JP2001080992A - シリコンウエーハ及びその製造方法 - Google Patents

シリコンウエーハ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 p/pエピタキシャルウエーハの代替とし
て用いることのできるシリコンウエーハとその製造方法
を提供する。 【解決手段】 ボロンおよび窒素をドープしたシリコン
ウエーハであって、該シリコンウエーハの表面から少な
くとも0.2μmの深さまでの表層部におけるボロン濃
度がバルク部のボロン濃度の1/2以下であり、前記表
層部における大きさ0.09μm以上の欠陥密度が1.
0×10個/cm以下であり、かつ酸素析出熱処理
後の前記バルク部における内部微小欠陥密度が1×10
〜2×1010個/cmであるシリコンウエーハ。
およびチョクラルスキー法によってボロンおよび窒素を
ドープしたシリコン単結晶棒を育成し、該単結晶棒をス
ライスしてシリコンウエーハに加工した後、該シリコン
ウエーハに水素含有雰囲気で熱処理を加えてウエーハ表
面のボロンを外方拡散させるシリコンウエーハの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
製造に用いられるシリコンエピタキシャルウエーハの代
替として用いることのできるシリコンウエーハおよびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体デバイスの著しい高集積
化、高性能化に伴い、その基板として用いられるシリコ
ンウエーハの結晶性に対する要求も厳しいものとなって
いる。従来よりDRAMやMPU用の基板としては、大
口径化が容易なチョクラルスキー法(CZ法)で作製さ
れたCZウエーハが主に用いられていたが、CZウエー
ハ中にはシリコン単結晶育成時に導入される、いわゆる
Grown−in欠陥が存在しており、その影響により
デバイス特性の劣化や歩留低下という問題点が顕在化し
てきた。そこで最近では、CZ法の育成条件を工夫して
Grown−in欠陥を低減する技術が開発され、Gr
own−in欠陥の少ないCZ単結晶から得られたウエ
ーハが用いられたり、Grown−in欠陥の存在しな
いエピタキシャルウエーハが用いられるようになってき
た。
【0003】しかしながら、Grown−in欠陥の少
ないCZ単結晶を育成するためには、その引上げ条件を
極めて厳しく管理した状態で引上げなければならないた
め、CZウエーハ自体の歩留まりが低下し、結果として
コストアップにつながるという問題があった。また、G
rown−in欠陥を有するCZウエーハに高温の還元
性雰囲気で熱処理を行うことにより、CZウエーハ表面
近傍のGrown−in欠陥を消滅させ、CZウエーハ
表面に低欠陥層を形成する技術が開発されているが、こ
の様な熱処理を行っても、ある程度の欠陥低減効果はあ
るものの、必ずしも十分に欠陥を消滅できないことが明
らかになってきた。
【0004】一方、エピタキシャルウエーハの場合、通
常の条件で作製されたCZウエーハ上にエピタキシャル
層を形成するので、その結晶性は極めて優れたものが得
られ、作製されるデバイス特性や歩留まりを大きく向上
させることができる可能性があるという利点がある一方
で、高価なエピタキシャル成長装置を使用したエピタキ
シャル層の形成という工程が追加されるため、同様にコ
ストアップは避けられなかった。
【0005】加えて、エピタキシャル成長時の熱処理に
より、CZウエーハのバルク中に存在した酸素析出核が
溶体化してしまい、デバイスプロセス熱処理が行われて
もバルク中での酸素析出物の形成が不十分となり、プロ
セス中で発生する重金属不純物のゲッタリング能力が不
足する問題があった。従って、従来エピタキシャルウエ
ーハの製造は、ゲッタリング効果の高い、高ボロン濃度
のpウエーハ(例えば、3×1018個/cm
上、0.02Ω・cm以下)を用いて、その上に比較的
ボロン濃度の低いp型エピタキシャル層を形成した、p
/pエピタキシャルウエーハが用いられることが多か
った。
【0006】しかし、このようなp/pエピタキシャ
ルウエーハを製造する際には、エピタキシャル成長中に
ウエーハから気化したボロンが再びエピタキシャル
層に取り込まれたり、ボロンがpウエーハ表面からエ
ピタキシャル層内に固相外方拡散によって取り込まれる
オートドーピング現象が発生し易くなるという問題があ
った。このオートドーピングによりエピタキシャル層の
抵抗率が変化してしまうため、pウエーハの裏面をC
VD法で形成したSiOによりコーティングする等の
対策が必要であり、生産性およびコストを一層悪化させ
る原因となっていた。
【0007】また、最近はCMOSデバイス用のエピタ
キシャルシリコンウエーハとして、比較的低ボロン濃度
(例えば0.1〜50Ω・cm程度)のpウエーハ上
にp型エピタキシャル層を形成した、p/pエピタキ
シャルウエーハが用いられる傾向がある。しかし、この
ようなウエーハはオートドーピングの問題はないもの
の、p/pエピタキシャルウエーハに比べてゲッタリ
ング能力が低いという問題が生じている。
【0008】一方、ボロンを含むシリコンウエーハに水
素雰囲気での熱処理を行うことにより、ウエーハ表層の
ボロン濃度を制御する方法が開示されている(特開平1
0−144697号公報参照)。この方法によれば、高
ボロン濃度のpウエーハの表層部に比較的ボロン濃度
の低いp型層を形成した、例えばシリコンウエーハの表
面から少なくとも0.2μmの深さまでの表層部におけ
るボロン濃度がバルク部のボロン濃度の1/2以下であ
るようなp/pウエーハを得ることができ、ボロン濃
度分布に関してはp/pエピタキシャルウエーハと同
様のウエーハを得ることができる。
【0009】しかし、このようなp/pウエーハの表
層部には、前記のGrown−in欠陥が残留してお
り、水素雰囲気での熱処理等を行っても十分に欠陥を消
滅させることはできなかった。そのため、このままの状
態では、エピタキシャルウエーハと同じ条件で使用する
ことはできず、同じ条件で使用するには、このp/p
ウエーハの表面にエピタキシャル層を形成しなければな
らないため、生産性およびコストの悪化は避けられなか
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に鑑みてなされたもので、半導体デバイスの製造に
用いられるp/pエピタキシャルウエーハの代替とし
て用いることのできるシリコンウエーハとその極めて低
コストでかつ簡便な製造方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、ボロンおよび窒素をドープしたシリコンウ
エーハであって、該シリコンウエーハの表面から少なく
とも0.2μmの深さまでの表層部におけるボロン濃度
がバルク部のボロン濃度の1/2以下であり、前記表層
部における大きさ0.09μm以上の欠陥密度が1.0
×10個/cm以下であり、かつ酸素析出熱処理後
の前記バルク部における内部微小欠陥密度が1×10
〜2×1010個/cmであることを特徴とするシリ
コンウエーハである。
【0012】このようにボロンおよび窒素をドープした
シリコンウエーハであって、該シリコンウエーハの表層
部におけるボロン濃度がバルク部のボロン濃度の1/2
以下であり、表層部における大きさ0.09μm以上の
欠陥密度が1.0×10個/cm以下であり、かつ
酸素析出熱処理後の前記バルク部における内部微小欠陥
密度が1×10〜2×1010個/cmであるシリ
コンウエーハは、表層部においてGrown−in欠陥
が少ないので、エピタキシャル層並みのデバイス特性が
得られ、しかもボロン濃度がバルク部の1/2以下なの
で、表層部をp/pエピタキシャルウエーハのエピタ
キシャル層と同等に扱うことができる。また、バルク部
には高温の熱処理でも消滅しない酸素析出核が存在する
ので、ゲッタリング熱処理やデバイスプロセス等の熱処
理が行われると十分な内部微小欠陥を形成することがで
き、重金属等の汚染に優れたゲッタリング効果を示す。
【0013】この場合、前記シリコンウエーハの窒素濃
度が1×1010〜5×1015個/cmであること
が好ましい。これは、窒素によりボロンドープシリコン
ウエーハ中のサイズの大きなGrown−in欠陥の形
成を抑制するとともに、酸素析出を充分に促進する効果
をもたせるには、1×1010個/cm以上にするの
が望ましいことと、チョクラルスキー法におけるシリコ
ン単結晶の単結晶化の妨げにならないようにするために
は、5×1015個/cm以下とするのが好ましいか
らである。
【0014】さらに、前記シリコンウエーハのバルク部
におけるボロン濃度が1×1017個/cm以上であ
ることが好ましい。これは、ウエーハバルク部のボロン
濃度が高ければ、ゲッタリング効果がさらに増し、ウエ
ーハ表層部の重金属不純物を除去する効果が大きいから
である。
【0015】また本発明は、チョクラルスキー法によっ
てボロンおよび窒素をドープしたシリコン単結晶棒を育
成し、該単結晶棒をスライスしてシリコンウエーハに加
工した後、該シリコンウエーハに水素含有雰囲気で熱処
理を加えてウエーハ表面のボロンを外方拡散させること
を特徴とするシリコンウエーハの製造方法である。
【0016】このように、チョクラルスキー法によって
ボロンおよび窒素をドープしたシリコン単結晶棒を育成
し、該単結晶棒をスライスしてシリコンウエーハに加工
した後、該シリコンウエーハに水素含有雰囲気で熱処理
を加えてウエーハ表面のボロンを外方拡散させてシリコ
ンウエーハを製造すれば、ウエーハ表層部においてはG
rown−in欠陥が少なく、ボロン濃度がバルク部よ
りも低いウエーハを製造することができ、このウエーハ
はゲッタリング効果にも優れるため、十分にp/p
たはp/pエピタキシャルシリコンウエーハの代替と
して用いることができるシリコンウエーハを製造するこ
とができる。また、この方法でシリコンウエーハを製造
すれば、エピタキシャル成長熱処理は不要となるため、
ウエーハ製造コストを大幅に向上させることができる。
【0017】この場合、前記チョクラルスキー法によっ
てボロンおよび窒素をドープしたシリコン単結晶棒を育
成する際に、該単結晶棒にドープする窒素濃度を1×1
〜5×1015個/cmにすることが好まし
い。Grown−in欠陥が、熱処理により十分に消滅
することのできるサイズにするには窒素濃度は1×10
10個/cm以上にすることが好ましく、5×10
15以上となると単結晶化を妨げる恐れがあるからであ
る。
【0018】また、前記チョクラルスキー法によってボ
ロンおよび窒素をドープしたシリコン単結晶棒を育成す
る際に、該単結晶棒にドープするボロン濃度を1×10
17個/cm以上とすることが好ましい。このよう
に、高ボロン濃度であれば、ゲッタリング効果はさらに
増大するからである。
【0019】さらに、前記水素含有雰囲気が水素100
%雰囲気であり、かつ前記熱処理温度が1100℃以上
であることが好ましい。このように、水素含有雰囲気が
水素100%雰囲気であり、熱処理温度が1100℃以
上であれば、ウエーハ表面のボロンの外方拡散をより効
果的に行うことができるとともに、確実に表層部のGr
own−in欠陥を消滅させることができる。
【0020】以下、本発明についてさらに詳述するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。本発明は、
CZ法によってシリコン単結晶育成中に窒素をドープす
る技術によって得られたシリコンウエーハに熱処理を加
えるとシリコンウエーハ表面のGrown−in欠陥を
極めて効率よく消滅させることができるという知見を、
ボロンがドープされたウエーハに水素含有雰囲気で熱処
理を施してウエーハ表面近傍のボロンを外方拡散させる
という技術に応用すれば、例えばp/pエピタキシャ
ルウエーハの代替として用いることのできるシリコンウ
エーハを極めて低コストでかつ簡便に製造できることを
発想し、諸条件を精査して完成させたものである。
【0021】すなわち、窒素をシリコン単結晶中にドー
プすると、シリコン中の原子空孔の凝集が抑制されるこ
とが指摘されている(T.Abe and H.Takeno,Mat.Res.So
c. Symp.Proc.Vol.262,3,1992)。この効果は原子空孔
の凝集過程が、均一核形成から不均一核形成に移行する
ためであると考えられる。従って、CZ法によりシリコ
ン単結晶を育成する際に窒素をドープすれば、原子空孔
の凝集体で形成されるVoid欠陥等のGrow−in
欠陥のサイズを非常に小さくすることができ、このよう
なサイズの小さい結晶欠陥は熱処理により容易に消滅さ
せることができる。
【0022】さらに、シリコン単結晶中に窒素がドープ
されていると、酸素析出を助長する効果があり、酸素析
出物密度が高くなることも知られている(例えば、F.Sh
imura and R.S.Hockett,Appl.Phys.Lett. 48,224,198
6)。従って、熱処理を施すことにより、ウエーハ表面
の酸素析出物は酸素の外方拡散により消滅し、かつバル
ク部では高密度の酸素析出物を有し、ゲッタリング能力
の高いシリコンウエーハを形成することができる。
【0023】ところで、前述の特開平10−14469
7号公報には、ボロンを含むシリコンウエーハに水素雰
囲気での熱処理を行うことにより、ウエーハ表層のボロ
ン濃度を制御する方法が記載されている。これは、アル
ゴン雰囲気で熱処理してもボロンの外方拡散はほとんど
発生せず、水素含有雰囲気で熱処理することによりウエ
ーハ表層部のボロンを外方拡散できることを見い出し、
この現象を利用して高ボロン濃度のウエーハに水素含有
雰囲気での熱処理を施し、表層部に低ボロン濃度層を形
成したp/pシリコンウエーハを提供するものであ
る。
【0024】したがって、高ボロン濃度のpウエーハ
に、水素含有雰囲気下で熱処理を施すことにより、オー
トドーピングの問題が生じることなくp/pウエーハ
を製造することができる。しかし、この技術ではウエー
ハ表層部のボロン濃度を制御して所望の抵抗率にするこ
とはできるものの、ウエーハ表層部には、水素含有雰囲
気での熱処理後もGrown−in欠陥が残留している
ことが予想された。
【0025】そこで本発明者らは、通常のCZ法により
ボロン濃度が約1×1018個/cmのシリコンウエ
ーハを作製し、このウエーハに水素雰囲気下、1200
℃、60分の熱処理を行い、その表面から約0.5μm
の深さの領域における酸化膜耐圧特性としてTZDB
(Time Zero Dielectric Breakdown)の累積不良率を測
定した。その結果を図2に記載する。
【0026】図2の曲線Aから、Bモード不良と言われ
る電界強度が3〜6MV/cmの領域での破壊頻度が高
いことがわかる。すなわちこれは、水素雰囲気下で12
00℃、60分の熱処理を行っても、ウエーハ表面から
約0.5μmの深さの領域においてはGrown−in
欠陥が残留していることを示すものである。つまり、通
常のCZ法により作製されたボロンをドープしたウエー
ハに対して、特開平10−144697号公報に開示さ
れた技術を適用しても、ウエーハ表面近傍のGrown
−in欠陥は十分に消滅していないことが確認できたこ
とを意味している。
【0027】そこで、本発明者らは、前述の窒素をドー
プしたCZシリコンウエーハに、特開平10−1446
97号の技術を適用することを発想した。こうすれば、
窒素をドープすることによりシリコン単結晶中のGro
wn−in欠陥のサイズは小さくなっているため、水素
含有雰囲気下での熱処理により欠陥が消滅しやすくなる
ことが予想される。
【0028】本発明者は、CZ法により窒素をドープさ
れた窒素濃度が1×1014個/cmで、前述したも
のと同じくボロン濃度が約1×1018個/cmのシ
リコンウエーハを作製し、このウエーハに同様に水素雰
囲気下、1200℃、60分の熱処理を行い、その表面
から約0.5μmの深さの領域における酸化膜耐圧特性
としてTZDBの累積不良率を測定した。その結果を図
2に併記する。
【0029】図2の曲線Bから、窒素をドープしたウエ
ーハは、Cモード不良といわれる電界強度が8MV/c
m以上の領域での破壊頻度が高く、Cモード収率が高い
ことが判る。すなわち、これは、窒素をドープして熱処
理することにより、ウエーハ表層部のGrown−in
欠陥が消滅していることを示すものである。つまり、C
Z法によりボロン、さらに窒素をドープしたシリコン単
結晶を育成し、この単結晶から得られたウエーハに水素
含有雰囲気で熱処理を加えてウエーハ表面のボロンを外
方拡散させることにより、p/pウエーハであってウ
エーハ表層部の結晶欠陥密度がエピタキシャルウエーハ
と同等に少ないウエーハを得ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明において、チョクラルスキ
ー法によってボロンをドープするとともに窒素をドープ
したシリコン単結晶棒を育成するには、例えば特開昭6
0−251190号に記載されているような公知の方法
によれば良い。
【0031】すなわち、チョクラルスキー法は、石英ル
ツボ中に収容された多結晶シリコン原料の融液に種結晶
を接触させ、これを回転させながらゆっくりと引き上げ
て所望直径のシリコン単結晶棒を育成する方法である
が、あらかじめ石英ルツボ内にボロンがドープされた多
結晶シリコン原料を入れておくとともに、石英ルツボ内
に窒化物を入れておくか、シリコン融液中に窒化物を投
入するか、雰囲気ガスを窒素を含む雰囲気等とすること
によって、引き上げ結晶中に窒素をドープすることがで
きる。この際、窒化物の量あるいは窒素ガスの濃度ある
いは導入時間等を調整することによって、結晶中の窒素
ドープ量を制御することが出来る。
【0032】窒素をシリコン単結晶中にドープすると、
シリコン中の酸素原子の凝集が助長され、酸素析出物濃
度が高くなる理由は、前述の通り酸素原子の凝集過程
が、均一核形成から不純物窒素を核とした不均一核形成
に移行するためであると考えられる。従って、ドープす
る窒素の濃度は、十分に不均一核形成を引き起こす、1
×1010個/cm以上とするのが好ましい。これに
よって酸素析出物濃度を充分に高くすることができる。
一方、窒素濃度が、シリコン単結晶中の固溶限界である
5×1015個/cmを越えると、シリコン単結晶の
単結晶化そのものが阻害されることがあるので、この濃
度を越えないようにすることが好ましい。
【0033】さらに、ドープするボロンの濃度は、1×
1017個/cm以上となるようにすることが好まし
い。これは、このような高ボロン濃度であればウエーハ
バルク部での酸素析出がさらに助長されるからである。
また、この程度のボロン濃度であれば、後に施す水素含
有雰囲気での熱処理で容易にウエーハ表層部のボロンを
外方拡散することができる。
【0034】こうして、チョクラルスキー法においてボ
ロンをドープするとともに所望濃度の窒素がドープさ
れ、結晶欠陥のサイズが小さいシリコン単結晶棒が得ら
れる。これを通常の方法にしたがい、内周刃スライサあ
るいはワイヤソー等の切断装置でスライスした後、面取
り、ラッピング、エッチング、研磨等の工程を経てシリ
コン単結晶ウエーハに加工する。もちろん、これらの工
程は例示列挙したにとどまり、この他にも洗浄、熱処理
等種々の工程があり得るし、工程順の変更、一部省略等
目的に応じ適宜工程は変更使用することができる。
【0035】次に、得られたボロン及び窒素をドープし
たシリコンウエーハに水素含有雰囲気下での熱処理を加
える。この熱処理により、ウエーハ表層部のボロンを外
方拡散することができ、容易にp/pウエーハを製造
することができる。この場合、水素100%雰囲気で1
100℃以上で熱処理を施せば、ボロンの外方拡散をよ
り効果的に行うことができるし、表面の欠陥を確実に消
滅させることができる。
【0036】一方、ウエーハのバルク部のボロン濃度は
高いままであることに加えて、窒素がドープされている
ため、酸素析出熱処理により適当な密度の内部微小欠陥
が誘起され、高いゲッタリング効果を発揮するものとな
る。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を挙げて
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 (実施例)直径24インチの石英ルツボに、抵抗率が
0.1〜0.01Ω・cmとなるように所定の濃度のボ
ロンを添加した原料多結晶シリコンをチャージし、なお
かつ原料多結晶シリコンと一緒に窒化珪素膜を有するシ
リコンウエーハをチャージして溶融し、CZ法により直
径8インチ、p型、方位<100>の単結晶棒を引上げ
た。この単結晶棒から、偏析係数による計算で窒素濃度
が1×1014個/cmとなる位置からスライスした
ウエーハを加工し、鏡面研磨ウエーハを作製した。作製
されたウエーハの抵抗率は約0.07Ω・cm(ボロン
濃度は約1×1018個/cm)であった。
【0038】このウエーハを100%水素雰囲気で12
00℃、60分の条件で熱処理を行った後、ウエーハ表
面に熱酸化膜を形成し、その酸化膜上からパーティクル
カウンター(KLAテンコール社製、SP−1)を用い
てLPD(Light PatternDefect)を測定することによ
り、深さ方向のVoid欠陥密度(大きさ0.09μm
以上)を測定した。測定結果を図1に示す。
【0039】尚、深さ方向の測定に際しては、同一ウエ
ーハに熱酸化処理を繰り返し行い、熱酸化膜とシリコン
との界面の位置が、元のウエーハ表面からの深さが約5
0nm、120nm、180nm、270nmに達した
状態でLPDを測定し、得られた測定値を単位体積当た
りの個数に換算して表記した。図1より、測定した深さ
全領域にわたり、大きさ0.09μm以上のVoid欠
陥密度は1×10個/cm以下であることがわかっ
た。
【0040】次に、表面に形成した酸化膜厚が約1μm
になったところでこの酸化膜をHF水溶液で除去し、ウ
エーハの表面から深さ約0.5μmにおける酸化膜耐圧
特性(TZDB特性)を測定した。TZDB特性の測定
条件は、酸化膜厚:25nm、測定電極:リンドープポ
リシリコン、電極面積:8mm、判定電流:1mA/c
とした。測定結果を図2中の曲線Bとして示した。
【0041】図2の曲線Bより、Cモード良品率(絶縁
破壊電界が8MV以上の割合)は95%以上であること
がわかる。これは、通常のエピタキシャルウエーハとほ
ぼ同一のTZDB特性を示している。従って、本発明の
ウエーハは、表面から深さ約0.5μmにおいてもエピ
タキシャルウエーハとほぼ同一のTZDB特性を有する
ことがわかった。
【0042】また、このウエーハの表面近傍のボロン濃
度、すなわち、元のウエーハの表面から深さ約0.5μ
mにおけるボロン濃度を2次イオン質量分析装置により
測定したところ、ボロン濃度は約1×1017個/cm
であった。従って、水素雰囲気での熱処理後の表面近
傍のボロン濃度は、バルク部に比べて十分に低下してい
ることが確認できた。
【0043】さらに、このウエーハのゲッタリング能力
を確認するため、窒素雰囲気下、800℃、4時間およ
び酸素雰囲気下、1000℃、16時間の酸素析出熱処
理を行い、バルク部の内部微小欠陥密度をOPP(Opti
cal Precipitate Profiler)法により測定した。
【0044】このOPP法は、ノルマルスキータイプ微
分干渉顕微鏡を応用したもので、まず光源からでたレー
ザ光を偏光プリズムで2本の互いに直交する90°位相
が異なる直線偏光のビームに分離して、ウエーハ鏡面側
から入射させる。この時1つのビームが欠陥を横切ると
位相シフトが生じ、もう1つのビームとの位相差が生じ
る。この位相差をウエーハ裏面透過後に、偏光アナライ
ザーにより検出することにより欠陥を検出する。
【0045】その結果、内部微小欠陥密度は5×10
個/cmであった。従って本発明のウエーハは水素雰
囲気で1200℃、60分の条件で熱処理を行ったにも
かかわらず、as−grown時に形成されていた酸素
析出核が消滅することなく、その後の熱処理によりゲッ
タリングに十分な内部微小欠陥密度(1×10〜2×
1010個/cm)を形成することができることがわ
かった。
【0046】(比較例)窒素ドープを行わずに、実施例
と同一条件で鏡面研磨ウエーハを作製し、このウエーハ
を用いて実施例と同一の水素熱処理を行ったウエーハ
と、水素熱処理を行わないウエーハについて、深さ方向
のVoid欠陥密度を測定し、図1に併記した。図1よ
り、窒素ドープを行わないウエーハでも水素熱処理を行
うことにより深さ50nm程度までは0.09μm以上
のVoid欠陥がある程度低減できているが、それ以上
の深さでは、水素熱処理を行わないウエーハと同等であ
ることがわかる。
【0047】また、水素熱処理を行ったウエーハについ
て、実施例と同様に深さ約0.5μmのTZDB特性を
調査し、図2に曲線Aとして併記した。曲線Aより、窒
素ドープを行わずに水素熱処理を行ったウエーハの表面
から深さ約0.5μmにおけるCモード良品率は60%
程度であり、通常のエピタキシャルウエーハに比べてか
なり劣ることがわかった。
【0048】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明
の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同
一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いか
なるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0049】例えば、本発明においてチョクラルスキー
法によって窒素をドープしたシリコン単結晶棒を育成す
るに際しては、融液に磁場が印加されているか否かは問
われないものであり、本発明のチョクラルスキー法には
いわゆる磁場を印加するMCZ法も含まれる。
【0050】また、上記実施形態では、p/pウエー
ハであってウエーハ表層部の結晶欠陥密度がエピタキシ
ャルウエーハと同等に少ないウエーハを中心に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、p/p
ウエーハであっても、ボロンおよび窒素をドープしたシ
リコンウエーハであって、該シリコンウエーハの表面か
ら少なくとも0.2μmの深さまでの表層部におけるボ
ロン濃度がバルク部のボロン濃度の1/2以下であり、
前記表層部における大きさ0.09μm以上の欠陥密度
が1.0×10個/cm以下であり、かつ酸素析出
熱処理後の前記バルク部における内部微小欠陥密度が1
×10〜2×1010個/cmであるシリコンウエ
ーハであれば、本発明のシリコンウエーハに含まれる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、チョ
クラルスキー法によりボロン及び窒素をドープしたシリ
コン単結晶を育成し、この単結晶から得られたウエーハ
に水素含有雰囲気での熱処理を施し、ウエーハ表面のボ
ロンを外方拡散させることにより、p/pエピタキシ
ャルシリコンウエーハの代替として用いることができる
シリコンウエーハを、高生産性でかつ簡単に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボロンをドープされたウエーハにおいて、ア
ニールの有無、窒素ドープの有無によるウエーハ表層部
の欠陥密度を比較した図である。
【図2】 ボロンをドープされたウエーハにおいて、窒
素ドープの有無によるTZDB特性を比較した図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉塚 正郎 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越半 導体株式会社半導体磯部研究所内 (72)発明者 篠宮 勝 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越半 導体株式会社半導体磯部研究所内 Fターム(参考) 4G077 AA03 AB01 AB03 BA04 CF10 EB01 EB03 EB04 ED06 FE05 FE20 GA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボロンおよび窒素をドープしたシリコン
    ウエーハであって、該シリコンウエーハの表面から少な
    くとも0.2μmの深さまでの表層部におけるボロン濃
    度がバルク部のボロン濃度の1/2以下であり、前記表
    層部における大きさ0.09μm以上の欠陥密度が1.
    0×10個/cm以下であり、かつ酸素析出熱処理
    後の前記バルク部における内部微小欠陥密度が1×10
    〜2×1010個/cmであることを特徴とするシ
    リコンウエーハ。
  2. 【請求項2】 前記シリコンウエーハの窒素濃度が1×
    1010〜5×10 15個/cmであることを特徴と
    する請求項1に記載されたシリコンウエーハ。
  3. 【請求項3】 前記シリコンウエーハのバルク部におけ
    るボロン濃度が1×1017個/cm以上であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載されたシリ
    コンウエーハ。
  4. 【請求項4】 チョクラルスキー法によって窒素および
    ボロンをドープしたシリコン単結晶棒を育成し、該単結
    晶棒をスライスしてシリコンウエーハに加工した後、該
    シリコンウエーハに水素含有雰囲気で熱処理を加えてウ
    エーハ表面のボロンを外方拡散させることを特徴とする
    シリコンウエーハの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記チョクラルスキー法によって窒素お
    よびボロンをドープしたシリコン単結晶棒を育成する際
    に、該単結晶棒にドープする窒素濃度を1×1010
    5×1015個/cmにすることを特徴とする請求項
    4に記載されたシリコンウエーハの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記チョクラルスキー法によって窒素お
    よびボロンをドープしたシリコン単結晶棒を育成する際
    に、該単結晶棒にドープするボロン濃度を1×1017
    個/cm以上とすることを特徴とする請求項4または
    請求項5に記載されたシリコンウエーハの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記水素含有雰囲気が水素100%雰囲
    気であり、かつ前記熱処理温度が1100℃以上である
    ことを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1
    項に記載されたシリコンウエーハの製造方法。
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