JP2001082976A - 走行経路案内装置 - Google Patents
走行経路案内装置Info
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- JP2001082976A JP2001082976A JP26058599A JP26058599A JP2001082976A JP 2001082976 A JP2001082976 A JP 2001082976A JP 26058599 A JP26058599 A JP 26058599A JP 26058599 A JP26058599 A JP 26058599A JP 2001082976 A JP2001082976 A JP 2001082976A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- current position
- route
- volume
- voice guidance
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- Pending
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- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 案内経路上の曲折交差点における進行方向を
案内する音声案内の音量を、車内の騒音に合わせて自動
的に調整する。 【解決手段】 目的地を設定可能な操作入力手段104
と、車両の現在位置から設定された目的地までの経路を
探索して表示手段103に表示する経路探索手段105
と、探索された経路上の現在位置近傍の曲折交差点の曲
折方向を音声によって案内する音声案内手段106と、
車両内外の騒音レベルを計測する音量計測手段107
と、計測された騒音レベルに応じて音声案内手段106
が出力する音声の音量を調整する音量調整手段108と
を備える。
案内する音声案内の音量を、車内の騒音に合わせて自動
的に調整する。 【解決手段】 目的地を設定可能な操作入力手段104
と、車両の現在位置から設定された目的地までの経路を
探索して表示手段103に表示する経路探索手段105
と、探索された経路上の現在位置近傍の曲折交差点の曲
折方向を音声によって案内する音声案内手段106と、
車両内外の騒音レベルを計測する音量計測手段107
と、計測された騒音レベルに応じて音声案内手段106
が出力する音声の音量を調整する音量調整手段108と
を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ナビゲーシ
ョン装置において、ディスプレイ上に表示された地図上
に車両の現在位置および現在位置から目的地までの経路
を表示する走行経路案内装置、特に経路上の曲折交差点
の音声案内の音量を調整することのできる走行経路案内
装置に関する。
ョン装置において、ディスプレイ上に表示された地図上
に車両の現在位置および現在位置から目的地までの経路
を表示する走行経路案内装置、特に経路上の曲折交差点
の音声案内の音量を調整することのできる走行経路案内
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の車載用ナビゲーション装置
の概略構成を示すブロック図である。図3において、方
位センサ1は、自動車の相対走行方位を検出するもので
あり、光ジャイロが使用される。距離センサ2は、車輪
の回転数に応じたパルスを発生して車速を検出するもの
である。各種センサ3は、ブレーキスイッチ、パーキン
グスイッチなどのオン・オフ信号や電源電圧監視用信号
などを出力するものである。センサ信号処理部4は、方
位センサ1、距離センサ2、各種センサ3等からのセン
サ信号を処理するものである。GPS(Global Positio
ning System)レシーバ5は、複数のGPS衛星から送信
される電波を受信して演算処理を行うことにより、受信
点の位置(緯度、経度)を求めるものである。CD−R
OMドライブ6は、地図データが記録された記録媒体で
あるCD−ROM7から地図データを読み出すものであ
る。車室内に設置される表示・操作部8は、地図および
自動車の現在走行位置、方位等を表示する液晶ディスプ
レイ8Aと、その前面に配置されたタッチパネル8Bと
を有し、タッチパネル8Bには、表示地図の拡大、縮小
などを指示するためのスイッチ、経路探索を指示するス
イッチ、液晶ディスプレイ8Aに表示された地名の中か
ら目的地を選択するスイッチなどを備えている。装置本
体9は、GPSレシーバ5やCD−ROMドライブ6、
表示・操作部8などとは同軸ケーブルで接続されて、ト
ランクルームなどに配置される。
の概略構成を示すブロック図である。図3において、方
位センサ1は、自動車の相対走行方位を検出するもので
あり、光ジャイロが使用される。距離センサ2は、車輪
の回転数に応じたパルスを発生して車速を検出するもの
である。各種センサ3は、ブレーキスイッチ、パーキン
グスイッチなどのオン・オフ信号や電源電圧監視用信号
などを出力するものである。センサ信号処理部4は、方
位センサ1、距離センサ2、各種センサ3等からのセン
サ信号を処理するものである。GPS(Global Positio
ning System)レシーバ5は、複数のGPS衛星から送信
される電波を受信して演算処理を行うことにより、受信
点の位置(緯度、経度)を求めるものである。CD−R
OMドライブ6は、地図データが記録された記録媒体で
あるCD−ROM7から地図データを読み出すものであ
る。車室内に設置される表示・操作部8は、地図および
自動車の現在走行位置、方位等を表示する液晶ディスプ
レイ8Aと、その前面に配置されたタッチパネル8Bと
を有し、タッチパネル8Bには、表示地図の拡大、縮小
などを指示するためのスイッチ、経路探索を指示するス
イッチ、液晶ディスプレイ8Aに表示された地名の中か
ら目的地を選択するスイッチなどを備えている。装置本
体9は、GPSレシーバ5やCD−ROMドライブ6、
表示・操作部8などとは同軸ケーブルで接続されて、ト
ランクルームなどに配置される。
【0003】装置本体9は、各種の演算を行うCPU
(中央処理装置)10と、CPU10で行う各種の演算
プログラムが記憶された読み出し専用または1回だけ書
き換え可能なメモリであるプログラムROM11と、方
位センサ1、距離センサ2、各種センサ3、GPSレシ
ーバ5、CD−ROMドライブ6等からのデータやCP
U10での演算結果等を記憶する随時書き換え可能なメ
モリであるDRAM12と、装置本体9への電源供給が
停止した際にも必要なデータを保持しておくためのバッ
クアップ用のメモリであるSRAM13と、液晶ディス
プレイ8Aに表示する文字、記号などのパターンを記憶
する読み出し専用メモリである漢字・フォントROM1
4と、地図データや自車の現在位置データなどに基づい
て表示画像を形成するための画像プロセッサ15と、C
PU10から出力される地図データ、現在位置データお
よび漢字・フォントROM14から出力される町名、道
路名などの漢字、フォントを合成して液晶ディスプレイ
8Aに表示する画像メモリであるVRAM16と、VR
AM16の出力データを色信号に変換して液晶ディスプ
レイ8Aに出力するためのRGB変換回路17と、装置
本体9と表示・操作部8、CD−ROMドライブ6およ
びGPSレシーバ5との間の通信を制御する通信インタ
フェース18と、CPU10の指令に基づき所定の音声
メッセージを作成し、作成した音声メッセージをスピー
カ20から出力する音声プロセッサ19とを備えてい
る。このとき出力される音量はSRAM13上に記憶さ
れている固定値である。
(中央処理装置)10と、CPU10で行う各種の演算
プログラムが記憶された読み出し専用または1回だけ書
き換え可能なメモリであるプログラムROM11と、方
位センサ1、距離センサ2、各種センサ3、GPSレシ
ーバ5、CD−ROMドライブ6等からのデータやCP
U10での演算結果等を記憶する随時書き換え可能なメ
モリであるDRAM12と、装置本体9への電源供給が
停止した際にも必要なデータを保持しておくためのバッ
クアップ用のメモリであるSRAM13と、液晶ディス
プレイ8Aに表示する文字、記号などのパターンを記憶
する読み出し専用メモリである漢字・フォントROM1
4と、地図データや自車の現在位置データなどに基づい
て表示画像を形成するための画像プロセッサ15と、C
PU10から出力される地図データ、現在位置データお
よび漢字・フォントROM14から出力される町名、道
路名などの漢字、フォントを合成して液晶ディスプレイ
8Aに表示する画像メモリであるVRAM16と、VR
AM16の出力データを色信号に変換して液晶ディスプ
レイ8Aに出力するためのRGB変換回路17と、装置
本体9と表示・操作部8、CD−ROMドライブ6およ
びGPSレシーバ5との間の通信を制御する通信インタ
フェース18と、CPU10の指令に基づき所定の音声
メッセージを作成し、作成した音声メッセージをスピー
カ20から出力する音声プロセッサ19とを備えてい
る。このとき出力される音量はSRAM13上に記憶さ
れている固定値である。
【0004】図4はCD−ROM7に格納されている地
図データのフォーマットであり、ディスクラベル21
と、描画パラメータ22と、図葉管理情報23と、図葉
24等からなる。図葉24は、背景データ、文字デー
タ、道路データなどが記憶されており、日本全国の地形
図を緯度、経度によって分割した単位地図毎のデータが
記憶されている。またこれら図葉には、狭い地域を細か
く記述した図葉(レベル0)から広い地域を粗く記述し
た図葉(レベル2)までが設定されている。各図葉24
は、同一の地域を記述した3つのビューセット25から
構成されており、ビューセット25は、AよりもB、B
よりもCがより詳細に記述されている。また各ビューセ
ットA、B、Cは、ビューセット管理情報と複数のユニ
ット26から構成されており、各ユニット26は、各ビ
ューセット25の地域を複数に分割した分割地域を記述
したものであり、ユニットヘッダ27、文字レイヤ2
8、背景レイヤ29、道路レイヤ30、VICSリンク
対応レイヤ31、オプションレイヤ32などから構成さ
れている。文字レイヤ28には、地図に表示される地
名、道路名、施設名などが記録され、背景レイヤ29に
は、道路、施設などを描画するためのデータが記録さ
れ、また道路レイヤ30には、図5に示すように、交差
点を含む道路を記述する座標点(ノード)と線(リン
ク)に関するデータ、例えばノードのノード番号、緯
度、経度、リンクのリンク番号、リンク距離などが記録
されている。図5において、白丸(○)はノードを示
し、ノード間の線はリンクを示している。また、ノード
番号4の黒丸(●)は交差点ノードを示している。な
お、道路レイヤ30に記録されたデータは、地図表示に
は直接関与せず、マップマッチングのための道路網情報
として使用されるものである。
図データのフォーマットであり、ディスクラベル21
と、描画パラメータ22と、図葉管理情報23と、図葉
24等からなる。図葉24は、背景データ、文字デー
タ、道路データなどが記憶されており、日本全国の地形
図を緯度、経度によって分割した単位地図毎のデータが
記憶されている。またこれら図葉には、狭い地域を細か
く記述した図葉(レベル0)から広い地域を粗く記述し
た図葉(レベル2)までが設定されている。各図葉24
は、同一の地域を記述した3つのビューセット25から
構成されており、ビューセット25は、AよりもB、B
よりもCがより詳細に記述されている。また各ビューセ
ットA、B、Cは、ビューセット管理情報と複数のユニ
ット26から構成されており、各ユニット26は、各ビ
ューセット25の地域を複数に分割した分割地域を記述
したものであり、ユニットヘッダ27、文字レイヤ2
8、背景レイヤ29、道路レイヤ30、VICSリンク
対応レイヤ31、オプションレイヤ32などから構成さ
れている。文字レイヤ28には、地図に表示される地
名、道路名、施設名などが記録され、背景レイヤ29に
は、道路、施設などを描画するためのデータが記録さ
れ、また道路レイヤ30には、図5に示すように、交差
点を含む道路を記述する座標点(ノード)と線(リン
ク)に関するデータ、例えばノードのノード番号、緯
度、経度、リンクのリンク番号、リンク距離などが記録
されている。図5において、白丸(○)はノードを示
し、ノード間の線はリンクを示している。また、ノード
番号4の黒丸(●)は交差点ノードを示している。な
お、道路レイヤ30に記録されたデータは、地図表示に
は直接関与せず、マップマッチングのための道路網情報
として使用されるものである。
【0005】次に、上記のように構成された車載用ナビ
ゲーション装置の動作について説明する。図3におい
て、まず、装置の電源を投入し、ディスプレイ8A上の
案内に従ってタッチパネル8Bにより目的地を入力す
る。車両が走行を開始すると、方位センサ1の出力およ
び距離センサ2の出力が、センサ処理部4を介してCP
U10に送られ。CPU10では、自車の現在位置の演
算が行われ、現在位置の緯度および経度を求めるととも
に、GPSレシーバ5からのデータに基づき現在位置の
補正が行われる。このようにして求められた現在位置に
対応するユニットの地図データが、CD−ROMドライ
ブ6によってCD−ROM7から読み出され、その地図
データが通信インタフェース18を介してDRAM12
に格納される。DRAM12に格納された地図データの
一部は、CPU10によって読み出され、画像プロセッ
サ15により画像データに変換され、VRAM16に書
き込まれる。VRAM16に格納された画像データは、
RGB変換回路17で色信号に変換されて液晶ディスプ
レイ8Aに送られ、現在位置を含む所定範囲の地図が表
示される。またDRAM12から読み出された地図デー
タに文字コード、記号コードが含まれている場合は、こ
れら文字コード、記号コードに対応するパターンが漢字
・フォントROM14から読み出され、液晶ディスプレ
イ8A上に地図とともに表示される。さらに、CPU1
0の経路探索機能によって算出された現在位置から目的
地までの案内経路が地図上に重ねて表示される。そし
て、自動車の走行に伴って順次求められる走行速度、走
行方位に基づき、液晶ディスプレイ8Aに表示される現
在位置が順次変更されていく。
ゲーション装置の動作について説明する。図3におい
て、まず、装置の電源を投入し、ディスプレイ8A上の
案内に従ってタッチパネル8Bにより目的地を入力す
る。車両が走行を開始すると、方位センサ1の出力およ
び距離センサ2の出力が、センサ処理部4を介してCP
U10に送られ。CPU10では、自車の現在位置の演
算が行われ、現在位置の緯度および経度を求めるととも
に、GPSレシーバ5からのデータに基づき現在位置の
補正が行われる。このようにして求められた現在位置に
対応するユニットの地図データが、CD−ROMドライ
ブ6によってCD−ROM7から読み出され、その地図
データが通信インタフェース18を介してDRAM12
に格納される。DRAM12に格納された地図データの
一部は、CPU10によって読み出され、画像プロセッ
サ15により画像データに変換され、VRAM16に書
き込まれる。VRAM16に格納された画像データは、
RGB変換回路17で色信号に変換されて液晶ディスプ
レイ8Aに送られ、現在位置を含む所定範囲の地図が表
示される。またDRAM12から読み出された地図デー
タに文字コード、記号コードが含まれている場合は、こ
れら文字コード、記号コードに対応するパターンが漢字
・フォントROM14から読み出され、液晶ディスプレ
イ8A上に地図とともに表示される。さらに、CPU1
0の経路探索機能によって算出された現在位置から目的
地までの案内経路が地図上に重ねて表示される。そし
て、自動車の走行に伴って順次求められる走行速度、走
行方位に基づき、液晶ディスプレイ8Aに表示される現
在位置が順次変更されていく。
【0006】図5において、太い線は経路探索の結果選
択された案内経路を示しており、ユニット(2)のノー
ド1→2→3→4→5→6からユニット(1)のノード
123678の経路が選択された案内経路であることを
示している。案内経路が選択されると、交差点ノード
(ユニット(2)のノード4およびユニット(1)のノ
ード3)の手前およそ700m、300m、100mに
誘導ポイント(案内ポイントA、B、Cが設定される。
自車の走行に伴って、現在位置が誘導ポイントAに到達
すると、所定の音声メッセージ、例えば「およそ700
mで左方向です」と音声で案内が行われる。同様に、誘
導ポイントB、Cに到達すると、それぞれ「およそ30
0mで左方向です」、「まもなく左方向です」と音声で
案内が行われる。
択された案内経路を示しており、ユニット(2)のノー
ド1→2→3→4→5→6からユニット(1)のノード
123678の経路が選択された案内経路であることを
示している。案内経路が選択されると、交差点ノード
(ユニット(2)のノード4およびユニット(1)のノ
ード3)の手前およそ700m、300m、100mに
誘導ポイント(案内ポイントA、B、Cが設定される。
自車の走行に伴って、現在位置が誘導ポイントAに到達
すると、所定の音声メッセージ、例えば「およそ700
mで左方向です」と音声で案内が行われる。同様に、誘
導ポイントB、Cに到達すると、それぞれ「およそ30
0mで左方向です」、「まもなく左方向です」と音声で
案内が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、音声案内における音声メッセージの音量
が固定であり、車内がうるさい場合は、音声案内が聞き
取りにくいという問題があった。このような場合に備え
て、利用者が音量を調整できるようにした装置も提案さ
れているが、走行中にボリュームを調整することは好ま
しくないし、調整が終わったときには、すでに音声案内
も終わっていることもあるし、同乗者によって車内の騒
音が一時的に大きくなった場合には、調整した後の音量
は大きすぎるため、再び音量を下げなければならないと
いう問題があった。
来の装置では、音声案内における音声メッセージの音量
が固定であり、車内がうるさい場合は、音声案内が聞き
取りにくいという問題があった。このような場合に備え
て、利用者が音量を調整できるようにした装置も提案さ
れているが、走行中にボリュームを調整することは好ま
しくないし、調整が終わったときには、すでに音声案内
も終わっていることもあるし、同乗者によって車内の騒
音が一時的に大きくなった場合には、調整した後の音量
は大きすぎるため、再び音量を下げなければならないと
いう問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、案内経路上の曲折交差点における進行方向を案
内する音声案内の音量を、車内の騒音に合わせて自動的
に調整することのできる走行経路案内装置を提供するも
のである。
であり、案内経路上の曲折交差点における進行方向を案
内する音声案内の音量を、車内の騒音に合わせて自動的
に調整することのできる走行経路案内装置を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の走行経路案内装
置は、記録媒体から地図データを読み出す地図データ読
出手段と、車両の現在位置を求める現在位置演算手段
と、前記求められた現在位置に対応して前記記憶媒体か
ら読み出された地図データを車両の現在位置とともに表
示する表示手段と、目的地を設定可能な操作入力手段
と、車両の現在位置から設定された目的地までの経路を
探索して前記表示手段に表示する経路探索手段と、前記
探索された経路上の現在位置近傍の曲折交差点の曲折方
向を音声によって案内する音声案内手段と、車内の騒音
レベルを計測する音量計測手段と、前記計測された騒音
レベルに応じて前記音声案内手段が出力する音声の音量
を調整する音量調整手段とを備えた構成を有している。
この構成により、車内の騒音が大きい場合でも、聞き取
りやすい音量で音声案内を聞くことができることとな
る。
置は、記録媒体から地図データを読み出す地図データ読
出手段と、車両の現在位置を求める現在位置演算手段
と、前記求められた現在位置に対応して前記記憶媒体か
ら読み出された地図データを車両の現在位置とともに表
示する表示手段と、目的地を設定可能な操作入力手段
と、車両の現在位置から設定された目的地までの経路を
探索して前記表示手段に表示する経路探索手段と、前記
探索された経路上の現在位置近傍の曲折交差点の曲折方
向を音声によって案内する音声案内手段と、車内の騒音
レベルを計測する音量計測手段と、前記計測された騒音
レベルに応じて前記音声案内手段が出力する音声の音量
を調整する音量調整手段とを備えた構成を有している。
この構成により、車内の騒音が大きい場合でも、聞き取
りやすい音量で音声案内を聞くことができることとな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1に示すように、本発明の走行
経路案内装置は、CD−ROMやDVD−ROMなどの
記録媒体から地図データを読み出す地図データ読出手段
101と、車両の現在位置を求める現在位置演算手段1
02と、求められた現在位置に対応して記憶媒体から読
み出された地図データを車両の現在位置とともに表示す
る表示手段103と、目的地を設定可能な操作入力手段
104と、車両の現在位置から設定された目的地までの
経路を探索して表示手段103に表示する経路探索手段
105と、探索された経路上の現在位置近傍の曲折交差
点の曲折方向を音声によって案内する音声案内手段10
6と、車両内外の騒音レベルを計測するマイクロホンを
備えた音量計測手段107と、計測された騒音レベルに
応じて音声案内手段106が出力する音声の音量を調整
する音量調整手段108と、これら各手段が接続され
て、装置全体を制御するCPUからなる制御手段109
とを備えている。
を参照して説明する。図1に示すように、本発明の走行
経路案内装置は、CD−ROMやDVD−ROMなどの
記録媒体から地図データを読み出す地図データ読出手段
101と、車両の現在位置を求める現在位置演算手段1
02と、求められた現在位置に対応して記憶媒体から読
み出された地図データを車両の現在位置とともに表示す
る表示手段103と、目的地を設定可能な操作入力手段
104と、車両の現在位置から設定された目的地までの
経路を探索して表示手段103に表示する経路探索手段
105と、探索された経路上の現在位置近傍の曲折交差
点の曲折方向を音声によって案内する音声案内手段10
6と、車両内外の騒音レベルを計測するマイクロホンを
備えた音量計測手段107と、計測された騒音レベルに
応じて音声案内手段106が出力する音声の音量を調整
する音量調整手段108と、これら各手段が接続され
て、装置全体を制御するCPUからなる制御手段109
とを備えている。
【0011】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。ナビゲーション装置としての機能、すなわち、GP
S受信機などのデータから現在位置演算手段102が自
車の現在位置を算出し、この現在位置を基に地図データ
読出手段101が対応する地図データを読み出し、表示
手段103に自車の現在位置とともに表示するととも
に、現在位置から操作入力手段104により入力された
目的地までの案内経路を経路探索手段105が算出して
表示手段104に表示する。そして、案内経路上の交差
点に差し掛かったときに、音声案内手段106により音
声案内が出力される。
る。ナビゲーション装置としての機能、すなわち、GP
S受信機などのデータから現在位置演算手段102が自
車の現在位置を算出し、この現在位置を基に地図データ
読出手段101が対応する地図データを読み出し、表示
手段103に自車の現在位置とともに表示するととも
に、現在位置から操作入力手段104により入力された
目的地までの案内経路を経路探索手段105が算出して
表示手段104に表示する。そして、案内経路上の交差
点に差し掛かったときに、音声案内手段106により音
声案内が出力される。
【0012】次に、図2を参照して音声案内における音
量調整について説明する。図2において、まずステップ
S1で、音量計測手段107のマイクロホンを通じて車
内の騒音レベルを計測する。次にステップS2で、現在
の音量に適応する車内騒音レベルの範囲をプログラムR
OMから読み出す。次に、ステップS3で、ステップS
1で取得した騒音レベルが、ステップS2で取得した現
在の音量に適応する車内騒音レベルの範囲を越えている
かをどうかを判定する。判定の結果、ステップS4で
は、範囲の上限を越えていれば、音声案内の音量を1ス
テップアップし、範囲の下限を越えていれば、音声案内
の音量を1ステップダウンし、再度ステップS3に戻
り、車内騒音レベルに現在の調整した音量が適応するま
で、以上の処理を繰り返す。最終的に適応した場合は、
ステップS5で、その音量を決定してメモリ(図3のS
RAM13に相当)に保存し、ステップS1に戻る。こ
の一連の流れは、一定の時間間隔を置いて繰り返すもの
である。
量調整について説明する。図2において、まずステップ
S1で、音量計測手段107のマイクロホンを通じて車
内の騒音レベルを計測する。次にステップS2で、現在
の音量に適応する車内騒音レベルの範囲をプログラムR
OMから読み出す。次に、ステップS3で、ステップS
1で取得した騒音レベルが、ステップS2で取得した現
在の音量に適応する車内騒音レベルの範囲を越えている
かをどうかを判定する。判定の結果、ステップS4で
は、範囲の上限を越えていれば、音声案内の音量を1ス
テップアップし、範囲の下限を越えていれば、音声案内
の音量を1ステップダウンし、再度ステップS3に戻
り、車内騒音レベルに現在の調整した音量が適応するま
で、以上の処理を繰り返す。最終的に適応した場合は、
ステップS5で、その音量を決定してメモリ(図3のS
RAM13に相当)に保存し、ステップS1に戻る。こ
の一連の流れは、一定の時間間隔を置いて繰り返すもの
である。
【0013】なお、以上の説明は、通常使用状態におけ
る車内騒音レベルに基づいた音量調整であり、調整した
音量レベルをメモリに保存しておくことにより、以降は
この音量レベルで音声案内が行われることになる。した
がって、従来技術の項で説明した図5の案内経路上の
A、B、Cで所定の音声案内を図3の音声プロセッサ1
9で作成するが、このとき出力する音量は、このメモリ
に保存されたものとなり、車内の騒音に適応した音量と
なっている。
る車内騒音レベルに基づいた音量調整であり、調整した
音量レベルをメモリに保存しておくことにより、以降は
この音量レベルで音声案内が行われることになる。した
がって、従来技術の項で説明した図5の案内経路上の
A、B、Cで所定の音声案内を図3の音声プロセッサ1
9で作成するが、このとき出力する音量は、このメモリ
に保存されたものとなり、車内の騒音に適応した音量と
なっている。
【0014】別の方法として、車内の騒音が一時的に大
きくなった場合には、調整した音量レベルを一時的にメ
モリに保存した後は、元の音量レベルに戻すようにして
もよい。
きくなった場合には、調整した音量レベルを一時的にメ
モリに保存した後は、元の音量レベルに戻すようにして
もよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、車内の
騒音レベルを測定して、その騒音レベルに適応するよう
に音声案内の音量を自動的に調整するので、案内経路上
の曲折交差点に接近した場合の音声案内を聞き取りやす
い音量で聞くことができるという効果を有する。
騒音レベルを測定して、その騒音レベルに適応するよう
に音声案内の音量を自動的に調整するので、案内経路上
の曲折交差点に接近した場合の音声案内を聞き取りやす
い音量で聞くことができるという効果を有する。
【図1】本発明の実施の形態における走行経路案内装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における音量調整における
処理を示すフロー図
処理を示すフロー図
【図3】従来の車載用ナビゲーション装置の概略構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図4】記録媒体に記録された地図データの構造を示す
模式図
模式図
【図5】記録媒体に記録された地図データ内の道路ネッ
トワークデータを示す模式図
トワークデータを示す模式図
101 地図データ読出手段 102 現在位置演算手段 103 表示手段 104 操作入力手段 105 経路探索手段 106 音声案内手段 107 音量計測手段 108 音量調整手段 109 制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 記録媒体から地図データを読み出す地図
データ読出手段と、車両の現在位置を求める現在位置演
算手段と、前記求められた現在位置に対応して前記記憶
媒体から読み出された地図データを車両の現在位置とと
もに表示する表示手段と、目的地を設定可能な操作入力
手段と、車両の現在位置から設定された目的地までの経
路を探索して前記表示手段に表示する経路探索手段と、
前記探索された経路上の現在位置近傍の曲折交差点の曲
折方向を音声によって案内する音声案内手段と、車内の
騒音レベルを計測する音量計測手段と、前記計測された
騒音レベルに応じて前記音声案内手段が出力する音声の
音量を調整する音量調整手段とを備えた走行経路案内装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26058599A JP2001082976A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | 走行経路案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26058599A JP2001082976A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | 走行経路案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001082976A true JP2001082976A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17349998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26058599A Pending JP2001082976A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | 走行経路案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001082976A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004086358A1 (en) * | 2003-03-25 | 2004-10-07 | International Business Machines Corporation | Compensating for ambient noise levels in text-to-speech applications |
JP2005252538A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Alpine Electronics Inc | 音声明瞭度改善装置及び音声明瞭度改善方法 |
US8306825B2 (en) | 2007-04-09 | 2012-11-06 | Denso Corporation | Voice guidance system for vehicle |
WO2023157101A1 (ja) * | 2022-02-15 | 2023-08-24 | パイオニア株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体 |
-
1999
- 1999-09-14 JP JP26058599A patent/JP2001082976A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004086358A1 (en) * | 2003-03-25 | 2004-10-07 | International Business Machines Corporation | Compensating for ambient noise levels in text-to-speech applications |
US6988068B2 (en) | 2003-03-25 | 2006-01-17 | International Business Machines Corporation | Compensating for ambient noise levels in text-to-speech applications |
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