JP2001082874A - 温風除湿乾燥装置 - Google Patents

温風除湿乾燥装置

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JP2001082874A
JP2001082874A JP25952599A JP25952599A JP2001082874A JP 2001082874 A JP2001082874 A JP 2001082874A JP 25952599 A JP25952599 A JP 25952599A JP 25952599 A JP25952599 A JP 25952599A JP 2001082874 A JP2001082874 A JP 2001082874A
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JP
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air
drying
dehumidifying
heating
drying apparatus
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Takashi Irie
孝 入江
Shuichiro Motoyama
修一郎 本山
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深夜電力を用いることにより、ランニングコ
ストが安く、温風乾燥を同時に行うことが可能な温風除
湿乾燥装置の提供。 【解決手段】 吸着材を加熱し、この結果生ずる熱を利
用して、乾燥および/または暖房を行う過程と、衣類な
どの乾燥室のように大量の水蒸気を含む場所の空気を強
制的に吸着槽内に供給し、発生する吸着熱で強制的に吹
き込んだ空気を暖め、その乾燥され、暖められた空気を
衣類などの乾燥を行う過程とからなる二つの過程を独立
に運転状況に応じて切り替えることのできるシステムを
組み込んだ温風除湿乾燥装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、吸着材が有する
水蒸気を吸着するときに発熱するという性質を利用し
て、衣類の水分を吸着材に吸着させ、その際発生する熱
を活用した乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】 現在実用化されている温風暖房機およ
び/または乾燥装置には、除湿機、温風乾燥除湿機、ゼ
オライトを利用した乾燥装置等がある。除湿機の場合に
は、コンプレッサーを使用して冷所と暖所とを人工的に
作り出し、空気をまず冷所を通して空気中に含まれる水
分を凝縮させ脱水し、脱水された空気を暖所を通して乾
燥させ機外に放出するという構成を取っている。また、
温風乾燥除湿機の場合には、除湿器にヒータを取り付
け、乾燥温風を得て、これを機外に放出するという構成
を取っている。また、乾燥にゼオライトを利用した装置
としては、ヒータで加熱させた空気を送りゼオライトの
温度を上昇させ、吸着されている水分を放出させ、その
水分を熱交換機で凝縮させ水分を分離し、この水分を分
離した空気をまたヒータに戻すための回路1と、室内空
気を凝縮器を通して、その際発生する凝縮熱で室内空気
を暖め、ついでゼオライト槽を通して、暖められた空気
が含む水分をゼオライトに吸着させることにより除湿す
るための回路2とから構成されており、この両回路によ
りゼオライトの脱水と吸着を並行して行うことにより、
連続運転できるように構成されている装置である。従っ
て、両回路を同時に作動させる必要があるために、乾燥
時に大きな電力を消費するという欠点がある。勿論、安
価な深夜電力を利用してランニングコストを安くする構
成にはなって居らず、また電力ピークが発生する時間帯
での乾燥を少ない電力で行うようには構成されていな
い。
【0003】 一方、従来からある風呂場等で使用され
ている乾燥機としては、電気式の除湿乾燥機、または、
ガスあるいは灯油式の温風乾燥機がある。電気式の場
合、温風を発生させて除湿乾燥を行うものは、熱効率が
必ずしも高くないことなどから、電気代が高価となり、
結果としてランニングコストが非常に高くなるという問
題がある。除湿のみを行う場合は、ランニングコストは
安いものの、積極的に乾燥を行うことはできないので、
乾燥機としての使用には限界がある。ところで、ガス、
あるいは、灯油式は、ランニングコストは、電気式のも
のと比較すれば、安いものの、温風を出すだけであり、
結果として高温多湿状態を作り出す。従って、乾燥機と
して用いる場合は水分を系外に放出する機構が必要であ
り、機器の複雑化を招くという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従って、本発明は、
消費電力が大きい脱水過程と消費電力の少ない吸着過程
とをそれぞれ独立に任意の時間帯に行うことができ、ま
た、吸着材の脱水時に発生する熱を使い脱水を行うこと
ができ、ランニングコストが安く、除湿と温風出力とを
同時に行うことが可能な温風除湿乾燥装置を提供するこ
とにある。さらに、低電力で乾燥できることを利用した
ピークカット対応、また、深夜電力を用いることができ
るようなシステムを利用することにより、より一層ラン
ニングコストを安くすることができる温風除湿乾燥装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明者等は、上記の
様な現状に鑑みて種々検討した結果、吸着材を加熱し、
この結果生ずる熱を利用して、乾燥および/または暖房
を行う過程と、水蒸気を含む空気を強制的に吸着槽
(1)内に送り込み水蒸気を吸着材に吸着させると同時
に、発生する吸着熱で強制的に送り込んだ空気を暖め、
その乾燥され、暖められた空気により乾燥を行う過程と
からなる二つの過程を運転状況に応じて切り替えること
ができ、かつ、任意の時間に動作させることができるシ
ステムを組み込んだ温風除湿乾燥装置が上記の課題を解
決できることを見いだして、本発明を完成させたもので
ある。かくして、水分除去を伴う乾燥と水分蒸発を促進
できる温度の供給が可能となり、効率の良い乾燥が可能
となる。勿論、脱水時においては、乾燥を必要としない
ことも多く、そのような場合には、暖房に使用すること
も可能である。本発明に係る温風除湿乾燥装置の場合に
は、吸着材からの吸着された水分の除去に深夜電力を利
用することにより、ランニングコストをより一層安く押
さえることが可能となる。また、電力ピークが発生する
時間帯での乾燥を低電力で行うことができピークシフト
効果も有する。
【0006】 さらには、該吸着槽(1)が加熱手段を
組み込んだものであり、送風手段(2)、および放熱凝
縮手段(3)を含む温風除湿乾燥装置が、第三には、二
つの過程を運転状況に応じて切り替えることのできる様
に組み込まれた該システムを吸着材の加熱を予め定めら
れた時間帯に行う様に作動させることにより吸着材を加
熱し、この結果生ずる熱を利用して、乾燥および/また
は暖房を行う過程と、水蒸気を含む空気を強制的に吸着
槽内に送り込み水蒸気を吸着させると同時に、発生する
吸着熱で強制的に送り込んだ空気を暖め、その乾燥さ
れ、暖められた空気により乾燥を行う過程とを作動させ
ることからなる温風除湿乾燥装置が、第四には、予め定
められた時間が深夜電力が利用できる時間帯である温風
除湿乾燥装置が、第五には、吸着槽(1)と外気とのや
りとりを制御する手段が組み込まれた温風除湿乾燥装置
が、第六には、送風機の運転に連動して、吸着槽(1)
と外気とのやりとりを制御する手段の開閉機構が開閉す
ることよりなる温風除湿乾燥装置が、第七には、該外気
とのやりとりを制御する手段が送風手段(2)により送
られてくる空気の風圧に応じて開く構造を有するもので
ある温風除湿乾燥装置が、第八には、吸着材がゼオライ
トである温風除湿乾燥装置が提供されることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】 本発明に係る温風除湿乾燥装置
は、基本構成として、図1に模式的に示したように、加
熱手段(5)が組み込まれた吸着槽(1)、送風手段
(2)、放熱凝縮手段(3)、および吸着材を加熱し、
この結果生ずる熱を利用して、乾燥および/または暖房
を行う過程と、水蒸気を含む空気を強制的に吸着槽
(1)内に送り込み水蒸気を吸着材に吸着させると同時
に、発生する吸着熱で強制的に送り込んだ空気を暖め、
その乾燥され、暖められた空気により乾燥を行う過程と
からなる二つの過程を運転状況に応じて、切り替えるこ
とのできるシステムとしての予め定められた時間帯のみ
加熱手段(5)を作動させる手段(4)からなる。送風
手段(2)としては、運転状況に応じて送風量を調整で
きる手段が組み込まれた送風機等が好適に使用できる。
この様な送風手段は、公知である。放熱凝縮手段(3)
としては、コンデンサー等が好適に使用できる。予め定
められた時間帯のみ加熱手段(5)を作動させる手段
(4)としては、所定の時間帯、例えば、深夜電力を使
用するモードに切り替える時間を予めインプットするこ
とができる機能、あるいは、自動的に時間の変化や湿度
の変化が感知できるセンサ機能等を組み込んだCPU等
が好適に使用できる。なお、本発明に係る温風除湿乾燥
装置を浴室などの暖房をかねて使用する場合には、使用
目的に応じて、送風する空気の取り入れ口、および吸着
槽(1)を通過した空気の吹き出し口を切り替えること
ができる手段が組み込まれていることが好ましい。かか
る切り替え手段としては、流路切り替え弁等が挙げられ
る。その他の部品、手段等は、その機能、配置等に応じ
て通常の空調機に使用されるものと同様のものを使用す
ればよい。
【0008】 運転状況によっては、深夜電力を利用し
て吸着材を乾燥させた後、直ちに、乾燥および/または
暖房のための運転を開始する必要がない場合には、吸着
槽に外気が入り込まないように、吸着槽(1)と外気と
のやりとりを制御する手段(図示せず)を設けてもよ
い。というのは、所定の時間帯、例えば、深夜電力にて
脱水を行ったとしても、本発明に係る温風除湿乾燥装置
を湿度の多い場所に外気と自由に連通できる状態で放置
すると、その間に吸着材が水分を吸ってしまい、いざ運
転をしようとしたときに、温風乾燥を行えない可能性が
あるからである。吸着材としては、ゼオライト、活性
炭、シリカゲル、活性アルミナなどが好適に使用でき
る。ただし、吸着槽(1)と外気とのやりとりを制御す
る手段は、吸着槽を完全に密閉状態にする必要はなく、
室内空気の出入りを防止できる手段であれば充分であ
り、この様なものとしては、換気扇等に適用されている
送風開閉装置等が挙げられる。なお、この吸着槽(1)
と外気とのやりとりを制御する手段は、送風手段と連動
させることが好ましい。即ち、送風時には吸着槽(1)
と外気とのやりとりを制御する手段を解除し、送風を停
止した状態では、吸着槽(1)と外気とのやりとりを制
御する手段が、作動し、吸着槽を外気とは遮断された状
態保持する。さらに好ましくは、吸着槽(1)と外気と
のやりとりを制御する手段としては、一定以上の風圧に
達したときに、風圧を受けて開放する有圧ファンのシャ
ッターを使用する。
【0009】 本発明に係る温風除湿乾燥装置の運転サ
イクルは、吸着材、例えば、ゼオライトの脱水過程と、
吸着材に蒸気を吸着させる吸着過程とからなる。ところ
で、脱水過程は消費電力が大きいので、電力使用のピー
ク時をさけて、消費電力の少ない吸着過程とをそれぞれ
独立に任意の時間帯に行うことができるように、二つの
過程を運転状況に応じて、切り替えることのできるシス
テムとしての予め定められた時間帯のみ加熱手段(5)
を作動させる手段(4)として予めプログラミングされ
たCPU等の装置を本発明に係る温風除湿乾燥装置に取
り付けておくことが好ましい。かくして、電力ピークが
発生する時間帯には、消費電力の少ない吸着過程を作動
させることにより、本発明に係る温風除湿乾燥装置を低
電力で作動させることが可能となる。従って、消費電力
が大きい脱水過程は、より安価な電力の使用が可能な深
夜電力を利用して、吸着材の脱水を行うことが好まし
い。即ち、予め定められた時間帯のみ加熱手段(5)を
作動させる手段(4)からの指示により、深夜電力を利
用して、吸着槽(1)中に設けられた加熱手段(5)を
加熱し、同槽内に収納されている吸着材を加熱し、吸着
されている水を脱水する。
【0010】 吸着材からの脱水、換言すれば、吸着材
の乾燥をスムーズに行えるように、送風手段(2)を作
動させて、吸着槽内に空気を送くる。このとき、吸着材
に吸着されていた水が加熱され、送り込まれた空気と一
緒になって、高温高湿の空気となって吸着槽(1)から
放出される。この空気を直ちに放熱凝縮手段(3)に通
して、水分を凝縮するとともに、この空気を高温状態
(通常は150℃程度)から、使用目的に応じて、換言
すれば、乾燥効率と被送風部屋の使用目的を考慮して適
温に冷却して、室内に放出する。乾燥室の場合には、放
出空気の温度は、大凡80℃である。寝室などの暖房に
使用するときには、40℃程度とすることが好ましい。
凝縮されて生成した水はドレイン(図示せず)に流す。
この過程においては、上述の如く、衣類乾燥や、室内の
暖房も可能である。しかし、この過程では、温風乾燥と
なり、積極的に除湿することはできない。
【0011】 一方、消費電力の少ない吸着過程におい
ては、任意の時間帯に、より具体的には運転状況に応じ
て、より好ましい時間帯に送風手段(2)を作動させ
て、室内空気を吸着槽内を通すことにより、吸着熱が発
生し、空気はその吸着熱を奪い、高温乾燥空気となり放
出される。この場合には、放熱凝縮手段(3)は、専
ら、放出する空気の温度調整にのみ使用される。なお、
この熱により、例えば、乾燥室が暖められると同時に、
衣類の乾燥も促進される。その際、衣類から蒸発した水
分により部屋は多湿状態となるが、この水分はまた吸着
材により吸着され、結果として、この過程においては、
高温乾燥状態が維持される。勿論、吸着過程を浴室の暖
房に利用してもよく、この場合には、湯気を含む浴室内
の空気を、送風手段(2)を作動させて、吸着材槽内に
強制的に送り、そこで、水分は、吸着材に吸着され、空
気は、吸着熱により暖められ浴室の暖房に使用される。
【0012】
【実施例】 以下本発明に係る温風除湿乾燥装置の作動
例を示して本発明をさらに説明するが、本発明はこの作
動例により何ら限定されるものでないことはいうまでも
ない。 (作動例1)深夜電力が使える23時より脱水を開始
し、乾燥室の温度を上昇させる。乾燥室の温度が衣類か
ら水分を蒸発させるに充分な温度となった時点で、吸着
過程に切り替え、高温加熱と除湿を行い衣類の乾燥を深
夜に完了させる。この状態で、吸着槽(1)と外気との
やりとりを制御する手段を作動させて外気との交換を遮
断することが好ましい。 (作動例2)深夜電力が使える23時から7時までの間
に脱水を行い乾燥室の温度を上昇させ衣類の乾燥を行
う。昼間および/または夕方吸着を行うことにより衣類
の乾燥を行う。この際に、入浴時には、浴室や脱衣場と
の空気を吸入して浴室、および脱衣場などの暖房を行
う。
【0013】 次に、実施例をあげて、さらに本発明に
係る温風除湿乾燥装置について説明する。 (実施例)図2(a)および(b)に模式的に示した、
容量が50Wの送風ファン付きで、ゼオライト4A型1
0kgを吸着材として使用した本発明に係る温風除湿乾
燥装置(幅:350mm×長さ:220mm×高さ:6
80mm)を使用して、Tシャツ16枚を床面積4.0
2、容積8.4m2の乾燥室に収容して乾燥した。Tシ
ャツ16枚のそのものの重量は、約2kgで、同シャツ
に吸着されている水分量は、約1kgで、乾燥開始前の
シャツ総重量は約3kgであった。乾燥室の乾燥開始前
の温度は31℃、乾燥室の乾燥開始前の相対湿度は72
%、乾燥開始前の乾燥室外の温度は31℃、乾燥開始前
の乾燥室外の相対湿度は72%であった。乾燥状態を経
時的測定した結果を図3示した。なお、乾燥機をつけな
いで乾燥室に収納したTシャツを乾燥したときの乾燥状
態の経過をあわせて図3に示した。本発明に係る温風除
湿乾燥装置を使用した場合には、約2時間後には、完全
に乾燥した。また、2時間経過後の乾燥室の温度は40
℃、乾燥室の相対湿度は9%であった。しかし、本発明
に係る温風除湿乾燥装置を使用しない場合には、3.5
時間を経過しても、完全には乾燥しなかった。また、図
2に示したように吸着槽内の3カ所に熱電対(8)を3
カ所設け、乾燥機内部の温度変化を測定した。その結果
は、図4に示す。乾燥室内の温度と湿度の変化も共に図
4に示す。
【0014】
【発明の効果】 本発明に係る温風除湿乾燥装置によれ
ば、装置の構造も簡単で、消費電力が大きい脱水過程と
消費電力の少ない吸着過程とをそれぞれ独立に任意の時
間帯に行うことができるので、電力ピークが発生する時
間帯には低電力で作動させることが可能なことに加え、
さらに、深夜電力を用いることによりランニングコスト
が安く、また、吸着過程では、脱水と加熱を同時に行う
ことができるので、エネルギー効率がよい。また、空調
機器のCOP(暖房エネルギー/電気エネルギー)とし
ては、1.3ぐらいとなり、炭酸ガスの削減に貢献でき
るというメリットも発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る温風除湿乾燥装置の一態様を示
す構成図である。
【図2】 (a)は実施例で使用した本発明に係る温風
除湿乾燥装置の正面の断面の構成図を、(b)は実施例
で使用した本発明に係る温風除湿乾燥装置の横の断面の
構成図を示す。
【図3】 実施例における乾燥状況を経時的に示したグ
ラフである。
【図4】 乾燥機内部の温度変化と、乾燥室内の温度と
湿度の変化を経時的に示したグラフである。
【符号の説明】
1…吸着槽、2…送風手段、3…放熱凝縮手段、4…予
め定められた時間帯のみ加熱手段を作動させる手段、5
…加熱手段、6…吸着材、7…送風口、8…熱電対。
フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA01 AB03 AC08 AC16 AC26 AC29 AC48 AC49 AC50 AC52 AC57 AC63 AC67 AC78 AC79 BA02 BA14 CA08 CA09 CB05 CB17 CB23 CB24 CB28 CB34 CB35 CB36 DA02 DA06 DA13 DA26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着材を加熱し、この結果生ずる熱を利
    用して、乾燥および/または暖房を行う過程と、水蒸気
    を含む空気を強制的に吸着槽(1)内に送り込み水蒸気
    を吸着材に吸着させると同時に、発生する吸着熱で強制
    的に送り込んだ空気を暖め、その乾燥され、暖められた
    空気により乾燥を行う過程とからなる二つの過程を運転
    状況に応じて切り替えることのできるシステムを組み込
    んでなる温風除湿乾燥装置。
  2. 【請求項2】 該吸着槽(1)が加熱手段を組み込んだ
    ものであり、さらに送風手段(2)、および放熱凝縮手
    段(3)を含む請求項1に記載の温風除湿乾燥装置。
  3. 【請求項3】 二つの過程を運転状況に応じて切り替え
    ることのできる様に組み込まれた該システムを吸着材の
    加熱を予め定められた時間帯に行う様に作動させること
    により吸着材を加熱し、この結果生ずる熱を利用して、
    乾燥および/または暖房を行う過程と、 水蒸気を含む空気を強制的に吸着槽内に送り込み水蒸気
    を吸着させると同時に、発生する吸着熱で強制的に送り
    込んだ空気を暖め、その乾燥され、暖められた空気によ
    り乾燥を行う過程と、を作動させることからなる請求項
    1または2に記載の温風除湿乾燥装置。
  4. 【請求項4】 予め定められた時間が深夜電力が利用で
    きる時間帯である請求項3に記載の温風除湿乾燥装置。
  5. 【請求項5】 吸着槽(1)と外気とのやりとりを制御
    する手段が組み込まれた請求項1〜4の何れか1項に記
    載の温風除湿乾燥装置。
  6. 【請求項6】 送風機の運転に連動して、吸着槽(1)
    と外気とのやりとりを制御する手段の開閉機構が開閉す
    ることよりなる請求項5に記載の温風除湿乾燥装置。
  7. 【請求項7】 該外気とのやりとりを制御する手段が送
    風手段(2)により送られてくる空気の風圧に応じて開
    く構造を有するものである請求項6に記載の温風除湿乾
    燥装置。
  8. 【請求項8】 吸着材がゼオライトである請求項1〜7
    の何れか1項に記載の温風除湿乾燥装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1320327C (zh) * 2003-11-10 2007-06-06 尹进福 溶液除湿干燥装置

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