JP2001022523A - 座標入力/検出装置 - Google Patents

座標入力/検出装置

Info

Publication number
JP2001022523A
JP2001022523A JP19142999A JP19142999A JP2001022523A JP 2001022523 A JP2001022523 A JP 2001022523A JP 19142999 A JP19142999 A JP 19142999A JP 19142999 A JP19142999 A JP 19142999A JP 2001022523 A JP2001022523 A JP 2001022523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
coordinate input
detection
coordinate
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19142999A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Inoue
隆夫 井上
Katsuyuki Omura
克之 大村
Hiromasa Shimizu
弘雅 清水
Sadao Takahashi
禎郎 高橋
Takuro Sekiya
卓朗 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19142999A priority Critical patent/JP2001022523A/ja
Publication of JP2001022523A publication Critical patent/JP2001022523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 座標入力/検出領域をカバーで覆い、非使用
時に光路にごみなどが付着することで発生する不要なデ
ータの発生を防止し、入力装置として安定動作させる。 【解決手段】 座標入力/検出領域91を片側がヒンジ
で回動可能に固定されている2枚のカバー92,93で
覆い、あるいは、スライドすることで座標入力/検出領
域91を覆い、あるいは、ソフトカバーを使うならばカ
バーを軸に巻き取り収納する構造で、あるいは、折り曲
げて収納する構造で、座標入力/検出領域91を覆って
カバー92,93を閉じた状態で回りの部材との隙間を
十分狭くすれば、この状態でごみが進入し、反射部材や
発光部材、入力/検出平面や受光部材に付着し、誤動作
や誤検出することを防止することができるし、また、不
意の衝撃にも入力/検出部材を保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力/検出装
置に関し、特に、パーソナルコンピュータ等において、
情報の入力や選択をするためにペン等の指示部材や指等
によって指示された座標位置を検出するいわゆるタッチ
パネル方式の座標入力/検出装置に関する。この座標入
力/検出装置は、電子黒板や大型のディスプレイと共に
一体化して、情報入力/検出/表示装置として利用され
る。
【0002】
【従来の技術】従来、座標検出装置としては、ペンで座
標入力面を押さえた時、あるいはペンが座標入力面に接
近した時に、静電又は電磁誘導によって電気的な変化を
検出するものがある。また、他の方式として、特開昭6
1−239322号公報で知られているような超音波方
式のタッチパネル座標検出装置がある。これは簡単にい
うと、パネル上に送出された表面弾性波をパネルに触れ
ることにより、その表面弾性波を減衰させ、その位置を
検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、静電又は電磁
誘導によって座標位置を検出するものでは、座標入力面
に電気的なスイッチ機能を有するため、製造コストが高
く、また、ペンと本体とをつなぐケーブルが必要である
ため操作性に難点があった。また、超音波方式のもので
は、指入力を前提としているため、パネル上で吸収を伴
うような材質(柔らかく弾力性を伴う)でペン入力を行
わせ直線を描いた場合、押した時点では安定な減衰が得
られるが、ペンを移動する時、十分な接触が得られず、
直線が切れてしまう。そこで、十分な接触を得るには、
ペンを必要以上の力で押し付けてしまう。するとペンの
移動に伴い、ペンの持つ弾力性のため応力を受け歪を生
じ、移動中に復帰させる力が働く。そのため、一旦ペン
入力時に曲線を描こうとすると、ペンを抑える力が弱く
なり歪を元へ戻す力が優るため復帰して安定な減衰が得
られないため、入力が途絶えたと判断してしまう。この
ためにペン入力としては信頼性が確保できないという問
題を有する。
【0004】しかしながら、このような従来技術が保有
する問題についても、先に本出願人が特願平10−12
7035号として提案したものや、特開平5−1736
99号公報に開示されているもの、あるいは、特開平9
−319501号公報に開示されているもの、さらに
は、先に本出願人が特願平10−230960号として
提案したもの等、に代表される光学式の座標検出装置、
あるいは、画像入力手段を利用した座標検出装置によっ
て解消され、比較的簡単な構成により、タッチパネル型
の座標検出装置が実現できる。
【0005】近年、このような座標検出装置は、パーソ
ナルコンピュータ等の普及にともない、情報の入力や選
択をするための有力なツールとして位置付けられ、上記
各公報に開示されたもの以外にも鋭意検討されつつある
が、本格的な実用化に向けていまだ解決されねばならな
い課題が多々存在する。
【0006】本発明は、このような光学式の座標入力/
検出装置、あるいは、カメラの如き画像入力手段を利用
した座標入力/検出装置と表示手段を組み合わせた情報
入力/検出/表示装置に関するものであり、その目的
は、第1に、非使用時にごみ等の非座標指示物が座標入
力/検出領域内の検出用光路に混入し、使用時に、ごみ
による誤動作することを防止し、また、不意の衝撃より
座標入力/検出部材を保護することにある。第2に、カ
バーの表面を筆記可能とすることで未使用時には通常の
黒板/ホワイトボード等として使用することにある。第
3に、カバーを閉じた時に電源スイッチが入りっぱなし
になることを防止し、余計な消費電力が発生するのを防
ぐとすることにある。第4に、遮光された状態で計測す
ることで、内部ノイズ等のベースラインを測定波形から
除去することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、第1に、複数の発光手段と複数の受光手
段とよりなり、これらの発光/受光の光路内の光遮断手
段の有無により、該光遮断手段の平面もしくはほぼ平面
の2次元座標を検出する座標入力/検出装置、もしく
は、平面もしくはほぼ平面の座標入力/検出領域を取り
込む画像入力手段とよりなり、該画像入力手段により取
り込まれた情報のうちの一部の領域を2次元座標情報に
変換する手段とよりなる座標入力/検出装置であって、
非使用時には、この座標入力/検出領域をカバーで覆う
ようにしたこと、第2に、上記第1の座標入力/検出装
置において、このカバー表面にホーロー加工の如く、ホ
ワイトボード状の表面処理を施し、非使用時には通常の
黒板状にしたこと、第3に、上記第1の座標入力/検出
装置において、カバーが本体に設置された場合にこれを
検出するスイッチを設け、このスイッチは電源スイッチ
と連動し、カバーが取り付けられると電源が切れるよう
にしたこと、第4に、上記第1の座標入力/検出装置に
おいて、カバーに遮光性材料を使用し、カバー設置中に
前記発光、受光部を動作させ、遮光時のデータが取れる
ようにし、このデータでベースバンド補正をするように
したこと、を特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】最初に、本発明が適用される光学
式の座標入力/検出装置の第1の例について、その原理
を説明する。図1は、本発明が適用される光学式の座標
入力/検出装置の1例を示す図である。座標入力領域3
は四角形の形状をなし、電子的に画像を表示するディス
プレイ表面やマーカー等のペンで書き込むホワイトボー
ドなどが考えられる。この座標入力領域3上を光学的に
不透明な材質からなるユーザの手指やペン,指示棒など
指示手段で触った場合を考える。この時の指示手段の座
標2を検出することがこのような光学式の座標入力装置
の目的である。
【0009】座標入力領域3の上方両端に受発光手段1
が装着されている。受発光手段1からは座標入力領域に
向けて、L1,L2,…Lnの光ビームの束(プローブ
光)が照射されている。実際には、点光源81から広が
る座標入力面に平行な面に沿って進行する扇形板状の光
波である。座標入力領域3の周辺部分には、再帰性反射
部材4が再帰反射面を座標入力領域3の中央に向けて装
着されている。
【0010】再帰性反射部材4は入射した光を、入射角
度によらずに同じ方向に反射する特性をもった部材であ
る。例えば、受発光手段1から発した扇形板状の光波の
うちある一つのビームL12に注目すると、ビームL1
2は再帰性反射部材4によって反射されて再び同じ光路
を再帰反射光L11として受発光手段1に向かって戻る
ように進行する。受発光手段1には、後に述べる受光手
段が設置されており、プローブ光L1〜Lnのそれぞれ
に対して、その再帰光が受発光手段に再帰したかどうか
を判断することができる。
【0011】いま、ユーザーが手で位置2を触った場合
を考える。この時プローブ光L10は位置2で手に遮ら
れて再帰性反射部材4には到達しない。従って、プロー
ブ光L10の再帰光は受発光手段1には到達せず、プロ
ーブ光L10に対応する再帰光が受光されないことを検
出することによって、プローブ光L10の延長線(直線
L)上に指示物体が挿入されたことを検出することがで
きる。同様に図1の右上方に設置された受発光手段1か
らもプローブ光を照射し、プローブ光L13に対応する
再帰光が受光されないことを検出することによって、プ
ローブ光L13の延長線(直線R)上に指示物体が挿入
されたことを検出することができる。直線Lおよび直線
Rを求めることができれば、この交点座標を演算により
算出することにより、指示手段が挿入された座標2を得
ることができる。
【0012】次に、受発光手段1の構成とプローブ光L
1からLnのうち、どのプローブ光が遮断されたかを検
出する機構について説明する。図2に受発光手段1の内
部の構造の概略を示す。図2は図1の座標入力面に取り
付けられた受発光手段1を、座標入力面3に垂直な方向
から見た図である。ここでは、簡単のため、座標入力面
3に平行な2次元平面で説明を行う。受発光手段1の概
略の構成では、点光源81,集光レンズ51および受光
素子50から構成される。点光源81は光源から見て受
光素子50と反対の方向に扇形に光を射出するものとす
る。点光源81から射出された扇形の光は矢印53,5
8,その他の方向に進行するビームの集合であると考え
る。53方向に進行したビームは再帰性反射部材4で反
射されて反射光54となり、集光レンズ51を通り、受
光素子50上の位置57に到達する。また、進行方向5
8に沿って進行したビームは再帰性反射部材4によって
反射されて反射光59となり、受光素子50上の位置5
6に到達する。このように、点光源81から発し、再帰
性反射部材4で反射され、同じ経路を戻ってきた光は、
集光レンズ51の作用によって、それぞれ受光素子50
上のそれぞれ異なる位置に到達する。従って、ある位置
に指示手段が挿入され、あるビームが遮断されると、そ
のビームに対応する受光素子50上の点に光が到達しな
くなる。よって、受光素子50上の光強度の分布を調べ
ることによって、どのビームが遮られたかを知ることが
できる。
【0013】図3で上記動作を詳しく説明する。図3で
受光素子50は集光レンズ51の焦点面に設置されてい
るものとする。点光源81から図3の右側に向けて発し
た光は再帰性反射部材4によって反射され同じ経路を戻
ってくる。従って、点光源81の位置に再び集光する。
集光レンズ51の中心は、点光源位置と一致するように
設置する。再帰性反射部材4から戻った再帰光は集光レ
ンズ51の中心を通るので、レンズ後方(受光素子側)
に対称の経路で進行する。
【0014】この時、受光素子50上の光強度分布を考
える。2に示す位置に指示手段が挿入されていなけれ
ば、受光素子50上の光強度分布はほぼ一定であるが、
図3に示すように2の位置に光を遮る指示手段が挿入さ
れた場合、ここを通過するビームは遮られ、受光素子5
0上では位置Dnの位置に、光強度が弱い領域が生じる
(暗点)。この位置Dnは遮られたビームの出射/入射
角θnと対応しており、Dnを検出することによりθnを
知ることができる。すなわち、θnはDnの関数とし
て、 θn=arctan(Dn/f) …式(1) と表すことができる。ここで、特に図1左上方の受発光
手段1におけるθnをθnL、DnをDnLと置き換え
る。
【0015】さらに、図4において、受発光手段1と座
標入力領域3との幾何学的な相対位置関係の変換gによ
り、指示手段の位置2と座標入力手段3とのなす角θL
は、式(1)で求められるDnLの関数として、 θL=g(θnL) …式(2) ただし、 θnL=arctan(DnL/f) と表すことができる。
【0016】同様に、図1右上方の受発光手段1につい
ても同様の説明により、上記式のL記号をR記号に置き
換えて、右側の受発光手段1と座標入力領域3との幾何
学的な相対位置関係の変換hにより、 θR=h(θnR) …式(3) ただし、 θnR=arctan(DnR/f) と表すことができる。
【0017】ここで座標入力領域3上の、受発光手段の
取り付け間隔を図4に示すwとし、原点と座標を図4に
示すようにとれば、座標入力領域3上の指示手段で指示
した点2の座標(x,y)は、 x=w tanθR/(tanθL+tanθR) …式(4) y=w tanθL・tanθR/(tanθL+tanθR)…式(5) となる。このようにx,yは、DnL,DnRの関数と
して表すことができる。すなわち、左右の受発光手段1
上の受光素子50上の暗点の位置DnL,DnRを検出
し、受発光手段の幾何学的配置を考慮することにより、
指示手段で指示した点2の座標を検出することができ
る。
【0018】次に、座標入力領域、例えば、ディスプレ
イの表面などに前で説明した光学系を設置する実施例を
示す。図5は、図1,図2で述べた左右の受発光手段1
のうち一方を、ディスプレイ3の表面へ設置した場合の
実施例である。図5の3はディスプレイ面の断面を示し
ており、図2で示したy軸の負から正に向かう方向に見
たものである。また、図5のAおよびBは、説明のため
視点を図に示したように変えて表示したものである。受
発光手段のうち発光手段について説明する。光源83と
してレーザーダイオード,ピンポイントLEDなどスポ
ットをある程度絞ることが可能な光源を用いる。光源8
3からディスプレイ面3に垂直に発した光はシリンドリ
カルレンズ84によってx方向にのみコリメートされ
る。このコリメートは後にハーフミラー87で折り返さ
れた後、ディスプレイ面と垂直な方向には平行光として
配光するためである。シリンドリカルレンズ84を出た
後、該シリンドリカルレンズ84とは曲率の分布が直交
する2枚のシリンドリカルレンズ85,86で図5のy
方向に対して集光される。図5のA部分はこの様子を説
明するためにシリンドリカルレンズ群の配置と光束の集
光状態を視点をz軸に対して回転しx方向から見たもの
である。
【0019】このシリンドリカルレンズ群の作用によ
り、線状に集光した領域がシリンドリカルレンズ86の
後方に形成される。ここにy方向に狭くx方向に細長い
スリット82を挿入する。すなわち、スリット位置に線
状の二次光源81を形成する。二次光源81から発した
光はハーフミラー87で折り返され、ディスプレイ面3
の垂直方向には広がらず平行光で、ディスプレイ面3と
平行方向には二次光源81を中心に扇形状に広がりなが
ら、ディスプレイ面3に沿って進行する。進行した光は
ディスプレイ周辺端に設置してある再帰性反射部材4で
反射されて、同様の経路でハーフミラー87方向(矢印
C)に戻る。ハーフミラー87を透過した光は、ディス
プレイ面3に平行に進みシリンドリカルレンズ51を通
り受光素子50に入射する。
【0020】この時、二次光源81とシリンドリカルレ
ンズ51はハーフミラー87に対して共役な位置関係に
ある(図5のD)。従って、二次光源81は図3の光源
81に対応し、シリンドリカルレンズ51は図3のレン
ズ51に対応する。また、図5のB部分は受光側のシリ
ンドリカルレンズと受光素子を視点を変えてz軸方向か
ら見たものであり、図3のレンズ51,受光素子50に
対応する。
【0021】次に、本発明が適用される光学式の座標入
力/検出装置の第2の例について、その原理を説明す
る。図6は、代表的な光学式の座標入力装置であり、図
6に示す如く、水平方向にXm個配置された例えば発光
ダイオード(LED)11と、これに1対1に対応して
対向配置されたXm個の例えばフォトトランジスタ12
と、垂直方向にYn個配置されたLED13と、これに
1対1に対応して対向配置されたYn個のフォトトラン
ジスタ14とにより、座標検出領域3を形成する。そし
て、この座標検出領域3内の例えばタッチ部分15にタ
ッチ入力が行われると、タッチ部分15を通る光路が遮
ぎられるため、その遮断光路にあるフォトトランジスタ
12,14の受光光量が低下する。そこで、受光光量が
低下したフォトトランジスタ12,14の位置を平均
し、タッチ座標の位置16を算出する。
【0022】次に、本発明が適用される光学式の座標入
力/検出装置の第3の例についてその原理を説明する。
図7は、光学式の座標検出装置の第3の例の構成図であ
る。ここでは、四角形状の平面板である座標入力面3の
隣接する2つの角(k1,k2)に、発光検出装置2
1,22を固定して設置する。この2つの発光検出装置
21,22から座標入力面3上に光が発射される。一
方、利用者は、位置指示棒、すなわち、ペン24で座標
入力面3上の任意の位置を指し示す。
【0023】この時、発光検出装置21,22は、発光
検出装置21,22から発せられた光のうちペン24で
反射して発光検出装置21,22に戻ってきた光を検出
して、ペン24の位置座標を算出する。発光検出装置2
1,22は、どちらも同じ構成を持つものを用い、発光
部21A,22Aと、受光角度検出部21B,22Bと
から構成される。ここで、発光検出装置21,22は、
発光部から発光される光の発光光軸と、受光角度検出部
の受光光軸とがどちらも座標入力面の基準点23の方向
を向くように、座標入力面3に対して設置される。な
お、発光検出装置は、前記した発光・検出手段に相当
し、発光部は発光手段に、受光角度検出部は角度検出手
段に相当する。
【0024】図7において、座標入力面3の角k1と基
準点23とを結ぶ線分a1、座標入力面の角k2と基準
点23とを結ぶ線分a2の方向を発光検出装置21,2
2それぞれの発光光軸及び受光光軸とする。ここで、線
分a1,a2は、座標入力面3の角を45°に2等分す
る方向とする。また、座標入力面3の角k2を原点
(0,0)とし、座標入力面3上の位置を横方向をY
軸、縦方向をX軸とするX−Y座標系で表わすものとす
る。
【0025】図8に、発光検出装置21,22の一実施
例の構成の概念図を示す。ここで、発光検出装置のうち
発光部21A,22Aは、光源(LED)5(5A,5
B)と光学レンズ6(6A,6B)とから構成される。
光学レンズ6は、像の一方向の倍率のみを変えることを
特徴とするシリンドリカルレンズ、又は、像の一方向の
倍率のみを変え、しかも、入射角度による倍率の変化が
無いことを特徴とするトロイダルレンズを利用する。ま
た、発光検出装置のうち受光角度検出部21B,22B
は,PSD7(7A,7B)とシリンドリカルレンズ8
(8A,8B)とから構成される。
【0026】LED5(5A,5B)から発せられた光
は、その直前に配置される光学レンズ6(6A,6B)
によって、座標入力面3と平行なビームとなるように集
光される。すなわち、図12に示すように、座標入力面
3と垂直な方向の光を光学レンズ6(6A,6B)によ
って座標入力面3と平行になるように集光し、さらに、
座標入力面3と平行な扇形状のビームとなるようにす
る。このように、扇形状のビームに集光すれば、集光し
ない時に比べてより有効に光を利用できるため、位置検
出の信頼性の向上が図れる。ここで、LED5(5A,
5B)としては、可視光線を発光するものでもよいが、
赤外線(波長890nm)を発光するL2656(浜松
ホトニクス社製)を使用するものとする。また、光学レ
ンズ6(6A,6B)としては、座標入力面3と垂直な
方向の長さが10mm、座標入力面3と平行で赤外光の
発光光軸と垂直な方向の長さが10mm程度の大きさ
で、焦点距離6mm程度のものを用いる。さらに、光学
レンズの焦点位置にLED5(5A,5B)の発光点が
くるように固定配置する。
【0027】受光角度検出部21B,22Bを構成する
シリンドリカルレンズ8(8A,8B)は、図8に示す
ように、ペン24からの反射光を、座標入力面3と平行
な方向に集光するように配置される。そして、集光した
スポット光はPSD7(7A,7B)に受光される。P
SD7(7A,7B)は、図8に示すように、座標入力
面3と平行な方向に細長い構造とし、受光面は入射光を
電気信号に変換するためのPN接合面となっている。
【0028】また、PSD7(7A,7B)は、受光面
の両端には、電流を取り出すための出力端子(S1
2)が設けられ、受光点S0と出力端子までの距離に反
比例した電流(I1,I2)が、この出力端子から出力さ
れる。この電流(I1,I2)をA/D変換し、マイクロ
コンピュータによって演算することによって、受光点S
0の位置が特定でき、さらにはペン24からの反射光の
受光角度を計算することができる。この演算処理を行う
制御回路については後述する。PSD7(7A,7B)
としては、座標入力面3と平行な方向の受光面の長さが
13mm、座標入力面3と垂直な方向の長さが1mm程
度のものを用いればよい。たとえば、浜松ホトニクス社
製のS3270を用いることができる。
【0029】図10に、シリンドリカルレンズ8(8
A,8B)とPSD7(7A,7B)の具体的な配置例
を示す。ここで、シリンドリカルレンズ8は、座標入力
面3及びPSD7の受光面と平行な方向の長さを10m
m、座標入力面3と垂直な方向の長さを10mm程度と
したものを用い、シリンドリカルレンズ8の光学的中心
位置とPSD7の受光面との距離が6.5mmとなるよ
うに配置する。また、ペン24からの反射光が直接PS
D7の受光面へ入力しないように、シリンドリカルレン
ズ8の周囲に黒色ABS等の材料で作ったマスク(斜線
にて示す)9を配置する。
【0030】さらに、シリンドリカルレンズ8の焦点距
離は、ペン24からの反射光の入射角度の違いによりレ
ンズとPSD7との距離が変化するため、このレンズ8
の中心とPSD7の受光面との距離の最大値maxと最
小値minとの間であればよい。たとえば、図10の場
合は、max=9.2mm,min6.5mmとなるの
で、焦点距離が9mm程度のシリンドリカルレンズ8を
用いればよい。なお、前記したマスク9の座標入力面3
に平行な方向の長さは、PSD7の受光面の長さ(=1
3mm)よりも大きければよいが、たとえば、図10の
場合には、15mm程度あればよい。
【0031】図8に示した実施例では、ペン24からの
反射光をスポット光にしぼるために、シリンドリカルレ
ンズ8を用いる構成を示したが、これに限定されるもの
ではなく、図9に示すように、シリンドリカルレンズ8
の代わりに、微小な透過孔10Aを一つ有するアパーチ
ャー10を用いてもよい。図9に、アパーチャー10を
用いた発光検出手段21,22の構成の概念図を示す。
この実施例の場合には、ペン24からの反射光のうち、
透過孔10Aを通過した光のみがスポット光としてPS
D7の受光点S0に受光される。アパーチャー10とし
ては、黒色ABS等の材料で作られた薄い板を用いれば
よい。
【0032】図11に、アパーチャー10とPSD7の
具体的な配置例を示す。ここで、図10と同様に、PS
D7の受光面の長さを13mmとした場合、PSD7の
受光面からその半分の距離6.5mmだけ離れた位置
に、PSD7の受光面とアパーチャーの表面とが平行に
なるようにアパーチャー10を配置する。また、アパー
チャー10の大きさは、ペン24からの反射光がPSD
7の受光面に直接入射しないように、PSD7の受光面
よりも大きいことが好ましい。たとえば、PSDの受光
面の大きさ13mm×1mmに対して、アパーチャー1
0の大きさは15mm×3mm程度とすることができ
る。透過孔10Aは、座標入力面3と平行な方向ではP
SD7の受光面の長さ(13mm)よりも短く、座標入
力面3と垂直な方向ではPSD7の受光面の長さ(1m
m)よりも長くする。たとえば、図11に示すように、
2mm×2mmの大きさとすることができる。
【0033】なお、図8,図9には、発光検出装置の概
念図を示したが、その構成要素(光源LED5,光学レ
ンズ6,PSD7,シリンドリカルレンズ8又はアパー
チャー10)は、前記した配置関係を保って一つの筺体
に一体成型してもよい。ただし、発光部(LED5,光
学レンズ6)と受光角度検出部(PSD7,シリンドリ
カルレンズ8又はアパーチャー10)とは、互いに発
光、受光のじゃまにならないようにできるだけ近接させ
て配置させ、さらにLED5から出た赤外光の発光光軸
と、シリンドリカルレンズ8又はアパーチャー10によ
って受光される赤外光の受光光軸とが同一方向となるよ
うに配置させることが必要である。
【0034】発光検出装置は、一体成型することによっ
て20mm×15mm×10mm程度の大きさとするこ
とができるので、回転モータを用いてビーム光をスキャ
ンして位置検出を行う場合よりも小型化が可能である。
【0035】図13に、LED5(5A,5B)及びP
SD7(7A,7B)の制御回路の構成ブロック図を示
す。この制御回路はLED5(5A,5B)の発光タイ
ミングの制御と、PSD7(7A,7B)から出力され
た電流(I1,I2)の演算を行うものである。同図に示
すように、制御回路は、MPU37を中心として、プロ
グラム及びデータを記憶するROM35,RAM36、
発光時間間隔を制御するためのタイマ38,インタフェ
ースドライバ39,A/Dコンバータ33A,33B及
びLEDドライバ34A,34Bがバス接続された構成
からなる。PSD(7A,7B)から出力された電流
(I1,I2)を演算する回路として、PSDの出力端子
(S1,S2)に、アンプ31A,31Bアナログ演算回
路32A,32Bが図のように接続される。PSD(7
A,7B)から出力された電流(I1,I2)は、アンプ
31A,31Bに入力され、増幅される。そして増幅さ
れた電流信号は、アナログ演算回路32A,32Bで I2/(I1+I2) のような処理がされ、さらに、A/Dコンバータ33
A,33Bによってデジタル信号に変換されてMPU3
7に渡される。この後、MPU37によって受光角度及
びペンの位置座標の演算が行われる。
【0036】なお、この制御回路は、一方の発光検出装
置と同一筺体に組み込んでもよく、また、別筺体として
座標入力面3の一部分に組み込んでもよい。また、イン
タフェースドライバ39を介してパソコン等に演算され
た座標データを出力するために出力端子を設けることが
好ましい。
【0037】次に、図14に、この発明に用いる位置指
示棒であるペン24の先端部の形状の一実施例を示す。
ペン24は、いわゆる筆記具と同様の形状を有し、その
先端部24A、すなわち、発光検出装置21,22から
発せられた光が通過する領域24Aに、光を反射する構
造(再帰性反射部)25を備える。そして、特に、この
「光を反射する構造」25は、発光検出装置21,22
から発せられた光の入射方向と同一の方向に反射する再
帰性構造である。
【0038】図14には、その構造例としてペン24の
先端部が、多数のコーナーキューブから構成される形状
を示している。コーナーキューブは、図15に示したよ
うに、3つの平面鏡を互いに直角になるように組み合わ
せたものである。一般に、ガラスの立方体から一隅を切
りとった図の太い線で囲まれた部分が、コーナーキュー
ブ25として用いられる。このように構成されたコーナ
ーキューブ25では、入射光が3つの面で1回ずつ反射
された後に、反射光は正確に入射光の方向に戻ってい
く。
【0039】たとえば、一辺の長さcを2mmとしたコ
ーナーキューブ25を、直径10mmのペンの先端部に
放射状に配置する。また、図14に示すように、隣り合
うコーナーキューブの向きを逆にして配置すると、一段
につき62個のコーナーキューブから構成でき、図14
のように3段構成とすると合計186個のコーナーキュ
ーブから構成できる。なお、反射光が入射光の方向に戻
るような構造としてコーナーキューブを用いるものを示
したが、反射光が入射光の方向に戻る再帰性を有するも
のであれば、他の構造を用いてもよい。
【0040】次に、この発明の座標検出装置におけるペ
ンの指示位置の検出原理について説明する。ここでは、
図7に示したように、2つの発光検出装置を用いた場合
について説明するが、3つ以上の発光検出装置を用いて
も同様のペン指示位置の検出が可能である。まず、図7
の座標入力面3上において、図14に示したペン24を
用いて適当な位置(X,Y)を指示したとする。この
時、発光検出装置21の発光部21AのLED5Aから
出射された赤外光のうち線分p1方向に出た光はペン2
4に当たり、その反射光は同じ線分p1を逆に進み、受
光角度検出部21BのPSD7Aに受光される。同様
に、発光検出装置22の発光部22AのLED5Aから
出射された赤外光のうち線分p2の方向に出た光はペン
24に当たり、その反射光は同じ線分p2を逆に進み、
受光角度検出部22BのPSD7Bに受光される。PS
D7Bに受光された光は、図8等で示したように、PS
D7Bに対する入射角度によってPSDの受光面上の異
なる位置にスポット光を形成する。ここで、線分p2
は、座標入力面3の角k2を2等分する線分a2からθ
2の角度をなし、線分p1は、座標入力面3の角k1を
2等分する線分a1からθ1の角度をなすものとする。
【0041】図16(A),図16(B)に、座標入力
面3と受光角度検出手段21Bを形成するシリンドリカ
ルレンズ8A及びPSD7Aとの位置関係の具体例を示
す。ここで、PSD7Aの受光面は、座標入力面3の2
辺と45°の角度をなす線分a1と垂直とする。すなわ
ち、シリンドリカルレンズ8Aの中心とPSD7Aの受
光面の中央とを結んだ線分a1が受光光軸及び発光光軸
と一致する。また、シリンドリカルレンズ8Aの中心と
PSD7Aの受光面の中央との距離をLとし、PSD7
Aの受光面の長さを2Lとする。
【0042】今、ペン24からの反射光が線分p1を通
って、PSD7Aの中央位置からD1の距離だけ離れた
位置に受光したとする。また、PSD7Aの受光面の2
つの出力端子から得られる電流値をI1,I2とする。こ
の時、電流と、PSDの受光位置とは次の関係が成立す
る。 I1=I×(L−D1)/2L I2=I×(L+D1)/2L I=I+I(I:全電流) 従って、 L+D1=2L×I/(I1+I2) となる。
【0043】すなわち、反射光の受光位置D1は、PS
D7Aで得られる電流値I1,I2から求められるが、図
13の制御回路のアンプ31A及びアナログ演算回路3
2Aによって計算される。ところで、図16(B)によ
り、D1/L=tanθ1という関係が成立するから、
反射光の入射角度θ1は、次式から求められる。 θ1=tan-1(D1/L)
【0044】同様にして、もう一方の発光検出装置22
の受光角度検出部22Bについても、PSDの中央から
の受光位置までの距離をD2とすると、次式によって、
反射光の入射角度θ2が求められる。 θ2=tan-1(D2/L) さらに、ペン24の指示位置(X,Y)は、2つの反射
光の入射角度θ1,θ2のなす線分a1,a2の交点と
なるので、次式より、θ1,θ2から指示位置(X,
Y)が求められる。 Y=Xtan(45°−θ2) Y=(A−X)tan(45°−θ1) ここで、Aは、図7に示すように、座標入力面3の横方
向の長さである。
【0045】上記の連立方程式を解けば、ペン24によ
って指示された座標入力面3上の位置座標X,Yが求め
られる。なお、(θ1,θ2)及び(X,Y)は、定式
化されているので、ROMにこれらの数式をプログラム
化して組み込めば、MPU37の演算によって容易に求
めることができる。また、演算結果である(X,Y)の
座標値は、インタフェースドライバ39を介してパソコ
ン等へ転送され、ペンによる指示位置の表示や、指示位
置に対応するコマンド入力などの処理に利用できる。
【0046】上記実施例では、2つの発光検出装置を用
いた例を示したが、両装置のLEDを同時に発光させる
と互いの赤外光が相手の装置内のPSDで検出されるお
それがあるので、LEDドライバ34によるLED5
(5A,5B)の発光制御は時分割して交互に行い、こ
れと同期させて、PSD7(7A,7B)の電流検出を
行うことが好ましい。たとえば、一方のLEDを発光さ
せ他方のLEDを消灯させた状態で、一方のLEDに対
応するPSDの電流検出を行い、10msec後に、逆
に一方のLEDを消灯させ他方のLEDを発光させた状
態で、他方のLEDに対応するPSDの電流検出を行う
ようにすることができる。すなわち、10msecごと
に、交互に2つのLEDのうちどちらか一方を発光させ
るようにすればよい。この制御は、MPU37がタイマ
38を用いて行う。このようにLED発光の時分割制御
をすれば、赤外光の誤検出もなくなり、ペン24が移動
する場合にも十分追従して位置検出が可能である。
【0047】なお、座標入力面3は、ペンで位置を指示
できる平面形状であればよく、特に、図7の実施例で示
したような四角形状に限定するものではなく、他の形状
でもかまわない。また、上記した実施例では、座標入力
面3として平面板を用いることを前提としていたが、こ
れに限定するものではなく、表示装置、たとえば、CR
TやLCDの表示画面を用いてもよい。CRTやLCD
を用いる場合は、表示光がPSD7に入射して誤検出さ
れる影響をなくすため、前記した赤外線発光LEDを用
いることが好ましく、PSD7としては赤外線発光LE
Dのピーク発光波長を検出することのできるものを用い
ることが好ましい。さらに、CRTやLCDから発生す
る赤外線が座標検出に悪影響を及ぼさないようにするた
め、PVC樹脂等で作られた赤外線カットフィルタを表
示画面上に配置することが好ましい。
【0048】次に、本発明が適用される光学式の座標入
力/検出装置の第4の例として、画像入力手段を利用し
た座標検出装置について、その原理を説明する。図17
はこのような座標入力/検出装置の構成を示すブロック
図である。60は赤外線位置検出部、61,62は赤外
線位置検出部60内に配列された2つの赤外線CCDカ
メラであり、水平方向に距離Lの間隔をあけて配列され
ている。67は赤外線LED、68は赤外線LED67
からの赤外線を上方に向けて放射するようにその先端に
赤外線LED67を配置したペン型の座標入力部であ
る。
【0049】70はコントロール部、63はコントロー
ル部70において生成され赤外線位置検出部60の赤外
線CCDカメラ61,62に入力されるリセット信号、
64はコントロール部70において生成され赤外線CC
Dカメラ61,62に入力され垂直走査のための垂直ク
ロック信号、65はコントロール部70において生成さ
れ赤外線CCDカメラ61,62に入力される水平走査
のための水平クロック信号で、赤外線CCDカメラ6
1,62はリセット信号63,垂直クロック信号64,
水平クロック信号65の入力に応じてX−Y方向の走査
を開始する。
【0050】66A,66Bは赤外線CCDカメラ6
1,62より出力される映像信号である。71はリセッ
ト信号63を発生するリセット信号回路、72は垂直ク
ロック信号64を発生する垂直クロック回路、73は水
平クロック信号65を発生する水平クロック回路であ
る。74A,74Bは映像信号66A,66Bをもとに
波形のピークを検出し水平クロック信号65の周期にあ
わせてピーク信号を発生するピーク検出回路である。
又、75A,75Bは、ピーク検出回路74A,74B
から得られたピーク検出信号である。
【0051】76は座標位置を算出する演算回路で、7
7は演算回路76により算出された座標位置をコンピュ
ータ(図示せず)に送信するインターフェース回路であ
る。また、78は演算回路76により算出された座標位
置を表示する表示回路である。また、図示していない
が、赤外線位置検出部60の撮影範囲以外にペン型の座
標入力部68が位置すると、警告音等を発生する音声回
路部を備えることにより、操作性を向上させることがで
きる。また、赤外線CCDカメラ61,62にレンズ倍
率調整回路部又は焦点距離調整回路部を設けることによ
り、原稿サイズの大きさ、入力精度の要求又は作業スペ
ースに応じて解像度,検出範囲を設定でき、操作性を向
上させることができる。
【0052】なお、本実施例ではコントロール部70を
赤外線位置検出部60と別体に構成したが、前述の各回
路を小型化することにより、コントロール部70を赤外
線位置検出部60に一体化することも可能である。
【0053】以上のように構成された座標入力装置につ
いて、図18を用いてその動作を説明する。図18は本
発明の一実施例の座標入力装置の信号波形を示すタイミ
ングチャートである。まず、リセット信号63,垂直ク
ロック信号64,水平クロック信号65が同時に2つの
赤外線CCDカメラ61,62に入力される。これらの
入力信号により、赤外線位置検出部60は、2つの赤外
線CCDカメラ61,62からの映像信号66A,66
Bをコントロール部70に入力する。通常の赤外線CC
Dカメラ61,62でこのペン型の座標入力部68を撮
影するとペン自体が撮影されるが、露出を絞った赤外線
CCDカメラ61,62で撮影すると、赤外線LED6
7の発光部のみが撮影され、他の物は撮影されず黒色と
なる。
【0054】従って、それぞれの赤外線CCDカメラ6
1,62の映像信号66A,66Bには赤外線LED6
7の位置に相当するところに、強いピーク信号69A,
69Bが現れる。そこで、それぞれのピーク信号69
A,69Bはピーク検出回路74A,74Bで検出さ
れ、ピーク検出信号75A,75Bとして演算回路76
に送信される。また、演算回路76では、コントロール
部70のROM(図示せず)にあらかじめ計算された変
換テーブル(図示せず)により、赤外線CCDカメラ6
1,62にピーク信号69A,69Bが現れたところが
赤外線CCDカメラ61,62の基準となる原点から何
度の角度の位置にあるかが判るので、その2つの角度情
報と2つの赤外線CCDカメラ61,62の距離Lによ
りペン型の座標入力部68の座標位置を計算することが
できる。この得られた座標位置をインターフェース回路
77を介してコンピュータ等にデータを送信し、表示画
面(図示せず)等に表示される。
【0055】以上のように動作する座標入力装置につい
て、図19を用いて座標位置の算出方法を説明する。2
つの赤外線CCDカメラ61,62により、赤外線LE
D67を備えたペン型の座標入力部68の位置を示すピ
ーク検出信号75A,75Bが検出され、リセット信号
63からの垂直クロック信号64の位置と,水平クロッ
ク信号65の位置により赤外線CCDカメラ61,62
における2次元座標(x1,y1),(x2,y2)が
求められる。
【0056】ここで、各座標の原点は適宜決定される
が、ここでは各赤外線CCDカメラ61,62の撮影範
囲の左下隅を原点にとる。これから、赤外線CCDカメ
ラ61,62における赤外線LED67の原点からの角
度α,βは以下の数式より求められる。 α=tan−1(y1/x1) β=tan−1(y2/x2)
【0057】これらの数式から2つの赤外線CCDカメ
ラ61,62からの赤外線LED67のペンの角度α,
βが算出できる。ここで、1つの赤外線CCDカメラ6
1の位置を原点にとり、2つの赤外線CCDカメラ6
1,62の距離をLとすると、図19に示すように、直
線(a),(b)の式は以下の数式で表される。 (a):y=(tanα)×x (b):y=(tan(π−β))×(x−L)
【0058】これらの2つの連立一次方程式を解くこと
により赤外線LED67のペン型の座標入力部68の座
標位置を算出できる。ここで、演算回路76の演算速度
を上げるために、角度α,βによる座標位置の算出のた
めの変換テーブルを設けることにより、即座に座標位置
を求めることができ、スムーズな図形等の入力ができ
る。
【0059】以上のように、上述のような電子カメラの
如き画像入力手段を利用した座標検出装置によれば、タ
ブレット盤等を作業台等におく必要がなく、作業台のあ
る空間を利用して図形等の入力において正確に座標位置
を検出することができるので、作業台等の有効活用がで
きる。また、原稿等が束ねてあっても、その上で図形等
の位置入力作業を行うことができる。又、原稿に図面等
が記載されていた場合、レンズ倍率調整回路部等により
原稿のサイズに合わせて撮影範囲を可変設定でき、解像
度の設定ができるので、操作性,利便性を向上させるこ
とができる。
【0060】以上、光学式の座標入力/検出装置、ある
いはカメラの如き画像入力手段を利用した座標入力/検
出装置について、その原理を説明したが、これらは座標
入力/検出装置に関する例であって、本発明はこれらの
方式に限定されるものではなく、本発明は光学式の座標
入力/検出装置、あるいは、カメラの如き画像入力手段
を利用した座標入力/検出装置についても適用されるこ
とはいうまでもない。このような光学式の座標入力/検
出装置、あるいは、カメラの如き画像入力手段を利用し
た座標入力/検出装置において、本発明では、座標入力
/検出領域をカバーで覆い、非使用時に光路にごみなど
が付着することで発生する不要なデータ発生を防止し、
入力装置として安定動作させるようにしたものである。
【0061】図20は、本発明の一実施例を説明するた
めの斜視図で、図中、90は本発明による座標入力/検
出装置、91は座標入力/検出領域、92,93はカバ
ー、94はカバー開閉検出スイッチで、本実施例では、
座標入力/検出領域91を片側がヒンジで回動可能に固
定されている2枚のカバー92,93で覆う構造を示し
ているが、ハードカバーを使う場合は、複数のヒンジで
つながれた複数のカバーを折りたたむことで収納する構
造でも良いし、スライドすることで座標入力/検出領域
91を覆う構造としても良い。また、ソフトカバーを使
うならばカバーを軸に巻き取り収納する構造でも良い
し、折り曲げて収納する構造も取れる。
【0062】カバーを閉じた状態で回りの部材との隙間
を十分狭くすれば、この状態でごみが進入し、反射部材
や発光部材、入力/検出平面や受光部材に付着し、誤動
作や誤検出することを防止することができるし、また、
不意の衝撃にも入力/検出部材を保護することができ
る。本装置は通常大型の装置のため、非使用時には大き
なスペースをとり邪魔な存在となる。請求項2の発明は
座標入力/検出非使用時にも有効活用しようとするもの
である。
【0063】図21は、請求項2の発明の一実施例を説
明するための図で、ハードカバー92,93の外側に面
する面92A,93Aは、マーカーペンで加筆可能なホ
ーローの如く、マーカーペン等のインク(記録材)が内
部にしみ込まない材質(非浸透性部材)で表面処理され
ている。カバーが閉じると、このカバーは入力面91を
すべて覆うため、入力面に相当する筆記領域92A,9
3Aが現れる。そこにマーカーペン等で筆記することに
よりホワイトボードの如く筆記面として利用できる。当
然ホワイトボード同様イレーザーにより消去することも
可能である。
【0064】請求項3の発明はカバーが閉まるのを検出
するスイッチ94がついていることを特徴とするもの
で、通常の使用でカバーが閉まれば、もうそれ以上の入
力/検出作業はできない。また、カバーが不透明な部材
で形成される場合は電源を付けたままにしておいても気
が付かない可能性がある。本発明によると、カバーが閉
まったことを前記スイッチ94にて検出し、これと連動
した電源スイッチをOFFすることにより、カバーが閉
まった状態で電源が切れるようにし、余計な電力を消費
することを防止する。この際の検出スイッチはメカニカ
ルスイッチでも良いし、磁気近接スイッチでも良い。ま
た、光スイッチでも良いし、本装置の光路を設定した幅
以上遮ることで判別し、検出器を兼用することで余分な
部品を付加しないことも可能である。また、スイッチが
電源スイッチと連動していても良いし、省電力モード切
り替え手段と連動し、カバーの閉まった状態で省電力モ
ードに移行するようにすれば、次にカバーを開けた時に
は素早く立ち上がらせることもできる。このように不用
意な通電時間を減らすことで結果的に経年変化も防止で
きる。
【0065】請求項4の発明は、遮光性のカバーを付
け、カバーが閉じている時にデータ取り込み動作を行う
所に特徴がある。本装置のエラー信号の発生源として
は、外乱光の受光部への混入による外部ノイズによるエ
ラーと反射部材の汚れ、レンズの特性や汚れ、電気回路
に起因するノイズの内部ノイズによるエラーに大別され
る。特に、後者のエラーは経年変化や汚れなどで装置自
身のパラメータが時々刻々変化して行き、無視できない
量となっていくことが予想される。この補正として、座
標入力/検出部材が挿入されていない時に、データ取り
込み動作を行い、得られたデータをその時点での嵩上げ
をしているデータ(ベースバンドデータ)Aとし(図2
2)、このデータAをその後のデータBより減算する方
法が考えられる。この場合のデータBとはCCD等の受
光手段より得られる各画素の受光量データBを示す。こ
のデータを画素列に並べた波形をベースバンド波形と称
する。このベースバンド波形は各受光素子に関連付けら
れて別途記憶装置に記憶され、後に示す補正量として利
用される。実際の座標入力/検出動作時にはCCD等の
受光素子列から得られた受光量データ(図3)より、そ
の画素に相当する前述ベースバンドデータを減算するこ
とにより経年変化などによる誤差成分を排除できる。
【0066】しかしながら、これを安定的に実現するた
め、(1)座標入力/検出部材が挿入されていないこと
をどうして検出するか、(2)前記の外乱光によるエラ
ーは非常に不安定なデータなので遮断しておきたい、な
どの項目を満足させる必要がある。
【0067】本発明では、遮光性のカバーを用い、この
補正をカバーが閉まっている時に実施することで上記2
つの条件を満たしている。カバーで物理的に座標入力/
検出部材の挿入を防止し、さらに、検出領域全体を遮光
することで受光素子に外乱光を防止でき、上記の如く経
年変換などによる誤差成分などを排除できる。外乱光の
要因は太陽光などや室内照明光の回り込み、座標入力/
検出装置と一体となった電子画像出力装置の表示などが
あるが、本発明により前者は遮光され、後者は表示動作
を停止させても良いし、または、一定パターンの表示を
ベースバンド計測時に常に行うことにしても良い。な
お、ベースバンド用データ収集回数をできる限り多くす
れば、電気回路等に起因する、時間的にランダムなノイ
ズを排除することができる。このように不用ノイズを除
去することで検出精度の向上が見込める。
【0068】
【発明の効果】(請求項1に対応した効果)請求項1の
発明は、複数の発光手段と複数の受光手段とよりなり、
これらの発光/受光の光路内の光遮断手段の有無によ
り、該光遮断手段の平面もしくはほぼ平面の2次元座標
を検出する座標入力/検出装置、もしくは、平面もしく
はほぼ平面の座標入力/検出領域を取り込む画像入力手
段とよりなり、該画像入力手段により取り込まれた情報
のうちの一部の領域を2次元座標情報に変換する手段と
よりなる座標入力/検出装置において、該座標入力/検
出領域を非使用時に本領域の全部もしくは一部を被覆部
材で覆い、使用時には該被覆部材を待避させて該座標入
力/検出部を露出させるようにしたので、座標入力/検
知面を使用時以外はカバーをかけるので、ごみなどによ
る誤動作を防止でき、また、不意の衝撃から座標入力/
検知部材を保護できる。
【0069】(請求項2に対応した効果)請求項2の発
明は、請求項1の発明において、前記被覆部材の表面は
インクの非浸透性部材で覆われており、該被覆部材が該
座標入力/検出領域を覆っている時は、消去可能なイン
クで該被覆部材表面に加筆,消去できるようにし、カバ
ー表面をインク非浸透材料で形成したので、カバーをか
けた状態でも通常の黒板として使用できる。
【0070】(請求項3に対応した効果)請求項3の発
明は、請求項1の発明において、前記被覆部材の被覆時
には該座標入力/検出面が被覆されたことを検出する検
出手段を具備し、該被覆部材により該座標入力/検出面
が被覆時には、該装置の座標入力/検出機能を停止する
ようにしたので、カバーを閉めたことを検出して電源を
きることで、不要な消費電力を防止でき、また、装置の
経年劣化も防止できる。
【0071】(請求項4に対応した効果)請求項4の発
明は、請求項1の発明において、前記被覆部材は遮光性
の材質で形成され、該被覆部材が該座標入力/検出領域
部分に検出用光路を妨げること無く外光の進入を遮るよ
うに全面にわたって覆っており、該座標入力/検出領域
が被覆されたことを検出する検出手段を具備し、該座標
入力/検出面が被覆された時は少なくとも一度の発光/
受光動作を実施し、該受光手段より得られた受光量デー
タを別途データ保存手段に記憶し、座標入力/検出動作
時に該データにより受光量データを補正するようにし、
カバーを閉め、外光を閉ざした状態で受光データをとる
ようにしたので、外光の影響のない測光値からのベース
バンド補正量を求められ、検出精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される光学式の座標入力/検出
装置の1例を示す図である。
【図2】 図1の座標入力面に取り付けられた受発光手
段を、座標入力面に垂直な方向から見た図である。
【図3】 受発光手段の動作を詳しく説明するための図
である。
【図4】 受発光手段と座標入力領域との幾何学的な相
対位置関係を示す図である。
【図5】 受発光手段を、ディスプレイの表面へ設置し
た場合の実施例を示す図である。
【図6】 代表的な光学式の座標入力装置を示す図であ
る。
【図7】 光学式の座標検出装置の第3の例の構成図で
ある。
【図8】 発光検出装置の一実施例の構成の概念図であ
る。
【図9】 アパーチャーを用いた発光検出手段の構成の
概念図である。
【図10】 シリンドリカルレンズとPSDの具体的な
配置例を示す図である。
【図11】 アパーチャーとPSDの具体的な配置例を
示す図である。
【図12】 座標入力面と平行になるように集光し、さ
らに、座標入力面と平行な扇形状のビームを作成する場
合の例を説明するための図である。
【図13】 LED及びPSDの制御回路の構成ブロッ
ク図である。
【図14】 位置指示棒であるペンの先端部の形状の一
実施例を示す図である。
【図15】 3つの平面鏡を互いに直角になるように組
み合わせたコーナキュービックの例を示す図である。
【図16】 座標入力面と受光角度検出手段を形成する
シリンドリカルレンズ及びPSDとの位置関係の具体例
を示す図である。
【図17】 座標入力/検出装置の構成を示すブロック
図である。
【図18】 本発明の座標入力装置の信号波形を示すタ
イミングチャートである。
【図19】 座標位置の算出方法を説明するための図で
ある。
【図20】 本発明による座標入力/検出装置のカバー
を開いた時の状態を示す斜視図である。
【図21】 図20に示した座標入力/検出装置のカバ
ーを閉じた時の状態を示す斜視図である。
【図22】 請求項4の発明の動作説明をするための信
号波形図である。
【符号の説明】
1…受発光手段、2…指示座標位置、3…座標入力領域
(座標入力装置,座標入力面)、4…再帰性反射部材、
5(5A,5B)…光源(LED)、6(6A,6B)
…光学レンズ、7(7A,7B)…PSD、8(8A,
8B)…シリンドリカルレンズ、9…マスク、10…ア
パーチャー、11,13…フォトダイオード、12,1
4…フォトトランジスタ、15…タッチ部分、16…タ
ッチ座標、21,22…発光検出装置、21A,22A
…発光部、21B,22B…受光角度検出部、23…基
準点、24…ペン、40…情報入力/検出/表示部材、
40A…表示面、40B…表示面外枠部分、41,42
…保持部材、43…コントロールユニット群、44…回
動軸、90…座標入力/検出装置、91…座標入力/検
出領域、92,93…カバー、94…カバー開閉検出ス
イッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 禎郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 関谷 卓朗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B087 AA04 AC09 AC15 AD00 AE02 CC12 CC15 CC26 CC34 DJ01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光手段と複数の受光手段とより
    なり、これらの発光/受光の光路内の光遮断手段の有無
    により、該光遮断手段の平面もしくはほぼ平面の2次元
    座標を検出する座標入力/検出装置、もしくは、平面も
    しくはほぼ平面の座標入力/検出領域を取り込む画像入
    力手段とよりなり、該画像入力手段により取り込まれた
    情報のうちの一部の領域を2次元座標情報に変換する手
    段とよりなる座標入力/検出装置において、非使用時に
    は、前記座標入力/検出領域の全部もしくは一部を被覆
    部材で覆い、使用時には、該被覆部材を待避させて前記
    座標入力/検出部を露出させることを特徴とする座標入
    力/検出装置。
  2. 【請求項2】 前記被覆部材の表面はインクの非浸透性
    部材で覆われており、該被覆部材が前記座標入力/検出
    領域を覆っている時は、消去可能なインクで該被覆部材
    表面に加筆,消去できることを特徴とする請求項1に記
    載の座標入力/検出装置。
  3. 【請求項3】 前記被覆部材により前記座標入力/検出
    領域が被覆された時に該座標入力/検出面が被覆された
    ことを検出する検出手段を具備し、該被覆部材により前
    記座標入力/検出領域が被覆時には、該座標入力/検出
    装置の座標入力/検出機能を停止することを特徴とする
    請求項1に記載の座標入力/検出装置。
  4. 【請求項4】 前記被覆部材は遮光性の材質で形成さ
    れ、該被覆部材が該座標入力/検出領域に検出用光路を
    妨げること無く外光の進入を遮るように全面にわたって
    覆っており、該座標入力/検出領域が被覆されたことを
    検出する検出手段を具備し、該座標入力/検出領域が被
    覆された時は少なくとも一度の発光/受光動作を実施
    し、該受光手段より得られた受光量データを別途データ
    保存手段に記憶し、座標入力/検出動作時には該データ
    により受光量データを補正することを特徴とする請求項
    1に記載の座標入力/検出装置。
JP19142999A 1999-07-06 1999-07-06 座標入力/検出装置 Pending JP2001022523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19142999A JP2001022523A (ja) 1999-07-06 1999-07-06 座標入力/検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19142999A JP2001022523A (ja) 1999-07-06 1999-07-06 座標入力/検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001022523A true JP2001022523A (ja) 2001-01-26

Family

ID=16274475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19142999A Pending JP2001022523A (ja) 1999-07-06 1999-07-06 座標入力/検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001022523A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031476A1 (ja) * 2003-09-29 2005-04-07 The Doshisha 制御システム、照明制御システムおよび制御用端末装置
EP2443471A4 (en) * 2009-06-16 2014-04-30 Baanto Internat Ltd BIDIMENSIONAL POSITION SENSING SYSTEMS AND ASSOCIATED SENSORS
JP2017138876A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社リコー 表示装置
CN107153070A (zh) * 2016-03-02 2017-09-12 神讯电脑(昆山)有限公司 触控面板检测装置
JP2020153827A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社小糸製作所 センサシステム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031476A1 (ja) * 2003-09-29 2005-04-07 The Doshisha 制御システム、照明制御システムおよび制御用端末装置
EP2443471A4 (en) * 2009-06-16 2014-04-30 Baanto Internat Ltd BIDIMENSIONAL POSITION SENSING SYSTEMS AND ASSOCIATED SENSORS
JP2017138876A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社リコー 表示装置
CN107153070A (zh) * 2016-03-02 2017-09-12 神讯电脑(昆山)有限公司 触控面板检测装置
CN107153070B (zh) * 2016-03-02 2021-11-19 神讯电脑(昆山)有限公司 触控面板检测装置
JP2020153827A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社小糸製作所 センサシステム
JP7336222B2 (ja) 2019-03-20 2023-08-31 株式会社小糸製作所 センサシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6594023B1 (en) Coordinate inputting/detecting apparatus, method and computer program product designed to precisely recognize a designating state of a designating device designating a position
JP2001147776A (ja) 座標入力/検出装置及び情報記憶媒体
JP2002287903A (ja) 情報入出力装置、情報入出力制御方法、情報入出力制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報入出力制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2001265516A (ja) 座標入力装置
JP4054847B2 (ja) 光デジタイザ
JP2001022523A (ja) 座標入力/検出装置
JP2002342015A (ja) 情報入力装置及び情報入出力システム
JP2003186616A (ja) 情報入力装置、情報入出力システム、位置座標出力方法、プログラム及び記録媒体
JP4335468B2 (ja) 情報入出力システム、情報制御方法、プログラムおよび記録媒体
JP4141612B2 (ja) 情報入力/検出/表示装置
JP2012032984A (ja) 位置検出装置
JP2001159955A (ja) 座標入力/検出/表示装置
JP2000347798A (ja) 座標検出装置
JP2000267811A (ja) 座標入力/検出装置
JP2001084108A (ja) 座標入力・検出・表示装置
JP2000298551A (ja) 情報入力/検出/表示装置
JP4031594B2 (ja) 座標入力/検出装置
JP4320101B2 (ja) 光遮断検出装置および情報表示システム
JP2001056738A (ja) 座標入力装置
JP2000293313A (ja) 情報入力/検出/表示装置
JP2000215001A (ja) 座標入力検出装置
JP2001084091A (ja) 座標入力装置
JP2001034415A (ja) 座標入力/検出/表示装置
JP2001265510A (ja) 座標入力/検出装置
JP2004005200A (ja) 情報入出力システム