JP2001080349A - 自動車内の冷熱風供給装置 - Google Patents

自動車内の冷熱風供給装置

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JP2001080349A
JP2001080349A JP24769699A JP24769699A JP2001080349A JP 2001080349 A JP2001080349 A JP 2001080349A JP 24769699 A JP24769699 A JP 24769699A JP 24769699 A JP24769699 A JP 24769699A JP 2001080349 A JP2001080349 A JP 2001080349A
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ventilation
sleeve
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automobile
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Meishun Yo
明舜 楊
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SHENGZHOU ENTERP CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外での使用に便利な自動車内の冷熱風供給
装置の提供。 【解決手段】 一つの連接器、一つの通風管装置、及び
一つの出風コネクタを要件として具備し、該連接器は、
その一側端のスリーブが通風管装置前端に設けたモータ
スリーブと連接され、連接器のもう一側端の外フレーム
が自動車のエアコンの出風口部分を被覆し、また上記通
風管装置は、その前端部にモータを具えたモータスリー
ブが設けられ、該モータスリーブの後端部に一つの伸縮
管が連接され、該伸縮管が出風コネクタに連接される。
以上の構成により、冷熱風が該供給装置内部を通過する
時に、該供給装置に設けた伸縮管とモータにより、強力
に風量が伝送され車内の任意の位置に延伸されて至り、
使用者が屋外で活動するときに冷気の吹きつけたり頭髪
を温風乾燥させるのに使用できるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の自動車内の冷
熱風供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家族で旅行をする時、汗をかき衣類が湿
り、頭髪までもが湿る状況が発生することがある。この
とき、屋外にいるために冷気の送風による暑さの解消が
できなければその暑さは耐えがたいものとなり、さらに
衣類や頭髪を温風で乾かすこともできないため、子供が
風邪をひくことがあった。また、車内でエアコンを使用
する時、後部座席は出風口より離れており冷気が直接届
かないため、後部座席に座る人の暑さを即時解消するこ
とができず、また、ドライバーの臀部と背部はいずれも
高温のシートに接触するため、自動車内の冷気がドライ
バーの臀部と背部に届かなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一種の自動
車内の冷熱風供給装置を提供することを課題とし、それ
は、自動車のエアコンの出風口に設置可能で、自動車の
エアコンの送出する冷熱風に該供給装置の内部を通過さ
せる時に、該供給装置に設けた伸縮管及びモータにより
強力に風を送り並びに車内の任意の位置に延伸し、使用
者が屋外で活動する時に、使用者が随時冷気の送風を利
用して暑さ解消や頭髪乾燥に用いることができるものと
する。
【0004】本発明は、一種の自動車内の冷熱風供給装
置を提供することを課題とし、それは一つの通風椅子マ
ットと接合して一体とすることができ、冷気に該供給装
置内部を通過させ並びに伸縮管とモータの強力な輸送を
経由して通風椅子マットの内部に進入させる時、冷気が
通風椅子マット内に設けた通風隔板の無数の通気凸粒に
沿って普段に流通し、冷気が通風隔板の上表面より普段
に吹き出し、通風椅子マットに座った人体の臀部、背部
に冷気を吹きつけて清涼感を与えることができるものと
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自動
車のエアコンの出風口部分に取り付けられて使用者が直
接握持して冷熱風を吹きつけるのに使用されるほか、通
風椅子マットと連接して使用される自動車内の冷熱風供
給装置において、該自動車内の冷熱風供給装置が、一つ
の連接器とされて、その一側の端部に円筒状のスリーブ
が形成され、該スリーブが後述の通風管装置の前端部に
設けたモータスリーブと連接され、連接器のもう一側の
端部に外フレームが形成され、該外フレームに一つの軟
質パッドが接着されて自動車のエアコンの出風口部分を
被覆可能とされた上記連接器と、一つの通風管装置とさ
れて、前端部に一つのモータスリーブが設けられ、該モ
ータスリーブの後端部に随意に折り曲げられる伸縮管が
連接され、該モータスリーブの内部に一つのモータがあ
り、該モータの回転軸に一つのファンが装着された上記
通風管装置と、一つの出風コネクタとを具備し、自動車
のエアコンが冷熱風を送出する時、送出された風が該通
風管装置内に設けられたモータの強力な抽風作用により
速やかに伸縮管内部を流れて出風コネクタより送出さ
れ、使用者が車内の任意の位置で、手で該出風コネクタ
を握持して出風コネクタからの送風を享受するのに供さ
れ、上記通風椅子マットと組み合わせて使用される時に
は、使用者の臀部、背部に冷風を吹きつけられることを
特徴とする、自動車内の冷熱風供給装置としている。請
求項2の発明は、前記冷熱風供給装置に組み合わせて使
用される通風椅子マットが、シート部と該シート部に連
接する背部を具備し、該通風椅子マットは、底層に位置
する密封底板とされて、シート部の前縁部分に一つの入
風口があり、該入風口に入風連接嘴が縫い付けられ、該
入風連接嘴に一つの連接コネクタが連接された上記密封
底板と、中層の通風隔板とされて、上面及び下面のいず
れにも一体成形により風を流通させる無数の通気凸粒
と、該通風隔板を支持する無数の支持ブロックが、相互
に間隔を有するように配列された、上記通風隔板と、上
層に位置する通気性網状布層とで組成されたことを特徴
とする、請求項1に記載の自動車内の冷熱風供給装置と
している。請求項3の発明は、前記通風椅子マットの中
層に位置する通風隔板に設けられた無数の通気凸粒のう
ち、下面に位置する通気凸粒の中央部分が中空とされて
一つの入風気室が形成され、その二側部分に外部と該入
風気室を連通させる二つの入風溝が設けられ、風が二つ
の該入風溝より該入風気室内部に進入可能とされたこと
を特徴とする、請求項2に記載の自動車内の冷熱風供給
装置としている。請求項4の発明は、前記通風椅子マッ
トの中層に位置する通風隔板に設けられた無数の通気凸
粒のうち、上面に位置する通気凸粒の中央が中空とされ
て一つの出風気室が形成され、その二側部分に外部と該
出風気室を連通させる二つの出風溝が設けられたことを
特徴とする、請求項2に記載の自動車内の冷熱風供給装
置としている。請求項5の発明は、自動車のエアコンの
出風口部分に取り付けられる自動車内の冷熱風供給装置
において、該冷熱風供給装置が、連接器とされて、その
一側の端部に円筒状のスリーブが形成され、該スリーブ
の外周に一つの環状凹溝が設けられ、該スリーブの二つ
の対向側の筒壁にそれぞれU形溝が設けられ、並びに該
U形溝が環状凹溝を跨過し、該U形溝の内面部分に弾性
板が形成され、該弾性板の端部に外向きに突出し該弾性
板に対する押圧操作に供される押しボタンが形成され、
両側の弾性板にスリーブ端部に向けてそれぞれガイドレ
ールが形成され、該連接器のもう一側の端部に外フレー
ムが形成されて該外フレームに軟質パッドが接着されて
自動車のエアコンの出風口を覆うように取付け可能とさ
れた上記連接器、嵌め輪とされて、前端の二つの相対側
内縁の、上記スリーブのガイドレールに対応する位置に
それぞれ係止突起が設けられ、該係止突起を以てスリー
ブのガイドレールに沿ってスリーブの環状凹溝に導入、
係合され、該該環状凹溝に沿って該嵌め輪がスリーブ外
周で回転自在とされ、該嵌め輪の後端近くの内壁の二つ
の対向位置にそれぞれ凹孔が設けられてモータスリーブ
の取付けに供される、上記嵌め輪、モータスリーブとさ
れて、外壁の該凹孔に対応する位置にそれぞれ凸軸が設
けられ、該凹孔と該凸軸の嵌合により該モータスリーブ
が嵌め輪の内面に装着されて該凸軸を軸として軸方向回
転可能とされ、該モータスリーブの内部に一つのモータ
が設置され、該モータの回転軸に一つのファンが取り付
けられた、上記モータスリーブ、以上で組成され、自動
車のエアコンが冷熱風を送出するとき、冷熱風が該モー
タの強力な抽風作用と嵌め輪とモータスリーブの角度回
転調節機能により、強力に車内の希望の位置に送られる
ことを特徴とする、自動車内の冷熱風供給装置としてい
る。請求項6の発明は、前記連接器に設けられた外フレ
ームの二側に挿入孔が設けられ、これら二つの挿入孔が
一つの挟持器に設けられたピンの挿入に供され、該挟持
器はノブを具えたスクリューロッドを具備し、該スクリ
ューロッドの外周に上記ピンに掛けられる一つのピンフ
ックと、自動車のエアコンの出風口に設けられた風向板
に掛けられる一つのナットフックが螺合され、スクリュ
ーロッドが回されることにより該ナットフックが風向板
を圧迫し係止することを特徴とする、請求項5に記載の
自動車内の冷熱風供給装置としている。請求項7の発明
は、前記嵌め輪の外周に一つの延伸式の伸縮管を套設可
能であり、手で伸縮管を握持して風を直接目的位置に吹
きつけ可能であることを特徴とする、請求項5に記載の
自動車内の冷熱風供給装置としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の自動車内の冷熱風供給装
置は、一つの連接器、一つの通風管装置、及び一つの出
風コネクタを要件として具備し、該連接器は、その一側
端のスリーブが通風管装置前端に設けたモータスリーブ
と連接され、連接器のもう一側端の外フレームが自動車
のエアコンの出風口部分を被覆し、また上記通風管装置
は、その前端部にモータを具えたモータスリーブが設け
られ、該モータスリーブの後端部に一つの伸縮管が連接
され、該伸縮管が出風コネクタに連接される。以上の構
成により、冷熱風が該供給装置内部を通過する時に、該
供給装置に設けた伸縮管とモータにより、強力に風量が
伝送され車内の任意の位置に延伸されて至り、使用者が
屋外で活動するときに冷気の吹きつけたり頭髪を温風乾
燥させるのに供される。
【0007】本発明はまた、上述の自動車内の冷熱風供
給装置を通風椅子マットとの組合せ使用可能としてお
り、該通風椅子マットは、底層の密封底板と、中層の通
風隔板と、上層の通気性網状布層とを縫い合わせて形成
され、上述の密封底板のシート部の前縁部分に一つの入
風口が開設され、該入風口に入風連接嘴が縫い付けら
れ、上述の通風隔板の上面と下面に均一に一体成形され
た無数の通気凸粒と支持ブックが設けられ、これら通気
凸粒の下面の中央部分が中空とされて一つの入風気室が
形成され、その二側に該入風気室と外部とを連通させる
入風溝がそれぞれ形成され、上面の通気凸粒の中央が中
空とされて一つの出風気室が形成されその二側に該出風
気室と外部とを連通させる出風溝がそれぞれ形成されて
いる。本発明の冷熱風供給装置が輸送する冷気が該通風
椅子マット内部に進入する時に、使用者の臀部、背部に
冷気の吹きつけによる清涼感を提供できる。
【0008】
【実施例】図1、2、3には本発明の自動車内の冷熱風
供給装置が示されている。本発明の自動車内の冷熱風供
給装置は、一つの連接器10、一つの通風管装置20、
及び一つの出風コネクタ30で組成されている。
【0009】図示される連接器10は、その一側の端部
に円筒状のスリーブ11が形成され、該スリーブ11が
後述の通風管装置20の前端部に設けたモータスリーブ
21と連接され、連接器10のもう一側の端部に外フレ
ーム12が形成され、該外フレーム12に一つの軟質パ
ッド13が接着されて自動車のエアコンの出風口50部
分を被覆可能であり、風が出風口50より連接器10内
部に進入する時、該軟質パッド13の密封により風が外
部に洩れることがない。
【0010】上述の連接器10の一側の端部に設けられ
た外フレーム12の二側に挿入孔14が設けられ、これ
ら二つの挿入孔14が後述の本発明の挟持器40に設け
たピン45の挿入に供される。図示されるように、該挟
持器40はノブ41を具えたスクリューロッド42を具
備し、該スクリューロッド42外周に一つのピンフック
43と一つのナットフック44が螺合されている。該挟
持器40がそのピンフック43でピン45に係合され、
並びにそのナットフック44で自動車の出風口50内部
の風向板51に掛けられた時、使用者がさらに上述のノ
ブ41を回せばスクリューロッド42を一体に回すこと
ができ、相対的にナットフック44を内向きに移動させ
て確実に風向板51を係止させることができ、これによ
り本発明の連接器が該挟持器40により自動車の出風口
50の風向板51に固定され、該挟持器40のスクリュ
ーロッド42の長さを調整することで、各車型に設けら
れた風向板51の異なる深さ位置に適宜組合せ可能とな
る。
【0011】上述の連接器10の一側の端部に形成され
た円筒状のスリーブ11は、その外周縁表面に複数の突
出ブロック15を具え、これら突出ブロック15はちょ
うど通風管装置20前端部のモータスリーブ21に凹設
された複数の係止溝22と係合可能で、これにより連接
器10と通風管装置20が連結される。
【0012】図示される通風管装置20は、その前端部
に一つのモータスリーブ21が設けられ、該モータスリ
ーブ21の後端部に随意に折り曲げられる伸縮管23が
連接されている。上述のモータスリーブ21の内部には
一つのモータ24があり、該モータ24の回転軸に一つ
のファン25が装着されている。図1及び図4に示され
るように、モータの電源コード26はスイッチ27とプ
ラグ28を介して自動車電源に挿入され、プラグ28が
電源に連接される時、該モータスリーブ21内部のファ
ン25が抽風の動作を行う。
【0013】本発明を組み立てる時には、まず連接器1
0内の挟持器40に設けられたナットフック44に自動
車のエアコンの出風口50内部の風向板51を挟持さ
せ、連接器10の外フレーム12及び軟質パッド13で
自動車のエアコンの出風口50部分を覆う。さらに通風
管装置20の前端のモータスリーブ21を連接器10の
円筒状のスリーブ11を連接し、その後、さらに通風管
装置20の後端の伸縮管23と本発明の出風コネクタ3
0を連接し、こうして本発明の組立作業を完成する。自
動車のエアコンが冷熱風を送出する時、該風Fは本発明
の通風管装置20内に設けられたモータ24の強力な抽
風作用を受けて速やかに伸縮管23内部を流れ、強力に
出風コネクタ30より送出され、使用者は車内の任意の
位置で、手で該出風コネクタ30を握持して出風コネク
タ30からの送風を直接受けて涼んだり或いは頭髪を乾
かすことができる。
【0014】図4に示される本発明の自動車内の冷熱風
供給装置は、通風椅子マット100と組み合わせて使用
される。図5及び図6に示されるように、該通風椅子マ
ット100は、シート部100Aと該シート部100A
に連接する背部100Bを具備し、該通風椅子マット1
00は、底層に位置する密封底板60、中層の通風隔板
70、及び上層に位置する通気性網状布層80を縫合し
て一体としてなる。そのうち、底層に位置する密封底板
60はそのシート部100Aの前縁部分に一つの入風口
61を具え、該入風口61に入風連接嘴62が縫い付け
られ、本発明の出風コネクタ30が図4に示される連接
コネクタ90に代えられ、この連接コネクタ90を利用
して本発明の冷熱風供給装置が直接上述の入風連接嘴6
2に連接されて、風Fが入風口61より通風椅子マット
100の内部空間に進入するものとされる。
【0015】上述の中層に位置する通風隔板70は、そ
の上面及び下面のいずれにも一体成形により無数の、風
Fを流通させられる通気凸粒71と無数の、該通風隔板
70を支持する支持ブロック72が設けられている。こ
れらの無数の通気凸粒71及び支持ブロック72はいず
れも相互に間隔を有するように配列されている。上述の
無数の通気凸粒71のうち、下面に位置する通気凸粒の
中央部分が中空とされて一つの入風気室73が形成さ
れ、その二側部分に外部と入風気室73を連通させる二
つの入風溝74が設けられ、風Fが二つの入風溝74よ
り該入風気室73内部に進入可能とされている。そして
上面に位置する通気凸粒の中央も中空とされて一つの出
風気室75が形成され、その二側部分に外部と出風気室
75を連通させる二つの出風溝76が設けられ、風Fが
該出風気室75より二つの出風溝76を通り外部に流出
可能とされている。
【0016】これら通気凸粒71の入風気室73と出風
気室75は相互に連通し、ゆえにクーラーを使用する
時、冷たい風Fが本発明の通風管装置20内に設けられ
たモータ24の強力な抽風作用により伸縮管23、連接
コネクタ90を速やかに通過し、入風連接嘴62及び入
風口61より通風椅子マット100の内部空間に進入
し、その後、風Fが不断に流入して且つ上述の無数の通
気凸粒71の入風溝74より入風気室73に進入に、さ
らに出風気室75に進入し出風溝76より不断に噴出
し、通風椅子マット100上に当接する使用者の臀部、
背部に冷たい風Fを吹きつけて清涼感を与える。
【0017】図7、8及び図9に示される本発明のもう
一つの実施例の冷熱風供給装置は、連接器10A、嵌め
輪20A、及び一つのモータスリーブ30Aで組成され
ている。
【0018】図に示される連接器10Aは、その一側の
端部に円筒状のスリーブ11Aが形成され、該スリーブ
11Aがちょうど後述の嵌め輪20Aの前端と嵌合し、
並びに該嵌め輪20Aが該スリーブ11A上で回転自在
とされ、連接器10Aのもう一側の端部に外フレーム1
2Aが形成され、該外フレーム12Aに一つの軟質パッ
ド13Aが接着されて自動車のエアコンの出風口50部
分を被覆可能とされている。
【0019】上述の連接器10Aの一側の端部に設けら
れた外フレーム12Aの二側に挿入孔14Aが設けら
れ、これら二つの挿入孔14Aが本発明の挟持器40に
設けたピン45の挿入に供される。
【0020】上述の連接器10Aの一側の端部に形成さ
れた円筒状のスリーブ11Aは、その外周縁表面に一つ
の環状凹溝15Aを具え、且つスリーブ11Aの二つの
対向側の筒壁にそれぞれU形溝16が設けられ、並びに
該U形溝16が環状凹溝15Aを跨過し、該U形溝16
の内面部分に弾性板17が形成され、該弾性板17の端
部に外向きに突出する押しボタン18が形成されて、該
押しボタン18が該弾性板に対する押圧操作に供され
る。このほか両側の弾性板17にスリーブ11A端部に
向けてそれぞれガイドレール19が形成され、該ガイド
レール19は後述の嵌め輪20Aの係止突起21Aをス
リーブ11Aの環状凹溝15Aに導入し係合させるのに
用いられる。
【0021】上述の連接器10Aのスリーブ11Aの環
状凹溝15A及び押しボタン18は嵌め輪20Aとの係
合或いは分離に供され、即ち嵌め輪20Aの前端の二つ
の相対側内縁のスリーブ11Aのガイドレール19に対
応する位置にそれぞれ係止突起21Aが設けられ、嵌め
輪20Aがその係止突起21Aを以てスリーブ11Aの
ガイドレール19に沿ってスリーブ11Aの環状凹溝1
5Aに導入、係合され、且つ該環状凹溝15Aに沿って
該嵌め輪20Aがスリーブ11A外周で回転自在とされ
ている。嵌め輪20Aを取り外す時には、押しボタン1
8を押せば、その部分の環状凹溝15Aの係止突起21
Aに対する係止作用を解除でき、順調に嵌め輪20Aを
取り外すことができる。
【0022】嵌め輪20Aを連接器10Aに套設する前
に、まず上述のモータスリーブ30Aを該嵌め輪20A
内に装着する。該嵌め輪20Aの後端近くの内壁の二つ
の対向位置にはそれぞれ凹孔22Aが設けられ、モータ
スリーブ30Aの外壁の該凹孔22Aに対応する位置に
それぞれ凸軸31が設けられ、該モータスリーブ30A
が嵌め輪20Aの内面に装着可能とされ、並びにこれら
凹孔22A及び凸軸31で相互に係止され、且つ該モー
タスリーブがその凸軸31を軸として軸方向の角度調節
可能とされている。また、該モータスリーブ30A内部
に一つのモータ32が取り付けられ、該モータ32の回
転軸に一つのファン33が装着され、モータの電源コー
ド34がスイッチ35とプラグ36を介して自動車電源
に挿入可能とされている。
【0023】本発明を組み立てる時には、まず連接器1
0Aを挟持器40で自動車のエアコンの出風口50内部
の風向板51に固定し、連接器10Aの外フレーム12
A及び軟質パッド13Aで自動車のエアコンの出風口5
0部分を覆う。さらにモータスリーブ30Aを嵌め輪2
0Aの内面に挿入し、その後、該嵌め輪20Aをその係
止突起21Aを連接器10Aのスリーブ11Aの環状凹
溝15Aに係合させて連接器10Aに套設すれば組立作
業が完成する。自動車のエアコンが冷熱風を送出する
時、該風Fは本発明の通風管装置のモータの強力な抽風
作用と嵌め輪20A及びモータスリーブ30Aの角度調
節機能により強力に車内の希望する位置に送られる。
【0024】当然、本発明は嵌め輪20Aの外周に図1
に示されるような延伸式の伸縮管23を連接可能であ
り、これにより使用者が伸縮管23を握持して風を希望
の位置に送ることが可能となる。
【0025】
【発明の効果】総合すると、本発明の自動車内の冷熱風
供給装置は、その構成が簡単であるとはいえ、確実に使
用者が屋外で使用する時の利便性を増進してあり、明ら
かに実用性と進歩性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の側面断面図である。
【図3】本発明の連接器10と挟持器40の分解斜視図
である。
【図4】本発明の通風椅子マット100と組み合わせて
使用する実施例表示図である。
【図5】本発明の通風椅子マットの部分構造立体断面図
である。
【図6】本発明の通風椅子マットの部分構造側面断面図
である。
【図7】本発明の冷熱風供給装置のもう一つの実施例の
斜視図である。
【図8】図7の断面図である。
【図9】図7の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 連接器 20 通風管装置 30 出風コネクタ 11 スリーブ 21 モータスリーブ 12 外フレーム 13 軟質パッド 50 出風口 14 挿入孔 40 挟持器 45 ピン 41 ノブ 42 スクリューロッド 43 ピンフック 44 ナットフック 51 風向板 15 突出ブロック 22 係止溝 23 伸縮管 24 モータ 25 ファン 26 電源コード 27 スイッチ 28 プラグ 100 通風椅子マット 100A シート部 100B 背部 60 密封底板 70 通風隔板 80 通気性網状布層 61 入風口 62 入風連接嘴 90 連接コネクタ 71 通気凸粒 72 支持ブロック 73 入風気室 74 入風溝 75 出風気室 76 出風溝 10A 連接器 20A 嵌め輪 30A モータスリーブ 11A スリーブ 12A 外フレーム 13A 軟質パッド 14A 挿入孔 15A 環状凹溝 16 U形溝 17 弾性板 18 押しボタン 19 ガイドレール 21A 係止突起 22A 凹孔 31 凸軸 32 モータ 33 ファン 34 電源コード 35 スイッチ 36 プラグ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエアコンの出風口部分に取り付
    けられて使用者が直接握持して冷熱風を吹きつけるのに
    使用されるほか、通風椅子マットと連接して使用される
    自動車内の冷熱風供給装置において、該自動車内の冷熱
    風供給装置が、 一つの連接器とされて、その一側の端部に円筒状のスリ
    ーブが形成され、該スリーブが後述の通風管装置の前端
    部に設けたモータスリーブと連接され、連接器のもう一
    側の端部に外フレームが形成され、該外フレームに一つ
    の軟質パッドが接着されて自動車のエアコンの出風口部
    分を被覆可能とされた上記連接器と、 一つの通風管装置とされて、前端部に一つのモータスリ
    ーブが設けられ、該モータスリーブの後端部に随意に折
    り曲げられる伸縮管が連接され、該モータスリーブの内
    部に一つのモータがあり、該モータの回転軸に一つのフ
    ァンが装着された上記通風管装置と、 一つの出風コネクタとを具備し、 自動車のエアコンが冷熱風を送出する時、送出された風
    が該通風管装置内に設けられたモータの強力な抽風作用
    により速やかに伸縮管内部を流れて出風コネクタより送
    出され、使用者が車内の任意の位置で、手で該出風コネ
    クタを握持して出風コネクタからの送風を享受するのに
    供され、上記通風椅子マットと組み合わせて使用される
    時には、使用者の臀部、背部に冷風を吹きつけられるこ
    とを特徴とする、自動車内の冷熱風供給装置。
  2. 【請求項2】 前記冷熱風供給装置に組み合わせて使用
    される通風椅子マットが、シート部と該シート部に連接
    する背部を具備し、該通風椅子マットは、 底層に位置する密封底板とされて、シート部の前縁部分
    に一つの入風口があり、該入風口に入風連接嘴が縫い付
    けられ、該入風連接嘴に一つの連接コネクタが連接され
    た上記密封底板と、 中層の通風隔板とされて、上面及び下面のいずれにも一
    体成形により風を流通させる無数の通気凸粒と、該通風
    隔板を支持する無数の支持ブロックが、相互に間隔を有
    するように配列された、上記通風隔板と、 上層に位置する通気性網状布層とで組成されたことを特
    徴とする、請求項1に記載の自動車内の冷熱風供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記通風椅子マットの中層に位置する通
    風隔板に設けられた無数の通気凸粒のうち、下面に位置
    する通気凸粒の中央部分が中空とされて一つの入風気室
    が形成され、その二側部分に外部と該入風気室を連通さ
    せる二つの入風溝が設けられ、風が二つの該入風溝より
    該入風気室内部に進入可能とされたことを特徴とする、
    請求項2に記載の自動車内の冷熱風供給装置。
  4. 【請求項4】 前記通風椅子マットの中層に位置する通
    風隔板に設けられた無数の通気凸粒のうち、上面に位置
    する通気凸粒の中央が中空とされて一つの出風気室が形
    成され、その二側部分に外部と該出風気室を連通させる
    二つの出風溝が設けられたことを特徴とする、請求項2
    に記載の自動車内の冷熱風供給装置。
  5. 【請求項5】 自動車のエアコンの出風口部分に取り付
    けられる自動車内の冷熱風供給装置において、該冷熱風
    供給装置が、 連接器とされて、その一側の端部に円筒状のスリーブが
    形成され、該スリーブの外周に一つの環状凹溝が設けら
    れ、該スリーブの二つの対向側の筒壁にそれぞれU形溝
    が設けられ、並びに該U形溝が環状凹溝を跨過し、該U
    形溝の内面部分に弾性板が形成され、該弾性板の端部に
    外向きに突出し該弾性板に対する押圧操作に供される押
    しボタンが形成され、両側の弾性板にスリーブ端部に向
    けてそれぞれガイドレールが形成され、該連接器のもう
    一側の端部に外フレームが形成されて該外フレームに軟
    質パッドが接着されて自動車のエアコンの出風口を覆う
    ように取付け可能とされた上記連接器、 嵌め輪とされて、前端の二つの相対側内縁の、上記スリ
    ーブのガイドレールに対応する位置にそれぞれ係止突起
    が設けられ、該係止突起を以てスリーブのガイドレール
    に沿ってスリーブの環状凹溝に導入、係合され、該該環
    状凹溝に沿って該嵌め輪がスリーブ外周で回転自在とさ
    れ、該嵌め輪の後端近くの内壁の二つの対向位置にそれ
    ぞれ凹孔が設けられてモータスリーブの取付けに供され
    る、上記嵌め輪、 モータスリーブとされて、外壁の該凹孔に対応する位置
    にそれぞれ凸軸が設けられ、該凹孔と該凸軸の嵌合によ
    り該モータスリーブが嵌め輪の内面に装着されて該凸軸
    を軸として軸方向回転可能とされ、該モータスリーブの
    内部に一つのモータが設置され、該モータの回転軸に一
    つのファンが取り付けられた、上記モータスリーブ、 以上で組成され、自動車のエアコンが冷熱風を送出する
    とき、冷熱風が該モータの強力な抽風作用と嵌め輪とモ
    ータスリーブの角度回転調節機能により、強力に車内の
    希望の位置に送られることを特徴とする、自動車内の冷
    熱風供給装置。
  6. 【請求項6】 前記連接器に設けられた外フレームの二
    側に挿入孔が設けられ、これら二つの挿入孔が一つの挟
    持器に設けられたピンの挿入に供され、該挟持器はノブ
    を具えたスクリューロッドを具備し、該スクリューロッ
    ドの外周に上記ピンに掛けられる一つのピンフックと、
    自動車のエアコンの出風口に設けられた風向板に掛けら
    れる一つのナットフックが螺合され、スクリューロッド
    が回されることにより該ナットフックが風向板を圧迫し
    係止することを特徴とする、請求項5に記載の自動車内
    の冷熱風供給装置。
  7. 【請求項7】 前記嵌め輪の外周に一つの延伸式の伸縮
    管を套設可能であり、手で伸縮管を握持して風を直接目
    的位置に吹きつけ可能であることを特徴とする、請求項
    5に記載の自動車内の冷熱風供給装置。
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