JP2001083587A - ラベルに実装される電気部品を有するカメラ - Google Patents

ラベルに実装される電気部品を有するカメラ

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JP2001083587A
JP2001083587A JP2000224543A JP2000224543A JP2001083587A JP 2001083587 A JP2001083587 A JP 2001083587A JP 2000224543 A JP2000224543 A JP 2000224543A JP 2000224543 A JP2000224543 A JP 2000224543A JP 2001083587 A JP2001083587 A JP 2001083587A
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terminal
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James D Boyd
ディー ボイド ジェイムズ
Stephen J Smith
ジェイ スミス スティーヴン
Michael P Cramer
ピー クレイマー マイケル
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Eastman Kodak Co
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    • G03B19/00Cameras
    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/04Roll-film cameras

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田付け又はプラグ式嵌合コンタクトを用い
ずに部品とカメラサブシステムを電気的に接合しうる改
善されたカメラを提供することを目的とする。 【解決手段】 改善されたカメラは電子部品を含むラベ
ルを有する。ラベルは、部品とカメラサブシステムを動
作的に且つ簡単に接続するよう、正確に位置決めされ、
接着される。部品は液晶ディスプレイでありうる。電気
的な接続は嵌合しない接触でありうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真技術及びカメラ
に関連し、更に特定的にはラベルに搭載された電子部品
を有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの用途を説明し他の有用な又は装
飾的な情報を有するラベルを含む一回使用型カメラは広
く入手可能である。Teremy外の米国特許第5,652,
930号は、カメラ本体上に配置されカメラシステムに
結合された薄い柔軟な基板として形成されるカメラ情報
ディスプレイを開示する。米国特許第5,789,10
0号は、バッテリ強度表示器として使用される様々な同
様のディスプレイを開示する。かかるディスプレイは電
気的な接続を必要とする。半田付けは良い電気接続を与
えるが、厄介である。プラグ式嵌合コンタクトは組立が
困難である。大きな電気接点はカメラの形状及び他の構
成要素の配置を制限する。
【0003】ここに参照として組み入れられる「Method
for Label Application Using Bernoulli Effect」な
る名称の米国特許第5,472,543号は、ラベルが
エアクッション上で浮上され、ラベルを受容体の領域と
略正確に調整されるラベル付け方法を開示する。この方
法によるラベル配置の精度は非常に高いことが分かって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、電子部品を含
むラベルを有し、ラベルが部品とカメラサブシステムと
を動作的に且つ簡単に接続するよう正確に配置される改
善されたカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項によって
決められている。本発明は、第1の広義の面では、筐体
及び筐体内に配置される電気サブシステムを含む本体を
有するカメラを提供する。電気サブシステムは第1及び
第2の導線を有する。ラベルは、本体に接着される取付
部分と、取付部分に結合される電気部品とを有する。電
気部品は第1及び第2の端子を有する。取付部分は端子
を夫々の導線とは嵌合しない接触で保持する。第2の広
義の面では、本発明は電気サブシステムを含む本体を有
するカメラを提供する。サブシステムは本体の表面に配
置される第1及び第2の導線を有する。サブシステムは
導線に電圧を供給する。ラベルは本体の表面に接着さ
れ、液晶ディスプレイは取付部に結合され、液晶ディス
プレイは、第1の端子及び第2の端子と、1対の対向す
る電極と、少なくとも1つの液晶セルとを有し、端子と
夫々の導線とは接触し、電極は端子と電気的に接続さ
れ、セルは電極間に配置され、セルは電圧の供給に応答
して可視の相変化を示す。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の上述及び他の特徴及びそ
れらを得るための方法は、添付の図面を参照して本発明
の実施例の以下の説明を読むことによってよりよく理解
されよう。まず図1乃至19を参照するに、部品位置決
め方法において、ベルヌーイ効果ラベル付けヘッドを用
いて部品をワークピース上に正確に位置決めするために
支持シートが使用される。便宜上、ここでは一般的に、
ワークピースが一回使用型カメラである望ましい実施例
について組立方法を説明するものとする。本発明は他の
種類のワークピースにも適用可能であり、特定の種類の
カメラ又は一般的にカメラに限られるものではない。
【0007】カメラ11はカメラサブシステム100
(図1中破線によって示される)と動作的に整列されて
設置される部品16を有する。(サブシステム及び整列
された部品については以下詳述する)。支持シート14
は、カメラ本体18上にラベルとして支持されうる。ラ
ベルは、部品搭載ラベル128の前面又は背面17又は
19又は両面に印及び他の印刷物を有してもよく、透明
であるか又は透明領域(図示せず)であってもよい。或
る場合、カメラ本体18又は部品16の全体又は一部は
ラベルの背面17を見ることを可能とするよう透明であ
ってもよい。
【0008】支持シート14は、部品16のための一時
的な担体14bでありうる。その場合、担体14bは部
品が本体18に取り付けられた後に(カメラ11の使用
の前に)除去される。或いは、組立後、部品16は、支
持シート14の全体又は一部によって本体18上に保持
されるか、又は本体18によって保持されるか、又は両
方によって保持されうる。部品16及びラベル14は一
緒になって、ここで「部品搭載ラベル128」と称され
るものとなる。その場合、部品16は支持シート14の
少なくとも一部から分離不可能である。部品16は、支
持シート14と一体に形成されるか、又は組立まで別体
とされてもよい。
【0009】支持シート14、薄く、望ましくは柔軟で
ある。支持シート14は、本体18又は部品16又はそ
の両方に接着される背面17と、背面17の反対側の前
面19とを有する。便宜上、ここでは概して支持シート
14はカメラ本体18に接着されない部品搭載ラベル1
28側にのみ印刷物を有するラベル14aであるとす
る。同様のことが他の種類の支持シート14に対しても
適用されることが理解されよう。
【0010】部品16及びサブシステム100の詳細な
特徴は異なるものでありうる。以下、様々な電気部品及
び光学部品、及び関連するサブシステムについて説明す
る。単一のカメラ11は多数のサブシステム100を含
みうる。同一の支持シート14が1つ以上のサブシステ
ム100によって共用されてもよく、又は個々の支持シ
ート14が個々のサブシステム100と共に使用されう
る。便宜上、ここでは概してカメラ11は単一の支持シ
ート14によって位置決めされる1つ以上の部品16に
ついて説明される。部品16は、部品搭載ラベル128
の一部として製造されてもよく、又はカメラ組立中に部
品搭載ラベル128に結合されてもよい(又は担体に一
時的に結合されてもよい)。図1は別々の部品がラベル
に結合される組立方法を示す図である。図2は担体14
bを用いた組立方法を示す図である。図2乃至19は一
般的にベルヌーイラベル付け装置及び方法を示す図であ
る。
【0011】まず図1を参照するに、部品搭載ラベル1
28はラベル付けヘッド48に供給され(102)、ラ
ベル付けヘッド48の所定の位置に保持される(10
4)。(適当なベルヌーイラベル付けヘッド、装置、及
び方法については以下詳述する)。次に部品16はネス
ト又は他の支持部15内の所定の場所に与えられる。ラ
ベル付けヘッド48及び保持される部品搭載ラベル12
8はネスト15及び部品16に対して位置決めされ(1
08)、部品搭載ラベル128は部品16に対して押し
つけられる(110)。部品16は部品搭載ラベル12
8に(望ましくはコンタクト上で)接着し、従って部品
搭載ラベル128上に保持される(112)。
【0012】部品16は部品搭載ラベル128に対して
軽量且つ小型である。部品搭載ラベル128に対する部
品16の接着は、支持シート14の背面上の接着性被覆
によってなされる。支持シート14とネスト15との接
着は最小化されるか又は除去される。これは多くの方法
で達成されうる。例えば、ネスト15の接着層と接触す
る表面は、接着剤がくっつかない材料で形成されうる。
或いは、接着剤は感圧性であってもよく、ヘッド及びネ
スト15は支持シート14とネスト15との間の接触を
制限するような形状とされうる。他の簡単な変形は、接
着性の被覆が支持シート14ではなく部品16上にある
というものである。
【0013】次に、カメラ本体18はネスト又は他の支
持部15内の所定の場所に与えられる(114)。部品
搭載ラベル128及び接着された部品16は次にカメラ
本体18に対して正確に位置決めされる(116)。こ
れは、ラベル付けヘッド48及び保持される支持シート
14及び部品16を移動させ、本体18を固定位置に保
つことによって達成されるが、部品ネスト15の代わり
にワークピースネスト15を用いることによって容易に
達成される。コンベヤ13を用いて、部品ネスト及びワ
ークピースネストは交互に連続に配置され、必要に応じ
てラベル付けヘッド48の下で進められる。
【0014】ラベル付けヘッド48は本体18に対して
押しつけられ、部品搭載ラベル128及び部品16はカ
メラ本体18に対して押圧される(118)。本体に対
する部品搭載ラベル128及び部品16の押圧は、ラベ
ル付けヘッド48の動きによってなされる。或いは、支
持シート及び接着された部品を本体18に対して押し進
めるために高圧の空気のパルスが使用されうる。接着さ
れた部品16は支持シート14と共に移動し、同時に所
定の位置に押圧される。
【0015】特定の実施例では、本体又はネスト15
は、それに対して支持シート14が正確に位置決めされ
る開口又は他のパイロット特徴92を有する。その場
合、ラベル付けヘッド48が本体18に向かって動かさ
れるか又は本体18がラベル付けヘッド48向かって動
かされ、望ましくは図示されるようにテーパされた位置
合わせピン72が開口92に入ることを可能とする。位
置合わせピン72のテーパは、本体18をラベル付けヘ
ッド48に対して調整されるよう正確に位置決めするた
めに使用されうる。すると、ラベル付けヘッド48が本
体と近接するまで動かされると、位置合わせピン72は
開口92と係合し、ばね82の力に対して引き込まれ、
それにより、支持シート14は開口92に対して正確に
貼付される。
【0016】支持シート14がワークピースに対して押
圧された後、ラベル付けヘッド48は本体18に対して
後退される。図1に示される実施例では、部品搭載ラベ
ル128は本体18に接着されたままであり、部品16
は本体18の所定の位置に維持される。更なる組立工
程、試験等は、この時点から続けられ得る。ここで図2
を参照するに、支持シート14が担体14bである方法
についての段階(116)及び続く段階が示されてい
る。ラベル付けヘッド48が後退された後(120)に
本体18及び部品16から担体14bが除去されること
を除き、図1と同様の工程が行われ、同じ点が考慮され
る。担体14bは再利用されるか又は廃棄される。部品
16は担体14b及び本体18の両方に接着する。本体
18への接着はより大きい。これは様々な方法でなされ
うる。例えば、部品は剥離可能な感圧接着剤の層を有す
る担体を用いて位置決めされた後、本体に対して溶媒溶
接、音波溶接又は機械的に固定されうる。接着剤によっ
て与えられる結合の強度は、他の方法によって与えられ
る接合の強度よりも低い。溶接及び機械的な固定の代わ
りに、硬化性エポキシ接着剤といった高い強度の接着剤
もまた使用されうる。
【0017】ベルヌーイ効果ラベル付けヘッド48並び
に担体14b及びラベル14aに関連して上述された方
法に適したラベル付け装置は、米国特許第5,472,
543号に開示されている。(「支持シート14」とい
う用語はここで開示される担体及び様々なラベルを包括
的に参照するために用いられるものである)。ラベル付
けヘッド48は、平坦な、又は湾曲軸に対して凸状及び
略円筒状でありうる支持面52を有する主部材50を含
む。主部材50内のプレナム54は、支持面52を通っ
てプレナム54から延在する複数のボア56と連通す
る。ボア56は支持面52に対して角度を付けられ、配
列状に配置されることで、配列から発せられるガスのジ
ェットが、支持シート14が支持面52へ与えられ、支
持シート14の第1の面がジェットに対して近接に配置
されたときに、支持面52の中へ吸い込まれるようにさ
れ、それにより支持面と支持シート14の第1の側との
間に減少されたガス圧のゾーンを生じさせ、支持面上を
流れるガス膜上に支持シート14を保持するよう支持シ
ート14に亘って圧力差を生じさせる。ガス供給(図示
せず)はプレナムの中へ角度が付けられたボア56を通
してガスの流れを供給する。ガス供給は、ラベル付けさ
れるべきカメラ本体18に対して支持シート14を推進
するためにより高い圧力のガスを供給し、必要に応じて
支持シート14を保持するためのラベル付けヘッド48
へ真空を与えうる。
【0018】装置内では、細長い担体片12は、複数の
感圧支持シート14の接着性背面のために低い親和力を
有する面を有する。支持シート14の表示側は、担体片
12から外向きに向く。支持シート14は、実際的には
いかなる経緯上であってもよく、担体片12から容易に
除去されることを可能とするよう適度に剛性がある。支
持シートを除去する前に、担体片は大きなロール24に
巻き付けられる。支持シート120が除去された使用済
みの担体片12は、同様にロール26に巻き付けられ
る。ロール24,26は、片12がアイドラーローラ2
0の周りを引っ張られ、次に剥離板22の縁の周りを引
っ張られて回転するよう装置10に取り付けられる。支
持シート14が曲げに対する或る程度の耐性を有するた
め、支持シート14上の接着性の裏材は片12の面に対
して低い親和性を有し、支持シート14は、片が剥離板
22の縁の周りを通過し略接線方向にラベル付けヘッド
48に対して与えられるにつれ、徐々に自動的に片12
から解放される。ラベル付けヘッド48は、ドライブ2
9によって矢印28によって示される両方の方向に反復
運動される。部品16及び本体18は夫々控え又はコン
ベヤー(別々には図示せず)上にある支持ネスト15内
に供給される。
【0019】ラベル付けヘッド48の主部材50は金属
又は剛塑性又は弾性材料といった材料である。支持面5
2は滑らかであり典型的には平坦である。主部材50内
で、プレナム54はプレナム54から支持面52へ延び
る複数のボア56と連通する。本発明の特定的な実施例
では、ボア56は0.012乃至0.032インチ
(0.030乃至0.081cm)の範囲の直径を有
し、支持面52に対して5乃至45度の範囲で角度が付
けられる。ポート58は、加圧された空気又は準大気圧
を与えるようプレナム54をガス供給に接続するために
主部材50を通って設けられる。
【0020】ボア56は配列状に配置され、それにより
ボアから発せられるガスのジェットは、支持シート14
が支持面に達しその表示側がガスのジェットに近接する
ようにされたときに、支持シート14を支持面52上に
引きつけさせる。ガスの流れは、ベルヌーイ効果によっ
て支持面52と支持シート14との間に減少されたガス
圧のゾーンを生じさせ、それにより支持面上を流れるガ
ス膜上の所定の位置に支持シート14を保持するよう支
持シート14に亘って圧力差を生じさせる。配列は、一
旦解放されると、支持シート14が支持面52に対して
動き、支持面上に又は支持面に隣接して設けられる1つ
以上の止め部60に対してそれ自体を正確に再び位置決
めするよう構成される。
【0021】図4及び11乃至19に示されるように、
図4乃至7のラベル付けヘッドと共に、支持シート14
が止め部に対して位置決めされているとき、支持シート
14はボア56の配列のうち少なくとも部分的に止め部
60に向かう部分を覆う。従って、支持シート14の後
縁又は上流縁は、支持シート14をその止め部に対する
所定の位置から移動させうる空気の流れを受けない。止
め部60は、支持シート14を供給する間は支持シート
52の高さまで止め部が押し下げられることを可能とす
る弾性のばね61上に支持されうる。望ましくは、止め
部60は、支持シート14の接着剤が容易にくっつかな
い材料、例えば、米国ロードアイランド州ブリストルの
ディクソン・インダストリーズ社製のプラスチック材料
Rulonからなる。
【0022】図6及び7は、装置10と共に使用されう
る他のラベル付けヘッド48を示す図であり、平坦な支
持面52の代わりに、支持シート14がラベル付けヘッ
ド48へ供給される方向を横切る方向に湾曲軸を有する
円筒状の凸状の支持面64を有するシリコンゴムといっ
た材料からなる弾性インサート62が設けられる。支持
面64の片面には一対の止めピン又は衝合部66が設け
られる。止めピン66はRulonといったくっつかない材
料からなることが望ましい。特定的な実施例では、少な
くともボア56の一部は角度が付けられ、それによりボ
アからのガスのジェットは少なくとも部分的に止めピン
66に向かって向けられ、支持シート14がラベル付け
ヘッド48へ向かう動きに対抗しない。「少なくとも部
分的に・・向かって」とは、いずれの空気ジェットも、
支持面64を亘る支持シート14の動きに対抗するベク
トル成分を含まないことを意味する。
【0023】丸い支持シート14のために、ボア56か
らのジェットは支持シート14の路の何れかの側に配置
されラベル付けヘッド48上まで対称的に配置されう
る。丸い支持シート14は、解放されると、止めピン6
6と正確に係合するまで支持面64を横切って移動す
る。支持シート14には止め部によって係合される放射
状に内向き又は外向きに延在する特徴が設けられ得る。
支持シート14は中央開口を有してもよく、主部材50
は配列の中央に配置される位置決めピンを有してもよ
く、ピンは支持シート14の開口を貫通するような寸法
とされ、引込み可能であることが望ましい。ボアの非対
称配列もまた、例えば矩形の支持シート14と共に使用
されうる。インサート62の弾性材料及び支持面64の
円筒形状は、支持シート14を貼付するためにラベル付
けヘッド48がワークピースに対して押圧されたとき
に、まず円筒形状によって線接触が生じ、次にインサー
トが圧縮され、それにより支持シート14が気泡又はし
わ無しに滑らかに貼付されることを確実とする。
【0024】図8は、図6及び7のラベル付けヘッドの
変形例を示す図である。主部材50の中で、第2のプレ
ナム55は、プレナム55から支持面64へ延びる1つ
以上のボア57と連通する。かかる第2のプレナム及び
ボアもまた、上述の他のラベル付けヘッド48内に含ま
れてもよい。プレナム55から加圧された空気の源まで
ポート59が設けられ、それにより支持シート14をラ
ベル付けされるべきワークピース上へ吹き付けるために
ボア57を通る空気の風が使用されてもよい。
【0025】図9及び10は、幅(図12及び13中の
「W」)が夫々約0.6インチ及び1.0インチ(1.
52cm及び2.54cm)の平坦な支持面52を有す
る図4乃至8のラベル付けヘッド48用のボア56の典
型的な配列を示す図である。ボアの数は、支持シート1
4の面積及び重さに依存する。矢印は、望ましくはジェ
ットのいずれのベクトル成分も支持面52への支持シー
ト14の動きに対抗しないよう、ボア56から止め部6
0へ向かうジェットの方向を示す。丸い支持シート14
では、ジェットは支持シート14の路に対して対称に配
置されることが望ましい。このように、丸い支持シート
14は解放されると支持面52を横切って止め部60と
正確に係合される。他の形状の支持シート14のために
同様のボア配列が使用されうる。
【0026】図11乃至14は、中央開口68と、支持
シート14の周囲の弧に沿って延在するノッチ70とい
った放射状に内向きに延在する特性とを有する支持シー
ト14を貼付するのに適した他のラベル付けヘッド48
を示す図である。この場合、主部材50には、支持面5
2から延在する中央に配置された先細とされた位置決め
ピン72が設けられる。位置決めピン72の直径は、支
持シート14をラベル付けヘッド48上の中央に正確に
配置するために、中央開口68の直径よりも僅かに小さ
いことが望ましい。位置決めピン72の周りには、位置
決めピン72に対して略同じ方向又は円形の方向にジェ
ットを出す角度が付けられたボア74の配列がある。支
持シート14が解放され位置決めピン72が開口68に
入ると、支持シート14は、支持シート14は下へ動か
され、ノッチ70が軸方向に延在する止め部又は衝合部
76上に配置されるまで位置決めピン72の回りを回転
し、それにより支持シート14の動きを停止させ、貼付
のために正確に中央に配置し、角度的に位置決めする。
【0027】図11に示されるように、支持シート14
が止め部に対して位置決めされるとき、支持シート14
は少なくとも部分的に止め部76に向かって向けられた
ボア74の配列の一部を覆う。このように、支持シート
14の周囲縁は止め部に対する所定の位置から移動させ
る空気の流れを受けない。衝合部76は支持シート14
の貼付中(図示せず)は引込み可能であることが望まし
い。図13及び14に示されるように、主部材50は、
プレナム54によって囲まれた中央段付きボア72を含
み、位置決めピン72は摺動可能に取り付けられる。位
置決めピン上のヘッド80はばね82に対して押圧さ
れ、それにより位置決めピン72は引込み可能であるが
図示されるように支持面52を越えて延びるよう付勢さ
れる。図18を参照して以下更に詳述されるように、位
置決めピン72の位置決めピン72は、ラベル付けされ
るべきカメラ本体18内の開口の回りに支持シート14
を正確に配置するようラベル付けヘッド48の使用を容
易とする。支持シート14が捕捉され再配置された後
に、プレナム54に対して準大気圧が与えられ得る。
【0028】図15乃至19は中央開口68及び周囲の
ノッチ70を有する支持シート14を貼付するのに適し
た他のラベル付けヘッド48を示す図である。この時点
で、支持シート14が異なる方法で与えられ正確に位置
決めされることを可能とするよう、位置決めピン72は
ソレノイド又は空気シリンダ(図示せず)といった任意
の都合のよい手段によって支持面52の下へ後退されう
る。このように、位置決めピン72の直径は開口68の
直径よりも実質的に少なくてもよい。止め部60の横方
向位置の調整を容易とし、止め部が支持面52の高さま
で押し下げられることを可能とするため、支持面52
は、その長さに沿ってノッチ70を含む支持シート14
の一部と幾何学的に同様の形状とされる縁84を有する
凹部で終端することが望ましい。縁84のこの部分に対
向して、また凹部の上に延在して、横向きに配置される
止め部60があり、第1の止め部はノッチ70の一方の
側に係合することができ、第2の止め部はノッチ70の
第1の止め部から反対側で支持シート14の周囲に係合
しうる。
【0029】支持シート14は、止め部60へ直接向か
う路に沿って支持面52に与えられる。図1乃至14の
実施例のジェットの円形配列とは異なり、位置決めピン
72の止め部60とは反対側に第1のボア対86が設け
られ、位置決めピン72の両方の側に向けて角度を付け
て向けられ、第2のボア対88は位置決めピン72の両
側に止め部60に向けて直接向けられ、止め部60に最
も近い単一の角度が付けられた向きのボア90は止め部
60のより遠い部分に向かって角度を付けて向けられ
る。ボア90は支持シート14の路のいずれの側に配置
されてもよい。
【0030】特定の実施例では、いずれのジェットも、
支持面52を横切って支持シート14の動きに対抗する
ベクトル力成分を含まない。支持面52は平坦であるこ
とが望ましいが、図6及び7に示される円筒状の凸状の
形状を有しうる。この配置では、一旦位置決めピン72
が後退されると、図示される方向に与えられる支持シー
ト14は、ジェット86,88によって支持面52を横
切って止め部60へ動かされ、ジェット90によって反
対向きにされ、それにより止め部60はノッチ70及び
支持シート14の周囲に正確に係合する。すると、位置
決めピン72は中央開口68を通って延びうる。図15
及び18に示されるように、図15乃至19の実施例で
は、支持シート14は、支持シート14が止め部に対し
て配置されているときに、止め部60に向かって少なく
とも部分的に向けられるボアの配列86,88,90の
一部を覆う。このように、支持シート14の周囲縁は、
支持シート14を止め部に対する所定の位置から移動さ
せうる空気の流れを受けない。異なる形状の支持シート
14は、幾らか異なるジェットの配列及び止め部を用い
て捕捉され再配置されうる。
【0031】部品位置決め方法を用いて、多くの異なる
種類の部品16がカメラ11の本体18に結合されう
る。支持シート14及び部品16は、精密に位置決めさ
れえ、即ち±0.3mmの公差で正確な位置に取り付け
られ得る。0.2mm以下の公差、及び0.1mm以下
の公差は、全ての製造部品に注意深く公差を与えること
又は最大の分散でカメラを選択すること、又はその両方
によって与えられ得る。
【0032】精密な位置決めは、個々の部品16の要件
であってもよく、又は複数の異なる離間された要素16
を正確に位置決めするためにも要求されうる。部品16
の細かい特徴は異なることがあり、単一のカメラ11は
複数の異なる種類の部品16を含みうる。同一の支持シ
ート14が1つ以上の部品16によって共用されてもよ
く、又は個々の支持シート14が個々の部品16と共に
使用されうる。便宜上、精密に位置決めされた部品を有
するカメラ11は、以下、本発明の多数のサブシステム
100を有するカメラ11と、単一の支持シート14に
ついて説明される。同様のことは他の実施例に対しても
適用されると理解される。
【0033】光学部品を伴う部品搭載ラベルを有するカメラ ここで特に図20乃至31を参照するに、カメラ11は
1つ以上の通路124を画成する境界部123を有する
本体18を有し、1つ以上の光学サブシステム100a
を含む。部品搭載ラベル128は、本体18に接着され
る取付部126と、1つ以上の光学部品125とを有す
る。各光学部品125は、単一の光学要素であってもよ
く、又は多数の光学素子の組立体でありうる。便宜上、
カメラ11はここでは、部品搭載ラベル128が単一の
光学部品125に限られるものとして説明される。図示
されるように、部品搭載ラベル128は単一の光学部品
に限られるものではないことが理解されよう。また、同
様のことが、1つ以上の部品搭載ラベルを有し、部品搭
載ラベル、光学素子、及び部品の異なる組合せについて
も適用されうることが理解されよう。
【0034】光学部品125及び取付部126に加え、
部品搭載ラベル128もまた本体18又は部品16に取
り付けられない付属部(図示せず)を含みうるが、付属
はあまりよく支持されておらず使用中に破れたりその他
の損傷を受ける危険性が高いため一般的にあまり望まし
くない。
【0035】光学部品125は、部品搭載ラベル128
の取付部126を有する一体型とされ、部品を損傷させ
なくては取付部126から取り外すことができない。光
学部品はユニット式であってもよく、即ち一体型に形成
され、部品搭載ラベル128の残る部分と連続的であ
り、光学特性のみが異なるものであってもよい。光学部
品はまた、取付部126に接着される別個の要素であっ
てもよい。その場合、取付部126は上述のように部分
的に又は全体として部品搭載ラベル128でありうる。
【0036】光学部品125は、夫々の光学サブシステ
ム100aとして機能するようカメラ11上に配置され
る。境界部123に加え、光学サブシステム100aも
また部品搭載ラベル128の一部ではない追加的な光学
部品といった他の部分を含みうる。各光学部品125
は、光学サブシステム100aと光学的に調整されて夫
々の通路124の外側端130に配置される。例えば、
図27及び28中、光学部品125は通路124の中央
線と同一の長さを有する光学軸を有する。
【0037】単一の部品搭載ラベル128は、多数の光
学部品125を提供することができ、一体型及び離散型
の両方の光学部品125を提供しうる。個々の光学要素
125のために個々の離間された取付部126が設けら
れ得るが、取付部126は連続的であることが望まし
い。取付部126は、本体18の平坦面に使用が制限さ
れない限りコンプライアンスがあることが望ましい。
【0038】光学部品125は、光学軸132上に中心
を有さないセンターレス光学部品であるか又は光学軸1
32上に中心を有するセンタード光学部品でありうる。
センターレス光学部品125はパワーを有さない透明な
板及びフィルタを含む。センタード光学部品125は、
光学軸132を決めるパワー又は基準マーク又は他の特
徴を有し、光学軸132と通路124とのアラインメン
トを必要とする。光学軸132は通路124上に略中心
を有するが、所定の方法で中心からずらされて配置され
うる。いずれの場合も、ミスアラインメントはカメラ機
能を低下させる。センタード部品はカメラ本体18内で
精密且つ正確に位置決めされねばならない。センターレ
ス部品は寸法が大きすぎ、従って精密且つ正確な位置決
めを必要としない。或いは、センターレス部品は光学部
品及び夫々の通路124の端の形状による機械的な制約
の結果として精密且つ正確な位置決めを必要としうる。
【0039】ここで特に図20、21、24及び25を
参照するに、カメラ11の本体18は、カメラ11の外
面135の内側に配置されるフィルムカウンタ124を
有する。フィルムカウンタ134はフィルム搬送機構
(図示せず)によって駆動される。本体18によって画
成される通路124は、本体18の外面135に外側端
130と、フィルムカウンタ134と整列され近接して
配置される内側端136とを有する。部品搭載ラベル1
28は、フィルムの使用を示すカウンタ上に可視の印を
形成するカウンタ窓125aを含む。カウンタ窓125
aは光学的なパワーがない透明な領域であってもよい
が、拡大光学素子であることが望ましい。拡大光学素子
として作用するフレネルレンズ125aが望ましい。カ
メラ11の外側135を平滑であるよう維持するため
に、フレネルレンズは部品搭載ラベル128の外面19
2からカウンタ134に向かって通路124の外側端1
30の中へ内向きに延在する。
【0040】ここで特に図20乃至23、並びに図26
及び27を参照するに、カメラ11の本体18は、本体
18の外面136をつなぐ2つの両側の端130、13
6を有する通路124を画成するビューファインダハウ
ジング138を有する。図27中、部品搭載ラベル12
8は、通路124の端130、136内に配置されるビ
ューファインダレンズ125bの形状の一対の光学部品
125を含む。レンズ125bのうちの1つは、画像の
中心(破線の円)及びマージン(山型)を示す基準パタ
ーン140を有する。光学部品125bの光学軸132
は通路124の長手軸と同じ長さを有する。図26中、
部品搭載ラベル128はビューファインダレンズ125
bのうちの1つのみを含む。ビューファインダの他方の
レンズ139は部品搭載ラベル128の一部ではない
が、ビューファインダサブシステム100aの一部であ
る。第2のビューファインダレンズ125bの代わり
に、部品搭載ラベル128は透明な窓又はフィルタ14
1といったセンターレス光学部品を有する。
【0041】ここで特に図20、21及び28を参照す
るに、本体18はフラッシュ反射器142を含むフラッ
シュユニット141と、外面135の内部に配置される
回路板143とを有する。本体18によって画成される
通路124は、外面135の外側端130と、フラッシ
ュ反射器142に近接して配置されて整列される内側端
136とを有する。光学部品125はフラッシュレンズ
125cである。フラッシュレンズ125cは反射器1
42の中に取り付けられる円筒状フラッシュ管144と
整列される。
【0042】ここで特に図29及び30を参照するに、
カメラ11は、枠体148と枠体148上に結合される
前カバー150及び後カバー152とを含む筐体146
を有する。筐体146は、撮影のために撮影レンズ12
5dによって光が向けられる露光質156を含むフィル
ム領域154を包囲する。筐体146内では、フィルム
領域154において、第1のフィルム室162から露光
室156を通って第2のフィルム室164へ未露光フィ
ルム160が移動される。フィルム160の種類及びフ
ィルム搬送の方法は重要ではない。例えば、1つ以上の
室を有するフィルムカートリッジが使用されてもよく又
はカートリッジレスのフィルムロールが使用されうる。
フィルムは、予め巻き上げられてフィルム露光時にフィ
ルムカートリッジに戻されてもよく、又は露光が所望と
された後に巻き上げられても良い。図示される実施例
は、フィルム供給室162内に収容されたフィルムロー
ル166がフィルム搬送機構(図中ボックス168によ
って概略的に示される)によって、露光室156を横切
りフィルムカートリッジ室164内に収容されるフィル
ムカートリッジ170へ移動される一回使用型カメラ1
1である。
【0043】露光室156は、両方のフィルム室162
と164との間にあり、フィルム露光がなされたときに
撮影レンズ158からの光が入ることが許される露光室
156を有する。室156、162、164は枠体14
8の部分である。枠体148には、枠体148と共に枠
体組立体149を構成する様々なカメラ部品172(図
30中ボックスで図示)がある。かかる部品は、例えば
ビューファインダ、フラッシュユニット、シャッタ機
構、及びフィルム搬送機構168といったものである。
部品172は筐体146を通って延在する適当な制御特
徴を含む。シャッタ機構はシャッタボタンを含む。フィ
ルム搬送機構144はサムホイール又は送りレバーを含
む。カメラ11の特定特徴及び他の特徴は、図示されて
おらず、当業者によって周知である。上述のカメラ特徴
は、ここに記載される他のカメラ内で与えられ得る。
【0044】枠体148は、レンズマウント174を含
む。レンズマウント174は、枠体148の連続部分と
して示され、アパーチャ開口176を囲む開口絞り17
5を含む。レンズマウント174全体として、又は開口
絞り175のみは、枠体148の残る部分と組み立てら
れる別々の部分として提供されうる。カメラ11はレン
ズマウント174に接着される内部部品搭載ラベル12
8aを有する。部品部品搭載ラベル128aは、前カバ
ー150に対向するが、前カバー150の内部にある。
本願に記載されるような第2の外部部品搭載ラベル12
8もまた与えられうる。部品搭載ラベル128は、撮影
レンズ素子125dの形状の光学部品125を含む。部
品搭載ラベル128は、撮影レンズ素子125d、アパ
ーチャ開口176、及び任意の第2のレンズ素子178
といった他の関連する部分の全てが、上述のようなベル
ヌーイラベル付け方法及び装置の公差の範囲内で、単一
の光学軸132を決めるよう枠体148に取り付けられ
る。図31及び32に示される他の実施例は同様の特徴
を有するが、撮影レンズ素子125dを含む付属ラベル
128は前カバー150の外部にある。レンズマウント
174は、枠体の一部ではなく、前カバーの一部であ
る。
【0045】電気部品を伴う部品搭載ラベルを有するカメラ ここで特に図33乃至40、並びに図45及び46を参
照するに、カメラ11は電気サブシステム100bを有
する。電気サブシステム100は、カメラ11の本体1
8の外面135まで延びる第1の導線180及び第2の
導線182を有する。部品搭載ラベル128は外面13
5に接着される取付部126と、取付部126に結合さ
れる電気部品184とを有する。
【0046】電気サブシステム100b及び電気部品1
84は一緒に、電気フラッシュ又は電源又はコントロー
ラの機能といった特定の機能又は機能の組を提供する電
気システムを形成する。機能は、電気サブシステム10
0b及び電気部品184が動作上接続されたときに有効
とされ、電気サブシステム100b及び電気部品184
が切断されたときに無効とされる。
【0047】便宜上、ここでは一般的にカメラ11は単
一の電気サブシステム100と1つの電気部品を搭載す
る単一の取付部126とに関して説明される。これは制
限的ではない。カメラ11は、夫々がそれ自体に関連付
けられる電気部品184を有する多数の電気サブシステ
ム100を有してもよく、又は多数の電気サブシステム
100が共通の電気部品184を共用してもよい。単一
の取付部126が多数の電気部品16を含んでもよく、
各電気部品184が別個の取付部126を有してもよ
い。カメラ11は、部品搭載ラベル128によって与え
られる電気部品16を有さない1つ以上の従来の電気シ
ステムを含みうる。図33に示されるように、同一の部
品搭載ラベル128が電気部品184と光学部品125
を両方とも有しうる。上述の実施例と同様に、部品搭載
ラベルと部品の異なる組合せが与えられ得ることが理解
されよう。
【0048】カメラ11はここでは本体18の外面13
5に取り付けられる部品搭載ラベル128について一般
的に説明される。部品搭載ラベルはカバー又は枠体の内
面に取り付けられ得る。これは電気サブシステムの導線
の配置をより困難とするため、現時点では望ましくな
い。
【0049】部品搭載ラベル128は、本体18と外向
きの外面192と接触する内面190を有する。部品搭
載ラベル128の取付部126は、電気部品184が外
面192の内側にあるよう電気部品184を完全に覆い
うる。部品搭載ラベル128の取付部126もまた、電
気部品184がそれを通して露出される開口(別個には
図示せず)を有しうる。部品搭載ラベル128は多数の
層を有し、最も内側の層が接着層である。このためには
感圧接着剤が都合が良いが、他の種類の接着剤も使用さ
れうる。
【0050】電気部品184は、剛性があっても柔軟性
があってもよく、平坦であり、部品搭載ラベル128の
取付部126の厚さと同じ厚さを有してもよく、又は部
品搭載ラベル128の取付部126よりも大きな厚さを
有して3次元的であってもよい。柔軟な平坦な電機部品
16は、カメラ11の本体18上の任意の位置に位置決
めすることが容易であるため望ましい。電気部品16
は、図33に示されるように部品搭載ラベル128の取
付部126の内部に位置決めされれば絶縁されなくても
よい。絶縁は、取付部126及び本体18によって与え
られる。部品搭載ラベル128が多数の層を有する場
合、電気部品184は層(図示せず)の間に配置されう
る。図33中、電気部品184は回路トレース、即ち絶
縁性の取付部126の内面190に堆積される導電性の
線である。
【0051】電気部品184の性質は、実際の条件にか
なり依存する。電気部品184は単一の導体であって
も、単一の導体のみ又はその間のものが欠除した電気シ
ステムであってもよい。特定の電気部品184の選択は
多数の匹敵する考慮すべき事項を必要とする。例えば、
電気部品184は再利用可能であり得るが、電気部品1
84は一回使用されて、カメラ11の再装填の前に部品
搭載ラベル128の残る部分と共に廃棄されることがあ
る。他の考慮すべき事項は、電気部品184はカメラ1
1の本体18の外面135上にあり、従って摩耗及び損
傷を受けるということである。これらの考慮すべき事項
は、安価であり資源の最小の消費を必要とする電気部品
16の使用について考慮される。他方で、電気部品18
4は部品搭載ラベル128の取付部126に結合され組
み付けられるため、カメラ本体18への電気部品184
の組み付けは簡単である。この考慮すべき事項はより複
雑な電気部品16の使用のために考慮される。他の考慮
すべき事項は美的感覚及びユーザにとっての全体的な価
値を含む。
【0052】図33乃至36を参照するに、電気部品1
84は回路トレース184aであり、サブシステム10
0cはフラッシュシステムの回路素子である。フラッシ
ュシステムは、回路トレース184aが中断されるか除
去されれば使用不能とされる。図39及び40を参照す
るに、電気部品184は、フラッシュシステムのフラッ
シュコンデンサ(図示せず)上の充電状態を表示する電
圧インジケータ184bである。使い捨て可能な乾式蓄
積バッテリ上で使用可能な強度インジケータは、電圧イ
ンジケータとしての用途に適している。例えば、ここに
参照として組み入れられる米国特許第5,789,10
0号は、形状記憶合金、色表示材料、液晶ディスプレ
イ、及び有機エレクトロルミネッセンス材料といったエ
レクトロルミネッセンス材料を用いたものを含む様々な
インジケータを開示する。
【0053】バッテリ上で使用されるインジケータは、
一般的に、インジケータを動作させるために作動されね
ばならないスイッチを有する。スイッチは、蓄積中のバ
ッテリドレインを防止する。図39及び40に示される
フラッシュ回路を有するカメラ11では、フラッシュが
使用されていないとき、インジケータはバッテリから分
離されているため、スイッチは不必要である。このフラ
ッシュ回路は、フラッシュコンデンサに印加される電圧
よりもはるかに低い電圧を必要とする液晶ディスプレイ
といったインジケータに適している。当業者によれば他
の適当なフラッシュ回路が周知である。フラッシュシス
テムは、コンデンサ充電インジケータのほかに、又はこ
れに代えて、図示されるようなバッテリインジケータを
含みうる。この場合、バッテリドレインを防止するため
に、インジケータにスイッチが接続される。
【0054】再び図39及び40を参照するに、現時点
で望ましい電圧インジケータは、略平坦であり、2次元
のインジケータ面を有する。この平坦な形状は、平坦な
又は湾曲したカメラ本体18上の様々な位置への容易な
配置を可能とする。2次元インジケータ面は、ユーザに
とって読みやすい。電圧インジケータは、液晶ディスプ
レイと、フラッシュサブシステム100への電気コネク
タとを有する。液晶ディスプレイは、1対の対向する電
極及び単一の液晶セル、又は、電極間に配置される液晶
セルの配列を有する。電極は、端子186,188を通
じてフラッシュサブシステム100に電気的に接続され
る。各セルは、端子186,188に亘る特定の電圧の
印加に応答する可視の相変化を受ける。単一セル液晶デ
ィスプレイでは、電圧はフラッシュコンデンサ上の完全
な充電状態の存在に対応し、電圧の表示は、フラッシュ
準備済みランプと同様に、カメラ11のユーザが見るこ
とができる。多セル液晶ディスプレイでは、セルは、フ
ラッシュコンデンサ上の異なる部分的な充電状態及び完
全な充電状態に対応する一連の異なる電圧に応答する。
部品搭載ラベル18の外面は異なるセルと整列される印
を有し、この印は異なる充電状態に適したフラッシュ距
離を示す。ユーザは、充電状態が被写体のフラッシュ到
達範囲に必要とされる距離に達したとき、撮影しうる。
液晶ディスプレイ以外の印もまた同様に、端子186、
188に亘って印加される電圧に比例する漸増する読出
しを与えうる。
【0055】電気部品はここでは一般的に1対の端子と
して説明されるが、特定の部品についての端子及び導線
の数はそれより大きくても小さくてもよい。端子18
6、188及び導線180、182は様々な形態を有し
うる。図45の(A)乃至(F)は、単一の端子・導線
対191についてのこれらの形態についての幾つかの例
を示す。端子186、188及び導線180、182は
図45の(A)乃至(E)に示されるように、相互に嵌
合しない関係にあることが非常に望ましい。図45の
(F)に示されるような嵌合する端子・導線対191
は、ベルヌーイ効果ラベル付けでは容易に使用可能でな
い。端子186、188及び夫々の導線180、182
は、嵌合しない関係については図45の(A)乃至
(D)に示されるように、又は嵌合する関係については
図45の(F)に示されるように相互に直接接触しう
る。
【0056】端子186、188及び夫々の導線18
0、182は、嵌合する関係で、又は嵌合しない関係
で、中間の導線193を通じて間接的に接触しうる。
(ここでは「嵌合しない関係」は2つの部分の間の嵌合
する関係を除くものであり、また第1の部分及び第2の
部分が夫々中間の部分と嵌合する関係にある中間の部分
を通じた第1の部分と第2の部分との間を除くものとす
る。)夫々の端子186、188と導線180、182
との間の間接的な接触は、直接的な接触よりも複雑であ
り、従って望ましくない。更に、夫々の端子186、1
88及び導線180、182は単純に相互に衝合され、
部品搭載ラベル128の取付部126の接着によって本
体18に対して所定の位置に保持される。衝合関係を維
持するために、端子・導線対191のうちの片方の部材
又は両方の部材は、内部スプリング193(図45の
(D)に図示)、外部スプリング(図示せず)、又は端
子186、188又は導線180、182の材料の固有
の弾性によって、他方に対して弾性的に付勢されうる。
【0057】端子186、188又は導線180、18
2の相互に衝合される部分は、導電路を与え、ここでは
夫々接触部194、196と称される。図示される嵌合
しない端子・導線対191の接触部194、196は平
坦である。接触部194、196は湾曲されてもよい。
図45の(B)を参照するに、例えば導線180、18
2は、本体18内の孔を通って延びるワイヤであり、ワ
イヤの端に接触部196を有し、端子186、188の
接触部194は部品搭載ラベル128の内面190上の
小さいパッドである。
【0058】端子・導線対の接触部194、196は同
じ寸法であっても、異なる寸法であってもよい。各接触
部194、196の寸法は、電気的負荷と端子・導線対
191の部材間の接触の面積との関数である。回路設計
及び製造上の経済性のため、夫々の端子186、188
及び導線180、182の接触部194、196は、相
互に比較的近接しており、部品搭載ラベル128の寸法
に対して小さいことが望ましい。小さい接触部分19
4、196はまた良い電気接触を与えるために一緒に保
持することが容易である。小さな接触部分194、19
6を用いて、接触部分194、196の直近の取付部1
26と本体18との間の接着領域は、接触部194、1
96の寸法の数倍でありうる。小さな接触部194、1
96はまた、電気抵抗を減少させるため及び部品搭載ラ
ベルの設計の美的感覚の制約を減少させるために望まし
い。
【0059】望ましい端子・導線対191は、他の接触
部196又は194の面積の25パーセント以上、又は
より望ましくは50パーセント以上、更に望ましくは7
5パーセント以上の領域を有する小さい接触領域194
又は196を有する。これは、他方の接触部196及び
194と接触する各接触部分194又は196の割合を
最大化させるための理由でもある。望ましい実施例で
は、各接触部194及び196の面積の26パーセント
以上は、他方の接触部196又は194と接触する。5
0パーセント以上が接触することがより望ましく、75
パーセント以上が接触することが更に望ましい。
【0060】多くのラベル付け技術において、端子・導
線接触対の部材の中心対中心の間隔の最小の公差は0.
8mmである。小さな導線及び端子では、0.3mm又
は0.2mm又は0.1mmの端子の中心から導線の中
心までの公差を与えるよう上述のようにベルヌーイラベ
ル付け方法及び装置が望ましい。
【0061】上述の実施例では、各端子・導線対191
は別々に位置決めされるが、端子186、188又は導
線180、182は両方とも通常の配列又は他のパター
ンへと組み合わされる。図46及び47中、端子18
6、188は同軸であり、一方の端子は円筒状であり、
他方の端子は円形の管のような形状とされている。2つ
の端子は絶縁被覆198によって分離される。導線18
0乃至182は同じ形態を有し、他の絶縁不服198を
含み、望ましくは同じ寸法を有する。特定の実施例で
は、被覆及び管状端子及び導線の半径方向の厚さは全
て、円筒状の端子及び導線の半径に等しい。半径は0.
6mmであることが望ましく、より望ましくは0.4m
mであり、更に望ましくは0.2mmである。
【0062】破断可能な部品を含む部品搭載ラベルを有するカメラ ここで図20乃至23、図29乃至31、及び図37乃
至40を参照するに、カメラ11は第1のカバー部20
0と少なくとも1つの開放可能な第2のカバー部202
とを含む。開放可能なカバー部202は、本体18を開
くために、閉じた位置から閉じていない位置まで第1の
カバー部200に対して移動可能である。開放可能はカ
バー部202は、露光済みのフィルムカートリッジ20
4の除去のために開放又は除去されるフィルム扉202
a、又はバッテリの除去のために開放又は除去されるバ
ッテリ扉202(図示せず)、又はカメラ11を開くた
めに前カバー150及び枠体組立体から分離される後カ
バー152といった扉でありうる。部品搭載ラベル12
8は重なり合い、望ましくは第1のカバー部200及び
1つ以上の第2のカバー部202に接着される。部品搭
載ラベル128は取付部126を有する。取付部126
は本願の随所に記載される特徴を有する。
【0063】カメラ11は、取付部126に結合される
1つ以上の破断可能な部品216を有する。カメラ11
は多数の部品搭載ラベル128を有しうる。多数の破断
可能な部品216は単一の取付部216上に設けられ得
る。多数のサブシステム100は単一の部品216によ
って完成されうる。便宜上、ここでは一般的にカメラ1
1は、単一の破断可能な部品216と、単一のサブシス
テム100と、単一の部品搭載ラベル128とを有する
ものとして説明される。多数の要素について同様の考慮
すべき事項が適用される。
【0064】破断可能な部品216は、1つ以上のカメ
ラ機能を与えるカメラシステムの一部である。システム
は、本体18内に取り付けられるサブシステム100を
含む。破断可能な部品216は、カメラ11がリサイク
ルされたときは、リサイクル動作又はリサイクルされた
製品の質を低下させうる。現時点において望ましい実施
例では、破断可能な部品216は上述のように光学部品
125又は電気部品184の特徴を有する。サブシステ
ム100は、対応する光学サブシステム100a又は電
気サブシステム100bの特徴を有する。
【0065】取付部126は、対応するサブシステム1
00に対して動作的な関係で破断可能な部品216を本
体18上に支持する。例えば、図20乃至23並びに図
26及び27は、ビューファインダレンズ125bであ
る破断可能な部品216を図示する。夫々のサブシステ
ム100はビューファインダハウジング138を含む。
システムは、サブシステム100の一部である第2のビ
ューファインダレンズ139又は取付部126の一部で
ある第2のビューファインダレンズ125bを含みう
る。第2のビューファインダレンズ125bはまた、破
断可能な部品216でありうる。ビューファインダレン
ズ125bは、ビューファインダハウジング138及び
他のビューファインダレンズによって決められる光学軸
132と同心に整列されて取り付け部126によって保
持される。図20及び21はまた、フィルムカウンタ1
34上のカウンタ窓125aである破断可能な部品21
6及びフラッシュレンズ125cである他の破断可能な
部品216を示す。フラッシュレンズ125cは反射器
206の上に本体18に取り付けられる。フラッシュ管
208は反射器206内に取り付けられ、フラッシュ管
208及び反射器206の両方は回路板210によって
支持される。
【0066】図31及び32に示されるカメラでは、破
断可能な部品は、取付部126によってレンズマウント
174上に保持される撮影レンズ素子125dである。
撮影レンズ素子125dは、1対の対向するノッチ21
4から生ずる弱さが生じた線(一点破線212によって
示す)を有する。
【0067】ここで図33乃至40及び図45乃至47
を参照するに、部品搭載ラベル128は電気部品184
である破断可能な部品216を有する。図33乃至38
は回路トレース184aである破断可能な部品216を
図示する。図39及び40中、電気部品216は液晶デ
ィスプレイである。夫々のサブシステム100は、フラ
ッシュユニットといった電気回路である。電気回路は、
第1及び第2の電気導線180、182を有する。電気
部品184は第1及び第2の端子186、188を有す
る。部品搭載ラベル128の取付部126は、端子18
6、188を夫々の導線180、182と電気的に接触
させて保持する。
【0068】開放可能なカバー部202が閉じた位置か
ら閉じていない位置へ動かされたとき、取付部126は
使用形態から交換形態へ壊される。使用形態では、図2
0、22、24乃至28、30、32乃至35、37及
び39に示されるように、取付部126はカメラ11の
本体18に滑らかに嵌合される。開放可能なカバー部2
02が閉じていない位置へ移動されたとき、部品搭載ラ
ベル128には張力が与えられる。これに応じて、図2
1、23、38及び40に示されるように、取付部12
6は交換形態へ変形される。図示される実施例では、変
形している間、取付部126は接着を失い、本体18か
ら外向きに偏向し、伸びるか、裂けるか、又はこれらの
組合せが生ずる。
【0069】取付部126に対する張力は、破断可能な
部品216に対して張力を与え、すると破断可能な部品
216は破断する。破断とは、修理せずには再使用でき
ないような破壊又は修理不可能であることをいう。破断
可能な部品216に対して取付部216によって与えら
れた張力の範囲は、開放可能なカバー部202の動き及
びその動きに対する取付部126の応答のジオメトリか
ら予測可能であり、分離可能な部品216はその張力下
で壊れるよう選択される。破断の性質は重要でない。都
合の良い破断の態様は、非弾性的な伸び及び破壊又は引
裂き線又は他の脆い部分といった弱さが生じた線に沿っ
た引裂きである。「引裂き線」という用語は、ここで
は、部品搭載ラベル128が離間された孔の列又は他の
応力が集中する不連続性のある部分といった、部品搭載
ラベル128に隣接する部分よりも弱い部品搭載ラベル
128の狭い線形に延在する特徴を指すものとする。
【0070】破断は修理可能でなく致命的であることが
望ましい。「修理可能でない破断」による損傷は、修理
不可能な破断の前に部品16が使用可能であったような
方法での部品16の使用を防止する。言い換えれば、修
理が不可能であるか、又は要素の交換費用を越える費用
でしか修理できない場合、破断は修理可能でない。例え
ば、図22に示されるビューファインダレンズ125b
は、画像が捕捉されたときに画像フレームの限界を示す
基準マーク218を有する。図21及び23に示される
修理可能でない分離の後、ビューファインダレンズ12
5bはいかなる実際的な方法でも修理されることができ
ず、これは全ての基準マーク218が画像を構成するた
めに使用されることを可能とする。
【0071】破断可能な部品216の主な部分が通常の
検査で裸眼のユーザによって認知可能な損傷を有する場
合、破断は致命的である。脆い部品16の破断又は柔軟
な部品16の全体の非弾性の伸びは、致命的である。致
命的な破断は、破断可能な部品16を有するカメラ11
が質が低下された形状又はうまく修理されていない形状
でリサイクルされないことを確実とする。
【0072】取付部126及び破断可能な部品216
は、カメラ11の組立中に、破断可能な部品216が都
立、取付部126に結合されるような2つの部分からな
る構造とされうる。しかしながらこれは取付部216へ
の破断可能な部品216の接着が破断可能な部品216
が失敗する前に失敗する危険性があるため望ましくな
い。取付部126及び破断可能な部品216は、単一構
造の連続する部分として形成される一体構造であること
が望ましい。例えば、光学部品125は多層部品搭載ラ
ベル128の連続する層の一部でありえ、電気部品18
4は部品搭載ラベル128の残る部分と連続する支持部
上に堆積される導電性材料の領域でありうる。
【0073】ここで図20乃至23を参照するに、部品
搭載ラベル128は、カメラ11のビューファインダレ
ンズ125bである第1の破断可能な部品216と、フ
ラッシュ反射器レンズ125cである第2の破断可能な
部品216と、カウンタレンズ125aである第3の破
断可能な部品216とを有する。開放可能な部分が開放
されたとき、部品搭載ラベル128は非弾性的に伸長さ
れ、ビューファインダレンズ125b、フラッシュ反射
器レンズ125c、及びカウンタレンズ125aは全て
破断される。図示されるように、この破断は非弾性的な
変形によるものである。この破断の態様はより厚いレン
ズでは実際的でない。その場合、より都合のよい破断の
態様は、図31及び32に示されるように弱さが生じた
線に沿った亀裂である。後カバー152(本実施例では
開放可能なカバー部202)は本体18の残る部分から
分離され、撮影レンズ素子125dは取付部126によ
って張力がかけられ、弱さが生じた線212に沿って破
断する。部品搭載ラベル128の取付部126は、ノッ
チ214を通ってレンズ素子125dの柔軟な領域21
2まで延在する引裂き線を有する。
【0074】特に図20乃至23を参照するに、ビュー
ファインダレンズ125bは非弾性的な伸びによって破
断され、図21及び23に示されるような破断された形
状を有する。ビューファインダレンズ125bは破断さ
れる前の形態へ復元されえない。損傷は致命的である。
ビューファインダレンズ125bを通して見られる画像
の全体は、全体的に歪まされ、基準マーク218はもは
や方形ではない。ビューファインダレンズ125bは復
元されることができず、復元されないと現実的に撮影用
のシーンを視覚化するために使用され得ない。レンズ1
25bは、カメラ11をリサイクルする全ての人に見え
る明らかな歪みを有する。カメラ11を交換するために
ビューファインダレンズ125bを含む部品搭載ラベル
128は交換される。ビューファインダレンズ125b
の破壊は、カメラ11がリサイクルされる場合にレンズ
の状態が評価されることを確実とする。さもなければ早
い段階で生ずる摩耗及び損傷は認識されえない。致命的
な損傷はレンズ125bの状態が容易に見過ごされない
ことを確実とする。
【0075】修理ができない損傷は、カメラ11がリサ
イクルされる場合にビューファインダレンズ125bが
新しいレンズと交換されることを確実とする。摩耗した
か損傷されたかもしれないビューファインダレンズの使
用を防止するために、新しいビューラインだレンズを要
求することは、リサイクルの後に新しいビューファイン
ダレンズが、カメラ内に再装填されたフィルム用のフォ
ーマット組とビューファインダレンズの基準マークによ
って示されるフォーマット及びフラッシュレンズの光円
錐との間の生じうる不整合を防止するのに役立つ。(ア
ドバンスド・フォト・システム(商標Advanced Photo S
ystem)フィルムといったある種のフィルムでは、フィ
ルムのフォーマットは光学符号又はディジタル符号を予
め記録することによってプリセットされうる。フォーマ
ットは結果として得られる写真印画の縦横比を決める。
標準フォーマットは「C」、「H」及び「P」であ
る)。同様の考慮すべき事項は、通常の使用中の損傷の
危険性及びリサイクル中の誤った割当ての危険性に比例
する他の破断可能な部品に対して適用される。例えば、
ビューファインダレンズ及びフラッシュ反射器レンズと
は異なり、カウンタレンズはフィルムの種類及びフォー
マットとは独立であり、カウンタレンズの摩耗及び引裂
きはカメラが厳しい条件で使用された場合を除き、機能
性を大きく害することはあまりない。
【0076】ここで図37及び38を参照するに、回路
トレースは、回路トレース184aを横切る取付部12
6内の引裂き線220に沿って引き裂くことによって破
断する。図39及び40に示されるカメラ11の破断可
能な部品216は、回路トレースと同様に破断する液晶
ディスプレイである。
【0077】破断可能な部品として電気部品を有する実
施例では、開放可能なカバー202は、開かれたとき、
電気サブシステム100の導線180、182と電気部
品184の端子186、188との間の電気接触を中断
するのに充分に部品搭載ラベル128を妨害する。例え
ば、フラッシュシステムは、カメラのリサイクル中に回
路トレースが妨害又は除去されたときに使用不能とされ
る。本実施例は、例えばフィルムが処理のために取り出
されるときに、フラッシュのバッテリが取り出されない
ような一回使用型カメラ11において有用である。かか
るフラッシュ回路は使用不能とされるため、リサイクル
のために扱う間に使用済みカメラ11本体を揺すること
ではフラッシュ回路を充電及び放電させることはないで
あろう。このような偶然の充電及び放電は、バッテリの
無駄であり、作業者にとって悩まされることである。図
37及び38の回路トレースは、引裂き線を引き裂くこ
とによっては致命的には損傷されないが、図39及び4
0に示されるような液晶ディスプレイといった修理がよ
り困難な幾つかの他の電気部品16の引裂きは致命的で
ある。
【0078】ここで図41乃至44を参照するに、一回
使用型カメラのリサイクル方法では、第1の段階(22
2)においてカメラ11が開かれ(224)、破断可能
な部品216を破断させ(226)、露光済みのフィル
ムは処理のために取り出される(228)。(カメラ1
1が開かれるときに破壊される破断可能な部品を有する
部品搭載ラベルは、ここでは「元の部品搭載ラベル」と
称される)。破断可能な部品216を破壊すること(2
26)により、破断可能な部品216を含むカメラシス
テムは使用不可能とされる。例えば、図33及び34に
示されるように、回路トレースである部品16を破断さ
せることは、電気接続を切断させる。
【0079】カメラ11を開くこと(224)、即ち、
開放可能なカバー部202を閉じた位置から開いた位置
へ動かすことは、フィルムの取り出し(228)のため
に必要であってもよく、フィルムの取り出しとは別であ
ってもよい。図33は、開かれたときに部品搭載ラベル
128の破断可能な部品216を破断するフィルム扉を
有するカメラ11を示す。図44はこのカメラに対して
行われる方法の段階を示す図であり、開ける段階及び破
断させる段階が組み合わされた段階は線によって示され
る(230)。露光済みフィルムが取り出された後(2
28)、後カバーは前カバー及び枠体から分離される
(232)。
【0080】図39は、分離することによって開かれる
前カバー及び後カバーを有するカメラ11を示す。開放
可能なカバー部は、カメラのライトロックとは関係ない
が、第1のカバー部が閉じていない位置にあるときは、
カメラ11は耐光性でないことが望ましい。図42及び
43を参照するに、線234によって示されるように、
カバーが分離されたとき(232)破断可能な部品21
6は破断される(226)。図39及び42を参照する
に、カメラ11は、破断可能な部品216を破断せずに
開かれる又は取り外されることができ(224)、カバ
ーが分離される前に(23)フィルムの取り出しを可能
とする任意の別のフィルム扉を有しうる。図39及び4
3を参照するに、フィルム扉なしに、フィルムはカバー
が分離された後に取り出される。
【0081】第2の段階(26)において、カメラを開
き(224)、処理のためにフィルムを取り除いた(2
28)後、カメラ11は、未露光フィルムを装填し(2
38)、カメラ11を耐光性があるよう閉じ(24
0)、カメラ本体18に交換用部品搭載ラベル128を
貼付することによって破断可能な部品を交換する(24
2)ことによってリサイクルされる。一回使用型のカメ
ラ11をリサイクルするために使用される他の手順、例
えばカバー及び/又は損傷又は摩耗された部分の交換、
保持された部分のクリーニング及び試験といった手順が
行われうる。部品搭載ラベル128の交換は完全な破断
可能な部品216を有するため、部品搭載ラベル128
の交換はより早い段階で使用不能とされたカメラ11シ
ステムを再び使用可能とする。
【0082】
【発明の効果】本発明の有利な効果は、電子部品を含む
ラベルを有し、ラベルが部品及びカメラサブシステムに
動作的且つ簡単に正確に配置されて接着される改善され
たカメラが提供されることである。部品は液晶ディスプ
レイでありうる。電気接続は非嵌合コンタクトでありう
る。
【0083】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
【0084】(1)筐体及び上記筐体内に配置される電
気サブシステムを有する本体と、上記本体に接着される
取付部及び上記取付部に結合される電気部品とを含むラ
ベルとを含むカメラであって、上記電気サブシステムは
第1の導線及び第2の導線を有し、上記電気部品は第1
の端子及び第2の端子を有し、上記取付部は上記端子を
夫々の上記導線と嵌合しない接触で保持するカメラ。
【0085】(2)上記端子及び上記導線は夫々接触部
を有し、上記端子及び上記導線の夫々の上記接触部は相
互に衝合される、第1項記載のカメラ。
【0086】(3)上記端子及び上記導線の夫々の上記
接触部は±0.3mm以内で同心である、第2項記載の
カメラ。
【0087】(4)上記端子及び上記導線の夫々の上記
接触部は±0.2mm以内で同心である、第2項記載の
カメラ。
【0088】(5)上記端子及び上記導線の夫々の上記
接触部は±0.1mm以内で同心である、第2項記載の
カメラ。
【0089】(6)上記第1の端子及び上記第2の端子
は同心であり、上記第1の導線及び上記第2の導線は同
心である、第1項記載のカメラ。
【0090】(7)上記第1の端子及び上記第2の端子
は同心であり、上記第1の導線及び上記第2の導線は同
心であり、上記第1の端子及び上記第1の導線は夫々管
状であり同じ半径を有し、上記第2の端子及び上記第2
の導線は夫々円筒状であり上記半径に等しい半径方向厚
さを有する、第6項記載のカメラ。
【0091】(8)上記半径は0.6mmよりも小さ
い、第7項記載のカメラ。
【0092】(9)上記半径は0.4mmよりも小さ
い、第7項記載のカメラ。
【0093】(10)上記半径は0.2mmよりも小さ
い、第7項記載のカメラ。
【0094】(11)上記ラベルは内面及び外面を有
し、上記内面は上記筐体に対向し、上記外面は上記内面
とは反対側にあり、上記電気部品は上記外面の内部にあ
る、第1項記載のカメラ。
【0095】(12)上記電気部品は回路トレースであ
る、第11項記載のカメラ。
【0096】(13)上記本体は充電回路を有するフラ
ッシュサブシステムを含み、上記回路トレースは上記充
電回路の一部である、第12項記載のカメラ。
【0097】(14)上記電気部品は電圧インジケータ
である、第1項記載のカメラ。
【0098】(15)上記電圧インジケータは略平坦で
ある、第14項記載のカメラ。
【0099】(16)上記本体は電気サブシステムを含
み、上記電気部品は液晶ディスプレイである、第1項記
載のカメラ。
【0100】(17)上記液晶ディスプレイは1対の対
向する電極及び液晶セルの配列を有し、上記電極は上記
端子を通じて上記電気サブシステムに電気的に接続さ
れ、上記セルは上記電極に亘る対応する電圧のシーケン
スに応答して可視の相変化を受ける、第16項記載のカ
メラ。
【0101】(18)上記電気サブシステムはフラッシ
ュサブシステムである、第17項記載のカメラ。
【0102】(19)上記ラベルは上記液晶セルに隣接
する印の配列を有し、上記印は上記電圧に対応するフラ
ッシュの到達範囲のシーケンスを識別する、第18項記
載のカメラ。
【0103】(20)電気サブシステムを含み表面を有
する本体と、上記表面に接着される取付部及び上記取付
部に結合される液晶ディスプレイを含むラベルとを含む
カメラであって、上記電気サブシステムは、上記表面に
配置される第1の導線及び第2の導線を有し、上記導線
に亘る電圧を供給し、上記液晶ディスプレイは、第1の
端子及び第2の端子と、1対の対向する電極と、少なく
とも1つの液晶セルとを有し、上記端子と夫々の上記導
線とは接触し、上記電極は上記端子と電気的に接続さ
れ、上記セルは上記電極間に配置され、上記セルは上記
電圧の上記供給に応答して可視の相変化を示す、カメ
ラ。
【0104】(21)上記サブシステムは上記導線に亘
り電圧のシーケンス供給し、上記液晶ディスプレイは上
記電極間に配置される上記液晶セルの配列を含み、上記
セルは夫々が上記電圧の異なる電圧で上記可視の相変化
を示す、第20項記載のカメラ。
【0105】(22)上記サブシステムはフラッシュコ
ンデンサ及び上記フラッシュコンデンサを充電するため
の回路を含み、上記サブシステムは上記充電に比例して
上記導線に亘って上記電圧を供給する、第21項記載の
カメラ。
【0106】(23)上記端子及び夫々の上記導線は嵌
合しない関係で接触する、第22項記載のカメラ。
【0107】(24)上記端子及び上記導線は夫々接触
部を有し、上記端子及び上記導線の夫々の接触部は相互
に衝合される、第20項記載のカメラ。
【0108】(25)上記端子及び上記導線の夫々の上
記接触部は±0.3mm以内で同心である、第24項記
載のカメラ。
【0109】(26)上記端子及び上記導線の夫々の上
記接触部は±0.2mm以内で同心である、第24項記
載のカメラ。
【0110】(27)上記端子及び上記導線の夫々の上
記接触部は±0.1mm以内で同心である、第24項記
載のカメラ。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラ本体上に精密に配置されるカメラ部品を
組み付ける方法の実施例を概略的に示す図である。
【図2】図1の方法の他の実施例の完了段階を概略的に
示す図である。
【図3】図1の方法において使用されるのに適したベル
ヌーイラベル付け装置を示す概略図である。
【図4】図3のラベル付け装置のラベル付けヘッドの第
1の実施例を概略的に示す図である。
【図5】ガスジェット用のボアの向きを示す図6のラベ
ル付けヘッドの部分断面図である。
【図6】ラベル付けヘッドの第2の実施例を示す斜視図
である。
【図7】図8のラベル付けヘッドの断面率面図をであ
る。
【図8】ラベル付けヘッドの第3の実施例を示す斜視図
である。
【図9】図4乃至6のラベル付けヘッドの他の変形を示
す平面図である。
【図10】図4乃至6のラベル付けヘッドの他の変形を
示す平面図である。
【図11】ラベル付けヘッドの第4の実施例を示す斜視
図である。
【図12】ラベル付けヘッドの第4の実施例を示す斜視
図である。
【図13】ラベル付けヘッドの第4の実施例を部分的に
断面図として示す斜視図である。
【図14】ラベル付けヘッドの第4の実施例を部分的に
断面図として示す斜視図である。
【図15】ラベル付けヘッドの第5の実施例を示す平面
図である。
【図16】ラベル付けヘッドの第5の実施例を示す斜視
図である。
【図17】ラベル付けヘッドの第5の実施例を示す斜視
図である。
【図18】ラベル付けヘッドの第5の実施例を示す斜視
図である。
【図19】ラベル付けヘッドの第5の実施例を示す断面
立面図である。
【図20】2つの開放可能なカバー部と3つの破断可能
な光学部品を含むカメラの実施例を、開放可能な部分を
閉じた位置にして示す斜視図である。
【図21】図20と同様の図であるが、2つの開放可能
なカバー部が閉じていない位置で示される斜視図であ
る。
【図22】破断されていない形態にある前面ビューファ
インダレンズとラベルの取付部の部分を示す図20のカ
メラの部分平面図である。
【図23】図22と同様の図であるが、ビューファイン
ダレンズが破断された形態にある図である。
【図24】カウンタ及びカウンタ拡大レンズと、ラベル
の取付部とを示す図22のカメラをの部分平面図であ
る。
【図25】カウンタ拡大レンズとラベルの取付部の一部
とを示す図22のカメラのラベルを示す断面図である。
【図26】明瞭性のため枠体組立体のビューファインダ
枠体及び後ビューファインダレンズのみを示し、またラ
ベルといった幾つかの要素の寸法を拡大して示す図20
のカメラの部分断面図である。
【図27】図26と同様の図であるが、ラベルの部分と
して前ビューファインダレンズ及び後ビューファインダ
レンズの両方を含むようカメラが変更されている図であ
る。
【図28】図20の線27a−27aに沿った図20の
カメラの部分断面図である。
【図29】レンズマウント及び破断可能なレンズ素子を
含むラベルの部分を示し、追加的なレンズ素子の位置を
破線によって示す、カメラの他の実施例の分解部分断面
図である。
【図30】図29のカメラを示す半図解式断面図であ
る。
【図31】図29のカメラのレンズマウント及びラベル
を示す部分斜視図である。
【図32】図29のカメラの変更を示す半図解式断面図
である。
【図33】カメラの他の実施例を示す斜視図である。
【図34】図33のカメラを示す部分切截底面図であ
る。
【図35】図34の部分拡大図である。
【図36】前セグメント及びラベルの上部及び底部セグ
メントを示す図33のカメラのラベルの内面を示す斜視
図である。
【図37】開放可能なフィルム扉及び破断可能な電気部
品を含むラベルを有するカメラの他の実施例を、フィル
ム扉を閉じた形態で、電気部品を破断されていない状態
で示す、部分斜視図である。
【図38】図37と同様の図であるが、フィルム扉を閉
じていない形態で、電気部品を破断された状態で示す図
である。
【図39】開放可能なカバー部が後カバーであり破断可
能な部品が液晶ディスプレイであるカメラの他の実施例
を、後カバーを閉じた形態で、電気部品を破断されてい
ない状態で示し、任意のフィルム扉の位置を破線によっ
て示す部分斜視図である。
【図40】図39と同様の図であるが、後カバーを閉じ
ていない形態で、電気部品を破断された状態で示す図で
ある。
【図41】リサイクル方法の一般的な特徴を示す図であ
る。
【図42】リサイクル方法の他の実施例の詳細な段階を
示す図である。
【図43】リサイクル方法の他の実施例の詳細な段階を
示す図である。
【図44】リサイクル方法の他の実施例の詳細な段階を
示す図である。
【図45】(A)乃至(F)は、様々な種類の端子・導
線対の例及び幾つかの付随する構造を示す半図解式断面
図である。
【図46】同軸端子及び対応する同軸導線を示す半図解
式断面図である。
【図47】図46の接触する同軸の端子及び導線の重な
りの程度を示す図である。
【符号の説明】
180,182 第1及び第2の導線 184 電気部品 184a 回路トレース 186,188 第1及び第2の端子 190 内面 191 端子・導線対 192 外面 193 中間導体 194,196 接触部 198 絶縁被覆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 575 G03C 3/00 575A 580 580F (72)発明者 マイケル ピー クレイマー アメリカ合衆国 ニューヨーク 14564 ヴィクター リチャードソン・ロード 6658

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体及び上記筐体内に配置される電気サ
    ブシステムを有する本体と、 上記本体に接着される取付部及び上記取付部に結合され
    る電気部品とを含むラベルとを含むカメラであって、 上記電気サブシステムは第1の導線及び第2の導線を有
    し、上記電気部品は第1の端子及び第2の端子を有し、
    上記取付部は上記端子を夫々の上記導線と嵌合しない接
    触で保持するカメラ。
  2. 【請求項2】 上記第1の端子及び上記第2の端子は同
    心であり、上記第1の導線及び上記第2の導線は同心で
    あり、上記第1の端子及び上記第1の導線は夫々管状で
    あり同じ半径を有し、上記第2の端子及び上記第2の導
    線は夫々円筒状であり上記半径に等しい半径方向厚さを
    有する、請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 電気サブシステムを含み表面を有する本
    体と、 上記表面に接着される取付部及び上記取付部に結合され
    る液晶ディスプレイを含むラベルとを含むカメラであっ
    て、 上記電気サブシステムは、上記表面に配置される第1の
    導線及び第2の導線を有し、上記導線に亘る電圧を供給
    し、 上記液晶ディスプレイは、第1の端子及び第2の端子
    と、1対の対向する電極と、少なくとも1つの液晶セル
    とを有し、上記端子と夫々の上記導線とは接触し、上記
    電極は上記端子と電気的に接続され、上記セルは上記電
    極間に配置され、上記セルは上記電圧の上記供給に応答
    して可視の相変化を示す、カメラ。
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