に示すように、制御回路
は、CPU31を中心として、プログラム及びデータを
記憶するROM32、RAM33、インタフェースドラ
イバ34、A/Dコンバータ35及びLEDドライバ3
6がバス接続された構成からなる。ここに、CPU3
1、ROM32及びRAM33によりコンピュータとし
てのマイクロコンピュータが構成されている。このよう
なマイクロコンピュータには、FD37が装填されるF
DD(FDドライバ)38、CD−ROM39が装填さ
れるCD−ROMドライバ40等が接続されている。
【0043】PD13からの出力を演算する回路とし
て、PD13の出力端子に、アンプ41、アナログ演算
回路42等が図のように接続される。PD13からの出
力(光強度分布信号)はアンプ41に入力され、増幅さ
れる。増幅された信号は、アナログ演算回路42で処理
がされ、さらにA/Dコンバータ35によってデジタル
信号に変換されてCPU31に渡される。この後、CP
U31によってPD13の受光角度及び指示手段4の2
次元座標の演算が行われる。
【0044】なお、この制御回路は、一方の受発光手段
5と同一筺体に組み込んでもよく、また、別筺体として
座標入力/検出領域3の一部分に組み込んでもよい。ま
た、インタフェースドライバ34を介してパソコン等に
演算された座標データを出力するために出力端子を設け
ることが好ましい。
【0045】このような再帰光遮断方式のタッチパネル
型の座標入力/検出装置1を用いた本実施の形態の特徴
的構成例について図7を参照して説明する。図7はこの
ような特徴的構成例による座標入力/検出装置1を機能
的に示すブロック図である。図において、タッチパネル
は座標入力/検出領域3に相当し、その表面近傍に指な
どの指示手段4が挿入されたときに(タッチされたとき
に)、指示手段4のタッチパネル3上での2次元座標を
検出する座標検出部(座標検出手段)51と、タッチ/
デタッチ検出部(タッチ/デタッチ検出手段)52とを
備えている。座標検出部51は前述したように、タッチ
パネル3の表面近傍に指などの指示手段4が挿入された
ときに、指示手段4のタッチパネル3上での2次元座標
をサンプリング信号に伴う所定の時間間隔で時系列的に
検出する。また、タッチ/デタッチ検出部52は指先な
どの指示手段4が実際にタッチパネル3面に接している
か否かに関係なく受光素子13等により検出光に干渉す
る位置に指示手段4があるか否かを検出するものであれ
ばよい。
【0046】座標検出部51の後段にはベクトル化部
(ベクトル化手段)53が設けられている。このベクト
ル化部53は、指示手段4の挿入状態(タッチ検出状
態)下で座標検出部51により時系列的に順次得られる
2次元座標間の変化する方向とその変化分を示す長さを
予めベクトルテーブル54に設定格納されているベクト
ルデータを用いてベクトル座標化してRAM33等のメ
モリに記憶させる処理を行う。
【0047】ここで、座標ベクトル値の算出方法につい
て図8を参照して説明する。図8において、前回検出さ
れた2次元座標を(X1,Y1)、今回得られた2次元
座標を(X2,Y2)とする。X座標方向の変化量ΔX
=X2−X1、Y座標方向の変化量ΔY=Y2−Y1か
ら、座標ベクトル値をΔY/ΔXにより算出する。この
場合の座標ベクトル値は表1に示すようにX軸方向から
10度間隔で数値化されて予めベクトルテーブル154
に格納されているが、この間隔(10度)は任意に設定
すれぱよい。また、座標ベクトル値は、算出結果の近似
値を用いるものとする。例えば、−ΔY,−ΔXでΔY
/ΔX=0.900の場合であれば、座標ベクトル値=
24となる。
【0048】
【表1】
【0049】また、図8において、各サンプリングにお
ける座標間の座標ベクトル値は上述のように算出され、
各座標間のベクトル長Lは、例えば、座標(X1,Y
1),(X2,Y2)間のベクトル長L1であれば、 L1=√{(Y2−Y1)2+(X2−X1)2} により算出される。このようにして、サンプリングされ
た2次元座標毎にその座標ベクトル値とその長さ情報と
が算出され、ベクトルデータ記憶部55においてRAM
33等のメモリに記憶される。
【0050】ベクトル化部53の後段にはタッチ/デタ
ッチ検出部52による検出信号に応じて動作するかすれ
判断手段56が設けられている。このかすれ判断手段5
6は、途切れ判断部57とかすれ/破線判断部(途切れ
種別判断手段)58とよりなる。途切れ判断部57はタ
ッチ/デタッチ判断部52によりタッチパネル3に対す
る指示手段4のデタッチ・再タッチが検出された場合に
ベクトルデータ記憶部55よりメモリに格納されている
デタッチ・再タッチ前後のベクトル座標値を参照するこ
とにより途切れが生じているか否かを判断する。デタッ
チ・再タッチが検出されてもその前後のベクトル座標値
が極端に異なる場合(極端に離れている場合や極端に方
向が異なる場合)にはデタッチ・再タッチ間には筆記の
連続性がなく、途切れ部分ではないと判断され、通常処
理部59による通常の座標入力/検出処理に供される。
それ以外の場合には、デタッチ・再タッチ間には筆記の
連続性があり、途切れ部分であると判断され、かすれ/
破線判断部58による判断に供される。
【0051】かすれ/破線判断部58では、デタッチ・
再タッチが検出された場合にベクトルデータ記憶部55
によりメモリに格納されているベクトル座標値情報を利
用することで、デタッチ時点の座標ベクトル長と平均座
標ベクトル長とを比較し、デタッチ時点の座標ベクトル
長が極端に短くなっている場合には、デタッチ・再タッ
チ間の途切れは意図した破線描画における途切れと判断
して通常処理部59に出力することにより、途切れ部分
に対して特に補正処理を行わせない。即ち、破線描画の
場合には、途切れ部分がそのまま再現される。
【0052】このような判断は、意図した破線描画の場
合に生ずる途切れと意図しないかすれにより生ずる途切
れとではタッチパネル3上での指先などの指示手段4の
描画速度(移動速度)が異なる点に着目したものであ
る。この点を図9を参照して説明する。図9(a)は意
図しないかすれAによる途切れが生ずる場合のタッチパ
ネル3上での指先などの動きの様子を誇張して示し、図
9(b)は破線描画において意図した途切れBが生ずる
場合のタッチパネル3上での指先などの動きの様子を誇
張して示している。意図しないかすれAの場合にはタッ
チパネル3面から意図せずにわずかに離れるだけである
ので、そのデタッチ・再タッチ前後の指先の動きには図
9(a)中に破線で示すように連続性、即ち、描画速度
に殆ど変化がないのに対して、破線描画の場合には意図
的に途切れ部分を形成するために指先などの動きも図9
(b)中に破線で示すようにデタッチ位置で一旦動きが
止まってタッチパネル3面から離れた後に再びタッチパ
ネル3面にタッチする如く、描画速度が低下する過程を
経るため、かすれAの場合とは描画速度に大きな違いが
ある。このような描画速度の違いは、同一のサンプリン
グ間隔による座標値をベクトルで表した場合にはベクト
ル座標値における長さ情報の違いとして現れ、意図した
破線描画の場合には一旦止まる過程でベクトル長が極端
に短くなることから、上記の如く、平均ベクトル長と比
較することにより、かすれAによる途切れか破線描画に
おける途切れBかを区別できる。
【0053】かすれ/破線判断部58によりかすれによ
る途切れと判断された場合には、直線/曲線判断部(直
線/曲線判断手段)60による判断に供される。かすれ
/破線判断部58は、かすれ部分前後のベクトル座標値
の類似性の有無に基づきそのかすれ部分が直線状である
か曲線状であるかを判別する。ここに、この判別方法に
ついて説明する。デタッチ・再タッチが検出された場合
にデタッチ検出時点のデタッチ座標と、再タッチ時点の
再タッチ座標とを用いて、デタッチ・再タッチ間座標ベ
クトル値とともに座標ベクトル長を算出する。座標ベク
トル長は、 (座標ベクトル長)=(デタッチ・再タッチ間長)×
{(座標入力周期)/(デタッチ・再タッチ間時間)} として算出する。そして、デタッチ・再タッチ間座標ベ
クトル値及びその座標ベクトル長と、デタッチ直前の座
標ベクトル値及びその座標ベクトル長を比較し、両者が
類似している場合には、直線状のかすれ部分であると判
断し、かすれ処理手段61中の直線かすれ補正処理部
(直線かすれ補正処理手段)62による補正処理に供す
る。例えば、直線描画中にかすれが生じてもそのベクト
ル座標値にはデタッチ・再タッチ前後で大きな変化がな
く、類似性を有しているため、これを判別できる。直線
かすれ補正処理部62では、直線状のかすれと判断され
た場合に、そのかすれ部分をデタッチ・再タッチ間(デ
タッチ・再タッチ間座標ベクトル値及びその座標ベクト
ル長分)を定められた色、太さで直線的に連続させて描
画されるように処理する。
【0054】一方、デタッチ・再タッチ間座標ベクトル
値及びその座標ベクトル長と、デタッチ直前の座標ベク
トル値及びその座標ベクトル長を比較し、両者が類似し
ていない場合には、デタッチ位置までの座標ベクトル値
及び再タッチ後の座標ベクトル値を算出する(サンプリ
ング数は実験的に得た最適値とする)。これらの座標ベ
クトル値の変化量を算出し、その変化量に類似性がある
場合には、曲線状のかすれ部分であると判断し、かすれ
処理手段61中の曲線かすれ補正処理部(曲線かすれ補
正処理手段)63による補正処理に供する。この曲線か
すれ補正処理部63でデタッチ・再タッチ間を曲線近似
させて曲線的に連続させて描画されるように処理する。
【0055】ここで、この曲線かすれ補正処理部63に
よる曲線補完方法について図10及び図11を参照して
説明する。まず、図10に示すベクトル図において、
から曲線描画が始まる場合、の座標入力時にから
への座標ベクトル値及び座標ベクトル長を算出し、メモ
リに保存する。同様に、の座標入力時にからへの
座標ベクトル値及び座標ベクトル長を算出し、メモリに
保存する。以下、同様に、新たな座標入力の度に座標ベ
クトル値及び座標ベクトル長を算出し、メモリに保存す
る(サンプリング数は実験的に得た最適値とする)。こ
のような過程において、例えば、の座標が入力され
なかった場合、の座標入力までの座標ベクトル値の変
化量(の座標ベクトル値−の座標ベクトル値)、座
標ベクトル長の平均値を算出する。ついで、において
は間の座標ベクトル値に変化量を加算(或いは減
算)することで、補完座標ベクトル値を得、表1を参照
して座標ベクトル角度を得る。そして、平均座標ベクト
ル長、座標ベクトル角度からに相当する座標(X4,
Y4)を、 X4=cos(座標ベクトル角度)×(平均座標ベクトル
長)+(又は−)X3 Y4=sin(座標ベクトル角度)×(平均座標ベクトル
長)+(又は−)Y3 なる式により求め(図11に示すベクトル図を参照)、
座標(X3,Y3),(X4,Y4)間を定められた色、太
さで描画させるように処理する。このような曲線補完処
理を再タッチ座標(図10の場合であれば、の位置)
まで同様に繰り返す。ただし、補完された座標から再タ
ッチ位置の座標までの長さが平均座標ベクトル長に満た
ない場合には、補完された座標から再タッチ位置の座標
までを直線的に連続させて描画させるように処理する。
【0056】このように、曲線部分でかすれが生じた場
合には、そのデタッチ・再タッチ間を図10における直
線Aのように直線近似して全体から見ていびつな連続線
として結んでしまうことなく、かすれ部分前後のベクト
ル座標値に基づく補完座標ベクトル値を用いて曲線近似
させてで示す如く曲線的に連続させることにより適
正に補正することができる。
【0057】なお、本実施の形態の作用に関しては、F
D、CD−ROM等に予め記憶させたプログラムをコン
ピュータに読取らせることによっても実行させることが
できる。図6に示した例を参照すると、予め記憶された
ソフトウエア(プログラム)をコンピュータ、特にCP
U31に提供できる情報記憶媒体として、ROM32、
RAM33等の他に、FD37、CD−ROM39等を
有しており、CPU31に各種の処理動作、特にこの特
徴的構成例に示した作用に対応する処理機能を実行させ
るための制御プログラムがソフトウエアとして予め設定
されており、このような制御プログラムは例えばCD−
ROM39に予め格納されている。そして、このような
ソフトウエアはROM32等に予めインストールされて
おり、CPU31の起動時にRAM33に複写されて動
作時にCPU31に読取られる。このようにCPU31
が各種のプログラムを読取って対応する処理を実行する
ことにより、各種の処理機能が実現されるので、当該コ
ンピュータが前述したような座標入力/検出処理を実行
することになる。
【0058】ここに、本実施の形態の場合には、CD−
ROM39等の情報記憶媒体に対して、指示手段4のタ
ッチパネル3面に対する指示位置の2次元座標を所定の
時間間隔で順次検出する座標検出機能と、タッチパネル
3面に対する指示手段4のタッチ/デタッチを検出する
タッチ/デタッチ検出機能と、座標検出機能により所定
の時間間隔で順次検出される2次元座標間の変化の方向
及び長さをベクトル座標化するベクトル化機能と、タッ
チ/デタッチ検出機能によるデタッチ・再タッチ検出に
より指示手段による指示線の途切れが検出された場合に
ベクトル座標値に基づきかすれか否かを判断するかすれ
判断機能と、このかすれ判断機能により途切れ部分がか
すれ部分と判断された場合にそのかすれ部分を指示線と
して連続させるかすれ補正処理機能と、をコンピュータ
に実行させるためのプログラムが記憶されていればよ
い。或いは、指示手段4のタッチパネル3面に対する指
示位置の2次元座標を所定の時間間隔で順次検出する座
標検出機能と、タッチパネル3面に対する指示手段4の
タッチ/デタッチを検出するタッチ/デタッチ検出機能
と、座標検出機能により所定の時間間隔で順次検出され
る2次元座標間の変化の方向及び長さをベクトル座標化
するベクトル化機能と、タッチ/デタッチ検出機能によ
るデタッチ・再タッチ検出により指示手段4による指示
線の途切れが検出された場合にベクトル座標値における
描画速度の違いに基づきかすれであるか破線描画におけ
る途切れであるかを判断する途切れ種別判断機能と、こ
の途切れ種別判断機能により途切れ部分がかすれ部分と
判断された場合にそのかすれ部分を指示線として連続さ
せるかすれ補正処理機能とをコンピュータに実行させる
ためのプログラムが記憶されていればよい。これらの場
合、かすれ補正処理機能は、かすれ部分前後のベクトル
座標値の類似性の有無に基づきそのかすれ部分が直線状
であるか曲線状であるかを区別する直線/曲線判断機能
と、かすれ部分が直線状であると判断された場合にはそ
のかすれ部分を直線的に連続させる直線かすれ補正処理
機能と、かすれ部分が曲線状であると判断された場合に
はそのかすれ部分をかすれ部分前後のベクトル座標値に
基づく補完座標ベクトル値を用いて曲線近似させて曲線
的に連続させる曲線かすれ補正処理機能とよりなる。
【0059】また、本実施の形態は、いわゆる再帰光遮
断方式のタッチパネル型の座標入力/検出装置1への適
用例として説明したが、タッチパネル型の座標入力/検
出装置であれば、その方式を問わず同様に適用できる。
例えば、図12に示したような超音波方式のタッチパネ
ル型の座標入力/検出装置(特開昭61−239322
号公報等参照)はもちろん、画像入力手段を利用したカ
メラ撮像方式のタッチパネル型の座標入力/検出装置、
レーザスキャンを利用した回転走査+反射板装着ペン方
式のタッチパネル型の座標入力/検出装置、LEDアレ
イ方式のタッチパネル型の座標入力/検出装置(特開平
5−173699号公報等参照)等であってもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1及び4記載の発明によれば、指
示手段による指示位置に関して座標情報だけでなく、そ
の変化の方向と長さとを示すベクトル座標値としてベク
トル化手段により逐次ベクトル座標化しておくことによ
り、タッチパネル上でのデタッチ・再タッチ検出により
描画された指示線の途切れが検出された場合にかすれ判
断手段においてベクトル座標値を参照することによりそ
の途切れがかすれであるかどうかを適正に判断でき、か
すれの場合にはかすれ補正処理手段によりその部分を連
続させるように自動的に補正することができ、かすれに
よる途切れのない描画が可能となる。
【0061】請求項2及び5記載の発明によれば、基本
的には請求項1及び4記載の発明の場合と同様な効果が
得られるが、特に、意図した破線描画の場合に生ずる途
切れと意図しないかすれにより生ずる途切れとではタッ
チパネル上での指先などの指示手段の移動速度が異な
り、これをベクトルで表した場合にベクトル座標値にお
ける長さ情報の違いとして現れ、意図した破線描画の場
合にはベクトル長が順次短くなる点に着目し、途切れ種
別判断手段によりベクトル座標値における描画速度の違
いに基づきかすれであるか破線描画における途切れであ
るかを自動的に判断するようにしたので、かすれの場合
には上記のようにかすれを補正することができると同時
に、意図した破線描画の場合にはその途切れ部分を連続
させてしまうような不具合を生ずることなく、破線とし
て描画させることができる。
【0062】請求項3及び6記載の発明よれば、直線描
画中だけでなく、曲線描画中においてかすれを生ずるこ
ともあるが、何れの状態でのかすれであるかはベクトル
座標値の類似性の有無により判断できるので、曲線部分
でかすれが生じたと判断した場合には、直線近似してい
びつな連続線としてしまうことなく、かすれ部分前後の
ベクトル座標値に基づく補完座標ベクトル値を用いて曲
線近似させて曲線的に連続させることにより適正に補正
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の前提的構成例を原理的
に示す概略正面図である。
【図2】その受発光手段の内部構造の構成例を示す概略
正面図である。
【図3】その検出動作を説明するための概略正面図であ
る。
【図4】受発光手段の取付間隔等を示す概略正面図であ
る。
【図5】ディスプレイ前面等への設置例を示す断面図で
ある。
【図6】その制御系の構成例を示すブロック図である。
【図7】本実施の特徴的構成例を機能的に示すブロック
図である。
【図8】座標ベクトル値算出方法を説明するためのベク
トル図である。
【図9】かすれが生ずる場合と破線描画の場合との指先
の動きを誇張して示す模式図である。
【図10】曲線描画時にかすれが生じた場合の曲線補完
方法を説明するベクトル図である。
【図11】ベクトル図である。
【図12】超音波方式の座標入力/検出装置の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
3 タッチパネル 4 指示手段 51 座標検出手段 52 タッチ/デタッチ検出手段 53 ベクトル化手段 56 かすれ判断手段 58 途切れ種別判断手段 60 直線/曲線判断手段 61 かすれ補正処理手段 62 直線かすれ補正処理手段 63 曲線かすれ補正処理手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面若しくはほぼ平面をなす2次元のタ
    ッチパネルに対する指示手段の指示位置を検出する座標
    入力/検出装置であって、 前記指示手段の前記タッチパネル面に対する指示位置の
    2次元座標を所定の時間間隔で順次検出する座標検出手
    段と、 前記タッチパネル面に対する前記指示手段のタッチ/デ
    タッチを検出するタッチ/デタッチ検出手段と、 前記座標検出手段により所定の時間間隔で順次検出され
    る前記2次元座標間の変化の方向及び長さをベクトル座
    標化するベクトル化手段と、 前記タッチ/デタッチ検出手段のデタッチ・再タッチ検
    出により前記指示手段による指示線の途切れが検出され
    た場合に前記ベクトル座標値に基づきかすれか否かを判
    断するかすれ判断手段と、 このかすれ判断手段により途切れ部分がかすれ部分と判
    断された場合にそのかすれ部分を指示線として連続させ
    るかすれ補正処理手段と、を備えることを特徴とする座
    標入力/検出装置。
  2. 【請求項2】 平面若しくはほぼ平面をなす2次元のタ
    ッチパネルに対する指示手段の指示位置を検出する座標
    入力/検出装置であって、 前記指示手段の前記タッチパネル面に対する指示位置の
    2次元座標を所定の時間間隔で順次検出する座標検出手
    段と、 前記タッチパネル面に対する前記指示手段のタッチ/デ
    タッチを検出するタッチ/デタッチ検出手段と、 前記座標検出手段により所定の時間間隔で順次検出され
    る前記2次元座標間の変化の方向及び長さをベクトル座
    標化するベクトル化手段と、 前記タッチ/デタッチ検出手段のデタッチ・再タッチ検
    出により前記指示手段による指示線の途切れが検出され
    た場合に前記ベクトル座標値における描画速度の違いに
    基づきかすれであるか破線描画における途切れであるか
    を判断する途切れ種別判断手段と、 この途切れ種別判断手段により途切れ部分がかすれ部分
    と判断された場合にそのかすれ部分を指示線として連続
    させるかすれ補正処理手段と、 を備えることを特徴とする座標入力/検出装置。
  3. 【請求項3】 前記かすれ補正処理手段は、前記かすれ
    部分前後の前記ベクトル座標値の類似性の有無に基づき
    そのかすれ部分が直線状であるか曲線状であるかを区別
    する直線/曲線判断手段と、前記かすれ部分が直線状で
    あると判断された場合にはそのかすれ部分を直線的に連
    続させる直線かすれ補正処理手段と、前記かすれ部分が
    曲線状であると判断された場合にはそのかすれ部分を前
    記かすれ部分前後の前記ベクトル座標値に基づく補完座
    標ベクトル値を用いて曲線近似させて曲線的に連続させ
    る曲線かすれ補正処理手段と、を備えることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の座標入力/検出装置。
  4. 【請求項4】 平面若しくはほぼ平面をなす2次元のタ
    ッチパネルに対する指示手段の指示位置を検出するため
    のプログラムを記憶してコンピュータで読取可能な情報
    記憶媒体であって、 前記指示手段の前記タッチパネル面に対する指示位置の
    2次元座標を所定の時間間隔で順次検出する座標検出機
    能と、 前記タッチパネル面に対する前記指示手段のタッチ/デ
    タッチを検出するタッチ/デタッチ検出機能と、 前記座標検出機能により所定の時間間隔で順次検出され
    る前記2次元座標間の変化の方向及び長さをベクトル座
    標化するベクトル化機能と、 前記タッチ/デタッチ検出機能によるデタッチ・再タッ
    チ検出により前記指示手段による指示線の途切れが検出
    された場合に前記ベクトル座標値に基づきかすれか否か
    を判断するかすれ判断機能と、 このかすれ判断機能により途切れ部分がかすれ部分と判
    断された場合にそのかすれ部分を指示線として連続させ
    るかすれ補正処理機能と、を前記コンピュータに実行さ
    せるためのプログラムが記憶されている情報記憶媒体。
  5. 【請求項5】 平面若しくはほぼ平面をなす2次元のタ
    ッチパネルに対する指示手段の指示位置を検出するため
    のプログラムを記憶してコンピュータで読取可能な情報
    記憶媒体であって、 前記指示手段の前記タッチパネル面に対する指示位置の
    2次元座標を所定の時間間隔で順次検出する座標検出機
    能と、 前記タッチパネル面に対する前記指示手段のタッチ/デ
    タッチを検出するタッチ/デタッチ検出機能と、 前記座標検出機能により所定の時間間隔で順次検出され
    る前記2次元座標間の変化の方向及び長さをベクトル座
    標化するベクトル化機能と、 前記タッチ/デタッチ検出機能によるデタッチ・再タッ
    チ検出により前記指示手段による指示線の途切れが検出
    された場合に前記ベクトル座標値における描画速度の違
    いに基づきかすれであるか破線描画における途切れであ
    るかを判断する途切れ種別判断機能と、 この途切れ種別判断機能により途切れ部分がかすれ部分
    と判断された場合にそのかすれ部分を指示線として連続
    させるかすれ補正処理機能と、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが記
    憶されている情報記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記かすれ補正処理機能は、前記かすれ
    部分前後の前記ベクトル座標値の類似性の有無に基づき
    そのかすれ部分が直線状であるか曲線状であるかを区別
    する直線/曲線判断機能と、前記かすれ部分が直線状で
    あると判断された場合にはそのかすれ部分を直線的に連
    続させる直線かすれ補正処理機能と、前記かすれ部分が
    曲線状であると判断された場合にはそのかすれ部分を前
    記かすれ部分前後の前記ベクトル座標値に基づく補完座
    標ベクトル値を用いて曲線近似させて曲線的に連続させ
    る曲線かすれ補正処理機能と、よりなることを特徴とす
    る請求項4又は5記載の情報記憶媒体。
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