JP2001081737A - 反射材および視線誘導構造 - Google Patents

反射材および視線誘導構造

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JP2001081737A
JP2001081737A JP25709699A JP25709699A JP2001081737A JP 2001081737 A JP2001081737 A JP 2001081737A JP 25709699 A JP25709699 A JP 25709699A JP 25709699 A JP25709699 A JP 25709699A JP 2001081737 A JP2001081737 A JP 2001081737A
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angle
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line
reflector
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JP25709699A
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English (en)
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Naoki Nakayama
直樹 中山
Mikiya Mizufune
幹也 水船
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3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広観測角性が効果的に改善され、視線誘導装
置として用い、観察者の目の高さの異なった場合でも、
十分な反射輝度が得ることが可能な反射材を提供する。 【解決手段】 長さ方向とそれに直交する幅方向とを有
する基材と、その基材の一面上に形成された複数の凸部
と、それらの凸部どうしをつなぐ谷部とを有し、少なく
とも凸部の側面上には再帰反射層が配置された反射材に
おいて、上記凸部と上記谷部との結合部が形成する結合
線は、折れ線または曲線を含んでなり、上記基材の第2
方向の一端またはその近傍に位置する起端から、上記基
材の第2方向の他端またはその近傍に位置する終端まで
延在している反射材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射材および視線
誘導構造に関し、さらに詳しくは基材とその表面に固定
された再帰反射層とを含んでなり、トンネル内の壁、ガ
ードレール、標識などの物体に貼り付けられて、物体の
夜間の視認性を高めるために使用される、視線誘導装置
(delineator)、または視線誘導構造の構成材として有
用な反射材に関する。特に、再帰反射層によって被覆さ
れた凸部の側面が有効な反射面となり、広観測角性(広
い範囲の観測角において観察者が視認可能なこと)が向
上した反射材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、再帰反射層としての再帰反射
シートによって被覆された複数の凸部の側面を反射面と
して利用する、反射シートやプレート等の反射材は知ら
れている。たとえば、実公昭62−41804号公報に
は、貼紙防止を目的として表面に突起を形成した反射シ
ートが開示されている。この反射シートは、たとえば、
再帰反射シートを基材の表面に貼り付けた後、基材背面
側からエンボス加工を施すことにより、表面に複数の突
起(凸部)を形成して作製できる。また、国際公開番号
WO97/01677号および同WO97/01678
号には、エンボス加工により製造されたものではないけ
れども、再帰反射シートで被覆された、反射性の壁状凸
部と平坦面とを備えてなる再帰反射材が開示されてい
る。この反射材では、広入射角反射特性が改良される様
に、凸部の寸法や配列を決めることもできる。また、上
記壁状凸部は上記平坦面の周囲を囲む様に連続して形成
される。
【0003】一方、特開平10―333616号公報に
は、基材と、その基材の表面に固定された再帰性反射シ
ートとを含んでなる積層体にエンボス加工を施し、再帰
性反射シートによって被覆されている谷部と、再帰性反
射シートによって被覆され、谷部を介して離間配置され
た複数の凸部とを有する反射面を形成してなる、反射プ
レートが開示されている。上記複数の凸部は、規則的に
繰り返された幾何学平面図形状のパターンを形成する様
に配列されている。なお、上記凸部は、谷部を介して離
間配置され、かつその谷部に結合した凸部側面も有効に
反射面として機能することができる。すなわち、谷部が
無い場合、互いに隣接する凸部によって凸部側面が隠さ
れ、観察者から見え難くなるおそれがあった。したがっ
て、広入射角反射特性にすぐれたシート状またはプレー
ト状の反射材を形成するには、反射性凸部が所定の寸法
および配列パターンを有することが必須であった。この
ことは、特に、比較的高い入射角(凸部が配置された基
材の一面に垂直で、かつ基材の長さ方向に沿って延在す
る面内において、その基材の一面からの法線に対して、
たとえば70度以上の角度)の光線に対する反射特性を
向上させるためには重要である。すなわち、比較的低入
射角の光は谷部が有効に反射し、比較的高入射角の光は
凸部の側面が有効に反射し、それらの反射光が観察者か
ら容易に見える様にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の反射材では、前
述の様に、凸部が配置された基材の一面に垂直な面内に
おいて、その基材の一面からの法線に対して、比較的高
入射角の光線に対する反射性の向上は容易である。した
がって、低入射角から高入射角までの広い範囲の光線に
対する反射性の向上、すなわち、広入射角性の向上が可
能であった。ところが、凸部が配置された基材の一面に
平行な面(以降、「平行面」と呼ぶ)において、広い観
測角範囲(observation angle:観察角とも呼ばれ
る。)にわたって反射輝度を向上させること、すなわち
広観測角性を改善することは困難であった。この点につ
いて、以下に詳細に説明する。
【0005】たとえば、反射材を視線誘導装置として用
いる場合、反射材は、その基材の一面(凸部が配置され
た反射面)を表面に向けて、道路面(路面)に対して略
垂直な面に固定的に配置される。この様な略垂直面は、
トンネル内壁やガードレールのレール表面などである。
この時、基材(すなわち、反射材)の長さ方向が、道路
の車線や通行方向等の延在方向に対して平行になる様に
配置される。また、通常、車両のヘッドライト等が光の
供給源であり、反射材の観察者は車両のドライバー等で
ある。この様な状態で、観察者の視線(観察者の目と反
射側面とを結ぶ線)の角度、すなわち観測角は、上記基
材の平行面内において、上記基材(反射材)の長さ方向
に対して常に一定とはならず、観察者の車両搭乗位置
(運転席の路面からの高さ等)によって異なる。たとえ
ば、比較的低い車高の普通車(セダンなど)と、比較的
高い車高の大型車両(ワゴン、バス、トラックなど)と
では運転席の高さが異なるので、観測角も異なる。従来
の反射材を用いた視線誘導装置(または視線誘導構造)
では、反射材凸部の反射側面は、上記基材の長さ方向に
対して所定の角度だけ傾むいた線(結合線)に沿って、
基材の一つの面と結合した部分から実質的になる。通
常、この傾き角度は略90度(反射材の長さ方向に対し
て略垂直)である。一方、凸部を被覆する再帰反射シー
ト自体は、通常は比較的狭い観測角範囲にのみ有効であ
るため、反射材の路面からの高さを一定にした場合、観
察者の搭乗位置によっては、反射輝度が低下する。たと
えば、普通車に合わせて比較的低い高さに反射材を配置
した場合、観察角は、普通車の場合に比べて上記大型車
両の場合の方が大きく(高く)なる。この時、凸部を被
覆する再帰反射シートとして、比較的低い観察角におい
て有効(すなわち、高輝度で反射可能)なものを用いた
場合、上記大型車両に搭乗した観察者に対する反射材の
反射輝度は低下する。
【0006】したがって、本発明の第1の目的は、広観
測角性が効果的に改善され、視線誘導装置として用い、
観察者の目の高さ(車両での搭乗位置など)の異なった
場合でも、十分な反射輝度が得ることが可能な反射材を
提供することにある。また、本発明の第2の目的は、こ
の様な反射材を構成材として用いることにより、上記の
様な広観測角性が効果的に改善された、視線誘導構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する手段として、第1方向(通常長さ方向であるの
で、以下「長さ方向」と言う。)とそれに直交する第2
方向(通常幅方向であるので、以下「幅方向」と言
う。)とを有する基材と、その基材の一面上に形成され
た複数の凸部と、それらの凸部どうしをつなぐ谷部とを
有し、少なくとも凸部の側面上には再帰反射層が配置さ
れた反射材において、上記凸部と上記谷部との結合部が
形成する結合線は、折れ線または曲線を含んでなり、上
記基材の第2方向の一端またはその近傍に位置する起端
から、上記基材の第2方向の他端またはその近傍に位置
する終端まで延在することを特徴とする、反射材を提供
する。
【0008】本発明の反射材では、隣接凸部をつなぐ谷
部と凸部側面との結合部が形成する結合線は、折れ線ま
たは曲線を含んでなり、かつその結合線は上記基材の幅
方向の一端またはその近傍に位置する起端から、上記基
材の第2方向の他端またはその近傍に位置する終端まで
延在する。したがって、凸部側面は、この結合線に沿っ
て延在することになり、凸部側面は、基材の長さ方向に
対して、それぞれ所定の角度だけ傾むいた結合線を有す
る複数の部分を含む。これにより、基材の平行面内にお
ける広観測角性が効果的に向上する。この様な反射材
は、それが配置される地面(道路面等)からの高さを一
定にした場合でも、観察者の目の高さ(たとえば、車両
運転席の高さ)に応じて、すなわち、異なる観測角に対
応して有効に反射できる部分を有する。たとえば、本発
明の好適な1例において、結合線は、基材の長さ方向に
対して略90度である第1角度だけ傾いた方向に延びる
第1部分と、基材の長さ方向に対して90度より小さ
く、かつ第1角度とは異なる所定の第2角度だけ傾いた
方向に延びる第2部分とを含むことができる。この様な
反射材を、視線誘導装置として比較的低い位置に配置し
た場合、普通車に搭乗した観察者にとっては、第1部分
に結合した第1凸部側面が比較的低角で観測(観察)可
能であり、一方、ワゴン等の大型車両に搭乗した観察者
にとっては第2部分に結合した第2凸部側面が、比較的
低角で観測(観察)可能である。したがって、凸部を被
覆する再帰反射シートとして特に広観測角性にすぐれた
ものを用いなくても、それぞれの部分を有効(すなわ
ち、高輝度で視認可能)な反射部分とすることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、好適な形態を含めて、本発
明の反射材の構成や製造方法、効果などについて、さら
に具体的に説明する。
【0010】(反射材)本発明の好適な形態による反射
材において、結合線は、基材の長さ方向に対して所定の
第1角度だけ傾むいた方向に延びる第1部分と、基材の
長さ方向に対して第1角度とは異なる所定の第2角度だ
け傾むいた方向に延びる第2部分とを含む。上記第1角
度と第2角度の値は、本発明を損なわない限り特に限定
されない。しかしながら、本発明の反射材を視線誘導装
置として用いる場合、好適には、第1角度が70度以上
であり、かつ第2角度は30〜70度の範囲である。特
に好適には、第1角度が75度以上であり、かつ第2角
度は40〜65度の範囲である。なお、第1および第2
角度(傾き角度)は、基材の長さ方向に平行な直線と、
結合線の第1または第2部分に挟まれた鋭角な方の内角
であると定義される。したがって、それぞれ上限値は9
0度である。
【0011】なお、視線誘導装置として用いるか、また
は本発明の視線誘導構造を構成する場合、この内角は、
観察者から見て、結合線を挟んで反対側にできる角度を
採用する。また、通常、第1部分および第2部分は略直
線であるが、第1または第2部分が曲線の場合は、それ
ら部分の代わりに、それら部分に対する接線を用いる。
この場合、第1または第2部分の一端であって、基材の
幅方向(長さ方向と直交する方向)端部により近い方の
端おける接線を用いる。
【0012】上記結合線の第1部分または第2部分が略
直線である場合、略直線部分の長さは、通常10〜50
0mm、好適には20〜400mmの範囲である。ま
た、結合線が曲線からなる場合、その様な線として、円
弧または楕円弧が好適に採用できる。また、結合線全体
の長さ(すなわち、凸部側面の基材の幅方向に沿った寸
法と実質的に同じ)は、通常50〜1,000mm、好
適には70〜700mmの範囲である。結合線全体の長
さ(凸部側面の基材幅方向に沿った寸法)が短すぎる
と、反射面積(凸部側面の面積)が小さくなり、視認性
が低下するおそれがある。反対に、結合線長さが長すぎ
る場合、視認性には影響出ないものの、反射材の形状
を、長さ方向に沿って細長いものにすることを困難に
し、視線誘導装置として用いた場合の効果を低下させる
おそれがある。視線誘導効果とは、反射材の長さ方向に
沿って、車両のヘッドライト等の光源からの光を反射し
た領域が、車両等の移動に伴って、連続的に車両の移動
方向前方に向かって移動した時、その反射領域の移動
が、ドライバー等の観察者にとって略直線的にイメージ
される効果である。したがって、上記結合線全体の長さ
は、反射材と観察者との距離にもよるが、上記の様な上
限値を超えない様に決定するのが良い。
【0013】上記結合線は上記の様な第1および第2部
分からなる折れ線や曲線でも良いし、第1および第2部
分以外の部分を含む折れ線や曲線でも良い。好適には、
結合線は、基材の長さ方向に対して、それぞれ所定の角
度だけ傾むいた方向に延びる第1および第2部分に加え
て、上記第1および第2部分を連結する連結部分を含ん
でなる。
【0014】観測角は、反射材の光が当たった部分と、
観察者(たとえば、車両)との距離によっても幾分異な
る場合がある。したがって、同一車両に搭乗した観察者
であっても、第1部分に結合した第1凸部側面の方が良
く視認できる距離と、第2部に結合した第2凸部側面の
方が良く視認できる距離と、その中間に両側面とも見え
難い距離が存在する場合がある。この様な場合、第1部
分と第2部分とにそれぞれ結合した、第1凸部側面と第
2側凸部面に加えて、上記連結部分に結合した連結側面
をさらに凸部が有することより、上記凸部を視認しにく
い中間距離を可及的に無くすことができる。この様な観
点から、上記連結部分は、1つの方向に膨らんだ(凸
の)曲線部分を含んでなるのが好適である。また、視線
誘導装置(または視線誘導構造の構成材)として、この
様な反射材を用いる場合、観察者の方向に曲線の膨らん
だ(凸の)部分が向く様に配置するのが好適である。
【0015】上記凸部は、1つの連続体であっても、複
数の分割部分からなる集合体であっても良く、全体とし
て十分な面積の凸部反射面を形成できる限り特に限定さ
れない。好適には、基材の幅方向の一端またはその近傍
に位置する結合線の起端から、基材の幅方向の他端また
はその近傍に位置する結合線の終端まで、結合線全体に
亘って実質的に連続する様に形成する。全体として十分
な面積の反射面を形成するのが容易であり、反射材の幅
方向を可及的に小さくすることができ、視線誘導効果を
効果的に高めることができる。
【0016】本発明の反射材は、好適には、(a)凸部
と、(b)互いに隣接する凸部を隔離する略平坦な谷部
とを有し、凸部および谷部ともに再帰反射層で被覆され
る。この様な反射性の凸部と谷部との相乗効果により、
反射材の水平面(基材に平行な面)の法線近傍(低角
度)から水平面近傍(高角度)まで入射角を傾けていっ
たときに、反射輝度が極端に低下せず(たとえば、輝度
の値が1CPL以下にならない)、広い入射角範囲の光
線に対して十分な反射性能を有すること、すなわち、広
入射角性を効果的に高めることができる。通常、視線誘
導装置として用いた場合、車両と反射材との距離が比較
的長い時は、ヘッドライトの光は比較的高角方向から入
射されるが、車両と反射材との距離が比較的短くなる
と、光は比較的低角方向から入射される。比較的遠距離
から近距離に至るまで、距離によらず反射輝度を高めた
い場合には、この様な実施形態が好適である。なお、比
較的低角方向からの入射光に対する輝度の向上が特に必
要ない場合は、上記の様な谷部を設ける必要はない。
【0017】次式(I)は、凸部の寸法と配列を好適に
設計するための、各パラメータの関係を表す。なお、凸
部の配置および寸法がこの式に従う場合、凸部は、規則
的な繰り返しパターンに従い、互いに分離して配置され
る。
【数1】0.05<h/P<0.60 (I) [式中、Pは、基材の長さ方向に沿って互いに隣接する
複数の凸部を横切る横断面(垂直横断面)において、互
いに隣接する2つの凸部間距離(=ピッチ)であり、h
は、同横断面における谷部の表面から測定した凸部の高
さである。]
【0018】たとえば、凸部が、反射材の幅方向の一端
から他端に向けて連続して延在する線状凸部(凸条)で
ある場合、図1に示される様に、凸条の垂直横断面にお
ける、2つの凸部の頂点間距離がPである。なお、上記
凸条が谷部と結合する部分(結合部)が形成する結合線
は、互いに等間隔で離間配置された折線または曲線、ま
たはそれらの組合せからなる。式(I)のh/P値が
0.05以下の場合、比較的高入射角の光線に対する反
射輝度が低下するおそれがあり、反対に式(I)のh/
P値が0.60以上の場合は、十分な反射輝度が得られ
る入射角を高く(たとえば、70度以上に)設計できな
いおそれがある。この様な観点から、式(I)のh/P
値は、好適には0.07〜0.47、特に好適には0.
08〜0.30の範囲である。式(I)のh/Pは、凸
部において十分な輝度で反射可能な最大入射角をθとし
た場合、角度(90−θ)の正接、すなわちtan(90−
θ)にほぼ等しい。したがって、式(I)の下限値「0.
05」および上限値「0.60」は、θの下限が約60
度、上限が約87度であることとほぼ同等の意味を持
つ。
【0019】Pは通常4mm以上である。これより小さ
いと、高入射角の光線に対する反射特性を向上させるこ
とができないおそれがあり、反対に大きすぎても凸部の
配置密度が小さくなり、高入射角の反射特性の向上効果
が低下するおそれがある。この様な観点から、Pの好適
な範囲は8〜30mm、特に好適な範囲は10〜25m
mである。一方、hは通常0.5mm以上である。これ
より小さいと、高入射角の光線に対する反射特性を向上
させることができないおそれがあり、反対に大きすぎる
と、凸部の形成の際に、再帰反射シートを破損するおそ
れがある。この様な観点から、hの好適な範囲は1〜1
0mm、特に好適な範囲は1.5〜5mmである。垂直
方向横断面(図1(b)参照)における、凸部と、それ
と隣接する谷部との境界点間寸法(すなわち、凸部の
幅)は、通常5mm以上である。小さすぎると、高入射
角の光線に対する反射特性を向上させることができない
おそれがある。一方、凸部幅が大きすぎても凸部の配置
密度が小さくなり、やはり、高入射角の反射特性の向上
効果が低下するおそれがある。この様な観点から、この
幅の好適な範囲は10〜40mm、特に好適な範囲は1
5〜35mmである。
【0020】凸部の配置密度は、通常、互いに隣接する
2つの凸部間に配置され、それらをつなぐ谷部の最小水
平方向寸法(たとえば、図1における反射材の長さ方向
に沿った寸法)が、通常2〜20mm、好適には3〜1
5mmの範囲になる様に決定される。配置密度が小さす
ぎても大きすぎても高入射角における反射特性が低下す
るおそれがある。
【0021】凸部の垂直方向横断面における形状とし
て、たとえば、半円、半楕円、半円または半楕円の頂部
を水平方向に切り取った形、三角形、台形、四角形等の
形状が採用できる。また、複数の凸部は、本発明の効果
を損なわない限り、異なる2以上の立体形状のものを含
んでいても良い。
【0022】エンボス加工により形成された凸部は、基
材の裏面側に空洞を有する。この場合、基材の厚みにも
よるが、外力による凸部の変形が懸念される場合は、上
記空洞を、樹脂等を充填して補強するのが好適である。
この様な樹脂としては、たとえば、紫外線、電子線、
熱、湿気等により硬化可能な樹脂が使用できる。この様
な硬化性樹脂は、それを空洞に充填した後、硬化させて
補強効果を発揮させる。
【0023】なお、基材は、通常、幅方向寸法よりも相
対的に大きな寸法の長さ方向を有する。しかしながら、
本発明の効果を損なわない限り、幅方向と長さ方向とが
ほぼ同じ寸法であっても良い。再帰反射シートも、通
常、幅方向よりも相対的に大きな寸法の長さ方向を有す
るが、本発明の効果を損なわない限り、幅方向と長さ方
向とがほぼ同じ寸法であっても良い。また、この様な寸
法の基材または/および再帰反射シートから形成された
反射材も同様に、通常、幅方向よりも相対的に大きな寸
法の長さ方向を有するが、本発明の効果を損なわない限
り、幅方向と長さ方向とがほぼ同じ寸法であっても良
い。
【0024】(基材)基材は、通常、金属またはプラス
チックからなる。中でも、延伸性にすぐれる軟質金属ま
たは軟質プラスチックは、エンボス加工(および折り返
し加工)が容易であり、凸部(および折返し部)を容易
に形成することができるので、好適である。軟質金属と
しては、アルミニウム、銅、銀、金などが好適である。
また、軟質プラスチックとしては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタンなどが好適
である。
【0025】基材の厚みや引張強さなどの物性は、本発
明の効果を損なわない限り、特に限定されない。しかし
ながら、反射材を後述する様なエンボス加工および折り
返し加工により形成する場合は、基材の物性を次のよう
に選択するのが好適である。厚みの好適な範囲は、金属
の場合で0.05〜2mm、プラスチックの場合で0.1
〜5mmである。厚みが薄すぎると、エンボス加工による
凸部の形成の際に基材が破損するおそれがあり、反対に
厚すぎると、エンボス加工による凸部の形成が困難にな
るおそれがある。引張強さは、通常1〜15kg/mm2
好適には2〜12kg/mm2である。
【0026】(再帰反射層)再帰反射反射層は、ビーズ
を含有する再帰反射性塗料の塗膜や、凸部に接着された
再帰反射シートから形成する。再帰反射シートは、たと
えば、光透過性フィルムからなる被覆層を有し、ビーズ
等の反射要素の表面が露出していないカプセルレンズま
たは封入レンズタイプが使用できる。また、キューブコ
ーナープリズム等のプリズム反射要素を裏面に有する光
透過性フィルムを用い、裏面側にシール層を積層し、そ
のシール層によりプリズム反射要素をカプセル状に封入
して形成した、プリズム型再帰反射シートも使用でき
る。プリズム型反射シートでは、光透過性フィルムの表
面(プリズム反射要素を持たない面、通常平坦である)
が反射面である。上記光透過性フィルムは、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、フッ素系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などが使用できる。光透
過性フィルムの全光透過率は、通常80%以上である。
また、光透過性フィルムに、通常の着色材、蛍光性の染
料や顔料を添加することもできる。
【0027】被覆層を有する反射シートとしては、たと
えば、3M社製のスコッチライト(商標)「品番:#5
80」、「#3810J」、「#1570」などを挙げ
ることができる。また、プリズム型反射シートとして
は、3M社製のスコッチライト(商標)「品番:#98
1」などを挙げることができる。反射シートの破断伸
び、破断強度、厚みなどの物性は、本発明の効果を損な
わない限り、特に限定されない。しかしながら、反射材
をエンボス加工により形成する場合は、次のように選択
するのが好適である。破断伸びは、好適には5〜300
%、特に好適には10〜280%である。破断伸びが3
00%を超えると、エンボス加工の際に反射面にしわが
発生するおそれがあり、反対に5%未満であると、エン
ボス加工が困難になるおそれがある。破断強度は、通常
1.0〜10.0kg/25mm、好適には3.0〜7.0
kg/25mmである。一方、再帰反射シート厚みの好適な
範囲は、10〜750μmである。10μm未満である
と、エンボス加工の際に反射シートが破損するおそれが
あり、反対に750μmを超えると、エンボス加工が困
難になるおそれがある。
【0028】基材に再帰反射シートを固定するには、た
とえば、接着剤が使用できる。接着剤は、たとえば、ア
クリル系接着剤、ポリオレフィン系接着剤、ポリウレタ
ン系接着剤、シリコーン系接着剤、エポキシ系接着剤な
どを使用する。接着剤は、感圧性接着剤、感熱性接着剤
(ホットメルトを含む)、硬化型接着剤などが使用でき
る。好適には感圧性接着剤である。感圧性接着剤は流動
性が高いので、エンボス加工による凸部の形成が容易に
なるからである。通常、接着剤は、層状に基材と反射シ
ートとの間に配置され、その層の厚みは、通常5〜50
μmである。
【0029】(接着層)基材の他の面(凸部が配置され
ていない方の面)には、所望により接着層を設けること
ができる。接着層は、反射材をガードレール等の物体に
貼り付けるために用いる。この様な接着層の接着剤に
は、前述のものと同様の接着剤が使用できる。接着層
は、通常ライナーにより保護される。
【0030】(反射材の製造)本発明の反射材は、エン
ボス加工による凸部の形成操作を含む方法で製造するの
が好適である。所定の形状、寸法および配列を有する凸
部を正確に形成することができるからである。エンボス
加工は、所定の形状、寸法および配列の突起を複数備え
るエンボスツールを、基材の背面側から押し当てて行
う。突起の形状、寸法および配列は、反射材の凸部のそ
れらに対応する様に設計する。エンボス加工時の圧力
は、通常1〜100kg/cm2、好適には20〜80kg/c
m2 である。圧力は、機械的プレス、減圧プレスなどの
プレス操作により加える。エンボスツールとしては、上
記突起を表面に配置したプレートまたはロールなどから
構成される第1のツールと、再帰反射シートの表面側に
当接する第2のツールの組を使用することができる。第
2のツールとしては、第1のツールの突起を受容できる
凹部を備えたものや、あるいは第1のツールが基材の裏
面側から押し当てられた時に変形可能な材料からなる表
面が平坦なものなどが使用できる。後者のタイプの、第
2のツール(表面が平坦なツール)の材料は、ゴム、エ
ラストマーなどが使用できる。
【0031】また、再帰反射シートの被覆層の表面に文
字、図案等の表示を印刷した後、エンボス加工を行って
も良い。この他、本発明の反射材は、予め凸部が形成さ
れた基材の上に再帰反射シート重ねた後、減圧下で基材
と反射シートとを圧着する方法でも製造することができ
る。
【0032】一方、再帰反射シートの端部を保護するた
めに、基材として再帰反射シートの寸法よりも大きなも
のを用い、基材の端部を再帰反射シート側に折り返して
形成した、折返し部を有するのが良い(図2参照)。折
返し部は、たとえば次の様にして形成する。まず、基材
として延伸性の金属または樹脂からなる平らな基材21
を用意する。次に、基材の表面に、再帰反射シート22
を固定して積層体を形成する(図2(a))。この時、
再帰反射シートの少なくとも幅方向長さは、基材の幅方
向長さより小さく、基材は、再帰反射シートの幅方向の
端部が固定された部分から前記基材の幅方向に沿って延
長された折り曲げ可能部分を有する様にする。次に、折
り曲げ可能部分を、再帰反射シート側に向けて折り返し
て(図2(b))、折返し部を完成させる(図2
(c))。折返し部は、再帰反射シートの幅方向の両端
部を被覆し、再帰反射シートの端部でのめくれを効果的
に防止できる。
【0033】折り曲げ加工は、人の手で、またはベンダ
ー等の機械で行うことができる。折り返し部は、図示の
様に、反射シートの表面(反射面)に密着し、折り返し
部との間に隙間ができない様にするのが好適である。反
射材を屋外で使用した場合、水滴や固体状異物の侵入を
防ぎ、折返し部の耐久性を高めるからである。折り返し
部の幅方向寸法(図示の場合、基材の幅方向に沿った寸
法)は、本発明の効果を損なわない限り特に限定されな
い。通常2〜30mm、好適には5〜20mmである。
【0034】(反射材の用途)本発明の反射材は、たと
えば、自動車等の車両のヘッドライトにより比較的高入
射角度で光が照射される、道路脇やトンネル内の壁の表
面に固定される、視線誘導装置や交通標識として特に有
用に使用できる。また、ガードレール、看板、表示板な
どの物体表面に固定して使用し、それらの夜間視認性を
高めることができる。上記物体へ反射材を固定するに
は、前述の接着等を用いる他、ビスやボルト等の固定手
段も使用できる。
【0035】
【実施例】実施例1 基材として軟質ミニウム板(JIS規格番号A1100
P)を用い、再帰反射シートとしてプリズム型反射シー
ト(3M社製#981)を用いた。アルミニウム板の厚
みは1.0mm、引張強さは約8kg/mm2であり、
反射シートの厚みは400μm、破断伸びは10%、破
断強度は9kg/25mmであった。再帰反射シートと基材
とは、反射シートの背面に設けられたアクリル系粘着剤
の層を介して接着し、再帰反射シートと基材とからなる
積層体を作製した。
【0036】上記の様にして得た積層体にエンボス加工
を施し、本例の反射材を完成させた。エンボス加工は、
複数の突起を有する第1のツールと、第1のツールの突
起を受容可能な凹部を備えた第2のツールとを組み合わ
せたエンボスツールを用い、第1のツールの突起を、基
材背面側(反射シート面に対する反対面)に押し当て、
エンボス圧力を約70kg/cm2にして行った。凸部
および谷部の配列パターンの一例を図1に示す。この例
では、凸部2は、基材1の幅方向(すなわち、完成した
反射材の幅方向)に沿って、互いに平行に延在する複数
の凸条であった。これらの凸条は、隣接する凸部どうし
をつなぐ谷部3と結合した凸部側面8を有しており、谷
部および凸部側面は、再帰反射層4を有する上記再帰反
射シート5で被覆されていた。
【0037】また、上記谷部3と上記凸部側面8との結
合部6が形成する結合線7は、上記基材の長さ方向に対
して90度傾むいた方向に延びる第1部分11と、上記
基材の長さ方向に対して約60度傾むいた方向に延びる
第2部分12と、上記第1および第2部分を連結する、
曲線部分を含む連結部分、とからなっていた。また、上
記凸部側面は、上記結合線に沿って、結合線の起端から
終端まで連続した連続体であった。上記第1部分に結合
した第1凸部側面(すなわち、結合線の第1部分)の長
さは約5cm、第2部分に結合した第2凸部側面(すな
わち、結合線の第2部分)の長さは約10cmであっ
た。また、凸部の、垂直横断面における各寸法は、幅=
25mm、P(ピッチ)=15mm、h(高さ)=5mmであ
った。なお、反射材全体の、長さ方向寸法(長さ)は5
0cm、幅方向寸法(幅)は20cmであった。
【0038】比較例1 凸部側面が、基材の長さ方向に対して90度傾いた1つ
の結合線に沿って延在する形状を採用した以外は、実施
例1と同様にして、本例の反射材を作製した。
【0039】(反射材の評価)まず、実施例1および比
較例1で作成した反射材それぞれを、地面に対して垂直
な壁の表面に固定した。反射材の反射面(凸部を含む平
面)の略中心から地面までの垂直距離は、約80cmで
あった。また、実施例1の反射材は、第1凸部側面が下
側(地面に近い側)に、第2凸部側面が上側に位置する
様に配置した。
【0040】壁に固定された反射材を、視線誘導装置に
見たてて、同じ地面に静置した普通車およびワゴン車の
運転席から、それぞれ観察した。観察は、結合線を挟ん
で、結合線の第2部分の、第2角度(60度の内角)の
反対側(図1中、矢印XおよびYを参照)の方向から行
った。なお、反射材の反射面の略中心と、観察者の目と
の距離を、それぞれ25m、50mおよび100mに変
えて観察した。反射材に照射する光源は各車のヘッドラ
イトであり、観察は夜間に行った。
【0041】評価の結果、普通車では、実施例1および
比較例1の反射材ともに、すべての距離においてほとん
ど同じ様に明るく視認できた。一方、普通車よりも運転
席の位置が高いワゴン車からの観察の場合、比較例1の
反射材は、25mと50mとの両方の距離で視認性が低
下したが、それと比較して実施例1の反射材では、すべ
ての距離において、明るく視認できることが分かった。
また、比較的近距離からの観察では、第1凸部側面およ
びその近傍より、第2凸部側面およびその近傍の方が明
るく見えることも確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の反射材の平面図(a)および側面図
(b)である。
【図2】 基材の端部を再帰反射シート側に折り返して
形成した折返し部を有する反射材の製造工程を示す図で
ある。
【符号の説明】
1:基材、2:凸部、3:谷部、4:再帰反射層、5:
再帰反射シート、6:結合部、7:結合線、8:凸部側
面、11:第1部分、12:第2部分 21:基材、22:再帰反射シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D064 AA12 AA22 BA01 BA08 BA14 CA03 CA04 CA05 DA01 DA05 DA08 EA02 EB22 EB26 EB34 JA01 2H042 EA04 EA07 EA16 EA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1方向とそれに直交する第2方向とを
    有する基材と、その基材の一面上に形成された複数の凸
    部と、それらの凸部どうしをつなぐ谷部とを有し、少な
    くとも凸部の側面上には再帰反射層が配置された反射材
    において、 上記凸部と上記谷部との結合部が形成する結合線は、折
    れ線または曲線を含んでなり、上記基材の第2方向の一
    端またはその近傍に位置する起端から、上記基材の第2
    方向の他端またはその近傍に位置する終端まで延在する
    ことを特徴とする、反射材。
  2. 【請求項2】 前記凸部側面は、上記結合線に沿って、
    上記起端から上記終端まで実質的に連続している請求項
    1に記載の反射材。
  3. 【請求項3】 前記結合線は、(1)上記基材の第1方
    向に対して所定の第1角度だけ傾むいた方向に延びる第
    1部分と、(2)上記基材の第1方向に対して所定の第
    2角度だけ傾むいた方向に延びる第2部分と、(3)上
    記第1および第2部分を連結する連結部分、とを含んで
    なり、上記第1角度および第2角度は異なっていること
    を特徴とする請求項2に記載の反射材。
  4. 【請求項4】 道路と、その道路面に関し、前記基材の
    一面が略垂直になる様に配置された請求項1の反射材と
    を含んでなり、上記道路の延在方向と、前記基材の第1
    方向とが略平行である、視線誘導構造。
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