JP2001082266A - ディーゼルエンジンの始動補助装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの始動補助装置

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JP2001082266A
JP2001082266A JP26253899A JP26253899A JP2001082266A JP 2001082266 A JP2001082266 A JP 2001082266A JP 26253899 A JP26253899 A JP 26253899A JP 26253899 A JP26253899 A JP 26253899A JP 2001082266 A JP2001082266 A JP 2001082266A
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diesel engine
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water temperature
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Naoki Amano
直樹 天野
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Abstract

(57)【要約】 【課題】 むだな電力消費のないディーゼルエンジンの
始動補助装置を提供する。 【解決手段】 今回の始動時水温(ethwsti)
と、前回の始動時に記憶した水温(ethwsti−
1)から前回始動時からの温度上昇代(ethwsti
−ethwsti−1)を計算し、この温度上昇代が所
定値(ETHWSTDL)より大きいとき(YESのと
き)、再始動時と判定し、最適なインテークヒータ通電
時間を設定するようにしたディーゼルエンジンの始動補
助装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの始動補助装置、特に、インテークマニホールドに配
置され、エンジン始動時に吸気温度を上昇させるインテ
ークヒータおよび始動直前に電流が流され赤熱させら
れ、これに燃料噴霧の一部が吹き付けられて、着火・燃
焼を促進させられるグロープラグを備えたディーゼルエ
ンジンの始動補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの始動補助装置に関
する従来の技術として、実開昭63―102959号公
報がある。従来の技術は、エンジン始動時に吸入空気を
加熱するインテークヒータに関する技術であり、インテ
ークヒータに流す電流値をエンジン水温に基づいて制御
する構成のものであった。すなわち、エンジン水温が低
ければ、インテークヒータに流す電流値を高くし、エン
ジン水温が高くなれば、インテークヒータに流す電流値
を減少させ、最終的には零または零に可及的に接近さ
せ、アフターヒート作動を実質的に完了させていた。
【0003】以下に、この従来の技術を図6に基づき詳
細に説明する。図6により、従来の技術の構成を説明す
る。インテークヒータ27のアフターヒート回路26に
は、可変抵抗器30が直列に組み込まれている。具体的
にはアフターヒートリレー25の接点の反電源側端子と
インテークヒータ27との間に接続されている。この可
変抵抗器30は、ステップモータ31の軸と連結され、
このステップモータ31の回転によってその抵抗値が変
化させられるようになっている。ステップモータ31
は、エンジン水温を検出する水温センサ29から水温検
出増幅回路32を経て出力される検出信号に応答して機
能するモータ駆動回路33によって回転角度を制御され
るようになっている。ステップモータ31は、設定基準
水温に対し、検出水温が低い場合、可変抵抗器30の抵
抗値を低くする方向に、検出水温が高い場合、抵抗値を
高くする方向に回転角度が制御されるものである。
【0004】次に、作用を説明する。キースイッチ21
のON作動によりヒーティングコントロール用タイマ2
2を介してプレヒートリレー23が作動されると、イン
テークヒータ27に通電され、プレヒートが作動し、こ
の状態において、キースイッチ21をST位置の状態に
すると、スタータレギュレータ28がONとなり、エン
ジンが始動され、さらにエンジンの始動後、再び、キー
スイッチ21をON位置の状態に戻すと、プレヒートリ
レー23が切られるとともに、アフターヒートリレー2
5が作動して、インテークヒータ27に通電され、アフ
ターヒートが作動する。このアフターヒートの作動時に
おいて、インテークヒータ27に対する通電は、ヒーテ
ィングコントロール用タイマ22によって設定された一
定時間にわたって継続して行われるよう制御されるが、
そのときの電流値は、可変抵抗器30の抵抗値が変わる
ことによって順次変化することになる。すなわち、アフ
ターヒート作動は、エンジン水温に対応して作動される
ステップモータ31を介して可変抵抗器30の抵抗値を
大きくすることにより、インテークヒータ27に流れる
電流値を順次減少しつつ行われ、水温センサ29によっ
て検出されるエンジン水温が設定上限温度に達した時点
で実質的に終了するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の場合、イ
ンテークヒータに流す電流値をエンジン水温に基づいて
制御する構成のものであるので、再始動時など、燃焼室
が暖まっている状態の時でも、冷間時と同じ通電時間と
なり、無駄な通電をすることになり、余分な電力消費を
行うという問題が発生することになる。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するため、現
在の燃焼室の状態を予測する制御手法を取り入れたディ
ーゼルエンジンの始動補助装置を提供することを目的に
したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、ディーゼルエンジンの始動時
に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
インテークヒータに通電する通電時間を、前回始動時に
検出された水温と今回検出された水温の差に基づいて設
定するようにしたことを特徴とするディーゼルエンジン
の始動補助装置である。
【0008】前述の目的を達成するために、請求項2の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する通電時間を、前回始動時に検出された水温よ
り今回検出された水温の方が所定値以上大きいとき、そ
の水温差に基づいて設定するようにしたことを特徴とす
るディーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0009】前述の目的を達成するために、請求項3の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する電流値を前回始動時に検出された水温と今回
検出された水温の差に基づいて設定するようにしたこと
を特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置であ
る。
【0010】前述の目的を達成するために、請求項4の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する電流値を、前回始動時に検出された水温より
今回検出された水温の方が所定値以上大きいとき、その
水温差に基づいて設定するようにしたことを特徴とする
ディーゼルエンジンの始動補助装置置である。
【0011】前述の目的を達成するために、請求項5の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する通電時間を、始動時に検出された水温と吸気
温の差に基づいて設定するようにしたことを特徴とする
ディーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0012】前述の目的を達成するために、請求項6の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する通電時間を、始動時に検出された水温と吸気
温の差が所定値以上のとき、その差に基づいて設定する
ようにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動
補助装置である。
【0013】前述の目的を達成するために、請求項7の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する電流値を、始動時に検出された水温と吸気温
の差に基づいて設定するようにしたことを特徴とするデ
ィーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0014】前述の目的を達成するために、請求項8の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する電流値を、始動時に検出された水温と吸気温
の差が所定値以上のとき、その差に基づいて設定するよ
うにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補
助装置である。
【0015】前述の目的を達成するために、請求項9の
発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加熱
するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼルエ
ンジンの始動補助装置において、前記インテークヒータ
に通電する通電時間を、前記インテークヒータを非通電
にした時間に基づいて設定するようにしたことを特徴と
するディーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0016】前述の目的を達成するために、請求項10
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加
熱するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼル
エンジンの始動補助装置において、前記インテークヒー
タに通電する電流値を、前記インテークヒータを非通電
にした時間に基づいて設定するようにしたことを特徴と
するディーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0017】前述の目的を達成するために、請求項11
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
通電時間を、前回始動時に検出された水温と今回検出さ
れた水温の差に基づいて設定するようにしたことを特徴
とするディーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0018】前述の目的を達成するために、請求項12
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
通電時間を、前回始動時に検出された水温より今回検出
された水温の方が所定値以上大きいとき、その水温差に
基づいて設定するようにしたことを特徴とするディーゼ
ルエンジンの始動補助装置。である。
【0019】前述の目的を達成するために、請求項13
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
電流値を前回始動時に検出された水温と今回検出された
水温の差に基づいて設定するようにしたことを特徴とす
るディーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0020】前述の目的を達成するために、請求項14
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
電流値を、前回始動時に検出された水温より今回検出さ
れた水温の方が所定値以上大きいとき、その水温差に基
づいて設定するようにしたことを特徴とするディーゼル
エンジンの始動補助装置である。
【0021】前述の目的を達成するために、請求項15
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
通電時間を、始動時に検出された水温と吸気温の差に基
づいて設定するようにしたことを特徴とするディーゼル
エンジンの始動補助装置である。
【0022】前述の目的を達成するために、請求項16
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
通電時間を、始動時に検出された水温と吸気温の差が所
定値以上のとき、その差に基づいて設定するようにした
ことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置で
ある。
【0023】前述の目的を達成するために、請求項17
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
電流値を、始動時に検出された水温と吸気温の差に基づ
いて設定するようにしたことを特徴とするディーゼルエ
ンジンの始動補助装置である。
【0024】前述の目的を達成するために、請求項18
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
電流値を、始動時に検出された水温と吸気温の差が所定
値以上のとき、その差に基づいて設定するようにしたこ
とを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置であ
る。
【0025】前述の目的を達成するために、請求項19
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気を加
熱するためのインテークヒータを備えた前記ディーゼル
エンジンの始動補助装置において、前記インテークヒー
タに通電する通電時間を、前記インテークヒータを非通
電にした時間に基づいて設定するようにしたことを特徴
とするディーゼルエンジンの始動補助装置である。
【0026】前述の目的を達成するために、請求項20
の発明は、ディーゼルエンジンの始動時に燃料の着火を
促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエンジン
の始動補助装置において、前記グロープラグに通電する
電流値を、前記グロープラグを非通電にした時間に基づ
いて設定するようにしたことを特徴とするディーゼルエ
ンジンの始動補助装置である。
【0027】
【発明の実施形態】本発明の実施形態を図に基づき説明
する。図1は、本発明の実施形態の始動補助装置を有す
るディーゼルエンジンの全体概要図である。ディーゼル
エンジンの燃焼に必要な空気は、エアクリーナーでろ過
され、ターボチャージャーを通って吸気絞り弁を経由し
各気筒のインテークマニホールドに分配される。エアク
リーナー直後の吸入空気の温度は、吸気温センサ2によ
り検出される。インテークマニホールドには、吸気温度
を上昇させるためのインテークヒータ6が設置されてい
る。
【0028】一方、図示のない燃料タンクに貯蔵された
燃料は、インジェクションポンプにより燃料配管を経て
燃焼室に噴射される。燃焼室には、電流を通じて赤熱さ
せられ、燃料噴霧の一部を吹き付けられ、着火・燃焼を
促進させられるグロープラグ7が設けられている。
【0029】ディーゼルエンジンは、冷却水通路に導か
れた冷却水により冷却される。その冷却水温度は、水温
センサ1により検出される。ディーゼルエンジンのクラ
ンクシャフトの基準角度位置を検出するためのクランク
ポジションセンサも取り付けられている。
【0030】ディーゼルエンジンコントロールコンピュ
ータ8は、インテークヒータ制御、グロー制御などを実
行するマイクロコンピュータシステムであり、そのハー
ドウェア構成は図2に示されている。図2は、本発明の
実施形態の始動補助装置を有するディーゼルエンジンの
コントロールコンピュータのハードウェア構成を示すブ
ロック図である。リードオンリーメモリ(ROM)11
に格納されたプログラムおよび各種のマップに従って、
中央処理装置(CPU)9は、水温センサ1と吸気温セ
ンサ2A/D変換回路13に、スタータ信号3、IG
SW4およびインテークヒータ信号5を入力インターフ
ェース回路(入力I/F)14を介して入力し、その入
力信号に基づき演算処理を実行し、その演算結果に基づ
き駆動制御回路(DRV)15、16を介してインテー
クヒータ6やグロープラグ7に出力する。ランダムアク
セスメモリ(RAM)12は、演算・制御処理過程にお
ける一般的なデータ記憶場所として使用される。バック
アップRAM(B−RAM)17は、図示のないバッテ
リに直接接続されることにより、電力の供給を受け、イ
グニッションスイッチがオフのときでも保持されるべき
データ(たとえば、各種学習値)を格納するために使用
される。また、ディーゼルエンジンコントロールコンピ
ュータ8内の各種要素は、アドレスバス、データバス及
びコントロールバスからなるシステムバス10により接
続されている。
【0031】以上のようなハードウェア構成を有するデ
ィーゼルエンジンにおいて実行されるディーゼルエンジ
ンコントロールコンピュータ8のインテークヒータ通電
制御、グロー通電制御について説明する。なお、インテ
ークヒータ通電制御とグロー通電制御は、同一の制御の
考え方を適用することとするので、インテークヒータ通
電制御について、図3、4、5で説明し、グロー通電制
御は、援用することとし、説明は省略する。
【0032】図3により、本発明の実施形態の始動補助
装置の1例であるインテークヒータ通電制御を説明す
る。図3は、本発明の実施形態の始動補助装置の1例で
あるインテークヒータの再始動時通電時間補正係数算出
ルーチンである。
【0033】S1(ステップ1。以下同様)では、スタ
ータOFFからONへの切替わりを判定する。スタータ
OFF→ONのとき、S2に進む。スタータOFF→O
Nでないとき、何も実行せず、本ルーチンを終了する
(END)。
【0034】S2では、水温センサ1で検出された現在
の水温をスタンバイRAM(ethwst)に記憶させ
る。
【0035】S3では、水温センサ1で検出された現在
の水温(gthw)と吸気温センサ2で検出された吸気
温(gtha)の差を計算し、双方の差が所定値(ET
HWA)より大きいとき(YESのとき)、S4に進
む。双方の差が所定値(ETHWA)以下のとき(NO
のとき)、長時間放置状態と判定して、S7に進む。
【0036】S4では、S2において記憶した今回の始
動時水温(ethwsti)と、前回の始動時に記憶し
た水温(ethwsti−1)から前回始動時からの温
度上昇代(ethwsti−ethwsti−1)を計
算し、この温度上昇代が所定値(ETHWSTDL)よ
り大きいとき(YESのとき)、再始動時と判定し、S
5に進む。温度上昇代が所定値(ETHWSTDL)以
下のとき(NOのとき)、S7に進む。
【0037】S5では、インテークヒータOFF継続時
間(ecihoff)が所定値(ETIHOFF)より
小さいとき(YESのとき)、S6に進む。インテーク
ヒータOFF継続時間(ecihoff)が所定値(E
TIHOFF)以上のとき(NOのとき)、S7に進
む。
【0038】S6では、S4において算出した前回始動
時からの温度上昇代(ethwsti−ethwsti
−1)に応じて再始動時通電時間補正係数(emci
h)を算出する。再始動時通電時間補正係数(emci
h)は、図4の一次元マップから算出される。図4は、
再始動時通電時間補正係数(emcih)と前回始動時
に検出された水温と今回検出された水温の差(ethw
sti−ethwsti−1)の関係を示したグラフで
ある。この一次元マップから、温度上昇代(ethws
ti−ethwsti−1)が大きいほど、再始動時通
電時間補正係数(emcih)が小さくなることがわか
る。
【0039】S7では、再始動時通電時間補正係数(e
mcih)が1とされる。
【0040】次に、再始動時通電時間補正係数(emc
ih)の反映方法を説明する。再始動時通電時間補正係
数(emcih)の反映方法として、インテークヒータ
またはグロープラグへの通電時間の設定という方法と通
電する電流値の設定の2つがある。以下に、通電時間に
ついて、説明するが、電流値についても同様であるの
で、説明を省略するが、援用することができるものであ
る。
【0041】スタータOFF→ON、またはON→OF
F時に、水温(gthw)に応じて冷間時インテークヒ
ータ通電時間(ecihst)を図5の一次元マップか
ら算出する。図5は、冷間時インテークヒータ通電時間
(ecihst)と水温(gthw)の関係を示したグ
ラフである。冷間時インテークヒータ通電時間(eci
hst)を算出した後、最終的なインテークヒータ通電
時間(ecihrel)を次の式から算出する。eci
hrel=ecihst×emcih。始動時、この式
から算出した最終的なインテークヒータ通電時間(ec
ihrel)をインテークヒータ6に通電し、吸気温を
上昇させる。
【0042】以上説明した制御方法によれば、始動時、
インテークヒータ6またはグロープラグ7に適切な通電
時間または適切な電流値を設定することができるので、
無駄な通電をすることがなく、余分な電力消費をするこ
ともない。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータ
を備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する通電時間を、前回
始動時に検出された水温と今回検出された水温の差に基
づいて設定するようにしたことを特徴とするディーゼル
エンジンの始動補助装置であるので、無駄な通電をする
ことがなく、余分な電力消費をすることもないという優
れた効果を奏する。
【0044】請求項2の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する通電時間を、前回
始動時に検出された水温より今回検出された水温の方が
所定値以上大きいとき、その水温差に基づいて設定する
ようにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動
補助装置であるので、無駄な通電をすることがなく、余
分な電力消費をすることもないという優れた効果を奏す
る。
【0045】請求項3の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する電流値を前回始動
時に検出された水温と今回検出された水温の差に基づい
て設定するようにしたことを特徴とするディーゼルエン
ジンの始動補助装置であるので、無駄な通電をすること
がなく、余分な電力消費をすることもないという優れた
効果を奏する。
【0046】請求項4の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する電流値を、前回始
動時に検出された水温より今回検出された水温の方が所
定値以上大きいとき、その水温差に基づいて設定するよ
うにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補
助装置であるので、無駄な通電をすることがなく、余分
な電力消費をすることもないという優れた効果を奏す
る。
【0047】請求項5の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する通電時間を、始動
時に検出された水温と吸気温の差に基づいて設定するよ
うにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補
助装置であるので、無駄な通電をすることがなく、余分
な電力消費をすることもないという優れた効果を奏す
る。
【0048】請求項6の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する通電時間を、始動
時に検出された水温と吸気温の差が所定値以上のとき、
その差に基づいて設定するようにしたことを特徴とする
ディーゼルエンジンの始動補助装置であるので、無駄な
通電をすることがなく、余分な電力消費をすることもな
いを提供することができるという優れた効果を奏する。
【0049】請求項7の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する電流値を、始動時
に検出された水温と吸気温の差に基づいて設定するよう
にしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助
装置であるので、無駄な通電をすることがなく、余分な
電力消費をすることもないという優れた効果を奏する。
【0050】請求項8の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する電流値を、始動時
に検出された水温と吸気温の差が所定値以上のとき、そ
の差に基づいて設定するようにしたことを特徴とするデ
ィーゼルエンジンの始動補助装置であるので、無駄な通
電をすることがなく、余分な電力消費をすることもない
という優れた効果を奏する。
【0051】請求項9の発明は、ディーゼルエンジンの
始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータを
備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する通電時間を、前記
インテークヒータを非通電にした時間に基づいて設定す
るようにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始
動補助装置であるので、無駄な通電をすることがなく、
余分な電力消費をすることもないという優れた効果を奏
する。
【0052】請求項10の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に吸入空気を加熱するためのインテークヒータ
を備えた前記ディーゼルエンジンの始動補助装置におい
て、前記インテークヒータに通電する電流値を、前記イ
ンテークヒータを非通電にした時間に基づいて設定する
ようにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動
補助装置であるので、無駄な通電をすることがなく、余
分な電力消費をすることもないという優れた効果を奏す
る。
【0053】請求項11の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する通電時間を、前回始動時に検出
された水温と今回検出された水温の差に基づいて設定す
るようにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始
動補助装置であるので、無駄な通電をすることがなく、
余分な電力消費をすることもないという優れた効果を奏
する。
【0054】請求項12の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する通電時間を、前回始動時に検出
された水温より今回検出された水温の方が所定値以上大
きいとき、その水温差に基づいて設定するようにしたこ
とを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置であ
るので、無駄な通電をすることがなく、余分な電力消費
をすることもないという優れた効果を奏する。
【0055】請求項13の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する電流値を前回始動時に検出され
た水温と今回検出された水温の差に基づいて設定するよ
うにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補
助装置であるので、無駄な通電をすることがなく、余分
な電力消費をすることもないという優れた効果を奏す
る。
【0056】請求項14の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する電流値を、前回始動時に検出さ
れた水温より今回検出された水温の方が所定値以上大き
いとき、その水温差に基づいて設定するようにしたこと
を特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置である
ので、無駄な通電をすることがなく、余分な電力消費を
することもないという優れた効果を奏する。
【0057】請求項15の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する通電時間を、始動時に検出され
た水温と吸気温の差に基づいて設定するようにしたこと
を特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置である
ので、無駄な通電をすることがなく、余分な電力消費を
することもないという優れた効果を奏する。
【0058】請求項16の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する通電時間を、始動時に検出され
た水温と吸気温の差が所定値以上のとき、その差に基づ
いて設定するようにしたことを特徴とするディーゼルエ
ンジンの始動補助装置であるので、無駄な通電をするこ
とがなく、余分な電力消費をすることもないという優れ
た効果を奏する。
【0059】請求項17の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する電流値を、始動時に検出された
水温と吸気温の差に基づいて設定するようにしたことを
特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置であるの
で、無駄な通電をすることがなく、余分な電力消費をす
ることもないという優れた効果を奏する。
【0060】請求項18の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する電流値を、始動時に検出された
水温と吸気温の差が所定値以上のとき、その差に基づい
て設定するようにしたことを特徴とするディーゼルエン
ジンの始動補助装置であるので、無駄な通電をすること
がなく、余分な電力消費をすることもないという優れた
効果を奏する。
【0061】請求項19の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する通電時間を、前記グロープラグ
を非通電にした時間に基づいて設定するようにしたこと
を特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置である
ので、無駄な通電をすることがなく、余分な電力消費を
することもないという優れた効果を奏する。
【0062】請求項20の発明は、ディーゼルエンジン
の始動時に燃料の着火を促進するグロープラグを備えた
前記ディーゼルエンジンの始動補助装置において、前記
グロープラグに通電する電流値を、前記グロープラグを
非通電にした時間に基づいて設定するようにしたことを
特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置であるの
で、無駄な通電をすることがなく、余分な電力消費をす
ることもないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の始動補助装置を有するデ
ィーゼルエンジンの全体概要図である。
【図2】 本発明の実施形態の始動補助装置を有するデ
ィーゼルエンジンのコントロールコンピュータのハード
ウェア構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態の始動補助装置の1例であ
るインテークヒータの再始動時通電時間補正係数算出ル
ーチンである。
【図4】 再始動時通電時間補正係数(emcih)と
前回始動時に検出された水温と今回検出された水温の差
(ethwsti−ethwsti−1)の関係を示し
たグラフである。
【図5】 冷間時インテークヒータ通電時間(ecih
st)と水温(gthw)の関係を示したグラフであ
る。
【図6】 従来技術の直噴式ディーゼルエンジン用イン
テークヒータの制御回路図である。
【符号の説明】
1…… 水温センサ 2…… 吸気温センサ 3…… スタータ信号 4…… IG SW 5…… インテークヒータ信号 6…… インテークヒータ 7…… グロープラグ 8…… エンジンコントロールコンピュータ 9…… 中央処理装置(CPU) 10…… システムバス 11…… リードオンリーメモリ(ROM) 12…… ランダムアクセスメモリ(RAM) 13…… A/D変換回路( A/D) 14…… 入力インターフェース回路(入力I/F) 15…… 駆動制御回路(DRV) 16…… 駆動制御回路(DRV) 17…… バックアップRAM(B―RAM) 21…… キースイッチ 22…… ヒーティングコントロール用タイマ 23…… プレヒートリレー 25…… アフターヒートリレー 26…… アフターヒート回路 27…… インテークヒータ 28…… スタータレギュレータ 29…… 水温センサ 30…… 可変抵抗器 31…… ステップモータ 32…… 水温検出増幅回路 33…… モータ駆動回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する通電時間を、前回始動時に検出された
    水温と今回検出された水温の差に基づいて設定するよう
    にしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助
    装置。
  2. 【請求項2】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する通電時間を、前回始動時に検出された
    水温より今回検出された水温の方が所定値以上大きいと
    き、その水温差に基づいて設定するようにしたことを特
    徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置。
  3. 【請求項3】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する電流値を前回始動時に検出された水温
    と今回検出された水温の差に基づいて設定するようにし
    たことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装
    置。
  4. 【請求項4】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する電流値を、前回始動時に検出された水
    温より今回検出された水温の方が所定値以上大きいと
    き、その水温差に基づいて設定するようにしたことを特
    徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置。
  5. 【請求項5】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する通電時間を、始動時に検出された水温
    と吸気温の差に基づいて設定するようにしたことを特徴
    とするディーゼルエンジンの始動補助装置。
  6. 【請求項6】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する通電時間を、始動時に検出された水温
    と吸気温の差が所定値以上のとき、その差に基づいて設
    定するようにしたことを特徴とするディーゼルエンジン
    の始動補助装置。
  7. 【請求項7】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する電流値を、始動時に検出された水温と
    吸気温の差に基づいて設定するようにしたことを特徴と
    するディーゼルエンジンの始動補助装置。
  8. 【請求項8】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する電流値を、始動時に検出された水温と
    吸気温の差が所定値以上のとき、その差に基づいて設定
    するようにしたことを特徴とするディーゼルエンジンの
    始動補助装置。
  9. 【請求項9】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空気
    を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディー
    ゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテーク
    ヒータに通電する通電時間を、前記インテークヒータを
    非通電にした時間に基づいて設定するようにしたことを
    特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置。
  10. 【請求項10】 ディーゼルエンジンの始動時に吸入空
    気を加熱するためのインテークヒータを備えた前記ディ
    ーゼルエンジンの始動補助装置において、前記インテー
    クヒータに通電する電流値を、前記インテークヒータを
    非通電にした時間に基づいて設定するようにしたことを
    特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置。
  11. 【請求項11】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する通電時間を、前回始動時に検出された水温と今回
    検出された水温の差に基づいて設定するようにしたこと
    を特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置。
  12. 【請求項12】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する通電時間を、前回始動時に検出された水温より今
    回検出された水温の方が所定値以上大きいとき、その水
    温差に基づいて設定するようにしたことを特徴とするデ
    ィーゼルエンジンの始動補助装置。
  13. 【請求項13】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する電流値を前回始動時に検出された水温と今回検出
    された水温の差に基づいて設定するようにしたことを特
    徴とするディーゼルエンジンの始動補助装置。
  14. 【請求項14】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する電流値を、前回始動時に検出された水温より今回
    検出された水温の方が所定値以上大きいとき、その水温
    差に基づいて設定するようにしたことを特徴とするディ
    ーゼルエンジンの始動補助装置。
  15. 【請求項15】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する通電時間を、始動時に検出された水温と吸気温の
    差に基づいて設定するようにしたことを特徴とするディ
    ーゼルエンジンの始動補助装置。
  16. 【請求項16】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する通電時間を、始動時に検出された水温と吸気温の
    差が所定値以上のとき、その差に基づいて設定するよう
    にしたことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助
    装置。
  17. 【請求項17】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する電流値を、始動時に検出された水温と吸気温の差
    に基づいて設定するようにしたことを特徴とするディー
    ゼルエンジンの始動補助装置。
  18. 【請求項18】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する電流値を、始動時に検出された水温と吸気温の差
    が所定値以上のとき、その差に基づいて設定するように
    したことを特徴とするディーゼルエンジンの始動補助装
    置。
  19. 【請求項19】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する通電時間を、前記グロープラグを非通電にした時
    間に基づいて設定するようにしたことを特徴とするディ
    ーゼルエンジンの始動補助装置。
  20. 【請求項20】 ディーゼルエンジンの始動時に燃料の
    着火を促進するグロープラグを備えた前記ディーゼルエ
    ンジンの始動補助装置において、前記グロープラグに通
    電する電流値を、前記グロープラグを非通電にした時間
    に基づいて設定するようにしたことを特徴とするディー
    ゼルエンジンの始動補助装置。
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