JP2001081714A - アスファルト舗装版の取壊し方法及びその装置 - Google Patents

アスファルト舗装版の取壊し方法及びその装置

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JP2001081714A JP26173299A JP26173299A JP2001081714A JP 2001081714 A JP2001081714 A JP 2001081714A JP 26173299 A JP26173299 A JP 26173299A JP 26173299 A JP26173299 A JP 26173299A JP 2001081714 A JP2001081714 A JP 2001081714A
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圭吾 雨宮
Rie Hirosue
理恵 廣末
Shiro Ota
資郎 太田
Makoto Matsui
真 松井
Futoshi Akasaka
太司 赤坂
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Nippon Koei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低騒音、低振動で、しかも、作業性に優れた
アスファルト舗装版の取壊し方法及びその装置を提供す
ること。 【解決手段】 アスファルト穿孔ドリル11によりアス
ファルト舗装版10の対象位置に取壊し用孔14を垂直
に削孔する工程と、この工程により削孔された取壊し用
孔14にアスファルト舗装版10の自由面43と圧力方
向が直交するように油圧により駆動される加圧破壊機1
5を挿入する工程と、この加圧破壊機15により取壊し
用孔14を押し広げる方向に加圧してクラック16を進
展せしめる工程とを繰り返してアスファルト舗装版を取
壊す。その装置は、歩行用の小型の取壊し機23、乗用
の大型で取壊し専用の取壊し機29、他の機能の装置を
搭載した複合取壊し機42であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルト舗装
版の打ち換え工事等を行う場合に、可能な限り低騒音、
低振動としたアスファルト舗装版の取壊し方法及びその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アスファルト舗装版の打ち換え工
事等を行う場合には、次のような工程で行われていた。 (1)コンクリート舗装版に用いられているコンクリー
トカッターによるアスファルト舗装版の対象個所の縁切
り作業。 (2)大型のブレーカーにより取壊し作業。 (3)舗装版破砕機による子割り作業。 (4)バックホウによる掘削、積込作業。 (5)ダンプトラックによる破砕材の運搬。
【0003】また、アスファルト舗装版の路面切削工事
を行う場合においても、路面切削機、ブレーカー、ロー
ドスイーパーなどが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような一連の作
業におけるコンクリートカッターによる対象個所の縁切
り作業、大型のブレーカーによる取壊し作業、舗装版破
砕機による小割り作業、バックホウによる掘削、ダンプ
トラックへの積込において、いずれも発生する大きな騒
音が問題となっていた。
【0005】また、路面切削工事の場合、大型の路面切
削機は、40トン以上の重量で、稼働時の全長が15m
以上の長さという極めて大きな機械であり、その取り扱
いが面倒であるばかりか、2万cc以上のエンジンから
発生する騒音も大きく、施工可能な現場が限られてしま
う。
【0006】アスファルト舗装版の厚さが10〜15c
m程度の場合、バックホウで取壊しを行っているが、バ
ックホウのバケットで舗装版に衝撃を加える破砕時の騒
音、衝撃による車体の振動から発生する騒音、振動が問
題となっているだけでなく、バケットによる破砕時の破
片の飛散も予想され、安全上においても問題があった。
【0007】本発明は、低騒音、低振動で、しかも、作
業性に優れたアスファルト舗装版の取壊し方法及びその
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、アスファルト
穿孔ドリル11によりアスファルト舗装版10の対象位
置に取壊し用孔14を垂直に削孔する工程と、この工程
により削孔された取壊し用孔14にアスファルト舗装版
10の自由面43と圧力方向が直交するように油圧によ
り駆動される加圧破壊機15を挿入する工程と、この加
圧破壊機15により取壊し用孔14を押し広げる方向に
加圧してクラック16を進展せしめる工程とを繰り返し
てなることを特徴とするアスファルト舗装版の取壊し方
法である。
【0009】また、本発明によるアスファルト舗装版の
取壊し装置は、アスファルト穿孔ドリル11と、加圧破
壊機15とを搭載した歩行用取壊し機23であってもよ
いし、複数行複数列を同時に削孔する複数個のアスファ
ルト穿孔ドリル11と、1行複数列毎に加圧する複数個
の加圧破壊機15とを搭載した乗用取壊し機29であっ
てもよいし、さらに、複数行複数列を同時に削孔する複
数個のアスファルト穿孔ドリル11と、1行複数列毎に
加圧する複数個の加圧破壊機15と、剥離用のショベル
34と、小割り用の破砕部36と、搬送用のベルトコン
ベア37とを搭載した複合取壊し機42であってもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の原理 本発明によるアスファルト舗装版10の取壊し方法及び
その装置は、大別して次の2つの工程からなる。 第1工程:アスファルト穿孔ドリル11によりアスファ
ルト舗装版10に取壊し用孔14をあける工程 第2工程:第1工程で削孔した取壊し用孔14に加圧破
壊機15を差し込み圧力によりクラック16を進展させ
る工程
【0011】前記各工程を図1により説明する。 第1工程:(a)に示すように、アスファルト穿孔ドリ
ル11によりアスファルト舗装版10の対象位置に、取
壊し用孔14を削孔する。取壊し用孔14の直径は、加
圧破壊機15のサイズで決定するが、例えば、直径10
0mmに削孔する。 第2工程の1:(b)に示すように、取壊し用孔14
に、アスファルト舗装版10の自由面43と圧力方向が
直交するように加圧破壊機15を挿入する。 第2工程の2:(c)に示すように、加圧破壊機15の
圧力によりクラック16が2、3本進展する。このと
き、横方向のクラック16が進展し過ぎないように注意
する。 第1工程:(a)に戻って、先に削孔した横方向のクラ
ック16から充分離れた位置に削孔する。以下、同様の
工程を繰り返す。
【0012】前記第1工程で用いられたアスファルト穿
孔ドリル11は、先端に山形の複数枚、例えば4枚の刃
先12を持ち、かつ、この刃先12に臨ませて空気を噴
射する空気孔13が穿設されたものである。さらに具体
的には、ドリルには、既存のコンクリート用ドリルがあ
るが、それでは、不十分であり、大口径か、耐摩耗性の
向上を目的としたアスファルト専用のものとして、直径
が100mm、有効切削部長さが300mm、潤滑方式
が先端の刃先12付近に空気孔13を穿設したものと
し、削孔速度が25cm/min程度のものを開発し
た。
【0013】前記第2工程で用いられた加圧破壊機15
は、図2に示すように、縦方向に細長い油圧シリンダ本
体17の平坦な一側面に2個のピストン18が水平方向
に進退自在に設けられ、これらのピストン18の先端部
にそれぞれ加圧板19が固着されている。また、油圧シ
リンダ本体17の上端部には、2個の油圧管連結部22
が形成されている。前記油圧シリンダ本体17の他側面
と加圧板19の他側面は、それぞれ半球面部20、半球
面部21が形成され、これらの半球面部20と半球面部
21は、前記ピストン18が縮小した状態で略円柱形と
なるような曲面となっている。具体的には、前記アスフ
ァルト穿孔ドリル11の直径100mmに挿入可能なよ
うに、半球面部20と半球面部21からなる略円柱形の
直径が100mmかそれよりやや小さく形成される。前
記油圧シリンダ本体17の長さは、前記取壊し用孔14
の深さによって決定され、例えば、250mmとする。
前記ピストン18のストロークは、例えば、60mmと
し、このストロークをできるだけ小型化して形成するた
め、3段などの多段とする。前記第2工程の展開工程
は、例えば、1回につき30secとし、このときの最
大破砕力を50tonfとする。
【0014】次にクラック16の発生状態の第1例を図
3により説明する。 図3(a):加圧破壊機15は、アスファルト舗装版1
0の自由面43に対して直交する方向に圧力がかかるよ
うに挿入されたものとし、かつ、取壊し用孔14の周辺
部にクラック16が存在しているものとする。路肩45
が近くにある場合も同様である。 図3(b):取壊し用孔14から1本のクラック16が
自由面43と略平行に発生し、既存のクラック16と連
続する。 図3(c):自由面43へのクラック16が発生せず、
アスファルト舗装版10の破断した部分が図示矢印のよ
うに回転するように変形する。この様に、取壊し用孔1
4の周辺にクラック16がある場合には、クラック16
の進展は、取壊し用孔14の左右が拘束されている状態
が必要で、アスファルト舗装版10が切れた段階で拡幅
へと移行する。また、左右のクラック16が充分に進展
しない場合には、自由面43からのクラック16が成長
しない。
【0015】次にクラック16の発生状態の第2例を図
4により説明する。 図4(a):アスファルト舗装版10の対象位置に取壊
し用孔14を削孔し、加圧破壊機15を差し込む。この
とき、アスファルト舗装版10の自由面43に対して直
交する方向に圧力がかかるように挿入されたものとす
る。取壊し用孔14の周辺部には、クラック16が存在
していないものとする。 図4(b):自由面43に対して直交する方向に圧力を
かけると、取壊し用孔14から2本のクラック16が自
由面43と略平行に発生する。その後、自由面43から
取壊し用孔14に向けて1本のクラック16が発生す
る。クラック16の発生時が加圧破壊機15の最大圧力
となる。 図4(c):クラック16の進展が鈍り、その幅が広が
る。そして、クラック16によって区画されたアスファ
ルト舗装版10の部分が図示矢印のように左右に回転す
るように動く。このときの必要圧力は低レベルとなる。
この様に、取壊し用孔14の周辺に何の欠陥がない場合
には、3本のクラック16が発生する。
【0016】次にアスファルト舗装版の取壊し方法及び
その装置の具体的実施例として、図6に示す小型の歩行
用取壊し機23と、図7に示す大型で破壊専用の乗用取
壊し機29と、図8に示すさらに大型で他の機能をも有
する複合取壊し機42の場合とについて、それぞれ説明
する。
【0017】図6に示す小型の歩行用取壊し機23は、
作業員40が歩行しながら操作するもので、車体44の
上には、油圧ポンプ25、モータ26、コンプレッサ3
2等が搭載され、車体44の下には、エンジンにより又
は作業員40のハンドル28の手押しにより移動する車
輪24が設けられ、前記モータ26の下方には、アスフ
ァルト穿孔ドリル11が装着され、前記油圧ポンプ25
の下方には、加圧破壊機15が設けられている。また、
アスファルト穿孔ドリル11で削孔したときの削り屑を
吸引するための吸塵部27が切削位置に臨ませて設けら
れている。
【0018】このような構成において、作業員40が歩
行用取壊し機23のハンドル28を持って移動しながら
アスファルト穿孔ドリル11にて順次取壊し用孔14を
削孔すると共に、削孔された取壊し用孔14に加圧破壊
機15を差し込み圧力を掛けてアスファルト舗装版10
にクラック16を発生させて破壊する。アスファルト舗
装版10の破壊動作は、既に説明した図3及び図4のよ
うになる。破壊後に、さらにアスファルト舗装版10か
ら剥離したり、小割りしたり、積込を行ったりするの
は、図示しない他の装置による。
【0019】図7に示す大型で破壊専用の乗用取壊し機
29は、作業員40が車体44に乗って自走しながら行
うアスファルト舗装版の取壊し装置を示している。車体
44の運転席30の下面には、3行5列のアスファルト
穿孔ドリル11がモータ26と共に取り付けられてい
る。これらのアスファルト穿孔ドリル11は、図5に示
すように、第1、第3、第5列が取壊し用の加圧用孔1
4aで、その間の第2、第4列が小径のクラック進展抑
止用孔14bとする。これらのアスファルト穿孔ドリル
11の後方の加圧破壊機操縦席31には、1行3列の加
圧破壊機15が設けられており、これらの加圧破壊機1
5は、1行ずつ破壊するように、前後に移動自在に取り
付けられている。車体44の上面には、コンプレッサ3
2、発電機33、高圧パワーユニット41等が搭載され
ている。
【0020】このような構成において、作業員40が運
転席30でアスファルト舗装版10の対象位置まで移動
し、3行5列のアスファルト穿孔ドリル11を同時に駆
動する。そして、図5のような加圧用孔14aとクラッ
ク進展抑止用孔14bの合計15個を削孔する。この加
圧用孔14aとクラック進展抑止用孔14bを削孔して
いる間に、後方の加圧破壊機操縦席31の作業員40
は、直前に削孔した3行5列のうち、手前側の1列の3
個の加圧用孔14aに加圧破壊機15を挿入して圧力を
掛けてアスファルト舗装版10にクラック16を発生さ
せて破壊し、この第1列の破壊が終了したら加圧破壊機
15を1行分だけ移動して第2行目を破壊し、さらに、
移動して第3列目を破壊する。以下、さらに、3行分だ
け移動し、同様にして破壊する。破壊後に、さらにアス
ファルト舗装版10から剥離したり、小割りしたり、積
込を行ったりするのは、図示しない他の装置による。
【0021】前記加圧用孔14aの直径D1は、前述の
ように加圧破壊機15のサイズで決定され、例として1
00mmとしたが、110mm、200mm等であって
もよい。前記クラック進展抑止用孔14bは、横方向の
クラック16の進展をコントロールするためのもので、
クラック16が大きく横方向に進展し過ぎると、小割り
サイズが大きくなり過ぎるので、それを抑えるためのも
ので、その直径D2は、実施例では、作業性から前記D
1より小さくしているが、その大きさには、限定されな
い。取壊し用孔14の横間隔W1と縦間隔Lとは、クラ
ック16の進展に影響を与える。縦方向のクラック16
を進展させるには、W1>Lとし、横方向のクラック1
6を進展させるには、W1<Lとする。路肩45と加圧
用孔14aとの間隔W2は、W1>W2とする。これ
は、横方向の2本のクラック16のうち、先に路肩45
に達してアスファルト舗装版10の回転方向をコントロ
ールし、路肩45の破壊を抑えるためである。
【0022】図8に示す大型で破壊以外の他の機能を有
する複合取壊し機42は、作業員40が車体44に乗っ
て自走しながら行うアスファルト舗装版の取壊し装置
に、さらにアスファルト舗装版10から剥離し、小割り
し、積込を行なう機能を有するもので、3行5列のアス
ファルト穿孔ドリル11と、その後方の1行3列の加圧
破壊機15の後方に、剥離用のショベル34と、このシ
ョベル34を昇降する昇降装置35と、小割り用の破砕
部36と、小割りしたものを搬送してダンプカー38に
積め込むベルトコンベア37とが設けられている。な
お、このような大規模な装置では、車輪24に代えて無
限軌道帯39が用いられる。車体44の上面には、図7
と同様、コンプレッサ32、発電機33、高圧パワーユ
ニット41等が搭載されている。
【0023】このような構成において、アスファルト穿
孔ドリル11で削孔し、クラック16を発生させて破壊
する作業は、図7と同様である。このクラック16を発
生させて破壊した後、ショベル34を油圧などで加圧し
てアスファルト舗装版10を剥離し、剥離したものをシ
ョベル34に載せて昇降装置35で上昇し、破砕部36
へ送りこみ、小割りし、ベルトコンベア37でダンプカ
ー38に搬送し、積込を行う。
【0024】
【発明の効果】(1)本発明の方法によれば、破砕音が
ほとんど発生せず、エンジン音も低減できる。このた
め、静穏の保持を必要とする区域、例えば、学校、保育
所、病院、診療所、図書館、老人ホームなどに臨接する
ような区域の施工現場において、より低音化を図る事が
できる。また、深夜施工においても現場周辺からの苦情
対策を削減でき、施工速度が向上する。 (2)破砕に由来する振動が皆無である。このため、精
密機械工場、電子計算機設置事業所、軟弱地盤、振動に
弱い老朽化した水道管などの埋設物、老朽化した重要文
化財などの建築物などの周辺現場で施工できる。 (3)主要装置は小型で、軽量であり、狭い施工現場で
も稼働できると共に、輸送も容易である。 (4)アスファルト舗装版10の破壊は、油圧駆動の加
圧破壊機15により行うので、バックホウは、掘削のみ
に利用でき、より小型のタイプとする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアスファルト舗装版の取壊し方法
の作業工程の一実施例を説明するもので、(a)は、ア
スファルト穿孔ドリル11による削孔工程の説明図、
(b)は、削孔された取壊し用孔14へ加圧破壊機15
を挿入する工程の説明図、(c)は、加圧破壊機15に
てクラック16を発生する工程の説明図である。
【図2】本発明に用いられた加圧破壊機15の一実施例
を示す斜視図である。
【図3】取壊し用孔14の周辺にクラック16が存在す
る場合のクラック16の進展状態の説明図である。
【図4】取壊し用孔14の周辺にクラック16が存在し
ない場合のクラック16の進展状態の説明図である。
【図5】取壊し用孔14を複数行複数列同時に削孔した
場合の説明図である。
【図6】本発明による小型の歩行用取壊し機23の一実
施例を示す側面図である。
【図7】本発明による大型で破壊専用の乗用取壊し機2
9の一実施例を示す説明図で、(a)は、平面図、
(b)は、側面図ある。
【図8】本発明による大型で他の機能の機械を一体に連
動した複合取壊し機42の一実施例を示す説明図で、
(a)は、平面図、(b)は、側面図ある。
【符号の説明】
10…アスファルト舗装版、11…アスファルト穿孔ド
リル、12…刃先、13…空気孔、14…取壊し用孔、
14a…加圧用孔、14b…クラック進展抑止用孔、1
5…加圧破壊機、16…クラック、17…油圧シリンダ
本体、18…ピストン、19…加圧板、20…半球面
部、21…半球面部、22…油圧管連結部、23…歩行
用取壊し機、24…車輪、25…油圧ポンプ、26…モ
ータ、27…吸塵部、28…ハンドル、29…乗用取壊
し機、30…運転席、31…加圧破壊機操縦席、32…
コンプレッサ、33…発電機、34…ショベル、35…
昇降装置、36…破砕部、37…ベルトコンベア、38
…ダンプカー、39…無限軌道帯、40…作業員、41
…高圧パワーユニット、42…複合取壊し機、43…自
由面、44…車体、45…路肩。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣末 理恵 千葉県松戸市初富飛地7丁目1番地 建設 省関東地方建設局関東技術事務所内 (72)発明者 太田 資郎 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 (72)発明者 松井 真 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 (72)発明者 赤坂 太司 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 2D053 AA04 AA24 AB03 AB04 AB09 AD01 BA00 4D063 AA01 AA18 GA10 GC21 GC40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト穿孔ドリル11によりアス
    ファルト舗装版10に取壊し用孔14をあける工程と、
    この工程で削孔した取壊し用孔14に加圧破壊機15を
    差し込み圧力によりクラック16を進展させる工程とを
    繰り返してなることを特徴とするアスファルト舗装版の
    取壊し方法。
  2. 【請求項2】 アスファルト穿孔ドリル11によりアス
    ファルト舗装版10の対象位置に取壊し用孔14を垂直
    に削孔する工程と、この工程により削孔された取壊し用
    孔14にアスファルト舗装版10の自由面43と圧力方
    向が直交するように油圧により駆動される加圧破壊機1
    5を挿入する工程と、この加圧破壊機15により取壊し
    用孔14を押し広げる方向に加圧してクラック16を進
    展せしめる工程とを繰り返してなることを特徴とするア
    スファルト舗装版の取壊し方法。
  3. 【請求項3】 取壊し用孔14は、複数行複数列を同時
    に削孔しつつ、直前に削孔した1行複数列毎の取壊し用
    孔14のクラック16を複数の加圧破壊機15の圧力に
    より進展せしめるようにしたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のアスファルト舗装版の取壊し方法。
  4. 【請求項4】 複数個の取壊し用孔14は、加圧破壊機
    15のサイズに対応した加圧用孔14aと、この加圧用
    孔14aより小径のクラック進展抑止用孔14bとを混
    在してなることを特徴とする請求項1又は2記載のアス
    ファルト舗装版の取壊し方法。
  5. 【請求項5】 モータ26により駆動されてアスファル
    ト舗装版10に取壊し用孔14をあけるアスファルト穿
    孔ドリル11と、油圧ポンプ25により駆動されて前記
    取壊し用孔14に差し込んでその圧力によりクラック1
    6を進展させる加圧破壊機15とを搭載した歩行用取壊
    し機23からなることを特徴とするアスファルト舗装版
    の取壊し装置。
  6. 【請求項6】 モータ26により駆動されてアスファル
    ト舗装版10に複数行複数列の取壊し用孔14を同時に
    削孔する複数個のアスファルト穿孔ドリル11と、油圧
    ポンプ25により駆動されて1行複数列毎の取壊し用孔
    14に差し込んでその圧力によりクラック16を進展さ
    せる複数個の加圧破壊機15とを搭載した乗用取壊し機
    29からなることを特徴とするアスファルト舗装版の取
    壊し装置。
  7. 【請求項7】 モータ26により駆動されてアスファル
    ト舗装版10に複数行複数列の取壊し用孔14を同時に
    削孔する複数個のアスファルト穿孔ドリル11と、油圧
    ポンプ25により駆動されて1行複数列毎の取壊し用孔
    14に差し込んでその圧力によりクラック16を進展さ
    せる複数個の加圧破壊機15と、加圧破壊機15で破壊
    したものを剥離するショベル34と、このショベル34
    で剥離したものを小割りする破砕部36と、小割りした
    ものを搬送するベルトコンベア37とを搭載した複合取
    壊し機42からなることを特徴とするアスファルト舗装
    版の取壊し装置。
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